JPS59223201A - 二酸化塩素のゲル化物およびその製造方法 - Google Patents

二酸化塩素のゲル化物およびその製造方法

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JPS59223201A
JPS59223201A JP9865883A JP9865883A JPS59223201A JP S59223201 A JPS59223201 A JP S59223201A JP 9865883 A JP9865883 A JP 9865883A JP 9865883 A JP9865883 A JP 9865883A JP S59223201 A JPS59223201 A JP S59223201A
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JP
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chlorine dioxide
gelled product
clo2
sodium alginate
gelation
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Ko Kamata
鎌田 耕
Masae Saito
斎藤 正衛
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Hakugen Co Ltd
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Hakugen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、二酸化塩素のゲル化物およびその製造方法
に関する。
二酸化塩素は常温において気体で、水に溶解しやすい性
質を有しており、一般に漂白剤あるいは殺菌剤として広
い用途を持つている。この二酸化塩素を水溶液にして安
定化物質を混合したものはよく知られており、安定化二
酸化塩素として市販されている。
ところで、二酸化塩素を以上のように水溶液として使用
するばかに、固型化して使用する場合がある。かかる場
合、従来は、二酸化塩素をカラギーナンあるいは寒天を
ベースとして非流動性のゲル化物としていた。
しかしながら、このカラギーナンあるいは寒天等をベー
スとした二酸化塩素のゲル化物を製造するには、加熱工
程を必要とし、又この加熱工程は不可欠の工程となって
いる。そのために、二酸化塩素は主にこの加熱工程中に
かなりの量が揮散してしまう。この二酸化塩素の損失口
は40〜80%にも達する。そこで、この加熱工程中の
揮散を予め見越して製造初期に二酸化塩素を高濃度に調
整しておく必要があった。しかし、たとえ二酸化塩素を
高濃度に調整しても初期の濃度を充分維持し得すに揮散
してしまい、二酸化塩素本来の有効性を保持したゲル化
物の製造は困難であった。
本発明は、ゲル化剤として近年種々市販されているポリ
アクリル酸塩、ステアリン酸塩、ポリビニルアルコール
、カルボキシメチルセルロース等がある中で、アルギン
酸ソーダがカルシウムイオンと反応してアルギン敢カル
シウムという形になってゲル化する事実が食品分野でよ
く知られていることにもとづいて鋭意研究を重ねた結果
なされたものである。即ち、本発明はアルギン酸ソーダ
をベースとしたゲル化方法が二酸化塩素を最も安定にで
き、かつ常温でゲル化であり、さらにゲルそのものの安
定が最もよいものであることを見い出し、この知見に基
づいてなされたもので、製造工程中における二酸化塩素
の加熱による揮散を防止でき、二酸化塩素本来の有効性
を保持したゲル化物およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、アルギン酸ソーダ
1〜5盾m%、カルシウム塩0.5〜1゜5重量%、二
酸化塩素0.5〜4重量%、残部水とからなり、アルギ
ン酸ソーダの水溶液と、カルシウム塩および二酸化塩素
を混合した溶液とを常温下で混合してゲル化物を製造す
ることからなっている。
以下本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
第1表は本発明に係る二酸化塩素のゲル化物の実施例を
示す基本処方の一例である。
ここで、炭酸ソーダはPH(水素イオン指数)調整剤で
、特に炭酸ソーダに限ることヘク水酸化ナトリウム、水
酸化カリ、炭酸カリ、水酸化バリウム等アルカリ性を示
すものであればよく、このときのPHは9〜14の間に
あるものが望ましい。
又、カシラム塩としては塩化カルシウム、乳酸カルシウ
ムに限ることなく、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、
クエン酸カルシウム等の諸々のカルシウム塩が一種類あ
るいは数種園を同時に使用できる。この基本処方による
ゲル化物の製造方法は、まずアルギン酸ソーダを水溶液
として調整しておき、カルシウム塩類および二酸化塩素
を混合した溶液をつくる。次にこれら溶液を常温化で混
合することによりゲル化物が製造される。
このようにして製造されるゲル化物は、ゲル化時間が短
く又、硬いゲルが得られ、かつゲルそのものも安定して
いる。しかし、このゲル化物は24時間程経過するとゲ
ル表面に離水を起こすことがある。そこで、この離水を
防止するために離水防止剤、ゲル化遅延剤を加える必要
がある。
次に、アルギン酸ソーダ、二酸化塩素、カルシウム塩類
の混合割合を種々変え、かつ前記離水防止剤、ゲル化遅
延剤、さらには着色剤を混合した場合の実施例を示す。
第2表は実茄番号ごとにアルギン酸ソーダ、二酸化塩素
、カルシウム塩類の混合割合を種々変えた表を示し、第
3表は第2表に対応する実施番号につき離水防止剤、ゲ
ル化遅延剤、着色剤の混合割合を種々変えたときのゲル
化時間および判定結果を示す。、これら第2表および第
3表に示す混合物質の数字は、水100m1当りの混合
量(重量(g))である。離水防止剤はでんぷん、グリ
セリン、ブドウ糖、高吸水性ポリマー等が、又ゲル化遅
延剤はトリポリリン酸ソーダ、リン酸水素カリ等のリン
I!Ifがそれぞれ一種類あるいは数種類を同時に使用
される。エチレンジアミンテトラアセティツクアシッド
等のキレート剤も使用可能である。
(以下余白) (レム下免白) (壇大下味白) 第2表のカルシウム塩類に示す記号は、それぞれS:1
iillカルシウム、C1:クエン酸カルシウム、Z:
合成じオライド、L:乳酸カルシウム、C:炭酸カルシ
ウムを示す。
第2表および第3表に示す物質をそれぞれの割合で混合
しゲル化物が製造されることとなる。この場合、カルシ
ウム塩類とゲル化遅延剤を混合して経過時間が長いとバ
ランスが崩れゲル化の状況が異なってくることがある。
従って、アルギン酸ソータを予め1〜8%水溶液として
調整し、これにゲル遅延剤、着色剤を混合した溶液(A
液)と、カルシウム塩類、二酸化塩素、離水防止剤を混
合した溶液(B液)とにしておき、これらのA液とB液
を常温下において、例えば混合ノズルを用いて混合する
方法が最も理想的な方法である。以上の方法で混合が行
われるとゲル化時間は第3表に示すようになる。ここで
、ゲル化時間が2時間以内で完了する場合の評価を0,
2時間以上で8時間内を△、sFR間以上を×としてい
る。尚、この方法で製造したゲル化物の二酸化塩素の損
失量は3〜10%程度である。水沫では、アルギン酸ソ
ーダを例にとっているが、アルギン酸又はアルギン酸カ
リ等の水溶液が使用できる。尚、前述のA液、B液の夫
々の処方は一例であり、混合方法より種々変更できる。
しかし、同液体中にアルギン酸ソーダ、カルシウム塩の
同居はさけなければならない。
以上説明したように本発明によれば、アルギン酸ソーダ
をベースとして二酸化塩素のゲル化物を製造するように
しているので、常温でゲル化であり、かつ安定しており
、従来カラギーナンあるいは寒天等をベースとした加熱
工程を経た製造方法では、二酸化塩素の損失量がきわめ
て多かったのに対し、きわめてわずかであり、二酸化塩
素本来の有効性を保持したゲル化物を1qることができ
る効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルギン酸ソーダ1〜5重量%、カルシウム塩0
    .5〜1.5重量%、二酸化塩素0.5〜4重量%、残
    部水とからなる二酸化塩素のゲル化物。
  2. (2)アルギン酸ソーダの水溶液と、カルシウム塩およ
    び二酸化塩素を混合した溶液とを常温下において混合す
    ることを特徴とする二酸化塩素のゲル化物の製造方法。
JP9865883A 1983-06-02 1983-06-02 二酸化塩素のゲル化物およびその製造方法 Granted JPS59223201A (ja)

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JPH0121806B2 JPH0121806B2 (ja) 1989-04-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1267816A1 (en) * 2000-03-02 2003-01-02 ALLIGER, Howard The use of xanthan gum for gelling cio 2 and related species
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JPS5913603A (ja) * 1982-07-10 1984-01-24 Nasa:Kk 塩素及び/又は二酸化塩素発生剤組成物

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