JPS59217704A - ポリマ−の改質方法 - Google Patents
ポリマ−の改質方法Info
- Publication number
- JPS59217704A JPS59217704A JP9064783A JP9064783A JPS59217704A JP S59217704 A JPS59217704 A JP S59217704A JP 9064783 A JP9064783 A JP 9064783A JP 9064783 A JP9064783 A JP 9064783A JP S59217704 A JPS59217704 A JP S59217704A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- alkaline earth
- earth metal
- alkali
- exchange resin
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリマー液状物からアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を除去してポリマーを改質する方法であシ、更
に詳しくはポリマー液状物に特定物質を接触させて行な
うことを特徴とするポリマーの改質方法である。
土類金属を除去してポリマーを改質する方法であシ、更
に詳しくはポリマー液状物に特定物質を接触させて行な
うことを特徴とするポリマーの改質方法である。
各種のポリマーが、最近各種電子材料に又は焼結助剤と
しての需要が高まっている。
しての需要が高まっている。
しかしこれらポリマーは、ラジカル重合による場合を除
いて、通常は、金属の塩又は有機金属化合物を用いて重
合するため、数十から数百ppm に及ぶ金属残渣を含
有している。
いて、通常は、金属の塩又は有機金属化合物を用いて重
合するため、数十から数百ppm に及ぶ金属残渣を含
有している。
金属類特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属がポリマ
ー中に残存していることは電気特性を悪化させ又焼結□
体の特性を損うので、これらの金属の残留の少ないポリ
マーの実用的供給が要望されていた。
ー中に残存していることは電気特性を悪化させ又焼結□
体の特性を損うので、これらの金属の残留の少ないポリ
マーの実用的供給が要望されていた。
本発明者等は、この点につきかねてより種々の検討を行
なって来たところ、前記特許請求の範囲に特定した方法
によって、これら金属の残留量の極めて少ないポリマー
を得ることを見出し本発明を完成するに至った。
なって来たところ、前記特許請求の範囲に特定した方法
によって、これら金属の残留量の極めて少ないポリマー
を得ることを見出し本発明を完成するに至った。
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りであるが、その
要点はポリマーを液体状で処理すること、液体状である
ポリマーを特定の物質で処理することであり、この処理
とはポリマーと特定物質との接触とその後の分離である
。
要点はポリマーを液体状で処理すること、液体状である
ポリマーを特定の物質で処理することであり、この処理
とはポリマーと特定物質との接触とその後の分離である
。
本発明における液状物ポリマーとは、ポリマー自体を加
熱溶融した物又は適当な稀釈剤にポリマーを溶解させた
物のいづれも含まれる。いづれの場合にも当然の事なが
ら粘度が低い方が処理が容易である。
熱溶融した物又は適当な稀釈剤にポリマーを溶解させた
物のいづれも含まれる。いづれの場合にも当然の事なが
ら粘度が低い方が処理が容易である。
本発明の改質方法に用いる特定の物質とは、化学物質と
しての特許請求の範囲t) (1)に記載の物は勿論、
これら化合物を構成成分とする鉱物類を含み更に陽イオ
ン交換樹脂を含んでいる。
しての特許請求の範囲t) (1)に記載の物は勿論、
これら化合物を構成成分とする鉱物類を含み更に陽イオ
ン交換樹脂を含んでいる。
容易に理解しうる通りこれらは混合物であってもよい。
これらを具体的に示すと、 5i02.MgO1AL2
03 、 Cab、 Mg(OH)2 、 A7(OH
)3 、Ca(OH)2、MgCO3、At2(CO3
)3、CaCO3、ハイドロタルサイト、カオリン、モ
ンモリロン石、ベントナイト等でこれらは天然物か合成
物かを問わない。使用時に活性化処理することは好捷し
い。陽イオン交換樹脂としては、市販品で例えばアンバ
ーリスト(商品名)、ダイヤイオン(商品名)など充分
使用、カリ十類金属の量の10内至1000倍であるが
、通常は10内至100倍でよい。ポリマー中に含まれ
ているこれら金属類の含量としては、数ppmから数千
ppmに及ぶ範囲に亘って本発明は適用可能である。希
釈度を高くしたポリマー液を処理する場合には、液量の
0.001〜0.1程度用いて効果的な場合がある。
03 、 Cab、 Mg(OH)2 、 A7(OH
)3 、Ca(OH)2、MgCO3、At2(CO3
)3、CaCO3、ハイドロタルサイト、カオリン、モ
ンモリロン石、ベントナイト等でこれらは天然物か合成
物かを問わない。使用時に活性化処理することは好捷し
い。陽イオン交換樹脂としては、市販品で例えばアンバ
ーリスト(商品名)、ダイヤイオン(商品名)など充分
使用、カリ十類金属の量の10内至1000倍であるが
、通常は10内至100倍でよい。ポリマー中に含まれ
ているこれら金属類の含量としては、数ppmから数千
ppmに及ぶ範囲に亘って本発明は適用可能である。希
釈度を高くしたポリマー液を処理する場合には、液量の
0.001〜0.1程度用いて効果的な場合がある。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1及び比較例1
1tのフラスコに窒素雰囲気下で調製したスチレン50
7、トルエン300 ml!の混合液にn−ブチル1肉
ムを0.2 g (1,4,5係n−ヘキサン溶液で装
入)を入れ攪拌した、重合熱で80℃まで温度が上昇し
た。50℃に降温しエタノール1m7!加えよく攪拌し
半量はその!!、ま沖過し半量は次いでこまかくすシつ
ぶしたキヨーワード−500(協和化学■製合成ハイド
ロタルサイト)37を加えそれぞれ10分間攪拌した後
沖過しポリマー溶液とした。このポリマー溶液からそれ
ぞれト・・−・及び少量の未反応−E:”: −を減圧
蒸留し残渣としてポリマーを得た。ポリマー中のLiは
炎光分光光度法で分析したところキョーワードを加えた
ものはLiは2 ppm以下であり加えなかったものは
、420 ppm含有していた。
7、トルエン300 ml!の混合液にn−ブチル1肉
ムを0.2 g (1,4,5係n−ヘキサン溶液で装
入)を入れ攪拌した、重合熱で80℃まで温度が上昇し
た。50℃に降温しエタノール1m7!加えよく攪拌し
半量はその!!、ま沖過し半量は次いでこまかくすシつ
ぶしたキヨーワード−500(協和化学■製合成ハイド
ロタルサイト)37を加えそれぞれ10分間攪拌した後
沖過しポリマー溶液とした。このポリマー溶液からそれ
ぞれト・・−・及び少量の未反応−E:”: −を減圧
蒸留し残渣としてポリマーを得た。ポリマー中のLiは
炎光分光光度法で分析したところキョーワードを加えた
ものはLiは2 ppm以下であり加えなかったものは
、420 ppm含有していた。
実施例2及び比較例2
1tのフラスコに窒素雰囲気下でトルエン5〇−1α−
メチルスチレン300−、ジグライム中 2−1n−プチルリウム0.3fを加え30℃で2時間
攪拌した。次いでメタノール1−加工触媒活性を失活さ
せ半量はそのままν過し又半量にはこまかく粉砕したシ
リカゲル2グを加え10分間攪拌した後沖過してそれぞ
れのポリマー溶液を得た。次いでポリマー溶液はそれぞ
れ1tのメタノール中に投じてポリマーを析出させた。
メチルスチレン300−、ジグライム中 2−1n−プチルリウム0.3fを加え30℃で2時間
攪拌した。次いでメタノール1−加工触媒活性を失活さ
せ半量はそのままν過し又半量にはこまかく粉砕したシ
リカゲル2グを加え10分間攪拌した後沖過してそれぞ
れのポリマー溶液を得た。次いでポリマー溶液はそれぞ
れ1tのメタノール中に投じてポリマーを析出させた。
2 ppm以下のリチウムしか含有しておらず又加えな
かったものは58ppmのリチウムを含有していた。
かったものは58ppmのリチウムを含有していた。
実施例3及び比較例3
触媒としてナトリウムナフタレンo、2vとした他は実
施例1と同様に重合し同様に処理を行った。こまかくす
りつぶしだキョーワード5001衣 を加えたものはNa〜3ppm以下であり加え々かった
ものは、590 ppm含有していた。
施例1と同様に重合し同様に処理を行った。こまかくす
りつぶしだキョーワード5001衣 を加えたものはNa〜3ppm以下であり加え々かった
ものは、590 ppm含有していた。
実施例4及び比較例4
トルエン500td中にポリブタジェン50グが溶解し
た溶液であって、その中にブチルエチルマグネシウムが
0.12溶解している溶液を試験に用いた。この溶液に
メタノール2−加え攪拌し次いでその半量には実施例1
と同様にこまかくすりつぶしたキョーワード500を添
加し他方の半量には加えず分析を行なった。キョーワー
ドを添加したものはMgを4ppm含有しており添加し
なかったものは370 ppm含有していた。
た溶液であって、その中にブチルエチルマグネシウムが
0.12溶解している溶液を試験に用いた。この溶液に
メタノール2−加え攪拌し次いでその半量には実施例1
と同様にこまかくすりつぶしたキョーワード500を添
加し他方の半量には加えず分析を行なった。キョーワー
ドを添加したものはMgを4ppm含有しており添加し
なかったものは370 ppm含有していた。
実施例5〜9
添加物として、こまかくすりつぶした、モレギーラーシ
ーブ3A(実施例5)アンバーリス1−−15 (実施
例6)、Mg0(実施例7)、ベントナイト(実施例8
)、こまかくすりつぶした活性アルミナ(実施例9)を
用いた他は実施例1と同様にしだ。ただし添加に先だっ
て、トルエン300 m7!加えてポリマー液を希釈し
て行った。結果はLi含量としてそれぞれ2ppm、0
.5ppm、0.4 ppm、 0.1. ppm以下
であった。
ーブ3A(実施例5)アンバーリス1−−15 (実施
例6)、Mg0(実施例7)、ベントナイト(実施例8
)、こまかくすりつぶした活性アルミナ(実施例9)を
用いた他は実施例1と同様にしだ。ただし添加に先だっ
て、トルエン300 m7!加えてポリマー液を希釈し
て行った。結果はLi含量としてそれぞれ2ppm、0
.5ppm、0.4 ppm、 0.1. ppm以下
であった。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
21−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含有するポリ
マーの液状物に、 (1) S i、 Mg、 At又はCa原子の酸化
物、水酸化物又は炭酸塩の一種以上、 (2)上記化学成分を実質的に有効成分として含有する
鉱物質、又は (3)陽イオン交換樹脂、゛ のいづれか一種以上を接触させた後に分離することを特
徴とするポリマーの改質方法。 2)ポリマーがオレフィン及び/又はジエン化合物を有
機金属化合物を用いて得たポリマーであることを特徴と
する特許請求の範囲第一項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064783A JPS59217704A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリマ−の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064783A JPS59217704A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリマ−の改質方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217704A true JPS59217704A (ja) | 1984-12-07 |
JPH0240085B2 JPH0240085B2 (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=14004298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9064783A Granted JPS59217704A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ポリマ−の改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254257A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-12 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ポリイミド溶液の脱塩方法 |
US5281696A (en) * | 1992-12-07 | 1994-01-25 | Shell Oil Company | Removal of hydrogenation catalyst from polymer solutions by trialkyl aluminum precipitation |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928687A (ja) * | 1972-07-13 | 1974-03-14 | ||
JPS5529538A (en) * | 1978-08-23 | 1980-03-01 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Continuous production of styrene resin |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9064783A patent/JPS59217704A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928687A (ja) * | 1972-07-13 | 1974-03-14 | ||
JPS5529538A (en) * | 1978-08-23 | 1980-03-01 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Continuous production of styrene resin |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254257A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-12 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ポリイミド溶液の脱塩方法 |
US5281696A (en) * | 1992-12-07 | 1994-01-25 | Shell Oil Company | Removal of hydrogenation catalyst from polymer solutions by trialkyl aluminum precipitation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0240085B2 (ja) | 1990-09-10 |
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