JPS5922608B2 - 袋ナットの製造方法 - Google Patents
袋ナットの製造方法Info
- Publication number
- JPS5922608B2 JPS5922608B2 JP8014481A JP8014481A JPS5922608B2 JP S5922608 B2 JPS5922608 B2 JP S5922608B2 JP 8014481 A JP8014481 A JP 8014481A JP 8014481 A JP8014481 A JP 8014481A JP S5922608 B2 JPS5922608 B2 JP S5922608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- nut
- punch
- manufacturing
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/24—Making other particular articles nuts or like thread-engaging members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は袋ナットの製造方法に関するものである。
従来の袋ナットの製造方法としては、鋼板からプレスエ
法によつて絞り加工された半球状体あるいは截頂円錐体
のキャップを、ねじ下孔にねじ立てを行なつたナットの
ｌ側にスポット溶接で取付ける方法と、切削加工または
塑性加工においてナット部分とキャップ部分を同時に形
成し、ねじ底に相当する部分を中ぐり加工してねじの逃
げ溝を設け、ねじ下孔にねじ立てを施す方法がある。
法によつて絞り加工された半球状体あるいは截頂円錐体
のキャップを、ねじ下孔にねじ立てを行なつたナットの
ｌ側にスポット溶接で取付ける方法と、切削加工または
塑性加工においてナット部分とキャップ部分を同時に形
成し、ねじ底に相当する部分を中ぐり加工してねじの逃
げ溝を設け、ねじ下孔にねじ立てを施す方法がある。
しかしながら、このような従来の袋ナットの製造方法に
おいては、スポット溶接の場合はキャップ加工工程とキ
ャップ溶接工程とがそれぞれ別に必要となり、生産効率
が悪くなると共に設備が増えコストが高くなる。ナット
部分とキャップ部分を同時に形成する方法では、キャッ
プ溶接の場合と比べ後者は薄い鋼板にてキャップを形成
することが出来るのに対し、前者はキャップ部分を形成
することに多量の材料が必要となる。また、ねじ立てを
施すのにねじ下孔の入口がひとつしかなく、生産効率が
大幅に低下しコストが高くなる。本発明は、このような
従来の問題点に着目してなされたもので、ねじ立て後の
ナットにキャップ加工工程とキャップ固着工程を連続に
ておこなうことにより、上記問題点を解決することを目
的としている。本発明の実施例について説明すると、第
１図は本発明の方法を実施するナットの縦断面図で、ナ
ット本体にはキャップを固着する側の面に、キャップの
外径寸法と等しいかやや小さい内径寸法を持ち、深さが
キャップの厚みよりやや深い凹みを設けており、ねじ下
孔にはねじ立てが施されている。
おいては、スポット溶接の場合はキャップ加工工程とキ
ャップ溶接工程とがそれぞれ別に必要となり、生産効率
が悪くなると共に設備が増えコストが高くなる。ナット
部分とキャップ部分を同時に形成する方法では、キャッ
プ溶接の場合と比べ後者は薄い鋼板にてキャップを形成
することが出来るのに対し、前者はキャップ部分を形成
することに多量の材料が必要となる。また、ねじ立てを
施すのにねじ下孔の入口がひとつしかなく、生産効率が
大幅に低下しコストが高くなる。本発明は、このような
従来の問題点に着目してなされたもので、ねじ立て後の
ナットにキャップ加工工程とキャップ固着工程を連続に
ておこなうことにより、上記問題点を解決することを目
的としている。本発明の実施例について説明すると、第
１図は本発明の方法を実施するナットの縦断面図で、ナ
ット本体にはキャップを固着する側の面に、キャップの
外径寸法と等しいかやや小さい内径寸法を持ち、深さが
キャップの厚みよりやや深い凹みを設けており、ねじ下
孔にはねじ立てが施されている。
第３図は本発明の方法によつて第２図のような袋ナット
を製造する状態を示す縦断面図である。すなわち帯状鋼
板１が一定距離づつ間歇的に走行し、帯状鋼板１が停止
する毎にキャップと同一の形状をしたキャップ絞りパン
チ２が降下し、同様にキャップと同一の形状をした保持
型３とによつて、帯状鋼板１がキャップ形状に絞り加工
される。この絞り工程を経たのち、上述のキャップ部分
がキャップ抜パンチ４とナット体５の間に送り込まれる
。キャップ抜パンチ４は、内面がキャップ絞りパンチ２
と保持台３との絞り加工によつて形成されたキャップ形
状と同じ形状をなしており、またキャップ抜パンチ４の
外面形状及び外径寸法は、ナット体５の凹部６と同一に
なつている。キャップ部分がキャップ抜パンチ４とナッ
ト体５の間に送り込まれたならば、キャップ抜パンチ４
が降下し、ナット体５の凹部６がダイスの役を果し、キ
ャップを打抜くと同時にキャップをナット体５に固定さ
せる。更に、キヤツプとナツトの外れ強度を大きくする
必要のある時は、同型内のカシメパンチでナツト体にカ
シメを入れることにより強度を増すことが出来る。第４
図にその実施例を示す。以上実施例について説明したよ
うに本発明は、帯状鋼板が一定距離づつ間歇的に走行す
る毎に、絞り加工においてキヤツプを形成し、ナツトの
１側に設けられた凹部にダイスの機能を持たせ、キヤツ
ブを打抜き固着せしめたものであり、工程数を少なくし
て生産効率を高めることにより、安価な袋ナツトが得ら
れるものである。
を製造する状態を示す縦断面図である。すなわち帯状鋼
板１が一定距離づつ間歇的に走行し、帯状鋼板１が停止
する毎にキャップと同一の形状をしたキャップ絞りパン
チ２が降下し、同様にキャップと同一の形状をした保持
型３とによつて、帯状鋼板１がキャップ形状に絞り加工
される。この絞り工程を経たのち、上述のキャップ部分
がキャップ抜パンチ４とナット体５の間に送り込まれる
。キャップ抜パンチ４は、内面がキャップ絞りパンチ２
と保持台３との絞り加工によつて形成されたキャップ形
状と同じ形状をなしており、またキャップ抜パンチ４の
外面形状及び外径寸法は、ナット体５の凹部６と同一に
なつている。キャップ部分がキャップ抜パンチ４とナッ
ト体５の間に送り込まれたならば、キャップ抜パンチ４
が降下し、ナット体５の凹部６がダイスの役を果し、キ
ャップを打抜くと同時にキャップをナット体５に固定さ
せる。更に、キヤツプとナツトの外れ強度を大きくする
必要のある時は、同型内のカシメパンチでナツト体にカ
シメを入れることにより強度を増すことが出来る。第４
図にその実施例を示す。以上実施例について説明したよ
うに本発明は、帯状鋼板が一定距離づつ間歇的に走行す
る毎に、絞り加工においてキヤツプを形成し、ナツトの
１側に設けられた凹部にダイスの機能を持たせ、キヤツ
ブを打抜き固着せしめたものであり、工程数を少なくし
て生産効率を高めることにより、安価な袋ナツトが得ら
れるものである。
第１図は本発明の方法を実施するナツト本体の縦断面図
、第２図は本発明の方法によつて得られる袋ナツトの縦
断面図、第３図は本発明を実施する状態の縦断面図、第
４図はナツト本体をかしめた状態の袋ナツトの縦断面図
である。 １・・・・・・帯状鋼板、２・・・・・・キヤツプ絞り
パンチ、３・・・・・・保持合、４・・・・・・キヤツ
プ抜パンチ、５・・・・・・ナツト体、６・・・・・・
凹部。
、第２図は本発明の方法によつて得られる袋ナツトの縦
断面図、第３図は本発明を実施する状態の縦断面図、第
４図はナツト本体をかしめた状態の袋ナツトの縦断面図
である。 １・・・・・・帯状鋼板、２・・・・・・キヤツプ絞り
パンチ、３・・・・・・保持合、４・・・・・・キヤツ
プ抜パンチ、５・・・・・・ナツト体、６・・・・・・
凹部。
Claims (1)
- １ キャップ絞りパンチをこれに対向する位置にある保
持台に圧入し、帯状鋼板をキャップ形状に絞り加工する
のに続いて、ねじ下孔にねじ立てを施したナット本体の
１側の面に、前記キャップの外径寸法及び厚さに略等し
い凹部を有するナットへ、これに対向する位置にあり、
内面が前記キャップと同一形状で、外径が前記ナット凹
部の内径より若干小さいキャップ抜パンチを圧入し、前
記キャップを打抜くと同時にキャップをナット本体の凹
部に圧入嵌合することを特徴とする袋ナットの製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014481A JPS5922608B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 袋ナットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014481A JPS5922608B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 袋ナットの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57195546A JPS57195546A (en) | 1982-12-01 |
| JPS5922608B2 true JPS5922608B2 (ja) | 1984-05-28 |
Family
ID=13710069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8014481A Expired JPS5922608B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 袋ナットの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922608B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628820Y2 (ja) * | 1982-09-17 | 1987-03-02 | ||
| JPH0331203Y2 (ja) * | 1985-04-24 | 1991-07-02 |
-
1981
- 1981-05-28 JP JP8014481A patent/JPS5922608B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628820Y2 (ja) * | 1982-09-17 | 1987-03-02 | ||
| JPH0331203Y2 (ja) * | 1985-04-24 | 1991-07-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57195546A (en) | 1982-12-01 |
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