JPH03206305A - 複合サイクル発電プラント及びその運転方法 - Google Patents

複合サイクル発電プラント及びその運転方法

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JPH03206305A
JPH03206305A JP2121418A JP12141890A JPH03206305A JP H03206305 A JPH03206305 A JP H03206305A JP 2121418 A JP2121418 A JP 2121418A JP 12141890 A JP12141890 A JP 12141890A JP H03206305 A JPH03206305 A JP H03206305A
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deaerator
condensate
steam
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power plant
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JP2121418A
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James Pavel
ジェイムズ・パベル
Bennie L Richardson
ベニー・リー・リチャードソン
Gerald A Myers
ジェラルド・アーサー・マイヤーズ
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Original Assignee
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D19/0068General arrangements, e.g. flowsheets
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    • F01K23/108Regulating means specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 魚』レとえ夏 本発明は、総括的には脱泡もしくは脱気装置に関し、特
に、複合サイクル発電プラントにおいて使用されるスプ
レートレー式の脱気装置に関するものである。
見瓦技先立鳳』 複合サイクル発電プラントは、ガスタービン及び蒸気タ
ービンの双方を使用することによる電力の効率的な発生
のためのシステムとして周知である。極く簡単に説明す
ると、複合サイクル発電プラントにおいて用いられてい
るプロセスでは、関連して接続された発電機により直接
に電力を発生するためだけではなく、蒸気タービンによ
る付加的な電力の発生を助成するために、1基もしくは
2基以上のガスタービン(“燃焼タービン″とも呼ばれ
る)を使用する。即ち、ガスタービンから出る高温の排
気ガスの廃熱を使用して蒸気を発生し、蒸気タービンを
駆動する。
゛の上うt71,て ガスタービンの排気ガスに含まれ
廃棄される筈の熱が効率的に使用されている.また、か
かる複合サイクル発電プラントは、1基もしくは2基以
上の熱回収蒸気発生器(HRS(;もしくは単に“蒸気
発生器゛と呼ばれる〉と、蒸気発生器に接続されて使用
済み蒸気を受け入れ、同蒸気を蒸気発生器に給水として
戻すために復水に変換する復水器とを一般に備えている
典型的な蒸気発生器は、次の機能を有する脱気装置を備
えている。即ち、脱気装置の主な機能は、蒸気発生器に
おいて蒸気を発生するために使われる給水の脱気を行う
ことである。給水に随伴されているガスは、典型的には
酸素であり、脱気装置内の周知の手段により除去される
。また、脱気装置の二次的な機能は、(1)蒸気発生器
の低温部分の腐食を避けるのに十分な温度まで給水を加
熱すること、(2)複合サイクル発電プラントの定常状
態中及び過渡運転状態中のボイラ給水ポンプに対する要
件を満たすために、十分な容量及びヘッド圧力の水供給
源となること、(3)複合サイクル発電プラントの総効
率を増すために温水もしくは低圧蒸気の形態の低レベル
熱エネルギを効率的に利用できる場所を提供することで
ある。
スプレー・トレー式の脱気装置は複合サイクル発電プラ
ントにおいて最も頻繁に使用されている。
スプレー・トレー式脱気装置では、脱気は2段階で行わ
れる。復水器からの復水は、スプレーノズルにより先ず
霧化され、飽和温度近くの温度まで加熱される。従って
、この最初の段階は、溶解した空気が容易に逃げるのに
必要な条件と表面積とを醸成する。その後、トレーによ
る段階において付加的な脱気が行われ、復水は一連のト
レーを横断して下方に流れ、一方、水蒸気は逆方向に流
れて液体からガスをスイープする。通常、ガス及び水蒸
気は、最上位のトレーを去り、スプレ一部へ流れる.次
いで、水蒸気は復水され、一方、流入する復水は加熱さ
れる。自由なガスは脱気装置の頂部から排出される。
複合サイクル発電プラントにおける脱気サブシテスムも
しくは脱気系は2つの別個の容器として楕戒されるのが
典型的である。かかる容器の1つは脱気装置自体であり
、他の容器は貯蔵タンクである。脱気装置の最も下方の
トレーからの脱気水は、降水管を経て貯蔵タンク内に直
接流入し、その中の液体レベルを維持する。脱気装置の
ために必要な水蒸気は、この液体レベルより上方の貯蔵
タンク内のスペースから蒸気を上昇管を介して抽出する
ことにより得てもよいが、別の外部蒸気源からの低圧蒸
気を脱気装置に導入してもよい。
スプレー・トレー式脱気装置は、その内部部材(例えば
、スプレーノズルやトレー)が損傷を受け易く、損傷に
より、脱気の主機能を果たす能力が相当低下する。複合
サイクル発電プラントの損傷が起きた時には、復水器に
おける脱気や、補給水の脱気や、或は酸素を除去するた
めに使用されるヒドラジンその他の周知の化学物質の注
入による化学的掃気のような既知の別の方法により、次
いで給水を脱気する。
しかし、これ等の別の脱気方法は、伝統的なスプレー・
トレー式脱気ほど、複合サイクル発電プラントの全運転
範囲にわたって効果的もしくは経済的ではない。これ等
の方法は、十分に短いためにボイラー管の腐食や化学物
質のコスト上昇の影響を無視しうる期間なら使用しうる
が、期間が長くなって、損傷した脱気装置を修理のため
取り外し使用しないようにしなければならない場合には
、脱気装置なしに複合サイクル発電プラントを運転する
ことに関連したコストの上昇及びリスクの可能性のため
に、使用しえない。
しかし、かかる脱気装置の修理は、複合サイクル発電プ
ラント全体の運転停止を通常必要とする.これは、上述
した別の脱気方法により一時的に十分な脱気が行われて
も、脱気装置を供用から外してしまえば、適当な温度、
容量及び圧力で給水を供給できないからである。
免豐立且I 従って、本発明の一般的な目的は、故障した脱気装置を
有する複合サイクル発電プラントを運転する方法及び装
置を提供することである。具体的には、本発明の目的は
、修理のため脱気装置が供用から外されても脱気装置に
より遂行される二次的機能をもつ複合サイクル発電プラ
ントの運転方法及び装置を提供することである。
本発明の別の目的は、脱気装置自体は供用から外してお
きながち脱気系の貯蔵タンクで中庸量の脱気を行うこと
である。
本発明の更に別の目的は、複合サイクル発電プラントの
総効率の低下を最小に維持しながら脱気装置を修理し迅
速に供用状態に戻すために、複合サイクル発電プラント
の運転中に、故障した脱気装置を容易に供用から外す方
法及び装置を提供することである。
簡略に述べると、本発明によるこれ等の目的及びその他
の目的は、ガスタービンと、蒸気タービンと、ボイラー
給送ポンプにより圧送される給水から作動蒸気を発生す
る蒸気発生器とを有する形式の複合サイクル発電プラン
トにおいて使用するための適応性のある改良型脱気系に
より達戒される。
本発明による脱気系は、復水を受け入れて、該復水の脱
気を行う一次的機能に加え、蒸気発生器の重要部分の腐
食を防止するために給水を十分な温度まで加熱したり、
複合サイクル発電プラントの定常運転中及び過渡的運転
中におけるボイラー給送ボンブの要求を満たすために十
分な量及びヘッド圧力の給水を供給したり、また、総効
率を上げるために選択された量の熱エネルギを注入する
場所を与えたりするというような諸作用を含む二次的機
能を遂行するようになっている脱気装置と、間脱気装置
に接続された貯蔵タンクとを備えている。
このような接続は、最初に、盲フランジを有するフラン
ジ装置を含んだ降水管装置と、復水バイパス装置とによ
り行われる。盲フランジは、降水管装置内に挿入される
ようになっていて、貯蔵タンクによる脱気復水の受け取
りを選択的に防止し、復水バイパス装置は、脱気装置に
よる復水の受け取りを防止すると共に貯蔵タンクが復水
を受け取りうるようにする。
また、熱エネルギを貯蔵タンクに注入する装置も設けら
れていて、該熱エネルギ注入装置により、蒸気発生器か
らの制御された量の加熱復水と、制御された量の乾き蒸
気とを貯蔵タンクに注入することができる。また、貯蔵
タンクは蒸気上昇管装置により脱気装置に接続されてい
て、該蒸気上昇管装置により、貯蔵タンクに注入される
乾き蒸気が脱気装置により受け取られることを可能にし
ている。降水管装置と同様に、蒸気上昇管装置は盲フラ
ンジを有するフランジ装置を含んでいて、脱気装置によ
る乾き蒸気の受け取りを選択的に防止するために、前記
盲フランジが蒸気上昇管装置内に挿入されるようになっ
ている。
以上のようにして、脱気装置は、既知の別の給水脱気方
法を使用し、脱気装置への熱エネルギ入力を遮断し、復
水が貯蔵タンクに直接に入るのを許容すると共に脱気装
置への復水の流れを遮断するように復水バイパス装置を
作動させ、盲フランジをそれぞれ降水管装置と蒸気上昇
管装置の中に配置して脱気装置を貯蔵タンクから隔離し
、内部の脱気装置の二次的機能を行うように貯蔵タンク
に接続された熱エネルギ注入装置を作動させることによ
り、簡単に、運転中の複合サイクル発電プラントから隔
離もしくは遮断されるようになっている。故障した脱気
装置に対する所要の修理が終了したら、上述の手順を逆
に行って、運転中の複合サイクル発電プラントの総効率
をそれほど低下させることなく、脱気装置は供用状態に
戻される。
本発明のその他の目的、利点及び新規な特徴は、添付図
面に関連してなされる以下の好適な実施例の説明から一
層明らかになろう。
免豐曵註旦文五1 同一もしくは対応部分については同一符号で示す図面、
特に第1図を参照すると、そこには、本発明による複合
サイクル発電プラント(以下、単に“プラント”という
)10が機能ブロック図で示されている。
従来の複合サイクル発電プラントと同様に、プラント1
0は、1基もしくは2基以上の燃焼タービン即ちガスタ
ービンl2を含んでいる。このようなガスタービン12
として適当なものは、本出願人により製造されている−
 501式のガスタービンである。各ガスタービン12
は、軸16により同ガスタービン12に結合された発電
機14を駆動する。
燃焼用空気は、ガスタービン12の入口案内羽根(図示
せず)の調整のために入口案内羽根位置決め装置18を
経由して各ガスタービン12に入る。それぞれ異なる目
的でのガスタービンの入口案内羽根のかかる調整は周知
である(例えば、米国特許第3,891,915号、第
3,973,391号及び第4,308,463号明細
書を参照されたい)。
ガスタービンl2に入った空気は、燃料制御弁即ち絞り
弁20を介してガスタービンl2に供給される適当な燃
料を燃焼させるために、圧縮される。同様に周知である
かかる燃焼により発生される高温の排出ガスは、必要な
らガスタービンl2からアフターバーナー22と熱回収
蒸気発生器24とを貫流し、最終的には大気に放出され
る。
アフターバーナー22が設けられた場合、同アフターバ
ーナー22のバーナー装置(図示せず)は、別の燃料制
御弁即ち絞り弁26を介してバーナー装置に供給される
燃料により、ガスタービンの排出ガスが蒸気発生器24
に入る前に同排出ガスの温度を更に上昇させる。しかし
、蒸気発生器24の主熱源はガスタービン12である。
即ち、アフターバーナー22は、必要な時に補助的に熱
を供給するための補助熱源として用いられる。従って、
燃料の典型的な使用の仕方では、燃料の約80%がガス
タービン12において使用され、約20%の燃料がアフ
ターバーナー22において使用される。
他の複合サイクル発電プラントにおいても周知のように
、プラント10は、蒸気発生器24により発生された蒸
気により駆動される少なくとも1基の蒸気タービン28
を含んでおり、この蒸気タービン28が、別の軸l6に
より同蒸気タービン28に結合された別の発電機14を
駆動する。このようにして、第1図に示された3基の発
電機14の各々が電力を発生するようになっている。
過熱蒸気は、後から詳細に説明するような方法で蒸気発
生器24の双方から蒸気タービン28に供給される。所
定の質量流量のかかる過熱蒸気が、蒸気発生器24から
の適当な配管30を経由し、各遮断弁32及び蒸気絞り
弁34により制御されて、蒸気タービン28に供給され
る。また、プラント10には、選択された量の過熱蒸気
が蒸気タービン28を迂回して流れるようにすべき時に
使用するため、バイパス通路36が設けられている。こ
のバイパス通路36は、蒸気タービンバイパス弁38と
、過熱低減器40と、適当な配管とを含んでいる。また
、各蒸気発生器24がドレン弁42により制御される蒸
気ドレン管を備えている。
蒸気タービン28に結合された発電機14を駆動するた
めの機械的エネルギの形で蒸気タービン28により消費
される蒸気や、過熱低減器40からの蒸気は復水器44
に送られる。図示の典型的な配列では、この蒸気を変換
して水即ち復水にするために、図示しない水源からの冷
水が絶えず復水器44に循環し出入りしている。空冷式
等のような形式の復水器を使用してもよい.閉ループに
するために、復水は続いて、復水ボンプ46により各復
水流量制御弁48を介して各蒸気発生器24に戻される
プラント10の運転全体は通常の制御装置50により制
御される(代表的な制御信号ラインを破線で示す)。自
動化の程度が高い順に並べると、制御装置50は、(1
)プラント調整制御と、(2)オペレータによる自動制
御と、(3)オペレータによるアナログ制御と、(4)
手動制御とを可能にしている。
最も高いレベルの制御(即ち、プラント調整制御〉で運
転する場合、制御装置50は、入口案内羽根位置決め装
置l8と、燃料制御弁20、26と、蒸気絞り弁34と
、蒸気タービンバイパス弁38とにより入口案内羽根(
図示せず)の設定を制御する。
適当な制御装置は多々知られているが、下記に列挙した
米国特許明細書に開示された制御装置が複合サイクル発
電プラントにおいて使用するのに適する例である。即ち
、米国特許第3,866,108号、第3,919,6
23号、第3,955,358号、第3,853,96
6号、第3,974,645号、第3,975,634
号、第3,975,902号、第4,028,884号
、第4,031,404号、第4,032,793号、
第4,047,005号、第4,118,635号、第
4,201,924号、第4,283,634号、第4
,380,146号、第4,455,614号各明細書
である。
ここで注意すべきことは、プラントIOは次のどの態様
でも運転しうろことである。(1〉蒸気タービン28と
共にガスタービン12の双方を使用する。
(2)蒸気タービン28と共にガスタービン12のどち
らか一方を使用する。(3)蒸気タービン28を使用せ
ずにガスタービン12の双方を使用する。(4〉蒸気タ
ービン28を使用せずにガスタービンl2の一方のみを
使用する。蒸気を発生するために少なくともガスタービ
ン12の一方を使用しなければならないので、蒸気ター
ビン28自体では作動しないことは明らかである。
しかし、複合サイクル発電プラントの運転に伴う利点を
得るためには、少なくとも1基のガスタービン12を蒸
気タービン28と共に使用しなければならない。それに
も拘わらず、ガスタービン12の一方が使用されていな
い時、又は保守のために運転を停止している時、このよ
うなアイドル状態のガスタービン12に接続された蒸気
発生器24も遮断弁32及び復水流量制御弁48を閉じ
ることにより停止させることができる。
他方、蒸気タービン28が使用されていない時又は保守
のために運転を停止している時、蒸気発生器24により
発生された蒸気は、蒸気絞り弁34を閉弁し、蒸気ター
ビンバイパス弁38を開弁し、過熱低減器40及びバイ
パス管を介して復水器44に蒸気を迂回させることによ
りバイパスさせることができる。或は、蒸気タービン2
8が使用されていない時又は保守のために運転を停止し
ている時、遮断弁32、ドレン弁42及び復水流量制御
弁48を適当に設定することにより、蒸気発生器24の
一方又は双方から排水及び排気をすることができる。
第2八図〜第2C図を参照すると、第工図に示されたプ
ラント10の単一のガスタービン12、単一の蒸気ター
ビン28及び単一の蒸気発生器24間の種々の結合が、
米国特許第3,953,966号及び第3,965,6
75号各明細書に開示されたような態様で特定の要素(
例えば、ポンプ、弁、流量送信器等〉と共に示されてい
る。
第2A図に示すように、復水器44(第1図)からの復
水は、復水管54、流量検出器56、復水流量制御弁4
8及び逆止弁58を介して脱気装置52に供給されてい
る。流量送信器60は、流量検出器56と協働して、該
流量検出器56を通る復水流量を指示する電気信号を出
す。流量検出器56は流路における制限部材となり、流
量送信器60は、この制限部材の前後における圧力差を
測定している。周知のように、この圧力差は流量を表し
ている.従って、流量検出器56及び流量送信器60は
、流量を測定するための既知の形式の流量計を楕戒して
いる。
脱気装置52は、脱気機能に加えて給水加熱作用を有す
ると共に、スプレー・トレー式もしくはジェット・トレ
ー式のものである。典型的なスブレトレー式脱気装置で
周知のように、逆止弁58から入る復水は、第3図のス
プレーノズル59(遂行手段)によりトレー構造61(
第3図〉に注入される。また、このトレー構造61は、
後から詳細に説明するように、低圧蒸発器管62から蒸
気を受け入れる。次に、脱気装置52に集められた水即
ち復水は、脱気装置52のための貯水溜めとして特に機
能する低圧給水貯蔵タンク64(遂行手段)へ流れる。
この貯蔵タンク64からの水は、管66と、低圧循環ボ
ンブ68と、予備電気ヒータ70と、低圧蒸発器管62
とを経由して蒸気入口に流れ、脱気装置52内のトレー
楕造61に流入する。低圧循環ボンプ68は所望の流量
を供給し、筒状構造物74内の低圧蒸発器管62は水を
蒸気に変換する。この蒸気は、管72により脱気装置5
2に供給されて、逆止弁58から脱気装置52に入る復
水を加熱する.この加熱は希望される給水加熱の相当な
部分をしめる。
脱気及び給水加熱のための熱は、抽気管82、逆止弁8
4、モータ駆動の遮断弁86及び蒸気管88を介して脱
気装置52に供給される抽気か、又は低圧蒸発器管62
からの蒸気と、エコノマイザ90からの循環流との組み
合わせにより与えられる。エコノマイザからの熱量で通
常十分であり、抽気は停止しておくことができる。
脱気装置52は、アクチュエータ94により作動される
低圧ベント弁92を備えている。このアクチュ工一夕9
4は、制御装置50(第1図)からの適当な制御信号に
より制御されるソレノイド式のものである.通常の運転
中、ベント弁92は、全開状態に保持されていて、空気
が脱気装置52から逃げうるようになっている。また、
脱気装置52は、圧力安全弁96と共に、圧力逃し機構
も備えている。この圧力逃し機構は、逆止弁98と、放
出弁100とを含み、放出弁100の出口側は管102
により補助蒸気バイパス管104に接続されている。補
助蒸気バイパス管104により蒸気を過熱低減器40及
び復水器44に戻すことができる。脱気装置52内の圧
力がその定格設計圧力(例えば約7Kg/cm2#10
0lb/in2)を超えると、放出弁100が開いて脱
気装置52内の蒸気を放出して復水器44に戻す。これ
により種々の作用が得られるが、特に安全弁96の吹き
出しを防止することを述べておく。
圧力送信器106は、脱気装置52内の圧力を検知して
、その値を表す信号を発信する。水位スイッチ108及
び110は、貯蔵タンク64内の水位を監視し、水位が
高過ぎればスイッチ108が電気警報信号を発信し、水
位が低過ぎればスイッチ110が電気警報信号を発信す
る.水位送信器112は、貯蔵タンク64内の実際の水
位を表す電気信号を発信する。
貯蔵タンク64内に蓄えられたボイラー給水は主ボイラ
ー給送ボンプ114により圧送されて筒状構造物74内
のエコノマイザ90を貫流する.ボイラー給送ボンブ1
14の吸込側は給水管116によりエコノマイザ90の
入口側に接続されており、ボイラー給送ボンプ114の
出口側は逆止弁118と、モータ駆動の締切り弁120
と、給水管122とを介してエコノマイザ90の入口側
に接続されている。締切り弁120は、通常の運転中は
開弁している。ボイラー給送ボンプ114を駆動する電
気モータは1250馬力の公称定格を有する。ボイラー
給送ボンプ114と貯蔵タンク64との間には圧力安全
弁124が接続されている。圧力スイッチ126は、ボ
イラー給送ボンブ114の前後の圧力差を監視して、こ
の圧力差が所望の下限レベルよりも低下すると、電気警
報信号を発信する。別の圧力スイッチ128は、給水管
128内の圧力を監視して、この圧力が所望の下限レベ
ルよりも低下すれば、電気警報信号を発信する.主ボイ
ラー給送ボンブ114及び弁118、120と並列に接
続された予備ボイラー給送ボンブ130の出口側は、逆
止弁132及びモータ駆動の締切り弁134を介して給
水管122に接続されており、給水管122は前述のよ
うにエコノマイザ90へ延びている.蒸気発生器24の
通常運転中は、予備ボイラー給送ボンプ130は作動さ
れておらず、また、締切り弁134は閉弁している。予
備ボイラー給送ボンブ130を駆動する電気モータは2
5馬力の公称定格を有する.予備ボイラー給送ポンプ1
30を使用するのは、蒸気発生器24が温態待機モード
か凍結保護モードにある時である。このような時、主ボ
イラー給送ボンプ114は停止されており、また、その
締切り弁120は閉弁している。圧力安全弁136は、
一方で予備ボイラー給送ポンプ130の出口側に接続さ
れると共に、他方で貯蔵タンク64に接続されている。
圧力スイッチ138は、予備ボイラー給送ボンブ130
の前後における圧力差を監視して、この圧力差が小さす
ぎる時には電気警報信号を発信する。
手動操作のドレン弁140は、保守のため或はその他の
必要のため蒸気発生器24を停止すべき場合に、脱気装
置52及び貯蔵タンク64からドレンを出すために設け
られている.手動操作されるベント弁142は、蒸気発
生器24が停止中であり系統が窒素ブランケットで充満
している時に、同系統から空気を排出するため、エコノ
マイザ給水管122に接続されている.通常運転中、ド
レン弁140及びベント弁142は閉弁している。
通常の負荷運転中、主ボイラー給送ボンプ114は、貯
蔵タンク64から得られるボイラー給水をエコノマイザ
90を通るように圧送している.典型的なピーク負荷状
態においては、貯蔵タンク64を出る給水は約120℃
(250″F)の温度である。この給水は、エコノマイ
ザ90を貫流するので、使用圧力において沸騰する温度
、即ち飽和温度の2.8℃(5゜F)以内まで加熱され
る。典型的なピーク負荷状態においては、エコノマイザ
90を出る給水は約300℃(570″F)の温度であ
る。
第2B図を参照すると、エコノマイザ90を出る高温の
給水は、2つの異なる箇所へ流れる。第1に、給水の幾
分かは、管144、流量検出器146、給水制御弁14
8、逆止弁l50及び管152を経由して縦型蒸気ドラ
ム154の給水受け部154aへ流れる.エコノマイザ
90を出る高温の給水の残部は、管144、流量検出器
156、再循環制御弁158(復水エネルギ入力装置〉
及び管160(遂行手段、復水エネルギ入力装置〉を経
由して脱気装置52に戻り、そこで、脱気装置52に入
る復水の加熱をある程度受け持つ。
通常の負荷運転中、給水制御弁148及び再循環制御弁
158は、連動して自動的に制御され、エコノマイザ9
0を通る水の流量を一定に保持する。例えば、給水受け
部154aにより要求される水がもっと少なければ(低
負荷レベル〉、もっと多くの水を再循環して弁158を
介して脱気装置52に戻し、その比率は管144におけ
る水量を一定に保持するように設定されている。蒸気タ
ービン28(第1図〉により発生される動力が増すにつ
れて、もっと多くのエコノマイザ水量を給水受け部15
4aへ流すことが望まれる。
流量送信器162及び温度検出器164は給水流量検出
器146に接続されていて、流量送信器162が給水流
量検出器146を通る給水流量を表す信号を発信し、温
度検出器164が流量信号に対する温度補償を行う。同
様に、流量送信器166及び温度検出器168が再循環
通路の流量検出器156に接続されていて、流量送信器
166が脱気装置52に戻る水の流量の値を表す電気信
号を発信し、温度検出器168が流量信号に対する温度
補償を行う。手動操作のドレン弁170は、蒸気発生器
24を停止すべき時にエコノマイザ90からドレンを出
すために給水管144に接続されている。通常の運転中
、ドレン弁170は閉弁している。
高温で沸騰状態に近い給水受け部154a内の給水は、
高圧循環ボンプ174により予備電気ヒータ176及び
管178を経て蒸発器管172を通るように圧送される
。高温の給水が高圧蒸発器管172を貫流する時に、同
給水は蒸気に変換され、管180を経て蒸気ドラム15
4の湿分分離部154bに供給される。典型的なピーク
負荷状態においては、高圧蒸発器管172を出る蒸気は
約302℃(575゜F)の温度である。
電気ヒータ176は、ガスタービン12が供用されてい
ない時に凍結を防止するため、予備用に使用される。ガ
スタービンl2が運転されておらず、且つ蒸気発生器2
4が温態待機モードにある時、電気ヒータ176は、圧
力スイッチ182により制御され、蒸気ドラム154内
に適切な蒸気圧力を保つ.換言すれば、蒸気ドラム圧力
が所望の最小値以下に低下すると、圧力スイッチ182
が電気ヒータ176を付勢する.他方、プラント10が
長期間にわたって停止し、プラント運転員が蒸気発生器
24において蒸気を発生させないことを選ぶと、・電気
ヒータ176は、温度スイッチ184により制御され、
蒸気ドラム154内の水を凍結点以上に保持する。高圧
循環ボンプ174は作動を続け、電気ヒータ176につ
いてのこれ等の運転モードのいずれにおいても運転して
いなければならない。
蒸気ドラム154の湿分分離部154bは、高圧蒸発器
管172から湿り蒸気を受け取り、同蒸気から残留水分
を通常のように除去する。その結果得られた乾き蒸気は
、湿分分離部154bを出て蒸気管186を経由し筒状
構造物74内にある過熱器管188に供給される。典型
的なピーク負荷状態では、湿分分離部154bを出る乾
き蒸気は約302℃(575゜F)の温度であり、その
圧力は約91kg/cm2(1300lb/in2)(
絶対圧力)である。
圧力送信器190は、湿分分離部154bの出口におけ
る蒸気圧力を指示する電気信号を発生する。高圧ベント
弁192は、特に、蒸気ドラム154内の蒸気圧力が大
き過ぎるようになるなら、その蒸気を排出するために、
蒸気管186に接続されている。通常の運転中、ベント
弁192は閉弁している。また、蒸気ドラム154は1
つ又は2つ以上の圧力安全弁も備えているが、図面を簡
単にするために省略してある。
蒸気管194(遂行手段、復水エネルギ入力装置)は、
主蒸気管186から延びて脱気装置の圧力制御弁196
(復水エネルギ入力装置〉に接続され、この圧力制御弁
196が脱気装置52の別の蒸気入口に接続されている
。圧力制御弁196は、脱気装置52内の圧力に応答す
る圧力制御装置198によって制御される。圧力制御装
W198及び圧力制御弁196は、プラント10の部分
負荷時に脱気装置52内を所望の蒸気圧力に維持するよ
うに作用する。脱気装置52内の蒸気圧力が所望の値以
下に低下すれば、圧力制御装置198が圧力制御弁19
6を開弁して圧力を所望の゛値まで戻す。約80%以下
の部分負荷の場合には、抽出蒸気が脱気装置52に供給
されているので、上述のような蒸気圧力の低下は、その
ような部分負荷の時に起こり易い。
窒素ガス供給源200は、アクチュエー夕により作動さ
れる窒素導入弁202と逆止弁204とを介して主蒸気
管186に接続されている。通常の運転中、窒素導入弁
202は閉弁しており、窒素は蒸気系に導入されない。
しかし、窒素導入弁202は、蒸気発生器24のドレン
を出し且つ排気して、同蒸気発生器24を乾燥状態に変
える過程中は開弁している。
窒素導入弁202は、この過程における最終段階では開
弁しており、そして 窒素ガスは、上述のようにドレン
を出し且つ排気する過程中に蒸気系において復水する蒸
気と置換するために、同蒸気系に導入される.特に、こ
れにより蒸気ドラム154、蒸発器管172、過熱器管
188及び蒸気発生器24のその他の部分における後か
らの錆び止めもしくはスケール落としの作業が軽減され
る. 蒸気ドラム154の給水受け部154aは、高水位指示
スイッチ206と、低水位指示スイッチ208と、水位
送信器210とを備えている。高水位指示スイッチ20
6は、給水受け部154a内の水位が高すぎるようにな
ると電気警報信号を発信し、一方、低水位指示スイッチ
208は、水位が低すぎるようになると電気警報信号を
発信する。水位送信器210は、給水受け部154a内
の実際の水位を指示する電気信号を発信する。水位送信
器210からの水位信号は制御装置(図示せず)に送信
され、この制御装置が給水制御弁148を制御して、給
水受け部154a内の水位を正しく一定に保持する。
蒸気ドラム154からの乾き蒸気が過熱器管188を貫
流する時に、同乾き蒸気は更に加熱されてその温度が1
67〜222℃(300〜400゜F〉上昇する。典型
的なピーク負荷状態においては、主蒸気出口管212内
を流れる過熱蒸気は、温度が510℃(952゜F〉で
あり、圧力が約1277lb/ in2(絶対)である
。プラント10の通常運転中、この過熱蒸気は、主蒸気
出口管212と、遮断弁32と、蒸気管34と、蒸気タ
ービン弁35a、35b、308a及び308bとを経
由して蒸気タービン28(第1図)の主蒸気入口へ流れ
る。主蒸気出口管212に直列に接続されているのは、
流量検出器216及び逆止弁218である。流量送信器
220と、(同流量送信器220の温度補償のための)
温度検出器222とは、流量検出器216に接続されて
いて、流量送信器220が蒸気発生器24についての出
口蒸気流量の値を表す電気信号を発信する。通常の負荷
運転中、主蒸気遮断弁32は勿論全開である。
また、主蒸気出口管212には、手動操作される常閉の
ベント弁224と、圧力安全弁224aと、温度検出器
226と、圧力送信器228とが接続されている。
通常の運転中、ベント弁224及び前に述べたドレン弁
42は閉弁している。温度検出器226及び圧力送信器
228は、出口管212における蒸気の温度及び圧力を
指示する電気信号を発信して、該電気信号を制御装置5
0に送信する。
或る状況では、主蒸気遮断弁32が閉弁され、蒸気発生
器24により発生された蒸気が逆止弁230と、モータ
駆動の締切り弁232と、蒸気管234とを含む補助蒸
気バイパス通路を経由して復水器44にバイパスされる
。補助蒸気バイパス通路は、過熱低減器40に連絡する
補助蒸気バイパス管104に向かい延びてそこに接続さ
れている。主蒸気遮断弁32が閉弁され、補助バイパス
締切り弁232が開弁されるこの特別の配列は、例えば
、一方の蒸気発生器24が既に運転に入っていて蒸気タ
ービン28への蒸気供給を始めた後に他方の蒸気発生器
24を始動すべき時に、出口蒸気管212から水を排水
するために使用される。
更に、蒸気発生器24は、高圧蒸発器管172の内壁に
付着する鉱物質の増加を最小限にするために、自動“ブ
ローダウン”機構を含んでいる。このブローダウン機構
は、モータ駆動のブローダウン用締切り弁236と、ブ
ローダウン用制御弁238とを有し、これ等の弁236
及び238は、蒸気ドラム154の給水出口管240と
、適当なドレンもしくは下水管出口238aとの間に直
列に接続されている。通常の運転中、締切り弁236は
全開である. ブローダウン用制御弁238は、蒸気ドラム給水のサン
プル部分の導電率を絶えず測定する導電率検出器244
によって発生される信号により制御される。このサンプ
ル部分は締切り弁238及び冷却器246を経由してド
レン出口238aに流れる.導電率検出器244は、冷
却器246の出口側に接続されていて、給水サンプルを
導電率検出器244に適する温度まで冷却する。この導
電率検出器244は、導電率送信器(図示せず)と協働
して、導電率を指示する電気信号を発生し、この電気信
号を、ブローダウン用制御弁238を制御する導電率制
御装置(図示せず)に送信する。
導電率検出器244は、蒸気ドラム出口管240内を流
れる給水の導電率を指示する電気信号を発信する。蒸気
ドラム出口管240内の給水の゛゜硬度゛゜即ち鉱物質
の含量がこの給水の導電率を決定する。硬度即ち鉱物質
含量が多ければ多いほど、導電率は高くなる。
導電率検出器244と、それに関連した導電率制御装置
とは、給水の鉱物質含量を所望の制限値以下に保つよう
にブローダウン用制御弁238の開度を調節する動作を
行う。給水の鉱物質含量が所望の制限値を超えると、ブ
ローダウン用制御弁238が開いて大きな開度になり、
多量の蒸気ドラム給水をドレン出口238a内に放出す
る。これにより糸内の水位が低下して、補給水ボンプ(
図示せず)及び補給水弁(図示せず〉に信号が送られ、
新しい脱塩水が系に添加される。そのため、系内の水の
鉱物質含量は低下し所望の値まで戻る。
前述の説明から分かるように、熟回収蒸気発生器24は
、筒状構造物74とその内部に配設された種々のボイラ
ー管62、90、172及び188とを有するだけでな
く、脱気装置52、貯蔵タンク64、蒸気ドラム154
及びそれ等に関連して説明した種々の部品54〜246
を有する。
特に第2C図を参照すると、プラント10(第1図)は
、ボイラー管62、90、172及び188、蒸気ドラ
ム154並びに貯蔵タンク64等における腐食と鉱物質
付着の増加とを可及的に低減するために、第1及び第2
の熱回収蒸気発生器24に関連したサブシステムの各々
に種々の化学薬品もしくは化学物質を注入するl対の化
学処理系248及び250を更に含んでいる。第1の化
学処理系248は主に一方の蒸気発生器24に関連して
おり、第2の化学処理系250は主に他方の蒸気発生器
24に関連しているが、互いにオーバーラップしている
部分もある。化学処理系248及び250により注入さ
れる代表的な特定の化学物質は、アミン(又はアンモニ
ア)、ヒドラジン及びリン酸塩であり、符号“A”はア
ミン、符号“H”はヒドラジン、符号“P”はリン酸塩
を表している。
第1の化学処理系248は、貯蔵タンク64から延びる
給水管116にある第lのサンプル出口Sl(第l図)
からサンプルを取り、そのサンプルを分析してから、サ
ンプル出口S1の上流側で給水管116に設けられた化
学物質注入入口CHI(第2^図)から適当な量のアミ
ン(^1)及びヒドラジン(H1〉を系内に自動的に注
入する。また、第1の化学処理系248は、脱気装置5
2(第2八図)まで延びる復水器管54に接続されたサ
ンプル出口S2(第1図〉を介して系から第2の流体サ
ンプルを取り、同サンプルを分析してから、サンプル出
口S2の直ぐ上流で復水器管54に接続された化学物質
注入入口CH2(第1図)から適当な量のアミン(^2
〉及びヒドラジン(H2)を系内に自動的に注入する。
リン酸塩(P1)は、蒸気ドラム154の給水受け部1
54aへの入口で給水管152に設けられたリン酸塩注
入人口Pi(第2B図〉を介して系統内に注入される。
リン酸塩の注入制御は手動である。注入量は、化学処理
系統248及び250内の機器により自動的に行なわれ
記録される化学分析の結果を研究した後、プラントの運
転員により定期的に調節される。
既知の複合サイクル発電プラントの詳細について上に述
べたが、第3図を参照すると、本発明により改良された
脱気系もしくは脱気サブシステム260が示されている
。この脱気系260は、既知の脱気系のように、スプレ
ー・トレー式脱気装置52と、貯蔵タンク64とを含ん
でいる。しかし、既知の脱気系とは異なり、この脱気系
260は、熱エネルギ入力の全てを脱気装置52の代わ
りに貯蔵タンク64に回すようになっている。
即ち、エコノマイザ再循環管160(第2八図)からの
加熱給水と、低圧蒸気管194(即ち、゛吹出し”管〉
とは脱気装置52の代わりに貯蔵タンク64に直接接続
されている。また、貯蔵タンク64には蒸気フラッシュ
管262(遂行手段、復水エネルギ入力装置〉も接続さ
れている。
また、復水バイパス装置264も設けられていて、復水
器44(第1図)から流量制御弁48及び逆止弁58を
経由してくる復水を脱気装置52か貯蔵タンク64のど
ちらかへ回せるようになっている。復水バイパス装置2
64の第1分岐管268(遮断手段)にある止め弁26
6(遮断手段)は、脱気装置52への復水の流れを止め
、一方、復水バイパス装置264の第2分岐管272(
遂行手段〉にある別の止め弁270(遂行手段)は、貯
蔵タンク64への復水の流れを止める。
また、前記復水バイパス装置264の第2分岐管272
は、貯蔵タンク64内に霧化手段59を含んでいる。
この霧化手段59は、復水バイパス装置264の第2分
岐管272を通って流れる復水を霧化する任意の既知の
手段(例えば、脱気装置52において使用されていると
の同じスプレーノズル59)でよい。
脱気された復水が脱気装置52内のトレー構造6lの最
下方のトレーから貯蔵タンク64へ流れうるようにする
ために、同トレーと貯蔵タンク64との間には降水管装
置274が設けられている。降水管装置274は、盲フ
ランジ278を取着する手段を含むフランジ装置276
を備えた単なる大径管からなる.同様に、また、通常の
運転中に脱気装置52に入る復水の脱気を行う際に貯蔵
タンク64からの水蒸気を使用しうるようにするために
、水蒸気上昇管装置280が貯蔵タンク64と脱気装置
52との間に設けられている。この水蒸気上昇管装置2
80は、降水管装置274と同様に、盲フランジ278
を取着する手段を含むフランジ装置276を備えた単な
る大径管からなる。
通常のように、貯蔵タンク64は、周知の方法で制御装
置50(第1図)により制御されて内部の加熱復水を所
定レベルに保持するために、レベル検知手段(第2八図
における108、110及びl12)を含んでいる。ま
た、本発明による貯蔵タンク64は、ベント弁284に
より制御されるベント装置282を含んでいる。更に、
本発明により貯蔵タンク64に接続されるようになって
いる熱エネルギ入力装置の各々は、熱エネルギのそれぞ
れの入力を遮断するために止め弁286(復水エネルギ
入力装置〉を含んでいる。
本発明に従って、脱気装置52を供用から外さずに、複
合サイクル発電プラント10を運転する方法について、
全図を参照して説明する。故障した脱気装置52は、給
水中の酸素含量の増大を測定することにより周知の方法
で検知される。
その後直ぐに、化学的酸素掃気剤の注入量が化学処理系
248、250の一方又は双方により与えられる。本発
明の重要な特徴によると、脱気装置52を運転せずに脱
気を行う別の既知の方法を使用してもよいが、給水の酸
素含有量を可能な限り多く減少させるために、この段階
が必要である。
次に、損傷した脱気装置52の運転温度及び圧力は、エ
コノマイザ再循環管及び吹出し蒸気管のための制御弁1
58及び196をそれぞれ閉弁するよう調節することに
より低下する。この段階は、脱気装置の圧力制御装置1
98(第2八図)の設定点を調節するか、或は制御弁1
58及び196を直接に遠隔/手動で閉弁することによ
り行なわれる。復水器44(第1図)からの復水は、復
水バイパス装N264の第1分岐管268を経由して故
障した脱気装置52を通るように連続的に入力され、脱
気装置52の冷却を助ける。
いずれの場合も、故障した脱気装置52の運転温度及び
圧力が所定の安全値まで達した後、貯蔵タンク64への
熱エネルギ入力部の各々にある締切り弁286が閉弁さ
れる。ブローダウン用のフラッシュタンクからのフラッ
シュ蒸気入力管262は、本発明に従った脱気分離(i
solation)手順中のドラム水化学物質を制御す
るために、蒸気ドラム154(第2B図)からのブロー
ダウンを一時的に閉め切ると共に、必要に応じて間欠的
なブローダウンを行うことにより、安全に分離される。
次いで、脱気系が大気圧力であることを確保するために
、脱気装置52にある全ベント弁92、96が検査され
開弁される。復水器(第1図)44からの復水は復水バ
イパス装置264の第1分岐管268を連続的に流れる
ようになっているが、復水バイパス装置264の第2分
岐管272にある止め弁270はその後開弁され、復水
が貯蔵タンク64の内部にあるスプレーノズル59を介
して貯蔵タンク64に流れるのを許容する。しかる後、
復水バイパス装置264の第1分岐管268にある止め
弁266が閉弁され、一方貯蔵タンク64は、復水が復
水バイパス装置264の第2分岐管272を通るように
再び向けて、続けてレベル制御される。
フランジ装置276を降水管装置274及び蒸気上昇管
装置280内に取着する各ボルト(図示せず)を緩めて
、盲フランジ278が蒸気上昇管装置280及び降水管
装置274を横切って挿入しうるようにする。
従って、これ等の盲フランジ278は、故障した脱気装
置52を貯蔵タンク64から遮断もしくは隔離する。
熱エネルギ入力装置の全ての締切り弁286をその後に
開弁し、制御装置50(第1図〉によるその自動制御で
同締切り弁を通る通常の流れを再び確保して、貯蔵タン
ク64内に安全な運転温度及び圧力を維持する。その後
、必要に応じて検査及び修理のため故障した脱気装置5
2を開くことができる。
故障した脱気装置52の修理が完了したら、上述の手順
を逆に行う。貯蔵タンク64への熱エネルギ入力装置を
閉じるように調整し、復水が貯蔵タンク64を通って流
れるようにし、復水バイパス装置264の第1分岐管2
68を通る復水の流れを再び確保し、貯蔵タンク64の
ベント装置282へのベント弁284を開くことにより
、先ず、貯蔵タンク64の圧力を抜き、冷却し、脱気装
置52から遮断する。
次に、降水管装置274及び蒸気上昇管装置280の各
々から盲フランジ278を取り外してから、第2分岐管
272の止め弁270を閉じ、そして再循環制御弁15
8及び圧力制御弁196を開弁ずることにより、脱気装
置52を供用に戻した複合サイクル発電プラント10の
通常の自動運転が続けられる。
明らかなように、上述の教示にてらして本発明の多くの
改変及び変形が可能である。例えば、上に開示した方法
及び装置は、脱気装置が供用から除外されているにも拘
わらず、脱気装置の2次的機能の特性を継続しうるだけ
でなく、或る量の脱気をも可能にする。従って、給水か
ら酸素を取り除く化学物質又は他の既知の別の方法及び
装置は本発明の特性にとって臨界的ではない。従って、
特許請求の範囲内で、本発明は、上述の実施例に特定的
に記載した以外にも実施しうるちのでることを理解され
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、典型的な複合サイクル発電プラントの機能ブ
ロック図、第2八図、第2B図及び第2C図は、相互に
接続された時に、第1図に示した従来の複合サイクル発
電プラントの単一のガスタービン、単一の蒸気タービン
及び単一の熱回収蒸気発生器間の流体結合を詳細に示す
図、第3図は、複合サイクル発電プラントが故障した脱
気装置を有するにも拘わらず、第1図、第2八図、第2
B図及び第2C図に示した複合サイクル発電プラントの
運転を可能にするように本発明に従って改良された脱気
装置及び貯蔵タンクを略図的に示す図である,10・・
・複合サイクル発電プラント 12・・・ガスタービン 24・・・熱回収蒸気発生器
28・・・蒸気タービン 44・・・復水器52・・・
脱気装置 64・・・貯蔵タンク(遂行手段) 59・・・スプレーノズル(遂行手段)158・・・再
循環制御弁(復水エネルギ入力装置)160・・・管(
遂行手段、復水エネルギ入力装置)194・・・蒸気管
(遂行手段、復水エネルギ入力装置)196・・・圧力
制御弁(復水エネルギ入力装置〉260・・・脱気系も
しくは脱気サブシステム262・・・蒸気フラッシュ管
(遂行手段、復水エネルギ入力装置) 264・・・復水バイパス装置 266・・・止め弁(遮断手段) 268・・・第1分岐管(遮断手段) 270・・・止め弁(遂行手段) 272・・・第2分岐管(遂行手段〉 274・・・降水管装置  276・・・フランジ装置
278・・・盲フランジ  280・・・蒸気上昇管装
置282・・・ベント装置 286・・・止め弁(復水エネルギ入力装置〉出願人 
 ウェスチングハウス・エレクトリック・コーポレーシ
ョン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複合サイクル発電プラントであって、 1次機能及び2次機能を有し、同2次機能では前記複合
    サイクル発電プラントで使用する給水を脱気する、脱気
    装置と、 通常の機能の一部として前記脱気装置を前記複合サイク
    ル発電プラントに結合する結合手段と、前記複合サイク
    ル発電プラントの運転中、同複合サイクル発電プラント
    から前記脱気装置を遮断する遮断手段と、 前記複合サイクル発電プラントの運転中に前記遮断手段
    により前記複合サイクル発電プラントから前記脱気装置
    が遮断された時に前記1次機能及び2次機能を遂行する
    別の遂行手段と、 を備えた複合サイクル発電プラント。 2)復水源からの復水を受けるように結合されて同復水
    を脱気する脱気装置と、貯蔵タンクとを含む複合サイク
    ル発電プラントの脱気系において、前記脱気装置による
    復水の受け取りを阻止すると共に、前記貯蔵タンクが復
    水を受け取るのを可能にする復水バイパス装置と、 制御された量の加熱復水と制御された量の乾き蒸気とを
    入力するようになっている、前記貯蔵タンクへの熱エネ
    ルギ入力装置と、 前記貯蔵タンク内で前記復水バイパス装置に結合され、
    復水を霧化するようになっているスプレーノズルと、 脱気された復水を前記脱気装置から受け取る前記貯蔵タ
    ンクに前記脱気装置を結合する降水管装置であって、前
    記貯蔵タンクによる脱気復水の受け取りを選択的に阻止
    するために、前記降水管装置内に挿入されるようになっ
    ている盲フランジを備えたフランジ装置を含む前記降水
    管装置と、前記貯蔵タンクから乾き蒸気を受け取るため
    前記貯蔵タンクを前記脱気装置に結合する蒸気上昇管装
    置であって、前記脱気装置による乾き蒸気の受け取りを
    選択的に阻止するために、前記蒸気上昇管装置内に挿入
    されるようになっている盲フランジを備えたフランジ装
    置を含む前記蒸気上昇管装置と、 を備え、前記脱気装置は、前記盲フランジを前記降水管
    装置と前記蒸気上昇管装置とに挿入することにより、前
    記複合サイクル発電プラントの運転中、同複合サイクル
    発電プラントから遮断されるようになっている、 複合サイクル発電プラントの脱気系。 3)復水器と、該復水器から復水を受け取って脱気する
    ようになっている脱気装置に加えて、該脱気装置から脱
    気された復水を受け取るように結合されると共に、脱気
    された復水の形で給水を貯蔵するようになつている貯蔵
    タンクを含む熱回収蒸気発生器とを備えた複合サイクル
    発電プラントの運転方法であって、 前記脱気装置による復水の受け取りを阻止すると共に、
    前記貯蔵タンクが復水を受け取るのを可能にする復水バ
    イパス装置を用意し、 制御された量の加熱復水と制御された量の乾き蒸気とを
    入力するようになっている、前記貯蔵タンクへの熱エネ
    ルギ入力装置を用意し、 前記貯蔵タンク内で前記復水バイパス装置に結合され、
    復水を霧化するようになっているスプレーノズルを用意
    し、 前記貯蔵タンクにベント装置を設け、 脱気された復水を前記脱気装置から受け取る前記貯蔵タ
    ンクに前記脱気装置を結合する降水管装置であって、前
    記貯蔵タンクによる脱気復水の受け取りを選択的に阻止
    するために、前記降水管装置内に挿入されるようになっ
    ている盲フランジを備えたフランジ装置を含む前記降水
    管装置を用意し、 前記貯蔵タンクから乾き蒸気を受け取るため前記貯蔵タ
    ンクを前記脱気装置に結合する蒸気上昇管装置であって
    、前記脱気装置による乾き蒸気の受け取りを選択的に阻
    止するために、前記蒸気上昇管装置内に挿入されるよう
    になっている盲フランジを備えたフランジ装置を含む前
    記蒸気上昇管装置を用意し、 前記脱気装置の破損を検出し、 破損した前記脱気装置の運転温度及び圧力を下げ、 前記貯蔵タンクに対する熱エネルギ入力を遮断し、 破損した前記脱気装置を排気し、 前記復水バイパス装置を通る復水の流れ方向を変えるこ
    とにより、破損した前記脱気装置への復水の流れを阻止
    すると共に、同復水が前記貯蔵タンクに流れることを可
    能にし、 前記降水管装置及び前記蒸気上昇管装置に前記盲フラン
    ジを挿入して破損した前記脱気装置を前記貯蔵タンクか
    ら遮断し、 前記貯蔵タンクに対して前記熱エネルギ入力装置を再び
    開き、 前記複合サイクル発電プラントの運転中、前記脱気装置
    を同複合サイクル発電プラントから遮断するようになっ
    ている、複合サイクル発電プラントの運転方法。
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