JPS5921Y2 - 結束装置における紐たわみ取り装置 - Google Patents

結束装置における紐たわみ取り装置

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JPS5921Y2
JPS5921Y2 JP1661875U JP1661875U JPS5921Y2 JP S5921 Y2 JPS5921 Y2 JP S5921Y2 JP 1661875 U JP1661875 U JP 1661875U JP 1661875 U JP1661875 U JP 1661875U JP S5921 Y2 JPS5921 Y2 JP S5921Y2
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JP
Japan
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string
needle
deflection
fixed
locking portion
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Expired
Application number
JP1661875U
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English (en)
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JPS5197151U (ja
Inventor
功 興梠
秀人 松藤
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP1661875U priority Critical patent/JPS5921Y2/ja
Publication of JPS5197151U publication Critical patent/JPS5197151U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、結束紐をニードルで結束部に供給し、結束空
間に溜った茎稈などを結束する結束装置において、前記
ニードルが紐繰出し姿勢から戻るときの紐たるみを取る
紐たわみ取り装置に関する。
かかる紐たわみ取り装置は、ニードルの戻り行程で紐が
たるんでくるたるみ量に応じて、スムースにたるみ取り
を行うことが望ましい。
この要望を満足させる手段として、従来では、第6図に
示すようにニードル6の作動軌跡面に対してほぼ平行す
る面に沿って紐たわみ取り杆7を揺動させる手段を採用
した紐たわみ取り装置がある。
この手段によれば、第7図に示すように、ニードル6が
紐供給方向に最も繰出された姿勢がら戻るときに、ニー
ドル6の最終戻り姿勢のニードル先端近くに設けた固定
紐係止部11に対して紐は比較的大きな巻付き角度にな
っていた。
したがって、最終戻り姿勢のニードル先端近くの固定紐
係止部11と紐の巻付き角が大きく、摩擦抵抗が増すた
めに、紐たわみ取り杆7の紐たるみ取りの追随性が悪く
なり、結果として、紐たわみ取り杆7の戻り方向への付
勢力を大きくさせなければならず、殊に、ニードル常時
駆動型の機種では、ニードル駆動力にも影響を与えるな
どの問題が生じるのであった。
本考案は、ニードルが戻るときの固定紐係止部に対する
紐の巻付き角が小さくなるように構成して、摩擦抵抗を
減少させ、紐たわみ取り杆の紐たわみ取りの追随性を良
好にさせることを目的とする。
本考案による結束装置における紐たわみ取り装置の特徴
とする構成は、第1固定紐係止部を最大後退姿勢のニー
ドルの紐繰出し口近くに設けると共に、第2固定紐係止
部を第1固定紐係止部よりもニードルの戻り方向側で、
かつ、ニードルの作動軌跡の近くに設け、前記並設した
両固定紐係止部間の縁部分を係止支持した紐たわみ取り
杆の遊端が前記ニードルの最大繰出姿勢状態での非たわ
み取り姿勢時に、前記両固定紐係止部近くに位置するよ
う構成するとともに、結束紐たわみ取り杆をニードルの
作動軌跡面に対して大きい角度で傾斜する面に沿って揺
動作動すべく構成した点にあリ、かかる構成から次の作
用効果を奏する。
すなわち、ニードルが紐繰出し作動して、繰出し最終位
置に達すると紐たわみ取り杆の遊端が、両固定紐係止部
間近くに位置して非たわみ取り姿勢となり、紐が両固定
紐係止部間でほぼ直線状となってたわみ紐の繰出しが効
率良く行なわれるとともに、ニードルの作動軌跡面に対
して大きな角度を持って傾斜する面に沿って紐たわみ取
り杆を揺動作動すべく構成しであるから、従来手段の二
ドル作動軌跡面に沿って移動する紐たわみ取り杆に比し
、ニードルと紐たわみ取り杆の間にある(第1)固定紐
係止部に対する紐との巻付は角が小さくすることができ
る。
したがって、前記線固定係止部との摺接抵抗が軽減され
、紐たわみ取り杆を円滑に作動させることができ、ニー
ドル戻り行程における紐のたるみに追随して正しくたる
みを取ることができるのである。
この結果、紐たわみ取り杆のたわみ取り方向に作用させ
る付勢力も小ならしめ得る。
以下本考案の実施例を例示図に基づいて詳細に説明する
第1図は結束装置1を有するバインダーの全体側面図で
、植立殻稈を引起し装置2で引起し、刈取装置3で刈取
り、引起し装置2側に支持しである横搬送装置4で刈取
殻稈を横搬送し、この搬送方向終端側の機体−側方に設
けた結束装置1の結束空間Aに送り込み、一定量の殻稈
が溜まると、自動的に結節部5が作動して、結束し、そ
ののち結束した殻稈束を圃場に放出すべく構威されてい
る。
。前記結束装置1は結束空間Aの一側脇に紐を供給する
ニードル6、横搬送されてくる殻稈を結束空間Aに掻込
む掻込みパッカー8を設け、結束空間Aの他側脇に前記
結節部5を構威しである。
そして、最大後退姿勢のニードル6の紐繰出し口近くに
第1固定紐係止部11を設けるとともに第1固定紐係止
部11よりもニードル6の戻り方向側に離間して、かつ
、そのニードル6の作動軌跡の近くに第2固定紐係止部
12を設けることによって、両固定紐係止部11j2を
ニードル6に略沿って横側方に並設させである。
紐たわみ取り杆7は、前記両固定紐係止部11,12間
の縁部分をその先端環部に遊挿して係止支持して、横軸
芯Pまわりに揺動可能に枢着し、ニードル6の作動軌跡
面に対して直交もしくはほぼ直交する面に沿って揺動さ
れるべくばね13で紐たわみ取り方向→こ付勢されてい
る。
図中14は紐のせ台、15は紐ブレーキである。
尚、前記紐たわみ取り杆付勢用のばね13を、たわみ取
り杆7の枢支軸芯近くに設けると、前記ばね13の変位
量を少なくできる。
このような構成であると、ニードル6の繰出し作動に伴
って、ニードル6が紐ブレーキ15から繰出されている
紐を結節部5側に供給し、そしてニードル6が紐繰出し
最終位置に達すると紐たわみ取り杆7の前記環部が両固
定紐係止部11,12間に位置して非たわみ取り姿勢と
なり、その11.12間で紐がほぼ一直線状となってた
わみ紐の繰出しが効率良く行われる。
前記ニードル6の紐繰出し最終位置から戻り方向に作動
するとき、紐たわみ取り杆7とニードル先端との間にあ
る固定紐係止部11に対する紐の巻付き状態は、紐もニ
ードル作動軌跡面に対して直角またはほは゛直角に上方
に引上げることとなり、第5図に示す状態になる。
即ち二ドル作動軌跡面にほぼ沿って揺動する従来の紐た
わみ取り杆7の場合(第7図参照)に比し本案の方が固
定紐係止部11に対する巻付き角が少なくなるのである
したがって、固定紐係止部11の紐の摺接抵抗が少なく
なり、紐たわみ取り杆7は紐のたるみに応じて円滑に揺
動し、追随性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る結束装置における紐たわみ取り装置
の実施例を例示し、第1図はバインダーの全体側面図、
第2図は要部概略側面図、第3図は要部平面図、第4図
は要部斜視図、第5図は要部拡大斜視図、第6,7図は
従来例を示し、斜視図及び拡大斜視図である。 1・・・・・・結束装置、6・・・・・・ニードル、7
・・・・・・紐たわみ取り杆、11・・・・・・第1固
定紐係止部、12・・・・・・第2固定紐係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1固定紐係止部11を最大後退姿勢のニードル6の紐
    繰出し口近くに設けると共に、第2固定紐係止部12を
    第1固定紐係止部11よりもニードル6の戻り方向側で
    、かつ、ニードル6の作動軌跡の近くに設け、前記並設
    した両固定紐係止部11゜12間の縁部分を係止支持し
    た紐たわみ取り杆7の遊端が前記ニードル6の最大繰出
    姿勢状態での非たわみ取り姿勢時に、前記両固定紐係止
    部11゜12近くに位置するよう構成するとともに、結
    束紐たわみ取り杆7をニードル6の作動軌跡面に対して
    大きい角度で傾斜する面に沿って揺動作動すべく構成し
    であることを特徴とする結束装置における紐たわみ取り
    装置。
JP1661875U 1975-02-04 1975-02-04 結束装置における紐たわみ取り装置 Expired JPS5921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1661875U JPS5921Y2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 結束装置における紐たわみ取り装置

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JP1661875U JPS5921Y2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 結束装置における紐たわみ取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5197151U JPS5197151U (ja) 1976-08-04
JPS5921Y2 true JPS5921Y2 (ja) 1984-01-05

Family

ID=28099274

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JP1661875U Expired JPS5921Y2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 結束装置における紐たわみ取り装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751636Y2 (ja) * 1975-05-08 1982-11-10

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JPS5197151U (ja) 1976-08-04

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