JPS59226345A - 写真用樹脂被覆紙 - Google Patents

写真用樹脂被覆紙

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JPS59226345A
JPS59226345A JP10063983A JP10063983A JPS59226345A JP S59226345 A JPS59226345 A JP S59226345A JP 10063983 A JP10063983 A JP 10063983A JP 10063983 A JP10063983 A JP 10063983A JP S59226345 A JPS59226345 A JP S59226345A
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ultramarine
ultramarine blue
photographic
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Hiroshi Uno
鵜野 啓
Toru Noda
徹 野田
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/775Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of paper
    • G03C1/79Macromolecular coatings or impregnations therefor, e.g. varnishes

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真用樹脂被覆紙に(9Jするものであり、史
に詳細には無機着色顔料の分散不良による外観不良及び
写真適性不良を防止した写真用樹脂被覆紙に関するもの
である。
近年、写真用印画紙の現像処理の迅速化に伴い、紙基体
の両面をポリオレフィン樹脂で被覆した樹脂被覆紙が写
真用支持体として用いられるようになってきた。このポ
リオレフィン樹脂被η紙の写真乳剤層を塗設する面側の
ポリオレフィン樹脂1留虎・ 中には、高い反射率と林ぺい力を付与する目的で酸化チ
タン、酸化亜鉛、タルク等の白色顔料を含有させ、更に
視覚的に白く見せる目的で青、マゼ千 ンタまたは紫などの着色顔料を含有させるのが並通であ
った。
視覚的に白く見せる目的で使用される青、マゼンタまた
は紫などの着色顔料としては耐鳩性の′r≧れた群青が
知られているが、群ifと白色顔料とを含有させたポリ
オレフィン樹脂をイヲ倒するとlIN’iTの分散不良
による50〜500μのび集′吻が発生し、写真印画紙
用支持体としては、外観上好ましくないものとなってい
た。
更に、このような写真印画紙用支持体上にハロゲン化銀
写真乳剤層を塗設して写真印l・:1紙を製造した場合
、群青凝集物の周囲に乳剤の減感やカブリが発生すると
いう問題があった。
そのためにポリオレフィン樹脂中の群青の分散性を改良
するために、色々な方法が試みられている。例えば、ポ
リオレフィン樹脂中に群青を含有せしめる際に、分散剤
としてステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、
パルミチン酸亜鉛等の金屈石ケン、ステアリン酸アミド
、アラキシン酸アミド等の1脂肪酸アミドなどの界面活
性剤を添加する方法、群青としてその表面を界面活性剤
で被覆したものを用いる方法、また予め群青をポリオレ
フィン樹脂中に高a度に含有させたいわゆるマスターバ
ッチを作成し、それを希釈樹脂で希釈混合して群′i?
濃度が前記マスターバッチよりは低いが、いまなお最終
使用濃度よりは高いマスターバッチを再びあるいは何度
か繰返して作成し、それを最終的に希釈樹脂で希釈混合
して使用する方法などが知られている。しかしながら、
これらの方法を用いた場合でも、群イの凝集物は若干減
少するものの未だ酒足できる程度ではなかった。
従って、本発明の目的は群W凝集物による外観の不良及
び写真適性不良を防止した写真用樹脂被覆紙を提供する
ことである。
本発明者らが鋭意研究を行った結果、本発明の目的は、
紙支持体が群青を含むポリオレフィン樹脂で被覆された
写真用樹脂被覆紙において、核xjF青がインパクトミ
ルあるいは/および流体工坏ルギー粉砕機で粉砕された
ものでるって、且つ、該群青が200μU / cm以
下の下記で定て毛される!と:温液電気伝導度を有する
群W′を樹脂;曽中に含有せしめることによって達成さ
れることがわかつ之。
ここでいう群青の懸濁液“電気伝導度とは次のように定
義する。
100vtt容ビーカー中にマグネティックスクーラー
の回転子(ユニバーサル有限公社発売、長さ45鶴、直
径8flのテフロン力ロエされた回転子)を設置し、蒸
留水100fnt(水1it421.5℃)を入れ、引
続き旺WlO,ofケか加する。引り元き核ビーカーを
マグネティックスクーラー(ヤマト科学株式会社製、タ
イプMH−611の架台上に設置する。その後、電気伝
導計(東亜電波工業株式会社製、モデルCM−5B)の
伝導度セル〔東亜電波工業株式会社製、タイプCG−2
001PL(ひに0.1))をビーカーの液面下、膣液
の電気伝導度が測定できる程度に(当然回転子に触れな
い様に)、液中に設置し、時間経過に伴う電気伝導度の
値を追跡出来るようにする。設置後、マグネティックス
クーラーを起動し、回転子を1分間420回転の回転速
度で回転し、ビーカー中の内容物を攪拌し、内容物を群
青懸濁液となし、該群青ff11mM液を液温21.5
℃±0.5℃に保ちながら16分間攪拌する。攪拌開始
後16分目に群青懸濁液の電気伝導度を液温21.5℃
で懸濁液を攪拌しつつnノ“こみとシ測定する。
かくして得られた電気伝導度が本明細書でいう右!・責
の懸濁液電気伝導度と定義する。
本づ6明は、群青とポリオレフィン樹脂とから成る樹脂
組成物を使用して製造された、群青の分散不良による凝
集物が顕著に減少されて面質の良好な写真用ポリオレフ
ィン樹脂被覆紙を提供するのに特に有効である。
また、本発明の写真用樹脂被覆紙は、ハロゲン化銀写真
乳剤を塗布した場合、カブリあるいは減感が少なく、ハ
ロゲン化銀写真印画紙用として極めて適しているもので
ある。
本発明の実施に用いられる群青としては、本明細書でい
う懸濁液電気伝導度が200μU / cm以下のもの
であれば、純青色のもの、紫W色のもの、紫色のもの、
マゼンタ色のもの、また、濃色のもの、中間色のもの、
淡色のものいずれのものでも使用できる。また、その粒
径として、光透過法による粒径で0.2μ〜8μのもの
、その含有水分として、2.0%以下、好ましくは1%
以下のものなど各種のものを使用できる。
それらの製造法について述べれば、カオリン、炭酸ソー
ダ、硫黄および炭素質還元剤、更に色成分としてマゼン
タ色を有する群青を製造する場合には必要に応じてケイ
酸を含んで成る原料組成物が混合粉砕される。混合粉砕
物は堝詰され、空気を断って700℃乃至800℃に焼
成される。冷却時にはやや空気が入るようにされる。冷
却後焼成物は水洗され、更に湿式ボールミルあるいは振
動ミルにかけられて湿式粉砕され、連続式横型遠心分離
機を使用するかあるいは/および振動式二重デツキスク
リーン(例えば、325メツシユU0S1標準スクリー
ン)を通過させて湿式分級が行われる。その後、湿式粉
砕分級物は遠心脱水機、減圧濾過機またはフィルタープ
レスなどの濾過機で濾過され、バンド乾燥機などの乾燥
機で乾燥され、更に粉砕機によって粉砕が行われて製造
されるが、本明細書でいう懸濁液電気伝導度が200μ
U / cm以下である群青は、群青製造工程中での焼
成物の水洗工程あるいは本目的に適合して別途に設けら
れる水洗工程において、200μU/α以下の本明細書
でいう懸濁液電気伝導度を有する群1″rが得られるま
で水洗することによって製造される。
水洗は各種の方式で行うことができる。例えば、焼成物
の水洗工程あるいは別途に設けられる水洗工程において
、p過方式を用いる場合にはp材上またはヂ材内の群青
を流水により水洗することができるし、水洗槽を用いる
場合には槽内にある群青または槽内に懸濁させた群’:
L更にはp材に包まれて槽内にある群ぎを溜め水あるい
は流水、特に上澄み液を交換するような形式での流水に
より水洗することができる。また、群青の脱水工程に引
き続き水洗を行うこともできる。即ち、群り”(゛C;
濁液をフィルタープレス、減圧p送伝などで最初の母液
を濾過し、引き続きフィルタープレス内の肝汁ケーキ、
ν材上の8ffケーキを流水により水洗することもでき
る。更には、水洗は以上のような各種の方式を組み合わ
せて行うことができる。
水洗時間、用水量、用水の圧力等の水洗灸件は、一連の
組み合わせ実験条件下で採取された群青試料にそれ以降
の正規の製造工程の処理、例えば少なくとも乾燥、粉砕
の引き続く処理を施して併存顔料となし、該群青顔料の
懸濁液電気伝4度を(11す定することによって決定す
ることができる。また、群青の凝集物をより一層防止す
るという点から、本発明における群青は、本明細書でい
う)踵濁液電気伝導度が150μrJ/cn1以下のも
のが好ましく、特に100μ7J / cm以下のもの
が更に好ましい。
このようにして得られた群青は本明細書でいう懸濁液電
気伝導度が200μU/の以下であれば、群青凝集物の
発生防止に有効であるが、上述の工程で群青ケーキ乾燥
後の粉砕をインパクトミルあるいは/および流体エネル
ギー粉砕機を使用することによって、肝汁凝集物の発生
を一層顕著に防止することができる。即ち、圧力(co
mpression)式、打5R(sleging)式
、剪断力、(attritonor rubbing)
式の粉砕機を使用して乾燥後の群青を粉砕した場合には
、群青凝集物の発生防止は不満足な程度である。しかし
、インパクトミルと呼称される衝撃(impact )
式粉砕機あるいは/および流体エネルギー粉砕機を使用
して200μ7J / cm以下の本明治■書でいう懸
濁液電気伝導度を有する群青を粉砕した場合に初めて群
W凝集物の発生が顕著に防止されるが、一方インパクト
ミルあるいは/および流体エネルギー粉砕機を使用して
乾燥後の群青を粉砕しても、群青の本明細書でいう懸濁
液電気伝導度が200μTJ/cIn以上であれば、群
青凝集物の発生防止はかなル不充分な程度であることが
判明し、本願発明に到ったものである。
本発明の実施に用いられるインパクトミルとしては、ケ
ース中のハンマーを高速回転させて、インパクト作用に
よって粉砕を行う型の粉砕機であって、固定ハンマ一式
のものとスウィングハンマ一式のものが包含されるが、
ハンマークラッシャーと呼称される反発式粉砕機は包含
されない。特に本発明の実施には、例えば主軸の回転数
が4rf分数千回転を越える様な特に高速で回転するス
ウィングハンマ一式のものが、群青凝集物の発生をよく
防止する点から、好ましい。また、群青繰集物の発生を
一層よく防止する点から、本発明の実施に有利に用いら
れる流体エネルギー粉砕機としては、高圧ガスのエネル
ギーを利用し、粒子を高速に気流中で加速し、粒子相互
間および粒子と壁との衝突によって粉砕を行う型の粉砕
機であって、エヤーミルやスチームミルなどが包含され
るが、過熱蒸気のエネルギーを利用するスチームミルが
、群M凝集物の発生を特に防止する点から、特に有利に
用いられる。更に、本発明の効果を一層顕著に発揮させ
るために、インパクトミルと流体工坏ルギー粉砕機を併
用してもよい。
本発明の実施に用いられるポリオレフィン樹脂としては
、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブチン、ポリベンテンなどのホモポリマー
またはエチレン−プロピレン共重合体などのオレフィン
の2つ以上から成る共重合体およびこれらの混合物であ
り、各種の密度および溶融粘度指数(メルトインデック
ス:以下単にMIと略す)のものを単独にあるいはそれ
らを混合して使用できる。
本発明における写真用樹脂被覆紙の樹脂層中には、酸化
チタン、酸化他船、タルク、炭酸カルシウム等の白色顔
料の他に、ステアリン酸アミド、アラキシン酸アミド等
の脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム、パルミチン酸カル
シウム等の脂肪酸金属塩、群青以外のコバルトバイオレ
ット等の顔料および染料、酸化防止剤、螢光増白剤、紫
外線吸収剤などの各種の添加剤を適宜組み合わせて加え
るのが好ましい。特に、樹脂被覆紙の写真乳剤層を塗設
する側の樹脂層に加えられる酸化チタンの使用量として
は、樹脂層に対して5重量%ないし20重量%の範囲が
好ましい。また、酸化チタン等の白色顔料と併用して樹
脂層に加えられ群青の使用量としては、樹脂層に対して
0.01重量%ないし1.0重量%の範囲が好ましく、
特に0.04重量%ないし0.5重量%の範囲が好まし
い。
本発明における写真用樹脂被覆紙は、通常走行する紙ま
たは合成紙基体(以下単に基紙という)上に加熱溶融し
た二酸化チタン顔料を含む樹脂組成物をスリットダイか
らフィルム状に溶融押出塗工して製造される。樹脂がポ
リオレフィン樹脂の場合、溶融押出温度は200℃乃至
350℃であることが好ましい。また、樹脂組成物を基
紙に塗工する前に、基紙にコロナ放電処理、火炎処理な
どの活性化処理を施すのが好ましい。樹脂被覆紙の樹脂
層の厚さとしては、特に制限はないが、一般に5ミクロ
ン乃至50ミクロン程度の厚さに押出塗工したものが有
利である。また、基紙の両面が樹脂によって被覆された
通常の樹脂被覆紙においては、二酸化チタン顔料を含む
樹脂表面は、その用途に応じて、光沢面、マット面、絹
目面などを有し、反対側の裏面は通常無光沢面であり、
表面あるいは必要に応じて表裏両面にもコロナ放電処理
、火炎処理などの活性化処理をすることができる。
本発明の実施に用いられる基紙は通常の天然パルプ紙、
合成繊維、あるいは合成樹脂フィルムを接紙化したいわ
ゆる合成紙のいずれでもよいが、針葉樹パルプ、広非樹
バルブ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パルプを主成分
とする天然パルプ紙が有利に用いられる。また、基紙の
厚みに門しては特に制限はないが、表面の平滑性のよい
基紙が好ましくは、その坪量は501/d〜250f/
−が好ましい。
本発明の実施に有利に用いられる天然パルプを主成分と
する基紙には、各種の高分子化合物、添加剤を含有せし
めることができる。例えば、乾燥紙力増強剤として、カ
チオン化の粉、カチオン化ポリアクリルアミド、アニオ
ン化ポリアクリルアミド、カルボキシ変性ポリビニルア
ルコール、ゼラチンなど、サイズ剤として、脂肪酸塩、
ロジン銹導体、ジアルキルケテンダイマー乳化物、石油
樹脂エマルジョン、スチレン−無水マレイン峨共重合体
アルキルエステルのアンモニウム塩など、顔料として、
クレーζ カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
酸化チタンなど、湿潤紙力増強剤として、メラミン樹脂
、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂、定着剤として
、1Merffアルミニウム)塩化アルミニウムなどの
多価今風塩、カチオン化帳粉などのカチオン変性ポリマ
ーなど、J) H円節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソー
ダ、塩酸など、無機電解質として、食塩、芒硝など、そ
のほか染料、螢光増白剤、ラテックスなどを適宜組み合
わせて含有せしめることができる。
本発明における写真用樹脂被覆紙には、各種のハロゲン
化銀写真乳剤層を設けることができる。
例えは、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭
化銀乳剤層を設けることができる。また、ハロゲン化銀
写真乳剤ノ・;4にカラーカプラーを含有せしめて、多
層ハロゲン化銀写真構成ノーを設けることができる。そ
れらのハロゲン化銀乳剤層の結合剤としては、通常のゼ
ラチンの他に、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コール、多糖類の硫酸エステル化合物などの親水性高分
子物質を用いることができる。また、上記のハロゲン化
銀乳剤層には各種の添加剤を含有せしめることができる
。例えば、増感色素として、シアニン色素、メロシアニ
ン色素、など、化学増感剤として、水溶性金化会物、イ
オウ化合・吻など、カプリ防止剤もしくは安定剤として
、ヒドロキシ−トリアゾロピリミジン化合物、メルカプ
ト−復水環化合物など、硬膜剤として、ホルマリン、ビ
ニルスルフォン化合物、アジリジン化合物など、塗布助
剤として、ベンゼンスルフォン酸塩、スルフォコハク酸
エステル塩など、汚染防止剤として、ジアルキルハイド
ロキノン化合物など、現像促進剤として、ハイドロキノ
ン、フェニドンなど、紫外線吸収剤として、ベンゾトリ
アゾール化合物など、そのほか螢光増白剤、鮮鋭度向上
色素、帯電防止剤、pi−(R1’J1重、更にハロゲ
ン化銀の生成・分散時に水溶性イリジウム化合物、水溶
性ロジウム化合物などを適宜組み合わせて含有せしめる
ことができる。
また、本発明における写真用樹脂被覆紙の裏面には、即
ち写真描成層、多くはハロゲン化銀写真構成層を塗設す
る面とは反対側の支持体面上には、カール防止、帯電防
止、粘着防止、すべり防止などの目的でバックコート層
と称せられる親水性コロイド層から成る塗布層を設置す
ることができる。
かかるバックコート層中には、バインダーあるいは保護
コロイド、硬化剤、帯電防止剤、界面活性剤、マット化
剤、ラテックスなどを含有せしめることができる。
次に本発明をさらに具体的に説明するために、実施例を
述べる。
〔実施例1〕 カオリン、けいそう土、ソーダ灰、いおうおよび木炭質
還元剤から成る混合物を焼成して製造された群青焼成物
を乾式粉砕し、粉砕物を水に層温させて群テ懸n液とな
し、デカンテーション法で予備水洗し、更に湿式ボール
ミルにかけて湿式粉砕し、連続式横型遠心分mIJ機を
使用して湿式分級を行い粗粒の群青が実質的にない群青
スラリーを製造した。その後、群青スラリーの最初の母
液ケフィルタープレスで濾過し、引き続きフィルタープ
レス内の群青ケーキを下記に記載の′αα低伝導度有す
る群青顔料がそれぞれ得られるまで、予め決定された水
洗条件下でそれぞれ水洗した。
その後、群青ケーキを乾燥し、更に定量フィーダー付き
スウィングハンマ一式インパクトミルで粉砕し、本明細
書でいう懸n液電気伝導度として、360μU/crn
、260/JTJ/1M、zoo/Jty、7cm、 
 150 p T)7cm、100 p tT/ on
、  50 /jυ/crnの値を有する6穂類の群青
顔料をそれぞれ製造した。
かくして、低密度ポリエチレン(MI=7、密度0.9
23 f/ct/I) 70重量部、二酸化チタン顔料
30重量部、群青顔料1.0重量部およびステアリン酸
亜鉛1.5電析部をパンパリミキザーを用いて150℃
でよく混練し、上記6種類の群青顔料と二酸化チタン顔
料とから成るマスターバッチをそれぞれ得た。
一方、広葉樹漂白クラフトパルプ50重量部と針葉樹漂
白サルファイドパルプ50重世部の混合紙料をカナディ
アン・スタンダード・7リーネス3101ntに叩解し
、更にパルプ100重量部に対して、カチオン化澱粉3
重量部、アニオン化ポリアクリルアミド0.2重量部、
アルキルヶテンタ゛イマー乳化物(ケテンダイマー分と
して)0.4重量部、ポリアミノポリアミドエビクロル
ヒドリン樹脂0.4重量部を添加し、坪量160f/m
’の紙を抄造した。得られた湿紙を110℃で乾燥し、
引キ続きカルボキシ変性ポリビニルアルコール3重量部
、螢光増白剤0.055重値、音色染料0.002重値
部、クエン酸0.2重量部及び水97重量部がら成る含
浸液を25f/−含浸させ、110℃の熱風で乾燥し、
更に締圧9 Q Kg / at+でスーパーカレンダ
ー処理した後、その両面をコロナ放電処理して、写真用
樹脂被覆紙の基紙を!J遺した。
次に、基紙の裏面に高密度ポリエチレン(密度0.96
 f/crl、 MI=5 )と低密度ポリエチレン(
密度0.92 t/cd、 MI=5 )の1:1混合
物を樹脂温330℃で溶融押出し塗布機を用いて30μ
の厚さにコーティングした。次いで基紙の表面に前記し
た群青゛と二酸化チタン顔料とから成るマスターバッチ
30重量部、高密度ポリエチレン(密度0.96f/c
d、MI=5)20!量部及び低密度ポリエチレン(密
度0.92f/cd、M I =5)50重量部から成
る配合の樹脂組成物を樹脂温330℃で30μの厚さに
コーティングし、懸濁液電気伝導度の異なる群青を含む
ポリエチレン樹脂被色紙をそれぞれ製造した。その際、
群青を含むポリエチレンの表面は、全く平担なグロッシ
ー面に、裏ポリエチレンの面質は紙の如きマット面に加
工した。
このようにして得られたポリエチレン樹脂被覆紙の表面
を観察し、ポリエチレン樹脂面上に発生した群青凝集物
の個数を視覚的に計数した。更にポリエチレン樹脂被覆
紙の群青を含む側の表面をコロナ放電処理し、その上に
ノ・ロゲン化釧写真乳剤を塗布して現像処理したのち、
減感およびカブリの発生をめべた。
得られた結果を第1表に示す。
第1表 (注1) 懸濁液電気伝導度は本文中で定義されたもの
と同意義である。
第1表から、ポリエチレン樹脂層中に260μυ/cr
n以上の懸濁液電気伝導度を有する群青(A1−A2)
を含む本発明外の樹脂被覆紙には、群青凝集物が多数発
生し、減感カプリの発生も多く、写真用支持体としては
全く不適当であり、一方、ポリエチレン樹脂層中に20
0μrJ/crn以下の懸問液電気伝25度を有する群
青(煮3〜A6)を含む、本発明における樹脂板a紙は
、群青凝集物の発生と減感カブリの発生がよく防止され
、写真用支持体として好ましいことがわかる。また、群
青として、150μTJ/crn以下の懸濁液電気伝導
度を有するもの(A4〜A6)を含む場合には、群青凝
集物の発生が一層防止され、更に100μU/m以下の
懸濁液電気伝導度を有するもの(遥5〜l66)を含む
場合には、群せ凝集物の発生が更に防止されて好ましい
ことがわかる。
〔実施例2〕 下記粉砕機で粉砕され、本明rf+lh”$’でいう懸
濁液電気伝導度が180μU / crnである群青を
実21市例1と同様にして製造した。
(イ)反発式ハンマークラッシャー(比較用)(ロ)遠
心ローラミル(比較用) (ハ)スウィングハンマ一式インパクトミル(本発明)
に)スチームミル(本発明) (ホ)スウィングハンマ一式インパクトミルで粉砕後更
にスチームミルで粉砕(本発明) かくして得られた群青を実施例1において用いた群青の
代わりに用いる以外は実l頑例1と同様に実施例 得られた結果を第2表に示す。
第2表 第2表から、インパクトミルあるいは/および流体エネ
ルギーミルで粉砕された群青を含む本発明における樹脂
被覆紙は、群青凝集物の発生と減感カブリの発生がよく
防止され、写真用支持体として好咬しいことがよくわか
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)紙支持体が群青を含むポリオレフィン樹脂で被覆
    された写真用印画紙fり紙において、該群青がインパク
    トミルあるいは/および流体エネルギー粉砕機で粉砕さ
    れたものであって、かつ該群dが200μU/α以下の
    明#lI] 汀で定義される懸澗液電気伝導度を有する
    ものであることを特徴とする写真用樹脂被覆紙。 C)インパクトミルがスウィングハンマ一式である特許
    請求の範囲第1項記載の写真用樹脂被覆紙。 (3)流体エネルギー粉砕機がスチームミルであるl特
    許請求の侘囲第1項まだは第2項記載の写真用樹脂被覆
    紙。
JP10063983A 1983-06-06 1983-06-06 写真用樹脂被覆紙 Granted JPS59226345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10063983A JPS59226345A (ja) 1983-06-06 1983-06-06 写真用樹脂被覆紙

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JP10063983A JPS59226345A (ja) 1983-06-06 1983-06-06 写真用樹脂被覆紙

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JPS59226345A true JPS59226345A (ja) 1984-12-19
JPH0426098B2 JPH0426098B2 (ja) 1992-05-06

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JP10063983A Granted JPS59226345A (ja) 1983-06-06 1983-06-06 写真用樹脂被覆紙

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JP (1) JPS59226345A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319021A (en) * 1976-08-04 1978-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd Substrate for photography
JPS57212438A (en) * 1981-06-24 1982-12-27 Fuji Photo Film Co Ltd Resin coated paper for photography

Patent Citations (2)

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JPS57212438A (en) * 1981-06-24 1982-12-27 Fuji Photo Film Co Ltd Resin coated paper for photography

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0426098B2 (ja) 1992-05-06

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