JPS59216784A

JPS59216784A - 家畜コンテナ兼用運搬船

Info

Publication number: JPS59216784A
Application number: JP9098383A
Authority: JP
Inventors: Ryuzo Ota; 大田　隆三
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1983-05-24
Filing date: 1983-05-24
Publication date: 1984-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、コンテナ船を利用して家畜も運べるようにし
た家畜コンテナ兼用運搬船に関する。

従来の家畜輸送船は、主として中古のオイルタンカーを
使用し、第１図に示すように、その上甲板上に重構造の
家畜オリｅを製作して取付け、家畜を岸”Ｉｎｎから本
船Ｓ上にまたはその逆に揚卸するためのランプウェイ１
）、ｄを設け、またタンクを家畜用餌タンクに模様替す
る等の種々の改造を行ない、家畜輸送船としている。

このような従来の家畜輸送船による場合、家畜輸出国に
おいて家畜は牧場から岸壁ａヘトランクにて陸送され、
上記のランプウェイｂ＋ｄを経て本船Ｓ上のオリ構造に
追いこまれる。また、輸入国においてはその逆の手段で
陸揚げ陸送される。このため、家畜の揚卸に日数および
作業員を必要とするという問題点がある。

また、オリ構造の製作等に多くの日数および費用がかか
るという問題点もある。

本発明は、このような問題点の解消をはかろうとするも
ので、本船改造の日数や費用の低減化をほがるとともに
、岸壁での係船日数や家畜の揚卸に従事する作業具の人
数の１成域化をはがれるようにした家畜コンテナ兼用運
搬船を提供することを目的とする。

このため本発明の家畜コンテナ兼用運搬船は、コンテナ
の積付設備を有する船舶において、多数の家畜用ボック
スおよび通路用ボックスをそなえ、これらのボックスが
いずれも上記コンテナと同しサイズに形成されて、互い
に隣接するように上記積付設備により積み付けられたこ
とを特徴としている。

以下図面により本発明の一実施例としての家畜コンテナ
兼用運搬船について説明すると、第２図はその正面図、
第３図はその要部を示す正面図、第４図は第３図のＩＶ
−ＩＶ矢視断面図、第５図は第３図の■−■矢視断面図
、第６図はｆ５３図のＶ、Ｉ−Ｖｌ矢視断面図、第７図
は第３図のｖｎ−ｖｎ矢視断面図、第８図はその要部を
拡大して示す平面図、第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ矢視
断面図、第１０図は第８図のＸ−Ｘ矢視断面図、第１１
図は第８図のＸＩ−ＸＩ矢視断面図である。

第２〜７図に示すように、コンテナの植付設備を有する
船舶である本船Ｓ′において、コンテナと同しサイズの
家畜用ボンクス１１通路用ボンクス２．２八および餌タ
ンク用ボックス３が、互いに隣接するようにコンテナホ
ールドＳ′ａ上に積みイマ１けられている。

これらのボックス１，２．２Ａ、３は、本船Ｓ′に装備
された図示しない積（寸設媚１および岸壁ａに装備され
た図示しない積（−１設備により積み付けられるように
なっている。

また、ボックス１，２．２Ａ、３は、既存のコンテナボ
ックスを改造して製作される。

第８，９図に示すように、家畜用ボックス１は、ボック
ス１の床に家畜用合板を敷きつめ、さらに中間床４およ
び仕切フェンス５を取けけて製作され、１個のコンテナ
ボックスで、前後、上下に計４個の家畜オリ６が形成さ
れる。

次に、通路用ボックス２，２Ａは、その一端の近傍に仕
切フェンス７および扉８を取イ：ｊけら゛れ、家畜オリ
９が形成される。これは病気にががった家畜を収容する
ためのオリとして使用される。

また、改造前に装備されていた扉を撤去して、出入口３
０が設けられる。

そして、第３〜１１図に示すように、通路用ボックス２
Ａには、餌取出しパイプ１５．餌取出しパイプ（シャッ
ター付）１９．餌投入パイプ２０．清水バイブ２１゜通
風Ｒ２６４通風グクト２７．通風孔２８が設けられてい
る。

一方、通路用ボックス２には、餌落下パイプ１６゜シャ
、ター付餌出ロ１７．清水バイブ２１．フロートバルブ
２３．ホースパル１２４９通風ダクト２７９通風孔２８
が設けられている。

また、通路用ボックス２と通路用ボックス２Ａおよび通
路用ボックス２の相互間は、餌取出しパイプ１５および
餌落下パイプ１６を連結するカプリング１８゜通風ダク
ト２７を連結するカプリング２９および清水パイプ２１
を連結するカプリング２２により、連結されるようにな
っている。

ところで、家畜用ボックス１および通路用ボックス２．
２Ａそれぞれの側壁には、両ボンクスに相通しる開孔１
０．１１が設けられる。

そして、開孔１０の通路用ボックス側には餌箱１３およ
び水箱１４が収イ旧すられ、水箱１４はフロートパル７
２３を経て清水パイプ２１に結合されている。

一方、開孔１１には扉１２が設けられる。

また、ボックス１，２．２Ａの端部には、空気取入れ（
または排出）用の開口２５が設けられる。

そして、餌タンク用ボックス３にはボックス３頂部に餅
投入用ハツチ（カバー（＝ｔ）３１が設けられる。

ところで、第４〜８図に示すように、ボックス１゜２．
２Ａ、３と別途に階段３３付きのプラットフォーム横這
３２が製作され、通路用ボックス２，２Ａに隣接するよ
うに配設されて、本船Ｓ′がら各ボ、２クス１゜２．２
Ａ、３への作業具の出入りが行なえるようになっている
。

本発明の家畜コンテナ兼用運搬船は」二連のごとく構成
されているので、家畜を運搬するに１°土、まず、家畜
輸出国の牧場にて家畜を家畜用ボックス１に積み込み、
ついで、第２図に示すように、コンテナトレーラ−Ｃ′
により岸壁まで運搬し、本船Ｓ′または岸２ａのコンテ
ナクレンにより本船Ｓ′上に搭載する。

また、通路用ボックス２，２Ａおよび餌タンク用ボンク
ス３も同様にして本船Ｓ′上に搭載する。

そして、本船Ｓ′上に搭載すれたボ・７クスＬ２＋２Ａ
＋３は、コンテナと同様に、コンテナ専用固縛金具（バ
ッチカル・スタンカー、ブリッジ・フィンティング、コ
ーン、ロノｌ″）により固縛する。

ついで、第３〜１１図に示すように、通路用ボソクス２
，２Ａ内の餌落下パイプ１６．清水パイプ２１および通
風ダクト２７を、それぞれカプリング１８，２２゜２９
により結合する。

また、清水バイブ２１はホースにより図示しなし１本船
の清水ラインに結合する。そして、階段３３付きのプラ
ットフォーム構造３２を搭載して槙ｆ＝１が完了する。

このように積みｌ：］けられた家畜コンテナ兼用運搬船
において、本船Ｓ′の家畜作業員（ストンクマン）は、
プラント７オーム３２を経て各通路ボックス２，２Ａに
出入りする。

また、餌は餌ボンクス３よυ餌取出しパイプ１５゜餌落
下パイプ１６およびシャッターイ」餌出口１７を通して
または０耳ＪＩｖ、出しパイプ（シャンクーイ」）１９
よりストンクマンにより取出され、餌投入パイプ２０．
餌落下パイプ１６およびシ午ノターイτ１餌出口１７を
通して各餌箱１３にサービスする。

一方、清水はフロートバルブ２３により水箱１４内の水
位を調整しながら清水パイプ２１を介してサービスする
。

また、ホースバルブ２４よりホースにて予備の家畜オリ
９の水箱１４に水をサービスしたり、各ボックス１を清
掃したりする。

そして、通路用ボックス２Ａ上に取付けられた通風機２
６の作動により、開口２５から新鮮な空気を強制吸入し
、この空気は、家畜ボックス１や通路ボックス２．２Ａ
内を辿り、通風孔２８１通風グク）　２　’７を経て通
風機２６より外部に排気する。

以上詳述したように、本発明の家畜コンテナ兼用運搬船
によれは、コンテナの積１；１設叩１を有する船舶１．
、：おいて、多数の家畜用ボックスおよび通路用ボック
スをそなえ、これらのボックスがいずれも」二記フンテ
ナと同しサイズに形成されて、互いに隣接するように」
二記積１り設備により積み付けられるという簡素な摺成
で、以下のような効果もしくは利点がある。

（１）既存のコンテナボックスの改造利用が１１丁能と
なり、本船の大改造が不要となって、投資額の低減化が
もたらされる。

（２）輸送する家畜頭数に応してボックス数を増減ｔき
るようになる。

（３）本船として、スピード性ｆ１ヒの高いコンテナ船
を利用でき、また６（］倉内に通常のカーゴコンテナを
積み込み、甲板上に家畜を積み込んで、通常の積荷と家
畜とをイノ１せて運搬できるようになる。

（４）船倉内への家畜ボックス管の搭載も可能となる。

（５）家ｍ荷役の簡易化により係船日数および岸壁作業
Ｈの！（故を節減でｂる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の家畜輸送船を示す模式図であり、第２〜
１１図はいずれも本発明の一実施例としての家畜コンテ
ナ兼用運ｌｌ０１１１Ｆ；を示すもので、第２図はその
正面図、第３図はその要部を示す正面図、第４図は第３
図のＩＶ−ＩＶ矢視断面図、第５図は第３図のｖ−■矢
視断面図、ｆｆ１Ｇ図１［ｓ３図）Ｖｌ−Ｖｌ矢視断面
図、第゛７図は第３図のＶ　ＩＩ−Ｖ　１１矢視断面図
、第８図はその要部を拡大して示す平面図、ｆｆ１９図
は９５８図のＩＸ−ＩＸ矢視断面図、第１（）図はＦ（
＋図のＸ−Ｘ矢視断面図、第１１図は第８図のＸＩ−Ｘ
Ｉ矢視断面図である。１・・家畜用ボックス、２，２Ａ・・通路用ボ・ンクス
、３・・餌タンク用ボックス、・・１・・中間床、５・
・仕切フェンス、６・・家畜オリ、７・・仕切フェンス
、８・・扉、９・・家畜オリ（予矧１）、Ｉｔ）、１１
・・開孔、１２・・扉、１３・・餌箱、１　ｌｌ・・水
箱、１５・・餌取出しバイブ、１６・・餌落下パイプ、
１７・・シャッター付餌出口、１８・・カプリング、１
′：）・・餌取出しバイブ（シャッター付）、２０・・
餌投入パイプ、２１・・清水パイプ、２２・・カプリン
グ、２３・・フロートパル７（水箱内水位調整用）、２
１↓・・ホースバルブ、２５・・開口、２６・・通風は
、２７・・通風ダクト、２８・・通風孔、２９・・カプ
リング、３０・・出入口、３１・・餅投入用ハツチ（カ
バー付）、３２・・プラットフォーム構造、３３・・階
段。復代理人　弁理士　　飯　沼　＠　彦第６図第７　ｒＭ

Claims

【特許請求の範囲】コンテナの積目設備を有する船舶において、多数の家畜
用ボックスおよび通路用ボックスをそなえ、これらのボ
ックスがいずれも上記コンテナと同しサイズに形成され
て、互いに隣接するように上記積付設備によりｌｒ【み
イて１けられたことを特徴とする、家畜コンテナ兼用運
搬船。