JPS5922246B2 - テイデンリユウカイロ - Google Patents
テイデンリユウカイロInfo
- Publication number
- JPS5922246B2 JPS5922246B2 JP15922675A JP15922675A JPS5922246B2 JP S5922246 B2 JPS5922246 B2 JP S5922246B2 JP 15922675 A JP15922675 A JP 15922675A JP 15922675 A JP15922675 A JP 15922675A JP S5922246 B2 JPS5922246 B2 JP S5922246B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mosfet
- transistor
- constant current
- threshold value
- teiden
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MOS
FET)を用いた高安定定電流回路に関する。
FET)を用いた高安定定電流回路に関する。
本発明の目的は、特にモノリシックICにおける高安定
な定電流源を提供することにある。
な定電流源を提供することにある。
従来のMOS型半導体集積回路における電流回路の構成
においては、安定度の高い定電流は得られなかつた。と
いうのは、MOSFETにおける相互コンダクタンスの
バラツキに起因する。特にMOSFETは、バイポーラ
トランジスタ、ジャンクションFETに比し、そのコン
ダクタンスのバラツキはかなり大きい。又、コンダクタ
ンスは、シキイ値Vthと、チャネルコンダクタンス係
数β(β…μ×CoxXW/ C、μ:キャリア移動度
、cox:ゲート膜容量、w/C:チャネル形状比)に
より決定される。従つてこのコンダクタンスのバラツキ
は0−定の電流値を得るためには、かなり幅広く調整し
うる端子を必要とする。
においては、安定度の高い定電流は得られなかつた。と
いうのは、MOSFETにおける相互コンダクタンスの
バラツキに起因する。特にMOSFETは、バイポーラ
トランジスタ、ジャンクションFETに比し、そのコン
ダクタンスのバラツキはかなり大きい。又、コンダクタ
ンスは、シキイ値Vthと、チャネルコンダクタンス係
数β(β…μ×CoxXW/ C、μ:キャリア移動度
、cox:ゲート膜容量、w/C:チャネル形状比)に
より決定される。従つてこのコンダクタンスのバラツキ
は0−定の電流値を得るためには、かなり幅広く調整し
うる端子を必要とする。
このため回路が複雑化する。oバラツキが大きいので、
温度特性が安定せず、温度係数の小さな安定電流源を得
るためには回路をやはり複雑化し、又、微調整のために
かなりの工程数を要する。
温度特性が安定せず、温度係数の小さな安定電流源を得
るためには回路をやはり複雑化し、又、微調整のために
かなりの工程数を要する。
という大きな欠点を生み出す。
又、上記のシキイ値のバラツキはMOSFETが半導体
表面を利用しているために生じ、半導体の表面濃度、ゲ
ート膜厚、ゲート膜の性質、汚れ、ゲート金属の密着性
などの様々な要因により、lVのシキイ値を得るのに±
O、3Vのバラツキは、逃れられない。
表面を利用しているために生じ、半導体の表面濃度、ゲ
ート膜厚、ゲート膜の性質、汚れ、ゲート金属の密着性
などの様々な要因により、lVのシキイ値を得るのに±
O、3Vのバラツキは、逃れられない。
本発明は、上記の欠点を除去するものであつて、高安定
の電流源を提供する。
の電流源を提供する。
例えば、第1図に示すような、Pチャネルトランジスタ
1、2と抵抗3から構成され、アース点から(一)側へ
定電流を取り出す。トランジスタ1は通常のMOSトラ
ンジスタであつて、シキイ値をVthとする。抵抗3の
コンダクタンスはトランジスタ1のコンダクタンスより
ずつと小さくとり、従つてトランジスタ1のドレイン電
位VGはトランジスタ1のシキI イ値付近の電圧とな
り、すなわちvG=Vth(−1) 又、トランジスタ2は、チャネル表面にB(ホJ ロン
)をイオン打ち込みにより注入してシキイ値を△Vth
下げる。
1、2と抵抗3から構成され、アース点から(一)側へ
定電流を取り出す。トランジスタ1は通常のMOSトラ
ンジスタであつて、シキイ値をVthとする。抵抗3の
コンダクタンスはトランジスタ1のコンダクタンスより
ずつと小さくとり、従つてトランジスタ1のドレイン電
位VGはトランジスタ1のシキI イ値付近の電圧とな
り、すなわちvG=Vth(−1) 又、トランジスタ2は、チャネル表面にB(ホJ ロン
)をイオン打ち込みにより注入してシキイ値を△Vth
下げる。
従つてトランジスタ2の実効ゲート電圧はVGEはとな
り、本米のシキイ値Vthに無関係である。
り、本米のシキイ値Vthに無関係である。
又、ΔVthはイオン打ち込み量(ドーズ量)によりか
なり安定にコントロール可能であるので、本来のシキイ
値Vthがどんなにバラついても、トランジスタのコン
ダクタンスは常に一定に保たれる。従つてβさえ、十分
安定になるように制御すればよい。又、安定電流1Cは
となり、第2図の如くとなり、定電流源なる出力電位は
(−3)式が成り立つのはとなる。
なり安定にコントロール可能であるので、本来のシキイ
値Vthがどんなにバラついても、トランジスタのコン
ダクタンスは常に一定に保たれる。従つてβさえ、十分
安定になるように制御すればよい。又、安定電流1Cは
となり、第2図の如くとなり、定電流源なる出力電位は
(−3)式が成り立つのはとなる。
又、第1図の回路において抵抗3はトランジスタ・抵抗
として、又、トランジスタ1に逆に+P を打ち込んで
Vthを上昇させてもよい。
として、又、トランジスタ1に逆に+P を打ち込んで
Vthを上昇させてもよい。
又、Nチヤネルトランジスタを用いて構成することも可
能である。故に、第1図のような回路によつて、半導体
集積回路中に電流値が安定した定電流源がモノリシツク
に無調整で実現できる。更に、本発明による温度係数の
小さな定電流の実現の一例を述べる。
能である。故に、第1図のような回路によつて、半導体
集積回路中に電流値が安定した定電流源がモノリシツク
に無調整で実現できる。更に、本発明による温度係数の
小さな定電流の実現の一例を述べる。
(−3)式における△Vthは
αは温度係数であり、Tは温度変化分である。
又通常αは負である。又、MOSFETの定電流領域で
のゲート電圧一ドレイン電流特性は、第3図に示すよう
にシキイ値(IDが0となるVG)とβ(直線の傾き)
が温度に対してコンダクタンスの温度係数を互いにキヤ
ンセルし合う方向に働き、特にある実効ゲート電圧VG
EOを境に電流値の温度特性が逆になる。従つて(5)
式のΔThOをこのVGEOと一致させることにより、
電流値の温度変化(すなわちα)をほとんどOまで近づ
けることが可能になる。なお、ΔVthの量(すなわち
チヤネルのドーズ量)によりαの値は異るので、△Vt
hとVGEOが一致するのは、本来のVthにより一定
の電圧に定まる。一般に△Vthが大きいとVGEOも
増大する。このシキイ値をずらす方法はこのチヤネルド
ープの他に、ドープトオキサイド法(酸化膜からチヤネ
ル表面に不純物拡散を実行する)。チヤネル長変調法(
トランジスタのチヤネル長によるシキイ値変化を利用す
る)等、(2)式が成立するような関係を保つてシキイ
値を変化させる方法があればよい。本発明は、安定な(
すなわちバラツキ、電源変動、温度変化)に対し定電流
源モノリシツクICで、かつ無調整の又外付素子を全く
必要とせずに供給することが可能である。
のゲート電圧一ドレイン電流特性は、第3図に示すよう
にシキイ値(IDが0となるVG)とβ(直線の傾き)
が温度に対してコンダクタンスの温度係数を互いにキヤ
ンセルし合う方向に働き、特にある実効ゲート電圧VG
EOを境に電流値の温度特性が逆になる。従つて(5)
式のΔThOをこのVGEOと一致させることにより、
電流値の温度変化(すなわちα)をほとんどOまで近づ
けることが可能になる。なお、ΔVthの量(すなわち
チヤネルのドーズ量)によりαの値は異るので、△Vt
hとVGEOが一致するのは、本来のVthにより一定
の電圧に定まる。一般に△Vthが大きいとVGEOも
増大する。このシキイ値をずらす方法はこのチヤネルド
ープの他に、ドープトオキサイド法(酸化膜からチヤネ
ル表面に不純物拡散を実行する)。チヤネル長変調法(
トランジスタのチヤネル長によるシキイ値変化を利用す
る)等、(2)式が成立するような関係を保つてシキイ
値を変化させる方法があればよい。本発明は、安定な(
すなわちバラツキ、電源変動、温度変化)に対し定電流
源モノリシツクICで、かつ無調整の又外付素子を全く
必要とせずに供給することが可能である。
又、本発明の利用方法としては、基準電圧源、定電圧回
路、電源回路、電圧検出回路等へ広く応用でき、等積度
の大きなMOSIC用に簡単に組み込むことが可能とな
る。
路、電源回路、電圧検出回路等へ広く応用でき、等積度
の大きなMOSIC用に簡単に組み込むことが可能とな
る。
第1図は、本発明による定電流回路の一例。
1は通常のトランジスタ、2はシキイ値をシフトさせた
トランジスタ。 第2図は、本発明による電圧流出力特性。 △Vth:シキイ値のシフト量 第3図は、MOSFETの電圧一電流特性。
トランジスタ。 第2図は、本発明による電圧流出力特性。 △Vth:シキイ値のシフト量 第3図は、MOSFETの電圧一電流特性。
Claims (1)
- 1 第1のMOSFETのゲート・ドレイン間を短絡し
、前記第1のMOSFETのドレインと電源間に抵抗性
素子をそう入した定電圧バイアス源及びゲート端子に前
記第1のMOSFETのドレイン端子を接続した第2の
MOSFETからなる定電流源からなり、前記第1のM
OSFETと前記第2のMOSFETのシキイ値は相互
に異なることを特徴とする定電流回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15922675A JPS5922246B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | テイデンリユウカイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15922675A JPS5922246B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | テイデンリユウカイロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5284448A JPS5284448A (en) | 1977-07-14 |
JPS5922246B2 true JPS5922246B2 (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=15689084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15922675A Expired JPS5922246B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | テイデンリユウカイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922246B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2447610A1 (fr) * | 1979-01-26 | 1980-08-22 | Commissariat Energie Atomique | Generateur de tension de reference et circuit de mesure de la tension de seuil d'un transistor mos, applicable a ce generateur de tension de reference |
US5117177A (en) * | 1991-01-23 | 1992-05-26 | Ramtron Corporation | Reference generator for an integrated circuit |
-
1975
- 1975-12-29 JP JP15922675A patent/JPS5922246B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5284448A (en) | 1977-07-14 |
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