JPS5921476Y2 - 押釦スイッチ装置 - Google Patents

押釦スイッチ装置

Info

Publication number
JPS5921476Y2
JPS5921476Y2 JP7747478U JP7747478U JPS5921476Y2 JP S5921476 Y2 JPS5921476 Y2 JP S5921476Y2 JP 7747478 U JP7747478 U JP 7747478U JP 7747478 U JP7747478 U JP 7747478U JP S5921476 Y2 JPS5921476 Y2 JP S5921476Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
recess
switch
elastic body
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7747478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54178086U (ja
Inventor
健三 中川
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP7747478U priority Critical patent/JPS5921476Y2/ja
Publication of JPS54178086U publication Critical patent/JPS54178086U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5921476Y2 publication Critical patent/JPS5921476Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動販売機その他の機器に装備される押釦
スイッチ装置に関し、特に寒冷期においても内部氷結の
おそれがなく円滑で的確な作動状態が確保できるように
工夫されたものである。
周知のようにタバコ販売機等において横取される押釦ス
イッチ装置は、第1図示の如く販売機ケース側に取付け
られる受ケース1と、このケース1に対し進退自在とさ
れたスイッチ作動軸つき押釦4と、スイッチ5とを有し
、この押釦4を押して背部のスイッチ5を応動させるの
であるが、この場合、押釦4の進退のためのスペースを
必要とするのが一般的であって、このスペースは押釦4
の背面と受ケース1に形成された凹部の奥面との間の空
間Sとして形成されている。
このようなものでは押釦4の外周間隙Cを介して外気及
び雨水a等が浸入し前記空間S内に溜り勝ちとなり、こ
うなると特に寒冷時には溜った水滴及び雨水aが凍結し
これによって押釦4が全く動けず操作ができなくなる問
題があったもので、これは自動販売機のように常に外部
に放置されるものに多く発生するものであってここにそ
の解決策が要望されているのが現状である。
そこで第2図に示すように、押釦4の外周面4aと受ケ
ース1の凹部7の内周面7aとの間隙Cを小さクシ、押
釦4の背面4bと凹部7の奥面7bとの間隙にゴム等の
弾性体8を介在させることが考えられる。
この弾性体8は押釦4の突出復帰作用をすると共に、間
隙Sを閉鎖して雨水等の浸入を防止し得るが、押釦4の
外周面4aと凹部7の内周面7aとの間の間隙Cは閉鎖
し得す、この間隙Cは僅少であっても外気及び雨水は浸
入するので、確実な凍結防止は困難となる。
この問題は外周面4aと凹部内周面7aとの間に環状シ
ール材を介在させるだけでは解決困難である。
それは環状シール材の挿入が困難で且つ押釦4の操作に
より抜出すためであり、且つ部品点数も多くなる。
本考案は、このような問題点に鑑み、押釦の復帰作用を
する弾性体に、押釦の外周面と受ケースの凹部の内周面
との間の間隙を埋める密閉シール環部を一体突設させる
ことにより、外気及び雨水の浸入を確実に防止し、組立
てが容易で抜出すことのないようにした押釦スイッチ装
置を提供することを目的とするもので、その特徴とする
処は、軸方向の摺動によりスイッチを作動するスイッチ
作動軸の一端に押釦を設け、前記スイッチ作動軸を支持
する受ケースに押釦が出没可能な凹部を形成し、この凹
部と押釦の背面との間に押釦を突出させる弾性体を設け
た押釦スイッチ装置において、前記押釦の外周面と凹部
の内周面との間隙を埋めるべく、前記弾性体の外周部か
ら密閉シール環部が一体突設されている点にある。
以下11図示する具体例について説明する。
第3図は自動販売機についての一例を示し、同販売機ケ
ース(図示省略)の前面には、後向きに先細段付筒状と
した樹脂製の受ケース1が外周に突設した取付座1aに
よって取付けられている。
受ケース1は前面開放状の凹部7を有し、1bは前部の
開口部、1Cは凹部7の背壁を形成すべく段付個所に一
体形成した中間スラスト壁、1eは中央に摺動口1dを
備えた後部スラスト壁を夫々示す。
受ケース1内には、摺動口1d内を軸方向に摺動するス
トッパ2,2つきスイッチ作動軸3が支持され、同軸3
前端に組着した押釦4は凹部7内に出没可能に配置され
、スイッチ作動軸3の後端に丁度応動スイッチ5が内部
から対向している。
6は押釦4と受ケース1の凹部7との間に介装された弾
性体で、押釦4の背面4bと凹部7の背面7bとの間の
間隙を埋めた釦復帰部6aと、この釦復帰部6aの外周
部から前方へ一体突設された密閉シール環部6bとを有
しており、この密閉シール環部6bは押釦4の外周部4
aと凹部7の内周面7aとの間の間隙を埋めている。
前記押釦4の外周面4aと凹部7の内周面7aとの間の
間隙は、従来装置よりも大きく形成されており、これに
よって密閉シール環部6bの肉厚を厚くできるようにし
ている。
前記弾性体6は釦復帰部6aがスイッチ作動軸3を押動
するための押釦4の凹部7への没入を許容し、且つ第3
図に示す復帰位置への弾発を行なうと共に、密閉シール
環部6bで押釦4と凹部7との間への外気及び雨水の浸
入を、凹部7の開口先端で阻止している。
また、弾性体6は釦復帰部6aと密閉シール環部6bと
が一体成形されていることにより、密閉シール環部6b
と外周面4a又は内周面7aとの間に雨水が浸入してき
ても、押釦4の押動によって釦復帰部6aが圧縮変形す
ると、密閉シール環部6bが釦復帰部6a側から膨張す
るように変形されるので、浸入してきた雨水を外方へ押
出すことができる。
以上詳述したこの考案によれば、押釦4の外周面4aと
受ケース1の凹部7の内周面7aとの間隙を埋めるべく
、弾性体6の外周部から密閉シール環部6bが一体突設
されているので、受ケース1の凹部7と押釦4の間隙か
らの外気・雨水の浸入を確実に防止でき、よって寒冷期
においても装置内で凍結によるスイッチ作動不能を起す
ようなことはなく、また、密閉シール環部6bは押釦4
を突出復帰させる弾性体6に一体突出により形成してい
るので、密閉シール環部6bの製作及び装置内への組込
みが容易であり、抜出すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す断面図、第2図は比較例を示す
断面図、第3図はこの考案の具体例を示す断面図である
。 1・・・・・・受ケース、3・・・・・・スイッチ作動
軸、4・・・・・・押釦、4a・・・・・・外周面、6
・・・・・・弾性体、6a・・・・・・釦復帰部、6b
・・・・・・密閉シール環部、7・・・・・・凹部、7
a・・・・・・内周面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向の摺動によりスイッチ5を作動するスイッチ作動
    軸2の一端に押釦4を設け、前記スイッチ作動軸2を支
    持する受ケース1に押釦4が出没可能な凹部7を形成し
    、この凹部7と押釦4の背面7bとの間に押釦4を突出
    させる弾性体6を設けた押釦スイッチ装置において、前
    記押釦4の外周面4aと凹部7の内周面7bとの間隙を
    埋めるべく、前記弾性体6の外周部から密閉シール環部
    6bが一体突設されていることを特徴とする押釦スイッ
    チ装置。
JP7747478U 1978-06-07 1978-06-07 押釦スイッチ装置 Expired JPS5921476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7747478U JPS5921476Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 押釦スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7747478U JPS5921476Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 押釦スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178086U JPS54178086U (ja) 1979-12-15
JPS5921476Y2 true JPS5921476Y2 (ja) 1984-06-25

Family

ID=28993704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7747478U Expired JPS5921476Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 押釦スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5921476Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54178086U (ja) 1979-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5921476Y2 (ja) 押釦スイッチ装置
JPS63126163U (ja)
JPH067547Y2 (ja) プッシュ式スイッチ
JPS5932753B2 (ja) 小型プツシユボタン装置
JPS62102216U (ja)
JPH0257525U (ja)
JPS6429728U (ja)
JPH0311454Y2 (ja)
JPH035496Y2 (ja)
JPH0280175U (ja)
JPS5927207Y2 (ja) 口紅ケ−ス
JPS5833008Y2 (ja) ブレ−キ倍力装置
KR0127488Y1 (ko) 에어벤트가 내설된 트립노브커버
JPS6130381Y2 (ja)
JPH0345893Y2 (ja)
JPH0320983Y2 (ja)
JPH038983B2 (ja)
JPH0119782Y2 (ja)
JPS5810534Y2 (ja) 電気掃除機用ホ−ス接続装置
JPH03127888U (ja)
JPS6237799Y2 (ja)
JPS6215084Y2 (ja)
JPS6168931U (ja)
JPH01150334U (ja)
JPH02117620U (ja)