JPS592254Y2 - たる木木口飾りキャップ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木造屋根用のたる木本口飾りキャップに関す
る。

従来の、この種たる本木口飾りキャップはたる木の端面
の大きさに対応して一体形成されている。

このため、たる木の大きさが少しでも違うと装置できな
かったり、がたついたりする不都合かあった。

本考案はこれらの不都合を解消することを主目的とする
たる本木口飾りキャップを提供しようとするものである
。

以下、本考案を添付図面を参照にしながら説明する。

矩形主板３ａの隣接２辺に該矩形主板３ａを水平に位置
したとき上方に突出折返し形成したＲ条形状の突出鍔４
ａを介して側壁板５ａ、６ａを該矩形主板３ａの板面に
直交方向に垂下形威し、該両側壁板５ａ、６ａの下縁内
側に上方に折返し形成したＲ条形状の折返鍔７ａ、７ａ
’を形成したキャップ片Ａ（ａ）と、矩形主板３ｂの隣
接２辺に該矩形主板３ｂを水平に位置したとき上方に突
出折返し形成したＲ条形状の突出鍔４ｂを介して側壁板
５ｂ、６ｂを該矩形主板３ｂの板面に直交方向に垂下形
威し、該一方の側壁板５ｂの下縁内側に上方に折返し形
成したＲ条形状の折返鍔７ｂを形成したキャップ片Ｂ（
ｂ）と、矩形主板３Ｃの隣接２辺に該矩形主板３Ｃを水
平に位置したとき上方に突出折返し形成したＲ条形状の
突出鍔４Ｃを介して側壁板５ｃ、６ｃを該矩形主板３Ｃ
の板面に直交方向に垂下形成し、一方の側壁板６Ｃの下
縁内側に上方に折返し形成したＲ条形状の折返鍔７Ｃを
形成したキャップ片Ｃ（Ｃ）と、矩形主板３ｄの隣接２
辺に該矩形主板３ｄを水平に位置したとき上方に突出折
返し形成したＲ条形状の突出鍔４ｄを介して側壁板５ｄ
、６ｄを該矩形主板３ｄの板面に直交方向に垂下形威し
たキャップ片Ｄ（ｄ）とで構成され、これらキャップ片
Ａ（ａ）、 Ｂ（ｂ）、 Ｃ（ｃ）、 Ｄ（ａ）を
、各々内矩形主板３ａ、３ｂ、３Ｃ，３ｄが内方に対向
位置しかつ側壁板６ａ、 ５ａ、 ６ｂ、 ５ｂ
、５ｄ、６ｄ、６Ｃ，５Ｃが外方に位置するようにキャ
ップ片Ａ（ａ）からキャップ片Ｂ （ｂ）、キャップ片
Ｄ（ｄ）、キャップ片Ｃ（Ｃ）へと時計廻りに四角形環
順列で配列し、この配列によって対向することになる一
方の突出鍔４ａと一方の突出鍔４ｂ、他方の突出鍔４ｂ
と一方の突出鍔４ｄ、他方の突出鍔４ｄと一方の突出鍔
４Ｃ１他方の突出鍔４Ｃと他方の突出鍔４ａとを、鉄基
々のＲ条形状の内面と外面との被嵌係合によってＲ条状
方向にスライド自在に差込係合し、かつ対向することに
なる前記折返鍔７ａと側壁板６ｂの下縁、折返鍔７ｂと
側壁板５ｄの下縁、側壁板６ｄの下縁と折返鍔７Ｃ１側
壁板５Ｃの下縁と折返鍔７ａ’とを、鉄基々のＲ条形状
の内側に下縁を差込挿入することでＲ条状方向にスライ
ド自在に差込係合し、これらの差込係合作用によって、
前記矩形主板３ａ、３ｂ。

３Ｃ，３ｄ同志が重合した状態で横方向及び縦方向に伸
縮スライド自在に係合したものである。

符号１はたる木、２は飾りキャップ完成品、８はプレス
などで圧潰形成されたマス目凹凸模様、９は屋根のはな
もやである。

本考案は上述の如く構成したから、たる木の大きさに合
わせ４個のキャップ片Ａ（ａ）、 Ｂ（ｂ）、 Ｃ（Ｃ
）。

Ｄ（ｄ）を横方向に伸縮スライドさせれば、たる木の大
きさに合った飾りキャップを形成することができ、その
都度合わせて製作する不便も無く、たる木１の木口にぴ
ったりと嵌合密着され、雨等による、たる木端面の腐蝕
を確実に防止することができる。

この際、４個のキャップ片Ａ（ａ）、 Ｂ（ｂ）、
Ｃ（Ｃ）。

Ｄ（ｄ）の伸縮スライドは、対向する突出鍔４ａ、４ｂ
、４Ｃ，４ａ同士の差込係合作用及び前記折返鍔７ａ、
７ａ’、７ｂ、７ｃと対向する側壁板６ｂ。

５Ｃ，５ｄ、６ｄの下縁との差込係合作用によってなさ
れるから、円滑なスライド動作が可能となると共に、４
個のキャップ片Ａ（ａ）、 Ｂ（ｂ）、 Ｃ（Ｃ）
。

Ｄ（ｄ）の相互の連結が確実となり、かつ雨水の侵入を
一層防止で・きる。

また、矩形主板３ａ、３ｂ、３Ｃ，３ｄが重合した状態
でスライド動作するから、当該重合部の１個所に釘を打
ち込むことによって固定できる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すものにして、第１図は分
解斜視図、第２図は組付状態の斜視図、第３図は使用状
態図である。 ３ａ、３ｂ、３Ｃ，３ｄ−・・矩形主板、４ａ、４ｂ、
４Ｃ，４ｄ・・・突出鍔、５ａ、 ５ｂ、 ５
Ｃ，５ｄ、 ６ａ、 ６ｂ、 ６Ｃ，６ｄ・・・
側壁板、７ａ、７ａ、 ７ｂ、 ７Ｃ・・・折返鍔
、（ａ）、 （ｂ）、 （Ｃ）、 （ｄ）−・・キャッ
プ片Ａ、 Ｂ、 Ｃ，Ｄ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 矩形主板３ａの隣接２辺に該矩形主板３ａを水平に位置
   したとき上方に突出折返し形成したＲ条形状の突出鍔４
   ａを介して側壁板５ａ、６ａを該矩形主板３ａの板面に
   直交方向に垂下形成し、該両側壁板５ａ、６ａの下縁内
   側に上方に折返し形成したＲ条形状の折返鍔７ａ、７ａ
   ’を形成したキャップ片Ａ（ａ）と、矩形主板３ｂの隣
   接２辺に該矩形主板３ｂを水平に位置したとき上方に突
   出折返し形成したＲ条形状の突出鍔４ｂを介して側壁板
   ５ｂ、６ｂを該矩形主板３ｂの板面に直交方向に垂下形
   成し、該一方の側壁板５ｂの下縁内側に上方に折返し形
   成したＲ条形状の折知鍔７ｂを形成したキャップ片Ｂ
   （ｂ）と、矩形主板３Ｃの隣接２辺に該矩形主板３Ｃを
   水平に位置したとき上方に突出折返し形成したＲ条形状
   の突出鍔４Ｃを介して側壁板５ｃ、６ｃを該矩形主板３
   Ｃの板面に直交方向に垂下形威し、一方の側壁板６Ｃの
   下縁内側に上方に折返し形成したＲ条形状の折返鍔７Ｃ
   を形成したキャップ片Ｃ（Ｃ）と、矩形主板３ｄの隣接
   ２辺に該矩形主板３ｄを水平に位置したとき上方に突出
   折返し形成したＲ条形状の突出鍔４ｄを介して側壁板５
   ｄ、６ｄを該矩形主板３ｄの板面に直交方向に垂下形威
   したキャップ片Ｄ（ｄ）とで構成され、これらキャップ
   片Ａ（ａ）、 Ｂ（ｂ）、 Ｃ（Ｃ）、 Ｄ（ｄ
   ）を、各々の矩形主板３ａ、３ｂ、３Ｃ，３ｄが内方に
   対向位置しかつ側壁板６ａ、 ５ａ、 ６ｂ、
   ５ｂ、５ｄ、６ｄ、６Ｃ，５Ｃが外方に位置するように
   キャップ片Ａ（ａ）からキャップ片Ｂ （ｂ）、キャッ
   プ片Ｄ（ｄ）、キャップ片Ｃ（Ｃ）へと時計廻りに四角
   形環順列で配列し、この配列によって対向することにな
   る一方の突出鍔４ａと一方の突出鍔４ｂ、他方の突出鍔
   ４ｂと一方の突出鍔４ｄ、他方の突出鍔４ｄと一方の突
   出鍔４Ｃ１他方の突出鍔４Ｃと他方の突出鍔４ａとを、
   鉄基々のＲ条形状の内面と外面との被嵌係合によってＲ
   条状方向にスライド自在に差込係合し、かつ対向するこ
   とになる前記折返鍔７ａと側壁板６ｂの下縁、折返鍔７
   ｂと側壁板５ｄの下縁、側壁板６ｄの下縁と折返鍔７Ｃ
   １側壁板５Ｃの下縁と折返鍔７ａ’とを、鉄基々のＲ条
   形状の内側に下縁を差込挿入することでＲ条状方向にス
   ライド自在に差込係合し、これらの差込係合作用によっ
   て、前記矩形主板３ａ、３ｂ。 ３Ｃ，３ｄ同志が重合した状態で横方向及び縦方向に伸
   縮スライド自在に係合したことを特徴とするたる本木口
   飾りキャップ。