JPS59222437A - カルボン酸の製造方法 - Google Patents

カルボン酸の製造方法

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JPS59222437A
JPS59222437A JP58098488A JP9848883A JPS59222437A JP S59222437 A JPS59222437 A JP S59222437A JP 58098488 A JP58098488 A JP 58098488A JP 9848883 A JP9848883 A JP 9848883A JP S59222437 A JPS59222437 A JP S59222437A
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中沢 幹郎
Tsuratake Fujitani
貫剛 藤谷
Hiroshi Sanami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本究明は、不飽和脂肪族化ノカルボン酸又はそのエステ
ル?酸〔ヒ開裂して脂肪族ジカルボン酸とモノカルボン
酸?製造する方法に関Tる。さらに詳しくは、不飽和モ
ノカルボン酸又はそのエステMに過酸化物r作用させて
酸fヒし、その酸化生成物四重金属と臭素1ヒ合物から
なる触媒の存在下、酸素又は酸素台官ガスにより酸化開
裂させて、脂肪族シカIレボン酸とモノカlレホン酸L
−i11造する方法である。
従来、不飽和カルボン酸の二重結合部分?、酸化して、
シカ〜ポン酸とモノカルボン酸に開裂させる方法には、
オゾン(特公昭86−4717号)、硝酸(Get、 
l、 108.690)或は、過77ガン酸塩(JAO
C8,840(81))等の酸化剤?用いる方法が知ら
れている。しかし、オゾンや過マンガン酸塩は高価であ
シ、安価な硝酸は重合物が多く収率が悪い。
二重「ヒルテニウム触媒の存在丁2次亜塩素酸塩r酸化
剤と−rib方広(特開昭56−108182号)も、
酸化剤の塩素や次亜塩素酸塩が制価であるのみならず、
塩基性水溶液中で反応する必要があシ、原料の溶解や生
成物の分離に難点がある。
これらの高価な酸化剤に替え、空気r用いて酸「ヒする
方法も検討されている。そのうち、不飽和カルボン酸に
直朕酸1ヒTる方法(LISF、 2820046゜特
公昭4O−12767)は速度が極端に遅かったシ開裂
場所に選択性が無い等実用性に乏しい。
そこで、不飽和カルボン酸七一旦過酸(し水素で酸比し
て、二重結合に隣接ジオ−7し基を導入し、これ?コバ
ルト塩触媒の存在下で空気酸[ヒする方法(特開昭47
−6014.47−1970.47−9018゜49−
135909号)も試みられている。しかし、この方法
は、中間原料の隣接ジオール基社有すカルホン酸を選択
的に合成出来ないことやその酸(lS開裂反応に問題が
多い。即ち、不飽和結合への隣接ジオール基導入方法と
して、一般に、酸触媒の存在下、過酸化水素と水4作用
させて、一段で隣接ジオールとする方法や一旦エボキサ
イドとしてから加水分解する方法等が知られている。し
かし、前者は、反応中間体のエポキサイドに対する水と
共存する力〜ボン酸やアフレコ−〜との競争反応であり
、エステルやエーテルの副生ビ避えない。一方、後者は
、所要工程が多いことや、エポキサイド?水及び多量の
脂肪酸塩と置部に加熱する(特開昭57−57459”
)等の特殊な処理手段r要す。
又、この隣接ジオール基開裂反応は、長時間の誘導期間
を要したり、高価な過酢酸、ケトン、或はアlレデヒド
等を消費したり、連続反応r完遂するには、原料や浴媒
r極度に精製したシ、酸化が停止せぬように、その供給
?制限する等の措置keす等多くの不利がある。以上約
述べたように現状の何れの方法も、不飽和カルボン酸?
開裂して、ジカルボン酸とモノカlレボン酸r製造する
方法として満足すべきものでは無い。
一方、目的とするジカルボン酸は、可ン剤やポリエステ
A/原料に、モノカルボン酸は潤滑油原料等として重要
であり、これらの原料となる不飽和力7レボン酸は、動
、植物性油脂の加水分解により安価に得られることから
、不飽和力lレボン酸r開裂さぞ、シカIレポン酸とモ
ノカルボン酸kJ:#)存利に製aする方法が望まれて
いるのである。
発明者等は、不飽和カルボン酸又はそのエステ7しを安
価な酸化剤や空気で酸(L開裂させジカルボン酸とモノ
カルシボン酸r製造するさらに優れた方法と見出ナベく
検討4重ねてきた。その結果、不飽和カルボン酸又はそ
のエステルに過酸(ヒ物r作用させて得られる峻〔ヒ生
戎物r東金属と臭素(ヒ合物からなる触媒の存在下、酸
素又は酸素含存ガスにxD酸〔ヒすると、窩収率で目的
とするジカルボン酸トモノカルボン酸が得られることと
見出し、本発明を完成した。
本発明方法では、過酸(ヒ物の作用によシネ飽和力lレ
ボン酸の二重結合炭素にエポキシ基、瞬接ジオール基、
水uTiとエステル又はエーテル基、エステlし基とエ
ーテル基等のいずれの含酸素置換基?導入した場合にも
特定の触媒の存在下分子状酸素により当該部分子選択的
に酸(ヒ開裂でき、原料とした不飽和カルボン酸の二重
結合部分の開裂に相当するジカルボン酸とモノカルボン
酸r高収率で得ることが出来る。
先に述べた従来法(特開昭47−6014.47−19
70.47−9018.49−185909)は、隣接
ジオール基以外は酸(ヒ開裂が不可能であった為、不飽
和力Iレボン酸の二車結合r選択的にジオール「ヒする
必要があった。これに対し、本発明方法は、隣接ジオー
ル基のみでなく、エポキシ基、水酸基とエーテル又はエ
ステル基、エステyv%とエステル基、エステル基とエ
ーテル基等の含酸素基と導入すれば、当該炭素−炭素結
合?選択的に酸「ヒ開裂でさる点に特徴がある。
従って、不飽和カルホン酸又はそのエステルに過酸化物
上作用させることにより、分子状重婚により酸fヒ開裂
すべき中間原料と極めて容易に得ることが出来ると同時
に、原料の不飽和カルボン酸又はそのエステMに対し非
常に高い収率で目的とするシカフレポン酸とモノカルボ
ン酸が得られるのである。
又、本発明における酸IL開裂方法は、重金属、その酸
(ヒ物、塩或は錯体と少量の臭素(ヒ合物七触媒に用い
るのみで%高価な過酢酸やケトン、アルデヒド等の添加
?要しない。さらに連続反応上行う場合も、原料や溶媒
?特に精製する必要なく、又、反応が停止せぬようにそ
の供給r制眠する等の特別な措置もツしない。
本発明で使用出来る不飽和カルボン酸は、少なくとも1
ケの炭素−炭素二重結合社有する炭素数6〜24の脂肪
族モノカIレボン酸で、例えば、オレイン酸、リノール
酸、リルイン酸、エレオステアリン酸、バリナリン酸、
エライジン酸、リンノール酸、カプロレイン酸、ミリス
トレイン酸。
ハルミドレイン酸、ペトロセリン酸、バセニン酸、エル
カ酸、プラシン酸、アラキドン酸及びこレラの混合物、
ナタネ油、大豆油、サフラワー油、ゴマ油、ヌカ油、ト
ウモロコシ油、オリーブ油、ピーナツ油、アマニ油、桐
油等の植物性油脂や豚脂。
牛脂、魚油、ブロイラー油、鯨油等の動物性油脂と加水
分解して得られる脂肪酸混合物及び、トール油、脂肪酸
が使用でき、さらにこれら脂肪酸のエステ/L’%特に
メチμエステル、エチルニスfzし、プロピルエステル
やグリセリドも使用できる。
まず、出発原料の不飽和カルボン酸又はそのエステルr
分子伏酸素による酸〔ヒ開裂用原料とするため、過酸化
物4作用させることにより、不飽和カルボン酸又はその
エステルの炭素−炭素二服結合に、隣接ジオ−/L/基
、エポキシ基、水酸基とエーテル基、水酸基とエステル
基、エステル基とエーテル基、及び/又はエステル基と
エステル基等の含酸素基と導入する。例えば、ギ酸の存
在丁過酸化水素?反応させる方法、酸触媒とカルボン酸
の存在下過酸rt水素と反応させる方法、タングステン
酸、モリブデン酸、バナジン酸等触媒の存在下過酸化水
素r反応させる方法、以上の反応系に水や育談溶媒r加
えて反応する方法、過タングステン酸、過モリブデン酸
、過マンガン酸などの無機過酸化物?用いる方法、クメ
ンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド
などの有機ヒドロベルオギンドtモリブデン、バナジウ
ム、タングステン塩触媒存在下、作用させる方法、過ギ
酸、過酢酸、過安息香酸、過H1−クロlし安息香酸な
どの有機過酸?用いる方法、アセドアlレデヒド、ベン
ズアルデヒドなどの77レデヒド類と反応原料?共存さ
せ、痕跡量のコバルト塩の存在下、分子状酸素?供給し
てを機過酸?生成しつつ反応させる方法などが採用でき
、不飽和脂肪酸の二重結合部に含酸素基r導入する方法
ならば、トの例示に限定されるものではない。
以りの過酸1ヒ物による酸(ヒ生成物は、そのまま分液
して水r除いたシ、鉱酸r中和後蒸留して溶媒r除去し
、水4分液すれば酸化開裂用原料に用いることが出来る
が、場合によっては、残留する過酸1ヒ水素や鉱酸に除
くため、水抗しt9、トッピングして用いた方が好まし
い場合もある。
次に、分子状酸素による酸「ヒ開裂反応に関して説明す
る。
触媒として一種以北の重金属と臭素化合物?用いる。重
金属としては、原子番号28〜82.89〜51.57
〜84のものは何れも便用できる。
こレラのうチ、特に、コバルト、マンガン、セリウムが
好ましい。これらの重金属は、元素状、酸化物、塩、錯
体の何れの形轢でも良い。
一方、臭素化合物は、臭素分子、酸、塩、酸素酸塩又は
仔機臭素化合物の何れでも使用し得る。
特に臭〔ヒ水素、臭化アンモニウム、臭「ヒナトリウム
、臭「ヒコハlレト、臭化マンガン、臭化セリウム、臭
化ニッケル、テトラブロモエタン、トリブロモエタン等
が好ましい。例えば、次の様な触媒が有利に使用出来る
。粉末金属コバVトと臭化アンモニウム、臭「ヒコバル
ト、酢酸コバlレトと臭化アンモニウム、酢酸コバルト
と臭化ナトリウム、酢咳コバルトと臭flZ水素、酢酸
コバルトとテトラブロモエタン、臭(ヒマンガン、酢酸
マンガンと臭化水素、酢酸マンガンと臭1ヒアンモニウ
ム、酢酸マンガンと臭rヒナトリウム、酢酸マンガンと
テトラブロモエタン等である。さらに、二種以上の重金
属と臭素1ヒ会物の組合せが、誘導期r無くし、反応速
度が大である点から有利である。この場合、重金[ハコ
ハルト、マンガン、セリウム及びニッケルのうち任意の
2種板りの組合せが好ましく、例えば臭化コバルトと臭
「ヒマンガン、臭化コバルトと酢酸マンガン、目′「酸
コバルトと臭化マンガン、酢酸マンガンとupmコバル
ト及び臭化アンモニウム、酢酸コバルトと酢酸マンガン
及び美1ヒ水累、臭1ヒコバルトとl!il:酸セリウ
ム、酢酸コバルトと臭化セリウム、臭化マンガンと酢酸
セリウム、臭化コバルトと酢酸ニッケ〜及び臭化アンモ
ニウム、酢酸コバルトと酢酸マンガンと酢酸セリウム及
び臭化アンモニウム、ナフテン酸コバlレトとナフテン
酸マンガンとテトラブロモエタン、コノくルトアセチル
アセトネートとマンガンアセチ7レアセトネート及び臭
「ヒ水素等がφけられる。尚、本発明はこの例示に限定
されるものではない。
重金属の量は、金1g換算濃度で0.05〜lOg/β
 が適当である。0.05f/(lIa下では光分な反
応速度が得られず、l O9/l 以下では、触媒費の
負担が増すと共に、副反応物が増す等の不利が生ずる。
臭素(ヒ合物の使用量は、重金属原子当シの臭素原子換
算でO,1〜100当量が適当である。0.1当量以下
では、充分な速度が得られず、100当量以北では臭素
による生成物汚染や触媒費の負担が大きく、好ましくな
い。
反応中に臭素化合物が排出ガスに同伴されて反応系外に
出ると、反応速度が低下するので、この様な場合は、臭
素〔L合物r追加しながら反応するのが好ましい。この
場合は、臭素原子換算で酸化原料に対しl憾/h 以下
でよい。
反応Mdは必ずしも必要としないが、原料の融点が高い
ときや、反応熱除去の目的から溶媒を用いる場合は、こ
の条件で酸「ヒに不活性若しくは比較的安定な極性有機
化合物r用いる。例えば、炭素数2〜10程度の飽和モ
ノカルボン酸か好ましく、特に酢酸が最も好ましい。
酸化剤として用いる分子状酸素は、純重婚や工業用排ガ
スも使用できるが、工朶的には通常の空気が最適である
反応圧力は、全反応圧が1〜100気圧の範囲、特に2
〜40気圧の範囲で、且つ%酸素分圧が0.1〜l Q
 atmが好ましい。さらに安全面から反応器からの排
出ガス中の重婚濃度が8容量係以下になるよう操作する
のが望ましい。
反応温度は60〜200”C,ニジ好ましくは80〜1
40℃の範囲である。60℃よりも低い温度では、反応
速度が遅く、一方200°Ck超える温度では、溶媒や
生成物の二酸化炭素への分解が激しくなり、好ましくな
い。
反応液中の水濃度は15係以下に保つのが好ましい。
生成水は、排出ガスに同伴させて、糸外に除去しつつ反
応することが出来るが、特に水r除去するための手段を
講じずそのまま反応することも出来る。溶媒は繰返し使
用すると水が蓄積するが、反応終了時の水濃度が15’
lに達するまで水を除去することなく使用できる。
本発明方法は、一般に以下の如くして実施される。
ガス吹込口、ガス抜出口r備えた撹拌23寸反応器に原
料(不飽和力lレボン酸又はそのエステMに過酸化水素
又は有機過酸4作用させて得た生成物)、触媒及び場合
によっては溶媒r仕込み、酸素又は酸素含有ガスで置換
又は加圧し、所定品度に加熱する。この昇凰期間は、撹
拌やガスの吹込みは必ずしも必要としない。酸素の紋収
は、触媒の櫨類や濃度、原料組成にもよるが、一般に6
0〜100°Cから始まる。酸素吸収が始まると、酸素
又は酸素含有ガスと導入し、所定範囲の酸素分圧?保ち
つつ反応する。排出ガスは冷却器で冷し、凝縮物r反応
器に戻すか、生成水?除くため、その一部又は全量?糸
外に出T0 臭素(ヒ合物は、反応開始時に仕込むのみで、追加せず
反応することも出来るが、より速い反応速度?望む場合
は、反応の進行と共に少量ずつ追加するのが好ましい。
この場合、テトラブロモエタン等液状物はそのまま、臭
rヒアンモニウム等の固体は水や溶媒に解かし、ポンプ
で連続的又は間欠的に仕込む。所定時間の反応後、冷却
し、反応物を敗出す。まず減圧下、溶媒やペラルゴン酸
等のモノカルボン酸を分留する。次に釜残r熱水抽出し
たり、石油エーテル抽出後、水から再結晶してアゼライ
ン酸等の二塩基酸r1!4る。
反応器はA’tJ記の様な撹拌器付の吻以外に、気泡塔
型も採用出来る。又、反応方法も回分反応に限らず、連
続反応も可能である。即ち反応器に原料、触媒及び必要
があれば溶媒r連続的に供給し、酸素又は酸素含有ガス
r吹込みつつ反応2行い、反応生成物?連続的に抜出T
0この場合も原料や溶媒は特に精製r要さず、又、反応
k KG続するために原料や溶媒の仕込速度r制限する
必要もない。
以下に、実施例にニジ本発明?具体的に説明する。
実施例1 工業用オレイン酸(−3つ素価9i)toorに酢酸6
7f、水84f及び濃硫酸0.8f/に加え、撹拌し、
80°Cに保ちながらこの混合物に60%過酸化水素水
溶液281に1時間で滴下した。さらに80°Cで3時
間加熱撹拌した後、苛性ソーダで硫酸r中和し、酢酸や
水r減圧下に蒸発させた。
さらに水洗乾燥して油状物質k114g得た。この物の
分析結果、ヨウ素価1.5、隣接水酸基価169、ケン
〔ヒ分解後の隣接水酸基価236であった。空気酸〔ヒ
反応は内容積500 m(l の撹拌器付チタン製オー
トクレーブに得られた油状物の半量(57g)と酢酸5
0g、臭化コバlシト(CoBr2−6f(20) 0
.331及び酢酸マンガン(Mn(OAc)2.4L[
20) 0.25 f ’c仕込み、空気r導入して酸
素分圧1.5 kg/cm2(反応圧25 kg/Cm
2)に作ち、加熱撹拌した。反応温度約80°Cで酸素
の吸収が始″!、シ、温度1100°Cに保った。反応
時間1時間及び2時間後ペーストポンプによシ20係臭
化アンモニウム水l容Vt各0.4 mn ずつ加え、
合計3時間反応すると酸素の吸収がitとんど認められ
なくなったので冷却した。反応物?減圧蒸留して酢酸?
除き、その一部1日メチルエステル「ヒしてガスクロマ
トグラフにより分析した結果、シカフレボン酸は、原料
の工業用オレイン酸中の不飽和脂肪酸に対し、アゼライ
ン酸?70憾、炭素数8以下の二塩基酸に144%炭素
数lO以五の二塩基酸k15憾の収率(合計99qb)
であった。又、モノカルボン酸は、ベラIレゴン酸71
係、炭素数5〜8のモノカルボンak2B係、炭素数1
0以北のモノカルボン酸に5%の収率(合計99憾)で
あった。さらにこれ七石油エーテルで抽出し、残った結
晶茫吸引許過して水から再結晶させると、融点97〜1
01″C、アゼライン酸純度82係の白色結晶rオレイ
ン酸に対し収率8゜係で得た。
実施例2 工業用オレイン酸100’に88憾ギ酸に6f加え、瀧
度50〜60゛Cで撹拌しながら604過酸「ヒ水素水
溶液25gk約1hで部下した。さらに同温度で8時間
反応後、冷却、分岐して油状物質1112y得た。この
物の分析結果、ヨウ素価1.5、オキンラン醸素1.7
%(エポキシ収率29.84)であった。空気酸化反応
は、突km例、lと同一反応器に得られた油状物の半量
とば′[師iuog、酢酸コバルト(co (OAc 
)2・4n2o ) o、t 9 y、酢酸マンガン0
.18 f 、臭化アンモニウム0.1511 k仕込
み、温度100 ’Cで、空気と吹込みつつ酸素分圧2
 kg/am2(反応圧25 kg/cm2G )で反
応させた。1.5時間後、30係臭1ヒアンモニウム水
溶液0、5 f fL加え会計3時間反応させた。反応
粗物茫減圧蒸留して酢酸や水?除き生成物?分析した結
果、二塩基酸は、原料とした工業用オレイン酸に対し、
アゼライン酸が72係、炭素数8以下と炭素数10以り
の二塩基酸が各々12%及び14係収率(合計98%)
であった。又モノカルボン酸は、ペラルゴン酸71係、
炭素数5〜8及びlO[hのモノカルボン酸が各々22
嗟及び5係の収率(合計98)であった。
実施例3 工業用オレイン酸100gに88%ギ酸r100g加え
、撹拌【7、温度i80°Cに保ちツつ、60係過酸化
水素水14液24 f’z約1時間でン薗下した。
さらに3時間反応後、減圧下でギ酸や水r蒸発させて油
状物1128f得た。この物の分析結果はヨウ素価2.
5、隣接水酸基価16、ケン化分解後の瞬接水酸基価2
81であった。
実施#Alと同一反応器に、得た油状物の半量と臭〔ヒ
コバIレト0.2fI、酢酸セリウム((Lie((J
Ac)、 :)0、191 k仕込み、空気r導入しつ
つ、温度110°C1酸累分圧2kg/cm2(反応圧
3 Q kg/am2)で反応した。2時間後、テトラ
ブロモエタン0.4fk加えさらに2時間(合計4時間
)反応させた。反応物の分析結果、原料オレイン酸中の
不飽和脂肪酸に対し、アゼライン酸694、炭素数10
以上の二塩基酸124、炭素数5〜8の二塩基酸15係
(二塩基酸の合計収率96%)、及びペラルゴン酸68
係、炭素数5〜8及びlO以とのモノカルボン酸が各々
25係及び44(モノカルボン酸の合計収率97qb)
の収率であった。
実施例4 工業用オレイン酸100gに酢酸ioog及びa硫酸o
、 a y 2加え、撹拌しながら80°Cで60係過
酸比水素24fk1時間で滴下した。同@度でさらに2
時間反応後、冷却し、苛性ソーダ?加えて硫酸r中イ、
目してからh′l:酸や水r蒸発させ、さらに水洗、乾
燥して油状物+]l−131f得1辷。この物の分析結
果、ヨ1ン累111h1.8、隣接ジオ−Iし価49、
ケン化分解後の隣接ジオール価228であった。
実施例1と同一反応器にと記油伏物の半量とナフテン酸
コバlレト(コバルトtffis4)0.7g。
ナフテン酸マンガン(マンガン含i6係)0.8F。
40qb臭「ヒ水累酸0.29 k仕込み、空気r導入
しつつ温度110’o%B素分圧2kg/cm2(反応
圧301cg/c+n2)で4時間反応させた。反応物
の分析結果。
原料オレイン酸中の不飽和カルボン酸に対し、アゼライ
ン酸66幅、炭素数5〜8及び10以上のシカ〃ポン酸
が各々18%及び12幅(ジカルボン酸会計収率96%
)、及びベラlレジン酸7(1、炭素数5〜8及びlO
以りのモノカルボン酸?各々21憾及び4係(モノカル
ボン酸の合計収率95係)の収率で得た。
実施例5 工業用オレイン酸100fにtert−ブチルアIし:
l−11z100f%pングステン酸(i12WO4)
 1.8 f 。
濃硫酸0.4g及び水209に加え50〜60℃で撹拌
し、これに60°Cに医ちつつ6016過酸化水素20
9に1時間で滴下し、さらに同は度で5時間反応させた
。反応物は中和後減圧下にtert−ブタノールや水?
蒸発させてη為ら水洗した。得られた油状物質の分析結
果はヨウ素lll1i2、隣接水酸基価242.ケン化
分解後の隣接水酸基価27Bであった。実施例1と同様
にして、得られt油状物質の半量と酢酸i、ooy及び
臭化コバlし) i−0,5g仕込み、空気を導入しつ
つ、温度100℃、酸素分圧1 kg/cm2(反応圧
25 kg/cm2)で反応した。
i o o ’cに昇温後約30分後に吸収が始まり、
以後7時間1ズ応した。反応物の分析結果、原料とした
工業用オレイン酸中の不飽和脂肪酸に対し、アゼライン
酸が68qb、炭素数5〜8及びIO以北のモノカルホ
ン酸が15及び9係(シカフレボン酸の合計収率92%
)、又、ペラルゴン酸が66係、炭素数5〜8及びIO
以北のモノカルボン酸が各々22qb及び4qb(モノ
カルホン酸の合計収率92係)の収率であった。
実施例6 表−1に示した各種の不飽和脂肪酸1oopに88憾ギ
酸6FIi加え、ユ度50〜60℃で撹拌しながら所定
量の60係過ヒ化水累7に浴液41時間で部下、さらに
6時間反応させた。その後冷却分液して得た油伏物の半
量と酢酸i o o g、酢酸コバMト0.191 、
酢酸マンガン0.18 Q及び臭(ヒナトリウム0.8
’;Ik実施例1と同じオートクレーブに仕込み空SK
k吹込与つつ、=g分圧1.5kg/cm2(反応圧2
5 kg/Cm2)で100 ’Cに加熱しlがら撹拌
し反応させた。反応時間1.5時間後、40幅臭化水素
酸k 0.8 ntn 追加し会計3時間反応させた。
反応物r分析した結果2表−1に示したつ 実施例7 工業用オレイン酸に実lIi+]いjlと同様の方法で
過酸化水素?作用させて得た油状物r原料とし、種々の
触媒によシ酸化開裂させた結果2表−2に示した。
実施例8 工業用オレイン酸LOOPにC−ブチMヒドロペルオキ
シド38g、エチMベンゼン20 Of。
ナフテン酸モリブデン(モリブデン含量5 % )1.
Ofr加え、80’Oで8時間反応後減圧蒸留してエチ
ルベンゼンr除いて油状物質1106fkた。
このものの分析結果、ヨウ素l11118.6 、オキ
シラン酸素1.5係(エボキン収率27.8係)であっ
た。
空気酸化反応は得られた油状物質の半量と酢酸i o 
o y、 酊tteコバルト0.19f、酢酸マンガン
0、189 、臭「ヒアンモニウムo、 15 yを実
施例1の反応器に仕込み、酸素分圧21cg/cm2(
反応圧25 kg/cm2G)で反応させた。反応組物
r減圧蒸留して酢酸及び水?除き、生成物2公析した結
果、原料とした工業用オレイン酸中の不飽和脂肪酸分に
対し、アゼライン酸71’16、炭素数8以下と炭素数
10以五の二塩繍酸が各々11優及び13憾収率(合計
95%)でおった。又、モノカ!レポン酸ハペラルゴン
酸70%、炭素数5〜8及び10以トのモノカlレボン
酸20係及び54の収率(合計95壬)であった。
実施例 実施例1で用いたチタン製オートクレーブに液仕込口及
び抜出口r取付け、連続反応4行った。
原料は工業用オレイン酸r実施例2と同様の操作により
過酸化水素と反応させて得た油状物質をそのまま用いた
まず、オートクレーブに原料100g、酢酸100f、
臭(しコバIレト0.6f、傅酸マンガン0、59 k
仕込み、温度100°C%酸素分圧1.5kg/cm2
(反応圧25 kg/am2)の条件下、3時間反応さ
せた。その後、定量仕込ポンプにて、ll中に原料30
0g%臭化コバルト1.8g、酢酸マンガン1.5gk
含む酢酸溶液に1時間当Y) 50 m(1ずつ仕込み
、仕込量に相当する量の反応混会物r抜出しつつ反応し
た。酸素分圧は、空気の吹込速度と調節して、約1.5
 kg/crn2  に保った。
6時間の反応後の生成物?分析した結果、出発原料の工
業用オレイン酸中の不飽和脂肪酸に対し。
アゼライン酸65係、炭素数5〜8及びlO以りのジカ
ルボン酸が各々184及び124.又、ペラルゴン酸、
炭素数5〜8及びIO以五のモノヵ7レポン酸は各々6
4%、124及び5憾の収率であった。
比較例 工業用オレイン酸100f’に実施例2と同様の操作に
Jニジ過e rヒ水素r反応させて得た油状物質の半量
r原料とし、酢酸i o o 、v、酢酸コバlシトo
、 t 9 y ’c仕込み、温度100℃で空気r吹
き込みつつ、酸素分圧2kg/am2(反応圧25 k
g/cm2G )で3′時間反応させた。反応組物r実
施mj2と同様に分析した結果、二塩基酸は原料とした
工業用オレイン酸に対し、アゼフィン酸22憾、炭素数
8以下の二塩基酸84、炭素数lO以五の二塩基酸4係
の収率(合計84%)、又、モノカルボン酸はベラIレ
ゴン酸20係、炭素数5〜8及びlO以北のモノカルホ
ン酸は各々10餐及び2係の収皐(合計32qb)であ
った。
(以北) 手続補正書(0剤 昭和58年7月27日 昭和58年 特 許 願第98488  号2、発明の
名称 カルボン酸の製造方法 3、補正をする者 大阪市東区平野町2 (7)106 W話06−203
−0941(代)補  正  の  内  容 l 明細書第8頁第2〜3行の「トール油、脂肪酸」を
「トール油脂肪酸」と訂正する。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 炭素鎖中に、1ケ以五の不飽和結合社有する災索数
    6〜24の不箆和脂肪族モノカ7レボン酸又はそのエス
    テルに過酸化物2作用させて得られる酸化生成物4重金
    属と臭素化合物からなる触媒の存在下、酸素又は酸素含
    有ガスに工9酸〜゛化開裂させることを特徴とするj脂
    肪族シカlレホン酸ト七ツカIレボン酸の製造方法。
JP58098488A 1983-06-02 1983-06-02 カルボン酸の製造方法 Granted JPS59222437A (ja)

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