JPS59227669A

JPS59227669A - エレベ−タ装置

Info

Publication number: JPS59227669A
Application number: JP58100435A
Authority: JP
Inventors: 内野　秀夫
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-06-06
Filing date: 1983-06-06
Publication date: 1984-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、カ行時はバッテリから電力を供給し、回生
時には回生エネルギをバッテリに蓄えるようにして平常
電源時及び停電時ともエレベータを運転可能にするバッ
テリ併用の可変電圧可変周波数制御方式（以下ＶＶＶＦ
制御方式と云う）のエレベータ装置に関し、特に停電時
の運転制御方式に関するものである。

従来、バッテリを併用したＶＶＶＦ制御方式のエレベー
タ装置は、第１図に示すような構成になっている。この
第１図において、／は単相のエレベータ用動力電源、３
はノーヒューズプレーカコを介して動力電源ｌに！ｉ’
！！した充電器、ダは充電器３により充電されるバッテ
リで、カ行時の電気エネルギはバッテリダから供給され
る。３はパッテリダに接続したインバータで、このイン
バータ５け直流を任意の電圧及び周波数の三相交流に変
換するもので、その交流出力端には、運転用フンタフタ
６を介して三相誘導電動機りが接続されている。三相誘
導電動機７には減速機Ｓを介してシーブ９が連結され、
このシーブ９にはｐ−プ１０が巻掛けられているととも
に、！−プ１０の一端にはかごｌ／が、他端には釣合お
もりｌ−がそれぞれ連結されている。

上記のように構成されたｖｖｖｐ制御方式のエレベータ
装置において、カ行時（加速時、上げ荷一定速時など）
の電気エネルギはバツテリダから供給されるもので、走
行指令によりコンタクタｔがオ、ンＬ１インバータ、３
に速度指令が与えシれる、と、インバータ３からは速度
指令に応じた可変の電圧及び周波数の三相交流が発生し
、これを三相誘導電動機りに供給することでエレベータ
をカ行運転させる。また、回生時（減速時、下げ荷一定
速時等）は、三相誘導電動機りが発電機として機能し、
これから発生する交流電力はインバータＳを通ることに
よシ直流に変換され、回生エネルギとしてバツテリダに
蓄電される。

このような動作は通常電源も°停電時もほぼ同様に行わ
れるものである。また、こ′のような方式のエレベータ
装置にあっては次に列挙する如き特長がある。

（１）　　回生エネルギはバッテリに蓄えられるので、
充電器容量は、カ行時の放電量から回生時の充電量を差
す１いた量に見合う分のみ用意すれば良く、かつ動力電
源の容量も小さくて済む。

（２）従って、バッテリ容量を適当な値に選定しておけ
ば、停電時でも比較的長時間のエレベー′　　　　タ運
転を連続してできる。

、しかし、停電時にエレベータを運転する場合には、動
力電源からは、（カ行エネルギ）−（回生エネルギ）の
差に寛合うエネルギの補給が断たれるため、バッテリの
容量は、上記差分のエネルギに相当する分だけ確実に減
少する。しかるに、従来の方式では、停電になった場合
、基本的に平常電源と全く変わらぬ運転が可能であるシ
ステムになっているため、所定時間（例えば２時間）運
転可能にすると、その相当の容量のバッテリが必要とな
る。また、バッテリのサイズ及びコストは略容量に比例
するので、バッテリ収納箱のサイズ。

４、〜てテリ及び充電器、が大さ、くなり・・ストも高
いものとなってしまう。

この発明は上記の問題を解決したもので、停電運転時の
走行速度を平常電源時の定格速度より下げる方式とする
ことにより、バッテリ容量を小さくシ、かつ運転可能時
間の増大を図るようにしたエレベータ装置を提供するこ
とを目的とする。

以下、この発明の具体的実施例を図面に基づいて説明す
、る。

・第２図はこの発明のエレベータ装置の一例を示すもの
で、第１図と叩−の符号は同一部分を表わし、／３はノ
ーヒューズブレーカコの後段に接続した停電検出リレー
であり、常開接点／Ｊａ、／Ｊｂと常閉接点／Ｊｃ　、
／Ｊｄと備えている６／ｌＩは起動指令発生装置、／ｌ
は起動指令発生装置ｌダからの起動指令によりエレベー
タ走行指令を出す走行指令発生装置であわ、この走行指
令発生装置／Ｓの出力側には１、平常電源時の速度指令
発生装置１６及び停電時の速度指令発生装置／りの入力
側が上記停電検出リレー１３の常開接点／Ｊａ及び常閉
接点／３ｃを介して接続され、さらに上記両速度指令発
生装置／ｌ、／’ｌの出力側には上記停電検出リレー／
３の常開接点／、？ｂ又は常閉接点／３ｄを介してイン
バータ制御装置７ｇの入力側が接続されている。

上記両速度指令発生装置／６．ｌりはエレベータを起動
、加速、一定速、減速、停止させるまでの速度パターン
を発生するもので、このうち停電時の速度指令発生装置
１７から発生する速度パターンの一定走行のための速度
は平常電源時の一定速（定格速度）より低く設定されて
いる。

次に上記のように構成された本実施例の動作について説
明する。　　゛　　　　　。

平常電源時は、停電検出リレー／Ｊがピックアップ状態
におかれるため、常開接点／Ｊｍ、／３ｂが閉じ、常閉
接点／Ｊｃ　、／Ｊｄが開いている。

従って平常電源時の速度指令発生装置／ルが走行指令発
生装置１３とインバータ制御装置７１間に接続される。

かかる状態において、起動指令発生装置／ダから戸閉め
完了に伴い起動指令が送出されると、走行指令発生装置
／３が動作し、これによりコンタクタ６がオンされると
同時に、走行指令信号を速度指令発生装置１６に加える
ととＫより、速度指令発生装置１６からは速度パターン
信号を送出し、インバータ制御装置７ｇに加える。イン
バータ制御装置／ｇは速度パターン信号に応じてインバ
ータ３を制御することにより、インバータ！で変換され
る三相交流出力を低電圧低周波数の状態から所定の電圧
９周波数まで徐々に増加させ、三相誘導電動機７の速度
を０から定格速度まで徐々に上昇させていく。これに伴
いエレベータかどけ速度パターンに応じて走行されるこ
とになる。このとき、エレベータは定格速度で運転され
るが、（力行エネルギ）−（回生エネルギ）の差分は充
電器３から前売されるので、パツテリダの容量が減少す
ることがない。

一方、停電時にあっては、動力電源／が断たれるため、
停電検出リレー／３がド四ツブアウトし、これに伴い停
電時の速度指令発生装置ｌりが走行指令発生装置１３と
インバータ制御装置ｌＩｒ間に接続される。

かかる状態で起動指令発生装置ｌダから起動指令が送出
されると、走行指令発生装置ｌＳが動作し、コンタクタ
６が閉じるとともに停電時の速度指令発生装置／りが動
作し、これから送出される速度パターン信号がインバー
タ制御装置ｉｔに入力されることにより、該インバータ
制御装置／ざは速度パターン信号に応じてインバータ３
を制御し、インバータ３から三相交流電動機７に供給さ
れる三相交流出力を制御してエレベータかごｌ／を速度
パターンに応じて走行させる。このとき、走行速度は平
常電源時の定格速度より低く設定されているので、力行
電力が小さくなり、これに伴い時間当りのバッテリダの
放電量は、走行速度を下げたものに見合う分だけ少なく
なる。

なお、走行速度を下げることは、回生電力も小さくなる
が、（力行電力）−（回生電力）の差も総体的に小さく
なり、その分、定格運転時よりもバッテリ容量の減少度
合が小さくなり、停電中のエレベータの運転可能時間を
増大できる。さらに停電時のエレベータの運転時間を限
定した場合は、バッテリの容量を小さくできることにな
る。

以上のようにこの発明によれば、停電運転時の走行速度
を平常Ｗｉ源時の定格速度より下げる方式としたので、
エレベータの運転時間を限定した場合、バッテリの容量
を小さくでき、これに伴いバッテリ収納箱のサイズ、充
Ｗｌ器の容量も小さくなり、コスト的に有利となる。ま
た、バッテリ容量を固定した場合は、停電中に運転可能
となる時間を増大できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のエレベータ装置の概略構成図、第２図は
この発明のエレベータ装置の一例を示す構成図である。／・・・動力電源、３・・・充電器、ダ・・・バッテリ
、３・・・インバータ、り・・・三相誘導電動機、ｇ・
・・減速機、９・・・シープ、ＩＯ・・・ロープ、／／
・・・かご、ｌコ・・・釣合おもり、／３・・・停電検
出リレー、／ｌ・・・平常時の起動指令発生装置、／３
・・・停電時の起動指令発生装置、／６・・・走行指令
発生装置、／７・・・速度指令発生装置、ｌざ・・・イ
ンバータ制御装置。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。代理人大岩増雄（ほか２名）（９）−４４３手続補正書（自発）１．事件の表示　　　特願昭５８−１００４３５号２、
発明の名称　　　エレベータ装置３、補正をする者代表者片山仁へ部５、補正の対象（１）明細書の発明の詳細な説明の欄（２）明細書の図面の簡単な説明の欄６、補正の内容（１）明細書第４頁１１行目「その相当の」とあるを「
それ相当の」と補正する。（２）同第９頁１２行目〜１５行目「１４・・・平常時
の起・動指令発生装置、１５・・・停電時の起動指令発
生装置、１６・・・走行指令発生装置、１７・・・速度
指令発生装置、」とあるを下記のとおシ補正する。記「１４・・・起動指令発生装置、１５・・・走行指令発
生装置。１６・・・平常運転時の速度指令発生装置、１７・・・
停電時の速度指令発生装置、」

Claims

【特許請求の範囲】

エレベータ用動力電源を直流電源に変換する充電器を有
し、この充電器にバッテリ及び回生可能なインバータを
接続するとともに、上記インバータに三相誘導電動機を
接続し、カ行時に上記バッテリから電力を供給し回生時
には回生エネルギを上記バッテリに蓄えるようにして平
常電源時及び停電時ともエレベータを運転可能にするエ
レベータ装置において、停電運転時の走行速度を平常電
源時の定格速度より下げる速度パターン発生手段を備え
たことを特徴とするエレベータ装置。