JPS59225163A - 2−ハロ−4−アミノピリジンの製造法 - Google Patents
2−ハロ−4−アミノピリジンの製造法Info
- Publication number
- JPS59225163A JPS59225163A JP10123283A JP10123283A JPS59225163A JP S59225163 A JPS59225163 A JP S59225163A JP 10123283 A JP10123283 A JP 10123283A JP 10123283 A JP10123283 A JP 10123283A JP S59225163 A JPS59225163 A JP S59225163A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医薬、農薬等の中間原料として有用な2−ハロ
ー4−アミノピリジンの新規な製造法に関し、更に詳し
くは、 一般式〔I〕 : Y (式中、Y ハcN 、 C0NH2t: マタXはハ
ロゲン原子を表わす。) で示される化合物を水媒体中、アルカリの存在下、次亜
塩素酸塩又は次亜臭素酸塩によりホフマン反応させて 一般式(II:]: (式中、Xはハロゲン原子を表わす。)で示される2−
へロー4−アミノピリジンを製造する方法に関する。
ー4−アミノピリジンの新規な製造法に関し、更に詳し
くは、 一般式〔I〕 : Y (式中、Y ハcN 、 C0NH2t: マタXはハ
ロゲン原子を表わす。) で示される化合物を水媒体中、アルカリの存在下、次亜
塩素酸塩又は次亜臭素酸塩によりホフマン反応させて 一般式(II:]: (式中、Xはハロゲン原子を表わす。)で示される2−
へロー4−アミノピリジンを製造する方法に関する。
一般に当該2−へロー4−アミンピリジンの製造法とし
ては1例えばアミノピリジン類のハロゲン化の場合は酸
性溶媒中、塩素、臭素などを反応させれば、アミツノ、
(のオルソ、パラ位がハロゲン化され、アミノ基のメタ
位にハロケンを導入する事は至難であり、本発明の化合
物も4−アミノピリジンから直接ハロゲン化する方法は
報告されていない。従来、本発明の化合物を得る方法と
して下記のような方法が報告されている。
ては1例えばアミノピリジン類のハロゲン化の場合は酸
性溶媒中、塩素、臭素などを反応させれば、アミツノ、
(のオルソ、パラ位がハロゲン化され、アミノ基のメタ
位にハロケンを導入する事は至難であり、本発明の化合
物も4−アミノピリジンから直接ハロゲン化する方法は
報告されていない。従来、本発明の化合物を得る方法と
して下記のような方法が報告されている。
■Rec、trav、chim、 8J 673〜6
98(1950)■He1v、 chim、 Acta
、 34.498〜500(1951)■Indian
、J、 chem、 4(8) 403〜405(19
86)○ ○ しかしながら■の方法は出発原料である2、4−ジクロ
ルピリジンを得るのが難しく且つ、それから目的物への
収率も約20%と低く工業的な方法とはいい難い。又■
の方法は爆発の危険がある2−クロル−イソニコチノイ
ルアミドを経由するものであり工業的な製法とは成り難
いものである。そして、■の方法は、出発原料である2
−クロル−4−ニトロピリジンーN−オキシドを熱に対
して不安定な2−クロルピリジン−N−オキシトから低
い収率で製造され入手しがたいものであり決して満足で
きる方法とは言えない。
98(1950)■He1v、 chim、 Acta
、 34.498〜500(1951)■Indian
、J、 chem、 4(8) 403〜405(19
86)○ ○ しかしながら■の方法は出発原料である2、4−ジクロ
ルピリジンを得るのが難しく且つ、それから目的物への
収率も約20%と低く工業的な方法とはいい難い。又■
の方法は爆発の危険がある2−クロル−イソニコチノイ
ルアミドを経由するものであり工業的な製法とは成り難
いものである。そして、■の方法は、出発原料である2
−クロル−4−ニトロピリジンーN−オキシドを熱に対
して不安定な2−クロルピリジン−N−オキシトから低
い収率で製造され入手しがたいものであり決して満足で
きる方法とは言えない。
そこで本発明者らは各種反応を検討した結果、一般式〔
I〕でボされる化合物にアルカリのイI在ド、水媒体中
に次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩の水溶液を作用させた
後、過熱脱炭酸することにより、目的物である一般式(
II)で示される2−ハロー4−アミノピリジンが容易
に得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
ものである。
I〕でボされる化合物にアルカリのイI在ド、水媒体中
に次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩の水溶液を作用させた
後、過熱脱炭酸することにより、目的物である一般式(
II)で示される2−ハロー4−アミノピリジンが容易
に得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
ものである。
本発明の出発原料となる一般式CI)で示される化合物
は例えばイソニコチノニトリル又はイソニコチンアミド
のN−オキシ)・をオキシm化リン等でハロゲン化すれ
ば容易に得られるものである。本発明の出発原料として
は通常−f4p式(II)のYがニトリルである化合物
又はアミドである化合物を単独で使用するがそれらの混
合物であっても差しつかえない。
は例えばイソニコチノニトリル又はイソニコチンアミド
のN−オキシ)・をオキシm化リン等でハロゲン化すれ
ば容易に得られるものである。本発明の出発原料として
は通常−f4p式(II)のYがニトリルである化合物
又はアミドである化合物を単独で使用するがそれらの混
合物であっても差しつかえない。
反応はアルカリの存在下、水媒体系で行なわれるが、ア
ルカリの種類としては、苛性ソータ、苛性カリなど通常
のものでよく、一般式(I)に対して1〜3倍モルの使
用で充分であり、又その濃度は10〜20%で使用され
る。次亜塩素酸塩および次11M臭素酸塩の陽性イオン
構成成分の種類としてはナトリウム、カリウムが使用で
き、通常、有効ハロゲン含量8〜15%の水溶液が使用
される。また、かかる次亜塩素酸塩又は、次亜臭素酸塩
としてアルカリ水溶液に塩素又は、臭素を反応させたも
のをそのまま用いることができる。
ルカリの種類としては、苛性ソータ、苛性カリなど通常
のものでよく、一般式(I)に対して1〜3倍モルの使
用で充分であり、又その濃度は10〜20%で使用され
る。次亜塩素酸塩および次11M臭素酸塩の陽性イオン
構成成分の種類としてはナトリウム、カリウムが使用で
き、通常、有効ハロゲン含量8〜15%の水溶液が使用
される。また、かかる次亜塩素酸塩又は、次亜臭素酸塩
としてアルカリ水溶液に塩素又は、臭素を反応させたも
のをそのまま用いることができる。
反応方法としては、原料ニトリル或いは原料アミドのカ
ルボン酸への加水分解を防ぐ為、できるだけ低温で次亜
塩素酸塩或いは次亜臭素酸塩水溶液を作用させるのが良
く、0〜30℃で好ましくは10〜20°Cで加えるの
が適当である。こうして得られた反応液を、70〜10
0℃に加熱するか、加熱水溶液中に滴下すれば脱炭酸が
起り、目的物のアミン体が得られる。かかる反応液から
目的物を分離する方法としては種々の方法が採用できる
が、通常反応液を室温に冷却し晶出する1]的物をろ別
し、その後ろ液を濃縮・抽出すれば、80%以上の好収
率で得ることができる。
ルボン酸への加水分解を防ぐ為、できるだけ低温で次亜
塩素酸塩或いは次亜臭素酸塩水溶液を作用させるのが良
く、0〜30℃で好ましくは10〜20°Cで加えるの
が適当である。こうして得られた反応液を、70〜10
0℃に加熱するか、加熱水溶液中に滴下すれば脱炭酸が
起り、目的物のアミン体が得られる。かかる反応液から
目的物を分離する方法としては種々の方法が採用できる
が、通常反応液を室温に冷却し晶出する1]的物をろ別
し、その後ろ液を濃縮・抽出すれば、80%以上の好収
率で得ることができる。
以に、述べた如く、本発明は2−へロー4−アミノピリ
ジンの製造法として新規でかつ好適な方D、であり、反
ILy形態としても水媒体中という非常に安全な製法を
提供するものでる。したがって本発明は工業的に有利な
方法である。
ジンの製造法として新規でかつ好適な方D、であり、反
ILy形態としても水媒体中という非常に安全な製法を
提供するものでる。したがって本発明は工業的に有利な
方法である。
以r、実施例を挙げ本発明を説明する。
実施例−1
2−クロル−インニコチノニトリル30gを14%Na
OH水溶液130gに加え、攪拌T−15°Cに保つ。
OH水溶液130gに加え、攪拌T−15°Cに保つ。
有効塩素10%の次亜塩素酸ソーダ水溶?rf200g
を1時間30分で滴下する。この間、内容物は懸渦状態
から次第に溶解し褐色液となる。
を1時間30分で滴下する。この間、内容物は懸渦状態
から次第に溶解し褐色液となる。
滴下後、徐々にA温し80〜90℃に約1峙間保つ。こ
の間、反応液は赤色均一溶液となる。反応後、冷却する
と微黄色の2−クロル−4−アミノピリジンが析出する
。ろ過後、屹燥して得られた収量は18g、mp8θ〜
91°Cであった。又、上記ろ液を硫酸でpH10に調
整後、濃縮乾固し、熱メタノールで抽出すると更に5g
の2−クロル−4−アミノピリジンが回収される。2−
クロル−4−アミノピリジンの収率は82.6%である
。
の間、反応液は赤色均一溶液となる。反応後、冷却する
と微黄色の2−クロル−4−アミノピリジンが析出する
。ろ過後、屹燥して得られた収量は18g、mp8θ〜
91°Cであった。又、上記ろ液を硫酸でpH10に調
整後、濃縮乾固し、熱メタノールで抽出すると更に5g
の2−クロル−4−アミノピリジンが回収される。2−
クロル−4−アミノピリジンの収率は82.6%である
。
実施例−2
2−クロルーイソニコチノニトリル14gを15%Na
OH水溶液60gに加え、攪拌下10〜15°Cに保つ
。そこに、20%NaOH水溶液59gに臭素20gを
加え調整した次亜臭素酸ソーダ水溶液を1時間で滴下し
た。この間内容物は懸1%状態から次第13均一となり
&褐色液となる。この後、実施例−1と同様に、加熱、
処理して、I」約物である2−クロル−4−アミノピリ
ジンIOgを得た。
OH水溶液60gに加え、攪拌下10〜15°Cに保つ
。そこに、20%NaOH水溶液59gに臭素20gを
加え調整した次亜臭素酸ソーダ水溶液を1時間で滴下し
た。この間内容物は懸1%状態から次第13均一となり
&褐色液となる。この後、実施例−1と同様に、加熱、
処理して、I」約物である2−クロル−4−アミノピリ
ジンIOgを得た。
出願人 広栄化学王業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、−一般式〔I〕 : (式中、YはCM 、 CONH2をまたXはハロゲン
原子を表わす。) で示される2−ハローイソニコチノニトリル及び/又は
2−ハローイソニコチンアミドに水媒体中、アルカリの
存在下、次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩を作用させた後
、加熱脱炭酸させることを特徴とする 一般式(TI): (式中、Xは前記と同じ。) で示される2−ハロー4−アミノピリジンの製造法。 2、一般式(I)の化合物に次亜塩素酸塩又は次亜臭素
酸塩をO〜30 ’Cで作用させることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3、一般式CI)および一般式(II)中のXが塩素で
ある特許請求の範囲第1又は2項記載の方法。 4、次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩アルカリ水溶液に塩
素又は臭素を反応させたものである特許請求の範囲第1
.2又は3項記載の方法。 5、アルカリか苛性ソータ又は苛性カリである特許請求
の範囲第1.2.3又は4項記載の方1人 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123283A JPS59225163A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 2−ハロ−4−アミノピリジンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123283A JPS59225163A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 2−ハロ−4−アミノピリジンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225163A true JPS59225163A (ja) | 1984-12-18 |
JPH0478631B2 JPH0478631B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=14295148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123283A Granted JPS59225163A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 2−ハロ−4−アミノピリジンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225163A (ja) |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP10123283A patent/JPS59225163A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478631B2 (ja) | 1992-12-11 |
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