JPS59224456A - ダイヤフラム式燃料ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダイヤクラム式燃料ポンプにおけるペーパーセ
パレータに係シ、更に詳しくは吐出弁の外周にリング状
の囲いを設けたペーパーセパレータに関する。

内燃機関のキャブレターへ燃料を給送するポンプの一つ
にダイヤフラム式燃′料ポングがあるっこのダイヤフラ
ム式燃料ポンプにはメカニカル式や電磁式などがあるが
、いずれも小型化、高ポンプ効率化が要請されており、
その要請に沿うものとしてケーシングの薄肉金属板化、
或いは部分的に樹脂化が行われるようになってきたつ他
方、燃料系統のペーパーロックをさけるため、燃料ペー
パーを燃料タンクへ戻す、ベーパＩＪター・ン方式が燃
料ポンプに採用されている。

このペーパーリターン方式のうち、燃料ポンプの吐出室
内のペーパーをリターンさせるものとして、リターンパ
イプを設けるものがある。

ところが、吐出室内には吐出パイプも開口してお少、リ
ターンパイプを介してペーパーのみが戻されるようにす
るには、ペーパーが吐出パイプへ送シ込まれないように
することが必要となる。

本発明の目的は簡単な構造でペーパーと燃料とを分離し
、以って吐出パイプにペーパーが送り込まれないように
したダイヤフラム式燃料ポンプを提供せんとするにある
。

本発明の特徴とするところは、吐出バルブの外周にリン
グ状の囲いを設け、吐出バルブから吐出されるペーパー
混シの燃料を一端上方へ向かわせると七もに、囲いをス
クリーンで構成することによシ、燃料の一部会スクリー
ンを通して吐出室下部へ直接送り込み、吐出室下部に開
ｒコする吐出パイプへ燃料のみが送り込まれるようにし
たところにあろう 以下、図によって説明する。

図は本発明の一実施例を示す断面図である。

ロアーボデー１にはアウトチャンバ２が被ぜられ、アウ
トチャンバ２の下端とロアーボデー１のフランジ３との
間にダイヤフラム４を挾Ｊ？させ、アウトチャンバ２の
下端をフランジ３にかしめている。

アウトチャンバ２によって囲ま、九フ逅空間を上下に区
画するセパレータ５が設けられ、セパレーク５の中心伺
近には上方へ芙出する突部６が形成されている。

突部６の頂面には、この実施例ではアンブレラバルブか
らなる吸入弁７が固層され、周状に設けられた複数の開
口からなる吸入口８を開閉する。

突部６の外周には周状に設けられた複数の開口からなる
吐出口９が設けられ、バネ１０によって押圧されるリン
グ状の吐出弁１１によって開閉される。

アウトチャンバ２によって区画された上方の空間を吸入
室１２と吐出室１３とに区画するため、コツプ状のイン
チャンバ１４が上方空間の中心付近に設けられ、該イン
チャンバ１４は突部６を覆うように位置されている。

前記突部６の頂面にはシール板１５が設けられ、シール
板１５の外周に設けられたシールリング１６をインチャ
ンバ１４に密接さぜることによシ吸入室１２と吐出室」
３とを密封的に区画する。

シール板１５には吸入口８と対応する通口１７が形成さ
れ、さらにバネ１０の受座１８が形成さ７Ｆ１．ている
。

氷見［↓１の特徴とする構成である囲いの構造Ｖよ以下
の七おシである。

吐出弁１１の外周にリング状の囲い１９と設ける。囲い
１９は上方へ向かうにしたがって末広がシに拡径してい
ることが望ましいが、これに１１μ定されないっ 又、囲い１９はスクリーンで形成することが望ましいが
、これに限定されない。

リターンパイプ２０は吐出室１３の上方に開口し、吐出
パーｒプ２１は少くとも囲い１９の上端′よりも下方に
開口している。吸入パイプ２２は吸入室１２に開口して
いる。

上記の如く構成され、欠本発明の詳細な説明する。

ダイヤフラム４が下動すると、ポンプ室２３が負圧にな
シ、吸入室１２内の燃料が通口１７、吸入口８２通って
吸入弁７の外周を押し拡げ、ポンプ室２３へ吸込才れる
。

続いて、ダイヤフラム４が上動すると、ポンプ室２３か
正圧となって、燃料は吐出１コ９を通って吐出弁１１を
リフトさせ、吐出室１３へ送シ込まれる。

今、吐出口９から吐出された燃料にベニパーが混シ合っ
ているとすると、吐出流は一端囲い１９に衝突し、上方
へ向かう流れとなる。そして、囲い１９の上端を過ぎた
所で燃料は下方へ向かい、ペーパーは上方へ向かうもの
となろう又、一部の燃料は、囲い１９を４成するスクリ
ーンの目を通して直接吐出室１３の下方へ流入する。

このため、吐出室１３０丁方下方ｉ燃料のみが溜′−！
シ、吐出パイプ２１からは燃料のみが図示しない気化器
等へ供給されるものとなる。

以上の説明において、アウトチャンバ、インチャンバセ
パレータＯ・よ金属板を絞９成形したものが望゛ましい
が、　１＆ｊ脂製としてもよい。又シール板は樹脂製が
望ましいが、ゴム等の軟質材或いは金属等の硬質材で構
成してもよい。この場合、／−ルリング？省略するとと
ができる。

父、囲いを構成する材料としてスクリーンの他に、多孔
材なども採用しうる。

以上のとおり、本発明による七、ペーパー七燃料七を確
実に分１ボｆして、ペーパーロック等のトラブルを防止
しうるものとなる、

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す断面図であろう１：ロアー
ボデー、 ２ニアウドチヤンバ、 ４：ダイヤフラム、 ５：セパレータ、 １１：吐出弁、 １４：インチャンバ、 １９：曲い、 ２１：吐出バイブ。 代理人　弁理士　辻　　　三　部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）吐出バルブの外周に四−を設け、少くとも該囲い
   の上端よシも低い位置に吐出パイプを開口させ、少くと
   も該囲いの上端よりも高い位置にリターンパイプを開口
   させたことを特徴とするダイヤクラム式燃料ポンプ。
2. （２）　　囲いが上方へ向かうにしたがって拡径して末
   広がシ状となっていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のダイヤクラム式燃料ポンプ。
3. （３）　　囲いが、スクリーンによって構成されること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項もしくは第２項記載
   のダイヤフラム式燃料ボング。