JPS59225104A - 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 - Google Patents
低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材Info
- Publication number
- JPS59225104A JPS59225104A JP58098021A JP9802183A JPS59225104A JP S59225104 A JPS59225104 A JP S59225104A JP 58098021 A JP58098021 A JP 58098021A JP 9802183 A JP9802183 A JP 9802183A JP S59225104 A JPS59225104 A JP S59225104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impression material
- alginate
- dusting
- agent
- alginate impression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粉末状で提供される歯科用アルギン酸塩印象材
に関するものであり、特に本発明品は粉塵の飛散性を減
少させると共に保存安定性に優れている事を特徴とする
ものである。
に関するものであり、特に本発明品は粉塵の飛散性を減
少させると共に保存安定性に優れている事を特徴とする
ものである。
粉末状で提供されている歯科用アルギン酸塩印象材は安
価であり、しかもそれを使用する事により適度な精度を
有する口腔内の印象が作製出来るため従来から頻用され
ている。
価であり、しかもそれを使用する事により適度な精度を
有する口腔内の印象が作製出来るため従来から頻用され
ている。
その使用に当っては所定量の粉末状歯科用アルギン酸塩
印象材(以下、アルギン酸塩印象材と記す〕と水をラバ
ー製小型ボールに採り、スパチュラ−を用いて練和して
ペースト状とした後、印象用トレーに盛り口腔内に装入
圧接する。ペーストがゲル化して弾性体を形成した後に
撤去して口腔内の印象を得る。
印象材(以下、アルギン酸塩印象材と記す〕と水をラバ
ー製小型ボールに採り、スパチュラ−を用いて練和して
ペースト状とした後、印象用トレーに盛り口腔内に装入
圧接する。ペーストがゲル化して弾性体を形成した後に
撤去して口腔内の印象を得る。
アルギン酸塩印象材は水と練和して容易にペースト状と
fLす、更に均質なゲル弾性体を形成させるためにアル
ギン酸塩印象材に微粉末成分から成っており、特にゲル
弾性体の補強のためケイソー土。
fLす、更に均質なゲル弾性体を形成させるためにアル
ギン酸塩印象材に微粉末成分から成っており、特にゲル
弾性体の補強のためケイソー土。
無水ケイ酸、タルク、炭酸カルシウム、パーライトなど
の微粒子粉末が一般に50〜80重量係使用されている
。
の微粒子粉末が一般に50〜80重量係使用されている
。
かかるアルギン酸塩印象材粉末は貯蔵中に沈降が起き、
粉末自体の嵩密度が徐々に変化する性質がある。このた
め使用に当って貯蔵容器を振盪するなどして沈降した粉
末を嵩密度の最も小さい状態に戻し、一定容積を持つ専
用スプーンを用いて所定量を正確に採取する方法が慣例
的に行なわれている。
粉末自体の嵩密度が徐々に変化する性質がある。このた
め使用に当って貯蔵容器を振盪するなどして沈降した粉
末を嵩密度の最も小さい状態に戻し、一定容積を持つ専
用スプーンを用いて所定量を正確に採取する方法が慣例
的に行なわれている。
貯蔵容器を振盪した後、容器の蓋を開けると粉塵が風媒
となり外部へ飛散する。更に所定量の粉末ヲゴム製小ボ
ールの中で水と練和しペースト状とする際にもスパチュ
ラの攪拌により粉塵が発生する。発生した粉塵は使用者
に不快感を与えるばかりでなく、環境を汚染し、健康を
害する恐れがあり、アルギン酸塩印象材の欠点として指
摘されて来た。
となり外部へ飛散する。更に所定量の粉末ヲゴム製小ボ
ールの中で水と練和しペースト状とする際にもスパチュ
ラの攪拌により粉塵が発生する。発生した粉塵は使用者
に不快感を与えるばかりでなく、環境を汚染し、健康を
害する恐れがあり、アルギン酸塩印象材の欠点として指
摘されて来た。
この欠点を解決する方法として特公昭57−50142
6号では水に容易に且つ急速に湿潤する被覆剤を用いア
ルギン酸塩印象材の粉末粒子を被覆する方法を開示して
いる。しかしながら該被覆剤でアルギン酸塩印象材粉末
を被覆すると、アルギン酸塩印象材の吸水性を上昇させ
、空気中での平衡水分量が増大するので品質の劣化を速
め貯蔵及び使用期間が著しく短縮されるという欠点があ
る。
6号では水に容易に且つ急速に湿潤する被覆剤を用いア
ルギン酸塩印象材の粉末粒子を被覆する方法を開示して
いる。しかしながら該被覆剤でアルギン酸塩印象材粉末
を被覆すると、アルギン酸塩印象材の吸水性を上昇させ
、空気中での平衡水分量が増大するので品質の劣化を速
め貯蔵及び使用期間が著しく短縮されるという欠点があ
る。
本発明の目的は使用の際に発生する粉塵を低減すると共
に長期間安定した品質を維持するアルギン酸塩印象材を
提供する事にある。本発明者等はアルギン酸塩印象材組
成物成分として本質的に揮発性が無く、且つ疎水性を示
し水との親和性が少ない有機系の液体と非イオン界面活
性剤とを共存せしめる事により粉塵発生が低減出来て、
更に長時間安定した品質を維持する効果がある事を知見
し本発明を完成した。
に長期間安定した品質を維持するアルギン酸塩印象材を
提供する事にある。本発明者等はアルギン酸塩印象材組
成物成分として本質的に揮発性が無く、且つ疎水性を示
し水との親和性が少ない有機系の液体と非イオン界面活
性剤とを共存せしめる事により粉塵発生が低減出来て、
更に長時間安定した品質を維持する効果がある事を知見
し本発明を完成した。
本発明に係るアルギン酸塩印象材はアルギン酸塩(a)
、ゲル化反応剤(b)、ゲル化調節剤(C)、充填材(
d)、更に必要に応じその他に添加剤を加えた公知成分
から成り、更に20℃における蒸気圧が6.15rrb
m、 Hy以下で疎水性を示す液体(e)である炭化水
素。
、ゲル化反応剤(b)、ゲル化調節剤(C)、充填材(
d)、更に必要に応じその他に添加剤を加えた公知成分
から成り、更に20℃における蒸気圧が6.15rrb
m、 Hy以下で疎水性を示す液体(e)である炭化水
素。
脂肪酸、アルコール、エステル、油脂、シリコーンオイ
ルの少なくとも1種以上、及び非イオン界面活性剤(f
)の各成分から成るものである。
ルの少なくとも1種以上、及び非イオン界面活性剤(f
)の各成分から成るものである。
(a)成分のアルギン酸塩としてはアルギン酸のナトリ
ウム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミン
などの塩の様な水に可溶な塩の1種以上が使用される。
ウム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミン
などの塩の様な水に可溶な塩の1種以上が使用される。
(b)成分のゲル化反応剤としては2価以上の金属塩が
使用出来るが、好適には硫酸カルシウムニ水塩及び/ま
たは半水塩が使用される。
使用出来るが、好適には硫酸カルシウムニ水塩及び/ま
たは半水塩が使用される。
(C)成分のゲル化調節剤としてはナトリウムまたはカ
リウムの各種燐酸塩、ケイ酸塩、或いは炭酸塩などの1
種以上が使用される。(d)成分の充填材にはケイ凍土
、無水ケイ酸、タルク、炭酸カルシウム、パーライトな
どの微粒子粉末の1種以上が使用される。更に必要に応
じて顔料、香料、及び金属の酸化物、水酸化物、或いは
弗化物が使用され得る。
リウムの各種燐酸塩、ケイ酸塩、或いは炭酸塩などの1
種以上が使用される。(d)成分の充填材にはケイ凍土
、無水ケイ酸、タルク、炭酸カルシウム、パーライトな
どの微粒子粉末の1種以上が使用される。更に必要に応
じて顔料、香料、及び金属の酸化物、水酸化物、或いは
弗化物が使用され得る。
本発明は(a)(b)(c)(d)の各成分を特に限定
するものではなく、アルギン酸塩をゲル生成源成分とす
る粉末状で提供される歯科用印象材であればよく、(e
)成分液体及び(f)成分である非イオン界面活性剤を
必須とする点に特徴を有している。
するものではなく、アルギン酸塩をゲル生成源成分とす
る粉末状で提供される歯科用印象材であればよく、(e
)成分液体及び(f)成分である非イオン界面活性剤を
必須とする点に特徴を有している。
(e)成分ハ20℃において蒸気圧が6.15 ryn
、 HP以下であり、且つ疎水性を示す液体であること
を要し、次に示す炭化水素、脂肪酸、アルコール、エス
テル、油脂、シリコーンオイルから選ばれ、炭化水素と
してはスクワラン、スクヮレン、流動パラフィン、ノナ
ン、デカン、ウンデカン、ドデカン。
、 HP以下であり、且つ疎水性を示す液体であること
を要し、次に示す炭化水素、脂肪酸、アルコール、エス
テル、油脂、シリコーンオイルから選ばれ、炭化水素と
してはスクワラン、スクヮレン、流動パラフィン、ノナ
ン、デカン、ウンデカン、ドデカン。
トリデカンなどが使用され得る。脂肪酸としてはインス
テアリン酸、2−エチルペンタン酸、2−エチルヘキサ
ン酸、リノール酸、リルイン酸などが使用可能である。
テアリン酸、2−エチルペンタン酸、2−エチルヘキサ
ン酸、リノール酸、リルイン酸などが使用可能である。
アルコールとしてはオレイルアルコール、2−へキシル
デカノール、インステアリルアルコール、2−オクチル
ドデカノールなどが使用可能である。エステルとしては
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル
。
デカノール、インステアリルアルコール、2−オクチル
ドデカノールなどが使用可能である。エステルとしては
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル
。
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、
ジメチルオクタン酸へキシルデシルなどが使用可能であ
る。油脂ではアルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、サフ
ラワー油、大豆油うッパキ油・トウモロコシ油、ナタネ
油、バーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、卵黄
油などが使用可能テアル。シIJフーンオイルとしては
ポリジメチルシロキサンオイル、ポリメチルハイドロジ
エンシロキサンオイル、ポリメチルフェニルシロキサン
オイルが使用可能である。
ジメチルオクタン酸へキシルデシルなどが使用可能であ
る。油脂ではアルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、サフ
ラワー油、大豆油うッパキ油・トウモロコシ油、ナタネ
油、バーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、卵黄
油などが使用可能テアル。シIJフーンオイルとしては
ポリジメチルシロキサンオイル、ポリメチルハイドロジ
エンシロキサンオイル、ポリメチルフェニルシロキサン
オイルが使用可能である。
上記した物質の1種或いは2種以上を混合して使用する
事が出来、アルギン酸塩印象材全量に対し1.0重量部
以上、15重量係以下が好適に使用される。1.3重量
%未満では本発明の目的とする粉塵発生の低減と保存安
定性に対し何等効果を発揮せず、また155重量部超え
て含有すると疎水性が大きくなり、水と馴染み難く練和
してペーストとする際に著しく操作性が悪くなる。本発
明で云う疎水性を示す液体とは2o′cにおける水に対
する溶解度が6.6重量部以下であるものを意味する。
事が出来、アルギン酸塩印象材全量に対し1.0重量部
以上、15重量係以下が好適に使用される。1.3重量
%未満では本発明の目的とする粉塵発生の低減と保存安
定性に対し何等効果を発揮せず、また155重量部超え
て含有すると疎水性が大きくなり、水と馴染み難く練和
してペーストとする際に著しく操作性が悪くなる。本発
明で云う疎水性を示す液体とは2o′cにおける水に対
する溶解度が6.6重量部以下であるものを意味する。
本発明の実施において好適に使用し得た液体のうちで最
も高い蒸気圧を示すノナンがンo℃において3 、15
mJn、 Hyであり、より高い蒸気圧を示す液体の使
用は貯蔵期間中に揮発して徐々に含量を減少する不都合
が生ずるため本発明では蒸気圧を6.15pH1以下と
規定した。
も高い蒸気圧を示すノナンがンo℃において3 、15
mJn、 Hyであり、より高い蒸気圧を示す液体の使
用は貯蔵期間中に揮発して徐々に含量を減少する不都合
が生ずるため本発明では蒸気圧を6.15pH1以下と
規定した。
(f)成分である非イオン界面活性剤は乳化2分散など
の性能があり、水に可溶なHLBli&が8以上のもの
が適当である。陽イオン、陰イオン、両性などのイオン
性界面活性剤の使用はゲル生成反応を阻害し、生成する
グルの弾性2強度を者しく低下させるので好1しくない
。好適に使用し得る非イオン界面活性剤としてはソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油などが挙げら
れる。
の性能があり、水に可溶なHLBli&が8以上のもの
が適当である。陽イオン、陰イオン、両性などのイオン
性界面活性剤の使用はゲル生成反応を阻害し、生成する
グルの弾性2強度を者しく低下させるので好1しくない
。好適に使用し得る非イオン界面活性剤としてはソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油などが挙げら
れる。
上記した非イオン界面活性剤の1種或いは2種以上を使
用する事が出来るが、その使用量は型取後に注入する石
膏面を粗雑にする原因となるため、アルギン酸塩印象材
全量に対し6重量部以下の使用が好ましい。本発明の特
徴としている点は、アルギン酸塩をゲル生成原成分とす
る歯科用アルギン酸塩印象材であって(θ)成分及び(
f)成分を共存させる事により粉塵発生を低減すると共
に長時間安定な品質を維持する歯科用アルギン酸塩印象
材を提供する事にある。
用する事が出来るが、その使用量は型取後に注入する石
膏面を粗雑にする原因となるため、アルギン酸塩印象材
全量に対し6重量部以下の使用が好ましい。本発明の特
徴としている点は、アルギン酸塩をゲル生成原成分とす
る歯科用アルギン酸塩印象材であって(θ)成分及び(
f)成分を共存させる事により粉塵発生を低減すると共
に長時間安定な品質を維持する歯科用アルギン酸塩印象
材を提供する事にある。
本発明によるアルギン酸塩印象材は使用に当って貯蔵容
器の振盪及び練和の際に殆んど粉塵の発生が無いので環
境を汚染する事なく、健康を害する恐れもなく、使用者
は快適に操作する事が出来る。更に長時間安定な品質を
維持する事により常に一定な精度を持つ印象を採得する
事が可能である。
器の振盪及び練和の際に殆んど粉塵の発生が無いので環
境を汚染する事なく、健康を害する恐れもなく、使用者
は快適に操作する事が出来る。更に長時間安定な品質を
維持する事により常に一定な精度を持つ印象を採得する
事が可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
成 分 重量部
アルギン酸ナトリウム 15硫酸カルシウ
ム2水塩 15第6リン酸ナトリウム
2ケイ藻± 60タ
ルク 5弗化チタンカリ
ウム 1酸化アルミニウム
2上記酸分をプレンダー中で混合した。更にプレ
ンダーの混合を続はスタフ2フ8部(以下、総べて重量
部]とポリオキシエチレン(207ソルビタンモノラウ
レ一ト1部の混合液全量を滴下した。得られた粉末16
部と水40部をラバー製ボールに採り、スパチュラを用
いて練和した。練和開始5秒後には水の粉末中への湿潤
が観察され、30秒後に均質なペースト状になった。練
和の際、粉塵の発生は認められなかった。
ム2水塩 15第6リン酸ナトリウム
2ケイ藻± 60タ
ルク 5弗化チタンカリ
ウム 1酸化アルミニウム
2上記酸分をプレンダー中で混合した。更にプレ
ンダーの混合を続はスタフ2フ8部(以下、総べて重量
部]とポリオキシエチレン(207ソルビタンモノラウ
レ一ト1部の混合液全量を滴下した。得られた粉末16
部と水40部をラバー製ボールに採り、スパチュラを用
いて練和した。練和開始5秒後には水の粉末中への湿潤
が観察され、30秒後に均質なペースト状になった。練
和の際、粉塵の発生は認められなかった。
実施例2
スクワランの代わりにオリーブ油5部;ポリオキシエチ
レン(20)ソルビタンモノラウレートノ代わりにポリ
オキシエチレン[5O1zルヒツトテトラオレ一ト2部
を用いる以外は実施例1の手順を繰返した。練和開始5
秒後には水の粉末への湿潤が観察され、25秒後に均質
なペースト状になつた。練和の際粉塵の発生は認められ
なかった。
レン(20)ソルビタンモノラウレートノ代わりにポリ
オキシエチレン[5O1zルヒツトテトラオレ一ト2部
を用いる以外は実施例1の手順を繰返した。練和開始5
秒後には水の粉末への湿潤が観察され、25秒後に均質
なペースト状になつた。練和の際粉塵の発生は認められ
なかった。
実施例6
スクワランの代わりに2−へキシルデカノール6部;ポ
リオキシエチレン(20>ンルビタンモノラウレートの
代わりにポリオキシエチレン(1〕ポリオキシプロピレ
ン(8〕セチルエーテル0.5部;を用いる以外は実施
例10手順を繰返した。練和開始5秒後には水の粉末へ
の湿潤が観察され60秒後に均質なペースト状になった
。練和の際粉塵の発生は認められなかった。
リオキシエチレン(20>ンルビタンモノラウレートの
代わりにポリオキシエチレン(1〕ポリオキシプロピレ
ン(8〕セチルエーテル0.5部;を用いる以外は実施
例10手順を繰返した。練和開始5秒後には水の粉末へ
の湿潤が観察され60秒後に均質なペースト状になった
。練和の際粉塵の発生は認められなかった。
実施例4
スクワランの代わりにラウリン酸ヘキシル5部;ポリオ
キシエチレン(2U〕ンルビタンモノラウレートの代わ
りにポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル1部を
用いる以外は実施例10手順を繰返した。練和開始5秒
後には水の粉末への湿潤が観察され75秒後に均質なペ
ースト状になった。
キシエチレン(2U〕ンルビタンモノラウレートの代わ
りにポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル1部を
用いる以外は実施例10手順を繰返した。練和開始5秒
後には水の粉末への湿潤が観察され75秒後に均質なペ
ースト状になった。
練和の際粉塵の発生は認められなかった。
実施例5
成 分 重量部
アルギン酸カリウム 15硫酸カルシウ
ム2水塩 15微粒子無水ケイ酸
10ケイ藻土 40パー
ライト 10ケイ弗化カリウム
1酸化亜鉛
4上記機粒子無水ケイ酸、ケイ藻土、パーライトに
プレングー中で混合しながらポリジメチルシロキサンオ
イル(粘度350CI9 ) 3部とポリオキシエチレ
ンC7,5)ノニルフェニルエーテル’+部tm下した
後、全成分を混合した。得られた粉末16部と水40部
をラバー製ボールに採りスパチュラを用いて練和した。
ム2水塩 15微粒子無水ケイ酸
10ケイ藻土 40パー
ライト 10ケイ弗化カリウム
1酸化亜鉛
4上記機粒子無水ケイ酸、ケイ藻土、パーライトに
プレングー中で混合しながらポリジメチルシロキサンオ
イル(粘度350CI9 ) 3部とポリオキシエチレ
ンC7,5)ノニルフェニルエーテル’+部tm下した
後、全成分を混合した。得られた粉末16部と水40部
をラバー製ボールに採りスパチュラを用いて練和した。
練和開始7秒後粉末の湿潤が観察され、60秒後に均質
なペースト状になった。練和の際粉塵の発生は認められ
なかった。
なペースト状になった。練和の際粉塵の発生は認められ
なかった。
実施例6
ポリジメチルシロキサンオイルの代わりに流動パラフィ
ン2部と2−エチルヘキサン酸1部;ポリオキシエチレ
ン(7,5)ノニルフェニルエーテルの代わりにポリオ
キシエチレン(20〕ンルピタンモノオレー) 0.5
部とポリオキシエチレン(15)グリセリンステアレー
) U、5部;を用いる以外は実施例5の手順を繰返し
た。練和開始5秒後には粉末の湿潤が観察され60秒後
に均質なペースト状となった。練和の除粉塵の発生は認
められなかった。
ン2部と2−エチルヘキサン酸1部;ポリオキシエチレ
ン(7,5)ノニルフェニルエーテルの代わりにポリオ
キシエチレン(20〕ンルピタンモノオレー) 0.5
部とポリオキシエチレン(15)グリセリンステアレー
) U、5部;を用いる以外は実施例5の手順を繰返し
た。練和開始5秒後には粉末の湿潤が観察され60秒後
に均質なペースト状となった。練和の除粉塵の発生は認
められなかった。
比較例1
ジメチルポリシロキサンオイルとポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルノミヲ除去し、実施例5の手順を
繰返した。粉末への水の湿潤に15秒間を要し練和の際
に粉塵が発生した。
ニルフェニルエーテルノミヲ除去し、実施例5の手順を
繰返した。粉末への水の湿潤に15秒間を要し練和の際
に粉塵が発生した。
次表に実施例Iによるアルギン酸塩印象材と市販品の強
制保存結果及び粉塵の重量一度を示した。
制保存結果及び粉塵の重量一度を示した。
酸塩印象材に準じ測定した。
強制保存 :試料を貯蔵容器に入れ、7日間60℃飽和
湿度中に保存した。
湿度中に保存した。
粉塵の重量濃度:試料1501を金属製丸缶(φ150
×135−)に採り、毎秒1往復で上下 に5回振盪後、直ちに蓋を外ずし、 デジタル粉塵計P−ろ型(柴田化学 社製)を用いて表面から放出する粉 塵を1分間測定し重量濃度を求めた。
×135−)に採り、毎秒1往復で上下 に5回振盪後、直ちに蓋を外ずし、 デジタル粉塵計P−ろ型(柴田化学 社製)を用いて表面から放出する粉 塵を1分間測定し重量濃度を求めた。
以上の結果から明らかな様に本発明によれば強制保存に
よる過酷な条件でゲル化時間の遅延が殆んどなぐ保存安
定性に優れ、粉塵の発生量を極めて少なくすることが出
来、アルギン酸塩印象材の性能を一段と向上させる事に
成功した。
よる過酷な条件でゲル化時間の遅延が殆んどなぐ保存安
定性に優れ、粉塵の発生量を極めて少なくすることが出
来、アルギン酸塩印象材の性能を一段と向上させる事に
成功した。
手続補正書
昭和59年6月1り日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿′1.事件
の表小 昭和58年特許馳第98021号 2、発明の名称 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都板橋区蓮沼町76番1号名 称
而至歯科工業株式会社 取締役社長 中 尾 真 4、 代 理 人 〒100 住 所 東京都千代田区丸の内1−4−り永奈ビル2
34号室 電話214−2861番(代)6、補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書中の下記の点を補正致します。
の表小 昭和58年特許馳第98021号 2、発明の名称 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都板橋区蓮沼町76番1号名 称
而至歯科工業株式会社 取締役社長 中 尾 真 4、 代 理 人 〒100 住 所 東京都千代田区丸の内1−4−り永奈ビル2
34号室 電話214−2861番(代)6、補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書中の下記の点を補正致します。
(1)第33貞第19行〜第20行目
「特公昭57−501426号」とあるを「特許出願公
表57−り01426号」と補正致しまず。
表57−り01426号」と補正致しまず。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の組成、 (a) アルギン酸塩 (b)ゲル化反応剤 (C)ゲル化調節剤 (d)充填材 (e)1種以上より成り20℃における蒸気圧が3.1
5 m&H9以下で、且つ疎水性の液体炭化水素、脂肪
酸、アルコ−、 ル、油脂、シリコーンオイルの何れ か (f) 非イオン界面活性剤 から成ることを特徴とする低粉塵性粉末状歯科用アルギ
ン酸塩印象材。 2 添加物が加えられている特許請求の範囲第1項に記
載の低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58098021A JPS59225104A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58098021A JPS59225104A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225104A true JPS59225104A (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14208217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58098021A Pending JPS59225104A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225104A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118707A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-27 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 成形材料とその製法 |
JPS6281302A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-14 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ほこりを生じない印像材料 |
JPS62265210A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Tokuyama Soda Co Ltd | 印象材の硬化剤 |
WO2014017360A1 (ja) * | 2012-07-25 | 2014-01-30 | 株式会社トクヤマデンタル | 硬化材ペースト及びアルジネート硬化性組成物調製用キット |
CN113574096A (zh) * | 2019-02-04 | 2021-10-29 | 日清纺控股株式会社 | 疏水性海藻酸粒子群及其制造方法 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP58098021A patent/JPS59225104A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118707A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-27 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 成形材料とその製法 |
JPH0653648B2 (ja) * | 1984-06-30 | 1994-07-20 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 成形材料とその製法 |
JPS6281302A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-14 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ほこりを生じない印像材料 |
JPS62265210A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Tokuyama Soda Co Ltd | 印象材の硬化剤 |
WO2014017360A1 (ja) * | 2012-07-25 | 2014-01-30 | 株式会社トクヤマデンタル | 硬化材ペースト及びアルジネート硬化性組成物調製用キット |
JPWO2014017360A1 (ja) * | 2012-07-25 | 2016-07-11 | 株式会社トクヤマデンタル | 硬化材ペースト及びアルジネート硬化性組成物調製用キット |
CN113574096A (zh) * | 2019-02-04 | 2021-10-29 | 日清纺控股株式会社 | 疏水性海藻酸粒子群及其制造方法 |
CN113574096B (zh) * | 2019-02-04 | 2024-05-28 | 日清纺控股株式会社 | 疏水性海藻酸粒子群及其制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0142245B2 (ja) | ||
EP0268347B1 (en) | Two-component dental impression materials | |
JPH028993B2 (ja) | ||
US4394172A (en) | Non-dusting and fast-wetting impression material and method of preparing same | |
US4979989A (en) | Alginate-type powdered composition for dental impressions | |
JPH0635371B2 (ja) | 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 | |
AU706654B2 (en) | Low-dust dental alginate impression material composition | |
JP4215884B2 (ja) | リン酸カルシウムセメント及びリン酸カルシウムセメント組成物 | |
JPS59225104A (ja) | 低粉塵性粉末状歯科用アルギン酸塩印象材 | |
KR950001006B1 (ko) | 무분진 알긴산염 인상용 조성물 | |
CA1255456A (en) | Molding material and process for its preparation | |
JP2008063261A (ja) | 歯科用アルギン酸塩印象材組成物 | |
JP2793744B2 (ja) | 印象材用硬化剤 | |
JP2004113332A (ja) | 歯科用アルギン酸塩印象材 | |
JP4210359B2 (ja) | 歯科用印象材組成物 | |
JPS62265210A (ja) | 印象材の硬化剤 | |
JP2719694B2 (ja) | 低粉塵性粉末状歯科用石膏組成物 | |
JPH0441833A (ja) | 防カビ目地材料 | |
JP2005533765A (ja) | 低発塵性埋没組成物材料 | |
JPH05155731A (ja) | 歯科用印象材または石膏の練和方法 | |
JPH03255012A (ja) | 無粉塵性歯科用アルギン酸塩印象材 | |
JP2001048626A (ja) | セメント組成物 | |
CA1161207A (en) | Non-dusting and fast-wetting impression material and method of preparing same | |
JP3499101B2 (ja) | 印象材 | |
JP2002104915A (ja) | 粉末状アルギン酸塩印象材組成物 |