JPS5921764Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPS5921764Y2
JPS5921764Y2 JP12623078U JP12623078U JPS5921764Y2 JP S5921764 Y2 JPS5921764 Y2 JP S5921764Y2 JP 12623078 U JP12623078 U JP 12623078U JP 12623078 U JP12623078 U JP 12623078U JP S5921764 Y2 JPS5921764 Y2 JP S5921764Y2
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JP
Japan
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filter
optical path
laser beam
observation
optical system
Prior art date
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Expired
Application number
JP12623078U
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English (en)
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JPS5543049U (ja
Inventor
久夫 荻生
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP12623078U priority Critical patent/JPS5921764Y2/ja
Publication of JPS5543049U publication Critical patent/JPS5543049U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レーザー光を使用する場合に好適する内視鏡
に関する。
一般に、内視鏡を使用して体腔内の粘膜をレーザー光に
よって焼灼する場合、照射したレーザー光がその粘膜面
で反射し、この反射光は、内視鏡の観察光学系を通り観
察中の術者の目を傷付ける危険性がある。
そこで、内視鏡の観察光学系にレーザー光透過防止用イ
ルタを組み込むことも考えられるが、このレーザー光透
過防止用フィルムを組み込むと、可視光レーザーの場合
、そのレーザー光のみならず、観察光まで透過を阻止し
、観察不可能となる欠点がある。
また、可視光領域以外のレーザー光を使用する場合には
、可視光領域の光線を透過するフィルタを使用すればよ
いが、この場合でも、透過防止用フィルタには多少色が
付いているため、観察像の色彩が変り観察が困難となる
本考案は、上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、レーザー光透過防止用・フィルタを
設けた場合の観察不能または観察困難な事態を防止し得
る内視鏡を提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図中1は内視鏡であり、この内視鏡1は操作部2お
よび挿入部3とからなり、さらに内視鏡1の内部には観
察光学系4が設けられている。
すなわち、挿入部3の先端部5には、観察窓6に対向す
る対物レンズ7が設けられており、挿入部3に内装され
たイメージガイド8の先端に結像させるようになってい
る。
イメージガイド8は、操作部2の接眼部9に達している
つまり、接眼部9の接眼レンズ10を介してイメージガ
イド8の後端に現られれる像を観察できるようになって
いる。
さらに、上記接眼部9において、イメージガイド8の後
端と接眼レンズ10の間の光路中には、レーザー光を透
過させないフィルタ11が挿脱自在に設置されている。
すなわち、フィルタ11は、第2図で示すように回動自
在なフィルタ枠12に取り付けられていて、そのフィル
タ枠12の回動によって光路中に挿脱するようになって
いる。
しかして、フィルタ枠12は、上記レーザー光透過防止
用フィルタ11を取り付ける枠部13と修正フィルタ1
4を取り付ける枠部15を90°ずらして放射状に設け
てなり、さらにフィルタ枠12には、操作アーム16が
突設されている。
この操作アーム16は後述する切換え機構17のソレノ
イド18にピストンレバー19を介して連結されている
すなわち、上記操作アーム16の先端はピストンレバー
19の中間部に枢着されており、さらにピストンレバー
19の一端はワイヤー20を介してソレノイド18に連
結されている。
またピストンレバー19の他端は付勢用ばね21によっ
て常時引かれている。
しかして、ソレノイド18が励磁されると、付勢用ばね
21の付勢力に抗してピストンレバー19を引き、フィ
ルタ枠12を回動して第2図の状態とする。
つまり枠部13側のレーザー光透過防止用フィルタ11
が観察光学系4の光路内に挿入位置し、他方枠部15側
の修正フィルタ14を観察光学系4の光路から退避させ
るようになっている。
また、ソレノイド18が励磁されない通常の観察時にお
いては、付勢用ばね21の付勢力によってフィルム枠1
2は回動し、第3図の状態となる。
つまり、今度はレーザー光透過防止用フィルタ11が光
路から退避し、代りに修正フィルタ14が光路内に挿入
位置するようになっている。
なお、上記修正フィルタ14は光路長がレーザー透過防
止用フィルタ11があるときと等しくするためのもので
ある。
さらに、フィルタ枠12の枠部15に対向してスイッチ
22が設置されていて、ソレノイド18が励磁されるこ
とにより、レーザー光透過防止用フィルタ11が光路内
に挿入位置したとき、そのフィルタ枠12の枠部15に
よって操作されて閉成するようになっている。
上記ソレノイド18は、レーザー光発射装置23と連動
して励磁されるものである。
つまり、レーザー光発射スイッチ24を閉成することに
連動して励磁される。
そして、レーザー光発射装置23、スイッチ22 、2
4は第3図で示すような回路構成となっている。
つまり、レーザー光発射装置23は、スイッチ22.2
4が共に閉成しない限り閉成しない。
しかして、上記構成によれば、内視鏡をレーザー電源に
接続し、レーザー光発射装置23のレーザー光発射スイ
ッチ24をONとすると、これに連動して切換え機構1
7のソレノイド18が励磁され、前述したようにフィル
タ枠12が回動し、フィルタ11が観察光学系4の光路
内に挿入位置する。
このときスイッチ22が閉成されて、レーザー光が現実
に発射する。
また、レーザー光発射スイッチ24をOFFにすると、
レーザー光発射装置の発射動作が停止するとともに、ソ
レノイド18が消磁されるため、フィルタ枠12は付勢
用ばね21によって回動し、第3図で示すようにレーザ
ー光透過防止用フィルタ11を光路から退避させ、代り
に修正フィルタ14を光路内に位置させる。
なお、本考案は上記実施例のものに限定されるものでは
ない。
第5図は第2の実施例を示すもので、これは上記フィル
タ枠12の代りに回転円板25を設け、この回転円板2
5に各フィルタ26・・・・・・を取り付けてなり、回
転円板25を回転させることにより必要とするフィルタ
26・・・・・・を光路内に位置させるようにしたもの
である。
また、回転円板25には多くのフィルタ26・・・・・
・を設けることができるので、レーザー光の種類に応じ
てそれぞれのレーザー光の透過を防止するフィルタを設
けて選択的に使用することができる。
また、第7図で示す実施例は、挿入部3の先端部5にお
ける対物光学系27の途中にレーザー光透過防止用フィ
ルタ28を光路内に挿脱自在に設置し、操作ワイヤ29
を介して操作部2側において遠隔的に操作し、レーザー
光発射装置に連動させるようにしたものである。
一方、上記各実施例はいずれも内視鏡本体内の観察光学
系4内に組み込む構成である。
したがって、接眼部9に直接そのまま、たとえば撮影装
置などの付属部品を装着することができる。
つまり、接眼部9にフィルタを取り付ける場合のように
電気接点や連動ピンとの接結のためそのフィルタをいち
いち取り外す必要がなく、操作性がよい。
しかし、本考案は内視鏡本体内に組み込む場合に限られ
るものではなく、接眼部9に着脱自在なアダプタ30.
31を用意し、そのアダプタ30.31に上記フィルタ
部を組み込むようにしてもよいものである。
すなわち、第8図は第1の実施例の構成をアダプタ30
に組み込んだ例であり、第9図は第2の実施例の構成を
アダプタ31に組み込んだ例である。
以上説明したように本考案は、レーザー光を透過させな
いフィルタを観察光学系の光路中に挿脱自在に設け、レ
ーザー光発射装置に連動する切換え装置によって、レー
ザー光の発射時に上記フィルタを観察光学系の光路中に
挿入し、またレーザー光発射休止時には上記フィルタを
光路から退避させるようにしたものである。
したがって、レーザー光の照射中はそのフィルタによっ
て観察光学系に入り込んだレーザー光を遮断するから、
内視鏡の観察者の目を保護することができる。
そして、レーザー光を照射していないときは、そのフィ
ルタを観察光学系の光路内から退避するようにしたから
通常の観察を良好に行なうことができる。
つまり、観察をする際、上記フィルタが介在することに
よって観察不能となったり、色つき現象が起り観察が困
難となったりすることがない。
しかも、通常の観察時においてレーザー充用フィルタを
観察光学系の光路から退避させた代りに修正用フィルタ
を挿入し、その光路長を補正するため、ピント位置が変
らない。
つまり、接眼部にカメラを取り付けて撮影を行なう上で
も何ら支障なく良好な撮影が可能である。
さらに、上記フィルタを切り換える切り換え装置は、レ
ーザー光発射装置に連動させるようにしたから、特別な
操作を必要とせず自動的に切り換わるので作業性がよく
、円滑な使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す内視鏡全体の概略的な
構成図、第2図は同じ実施例におけるフィルタ部の構a
−を示す説明図、第3図は同じくそのフィルタ部の構成
における別の動作状態の説明図、第4図は同じくその実
施例におけるレーザー光発射装置部の回路図、第5図は
第2の実施例を示す接眼部の構成説明図、第6図は同じ
くその実施例の回転円板の正面図、第7図は本考案の第
2の実施例における先端部の構成を示す説明図、第8図
および第9図はそれぞれ本考案の他の実施例を示す接眼
部の構成を示す説明図、第10図は第9図の実施例にお
ける回転円板の正面図である。 1・・・・・・内視鏡、2・・・・・・操作部、3・・
・・・・挿入部、4・・・・・・観察光学系、5・・・
・・・先端部、6・・・・・・観察窓、7・・・・・・
対物レンズ、8・・・・・・イメージガイド、9・・・
・・・接眼部、10・・・・・・接眼レンズ、11・・
・・・・フィルタ、12・・・・・・フィルタ枠、13
・・・・・・枠部、14・・・・・・修正フィルタ、1
5・・・・・・枠部、16・・・・・・操作アーム、1
7・・・・・・切換え機構、18・・・・・・ソレノイ
ド、19・・・・・・ピストンレバー、20・・・・・
・ワイヤー、21・・・・・・付勢用ばね、22・・・
・・・スイッチ、23・・・・・・レーザー光発射装置
、24・・・・・・レーザー光発射スイッチ、25・・
・・・・回転円板、26・・・・・・フィルタ、27・
・・・・・対物光学系、28・・・・・・フィルタ、2
9・・・・・・操作ワイヤ、30・・・・・・アダプタ
、31・・・・・・アダプタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 観察光学系の光路中に挿脱自在に設置され、レーザー光
    は透過させないレーザー光用フィルタと、 観察光学系の光路中に挿脱自在に設置され、上記レーザ
    ー充用フィルタを上記光路中から退避させたとき変化が
    生じる観察光学系の光路長を補正するための修正用フィ
    ルタと、 上記レーザー充用フィルタと修正用フィルタを支持し、
    レーザー光発射装置に連動することにより、レーザー光
    の発射作動時にはレーザー光用フィルタを観察光学系の
    光路中に挿入するとともに修正用フィルタをその光路か
    ら退避し、レーザー光の発射休止時にはそのレーザー充
    用フィルタを上記光路中から退避させるとともに、上記
    修正用フィルタをその光路中に挿入させる切換え装置と
    を具備したことを特徴とする内視鏡。
JP12623078U 1978-09-14 1978-09-14 内視鏡 Expired JPS5921764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12623078U JPS5921764Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12623078U JPS5921764Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5543049U JPS5543049U (ja) 1980-03-19
JPS5921764Y2 true JPS5921764Y2 (ja) 1984-06-28

Family

ID=29087861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12623078U Expired JPS5921764Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 内視鏡

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223461Y2 (ja) * 1980-04-21 1987-06-15
JP2562804B2 (ja) * 1993-03-22 1996-12-11 幸夫 竹田 スクーバダイビング用タンク取付け装置

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JPS5543049U (ja) 1980-03-19

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