JPS59215885A - 画像の堅牢化処理法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は画像の堅牢化処理法に関する。さらに詳しくは
、本発明は画像記録物の画像面上に画像保欣層を形成さ
せる方法に関する。

従来接衝 従来、インクジェット記録用カラーインクとしては種々
のものが知られているが、着色材（染料または顔料）の
水に対する溶解度が高くまた色調によっては光退色性を
示すことなどから記録画像の品質低下が問題となってい
る。そこで、これに対処する手段としてこれまで ■　画像形成材の中に路外線吸収剤を添加させ画像の耐
光性を向上させること、（特公昭５６−１８１５１号）
、 ■　水溶性金属基をスプレーにより染料画像表面へ塗布
することにより染料の耐光性および、耐水性を向上させ
ること、 ■　樹脂溶液を塗布してｐ１像の耐光性および、耐水性
ビ向上させること、および ■　酸化防止剤および、紫外客吸収剤をシートへ含有さ
せること、（特開昭５７−７４１９２号、特開昭５７−
７４１９３号） などが提案されている。しかし、これらの手段は装置、
処理コストなどの面で問題があるばかりでなく充分な効
果を期待できないのが現状である。

目　　　的 本発明は上記現状に鑑みてなされたものであって、その
主な目的は画像を酸化、熱、元および水などによる退色
から保彰する方法を提供することである。また、本発明
の別の目的は画像の品質低下を来たさす、低コスト、無
公害で小型装錆１、を用いて実施でき′る画像の堅牢化
処理法を提供することである。

構　成 上記目的なｊ取す、るために、不発明は画像面上に熱転
移により保護層を形成させることにある。

本夕Ｇ明による画像の堅牢化処理法は画像記録物の画像
匍に熱溶融性層を有するシートを密着させた後該熱溶融
性層を加熱することにより前記画像面上へ転移させその
上に画像保護層を形成させることを特徴とするものであ
る。

本発明における熱溶融性層を有するシートは、基本的に
は支持体と熱溶融性層とから構成される。場合により、
支持体と熱溶融性層との間にはその目的に応じて剥離１
伽（臨界表面張力１００ａｙｎ、／ｍ以下）または熱拡
散層（例えば、Ａｚ、ｃｕ。

Ａｕ、Ｐｔ、Ａｇなどの金属層）などの中間層を介在さ
せてもよい。

支持体としてはポリエステルフィルム、ポリイミドフィ
ルム、ポリカーボネートフィルムなどのプラスチックフ
ィルム、およびコンデ゛ｙサー紙ナト（７）　セルロー
スフィルムなどを使用することができ、そして厚さは１
μｍ〜２００μｍ好ましくは５μｍ〜７０μｍの範囲が
適当である。

また、熱溶融性層を構成する熱溶融性物質としては２０
０℃以下好ましくは６０℃〜１５０℃で流動性を示す物
質が用いられ、その代表的な例としてカルバナワックス
、オーリキュリーワックス、パラフィンワックス、ミツ
ロウ、セレシンワックス、鯨ロウ、などの天然ワックス
、低分子）１ポリエチレン、ポ゛リスチレン、ポリプロ
ピレン、等の低融点プラスチック、酸化ワックス、エス
テルワックスなどの合成ワックスなどをあげることかで
きる。また、上記熱溶融性物質には目的に応じて界面活
性剤、着色材、紫外線吸収剤、臥化防止剤などを添加す
ることができる。

熱浴融性層の厚さは０．５μｍ〜５０μｍ好ましくば１
μｍ〜１０μｍの範囲が適当である。

本発明において適用される画像記録物の記録部材として
はセルロース生体の紙、合成紙、プラスチックフィルム
、ガラスおよび金属などを用いることができる。

次に図面について不発明の本性の代表的な態様を説す〕
する。

笛１図に示すように、支持体１と熱浴融性層２で構成さ
れるシー）Ａ（第２図）を、記録部材４上に画像５を有
する画像記録物Ｂに密着させてガイドロール９によって
ヒーター８を備えた加熱ロール６と背部ロール７との間
に送り込み、記録物Ｂの支持体面側からの熱伝導により
熱溶融性層２を溶融させ画像５０面上に保護層２′とし
て転移させる２加熱手段としては加熱ロニルの他に加熱
ヘッドを使用することができる。

加熱手段の表面材質は金属、シリコーンゴム、シリコー
ン樹脂、テフロンなどの耐熱性材料が適当である。また
、加熱は画像記録部材側から行ってもよい。加熱ロール
または加熱ヘッドの反対側に設けられる背面ロールは任
；はの圧接部材で匝き換えることもできる。背面ロール
または圧接部材は密着性の面から弾性材料でつくられて
いるのがよくまた加熱手段を備えていてもよい。また、
シートとしては第６図に示すように中間層６（例えば、
熱拡散層）をゼするものを使用して熱溶融性層への熱伝
導を高めることもできる。

実施例 以下の実施例は単なる例示の目的であけるものであって
本発明はこれに限定されるものではない。

厚さ１２μｍのポリエステルフィルムに融点１０５℃の
ポリスチレン（エッソ社ピコラスチック）の酢酸エチル
溶液をフォンテンヘッド塗布法により塗布し、１１５℃
で１５分乾燥し膜厚６μｍの熱溶融性層を形成した。こ
れを保護層保有媒体とした（第２図の構成）。

リコー製カラーインクジェットＪＰ−４１００で普通紙
へ印字した画像サンプルを第１図に示すように上記保護
層保有媒体の保護層面と画像サンプルの画像面を接触さ
せて、保護層保有媒体の支持体面から表面温度１２０℃
のシリコーンゴム（ゴム硬度６５）ロールで５に９／ｃ
ｒｎ２の圧力でロール閤を線速１００　ｔａｎ／　ｓで
送った。背部ロールもゴムＨ度７０のシリコーンゴムロ
ールを用Ｌ１だ。

保詠層転写率が殆ど１００％ 以上になるようにして画像サンプル表面に保＠層を設け
た。

次の評価を行った。

（１）　　耐光性テストー１０時間フェードメーター（
カーボンアーク灯照射）にかけその 時の退色率（退色濃度比）を評価した。

（２）耐水性テスト−３０℃の温水に１分間浸漬し、そ
の時の反射濃度で退色率を評価 した。

（６）　　定着性テスト−クロックメーターで１０回こ
すりその時の反射濃度で退色率を評 価した。

耐光性　　耐水性　　定着性　　反射濃度効果 本発明の画像堅牢化処理法は画像の品質を低下させずに
低コスト、無公害、小型装置で行うことかできろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法の一実施態様を示す模式図であり
、そして＠２図および第６図は本発明の方法に用いられ
るシートの構成な示す模式Ａ・・・シート、Ｂ・・・画
像記録物、１・・・支持体、２・・・熱溶融性層、２′
・・・保護層、３・・・中間層、４・・・記録部材、５
・・・画像、６・・・加熱ロール、７・・・背面ロール
、８・・・ヒーター、９・・・カイトロール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像記録物の画像面に熱溶融性層を有するシートを密着
   させた後該熱溶融性層を加熱することにより前記画像面
   上へ転移させその上に画像保薩層を形成させることを特
   徴とする、画像の堅牢化処理法。