JPS5921883A

JPS5921883A - 建物開口に対する窓ユニツト取付方法

Info

Publication number: JPS5921883A
Application number: JP13085082A
Authority: JP
Inventors: カ−ル・ガルトナ−
Original assignee: Yoshida Kogyo KK
Current assignee: YKK Corp
Priority date: 1982-07-27
Filing date: 1982-07-27
Publication date: 1984-02-03
Also published as: JPS6234909B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は建物開口に対する窓ユニツト取付方法に関する
ものである。

従来、建物開口に対する窓ユニットの取付方法としては
、建物開口ｌこ方形状に枠組みした窓枠等の窓ユニット
を配し、下枠と躯体との間にライナーを入れて窓ユニッ
トの取付基準寸法を出し、その後下枠に取付けられたア
ンカーと、躯体に連結されているさし筋とを溶接して窓
ユニットを固定する取付方法が知られていた。

しかし、この様な窓ユニットの取付方法であると、窓ユ
ニットのレベル合わせが非常に面倒である上に、ライナ
ーを取り除いたとき溶接によるレベル誤差が顕在化し、
下枠が波うった状態になるため窓ユニットの取付けを極
めて精度よく行なう必要があるという問題点があった。

かくして本発明はこの様な問題点に対処すべく創案され
たもので本発明による取付方法であれば、窓ユニットの
施ニレベル合わせが極めて容易に行なえると共に、取付
施工を比較的ラフに行なっても窓ユニットを正確に取付
けられる建物開口に対する窓ユニットの取付方法を提供
することを目的とするものである。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明することに
する。

建物Ａの外壁１には略方形状の開口Ｂが形成されている
。そしてこの開口Ｂの下辺部２には取付基板５が溶接等
により固着されている。

ところでこの取付基板３であるが第１図に示す様に、適
宜間隔をもって配置してもよいし、下辺部２の長手方向
に連続的番こ配置しても構わない。

また、開口Ｂの上辺部４にも取付基板３が取付けられて
おり、さらにこの取付基板６に略り字状のアングル材５
が開口Ｂの面内方向にその一片を突出させて溶接等によ
り固着されている。

このアングル材５は開口Ｂの上辺部４の長手方向に連続
して固着されており、予め建物躯体Ａｌ、取付基板３に
固定される。さらにこのアングル材５は第２図に示す様
に開口Ｂの上辺部４においてその幅方向室内側に固定さ
れることとなる。

またこのアングル材５には略り字状のブラケット６が連
結され、そのブラケット乙の先端７は天井板８に固定具
９を介して固定されている。

（３）そして、前記アングル材５の室外側には、室内側枠１０
及び室外側枠１１によって断面略口状の上辺枠１２が形
成される。

なお、前記室内側枠１０と室外側枠１１の連結に際して
は、断熱材Ｃを介して連結するものとする。

また建物躯体ＡＴの上辺部４と上辺枠１２との間におい
ても繊維状の柔かい部材、例えばグラスウール、ロック
ウール等より形成された断熱材りを介在させ、かつコー
キング材１６で閉塞しておくものとする。

符号Ｅは窓ユニットを示す。該窓ユニットＥは方形状に
組み合わせた窓枠状のものでもよいが、本実施例では以
下の様に構成されている。

すなわち本実施例による窓ユニツ）ｌｌｉは第１図に示
すように、ペアガラス１４を備え、扉状に開閉可能な開
き窓１５と、その横に方立５５を介して隣接された嵌殺
し窓６４と前記開き窓１５等の外周に配設された窓枠１
６とから構成されている。

（４）そして前記開き窓１５は室内何種１７と室外何種１８と
を断熱材Ｃを介して連結してあり、その断熱性を考慮し
である。また窓枠１６も室内側枠１９と意外側枠２０と
を断熱材Ｃを介して連結し形成されている。

なお窓ユニツ）Ｅの上部には、窓枠１６を構成する室内
側枠１７と室外側枠１８とによって断熱材りが収納され
る略凹溝状の収納部２１が形成されている。

またこの窓ユニツ）１１８の下部には窓枠１６を構成す
る室外側枠１８に水切り２２が取付けられ、室内側枠１
９には調整具２３が取付けられている。

該調整具２６は第１図、第２図に示すように、中央に雌
ねじ部２４を有する方形状の取付基部２５と、前記雌ね
じ部２４に螺合する調整ボルト２６とよりなる。そして
取付基部２５は取付ビス２７により室内側枠１９に取付
けられている。

次に本発明による窓ユニツ）Ｅの取付方法につき説明す
る。

窓ユニットＥの上部に形成された収納部２１に繊維状の
柔かい部材、例えばグラスウール、ロックウール等で形
成された断熱材りを載置する。その状態で建物躯体Ａｌ
に取付けである上辺枠１２内に前記窓ユニツ）Ｅの上部
を挿入しつつ窓ユニットＥを開口Ｂ内に配設する。この
際、窓ユニツ）Ｆｌｔの下部に取付けである調整具２３
を建物躯体Ａ１の下辺部２に固着しである取付基板６上
に位置する機番こ設置する。

そしてこの状態で調整具２５における調整ボルト２６を
回動し、窓ユニツ）Ｉｆｔを面内方向に建付調整する。

なお、窓ユニットＥの面外方向の調整に関しては取付基
板３の幅方向の範囲内で行なうことができる。

この様にして窓ユニツ）Ｋの建付詞整を行なった後、調
整具２５の調整ボルト２６のボルト頭と取付基板３とを
溶接等により固定する。

この様に調整した後、水切り２２と建物躯体ＡＩの下辺
部２との間をコーキング材１５で閉塞しておく。

そして、窓ユニットＥと躯体下辺部２との間に断熱材り
を配し、該窓ユニットＦｉの下部室内側を外装材６１に
よって外装仕上げしておくものとする。

なお、第２図に示すように、上辺枠１２と窓ユニットＢ
との間、及び窓ユニットＥにおける開き窓１５と窓枠１
６との間には夫々気密材３２を介在させておくものとす
る。

かくして本発明は以上の構成よりなり、本発明による窓
ユニットの取付方法であれば建物開口に対する窓ユニッ
トのレベル合わせが比較的容易であり、かつ窓ユニット
の取付施工を比較的ラフに行なっても精度よく窓ユニッ
トを建物の開口内に取付けることができる。

また、窓ユニツ）Ｅの下部に取付けである調整具を図面
に示す実施例の様に構成すれば、窓ユニットを極めて安
定的且つ強固に取付けることができる。

（７）さらに窓ユニットが大型化した場合で強度上必要な場合
には、左右竪粋にも前記ｔ１ＭＩ整其を取付は建物躯体
ム１に固着するとよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取付状態を示す正面図、第２図は第１
図の１−１線断面図、第６図、第４図は本発明の取付状
態を示す各々概略図である。Ａ・・建物、ＡＩ・・建物躯体、Ｂ・・開口、○、Ｄ・
・断熱材、Ｅ・・窓ユニット、１・・外壁、２・・下辺
部、３・・取付基板、４・・上辺部、５・・アングル材
、６・・ブラケット、７・・ブラケットの先端、８・・
天井板％　９・・固定具、１０・・室内側枠、１１・・
室外側枠、１２−・上辺枠、１３−・コーキング材、１
４・・ペアガラス、１５・・開き窓、１６・・窓枠、１
７・・呈内何種、１８・・室外何種。１９・・室内側枠、２０・・室外側枠、２１・・収納部
、２２・・水切り、２３・・ｖＩ４整具５ク４・・雌ね
じ部、２５・・取付基部、２６・−ｐ整ボルト、２７・
・取付ビス％　２８・−凹（ＱＳ部、２９・・調整部材、６ｏ・・調整ナツト。６１・・外装材、３２・・気密材、５６・・方立、６４
・・嵌殺し窓。（０〕第１図 ―Ｉ特開昭５９−２１８８３（４）

Claims

【特許請求の範囲】建物Ａの外壁１に設けられた略方形状の開口Ｂの上辺部
４に、上辺枠１２を建物躯体Ａ１に連結固定すると共に
、開口Ｂの下辺部２には取付基板３を配設し、しかる後
、下部に調整具２３を有する窓ユニツ）Ｂを、その上部
が前記上辺枠１２に係合すると共ｌこ、調整具２３が前
記取付基板３上に位置するように開口Ｂ内に配置し。その後前記調整具２３により窓ユニッ）Ｅの建付調整を
行い、次いて調整具２３を前記取付基板３に溶接固定し
てなることを特徴とする建物開口に対する窓ユニツト取
付方法。