JPS5921582Y2 - フライバツクトランスの高圧異常上昇防止回路 - Google Patents

フライバツクトランスの高圧異常上昇防止回路

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JPS5921582Y2
JPS5921582Y2 JP17720776U JP17720776U JPS5921582Y2 JP S5921582 Y2 JPS5921582 Y2 JP S5921582Y2 JP 17720776 U JP17720776 U JP 17720776U JP 17720776 U JP17720776 U JP 17720776U JP S5921582 Y2 JPS5921582 Y2 JP S5921582Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flyback transformer
high voltage
output transistor
abnormal rise
rise prevention
Prior art date
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Expired
Application number
JP17720776U
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English (en)
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JPS5394518U (ja
Inventor
「かん」生 中村
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフライバックトランスの高圧異常上昇防止回
路に関するものである。
テレビジョン受像機において、電源の故障によるB電圧
の異常上昇や偏向系の部品の故障により、フライバック
トランスの一次パルスが異常に上昇し、高圧が異常上昇
する場合がある。
フライバックトランスの高圧が異常上昇すると、X線の
増加および水平出力トランジスタの破壊等が発生するた
め、これを避けることが望ましい。
したがって、この考寒の目的は、構成が簡単で経済的な
フライバックトランスの高圧異常上昇防止回路を提供す
ることである。
第1図にこの考案の一実施例(水平偏向系の出力段)を
示す。
図において、1は水平ドライブトランス、2は水平出力
トランジスタ、3は共振コンデンサ、4はS補正コンテ
゛ンサ、5は偏向コイル、6はフライバックトランス、
7は保護抵抗、8は高圧整流ダイオード、9はツェナー
ダイオード、10は抵抗であり、端子Aは水平ドライブ
段に、端子BはB電源に、端子CはCRTのアノードに
接続される。
この回路は、ツェナーダイ、オード9および抵抗10を
除けば普通の水平出力段である。
B電圧が低い場合は水平出力トランジスタ2と並列(こ
ダンパダイオードが接続される。
第2図に第1図の各部の正規動作状態の波形を示す。
図において、aは水平出力トランジスタ2のコレクタ電
圧、bは端子6aの電圧、Cは水平ドライブトランス1
の2次巻線の出力電圧である。
水平出力トランジスタ2はベース信号に従い、期間t1
中オフ(帰線期間)、期間t2中オン(走査期間)とな
る。
ツエナーダイオード9のツェナー電圧を適当に定め、端
子6aの電圧e1がある値以上となるとツェナーダイオ
ード9が導通して水平出力トランジスタ2のベースへ帰
還し、更に電圧e1が大となると、水平出力トランジス
タ2がオンとなる。
その結果、帰線パルス幅は極端にせまくなる。
このとき、水平出力トランジスタ2のカットオフ期間が
ほとんどなくなり、オン期間の比率が大となるので、水
平出力段の直流電流(端子Bがらの流入電流)が増加す
る。
その結果、水平出力トランジスタ2を含む水平出力段へ
の電源供給回路に挿入接続したヒユーズ、フユージブル
レジスタ、サーキットブレーカ等の過電流遮断用素子1
8が電流増加を検出して回路を遮断し、水平出力トラン
ジスタ2の温度上昇破壊の保護を図ると、高圧異常上昇
防止を行うことができる。
今、ツェナーダイオード9のツェナー電圧をトとすると
、 にて、ツェナーダイオード9がオンとなって帰還が始ま
り、 にて、水平出力トランジスタ2がオンとなる。
したがってE2.el(正規動作時)を適当に定めるこ
とにより、正規動作ではツェナーダイオード9がカット
オフ、電圧e1があるレベルに達すると水平出力トラン
ジスタ2をオンとすることが可能で゛ある。
そして、フライバックトランス6において、高圧、一次
パルス、巻線出力のピーク値が比例関係にあるので、電
圧e1の変化によって高圧を抑えることにより、高圧異
常上昇を防止できる。
普通、EBI + EB□は5〜8■の値である。
したがって、ツェナー電圧E2が大きい方が、式(1)
、 (2)より、その影響を小さくできる。
なお、式(1)、 (2)の中間の状態にあっても、水
平出力トランジスタ2はカットオフであり、正常動作で
ある。
したがって式(2)の状態になって初めて抑圧効果が生
じる。
なお、パルスの取出口は2次巻線を用いて説明したが、
一次パルスでもJあるいは高圧巻線にタップを設けても
良い。
ただしパルス幅は三次高調波共振等のためせまくなる。
また、定電圧素子としては、ツェナーダイオードのほか
に酸化亜鉛バリスタまたはアバランシェダイオード等を
用いることができ、リーク電流が許容できる場合には電
圧依存性抵抗素子でも良い。
また、定電圧素子が非対象で逆特性が電圧e2以下の場
合は直列に逆流防止ダイオードを用いる。
また、抵抗10は電流制限用で、水平出力トランジスタ
2のベース側およびフライバックトランス6の出力側の
インピーダンスにより適宜用いる。
第3図に他の実施例を示す。
11はダイオードであり、12は、水平出力トランジス
タ2の人力インピーダンスに比して十分大きくがっダイ
オード11の逆インピーダンスに比して十分小さい値を
持つ抵抗である。
この構成によれば、水平出力トランジスタ2がカットオ
フの時、水平出力トランジスタ2のベース電位をほとん
どエミッタ電位に保持できること、ベースのインピーダ
ンスが第1図に比して大幅に高くなることにより、帰還
動作が改善される。
つぎに、フライバックパルスをツェナーダイオード9へ
加える他の実施例について述べる。
第4図aはフライバックパルスを整流するものであり第
4図すはピーク値を保持するものである。
これらの図において、13は整流ダイオード、14は平
滑コンデンサ、15は整流または逆流防止用ダイオード
、16は平滑または保持用コンデンサ、17はインピー
ダンス変換用トランジスタである。
端子りはベースの最大電圧よりも高いプラス電源へ接続
される。
これらの場合、式(1)、 (2)においてelの代り
に各々のDC出力で置きかえる。
また第4図aの場合は整流出力を他の回路の電源として
利用しても良い。
また、第4図すの場合、適宜リーク抵抗を用いる。
また、ピークホールド回路としては、入力インピーダン
スが高ければ他の回路を用いても良い。
これらの回路を用いることによって、水平出力トランジ
スタ2のオン期間が水平周期以上となり、断続的にパル
スが発生するので、より効果的に高圧抑圧が行われる。
第5図にさらに他の実施例を示す。
これはエミッタパルス方式に本案を適用した例である。
この場合、水平出力トランジスタ2のエミッタにマイナ
スパルスが発生するとベースも同時にマイナスパルスに
引張られる。
帰還の基準を端子6bにとり、それに対してプラスのパ
ルスを得られる端子6Cから帰還を行う。
なお、端子6bから若干もどったところにタップを設け
ても良いし独立巻線の基準を端子6bに接続しても良い
以上のように、この考案によれば、簡単な構成でフライ
バックトランスの高圧異常上昇の防止かでき、X線の増
加を防止でき、かつ水平出力トランジスタの耐圧オーバ
による破壊に対する保護も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路図、第2図はその各
部の信号波形図、第3図ないし第5図はそれぞれ他の実
施例の回路図である。 2・・・・・・水平出力トランジスタ、6・・・・・・
フライバックトランス、9・・・・・・ツェナーダイオ
ード。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) フライバックトランスの出力を定電圧素子を
    介して水平出力トランジスタのベースへ導き、上記フラ
    イバックトランスの出力がある値以上に上昇したときに
    、上記定電圧素子を経由して与えられる電圧により、上
    記水平出力トランジスタを強制的にオン状態にするよう
    に構成し、かつ、少くとも上記水平出力トランジスタを
    含む水平偏向出力段への電源供給回路に過電流遮断用素
    子を接続したフライバックトランスの高圧異常上昇防止
    回路。
  2. (2)上記定電圧素子に逆流防止ダイオードを接続した
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のフライバック
    トランスの高圧異常上昇防止回路。
  3. (3)上記水平出力トランジスタのベースとドライブト
    ランスの2次出力の間に順方向にダイオードを接続し、
    上記ダイオードの逆抵抗に比して十分小さくかつ上記水
    平出力トランジスタの順方向入力インピーダンスに比し
    て十分大きい抵抗をベース・エミッタ間に接続した実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載のフライバックトラ
    ンスの高圧異常上昇防止回路。
  4. (4)上記フライバックトランスの出力を整流平滑回路
    を経由して上記定電圧素子に加えるようにした実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載のフライバックトランス
    の高圧異常上昇防止回路。
  5. (5)上記フライバックトランスの出力をピーク保持回
    路を経由して上記定電圧素子に加えるようにした実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載のフライバックトラン
    スの高圧異常上昇防止回路。
JP17720776U 1976-12-29 1976-12-29 フライバツクトランスの高圧異常上昇防止回路 Expired JPS5921582Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5394518U JPS5394518U (ja) 1978-08-01
JPS5921582Y2 true JPS5921582Y2 (ja) 1984-06-26

Family

ID=28784497

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JP17720776U Expired JPS5921582Y2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 フライバツクトランスの高圧異常上昇防止回路

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