JPS59215520A

JPS59215520A - 燃焼器

Info

Publication number: JPS59215520A
Application number: JP8992783A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Tomizawa; 猛富澤; Kinichi Adachi; 足立　欣一
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-05-24
Filing date: 1983-05-24
Publication date: 1984-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、業務用、家庭用等の主として調理用の燃焼器
に関するものである。

（従来例の構成とその問題点）従来の調理用燃焼器としては、一般に「ガスコノ口」と
称されるものが家庭用業務用を問わず主流となっていた
。

第１図は従来のガスコンロの代表的な例を示す要部縦断
面図である。ここで１はガス管Ｓ　２はガス噴出ノズル
、３は燃焼用空気の吸入量を調節するための空気流量調
節器であり通常ダンパが用いられ・燃焼量の大小に係わ
らず予め空燃比を調節し、４は混合管、５は炎口部で、
多数の混合気噴出口５ａ、　５ｂを有し、６は煮汁受け
、７はごとく、８は調理器具を示す。

１ず点火器（図示せず。）によってバーナに点火される
と炎がＡのど七ぐ形成される。このとき被加熱体である
調理器具８は炎Ａと燃焼排ガスによって加熱されるが、
その時の燃焼量の大小に係わらず、熱効率はおおむね４
０係以下であることか知られている。この熱効率の低さ
は旧態依然たる伝熱方式の不適切ζによるものであり、
省エネルギーという観点からは、非常に無駄の多い使い
方であると言える。捷だバーナ上部での温度分イｌｉも
、炎の形成きれる部分に高い場所が集中し、かつ赤外輻
射量もでガス体だけからの輻射であるため）少ないため
、特に焼き物の調理に対し不適であり、焼き物のだ豹に
は、それ専用のバーナが別途用意されているのが普通で
ある。

（発明の目的）本発明は、熱効率が良く省エイ・ルギー性が大であり、
赤外輻射量も犬である、主として調理用に供せられる燃
焼器を提供することを目的とするものである。

（発明の構成）本発明は、バーナの下流側に熱交換器を有し、その上面
である熱交換面から被加熱体を伝熱あるいは輻射を主と
して熱することを特徴とした構成になっている。つ１り
燃焼排ガスは燃焼室から最終排出きれるが、その途中に
内側から外侮１に向って渦巻状で複数層の排気通路を形
成する。そしてこの排気通路が上面に熱交換面を有する
熱交換器となる構成となっている。

（実施例の説明）第２図は本発明による燃焼器の一実施例の要部縦断面図
を示し、第３図は、第２図ｃ−ｃ’面切断の要部横断面
図を示している。

第２図および第３図において、１１はガス管、１２はガ
ス噴出ノズル、１３は空気流量調節用のダンパ）１４は
混合管、１５は炎口部、１５ａは混合気噴出口つまり火
口を示し、１６は燃焼室２５を形成する内壁、１７は排
気通路、＋７ａは排気入口であり内側から外側に向って
渦巻状で複数層に形成され排気口１８へと通じている。

捷だ、１９け点火器であり燃料に点火後は火炎Ｂが形成
され、２゜は断熱材から成る外ケース、２１および２２
は外ケース２０の過熱を防ぐための空気取入口および空
気出口であるがこれらは必要に応じて設ければよく、外
ケース２ｏの断熱性を十分にとれば無くてもよい。ｉｆ
ｃ、２３は排気通路の上面部をも兼ねる熱交換面であり
、この上に調理器具２４が置かれる。

燃焼量の調節は通常のガスコンロと同様にレギュレータ
（図示せず０　）によるノノス量の調節によって行なわ
れる。

本実施例の動作は、ガス噴出ノズル１２からガスが噴出
し始めると、空気はダンパ１３より引き込１れ混合管１
４で混合され、炎口部Ｉ５では点火器１９１Ｃよって点
火され、燃焼室２５内で火炎Ｂを形成する。そして燃焼
器ガスは、燃焼室２５から排気通路１７を通り排気口１
８から器外へ排出される。このとき燃焼熱は熱交換面２
３に広えられ、温度は上昇し、その上での調理などが可
能となる。

第２図において着火は圧電方式による着火器１９で直接
火口＋５ａで行なっているが、この方式に限らず種火式
、電熱線、マツチ等による方法も当然可能である。寸だ
、ここでは燃焼用空気の導入は、ガスの噴出力を用いて
行なっているが、送風機をダンパ１３の近傍に設けて圧
送する方法、または排気管１８の下流側で吸引する方法
、あるいは排気管１８の下流で煙突等でドラフト力をと
り利用する方法などを用いるか併用することにより、よ
りスムーズな吸排気を行うことが可能となる。

また、ここでは燃料にガスを用いているが、バーナとし
ては、他の液体、固体の燃料用のものであっても基本的
には差支えないものである。しかしその場合には、バー
ナ自体が燃焼量可変のものである方が使用性が良好であ
ろう。またこの方式は密閉系での燃焼であるので、８吸
に応じて炎監視装置あるいはのぞき窓等を設けねばより
安全に使用できるものである。

次に従来のガスコンロと本発明による燃焼器の一実施例
とによる加熱試験結果について説明する。

表は、水１１を下面が平らなアルミニウム製容器に入れ
、２０℃から１００’Ｃ１での水温の上昇時間を開側し
熱効率を求めた結果を示すもので、燃焼量はどちらも１
８００ｋｃａＬ／′ｈであり、室温は１５℃であった。

表表中の「スタート暗状態」は、「冷」時においては、燃
焼器がそれ以前に未使用状態で冷えてぃる時からスター
トしたことを示し、「熱」時においては、スタート以前
に燃焼器を予め１０分間燃焼させ熱しておいたことを示
す。

この表から明らかなように本実施例によれば熱効率は従
来例に比べ「冷」時において１５倍、「熱」時において
１８倍に向」ニし、省エネルギー性の優れた機器の捺供
が可能となったものである。また「冷」時において熱効
率が「熱」時よりも下がるのは、熱交換部分の加熱の／
こめに若干の熱量を消費するためであるが、そＪｌでも
従来例に対する優位性は変わらない。

捷たさらに、本発明の実施例において熱交換面２３は耐
熱性耐蝕性の鉄系の材料で構成しているが、この表面に
、たとえば酸化ニッケル、アルミナ、ジルコニア等の赤
外輻射特性の良好な材料を塗布あるいは溶射等の手段で
コートすれば、焼き物などをする場合の調理性は向上す
る。そして排気１１１８からさらに排気管を延長し屋外
へその先端を突出することにより、排気ガスで室内を汚
染することを防ぐという方策も可能である。

本発明は生として、業務用家庭用の調理用燃焼器として
の使用に適するが、暖房用、給湯用、乾桑用等、他の用
途に用いることも可能である。

捷だ焼き物をする時には、赤外領域、特に遠赤外領域に
おける輻射線によるものが非常に有効であることが知ら
れている。火炎捷たはその直後の燃焼排ガスによる輻射
は、温度が高いために赤外領域のものは少なく、寸だカ
ス体自体輻射量が少ないため焼き物にはあ寸り適さない
。一方、遠赤外輻射量の多い発熱体の温度は数百度であ
ることが知られているが、本発明の熱交換面２３け、良
くその温度に一致し、焼き物の調理用としても適するも
のである。

（発明の効果）以上説明したように、本発明はバーナの下流側に熱交換
器を有し、その上面である熱交換面から被加熱体を伝熱
あるいは輻射を王として加熱する構成となっているため
熱効率が良く、煮物は勿論、焼き物の調理用としても適
している等の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガスコンロの代表的な例を示す要部縦断
面図、第２図ｄ本発明による燃焼器の一実施例の要部ｉ
１１断面図、第３図は第２図のｃ−ｃ’断面を示す図で
ある。１２　・・・・　ガス噴出ノズル、１４・・・・・・・
　混合管、１５　　・・・・・炎口部、　１５ａ・・・
・　混合気噴出口、１７・　・　排気通路、　２３　　
・・シ・・　熱交換面、２５・・　　燃焼室。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図 ’＋　　　　　　　　　　　　　　３第２図２４第３図７

Claims

【特許請求の範囲】

燃焼室に臨んだバーナと、燃焼排ガスを通過させる排気
管とをイｎｆｉえ、前記排気管は前記燃焼室下流［１１
１Ｋ−おいて、内側から外４１１１１　Ｋ向って渦巻状
で複数層の排気通路を形成し、かつ前記排気管の上面は
平面状の熱交換面を構成したことを特徴とする燃焼器。