JPS59217729A - ポリビニレンセレニドの製造方法 - Google Patents
ポリビニレンセレニドの製造方法Info
- Publication number
- JPS59217729A JPS59217729A JP9062083A JP9062083A JPS59217729A JP S59217729 A JPS59217729 A JP S59217729A JP 9062083 A JP9062083 A JP 9062083A JP 9062083 A JP9062083 A JP 9062083A JP S59217729 A JPS59217729 A JP S59217729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- selenide
- polyvinylene
- dichloroethylene
- electron
- reaction
- Prior art date
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- Granted
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導電性高分子ポリビニレンセレニドの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
この高分子は、その構造の主要な部分が、−(−(H=
Ct(−8s)nで表わされる線状高分子である。
Ct(−8s)nで表わされる線状高分子である。
このポリビニレンセレニドは、電子受容性物質または電
子供与性物質をドーピングすることにより、線状共役高
分子特有の電気的特性を示し、高分子有機半導体として
有用なものである。
子供与性物質をドーピングすることにより、線状共役高
分子特有の電気的特性を示し、高分子有機半導体として
有用なものである。
本発明者らは先にポリビニレンセレニドを合成する方法
として、溶媒中でジハロゲン化エチレンとセレン化ナト
リウムとを60℃〜250℃の温度範囲で縮重合させる
方法を提案した。(特願昭57−10943号、以下“
先願“という)。
として、溶媒中でジハロゲン化エチレンとセレン化ナト
リウムとを60℃〜250℃の温度範囲で縮重合させる
方法を提案した。(特願昭57−10943号、以下“
先願“という)。
しかしながら、先願の方法は、好ましくは80℃〜20
0℃という高温で行われているため、分解反応や副反応
が著しいという問題があった。
0℃という高温で行われているため、分解反応や副反応
が著しいという問題があった。
そこで本発明者らは、ジハロゲン化エチレンと−化す)
IJウムとをlO℃〜55℃の温度範囲で縮重合させ
ることを特徴とするポリビニレンセレニドの製造方法で
ある。
IJウムとをlO℃〜55℃の温度範囲で縮重合させ
ることを特徴とするポリビニレンセレニドの製造方法で
ある。
本発明において用いられる1、2−ジクロルエチレンと
しては、クス型、トランス型の各異性体、およびそれら
の混合物が使用可能である。好ましくハ、トランス−t
、 2−Iクロルエチレンヲ使用する。セレン化ナト
リウムNa25eは潮解性で、空気中でセレ/を遊離す
るので、取扱いは不活性雰囲気中で行い、空気に触れな
いように注意する必要がある。
しては、クス型、トランス型の各異性体、およびそれら
の混合物が使用可能である。好ましくハ、トランス−t
、 2−Iクロルエチレンヲ使用する。セレン化ナト
リウムNa25eは潮解性で、空気中でセレ/を遊離す
るので、取扱いは不活性雰囲気中で行い、空気に触れな
いように注意する必要がある。
本発明の製造方法において、重合反応は溶媒中2−イぞ
ダシリジノン、N、N−ジメチルアセト−るものではな
い。いずれにせよ、原料であるセレ点、安定性などの物
理的、化学的性質、および使用する溶媒中における原料
物質や生成物の安定性 3− との兼ね合いにより、最適温度が異なる。本発明におけ
る製造方法においては、lO℃〜55℃の温度範囲、好
ましくは20℃〜30℃の温度範囲内での反応温度で反
応を行う。10℃以下の低温反応では、反応の進行が非
常に遅く、一方、55℃以上の比較的高温反応では、原
料物質や生成物の変性等の好ましくない現象が起こる。
ダシリジノン、N、N−ジメチルアセト−るものではな
い。いずれにせよ、原料であるセレ点、安定性などの物
理的、化学的性質、および使用する溶媒中における原料
物質や生成物の安定性 3− との兼ね合いにより、最適温度が異なる。本発明におけ
る製造方法においては、lO℃〜55℃の温度範囲、好
ましくは20℃〜30℃の温度範囲内での反応温度で反
応を行う。10℃以下の低温反応では、反応の進行が非
常に遅く、一方、55℃以上の比較的高温反応では、原
料物質や生成物の変性等の好ましくない現象が起こる。
反応時間に関しては特に限定しないが、高収率に本発明
の目的を満足するために、溶媒の性質、生成物の安定性
、反応温度との兼ね合いにより、最適反応時間が決めら
れる。10℃〜55℃の温度範囲では、少なくとも6時
間以上の反応時間の中から選択されるべきである。収率
を上げるためには、低温域においては反応時間を長くシ
、高温域では0−)1伸縮振動固有の吸収、1540(
11−付近に−8e−OH=OR−8e−の0=0伸縮
振動による吸収が観測される。
の目的を満足するために、溶媒の性質、生成物の安定性
、反応温度との兼ね合いにより、最適反応時間が決めら
れる。10℃〜55℃の温度範囲では、少なくとも6時
間以上の反応時間の中から選択されるべきである。収率
を上げるためには、低温域においては反応時間を長くシ
、高温域では0−)1伸縮振動固有の吸収、1540(
11−付近に−8e−OH=OR−8e−の0=0伸縮
振動による吸収が観測される。
アミド系溶媒には溶解するが、メタノール、水には不溶
である。
である。
また、当該ポリビニレンセレニドハ、)翫ログン。
等の電子受容性物質またはデルカリ金属等の電子供与性
物質をP−ピングすると、電導塵が著しくの反応管に、
アルゴンドライはツクス内で、2yロリドンを注ぐ。オ
ートクレーブを密閉後、敏しく攪拌する。絖いて、トラ
ンス−1,2−ジクロルエチレン1.51を滴下し、3
0℃で12時間攪拌を行った。この反応液を濾過し、濾
液に塩酸水溶液を加えて酸性とした後、クロロホルム5
0dを添加し、分液ロートを用いて、反応生成物を有機
相中に抽出した。抽出液を充分に水洗し、減圧濃縮した
ところ、赤褐色物質を得た。これをクロロホルムニ溶解
し、ゲルパーミェーションクロマトグラフィーを用いて
、ポリスチレン換算分子量で500〜8000の高分子
量物質を分取した。この物質について、赤グを吸収スペ
クトルを測定したところ、:(020an→付近にアル
ケンo−H伸縮撮動固有の 6− 吸収、1540cn+−伺近に−8e−OH=OH−8
e−の0==0 伸縮振動による吸収が観測された。分
取によって得られたポリマーは、クロロホルムに溶解し
、スライドガラス上に薄膜を形成させることがたところ
、篭導度は3.4X10″1llcxn″にまで上昇し
た。第1図に、室温におけるヨウ素ドーピング時間と電
導度との関係をグラフにして示した。
物質をP−ピングすると、電導塵が著しくの反応管に、
アルゴンドライはツクス内で、2yロリドンを注ぐ。オ
ートクレーブを密閉後、敏しく攪拌する。絖いて、トラ
ンス−1,2−ジクロルエチレン1.51を滴下し、3
0℃で12時間攪拌を行った。この反応液を濾過し、濾
液に塩酸水溶液を加えて酸性とした後、クロロホルム5
0dを添加し、分液ロートを用いて、反応生成物を有機
相中に抽出した。抽出液を充分に水洗し、減圧濃縮した
ところ、赤褐色物質を得た。これをクロロホルムニ溶解
し、ゲルパーミェーションクロマトグラフィーを用いて
、ポリスチレン換算分子量で500〜8000の高分子
量物質を分取した。この物質について、赤グを吸収スペ
クトルを測定したところ、:(020an→付近にアル
ケンo−H伸縮撮動固有の 6− 吸収、1540cn+−伺近に−8e−OH=OH−8
e−の0==0 伸縮振動による吸収が観測された。分
取によって得られたポリマーは、クロロホルムに溶解し
、スライドガラス上に薄膜を形成させることがたところ
、篭導度は3.4X10″1llcxn″にまで上昇し
た。第1図に、室温におけるヨウ素ドーピング時間と電
導度との関係をグラフにして示した。
第1図は、実施例1により得られたポリビニレンセレニ
ドへのヨウ素ドーピング時間と電導度との関係を片対数
ゾロットしたグラフである。 特許出願人 工業技術院長 = 7− 第1図 0 50 100 150
ド一ピシフ゛Jl今間t[minl
ドへのヨウ素ドーピング時間と電導度との関係を片対数
ゾロットしたグラフである。 特許出願人 工業技術院長 = 7− 第1図 0 50 100 150
ド一ピシフ゛Jl今間t[minl
Claims (1)
- 1,1,2−ジクロルエチレンとセレン化ナトリウムと
を10℃〜55℃の温度範囲で縮重合させることを特徴
とするポリビニレンセレニドの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062083A JPS59217729A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリビニレンセレニドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062083A JPS59217729A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリビニレンセレニドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217729A true JPS59217729A (ja) | 1984-12-07 |
JPH0333181B2 JPH0333181B2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=14003528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9062083A Granted JPS59217729A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリビニレンセレニドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10207859A1 (de) * | 2002-02-20 | 2003-09-04 | Univ Dresden Tech | Dotiertes organisches Halbleitermaterial sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179233A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Agency Of Ind Science & Technol | ポリビニレンカルコゲナイド及びその製造法 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9062083A patent/JPS59217729A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179233A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Agency Of Ind Science & Technol | ポリビニレンカルコゲナイド及びその製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10207859A1 (de) * | 2002-02-20 | 2003-09-04 | Univ Dresden Tech | Dotiertes organisches Halbleitermaterial sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333181B2 (ja) | 1991-05-16 |
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