JPS5922109Y2 - 溶融金属精錬容器羽口設備 - Google Patents
溶融金属精錬容器羽口設備Info
- Publication number
- JPS5922109Y2 JPS5922109Y2 JP11808080U JP11808080U JPS5922109Y2 JP S5922109 Y2 JPS5922109 Y2 JP S5922109Y2 JP 11808080 U JP11808080 U JP 11808080U JP 11808080 U JP11808080 U JP 11808080U JP S5922109 Y2 JPS5922109 Y2 JP S5922109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- gas
- molten metal
- equipment
- gas blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は溶融金属精錬容器の湯面下に設けられた気体吹
込み用の羽目設備に関し、特に溶融金属の精錬を繰り返
し行なう場合、気体吹込み部が膨張・収縮を繰り返すこ
とにより気体吹込み管（羽目）、気体導入管および両者
を接続する接続管などに発生する事故を防止するための
手段の提案を目的とするものである。
込み用の羽目設備に関し、特に溶融金属の精錬を繰り返
し行なう場合、気体吹込み部が膨張・収縮を繰り返すこ
とにより気体吹込み管（羽目）、気体導入管および両者
を接続する接続管などに発生する事故を防止するための
手段の提案を目的とするものである。
溶融金属精錬容器の羽目設備、例えば転炉や取鍋などで
の溶融金属の精錬における酸素または攪拌用ガス底吹き
、あるいはＲＨ環流管ガス吹き込みなどのように、溶融
金属の湯面下より金属管あるいは耐火物を通して気体を
吹き込む場合に使用する羽目の従来の例を第１図に示し
た。
の溶融金属の精錬における酸素または攪拌用ガス底吹き
、あるいはＲＨ環流管ガス吹き込みなどのように、溶融
金属の湯面下より金属管あるいは耐火物を通して気体を
吹き込む場合に使用する羽目の従来の例を第１図に示し
た。
気体吹込み管（羽目）４と気体導入管８とは、精錬容器
外部において接続管（直管）６を介してジヨイント５お
よびフランジ７によってそれぞれ接続されている。
外部において接続管（直管）６を介してジヨイント５お
よびフランジ７によってそれぞれ接続されている。
一般に、気体吹込み部は精錬を繰り返す度に通常は膨張
・収縮が繰り返されておって、その影響で気体吹込み管
、気体導入管および接続部は繰り返し荷重を受けるため
、接続部の緩みあるいは管の破損を誘発する危険がある
。
・収縮が繰り返されておって、その影響で気体吹込み管
、気体導入管および接続部は繰り返し荷重を受けるため
、接続部の緩みあるいは管の破損を誘発する危険がある
。
このような事故を防止するために気体吹込み部の膨張・
収縮による影響を有効に吸収し得る対策の提案が望まれ
ている現状である。
収縮による影響を有効に吸収し得る対策の提案が望まれ
ている現状である。
本考案は上記のような当該技術分野の要望にこたえ、従
来の羽目設備の上記欠点を除去、改善することを目的と
するものであり、前記実用新案登録請求の範囲に記載の
羽目設備によって、気体吹込部の膨張・収縮の繰り返し
荷重による影響を完全に吸収して、気体吹込み管、気体
導入管および接続部などの損傷を防止することができる
羽目設備を提供するものである。
来の羽目設備の上記欠点を除去、改善することを目的と
するものであり、前記実用新案登録請求の範囲に記載の
羽目設備によって、気体吹込部の膨張・収縮の繰り返し
荷重による影響を完全に吸収して、気体吹込み管、気体
導入管および接続部などの損傷を防止することができる
羽目設備を提供するものである。
本考案は、溶融金属精錬容器の湯面下の耐火材を貫通し
て設けられた気体吹込み管の羽目と、この気体吹込み管
と精錬容器外部で接続する気体導入管とからなる羽目設
備において、気体吹込み管の羽目をスパイラル状金属管
で構成された接続管１を介して気体導入管と接続させる
ことによって、各方向の膨張・収縮の影響を吸収して事
故を防止するものである。
て設けられた気体吹込み管の羽目と、この気体吹込み管
と精錬容器外部で接続する気体導入管とからなる羽目設
備において、気体吹込み管の羽目をスパイラル状金属管
で構成された接続管１を介して気体導入管と接続させる
ことによって、各方向の膨張・収縮の影響を吸収して事
故を防止するものである。
またこの場合、上記気体吹込み管の精錬容器外の部分を
スパイラル状に成形し、気体導入管との接続には通常の
直管状の接続管を使用しても前記同様の効果を得ること
ができる。
スパイラル状に成形し、気体導入管との接続には通常の
直管状の接続管を使用しても前記同様の効果を得ること
ができる。
尚本考案の技術はポーラス耐火材羽目における気体吹込
部と気体導入管との接続にも応用することが出来るのは
云うまでもない。
部と気体導入管との接続にも応用することが出来るのは
云うまでもない。
次に本考案を実施例の図面について説明する。
第２図は本考案の実施例の一例であって、第１図に示し
た従来の接続管における直管の代りにスパイラル状の金
属管で構成された例である。
た従来の接続管における直管の代りにスパイラル状の金
属管で構成された例である。
第２図において、溶融金属１は耐火材２と容器鉄皮３に
よって保持され、鉄皮３および耐火材２の敗走位置に気
体吹込み管（羽目）４が装置されている。
よって保持され、鉄皮３および耐火材２の敗走位置に気
体吹込み管（羽目）４が装置されている。
気体吹込み管４と気体導入管８との中間に、スパイラル
状接続管６′が配設され、その両端がジヨイント５およ
びフランジ７によって、気体吹込み管４と気体導入管８
とにそれぞれ接続される。
状接続管６′が配設され、その両端がジヨイント５およ
びフランジ７によって、気体吹込み管４と気体導入管８
とにそれぞれ接続される。
また気体導入管８はヘッダー９に接続されていて、ヘッ
ダー９は鉄皮３に固定されている。
ダー９は鉄皮３に固定されている。
従って気体吹込み管４の膨張・収縮の影響はスパイラル
状接続管６′によって吸収され、その影響はスパイラル
状接続管６′以外の気体吹込み管４、気体導入管８、ヘ
ッダー９などには及ばない。
状接続管６′によって吸収され、その影響はスパイラル
状接続管６′以外の気体吹込み管４、気体導入管８、ヘ
ッダー９などには及ばない。
第３図は気体吹込み管（羽目）４の精錬容器外の部分６
″がスパイラル状に成形され、直管で構成された接続管
を使用した例であって、接続管６はジヨイント５によっ
て気体吹込み管４のスパイラル部６″に接続され、また
フランジ７によって気体導入管８に接続されている。
″がスパイラル状に成形され、直管で構成された接続管
を使用した例であって、接続管６はジヨイント５によっ
て気体吹込み管４のスパイラル部６″に接続され、また
フランジ７によって気体導入管８に接続されている。
従って気体吹込み管４の膨張・収縮の影響は、気体吹込
み管自体のスパイラル部６″で吸収され、接続管以下の
他の部分にはその影響が及ばない。
み管自体のスパイラル部６″で吸収され、接続管以下の
他の部分にはその影響が及ばない。
上記実施例から明らかなように、気体吹込み管と気体導
入管との接続部にスパイラル状接続管を使用するかまた
は精錬容器外の露出部分をスパイラル管とした気体吹込
み管を使用した羽目設備においては、気体吹き込み部の
膨張・収縮の影響がスパイラル管部で吸収されて他の部
分に及ばないので、羽目設備各部の接続部分の弛みや管
の破損を防止することが出来る。
入管との接続部にスパイラル状接続管を使用するかまた
は精錬容器外の露出部分をスパイラル管とした気体吹込
み管を使用した羽目設備においては、気体吹き込み部の
膨張・収縮の影響がスパイラル管部で吸収されて他の部
分に及ばないので、羽目設備各部の接続部分の弛みや管
の破損を防止することが出来る。
また本考案の羽目設備は冒頭で述べたように転炉に酸素
または攪拌用ガスの底吹き、取鍋不活性ガス底吹き、Ｒ
Ｈ環流管ガス吹込みその他溶融金属の湯面下から気体を
吹込むすべての精錬容器に応用することが出来る羽目設
備である。
または攪拌用ガスの底吹き、取鍋不活性ガス底吹き、Ｒ
Ｈ環流管ガス吹込みその他溶融金属の湯面下から気体を
吹込むすべての精錬容器に応用することが出来る羽目設
備である。
第１図は従来の羽目設備の説明図、第２図はスパイラル
状接続管で気体吹込み管と気体導入管とを接続した羽目
設備の説明図、第３図は気体吹込み管にスパイラル部を
有する羽目設備の説明図である。
状接続管で気体吹込み管と気体導入管とを接続した羽目
設備の説明図、第３図は気体吹込み管にスパイラル部を
有する羽目設備の説明図である。
Claims (1)
- 溶融金属精錬容器の湯面下の耐火材を貫通する気体吹込
み管が精錬容器外部において、スパイラル状金属管で構
成された接続管を介して気体導入管と接続されることを
特徴とする溶融金属精錬容器羽目設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11808080U JPS5922109Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 溶融金属精錬容器羽口設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11808080U JPS5922109Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 溶融金属精錬容器羽口設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5744159U JPS5744159U (ja) | 1982-03-11 |
| JPS5922109Y2 true JPS5922109Y2 (ja) | 1984-07-02 |
Family
ID=29478800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11808080U Expired JPS5922109Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 溶融金属精錬容器羽口設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922109Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-22 JP JP11808080U patent/JPS5922109Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5744159U (ja) | 1982-03-11 |
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