JPS59226786A - 高圧ゴムホ−ス - Google Patents

高圧ゴムホ−ス

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Publication number
JPS59226786A
JPS59226786A JP10160383A JP10160383A JPS59226786A JP S59226786 A JPS59226786 A JP S59226786A JP 10160383 A JP10160383 A JP 10160383A JP 10160383 A JP10160383 A JP 10160383A JP S59226786 A JPS59226786 A JP S59226786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
rubber
hose
reinforcing layer
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10160383A
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English (en)
Inventor
雨宮 栄治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高圧ゴムホースに関し、更に詳しくは防錆性、
耐腐蝕性にすぐれ、かつゴム層との接着性の高い補強層
を有し、耐圧、耐衝撃性にすぐれた高圧ゴムホースに関
するものである。
金属線をスパイラル状に巻いたり編組したものを補強層
として用いた高圧ゴムホースは、従来金属線として硬鋼
線を用いる一方、この硬鋼線とゴム層との密着性を確保
するために硬鋼線の表面にメッキを施している。
ところがこのメッキ層及び硬鋼線自体が耐蝕性を備えて
いない関係上、上述した金属線補強層によって補強した
高圧ゴムホースは、製鉄を始め各種プラントや海洋構造
物あるいは船舶等多湿雰囲気において使用すると、その
補強層が発錆や腐蝕して耐久性が低下してしまう等の問
題がある。
そこで上述した問題点を改善するために、補強層を、ス
テンレス製ワイヤ等耐蝕性を備えた金属線により構成し
た高圧ゴムホースが提案されている。
しかしながら上述した耐蝕性を備えた金属線は、従来用
いられているゴム層とは密着しないため、前記耐蝕性金
属線の外周面を外層ゴムでカバーすることができないば
かりでなく、前記耐蝕性金属線からなる補強層を中間ゴ
ム層を介して複数層設けても、これら各層を一体化する
ことができない。この結果、高圧ゴムホースとしての耐
久性、耐外傷性が、メッキされた硬鋼線を補強層に用い
た一般の高圧ゴムホースと比較して劣ってしまい、例え
ば静的圧力回路やホ−スに外力が加わらない場所でしか
使用できず、その用途が限定される等やはり問題がある
のが現状である。
本発明は上述した問題点を解消すべく検討した結果、導
びかれたものである。
したがって、本発明の目的は防錆性、耐腐蝕性共にすぐ
れ、かつ隣接するゴム層との接着性の高い補強層を有し
、耐圧、耐衝撃性にすぐれた高圧ゴムホースを提供する
ことにある。
即ち、本発明は補強層を有する高圧ゴムホースにおいて
、該補強層を、プラスメッキしたステンレス鋼線のスパ
イラル状物捷たは編組物で形成し、ホース全体を加硫し
たことを特徴とする高圧ゴムホースをその要旨とするも
のである。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明の高圧ゴムホースは少なくとも一層の補強層を有
する構造をとっている。したがって単純な構造のものと
しては内面ゴム層の上に補強層があり、その外側に外面
ゴム層を有する3層構造のホースであるが、この他、中
間ゴム層を有;〜て補強層が2層以上あるもの、あるい
は本発明でいう補強層(金属層)以外の補強層(たとえ
ば繊維層)を有するものであってもよい。
本発明でいう補強層とは金属のみあるいは金属を主体と
した補強層であり、本発明においてはこの金属をプラス
メッキしたステンレス鋼線で構成する。ステンレスの種
類は特に限定されないがたとえばSUS 304等が好
捷しく使用される。
メッキするプラス(しんちゅう)の合金比は線径、ホー
ス用途によって選択されるものであるが、たとえばCu
/Zn = 65/35 (重量)のものが好ましく用
いられる。ステンレス鋼線の径は通常0.1〜1.Qm
m程度が用いられる。プラスメツキステンレス鋼線を作
製するには、たとえばステンレス鋼線材(JISG 4
308 、 SUS 304 )を適当な条件で熱処理
し、中間線径でプラスメッキ(Cu/Zn = 65/
35 ) したのち、常温伸線し、たとえば0.35m
m径のプラスメツキステンレス鋼線を得る。
本発明においてはこのプラスメツキステンレス鋼線をス
パイラルに捲くかあるいは編組して(3) 補強層とする必要がある。スパイラル状に捲回する場合
は一本でもよいし、複数本を同時に使用してもよい。編
組物としては普通、平織組織の織物が使われるが、綾織
りなど変化をつけることが可能であり、場合によっては
編物であってもよい。補強層は普通、プラスメッキのス
テンレス鋼線のみで構成されるが、これに繊維を交織し
たり、ゴム層で補形することもできる。
補強層を施したホースは全体を加硫する。加硫は公知の
方法が適用でき、この加硫によってゴムがステンレス鋼
線のプラスメッキ面に強固に接着するのである。
以下本発明を実施例により図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例からなる高圧ゴムホースを
示す一部切欠した正面図、第2図は同上第3実施例から
なる高圧ゴムホースを示す一部切欠した正面図である。
第1図に示す第1実施例においては、1は内面ゴム層、
2は補強層、3は中間ゴム層、4は(4) 外面ゴム層である。そして前記補強層2はプラスメッキ
(CO/Zn二65/35 ) サ:h *ステンレス
製の直径o、asmmの金属線を編組して構成されてお
り、また前記内面ゴム層1は、加硫後において補強層2
と密着強さを確保するため、下記第1表に示す組成のN
BR系のゴムを使用した。
第1表(NBR系ゴムの組成) NBRにボール1042(日本ゼオン類))・・・・・
・100 部硫黄  ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 1.5〃酸化亜鉛 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ 5 〃ステアリン酸 ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ 1 〃アンテージRD(老化防止剤)(川口
化学制)・・・・・・  1 〃FEFカーボンブラッ
ク  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ 20 〃サーマルカーボンブラック  ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
0  〃ジオクチルフタレート ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 〃
ツクセラーCZ(加硫促進剤)(大向新興化学製)・・
・  1.5〃ツクセラーTS(加硫促進剤)(大向新
興化学製)・・・  0.4〃さらに前記中間ゴム層3
及び外面ゴム層4は、加硫後において補強層2との密着
強さを確保するため、下記第2表に示す組成のC8M系
のゴムを使用した。
第2表(C8M系ゴムの組成) C8M(ハイパロン40(デュポン製))・・・・・・
・・・・・・100部酸化マグネシウム ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
4〃SRFカーボンブラツク   ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50〃芳香族
油 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5〃硫黄 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 1〃ツクセラーTT(加硫促進剤)(大向新興化学
製)・・・・・・  2〃ペンタエリスリトール ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・  3〃なお本実施例においては補強層2を図示
の如く2層設けたが、これは必要に応じて1層でもまた
3層以上設けてもよいのは勿論である。
つづいて第2図に示す本発明の第3実施例について説明
すると、本実施例も、内面ゴム層1にプラスメッキ(C
u/Zn=65/35 ) Lだステンレス製の直径0
.35mmの金属線からなる補強層2を中間ゴム層3を
介して積層し、さらに最外層に外面ゴム層4を設けて構
成されている点は、前述した第1実施例と同様であるが
、本実施例において前記各補強層2を、前記金属線をス
ノ々イラル状に巻き付けて構成し、しかもその巻き付は
方向を各補強層ごとに相互に反対方向になるよう構成し
ている。
まだ本実施例においては図示の如く、内面ゴム層1の外
周面に、繊維編組物をゴム層内に埋設した補強層5を介
して第1層目のプラスメツキステンレス製の補強層2を
設けている。
なお上述した第1実施例において、内面ゴム層1には第
1表に示す組成のゴムを用い、中間ゴム層3及び外面ゴ
ム層4には第2表に示す組成のゴムを用いたが、これは
内面ゴム層1に第2表に示す組成のゴムを、中間ゴム層
3及び外面ゴム層4に第1表に示す組成のゴムを、ある
いは第1表、第2表のどちらかを選定して用いてもよい
のは勿論であり、このことは第2実施例においても同様
である。
さらに水苔実施例においてはプラスメツキステンレス製
の補強層2と接する各ゴム層に、前記各人に示す組成の
ゴムを用いたが、これは、各人に示す組成に限定される
ものではなく、高(7) 圧ゴムホース成形上の要件を満しておれば、他の組成で
あってもよいのは勿論である。
次に第1図及び第2図に示す本発明の各実施例からなる
下記第3表に示す仕様の各高圧ゴムホースと、第1図に
示す本発明の第1実施例の高圧ゴムホースと同一構造で
下記第3表に示す仕様の従来および比較の高圧ゴムホー
スの実験結果を説明する。
(本頁以下余白) (8) 第3表に示す各ホースを150″C960分で加硫させ
、高圧ゴムホースを得た。
上記各高圧ゴムホースを下記多湿雰囲気中に6ケ月間放
置し、その後ホースに内圧を加え、破壊した時の内圧を
測定し、放置前の破壊圧との比を耐圧力保持率として下
記第4表に示した第 4 表 (ホースの耐圧力保持率
)次に未処理のホースと前記6ケ月放置のホースについ
て耐衝撃性、金属線の特性変化および補強層/ゴム層の
接着性を測定し、それぞれ第5、6.7表に示した。
第 5 表 (ホースの耐衝撃性) * JIS K6365 B種 JIS波形常用圧力2
10Kffメゴ規定40万回 100°油温 (本頁以下余白) (11) (12) 上記実験の結果、従来品(比較実験例1)は硬鋼線から
なる補強層の腐蝕に起因する補強層の劣化によって耐圧
力保持率および耐衝撃性能弁低下した。また、比較品(
比較実験例2)はステンレス鋼線からなる補強層とゴム
層との接着不足によって耐衝撃性能が満足しなかった。
一方、本発明品(実験例1〜4)はいずれも満足し、良
好であった。
さらに供試ホースの金属線の特性変化(第6表)を見る
と、従来品(比較実験例1)の硬鋼線は引張強さ及びね
じり回数共低下を示し、かつ表面腐蝕が認められ、ホー
スの耐圧力保持率及び耐衝撃性能への低下へと致ったも
のである。
一方、本発明品(実験例1〜4)の金属線は引張強さ及
びねじり回数共低下は認められず、かつ表面腐蝕も認め
られなかった。
さらに補強層とゴム層との接着特性(第7表)を見ると
、従来品(比較実験例1)は老化後の接着性が大幅に低
下しており、また比較品(比較実験例2)は老化前及び
老化後共接着性が不足し、いずれもホースの耐衝撃性能
の低下へと致つだものである。一方、本発明品(実験例
1〜4)は老化前及び老化後共接着性の低下は認められ
ず良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す高圧ゴムホースの一
部切開正面図、第2図は第3実施例を示す高圧ゴムホー
スの一部切開正面図である。 1・・・内面ゴム層、2・・・補強層、3・・・中間ゴ
ム層、4・・・外面ゴム層。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 補強層を有する高圧ゴムホースにおいて、該補強層を、
    プラスメッキしたステンレス鋼線のスパイラル状物また
    は編組物で形成し、ホース全体を加硫したことを特徴と
    する高圧ゴムホース。
JP10160383A 1983-06-09 1983-06-09 高圧ゴムホ−ス Pending JPS59226786A (ja)

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JP10160383A JPS59226786A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 高圧ゴムホ−ス

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JP10160383A JPS59226786A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 高圧ゴムホ−ス

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JPS59226786A true JPS59226786A (ja) 1984-12-19

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ID=14304960

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JP10160383A Pending JPS59226786A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 高圧ゴムホ−ス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227277U (ja) * 1985-08-05 1987-02-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227277U (ja) * 1985-08-05 1987-02-19
JPH0214709Y2 (ja) * 1985-08-05 1990-04-20

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