JPS5922713Y2 - 発光ダイオ−ド定輝度駆動回路 - Google Patents

発光ダイオ−ド定輝度駆動回路

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JPS5922713Y2
JPS5922713Y2 JP1978179703U JP17970378U JPS5922713Y2 JP S5922713 Y2 JPS5922713 Y2 JP S5922713Y2 JP 1978179703 U JP1978179703 U JP 1978179703U JP 17970378 U JP17970378 U JP 17970378U JP S5922713 Y2 JPS5922713 Y2 JP S5922713Y2
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JP
Japan
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light emitting
emitting diode
photodiode
voltage
constant brightness
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JP1978179703U
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JPS5596414U (ja
Inventor
正彦 小長谷
Original Assignee
株式会社甲南カメラ研究所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発光ダイオードを定輝度で駆動する発光ダイオ
ード定輝度駆動回路に関する。
一般に、発光ダイオードに通電して発光させた場合、上
記通電による自己加熱のため、発光ダイオードの輝度は
徐々に低下した後に所定の値に落ち着くが、この値は周
囲温度によって変化する。
このため、発光ダイオードを一定の輝度で発光させるた
めの種々の回路が提案されているが、いずれもブリッジ
回路等を使用する電気的フィードバックを主とした回路
構成を使用するものであるため、回路が複雑となる欠点
を有していた。
本考案は、従来の発光ダイオード定輝度駆動回路におけ
る上記欠点を解消すべくなされたものであって、フォト
ダイオードの短絡電流を電圧に変換する増巾器を設け、
該増巾器によって発光ダイオードを駆動するとともにそ
の光束の一部を上記フォトダイオードに投射して上記増
巾器に光電的なネガティブフィードバックをがけること
により、フォトダイオードの短絡電流の温度係数が小さ
いことを利用して、発光ダイオードの輝度の変動を小さ
なものとするとともに、フォトダイオードの短絡電流を
増巾する上記増巾器を発光ダイオードの駆動用の増巾器
と共用して回路構成の簡単化を図るようにした発光ダイ
オード定輝度駆動回路を提供することを目的としている
以下、本考案の一実施例を示す図面を参照して詳細に説
明する。
第1図において、Aは演算増巾器、LEDは発光ダイオ
ード、PDはフォトダイオード、Gは直流電圧もしくは
パルスを発生する電源、R1,R2は抵抗、Cはコンテ
゛ンサである。
上記演算増巾器Aの非反転入力端子は、フォトダイオー
ドPDのカソードおよび抵抗R1の一端に夫々接続する
とともに、該非反転入力端子とアースとの間に、上記演
算増巾器Aのフィードバック安定用のコンデンサCを接
続している。
なお、上記抵抗R1の他端は、電源Gから直流電圧もし
くはパルスが出力する該電源Gの出力端子に接続される
信号入力端子1となっている。
また、上記演算増巾器Aは、その反転入力端子と出力端
子とを互いに接続する一方、該出力端子を、カソード側
が電流制限抵抗R2を介してアースに接続された発光ダ
イオードLEDのアノードと、上記フ第1・ダイオード
PDのアノードとに夫々接続している。
上記フォトダイオードPDは、発光ダイオードLEDの
近傍に配置し、該発光ダイオードLEDが発する光の一
部が入射するようにして、これら発光ダイオードLED
およびフォトダイオードPDを介して、上記演算増巾器
Aの出力の一部を充電的に演算増巾器Aの非反転入力端
子にフィードバックしている。
次に、以上の回路構成を有する発光ダイオード定輝度駆
動回路の動作を説明する。
先ず、第1図に示す回路は、(a)演算増巾器Aの出力
端子と反転入力端子とは互いに接続されている、(b)
電源Gの出力は抵抗R1を介して上記演算増巾器Aの非
反転入力端子に入力している、ことがら第2図に示すよ
うなボルテージフォロアとして動作し、発光ダイオード
LEDは該ボルテージフォロアの出力によって駆動され
ている。
また、第1図に示す回路は、上記(a)、 (b)のよ
うに接続されていること、および(C)常に同電位とな
っている、即ち、イマジナリショートの状態にある演算
増巾器Aの反転入力端子と非反転入力端子との間にフォ
トダイオードPDが接続されて、該フォトダイオードP
Dは短絡電流i5を発生することから、該短絡電流i5
を電圧(−R1)×i5に変換する、第3図に示すよう
な電流/電圧変換増巾器として動作している。
即ち、第1図の回路はボルテージホロワの機能と光電流
/電圧変換増巾器の機能とを併せ持っている。
今、第1図の回路において、入力電源Gにより入力電圧
eiが端子1に印加されると、演算増巾器Aのボルテー
ジホロワによるほはeiに等しい出力電圧eoにより、
発光ダイオードLEDが点灯され発光する。
この発光光束の一部がフォトダイオードPDに照射され
ると、演算増巾器Aの光電流/電圧変換増巾器の機能に
より、充電変換出力がeoに重畳される。
この光電変検出力はeoを減じる極性で重畳されて、演
算増巾器Aには光量負帰還かががったことになる。
従って発光ダイオードの発光光量が何等かの原因で変動
すると、その量は負帰還により減小され、安定した光量
が得られる。
以上が動作の概略であるが、以下、第1図、第2図、第
3図につきブロック線図を用いて詳細の説明をする。
先ず、第2図のボルテージホロワの機能を第4図aのよ
うにブロック線図で表わす。
次に第3図の光電流/電圧変換増巾器の機能を第4図す
のようにブロック線図で表わす。
第1図の回路の演算増巾器Aは、ボルテージホロワ機能
(以下G1と記す)と光電流/電圧変換増巾器の機能(
以下G2と記す)とを併せ持っていて、各機能の出力の
差が合成出力となるので第4図Cのように表わされる。
一方、第2図の回路は、第5図aのようにボルテージホ
ロワ部G1と電圧/発光変換部Ga (以下G3と記
す)よりなると考える。
ここで、入力電圧eiがG1.G3により伝達され、出
力として光量Loが得られるとする(第5図す参照。
)結局、第1図の回路は第4図、第5図のブロック線図
を整理して、第6図のブロック線図で表わされる。
第6図においてeiは入力電圧、eoはG1の出力電圧
、LoはG3の出力光量、G2LoはLoが光電変換さ
れて後の帰還電圧である。
第6図の伝達関数は次式で与えられる。
今、G1.G2が電圧変動、温度変化等の影響を受けな
い安定な要素と仮定すれば(1)式は通常のフィードバ
ック系を表わす。
前述のように62は反転増巾器の要素を有するので、(
1)式のG2の符号はマイナスである。
第6図のブロック線図中、温度その他による変動を生じ
るのはG3である。
G3の変動は出力光量Loの変動となって表われる。
しかし、この変動は負帰還により軽減される。
(1)式より、Gの変動を求めると、 で与えられる。
即ち、出力光LOの変動となって現われるG3の変動率
dG3/G3が負帰還により(1−G2G3)−1倍さ
れてLoの変動が小さくなることが判る。
一方、G2に含まれるフォトダイオードPDの短絡型”
流の変動、特に温度依存性がLoの変動を小さくする上
で、大きく影響するが、短絡電流の温度係数は一般に小
さいので、Loの変動は結局フォトダイオードの短絡電
流の変動と同程度に小さくなる。
従って、フォトダイオードの短絡電流の温度係数がさら
に小さなものを用いればLoの変動は極めて小さくなる
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
第7図に示すように、抵抗R1は演算増巾器Aの反転入
力端子と出力端子との間に挿入しても、第1図に示すも
のと同一の作用および効果を得ることができる。
また、第1図の回路は、信号入力端子1を有しているた
め、発光ダイオードLEDの発光の輝度の変調が可能な
光送信機の機能をも有している。
この場合、光送信信号は、光電的なネガティブフィード
バックにより、光振巾変調の場合等、低歪率の送信が光
ケーブル(図示せず。
)等を介して行える。さらに、演算増巾器Aが安定かつ
広帯域のものであれば、第1図のコンデンサCは省略す
ることができ、極めて広帯域の光送信機となる。
以上、詳細に説明したことからも明らかなように、本考
案は、フォトダイオードの短絡電流を電圧に変換する増
巾器によって駆動される発光ダイオードの光束の一部を
上記フォトダイオードに投射して充電的なネガティブフ
ィードバックをかけるようにしたから、発光ダイオード
の輝度の変動率は上記ネガティブフィードバックによっ
て大巾に抑圧されるばかりでなく、上記変動率は一般に
温度変動率の小さいフォトダイオードの短絡電流の変動
率程度とすることができるため、発光ダイオードを、直
流もしくはパルス等によって、非常に安定した定輝度で
駆動することができ、本考案は各種計測器やパルス変調
器等の安定な光源として使用することがで゛きる。
また、本考案においては、短絡電流の電圧への変換と発
光ダイオードの駆動を一つの増巾器によって行っている
ため、回路構成を極めて簡単なものとすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発光ダイオード定輝度駆動回路の
回路図、第2図はボルテージフォロアの回路図、第3図
は短絡電流を電圧に変換する回路の回路図、第4図a、
l)およびCは夫々ボルテージフォロア、光電流/
電圧変換項中器および第1図の回路のブロック線図、第
5図aおよびbは夫々ボルテージフォロア部と電圧/発
光変換部からなる回路の回路図および゛旅回路のブロッ
ク線図、第6図は第1図のブロック線図、第7図は第1
図の変形例の回路図である。 A・・・・・・演算増巾器、LED・・・・・・発光ダ
イオード、PD・・・・・・フォトダイオード、R1,
R2・・・・・・抵抗、C・・・・・・コンテ゛ンサ、
G・・・・・・電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電流を電圧に変換するように接続した演算増巾器の
    非反転入力端子と反転入力端子との間にフォトダイオー
    ドのカソードとアノードとを夫々接続するとともに、該
    フォトダイオードを上記演算増巾器の出力によってドラ
    イブされる発光ダイオードの近傍に配置してその光束の
    一部を受光するようにし、上記発光ダイオードの光量の
    変化を上記フォトダイオードによって検出してはパ一定
    の輝度となるように補償したことを特徴とする発光ダイ
    オード定輝度駆動回路。
JP1978179703U 1978-12-26 1978-12-26 発光ダイオ−ド定輝度駆動回路 Expired JPS5922713Y2 (ja)

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