JPS59225912A - プラスチツク成形品表面へのメタライズ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は繊維強化プラスチックス（以下ＦＲＰと略す
）製溝波管等のプラスチック成形品表面に。

面精度が良く、密着性の良いメタライズを行なう方法に
関するものである。

従来、プラスチック成形品表面へのメタライズ方法とし
ては蒸着、イオンブレーティング、スパッタリングのよ
う力気相めフき方法、無電解めっき方法又は導電性塗料
を塗布する方法が採用されていた。しかし、り相めっき
方法は得られる金属層が数ミクロン以下と薄いことから
耐候性が悪く。

又、被処理物形状が彎曲している場合には、得られる金
属層膜厚が不均一になシ、使用するペルジャーの大きさ
により被処理物の大きさが制限されるという欠点があっ
た。

又、無電、解めっき方法はプラスチック成形品に行う場
合に一部のもの（ＡＢＳ　樹脂、印刷配線板用の銅張積
層板など）を除電ハては２表面の活性化が内錐なことか
ら、金属層が析出しない部分が出来たり、一様に析出さ
せようとすると１機械的又は。

化学的に極端に被処理表面を荒らすため２面精度が悪く
なる。又、一様に析出出来たとしても、その密着力は極
めて弱いという欠点から実用に適さなかった。

一方、導電性塗料を塗布する方法は、被処理物の形状に
よシ均一な膜厚を塗布することが困稚で′あり、又、一
様に塗布できたとしてもその表面の持つ、導電性２反射
率、硬度等の緒特性が金属と比較して、大きく劣るとい
う欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を改善するた
めになされたもので、アルミニウム合金製のプラスチッ
ク成形用芯金に必要な金属層を必要な膜厚及び組み合わ
せで９例えば電解めっｔ−により析出させた後、電解銅
めっきを施す。その後。

電解銅めっき表面を電解エツチングすることによシ複雑
な凹凸表面を有する芯金に加工するとともに電解銅めっ
き層と密着するプライマーを塗布し。

次に、成形するプラスチックと密着しかつ、プライマー
と同時硬化する樹脂を塗布して硬化する。

その上に、プラスチックの成形及び必要な加工を飾した
後にアルミニウム合金製芯金全溶解除去することにより
２面精度、密着性の良いメタライズが行われたプラスチ
ック成形品を得ることができる製造方法を提供すること
を目的としている。

以下、この発明の実施例を第１図〜第８図を用いて詳述
する。

第１図において、（１１は外形が必要とする殉情」プラ
スチック成形品の内面形状と同じで、なおかつ必要とす
る面精度に仕上げられたアルミニウム合金５０５６製の
成形用芯金である。この芯金（１１に第２図に示す如く
、電解めっきで必要となる金属層を。

例えば銅ストライクめっき（２）、金めつきＩ３＋、銅
メっき（４）の順序で必要膜厚だけめっきする。ただし
。

鏑めっき（４）は、後の電解エツチングで部分的に約１
０ミクロンエツチングされるため、１５ミクロン以上必
要である。次に最外層のめっき層である銅めっき（４１
を、研磨布を用いて研磨してから、水酸化ナトリウム０
．５モル／１．過硫醸カリウム０．１９モ〜ｌから成る
溶液中に５０℃の温度で２分間程１丈浸漬して銅表面全
酸化させる。次に第３図に示す如く。

銅めっ＊　＋４１の表面を、佃を酸２モル／１．硫献銅
（５水塩）ｏ、１５モル／ｌから成る溶液中で、室温で
約１分間、芯金を陽極にして、電流密度約４ＡＡイで電
解エツチングすることによシ複雑な凹凸表面に加工する
。この電解エツチング後に再度水酸化ナトリウム０．５
モル／１．過硫酸カリウム０，１９モル／ｌから成る溶
液中に５０℃の温度で２分間程度浸漬して銅表面を酸化
させる。

次に第４図に示す如く、この表面にＥＣ−２２９０（住
友Ｍ　ＩＩＪ−＊　エホキシ樹脂生成分のコーティング
杓）をプライマー（５１として全面に塗布し、指触乾燥
後［８０℃で２時間乾燥する。このプライマー＋５＋　
？　使用しない場合、後のプラスチック成形が不完全に
なる。次に第５図に示す如＜、　ＤＸ２１０−８０　（
シェル製エポキシ樹脂）１２５部、　ＢＦ３４００　（
シェル製硬化材）３部及びメチルエチルケトン４４部か
ら成るフェスすなわち樹脂（６１ヲ全面に塗布して硬化
する。

この樹脂（６１ヲ使用しない場合、後でプラスチック。

特に繊維強化プラスチックを成形すると、繊維とメタラ
イズ層が直接接触する部分が出来、後に密着不良部とな
る。

次に第６図に示す如（、ＤＸ２１０−８ｔ１　（シェル
製エポキシ樹脂）１２５部、　ＢＦ、４００（シェル製
硬化材）３部及びメチルエチルケトン４４部から成るフ
ェスを、ガラス布ＫＣｌ１３　（有沢製作Ｐｆｉ　Ｈ）
に含浸させ。

乾燥したブリブレダ（７＋を樹脂層（６１にＩ辰りつけ
て釉層する。このように準備したものを、オートクレー
プヲ用いて、０．５〜４．５　ｋｇ／ｃｎｉの圧力で、
１５０℃で３０分間−次硬化させ、史に１７０℃で４時
間二次硬化させる。

この後、第７図に示す如く、約５０℃の水酸化ナトリウ
ム３モル／ｌから成る溶液中で、芯金（１１全溶解除去
する。次に第８図に示す如く必要なり械加工を施す。こ
の後、硝酸１２モル／ｌから成る溶液中に室温で約３０
秒間な潰して、（同ストライクめっき層（２）全溶解し
て除去すると、ガラス布で強化されたエポキシ樹脂成形
品内面に４刊めっき（４）を下地とした金めつき（３１
処理品が得られる。このように処理して得られた金）％
層は引きはがし強さ、すなわち密着性が良く、又１面精
度もアルミニウム合金製芯金の表面状態がそのまま転写
されることから、すぐれた面Ｎ度を有する。

なお、実施例ではガラス布で強化されたエボキシ樹脂成
形品（７１の内面及び７ランジ接合面に銅めっき（４）
全下地とした金めつき（５１処理品の製造方法について
示したが、アルミニウム合釡製芯金（１１を使用するこ
とから、加工で得られるどのような形状及び面精用でも
得ることができ、又、金属層を例えば電解めっきにより
芯金（１）Ｖ−直接析出できることから、電解めっきで
行なえるすべての柚類。

組合わせのメタライズが行え、膜厚も必要なだけ得るこ
とができる。又１表面の金属層と成形する熱硬化性樹脂
と密着性の良いブライマーと樹脂を選定することにより
、すべての熱硬化性樹脂（繊維強化されたものを含む）
に対して適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図は、この発明によるプラスチック成形品
表面へのメタライズ方法の一実３１ｉ例を示す説明図で
あ９２図中、（１１はプラスチック成形用芯金、（２）
は銅ストライクめっき層、（３１は金めつき層、（４）
は銅めっき層、（５１はプライマ一層、（６１は樹脂層
、（７）はガラス布基材エポキシ樹脂成形品である。 符号を付して示しである。 代理人　大　岩　増　雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 アルミニウム合金で、製造したプラスチック成形用の芯
   金に電解め９き等で必要な金属を析出させた後、電解銅
   めフき１ｉｉ−施してから、電解エツチングによシ複雑
   な凹凸表面を有する芯金に加工するとともに、その上に
   電解鋼めっき層と密着するブライマーを塗布し、その後
   成形するプラスチックと密着し、かつ、ブライマーと同
   時に硬化する樹脂を塗布してから硬化させ、さらにその
   上にプラスチックの成形を行ってから、上記アルミニウ
   ム合金製芯金全溶解除去し、所要の加工管施して。 プラスチック成形品表面に金属層を形成させるようにし
   たことを特徴とするプラスチック成形品表面へのメタラ
   イズ方法。