JPS59215569A

JPS59215569A - フインチユ−ブエバポレ−タとその製造方法

Info

Publication number: JPS59215569A
Application number: JP9089483A
Authority: JP
Inventors: 土居原　静郎
Original assignee: Nippon Aluminium Co Ltd
Current assignee: Nippon Aluminium Co Ltd
Priority date: 1983-05-23
Filing date: 1983-05-23
Publication date: 1984-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は家庭用冷蔵庫等に使用されるフィンチューブエ
バポレータとその製造方法に関するもので、フィン面積
を充分確保して、しかも材料費を大幅に低減できるよう
にすることを目的としている。製造容易かつ軽量な構造
とすることも本発明の目的の一部である。

まず従来構造を説明する。第１図は従来の一体型フイン
チューブエバポレータの正面ト；１、第２図は同左イ則
面図で、平イー１な１苅の冷晴、流１巾用バイブ１．２
に間隔６をへ、だてで多数の矩！レフイン４が一体に設
けでちり、Ｉ′１Ｕ？Ａ　３に面し７たフィンなしパイ
プ部分１ａ、２ａ（！Ｊターン湾曲部）において泪らか
に逆方向に（１８０°）湾曲させて箱形フィンブロック
５を形成している。ブロック５の右端のパイプ１．２の
開口部はＵベンド６により迂通し、ろう付は等により液
密性が保持されている。１ｂ、２ｂはブロック５よシ突
出した冷媒入口部と出口部である。矩形フィン４の外周
側縁に設けた切欠７にヒータパイプ８が嵌合し、切欠７
に隣接した突起９を捩じることによりヒータパイプ８に
対し抜は止めが施される。

第２図のＩＩＩ　＝ＩＩＩ断面は例えば第６図のように
なっておシ、矩形フィン４とパイプ１．２は共にアルミ
ニウム合金によシ一体成形されている。、第６図のフィ
ン４は平板状でフィン面積が少ないため、フィン面積を
増大するための対策として第４図、第５図のものも考え
られる。ところがいずれの場合もフィン４がパイプ１．
２と一体成形される関係上、フィン４の板厚はせいぜい
ｏ、７門ｓ度ｔでしか薄くすることができず、従ってフ
ィン面積を増加すればする程材料費が嵩み、高価になる
ばかシでなく、重量も増加する。

本発明は上記従来の問題を解決しようとするもので第６
図に関連して説明すると次の通りである。

第６図において１０．１１は１対の平行な冷媒流通用パ
イプであり、向いあった対向側面にそれぞれ１対の平行
なリプ１２．１２を有すると共に、反対側にも１対の平
行なリプ１６をパイプ１０．１１の長手方向全長にわた
シ備えている。パイプ１０．１１の材質は例えばアルミ
ニウム合金であり、内部を流通する冷媒の圧力を考慮し
た最適厚さく例えば０．７ｆｆｌを有する。リプ１２．
１６の厚さはリプ間の溝に後述する別体フィン１５の側
縁を嵌合した後かしめによシ充分な密着強度が得られる
範囲でできるだけ薄く（例えばＱ、　５　ｍｍ　）され
ている。

フィン１５はパイプ１０．１１とは別にアルミニウム板
材からプレス成形されており、従って０．１〜０、１５
１１間程度の薄い板材で作ることができる。フィン１５
は比較的鋭利な山形断面を有する溝１６を両側に複数個
備えておシ、両側縁１５ａは同一平面上にあシ、前述の
如く隣接したリプ１２．１２間の溝に嵌合し、リプ１２
．１２を互いに接近する方向にロー）ｖ等でかしめるこ
とによりリグ１２とフィン側縁１５ａは強固に一体化し
ている。両パイプ１０．１１の外側にはフィン１５の一
部分に相当する形状の補助フィン１７が、側縁１７ａを
リプ１６．１６間にかしめ止めることにょシ一体化され
ている。

第６図の断面形状を有するフィンチューブエバポレータ
を製造するには、まず平行に装置される１対のパイプ１
０，１１の対向側面にそれぞれ１対の平行なリプ１２を
成形すると共に、同時に反対側に１対の平行リブ１６．
１６を成形しておき、パイプ１０．１１とは別の帯板状
のアルミニウム合金板にロー／Ｌ’等によ多連続的に溝
１６をロール成形して両側縁１５ａを一平面上に設ける
。補助フィン１７についても同様にロール成形する。次
にフィン１５．１７の側縁１５ａ、１７ａを対応するリ
プ１２．１６の溝に嵌め、リプ１２．１６をロー／Ｌ／
ニよりかしめる。

この時雨フィン１５．１７はパイプ１０，１１の長手方
向に間隔をへだてて多数固定される。次に上記間隔に而
したパイプ１０，１１のフィンなし部分を交互に逆方向
に蛇行状に湾曲させて箱形フィンブロックを形成する。

補助フィン１７には予めヒータパイプ用切欠（第２図中
の７に対応する切欠）をプレス成形しておき、箱形フィ
ンブロックができだ後にヒータパイプを従来通シ固定す
る。

以上説明したように本発明のフィンチューブエバポレー
タは平行な１対のパイプ１０．１１をつなぐ矩形フィン
１５をパイプ長手方向に間隔をへたてて多数設けたもの
をフィンなし部分で交互に逆方向に蛇行状に湾曲させて
箱形フィンブロック５を形成したフィンチューブエバポ
レータにおいて、上記フィン１５をパイプ１０．１１と
平行な複数個の溝１６を有する薄板で形成し、このフィ
ン１５の側縁１５ａに対向するパイプの側縁に１対の平
行リグ１２を設け、平行リブ１２間の満にフィン側縁１
５ａを密着挾持したことを特徴としているだめ、フィン
１５をパイプ１０．１１とは別のローμ］ｆｉＥ等でプ
レス又はロール成形することができ、フィン１５によシ
充分なフィン面積を確保しながら、しかも材料費を大幅
に低減し、充分な熱交換容量を有するフィンチューブエ
バポレータを安価、軽量なものとして提供しうる利点が
ある。

更に本発明による製造方法は平行に配置される１対のパ
イプ１０．１１の対向側面にそれぞれ１対の平行なリプ
１２を成形する工程と、パイプ１０゜１１とは別体の薄
い矩形フィン１５にパイプ１ｏ、１１と平行な複数個の
溝１６を屈曲成形する工程と、平行パイプ１０．１１に
その長手方向の間隔をへだててフィン１５が固定される
ように各パイプ１０．１１のリブ１２．１２間の溝にフ
ィン１５の側縁１５ａを嵌合してかしめる工程と、平行
パイプ１０゜１１のフィンなし部分を交互に逆方向に蛇
行状に湾曲させて箱形フィンブロック５を形成する工程
を備えているため、パイプ１０．ＮのＩＦｒ面積がコン
パクトになるため各パイプ１０，１１の製造が容易にな
ると共に、パイプ１０，１１には冷媒の流通圧力を考慮
した肉厚のみを与えればよく、一方、フィン１５はパイ
プ１０，１１とは別に充分薄くすることができ、少い材
料費で充分なフィン面積（熱交換容量）を確保すること
ができる。又フィン側縁１５ａ、１５ａが同一平面上に
くるため、リブ１２をかしめる作業及びロール設計が容
易になる。これによシかしめ部分の密着強度も向上する
。なお本発明を実施する場合、両側の補助フィン１７は
省略できる場合もある。その場合は対応するリプ１６も
不要になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的なフィンチューブエバポレータの正面図
、第２図は同左側面図、第６図は第２図の■−■断面図
、第４、第５図は第６図に対応する従来の断面図、第６
図は本発明によるフィンチューブエバポレータの第６図
に対応する断面図テある。５・・・箱形フィンブロック
、１０．１１・・・パイプ、１２・・・平行リブ、１５
・・・フィン、１５ａ・・・側縁、１６・・・溝第２図 −筆袷

Claims

【特許請求の範囲】

（１）平行な１′Ａのパイプをつなぐ矩形フィンをパイ
プ長手方向に間隔をへだてて多数設けたものをフィン無
し部分で交互に逆方向に蛇行状に湾曲させて箱形フィン
ブロックを形成したフィンチューブエバポレータにおい
て、上記フィンをパイプと平行な複数個の溝を有する薄
板で形成し、このフィンの側縁に対向するパイプブの側
縁に１対の平行リブを設け、平行リブ間の溝にフィン（
＋Ｉｌｌ縁を密着挾持したことを特徴とするフィンチュ
ーブエバポレータ。
（２）ＡＡｔ行に配置される１対のパイプの平行側面に
それぞｔＬ　１対の平行なリブを成形するゴニ程と、パ
イプとは別体の薄い矩形フィンにパイプと平行な複数個
の溝を屈曲成形する工程と、平行パイプにその長手方向
の間隔をへたててフィンが固定されるように各バ・イブ
のリブ間の溝にフィンの側縁を嵌合して坂める工程と、
平行パイプのフィン無し部分を交互に逆方向に蛇行状に
湾曲させて箱形フィンフロックを形成する工程を有する
フィンチューブエバポレータの製造方法。