JPS59216662A - 凹凸化粧材の製造方法 - Google Patents
凹凸化粧材の製造方法Info
- Publication number
- JPS59216662A JPS59216662A JP9042783A JP9042783A JPS59216662A JP S59216662 A JPS59216662 A JP S59216662A JP 9042783 A JP9042783 A JP 9042783A JP 9042783 A JP9042783 A JP 9042783A JP S59216662 A JPS59216662 A JP S59216662A
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- JP
- Japan
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- ink
- pattern
- electron beam
- paint
- picture pattern
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- Granted
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
を有する意匠的に優れた凹凸化粧材を極めて効率的に製
造する方法に関するものである。
造する方法に関するものである。
従来，化粧材表面の印刷模様とエンボス模様を同調させ
る手法として特に有効なものは．例えば。
る手法として特に有効なものは．例えば。
凹部としたい絵柄のインキに上塗塗料を反撥さぜる性質
を持たせ１その作用により凹凸効果を出す方法．および
凹部としたい絵柄のインキに上塗塗料の硬化抑制剤を混
入し、上塗塗料の硬化速度に差をつけて凹凸効果を出す
方法がある。しかしながらこれらの方法においてはそれ
ぞれ大きな欠点がある。例えば前者は，液体を反撥させ
る作用を利用する為に巾方向に制限があり、木目の導管
部程度の絵柄にしか応用できないし、後者は硬化抑制剤
を混入した部分の上塗り塗料の硬化が阻害され、物性不
良となってしまい，又，硬化抑制剤を混入したインキ自
体の保存安定性に問題がある等の欠点を有する。その他
に、上塗塗料の基材への浸透差により凹凸を持たせる方
法も知られているが。
を持たせ１その作用により凹凸効果を出す方法．および
凹部としたい絵柄のインキに上塗塗料の硬化抑制剤を混
入し、上塗塗料の硬化速度に差をつけて凹凸効果を出す
方法がある。しかしながらこれらの方法においてはそれ
ぞれ大きな欠点がある。例えば前者は，液体を反撥させ
る作用を利用する為に巾方向に制限があり、木目の導管
部程度の絵柄にしか応用できないし、後者は硬化抑制剤
を混入した部分の上塗り塗料の硬化が阻害され、物性不
良となってしまい，又，硬化抑制剤を混入したインキ自
体の保存安定性に問題がある等の欠点を有する。その他
に、上塗塗料の基材への浸透差により凹凸を持たせる方
法も知られているが。
通常の方法では上塗り塗料の溶剤の蒸発，硬化の段階で
凹凸のシャープさが失われ．凹凸の段差も凹凸というほ
どのものではなく、艶差程度のもので有り，あまり有効
なものとは思われてはいなかった。
凹凸のシャープさが失われ．凹凸の段差も凹凸というほ
どのものではなく、艶差程度のもので有り，あまり有効
なものとは思われてはいなかった。
本発明は以上の様な上塗塗料の浸透差による凹凸効果を
現実的に可能にすべく１種々の問題点を解決する為に発
明されたものである。
現実的に可能にすべく１種々の問題点を解決する為に発
明されたものである。
以下一本発明の詳細な説明する。
まず第１図に示すように、基材（］）の表面にシリカ系
体質顔料な１０〜５０重量部含むインキ又は塗料で凹部
の絵柄（２）を形成した後に、凸部としたい部分に上塗
り塗料の浸透を阻害する為に熱硬化性のインキ又は耐溶
剤性のある樹脂よりなるインキを用いて凸部の絵柄（３
）を設ける。凸部の絵柄の高さは任意であり、熱硬化性
のインキとしては、アクリルウレタン、ウレタン、メラ
ミン、アクリル等の硬化性のバインダーを使用したイン
キ、そして耐溶剤性のあるインキとしては、セルロース
系、ウレタン系の熱可塑性樹脂をバインダーとしたイン
キ等が望ましい。
体質顔料な１０〜５０重量部含むインキ又は塗料で凹部
の絵柄（２）を形成した後に、凸部としたい部分に上塗
り塗料の浸透を阻害する為に熱硬化性のインキ又は耐溶
剤性のある樹脂よりなるインキを用いて凸部の絵柄（３
）を設ける。凸部の絵柄の高さは任意であり、熱硬化性
のインキとしては、アクリルウレタン、ウレタン、メラ
ミン、アクリル等の硬化性のバインダーを使用したイン
キ、そして耐溶剤性のあるインキとしては、セルロース
系、ウレタン系の熱可塑性樹脂をバインダーとしたイン
キ等が望ましい。
次に１第２図に示すように上塗塗料（４）としてエポキ
シアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステル
アクリレート、ポリエーテルアクリレート等のオリゴマ
ーを主成分として、アクリル酸エステル系モノマーで希
釈した組成の電子線硬化型樹脂を１０〜２０μの厚さで
塗布し、次（・でラインスピード１５０〜４ｏｏｍ／分
の速度でろＭｒａｄ の電子線を照射して硬化させて
凹凸化粧材を得る。このラインスピードは、塗布された
電子線硬化型樹脂が凹部の絵柄（２）の部分では絵柄層
内に浸透し、凸部の絵柄（３）の部分では被膜を形成し
て全体として凹凸模様を形成するまでに必要な時間を確
保する為に必要な限定であり、４ｏＯｍ／分以上になる
と電子線硬化型樹脂が四部の絵柄σ）部分に充分に浸透
しない内に硬化してしま（・、１５０ｍ／分以下になる
と凸部の絵柄の部分に塗布された電子線硬化型樹脂が凹
部の絵柄の部分へ流れ出して、各れの場合にもシャープ
な凹凸が得られない。
シアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステル
アクリレート、ポリエーテルアクリレート等のオリゴマ
ーを主成分として、アクリル酸エステル系モノマーで希
釈した組成の電子線硬化型樹脂を１０〜２０μの厚さで
塗布し、次（・でラインスピード１５０〜４ｏｏｍ／分
の速度でろＭｒａｄ の電子線を照射して硬化させて
凹凸化粧材を得る。このラインスピードは、塗布された
電子線硬化型樹脂が凹部の絵柄（２）の部分では絵柄層
内に浸透し、凸部の絵柄（３）の部分では被膜を形成し
て全体として凹凸模様を形成するまでに必要な時間を確
保する為に必要な限定であり、４ｏＯｍ／分以上になる
と電子線硬化型樹脂が四部の絵柄σ）部分に充分に浸透
しない内に硬化してしま（・、１５０ｍ／分以下になる
と凸部の絵柄の部分に塗布された電子線硬化型樹脂が凹
部の絵柄の部分へ流れ出して、各れの場合にもシャープ
な凹凸が得られない。
なお、第６図に示すように一基利（１）の表面に塗布す
るシリカ系体質顔料を含むインキ又は塗料（５）は絵柄
状ではなく全面に施すこともでき、この揚台は凸部の絵
柄（３）がその上に重なった状態となり。
るシリカ系体質顔料を含むインキ又は塗料（５）は絵柄
状ではなく全面に施すこともでき、この揚台は凸部の絵
柄（３）がその上に重なった状態となり。
得られる凹凸化粧材は第４図に示すようになる。
本構成により得られた凹凸模様は以下の要因でシャープ
性および大きな凹凸段差を有している。
性および大きな凹凸段差を有している。
まず、シリカ系体質顔料を含むインキは上塗塗料の浸透
を速かにさせ、硬化性インキ又は耐溶剤性インキ層は上
塗塗料の浸透を著しく妨げ、しかも上塗塗料に電子線硬
化型塗料を使用することにより高スピードで瞬間的に硬
化させる事ができ、浸透の差による段差を最大の状態に
保ったまま硬化させる事ができる。通常の熱硬化型の上
塗塗料では、溶剤の蒸発、硬化の過程でラインスピード
は最大でも１ｏ ｏ 〜１２０ ｍｌ ｍｉｎ が限
度で。
を速かにさせ、硬化性インキ又は耐溶剤性インキ層は上
塗塗料の浸透を著しく妨げ、しかも上塗塗料に電子線硬
化型塗料を使用することにより高スピードで瞬間的に硬
化させる事ができ、浸透の差による段差を最大の状態に
保ったまま硬化させる事ができる。通常の熱硬化型の上
塗塗料では、溶剤の蒸発、硬化の過程でラインスピード
は最大でも１ｏ ｏ 〜１２０ ｍｌ ｍｉｎ が限
度で。
瞬間的には硬化しない為に浸透の段差を最大の状態に保
つことは困難である。
つことは困難である。
また電子線硬化型の上塗塗料は１００％固型分の物を使
用する為に、溶剤の蒸発による凹凸の損失が全くなく、
シャープさを保つことができる。
用する為に、溶剤の蒸発による凹凸の損失が全くなく、
シャープさを保つことができる。
なお基（オは薄葉紙、チタン紙等の印刷可能な紙であれ
ば任意である。
ば任意である。
次に本発明の実施例について説明する。
原紙として坪量３０ ｆ／７１１：の薄葉紙を用い、こ
れに通常のグラビア印刷法で下記組成１のインキでタイ
ル柄を印刷し、タイルの目地以外０９部分を下記組成２
のインキを使用して８Ｄμのベタ版で印刷した。次に下
記組成乙のアクリル系第１ノコ゛マー／モノマーを２０
ｙ／１７７：の塗布量で上塗りし・ラインスピード１
５０ｙ＋＋／分の速さで３Ｍ ｒ 、ａ ｄの電子線を
照射して硬化させたところ、目地部がシャープな凹部と
なったタイル状化粧シート力玉得られた。
れに通常のグラビア印刷法で下記組成１のインキでタイ
ル柄を印刷し、タイルの目地以外０９部分を下記組成２
のインキを使用して８Ｄμのベタ版で印刷した。次に下
記組成乙のアクリル系第１ノコ゛マー／モノマーを２０
ｙ／１７７：の塗布量で上塗りし・ラインスピード１
５０ｙ＋＋／分の速さで３Ｍ ｒ 、ａ ｄの電子線を
照射して硬化させたところ、目地部がシャープな凹部と
なったタイル状化粧シート力玉得られた。
組成１
（パネルカラーインキ（セルロース系インキ）組成２
組成ろ
比較例として
組成１インギの代わりに組成り、Ｃ，Ｄ組成Ｉ３
１溶 剤 １０重量部（
組成Ｃ
組成り
したが、シリカ系体質顔料な添加した実施例はどの凹凸
シャープさは得られなかった。
シャープさは得られなかった。
図面は本発明の化粧ソートの断面図であり、第１図と第
６図は電子線硬化型樹脂を塗布する前１第２図と第４図
は得られた凹凸化粧材を各々示す断面図である。 （］）・・・基材 （２）・・凹部の絵柄 （３）・・
・凸部の絵柄（４）・・・上塗塗料 （５）・・・体質
顔料を含むインキ又は塗料
６図は電子線硬化型樹脂を塗布する前１第２図と第４図
は得られた凹凸化粧材を各々示す断面図である。 （］）・・・基材 （２）・・凹部の絵柄 （３）・・
・凸部の絵柄（４）・・・上塗塗料 （５）・・・体質
顔料を含むインキ又は塗料
Claims (1)
- 任意の基材の表面に、シリカ系体質顔料を１０〜５０重
量部含有するインキ又は塗料を全面に又は凹部の絵柄状
に施し１次いで凸部の表現をしたい部分に硬化性又は耐
溶剤性インキによる絵柄を形成した後、全面に電子線硬
化型樹脂よりなる上塗塗料を塗布し、ラインスピード１
５０〜４００ｍ／分の速度で電子線を照射し硬化せしめ
る事により上塗塗料の浸透差による凹凸を形成する事を
特徴とする凹凸化粧材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042783A JPS59216662A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 凹凸化粧材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042783A JPS59216662A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 凹凸化粧材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59216662A true JPS59216662A (ja) | 1984-12-06 |
| JPH0114824B2 JPH0114824B2 (ja) | 1989-03-14 |
Family
ID=13998301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9042783A Granted JPS59216662A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 凹凸化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59216662A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006051694A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材及びその製造方法 |
| JP2006051695A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材及びその製造方法 |
| JP2010221709A (ja) * | 2010-03-30 | 2010-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材の製造方法 |
| JP2011093995A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Nitto Denko Corp | 表面に３次元模様を有するポリマーシートの製造方法 |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP9042783A patent/JPS59216662A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006051694A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材及びその製造方法 |
| JP2006051695A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材及びその製造方法 |
| JP4504133B2 (ja) * | 2004-08-11 | 2010-07-14 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材及びその製造方法 |
| JP4532203B2 (ja) * | 2004-08-11 | 2010-08-25 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材及びその製造方法 |
| JP2011093995A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Nitto Denko Corp | 表面に３次元模様を有するポリマーシートの製造方法 |
| JP2010221709A (ja) * | 2010-03-30 | 2010-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0114824B2 (ja) | 1989-03-14 |
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