JPS59214772A - 流体内部の流速測定方法およびその装置 - Google Patents
流体内部の流速測定方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS59214772A JPS59214772A JP8740883A JP8740883A JPS59214772A JP S59214772 A JPS59214772 A JP S59214772A JP 8740883 A JP8740883 A JP 8740883A JP 8740883 A JP8740883 A JP 8740883A JP S59214772 A JPS59214772 A JP S59214772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- flow velocity
- measured
- flow
- laser beams
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P5/00—Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
- G01P5/001—Full-field flow measurement, e.g. determining flow velocity and direction in a whole region at the same time, flow visualisation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はV−ザ光を用いたスペックルパターンの移動を
利用して、流体内部の流速を測定する方法およびその装
置に関するものである。
利用して、流体内部の流速を測定する方法およびその装
置に関するものである。
従来、流体内部の流速測定には、例えばスペックル写真
法が用いられているが、この方法は微粒卒を懸濁させた
被測定流体の内部の流れによる微粒子の移動をスペック
ルの移動に変換して測定するものである。この測定方法
の原理を第1図について説明する。
法が用いられているが、この方法は微粒卒を懸濁させた
被測定流体の内部の流れによる微粒子の移動をスペック
ルの移動に変換して測定するものである。この測定方法
の原理を第1図について説明する。
まず、微粒子を懸濁させた被測定流体1にシート状のレ
ーザ光2を照射すると、その流体内部に混入する微粒子
により散乱された光が、シート状光面(散乱面)3に対
して法線方向に設置されたレンズ4を介して乾板5上に
二重露光による撮影を行うことによシ、二重露光ネガが
作られる。
ーザ光2を照射すると、その流体内部に混入する微粒子
により散乱された光が、シート状光面(散乱面)3に対
して法線方向に設置されたレンズ4を介して乾板5上に
二重露光による撮影を行うことによシ、二重露光ネガが
作られる。
この二重露光ネガから微粒子の移動に関する情報を取出
す方法、換言すれば二重露光ネガの小領域におけるスペ
ックルの変位ベクトルを求める方法を第2図について説
明する。
す方法、換言すれば二重露光ネガの小領域におけるスペ
ックルの変位ベクトルを求める方法を第2図について説
明する。
二重露光ネガ5aを変換レンズ(凸レンズ)6の前方に
設置し、レーザ発振器7から発するレーザビーム8を前
記ネガ5aの所定の領域に照射し、二重露光ネガ5aで
拡散された像を観測する。レーザビーム8の照射領域中
のスペックル移動、すなわち粒子の変位が一様であれば
、その粒子の変位方向に対して垂直な縞10(以下ヤン
グ縞と称す)が拡散板9に現われる。そのヤング縞10
は二重露光ネガの対応するスペックル対の回折光の間の
干渉により生ずる。スペックルの変位u8とヤング縞1
0縞間隔dとの関係は、下記(1)式により与えられる
。
設置し、レーザ発振器7から発するレーザビーム8を前
記ネガ5aの所定の領域に照射し、二重露光ネガ5aで
拡散された像を観測する。レーザビーム8の照射領域中
のスペックル移動、すなわち粒子の変位が一様であれば
、その粒子の変位方向に対して垂直な縞10(以下ヤン
グ縞と称す)が拡散板9に現われる。そのヤング縞10
は二重露光ネガの対応するスペックル対の回折光の間の
干渉により生ずる。スペックルの変位u8とヤング縞1
0縞間隔dとの関係は、下記(1)式により与えられる
。
こ\で、λ:レーザビーム8の波長、L:変換レンズ6
の焦点距離 上記拡散板9上で観測されるヤング縞10の一例を第3
図に示す。同図の10a、10bは明るい縞の部分およ
び暗い縞の部分をそれぞれ示し、またMN方向は粒子の
移動方向を示す。
の焦点距離 上記拡散板9上で観測されるヤング縞10の一例を第3
図に示す。同図の10a、10bは明るい縞の部分およ
び暗い縞の部分をそれぞれ示し、またMN方向は粒子の
移動方向を示す。
スペックルの移動U、は、第1図に示す光学系における
スペックル撮影倍率をQ、二重露光撮影時間々隔におけ
る粒子の移動をuiとすると、下記(2)式で示される
。
スペックル撮影倍率をQ、二重露光撮影時間々隔におけ
る粒子の移動をuiとすると、下記(2)式で示される
。
u 、 =Qx ut −(2)す
なわちヤング縞間隔dを測定し、この値を(1)式に代
入することによシ、スペックルの変位ベクトルu1が符
号を除いて求めることができる。また、変位ベクトルU
、を(2)式に代入することによシ、被測定流体1内に
混入した微粒子の移動utを求めることができる。さら
に、微粒子の移動速度ベクトルVlは、二重露光撮影の
時間々隔をtとすると、下記(3)式から求めることが
できる。
なわちヤング縞間隔dを測定し、この値を(1)式に代
入することによシ、スペックルの変位ベクトルu1が符
号を除いて求めることができる。また、変位ベクトルU
、を(2)式に代入することによシ、被測定流体1内に
混入した微粒子の移動utを求めることができる。さら
に、微粒子の移動速度ベクトルVlは、二重露光撮影の
時間々隔をtとすると、下記(3)式から求めることが
できる。
V t−u t / t ・・
・(3)このようにしてレーザ照射位置を任意に変えて
ネガの各点の流速を求めることによシ、被測定流体内の
流速の二次元流れ分布を求めることができる。
・(3)このようにしてレーザ照射位置を任意に変えて
ネガの各点の流速を求めることによシ、被測定流体内の
流速の二次元流れ分布を求めることができる。
ところが、上述した従来のスペックル写真方法では、シ
ート状レーザ光の照射方向成分の流速を求めることはで
きるが、レーザ光照射面に対して垂直方向成分の流速分
布を求めることができないため、三次元流れを求めるこ
とができない欠点がある。
ート状レーザ光の照射方向成分の流速を求めることはで
きるが、レーザ光照射面に対して垂直方向成分の流速分
布を求めることができないため、三次元流れを求めるこ
とができない欠点がある。
本発明は上記にかんがみ、被測定流体内部の流速分布を
スペックル写真法にょシ測定する場合に、レーザ光照射
面に対して垂直方向成分の流速分布を求めることにより
、三次元流れを求めることを目的とするものである。
スペックル写真法にょシ測定する場合に、レーザ光照射
面に対して垂直方向成分の流速分布を求めることにより
、三次元流れを求めることを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するため、スペックル写真法を
用いてスペックルパターンの像を互に直交する二方向か
ら同時に観測し、この観測より見られる二種類の二次元
流れから、被測定流体内部の三次元流れを測定するよう
にしたことを特徴とするものである。
用いてスペックルパターンの像を互に直交する二方向か
ら同時に観測し、この観測より見られる二種類の二次元
流れから、被測定流体内部の三次元流れを測定するよう
にしたことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
まず、本発明に係わる測定方法の一実施例を第4図ない
し第6図について詳述する。
し第6図について詳述する。
微粒子を懸濁させた被測定流体1(以下流体と称す)に
レーザ光2を照射すると、このレーザ光2は流体1内に
混入する微粒子3aにょシ散乱される。この散乱による
スペックルパターンの像は、散乱面abCdに対して垂
直方向に設置されたレンズ4Aを介して乾板5Aに二重
露光によシ撮影される。同時に前記散乱面abcdと直
角方向の散乱面a/ b’ c/ d/におけるスペッ
クルパターンの像は、レンズ4Bを介して乾板5Bに二
重露光により撮影される。
レーザ光2を照射すると、このレーザ光2は流体1内に
混入する微粒子3aにょシ散乱される。この散乱による
スペックルパターンの像は、散乱面abCdに対して垂
直方向に設置されたレンズ4Aを介して乾板5Aに二重
露光によシ撮影される。同時に前記散乱面abcdと直
角方向の散乱面a/ b’ c/ d/におけるスペッ
クルパターンの像は、レンズ4Bを介して乾板5Bに二
重露光により撮影される。
上記の二重露光撮影によυ見られる二つの乾板5A、5
Bを、第2図に示した方法で再生して解析することによ
り、第4図および第5図に示す二つの面abCd、 a
’ l)’ c’ d’ 内の流速分布をレーザビーム
径に相当した幅の領域内で二次元的に求めることができ
る。すなわち第5図に示すMNの各点において、”’j
座標平面とX−z座標平面の流速分布がえられることに
なる。
Bを、第2図に示した方法で再生して解析することによ
り、第4図および第5図に示す二つの面abCd、 a
’ l)’ c’ d’ 内の流速分布をレーザビーム
径に相当した幅の領域内で二次元的に求めることができ
る。すなわち第5図に示すMNの各点において、”’j
座標平面とX−z座標平面の流速分布がえられることに
なる。
上記MNの微小部分の任意点における三次元流れのベク
トルは第6図に示すとおりで、この図のX、Y、Z軸は
第5図の散乱面のX、’f、Z軸に対応する座標軸であ
る。ベクトルAを被測定流体の任意点の流速を示してい
ると仮定すると、前述のスペックル写真法によシニ種類
の流速Axy。
トルは第6図に示すとおりで、この図のX、Y、Z軸は
第5図の散乱面のX、’f、Z軸に対応する座標軸であ
る。ベクトルAを被測定流体の任意点の流速を示してい
ると仮定すると、前述のスペックル写真法によシニ種類
の流速Axy。
AXZがえられることになる。いま、ベクトルAとX、
Y、Z軸との作る角度をそれぞれα、β。
Y、Z軸との作る角度をそれぞれα、β。
γとすると、各軸上の正射影AX、A’/、AZは下記
(4)式で表わされる。
(4)式で表わされる。
式で表わされる。
l A l = A2x+A2y+ A” z
・・・(5)また、第6図よ’) AX+ A y
r A zは下記(6)式%式% すなわち、第2図と第3図に示す乾板5,5aの再生と
解析から上記(6)式のAXLAxz、ξ、およびξ2
が実測によ9求められるから、これらの値を上記(4)
(5)および(6)式に代入することにょシ、三次元流
れ(A、α、β、γ)の大きさを知ることが可能となる
。
・・・(5)また、第6図よ’) AX+ A y
r A zは下記(6)式%式% すなわち、第2図と第3図に示す乾板5,5aの再生と
解析から上記(6)式のAXLAxz、ξ、およびξ2
が実測によ9求められるから、これらの値を上記(4)
(5)および(6)式に代入することにょシ、三次元流
れ(A、α、β、γ)の大きさを知ることが可能となる
。
次に本発明に係わる測定方法の他の実施例を第7図につ
いて説明する。
いて説明する。
二種類の異った波長を有するシート状V−ザ光2A、2
Bを互に交差するように流体1に照射すると、流体1内
に混入する微粒子により散乱された光の面3A、3B(
第8図参照)がそれぞれ見られる。これらの散乱面3A
、3Bによるスペックルパターンの像は、その散乱面3
A、3Bに対して法線方向にそれぞれ設置されたフィル
タ11A。
Bを互に交差するように流体1に照射すると、流体1内
に混入する微粒子により散乱された光の面3A、3B(
第8図参照)がそれぞれ見られる。これらの散乱面3A
、3Bによるスペックルパターンの像は、その散乱面3
A、3Bに対して法線方向にそれぞれ設置されたフィル
タ11A。
11Bおよびレンズ4A、4Bを介して乾板5A。
5B上にそれぞれ二重露光によシ撮影される。前記フィ
ルタIIA、IIBは異った分光感度特性を有し、レー
ザ光2A、2Bのそれぞれの波長領域の光に対しては透
過するが、それ以外の波長の光に対しては透過しない性
質を持っている。このため乾板5A、5B上に記録され
るスペックルパターンの像は、二種類のレーザ光による
散乱光が互に干渉されずに独立して見られる。
ルタIIA、IIBは異った分光感度特性を有し、レー
ザ光2A、2Bのそれぞれの波長領域の光に対しては透
過するが、それ以外の波長の光に対しては透過しない性
質を持っている。このため乾板5A、5B上に記録され
るスペックルパターンの像は、二種類のレーザ光による
散乱光が互に干渉されずに独立して見られる。
上記のように二重露光によシ見られた二枚の乾板5A、
5Bを第2図に示した方法で再生し解析すれば、前記散
乱面3A、3B内の流速分布を求めることができる。す
なわち第8図に示す散乱面3A(X−z平面)、3B(
x−y平面)の広い範囲における流速分布を同時に測定
できるので、流体1の内部流れを立体的に求めることが
可能である。この場合、二つのシート状レーザ光2A。
5Bを第2図に示した方法で再生し解析すれば、前記散
乱面3A、3B内の流速分布を求めることができる。す
なわち第8図に示す散乱面3A(X−z平面)、3B(
x−y平面)の広い範囲における流速分布を同時に測定
できるので、流体1の内部流れを立体的に求めることが
可能である。この場合、二つのシート状レーザ光2A。
2Bの交差する微小部分■における各点では、上記x−
z、x−y平面の両方の成分の流速かえられる。したが
って、第6図に示す原理から単一ビームを使用した場合
と同様に、微小部分MNの各点における三次元流れを求
めることができる。
z、x−y平面の両方の成分の流速かえられる。したが
って、第6図に示す原理から単一ビームを使用した場合
と同様に、微小部分MNの各点における三次元流れを求
めることができる。
次に本発明に係わる測定装置の一実施例について説明す
る。
る。
第9図において、2a、2bは一組のV−ザ発振器(図
示せず)から発振された単一ビームまたは異なる波長を
有するレーザ光、12A、13Aおよび12B、13B
は焦点距離の異なる一対のシリンドリカルVンズ、14
A、14BはシリンドリカルVンズ13A、13Bにそ
れぞれ対向し、かつ微小角度回転するように設けられた
ミラー、15A、15BはフィルタIIA、IIB、
ミラー4A、4Bおよび乾板5A、5Bをそれぞれ備
え、かつ流体1内の両散乱面3A、3Bに対し、それぞ
れ法線方向に、しかも等距離に配置されたカメラでおる
。その一方のカメラ15Aはモータ16Aを介して駆動
される回転テーブル17Aによ90丁方向に回転される
と同時に、モータ18A。
示せず)から発振された単一ビームまたは異なる波長を
有するレーザ光、12A、13Aおよび12B、13B
は焦点距離の異なる一対のシリンドリカルVンズ、14
A、14BはシリンドリカルVンズ13A、13Bにそ
れぞれ対向し、かつ微小角度回転するように設けられた
ミラー、15A、15BはフィルタIIA、IIB、
ミラー4A、4Bおよび乾板5A、5Bをそれぞれ備
え、かつ流体1内の両散乱面3A、3Bに対し、それぞ
れ法線方向に、しかも等距離に配置されたカメラでおる
。その一方のカメラ15Aはモータ16Aを介して駆動
される回転テーブル17Aによ90丁方向に回転される
と同時に、モータ18A。
20Aを介してそれぞれ駆動されるテーブル19A。
21Aによpx、z方向に移動される。他方のカメラ1
5Bもカメラ15Aとはソ同様な構造がらなシ、θ2方
向に回転されると同時にX、Y方向に移動される。
5Bもカメラ15Aとはソ同様な構造がらなシ、θ2方
向に回転されると同時にX、Y方向に移動される。
本実施例は上記のような構成がらなシ、レーザ光2a、
2bldシリンドリ力ルレンズ12人。
2bldシリンドリ力ルレンズ12人。
13Aおよび12B、13Bにょシ、それぞれ一定幅の
シート状レーザ光2A、2Bとされた後、ミラー14A
、14Bを介して流体1に交差するように照射される。
シート状レーザ光2A、2Bとされた後、ミラー14A
、14Bを介して流体1に交差するように照射される。
この照射にょシ流体1内に混入する微粒子によって散乱
面3A、3Bがえられる。これらの散乱面3A、3Bに
よるスベクタルパターンの像は、カメラ15A、15B
にょυ同時に撮影される コノ場合、ハルスレーザ光をダブルパスル光トして発光
させれば、乾板上に直接スペックルパターンを二重露光
撮影させることができる。さらに、ミラー14A、14
Bの回転角度およびカメラ15A、15Bの位置(X、
Y、Z、θ!、θ8)を任意に自動調整することにより
、第8図に示す三次元流れの測定部を変えて測定を繰返
すことが可能である。
面3A、3Bがえられる。これらの散乱面3A、3Bに
よるスベクタルパターンの像は、カメラ15A、15B
にょυ同時に撮影される コノ場合、ハルスレーザ光をダブルパスル光トして発光
させれば、乾板上に直接スペックルパターンを二重露光
撮影させることができる。さらに、ミラー14A、14
Bの回転角度およびカメラ15A、15Bの位置(X、
Y、Z、θ!、θ8)を任意に自動調整することにより
、第8図に示す三次元流れの測定部を変えて測定を繰返
すことが可能である。
第10図は本発明に係わる測定装置の他の実施例を示す
もので、V−ザ発振器22A、22Bによシ発振される
異なる波長を有する連続発振V−ザを用いる場合でおる
。同図の符号のうち、第9図と同一符号は同一または該
当する部分を示すものとする。
もので、V−ザ発振器22A、22Bによシ発振される
異なる波長を有する連続発振V−ザを用いる場合でおる
。同図の符号のうち、第9図と同一符号は同一または該
当する部分を示すものとする。
本実施例は、7リンドリカルレンズ13A。
13Bとミラー14A、14Bのそれぞれの間に、固定
ミラー23A、23Bおよび高周波で振動するガルバー
(図示せず)に取付けられた可動ミラー24A、24B
をそれぞれ設けた点が前記実施例(第9図)と異なシ、
その他の構成−は同一でおるから説明を省略する。
ミラー23A、23Bおよび高周波で振動するガルバー
(図示せず)に取付けられた可動ミラー24A、24B
をそれぞれ設けた点が前記実施例(第9図)と異なシ、
その他の構成−は同一でおるから説明を省略する。
上記可動ミラー24A、24Bは軸OPおよび軸Q几を
それぞれ中心として可動され、この振れ角ηと流体1・
\のV−ザ光照射位置との関係は第11図に示すとおシ
である、同図の破線で示す領域は、レーザ光が固定ミラ
ー14A、14Bから外れる範囲であるから、流体1に
V−ザ光は照射されない。可動ミラー24A、24Bの
振れ角度ηをη凰からη2に変更させた後、さらにη2
がらη■に変更セせると、流体1にはシート状レーザ光
が二度走査されて照射されることになる。このように可
動ミラー24A、24Bを同一時間でHJ動さぜること
にょシ、前述のパルスレーザ光を用いたスペックル写真
法を行r)場合と同様に三次元流れを測定することがで
きる。
それぞれ中心として可動され、この振れ角ηと流体1・
\のV−ザ光照射位置との関係は第11図に示すとおシ
である、同図の破線で示す領域は、レーザ光が固定ミラ
ー14A、14Bから外れる範囲であるから、流体1に
V−ザ光は照射されない。可動ミラー24A、24Bの
振れ角度ηをη凰からη2に変更させた後、さらにη2
がらη■に変更セせると、流体1にはシート状レーザ光
が二度走査されて照射されることになる。このように可
動ミラー24A、24Bを同一時間でHJ動さぜること
にょシ、前述のパルスレーザ光を用いたスペックル写真
法を行r)場合と同様に三次元流れを測定することがで
きる。
以上説明したように本発明によれば、被d11]定流体
内部の流速分韮をスペックル写真法により測定する場合
に、レーザ光照射面に対して垂直方向成分の流速分布を
求めることにより、三次元流れを求めることができる。
内部の流速分韮をスペックル写真法により測定する場合
に、レーザ光照射面に対して垂直方向成分の流速分布を
求めることにより、三次元流れを求めることができる。
また、被測定流体内の二次元流れを二つの断面で、同時
に測定できるから流速を立体的に求めることができる。
に測定できるから流速を立体的に求めることができる。
第1図は従来の流体内部の流速測定方法を示す説明図、
第2図は乾板の再生方法を示す説明図、K3図はヤング
縞の観測例を示す図、第4図は本発明に係わる流体内部
の流速測定方法の一実施例を示す説明図、第5図および
第6図は同実施例のレーザ光による散乱面を示す図およ
び三次元流れのベクトル図、第7図は本発明に係わる流
速測定方法の他の実施例を示す説明図、第8図は同実施
例のレーザ光による散乱を示す図、第9図および第1θ
図は本発明に係わる流速測定装置の各実施例を示す説明
図、第11図は同実施例の可動ミラーの振れ角とレーザ
照射位置との関係を示す図である。 1・・・被測定流体、2,2A、2B・・・レーザ光、
3a、3A、3B・・・散乱面、4A、4B・・・レン
ズ、5A、5B・・・乾板、IIA、IIB・・・フィ
ルター、12A、13A、12B、13B・・・シリン
ドリカルレンズ、14A、14B、24A、24B・・
・可動ミラー、15A、15B・・・カメラ、23A。 23B・・・固定ミラー。 A、 。二 −7) 第1 (2) 陥30 y!14図 第5 図 名6 図 第 ’ta 5八 第3 図 第9 図 1δ八 2A
第2図は乾板の再生方法を示す説明図、K3図はヤング
縞の観測例を示す図、第4図は本発明に係わる流体内部
の流速測定方法の一実施例を示す説明図、第5図および
第6図は同実施例のレーザ光による散乱面を示す図およ
び三次元流れのベクトル図、第7図は本発明に係わる流
速測定方法の他の実施例を示す説明図、第8図は同実施
例のレーザ光による散乱を示す図、第9図および第1θ
図は本発明に係わる流速測定装置の各実施例を示す説明
図、第11図は同実施例の可動ミラーの振れ角とレーザ
照射位置との関係を示す図である。 1・・・被測定流体、2,2A、2B・・・レーザ光、
3a、3A、3B・・・散乱面、4A、4B・・・レン
ズ、5A、5B・・・乾板、IIA、IIB・・・フィ
ルター、12A、13A、12B、13B・・・シリン
ドリカルレンズ、14A、14B、24A、24B・・
・可動ミラー、15A、15B・・・カメラ、23A。 23B・・・固定ミラー。 A、 。二 −7) 第1 (2) 陥30 y!14図 第5 図 名6 図 第 ’ta 5八 第3 図 第9 図 1δ八 2A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、微粒子を懸濁させた流体内部にレーザ光を照射し、
前記微粒子によるV−ザ光の散乱によシ生ずるスペック
パターンを、二重露光撮影の時間々隔およびスペックル
パターンの移動量から流体内の流速を測定する方法にお
いて、前記スペックルパターンの像を互に直交する二方
向から同時に観測し、この観測よシ見られる二種類の二
次元流れから、前記流体内部の三次元流れを測定するよ
うにしたことを特徴とする流体内部の流速測定方法。 2、二種類の単一ビームまたは異なる波長のシート状V
−ザ光を被測定流体に対し互に交差させて同時に照射し
、この照射によシ生ずる二種類のスペックパターンの像
をそれぞれ観測して、二次元流れを二つの断面で同時測
定するようにすると共に、前記レーザ光の交差部付近の
三次元流れを測定するようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の流体内部の流速測定方法。 3、単一ビームまたは異なる波長のV−ザ光を発する一
組のレーザ発振器と、これらの発振器からのレーザ光を
それぞれ一定幅のシート状V−ザ光と−j−6−組のシ
リンドリカルレンズと、微小角度回転可能に設けられ、
前記両シート状レーザ光を被測定流体に交差するように
照射する一組のミラーと、フィルタ、ミラーおよび乾板
を備え、かつ被測定流体内の両敗乱面に対し、それぞれ
法線方向に、しかも等距離に配置した一組のカメラとか
らなり、前記両散乱面によるスペックトルパターンの像
を一組のカメラの各乾板上に二重露光撮影させるように
したことを%徴とする流体内部の流速測定装置。 4、上記シリンドリカA−L/ンズとミラーとの間に、
固定ミラーおよび可動ミラーを設置したことを特徴とす
る特許請求の範囲第3項記載の流体内部の流速測定装置
。 5、上記−組のカメラのうち、一方のカメラをX、2両
座標軸方向に移動可能に、かつY座標軸方向に回転可能
にそれぞれ設けると共に、他方のカメラをX、Y両座標
軸方向に移動可能に、かつZ座標軸に回転可能にそれぞ
れ設けたことを特徴とする特許請求の範囲第3項または
第4項記載の流体内部の流速測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8740883A JPS59214772A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 流体内部の流速測定方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8740883A JPS59214772A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 流体内部の流速測定方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59214772A true JPS59214772A (ja) | 1984-12-04 |
Family
ID=13914046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8740883A Pending JPS59214772A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 流体内部の流速測定方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59214772A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284665A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-15 | Agency Of Ind Science & Technol | レ−ザドツプラ流速計 |
JPS63214238A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-06 | 藤居 良子 | 血流分布表示装置 |
JPS6437931A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-08 | Hitoshi Fujii | Apparatus for displaying blood stream distribution |
JPH01124437A (ja) * | 1987-11-07 | 1989-05-17 | Hitoshi Fujii | 血流モニタ装置 |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP8740883A patent/JPS59214772A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284665A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-15 | Agency Of Ind Science & Technol | レ−ザドツプラ流速計 |
JPH0310908B2 (ja) * | 1985-06-11 | 1991-02-14 | Kogyo Gijutsuin | |
JPS63214238A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-06 | 藤居 良子 | 血流分布表示装置 |
JPH0528133B2 (ja) * | 1987-03-03 | 1993-04-23 | Fujii Ryoko | |
JPS6437931A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-08 | Hitoshi Fujii | Apparatus for displaying blood stream distribution |
JPH01124437A (ja) * | 1987-11-07 | 1989-05-17 | Hitoshi Fujii | 血流モニタ装置 |
JPH0528134B2 (ja) * | 1987-11-07 | 1993-04-23 | Fujii Ryoko |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7006132B2 (en) | Aperture coded camera for three dimensional imaging | |
US20190323937A1 (en) | Method for determining the average particle size of particles which are suspended in a liquid and flowing medium, by means of dynamic light scattering, and a device therefore | |
EP0091318B1 (en) | A method of measuring velocity gradients in a flowing medium and apparatus for carrying out the method | |
EP0396257A1 (en) | Method and apparatus for measuring the velocity of a fluid | |
JP2007071584A (ja) | デジタルホログラフィを利用した変位分布計測方法及び装置 | |
JP2007113974A (ja) | 位相シフトデジタルホログラフィ法を用いた歪計測方法および歪計測装置 | |
JPS59214772A (ja) | 流体内部の流速測定方法およびその装置 | |
JP3211825B1 (ja) | 微小気泡及び微小液滴の径及び分布等の測定方法と装置 | |
JPH11326008A (ja) | 流体中の粉体の3次元空間分布の立体像および当該分布の3次元移動速度分布の簡易再構築装置 | |
CN108593528A (zh) | 基于激光干涉的非球形粗糙粒子形状和尺寸测量方法 | |
RU1340313C (ru) | Способ определени характеристик дисперсных сред | |
JPH01242033A (ja) | 計測内視鏡装置 | |
JPS63218827A (ja) | 光スペクトル検出装置 | |
JPH0233100B2 (ja) | ||
JP3916991B2 (ja) | 圧子形状測定器 | |
RU2042920C1 (ru) | Устройство для определения рельефа поверхности объекта | |
JPS63222238A (ja) | 空間内を移動する複数個の物体の速度、大きさ、濃度の一つ以上を測定する装置 | |
JPS6386429A (ja) | X線マスクのひずみ測定法 | |
JPS59222708A (ja) | スペツクル写真の解析装置 | |
KR960015053B1 (ko) | 평면도 측정장치 | |
JPS6319535A (ja) | 液中微粒子の評価装置 | |
JPH02256086A (ja) | コピーホログラム作成方法 | |
JPH07120489A (ja) | 流体速度測定方法 | |
JPS6076625A (ja) | 遠隔振動検出装置 | |
Tiziani | Measurement of small movements and vibrations by laser photography |