JPS59224539A

JPS59224539A - エンジンテスト用冷却水供給回収装置

Info

Publication number: JPS59224539A
Application number: JP10002283A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Matsumoto; 松本　芳範; Shigeru Kanefuji; 金藤　茂; Tomoaki Hayashi; 林　智亮
Original assignee: Daifuku Co Ltd; Daifuku Machinery Works Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd; Daifuku Machinery Works Ltd
Priority date: 1983-06-03
Filing date: 1983-06-03
Publication date: 1984-12-17
Also published as: JPH025261B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、組み立てられたエンジンを着火運転して各種
のテストを行うためのエンジンテスト装置に使用される
エンジン冷却水供給回収装置に関するものであって、エ
ンジンテスト完了ｆ＆のエンジン及び配管内の残留冷却
水を９ノ果的に吸引回収し得るようにぜんとするもので
ある。

以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、温水ユニットを示す第１図に於て、１は高所に
設置されたメインタンク　（ヘッダータンク）であって
、ヒーター２ａ、２ｂ、ｉｉ度ｔンサーｉ５ａ、５ｂ、
及び７ｏ−トスイソチ４ａ〜４ｄを備えている。５はリ
ターンタンクであって、ヒーター６、温度センサー７、
及びフロートスイッチ８ａ〜８ｄを備えている。９はメ
インタンク１からの排水配管であって、メインタンク排
水弁１０を備えており、その排水がリターンタンク５へ
供給されるように配設されている。１１はリターンタン
ク５からの排水配管であって、リターンタンク排水弁１
２を備えている。１５はリターンタンク５からメインタ
ンク１への給水配管であって、リターンポンプ１４を備
えている。１５ａ、１５ｂは給水源接続端１６からメイ
ンタンク１及びリターンタンク５へ夫々給水する給水配
管であって、夫々給水弁１７．１８を備えている。

１９８〜１９ｅはエンジンテストベンチであって、夫々
の冷却水供給源接続端２０と前記メインタンク１とは給
水配管２１によって接続され、各テス１ベンチ１９８〜
１９ｅの排水吸引源接続端２２に接続された回収配管２
３は前記リターンタンク５上に開口している。２４ａ〜
２４ｄはウォーターエゼクタであって、゛前記回収配管
２ｉ５中に並列に介装され、これ等ウォーターエゼクタ
２４ａ〜２４ｄを２群に分けて各群のウォーターエゼク
タへ駆動水を供給する２つのエゼクタポンプ２５ａ、２
５ｂに、前記リターンタンク５に接続された温水取り出
し配管２６に接続されている。

第２図は前記各エンジンテストベンヂ１９ａ〜１９ｅに
於ける冷却水供給回収配管系統を示し、２７はテスト運
転されるエンジン、２８は冷却水供給源接続端２０と前
記エンジン２７の冷却水人口との間の給水配管、２９は
エンジン２７の冷却水出口と排水吸引源接続端２２との
間の回収配管、５０は前記給水配管２８と回収配管２９
とを接続するバイパス配管、′５１は該バイパス配管５
゜に介装された開閉電磁弁であって、ＯＦＦ状態に於て
バイパス配管３０を遮断する。３２は前記バイパス配管
５０の接続位置よりもエンジン２７　＋１１１！で回収
配管２９に接続された１ノ１水配管、５５は前記給水配
管２８に介装された切り換え電磁弁であって、ＯＦＦ状
態に於°Ｃ１この切り換え電磁弁６６よりもエンジン２
７側の給水配管部分２８ａを前記排水配管６２に接続す
る。５４は前記切り換え電磁弁じろよりもエンジン２７
例の給水配管部分２８ａに介装された開閉電磁弁であっ
て、ＯＦＦ状態に於て該給水配管部分２８　ａ　’ｉ：
遮断する。

５５は前記排水配管５２に介装された差圧式フロースイ
ッチであって、排水配管６２内の水流を検出している状
態から水流を検出しなくなったとき、前記給水配管２８
内の開閉電磁弁′５４をＯＮ状態（給水配管２を連通さ
せる状態）から給水配管２８を遮断するＯＦＦ状態に自
動的に切り換える。６６は前記排水配管５２の接続位置
よりもエンジン２７例の回収配管２９内に介装された切
り換え電磁弁であって、ＯＦＦ状態に於て当該切り換え
電磁弁６６よりもエンジン２７側の回収配管部分２９ａ
を大気開放用配管５７に接続する。６８は該大気開放用
配管６７に介装したチェック弁である。

次に第１図に示す温水ユニットの運転方法を説明すると
、該湛水ユニットの運転には、主としてメインタンク１
及びリターンタンク５の水１１１１１整を行うイニシャ
ルモー１゛と、主とし゛ζ両タンク１．５の水温調整を
行うアイドリングモードと、水量調整及び水温調整を行
ってテストベンヂ１９ａ〜１９ｅへ給水可能な状態を維
持する稼動モードとが予め設定されている。

（イニシャルモード運転）運転スター１時に選択されるイニシャルモードによる運
転制御は次のように行われる。

（１）ヒーター２ａ、２ｂは、メインタンク１の下限水
量を検出するフロートスイッチ４ｄがＯＮであることを
条件にして作動し、ヒーター６は、リターンタンク５の
下限水量を検出するフロー１スイツチ８ｄがＯＮである
ことを条件にして作動する。

（２）両タンク１．５の水量が基準水量以下のとき、即
ち基準水量検出用フロートスイッチ４ｂ、８Ｃが両方共
ＯＦＦのとき、夫々のフロー１スイツチ４ｂ、ＢｃがＯ
Ｎするまでメインタンク給水弁１７及びリターンタンク
給水弁１８が開き、両りンク１，５に給水配管１５ａ、
１５ｂを通じて給水される。

（３）メインタンク１の水量が基準水量以上でリターン
タンク５の水量が基準水量以下のとき、メインタンク１
０基準水量検出用フロートスイソヂ４ｂがＯＦＦするま
でメインタンクＩＪ）水弁１０が開き、排水配管９を通
じてメインタンク１内の水がリターンタンク５に供給さ
れ、排水弁１０が閉じたとき、リターンタンク５の水量
が未だ基準水量以下であれば、基準水量検出用フロー１
スイツチ８ＣがＯＮするまで給水弁１８が開き、給水配
管１５ｂからリターンタンク５に給水され、メインタン
ク１からの給水によってリターンタンク５の水量が基準
水量以上になったときは、前記フロートスイッチ８ｃが
ＯＦＦするまでリターンタンク排水弁１２が開き、排水
配管１１を通じてリターンタンク５内の水をＩノ［出す
る。

（４）リターンタンク５の水量が基準水量以上でメイン
タンク１の水量が基準水量以下のときは、前記フロート
スイッチ４ｂがＯＮするまで給水弁１７が開き、給水配
管１５ａよりメインタンク１に給水すると共に、前記フ
ロートスイッチ８ｃがＯＦＦするまでリターンタンク排
水弁１２が開き、排水配管１１よりリターンタンク５内
の水がυＦ出される。

（５）両タンク１．５の水量が共に基準水量以上であれ
ば、夫々のフロー１−スイッチ４ｂ、８ｃがＯＦＦする
までメインタンク排水弁１０及びリターンタンク排水弁
１２が開き、各タンク１．５内の水が排水配管９．１１
を通じて排出される。

（アイドリングモード運転）前記イニシャルモード運転による水量ｉ整の結果、前記
給水弁１７．１８及び排水弁１０．１２の総てが一定時
間（例、５秒間）閉路状態を継続することによって、イ
ニシャルモード運転からアイドリング運転に自動的に切
り換えられる。

（１）メインタンク１のヒーター２ａ、２ｂは、メイン
タンク水温が最高設定温度（例、６８℃、温度センサー
５ａで検出）に達するまで作動し、リターンタンク５の
ヒーター６は、リターンタンク水温が最低設定温度（例
、５０℃、温度センサー７で検出）に達するまで作動す
る。

（２）メインタンク１の規定水量（基準水量以下）検出
用フロートスイッチ４ｃがＯＮしている状態で、メイン
タンク１の水温が前記最高設定温度以上で且つリターン
タンク５の水温が前記最低設定温度以下のとき、メイン
タンク排水弁１ｏが開き、メインタンク１内の温水がＩ
Ｊ［水配管９を通じてリターンタンク５に供給される。

（３）メインタンク１の基準水量検出用フロートスイッ
チ４ｂ′ｈ＜ＯＦＦでリターンタンク５の基準水量検出
用フロートスイッチ８ｃがＯＮのとき、前記フロートス
イッチ４ｂがＯＮするまで、或いはリターンタンク５の
規定水量（基準水置局」二）検出用フロートスイッチ８
ｂがＯＮでメインタンク１の上限水量検出用フロートス
イッチ４ａがＯＦＦのとき、リターンタンク５の基準水
量検出用フロートスイッチ８ｃがＯＦＦするまで、リタ
ーンポンプ１４が作動し、リターンタンク５内の温水が
給水配管１６を通じてメインタンク１に供給される。

（稼動モード運転）前記アイドリングモード運転によってメインタンク１内
の温水が最高設定温度以上で且つリターンタンク５内の
温水が最低設定温度以上の状態が一定時間（例、５秒間
）継続したとき、アイドリング運転モードから稼動モー
ド運転に自動的に切り換えられる。

＋１１メ４ンタンク給水弁１７は、メインタンク水温が
最高設定温度以上でメインタンク１の規定水量検出用フ
ロートスイッチ４ｃがＯＦＦのときに開き、メインタン
ク１への給水が行われる。

（２）メインタンク排水弁１０は、リターンタンク５の
基準水量検出用フロートスイッチ８ＣがＯＦＦでメイン
タンク１の規定水量検出用フロートスイッチ４ｃがＯＮ
のとき、リターンタンク５の規定水量検出用フロートス
イッチ８ｂがＯＮするまで開き、メインタンク１内の温
水がリターンタンク５へ供給される。或いは、メインタ
ンク水温が最高設定温度以上でメインタンク１０基準水
量検出用フロートスイツチ４ｂがＯＮのとき、メインタ
ンク排水弁１０を開くことも出来る。

（３）リターンタンク給水弁１８は、リターンタンク水
温が最高設定水温（例、６０　”ｃ、温度センサー７で
検出）以上でリターンタンク５の規定水量検出用フロー
トスイッチ８ｂ又は基準水量検出用フロートスイッチ８
ｃｉＪ（ＯＦＦのとき、がｊ記規定水量検出用フロート
スイッチ８ｂがＯＮするまで開き、リターンタンク５へ
の給水が行われる。

（４）リターンタンク排水弁１２は、リターンタンク５
の上限水量検出用フロートスイッチ８ａがＯＮのとき、
規定水量検出用フロー１スイソヂ８ｂがＯＦＦするまで
開き、リターンタンク５からの排水が行われる。

（５）メインタンク１のヒーター２ａは、メインタンク
水温が最低設定温度（例、６２°Ｃ，温度センサー６ａ
で検出）以下のとき、該水温が前記最高設定温度に達す
るまで作動する。

（６）メインタンク１のヒーター２ｂは、前記ヒーター
２ａが作動後一定時間（例、５分）経過してもメインタ
ンク水温が中期設定温度（例、６５℃、温度センサー５
ｂで検出）以下のとき、水温が前記最高設定温度に連す
るまで作動する。

（７）リターンタンク５のヒーター６は、リターンタン
ク水温が前記最低設定温度以下のとき、同水温が最高設
定温度に達するまで作動する。

（８）リターンポンプ１４は、メインタンク１の規定水
量検出用フロートスイッチ４ｃがＯＦＦになったとき、
該メインタンク１の水温が前記最低設定温度以上で且つ
一リターンタンク５の下限水量検出用フロートスイッチ
８ｄｆＪ（ＯＮＬ、ていることを条件に作動し、メイン
タンク１の上限水量検出用フロートスイッチ４ａがＯＮ
することによって停止する。尚、上記リターンポンプ１
４の作動によってメインタンク１の基準水量検出用フロ
ートスイッチ４ｂがＯＮしたとき、メインタンク水温が
前記中間設定温度以下ならば、このフロートスイッチ４
ｂのＯＮにてリターンポンプ１４は停止する。

（９）ウォーターエゼクタ２４ａ〜２４ｄはエゼクタポ
ンプ２５ａ、２５ｂによって常時作動し、メインタンク
１から給水配管２１を経てデス１ベンチ１９ａ〜１９ｅ
に供給された温水が前記ウォーターエゼクタ２４ａ〜２
４ｄにより吸引され、回収配管２５を経てリターンタン
ク５に回収される上記の稼動モードによって温水ユニッ
トが運転されている状態に於て、各テストベンチ１９ａ
〜１９ｅでのエンジン２７のテスト運転が行われる。勿
論、この稼動モード運転の状態であっても、メインタン
ク水温が最低設定温度以下の状態が一定時間（例、５分
間）以上続いた場合には、テストベンチ１９ａ〜１９ｄ
でのエンジンテスト運転を不可とする。

エンジン２７をテスト運転していない休止時には、切り
換え電磁弁５５．’６６及び開閉電磁弁３４を図示のよ
うにＯＦＦ状態とし、バイパス配管３０中の開閉電磁弁
５１のみをＯＮ（開路）状態として、冷却水供給源接続
端２０からヘッド圧で供給される前記メインタンク１内
の温度調整された冷却水をバイパス配管３０を経由させ
て排水吸引源接続端２２へ戻すように循環させておく。

エンジン２７をテスト運転するときは、先ず回収配管２
？中の切り換え電磁弁５６をＯＮ状態に切り換えて回収
配管２９を連通させると共にバイパス配管５０中の開閉
電磁弁５１をＯＦＦ状態に戻してバイパス配管５０を遮
断し、この後やや遅らせて給水配管２８中の切り換え電
磁弁ｉ５５及び開閉電磁弁３４をＯＮ状態に切り換え、
給水配管２８を連通させる。この結果、冷却水供給源接
続端２０から給水配管２８に供給される冷却水はエンジ
ン２７に供給され、該エンジン２７から排出される冷却
′水は回収配管２９から排水吸引源接続端２２を通じて
前記ウォーターエゼクタ２４ａ〜２４ｄにより吸引され
、前記リターンタンク５に回収される。

エンジンテスト完了後は、給水配管２８中の開閉電磁弁
５４のみをＯＮ状慈のままとし、他の切り換え電磁弁ｉ
５５．　　ｉ５６をＯＦＦ状態に切り換える。この結果
、エンジン２７に接続する回収配管部分２９ａが大気開
放用配管５７に接続されると同時に、エンジン２７に接
続する給水配管部分２８ａが排水配管２５２及び回収配
管２９の一部を通じて排水吸引源接続端２２に連通ずる
ことになる。従って、前記ウォーターエゼクタ２４ａ〜
２４ｄの吸引力が給水配管部分２８ａ、エンジン２７内
、及び回収配管部分２９ａに作用し、これ等冷却水供給
回収経路内に残留する冷却水が冷却水供給時とは逆周り
に強制吸引され、自動的に排出される。このとき、前記
冷却水供給回収経路内には大気開放用配管２５７から大
気が導入されるが、残留冷却水の吸引排出が完了して排
水配管？５２内に水流がなくなったとき、この排水配管
５２内の差圧式フロースイッチ５５が作動し、開閉電磁
弁５４を自動的にＯＦＦ状態に切り換えて給水配管部分
２８ａを遮断するので、空気が排水吸引源に吸引される
ことがない。

本発明の冷却水供給回収装置は以上のように実施し得る
ものであって、テスト運転されるエンジンに冷却水を供
給する手段と、該エンジンから冷却水を回収する手段と
を備え、この冷却水回収手段は、回収配管中に介装され
たウォーターエゼクタを備え、回収された冷却水を受は
入れるリターンタンク内の温水を前記ウォーターエゼク
タへ駆動水として圧送するポンプを設けたものであるか
ら、真空ポンプを使用して高温のエンジン冷却水の吸引
回収を行う場合のように、併用するチャージタンクにク
ーラー設備を併設して、回収するエンジン冷却水を冷却
しなくともウォーターエゼクタにより効率良く吸引回収
し得る。従って高価な真空ポンプを使用しないことと相
俟って、大中なコストダウンを図り得る。しかもウォー
ターエゼクタ駆動水としては回収された温水を利用する
ので、回収される冷却水を冷してしまうことがなく、リ
ターンタンク内の回収冷却水を循環使用するのに好都合
である。又、運転時の騒音も低い。

尚、実施例のように、エンジンテスト完了後の残留冷却
水吸引回収時に空気を吸引してし、まうのを防止する水
流検出スイツチ（実施例では差圧式フロースイソチロ５
）を併用することによって、吸引能力の低いウォーター
エゼクタを使用し乍ら効果的な吸引回収作用を行わぜ得
る。又、実施例のように複数個のウォーターエゼクタを
並列に介装して必要な吸引能力を得る場合でも、その使
用個数を少なくし得る。

前記エンジン冷却水を温度調整するための熱源の一部と
して、エンジンテスト装置に併設されている油圧ユニッ
トのオイルクーラーから回収される高温冷却水や、テス
ト運転されるエンジンからの高温排気ガスを活用するこ
とにより、容量の小さいヒーターを使用することが出来
、コストダウンと省エネ効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は温水ユニットの配管系統図、第２図はテストベ
ンチ側の配管系統図である。１・・・メインタンク、２ａ、２ｂ、６・・・ｌニーク
ー、５ａ、ｉ５ｂ、７・・・温度センサー、４　ａ　〜
４　ｄ　。８ａ〜８ｄ・・・フロースイソヂ、５・・・リターンタ
ンク、１０・・・メインタンク排水弁、１２・・・リタ
ーンタンク排水弁、１４・・・リターンポンプ、１７・
・・メインタンク給水弁、１８・・・リターンタンチ袷
水弁、１９ａ〜１９ｅ・・・エン“ジンテストベンチ、
２゜・・・冷却水供給源接続端、２２排水吸引源接続端
、２４ａ〜２４ｄ・・・ウォーターエゼクタ、２５ａ。

Claims

【特許請求の範囲】

テスト運転されるエンジンに冷却水を供給する手段と、
該エンジンから冷却水を回収する手段とを備え、この冷
却水回収手段は、回収配管中に介装されたつＡ−ターエ
ゼクタを備え、回収された冷却水を受は入れるリターン
タンク内の温水を前記ウォーターエゼクタへ駆動水とし
て圧送するポンプを設けたエンジンテスト用冷却水供給
回収装置。