JPS59213738A - 水発泡用樹脂コンパウンド及びその製造方法 - Google Patents

水発泡用樹脂コンパウンド及びその製造方法

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JPS59213738A
JPS59213738A JP58087534A JP8753483A JPS59213738A JP S59213738 A JPS59213738 A JP S59213738A JP 58087534 A JP58087534 A JP 58087534A JP 8753483 A JP8753483 A JP 8753483A JP S59213738 A JPS59213738 A JP S59213738A
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鈴木 重政
Toshiyuki Takai
俊之 高井
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性樹脂の新規な水発泡用樹脂コンパウン
ド及びその製造方法に関し、さらに詳しくは水性媒体を
発泡剤として用いて発泡成形品にすることのできる熱可
塑性樹脂コンパウンド及びその製造方法に関する。
熱可塑性樹脂発泡体の製造方法としては、従来から、−
加熱により分解して窒素ガスや炭酸ガスを発生ブる加熱
分解型の発泡剤や低沸点の液体又は液化ガスを熱可塑性
樹脂と共に加圧下に溶融混練した後圧力を下げて発泡さ
せる方法がとられている。しかしながら、加熱分解型の
発泡剤の場合には、分解残渣が伴ない樹脂蛯泡体の着色
や悪臭の原因となり、また発泡のコントロールも困難で
ある。他方、低沸点の液体又は液化ガスを発泡剤として
用いる場合には、発泡性ビーズ及び発泡体の貯蔵中或い
は発泡工程中における発泡剤の引火性、爆発性、衛生性
などの危険を伴ない、取扱上問題がある。
本発明者らは上記の如き欠点のない熱可塑性樹脂発泡体
及びその製造方法について鋭意研究を行なった結果、親
水性固体微粉末で被覆した樹脂粉粒体の部分的に融着し
た多孔性集合塊からなる樹脂コンパウンドを用いれば、
熱可塑性樹脂を水性媒体により簡単に発泡することがで
きることを見い出し本発明を完成するに至った。
しかして、本発明によれば、熱可塑性樹脂粉粒体と、該
樹脂粉粒体の表面に露出した状態で部分的に埋め込まれ
た該樹脂粉粒体の溶融温度では実質的に溶融しない親水
性固体微粉末とからなる親水性固体微粉末で被覆された
熱可塑性樹脂粉粒体の部分的に融着した多孔性集合塊よ
りなる水蒸気の吸着率が0.05%以上の水発泡用樹脂
コンパウンドが提供される。
本発明によればさらに、熱可塑性樹脂100用量部及び
該樹脂の溶融温度では実質的に溶融しない親水性固体微
粉末30〜250重量部からなる度以上の温度に加熱し
つつ高速で混合し、該親水性固体微粉末で被覆された該
熱可塑性樹脂粉粒体の部分的に融着した多孔集合塊が生
成した時点で、直ちに冷却固化づることを特徴とする水
蒸気の吸着が0.05%以上の水発泡用樹脂コンバンド
の製造方法が提供される。
本発明により提供される上記の樹脂コンパウンドは、−
後述する如く、水性媒体で処理した後、例えばノンベン
トの押出機の中で、該水性媒体の蒸発が実質的に抑制さ
れた加圧条件下に溶融混練し、押出して該加圧状態から
開放し、発泡固化させることにより、樹脂発泡体とする
ことができる。
水は比較的低沸点の液体であるから理論的には熱可塑性
樹脂の発泡剤となりうる物質であるが、一般に疎水性で
ある樹脂とはなじみが悪く、樹脂に配合する充填剤は乾
燥して水分を除いた後に使用する程である。したがって
、従来、水を樹脂の発泡剤として使用することは到底考
えられなかったことである。しかして、本発明の樹脂コ
ンパウンドを使用することによりこれが可能になったと
いうことは従来技術からは全く予想し得なかったことで
あり、画期的なことである。
本発明の光取用樹脂コンパウンドは水性媒体を発泡剤と
して使用するので、前述の加熱分解型の発泡剤のような
発熱を伴う発泡とは異なり、比較的高温且つ高速での溶
融押出しが可能となり、高品質の樹脂発泡体を高い生産
性で製造することができる。しかも、本発明の水発泡用
樹脂コンパウンドを用いれば、加熱分解型の発泡剤を用
いた樹脂発泡体のように樹脂が着色したり悪臭を発生す
るような分解残渣が生ずるようなことがなく、また、本
発明で用いる水性媒体は従来の低沸点の液体や液化カス
のように引火性、爆発性、衛生性等においても全く危険
がなく、クリーンで取扱の容易な発泡剤である。従って
、本発明の樹脂コンパウンドは熱可塑性樹脂発泡体の!
!i!造用として工業上極めて有利である。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において使用される熱可塑性樹脂は特に制限はな
く、従来から各種のプラスチック成形に使用されている
ものはいずれも使用可能であり、例えば、高密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、石油樹脂などのオレフィン系樹脂;ポ
リブタジェン−、ポリイソプレンなどのジエン系樹脂;
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリチン
、ポリビニルアルコール等のビニル系樹脂:ポリメタク
リル酸メチルなどのアクリル系樹脂;ポリスチレン、ア
クリル−スチレン共重合体、アクリル−ブタジェン−ス
チレン共重合体などのスチレン系樹脂;ナイロン−6、
−66、−12などのポリアミド系樹脂;ポリエチレン
テレフタレートなどのポリエステル系樹脂が包含される
。これらはそれぞれ単独で使用することができ、或いは
2種又はそれ以上ブレンドして用いることもできる。
一方、上記樹脂と組合わせて使用される親水性固体微粉
末はそれ自体親水性であるが又は親水化処理により親水
性か付与された有機又は無機の物質からなる。
また、本発明において使用する親水性固体微粉末は、こ
れと組合わせて使−t−gれる樹脂粉粒体の溶融温度で
は実質的に溶解せず、しかも望ましくは水性媒体によっ
て膨張湿潤することがあっても、容易には溶解しないも
のから選ばれる。すなわち、水に対づ゛る溶解度が25
℃で一般に10 g/l以下、好ましくは5g/l以下
のものが有利に使用される。
しかして、本発明で好適に使用しうる親水性固体微粉末
としては、例えば、殿粉、小麦粉などの穀物粉;木粉な
どの植物体粉末;尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂などの親水性樹脂粉末:鉄、アルミニウムなどの金
属の粉末;タルク、クレー、炭酸カルシウム、シリノコ
1アルミナ、ガラス粉などの無機質粉末等が挙げられる
これらの固体微粉末はそれ自体でも充分な親水性を有し
ているが、さらに、これらの微粉末の表面の水に対する
ヌレをさらによくする物質(以下これを表面活性剤とい
う)、例えば、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸モノ
グリセロイド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
などの非イオン界面活性剤:脂肪酸アミド、脂肪酸金属
塩、アルキルサルフェート型、アルキルホスフェート型
などのアニオン界面活性剤;アンモニウム塩などのカチ
オン界面活性剤;脂肪酸;ポリエチレンクリコール、ポ
リプロピレングリコール、グリセリンなどの多価アルコ
ール類;ポリエチレングリコールジエチルエーテルなど
のエーテル類;ポリビニルアルコール等、或いはこれら
の混合物で表面処理することによって、さらに親水性を
高めると共に樹脂と微粉末との親和結合性を向上させる
ことができる。
また、疎水性の物質であっても、例えば、上記の如き界
面活性剤、或いはポリビニルアルコール、脂肪酸、多価
アルコール類、エーテル類などの親水性物質で表面処理
して親水性を付与ずれば、前記の親水性物質と同様に使
用することができる。
以上に述べた親水性固体微粉末はそれぞれ単独で又は2
種もしくはそれ以上組合わせて使用することができる。
本発明においては特に平均粒径が1〜15ミクロンのタ
ルク、炭酸カルシウム、クレー、シリカ及びアルミナが
好適に用いられる。
また、上記親水性固体微粉末の一部、一般には該固体微
粉末の全使用量の20重量%まで、好ましくは10重間
%以下を、例えばバルブ、綿、絹、麻、羊毛、合成m維
、再生繊維などの有機短繊維、或いはガラス繊維、炭素
繊維、アスベストなどの無機短繊維によって代替するこ
ともできる。これらの短繊維の併用により、発泡体の機
械的強度を著るしく向上させることができる。
本発明で使用づる親水性固体微粉末の粒度は厳密に制限
されるものではなく、所望とする発泡の程度、樹脂の種
類、発泡体に要求される物性等に応じて広範に変えるこ
とができるが、一般には平均粒径が100ミクロン以下
、好ましくは0.1〜50ミクロンの範囲、ざらに好ま
しくは0.5〜30ミクロンの範囲にあることが適当で
ある。
なお、上記した如き短繊維を併用する場合には、繊維長
は一般に1Qmm以下、好ましくは5mm以下であり、
また、繊維径は一般に100ミクロン以下、好−ましく
は1〜50ミクロンの範囲にあることが好適である。
以上に述べた熱可塑性樹脂と親水性固体微粉末とから、
親水性固体微粉末で被覆された熱可塑性樹脂粉粒体(以
下これを「複合樹脂粉粒体」と呼ぶことがある)を調製
するに際して、該固体微粉末は樹脂粉粒体の表面に露出
した(表出した)状態で付着埋設されることが重要であ
る(しかし勿論、樹脂粉粒体はさらにその内部にも該固
体微粉末を分散含有していてもよい)。樹脂粉粒体に付
着埋設される固体微粉末の量は、各樹脂粉粒体の表面が
大部分該表出した固体微粉末で覆われ、倍率300倍の
電子顕微鏡で観察した場合、樹脂粉粒体の下地が殆んど
確認されないような量とするのが望ましい。
しかもこのように表出した親水性固体微粉末で被覆され
た樹脂粉粒体は多数集合し、個々の粉粒体が相互に部分
的に融着して多孔性塊を形成していることが重要である
。かかる多孔性集合塊は水性媒体で処理したとき、水性
媒体を安定に付着保持づ−るものでなければならず、従
って、該多孔性集合塊は水蒸気の吸着率が少なくとも0
.05%、好ましくは0.3%以上であることが非常に
望ましい。ここで、「水蒸気の吸着率」とは、湿度25
℃、相対湿度30%、圧力1atlllの恒温恒湿室に
24時間保持した後のW19の多孔性集合塊を、湿度1
05℃、水蒸気圧1.2atmの密閉雰囲気中に1時間
保持した後、取り出してr紙上に3分間放置し、次いて
105℃の乾燥炉に3分間置き、直ちに秤量し、その星
をWeQとした場合次式により算出される値をいう。
上記多孔性集合塊の大きさは重要ではなく任意の大きさ
であることができるが、取扱及び後述の溶融混線の容易
さ等の観点からすれば、一般に0.1〜20m1ll、
好ましくは0.3〜5+u+の粒度範囲のものが適当で
ある。従って、これより大きいものは粉砕機、混合機な
どで上記範囲の粒度にした後使用するのが好ましい。
このような多孔性集合塊を調製するための1つの有ツノ
な方法としては、前述した熱可塑性樹脂及び親水性固体
微粉末を高速(渦流)混合ミキサー、例えばヘンシェル
ミキサー(三井三池製作所製)、スーパーミキサー(角
田製作所製)などの混合槽中で、該熱可塑性樹脂の溶融
温度以上の湿度に加熱しながら高速混合する方法がある
。樹脂の加熱は混合槽ジャケットに蒸気または油を循環
する方法や混合摩擦発熱による方法などによって行われ
る。
高速回転での加熱皿台において、樹脂力くを容8狙)湿
度に達し溶解しはじめると、ミキサーの)昆合回転力に
対する抵抗か急激に増加し、ミキサーのモーターの回転
抵抗(又は電流)が乱高下する。この乱高下状態での高
速混合は一般に、モーターの回転抵抗(又は電流)が乱
高下して増加しくまじめる時点から、約50〜約250
秒間、好ましく【よ摩970〜約200秒間継続するの
がat笥1合である。
高速混合ミキサー混合槽中の樹脂の溶ば負温度以上での
樹脂の形状変化は、樹H’tiのみの7Jl]宍ハ混合
の場合には樹脂相互の融着が起す−イ本の軟0もち1六
となるkけであるが、本発明の場合(こ(ま、固体微粉
末間樹脂表面に付着して樹脂相互のa着カへ防止されつ
つ樹脂の変形がなされるσ〕で、上式己の場合様子が異
なる。すなわち、 (1)樹脂の溶融変形が始り混合回転電動機電流が乱高
下しつつ増加し始めるまで(よ、樹l旨力(ペレット状
又は粉状のいずれの形態で供給された力)Iこかかわら
ず、樹脂は相互に融着せず、単に樹脂と固体微粉末が混
合分散されているに過ぎない。
(2)しかし次第に樹脂は溶融変形して、扁平状の薄片
状となり、順次引きちぎられて細い薄片の粉粒状となる
。と同時に固体微粉末粒子は該粉粒状の樹脂表面に付着
し部分的に埋め込まれ、樹脂の細い薄片状粉粒体表面は
微粉末によって被覆される。
(3〉さらに樹脂表面への固体微粉末粒子の付着が進み
、樹脂表面を?J!覆した固体微粉末間から滲出した溶
融樹脂により、及び/又は遊離の樹脂の細片を介して及
び/又は、固体微粉末が付着していない微小な表出面な
どにおいて前記固体微粉末で被覆された樹脂粉粒体が相
互に部分的に融着し合って多孔性集合塊を形成する。
く4)この時点で、該多孔性集合塊を混合槽外に放出し
、水を散布し及び/又は空気を吹付け、必要により低速
で回転して冷却固化する。或いは混合槽ジャケットに冷
却水を通し且つ空気を吹付ければ混合槽内でも冷却固化
させることカーでき、これによって、本発明の多孔性集
合塊よりなる樹1旨コンパウンドが得られる。
本発明に用いる混合装@lま高iI?昆合ミキυ−−(
こ限定されるものでなく、上記で説明したと同1革の機
能をもつ混@機であれば伺れを使用してもよ(1゜しか
して、現在容易に入手できる機器のなh)で高速混合ミ
キサーはそのまま使用か回内しであり使用される率が高
いが、他の混合機例えlfリボンブレンターを改造して
強い高回転ノコをも1.:けIt if +司4翁に使
用することができる。
上記混合ミキサーに仕込むときの13可塑性樹ll旨に
対J”る親水性固体微粉末の割合tま、該樹0旨及び固
体微粉末の(土類ヤ得られる多孔性集合塊(こ対して要
求される吸水率及び水蒸気の吸着率等【こ応じて広範に
変えることができるか、−f42に4よ、大さ可塑性樹
脂100重量部当り、固体微粉末【ま30〜250重量
部、好ましくは60〜150重量部、さらに好ましくは
80〜120重量部の害1j合で単お、前述のように、
固体微粉末の一部を繊維状物質で代替する場合、該繊維
状物質は全固体微粉末の20重量%以下、好ましくは1
0重邑%以下とするのが適当である。
なお、上記多孔性集合塊の調製に際して、樹脂及び固体
微粉末に加えて、酸化防止剤、表面活性剤、着色剤、紫
外線吸収剤、難燃剤等の樹脂添加物を必要に応じて仕込
んでもよい。使用しうる酸化防止剤としては例えば、ジ
ラウリルチオジプロピオネ−1・などのチオプロピオン
酸エステル系酸化防止剤;アルキルフェノール、アルキ
ルビスフェノールなどのフェノール系酸化防止剤;或い
はこれらの混合物などが挙げられ、表面活性剤としては
前述したものが挙げられる。該酸化防止剤は通常固体微
粉末、100重量部当り0.01〜5m函部の割合で使
用され、表面活性剤は固体微粉末100重量部当り一般
に0.1〜10重量部の割合で配合することができる。
また、着色剤としては(列えばカドミウムレッド、クロ
ムオレンジ、りDムイエロー、クロムグリーン、コバル
トアルミネートブルー、チタニア、フタロシアニンブル
ー、アゾ染料などの染料や顔料が挙げられ、紫外線吸収
剤としては例えばサリチル酸系、ベンゾフェノン系、ヘ
ンシトリアゾール系等の紫外線吸収剤が挙げられ、難燃
剤としては例えばリン酸エステル、ハロゲン化炭化水素
、酸化アンチモン等、従来から樹脂添加物として普通使
用されて0るものを通常の量で配合することができる。
このようにして調製された多孔性集合塊(よそのまま水
発泡用樹脂コンパウンドとして成膜・成1毛に使用づる
ことができる。例えば、本発明の樹脂コンパウンドは、
発泡剤としての水性媒体で処理した後、該水性媒体の蒸
発が実質的に抑制された加圧条件下に溶融混練し、次い
で溶融混練した樹脂組成物を加圧条件からw?、放し発
泡させることにより樹脂発泡体にすることができる。
上記水性媒体としては一般に水が使用されるh<、該媒
体の沸点や蒸気圧の調製、該多孔性集合塊への親和性増
強、樹脂コンパウンドの溶融混練時の水性媒体の分散安
定性の向上、気泡の均一性向上等の目的で、水に界面活
性剤、水溶性ポリマーや多価アルコール類、水混和性有
機溶媒等を適宜添加することができる。界面活性剤とし
ては前述のものを使用することができ、これらは水に対
し一般に0.1〜50111/l、好ましくは1〜10
1J2/1の一淵度で添加することができる。また、水
溶性ポリマー及び多価アルコール類としては、例えば重
合度が約500〜約2000でケン化度が85%以上の
ポリビニルアルコール、数平均分子量が400までの七
ノーもしくはポリエチレングリコール、グリセリン等が
包含され、これらは水に対し一般に1〜100 Q/I
、好ましくは10〜50(+/lの濃度で添加すること
ができる。さらに、用いうろ水混和性有機溶媒としては
、例えば、メタノール、エタノール、プロパツール、シ
クロヘキサノール等のアルコール類;酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステル類;ジエチルエーテル、ジオキサン
、トリオキサン等のエーテル類;アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケ1〜ン類等が挙げられ、水に対し一般に
1〜100 g/l、好ましくは10〜50(J/lの
濃度で配合することができる。
以上に述べた水性媒体の使用量は発泡体に望まれる発泡
倍率等に応じて広範に渡って変えることができるが、一
般には、前記多孔性集合塊100重量部当り1〜15重
量部、好ましくは2〜5重量部とすることができる。水
性媒体による樹脂コンパウンドの処理は、両者を一緒に
し、混合機で混合づることにより行なうことができる。
上記の如く水性媒体で処理された樹脂コンパラドンは次
いで該水性媒体の蒸発が実質的に抑制された加圧条件下
に溶融混練される。この溶融混線は、通常の樹脂発泡体
の製造時の溶融混練と同様にして行なうことができ、例
えばノンベン1〜の押出機、射出成形機等を用いて行な
うことができる。
ここで「水性媒体の蒸発が実質的に抑制された加圧条件
」とは、溶融混n温度における上記コンパウンドに含浸
されている水性媒体の蒸気圧より高い圧力条件をいう。
押出機や射出成形機の操作は特別のものではなく、それ
自体公知の方法で行なうことができる。
かくして充分に溶融混練された樹脂組成物は、溶融状態
で各種形状のダイから押出すか、適当な金型内に射出す
るか、或いはプレス成形機にかけ、前記の加圧状態から
解放し、発泡固化させる。
これにより、本発明の樹脂コンパウンドは、波状発泡シ
ート、平板状発泡シート、延伸発泡シート、異形発泡成
形体、発泡ブロー成形物、発泡パイプなどの各種形状の
発泡体に押出成形加工することができ、或いは射出発泡
成形品やプレス発泡成形品等に加工することもできる。
かように、本発明の樹脂コンパウンドを用いれば、従来
発泡成形が困難又は不可能であったプラスチック成形品
についても、発泡成形が可能となり、工業上極めて有用
である。
次に実施例により本発明の方法をさらに説明する。
実施例 1 y泊」[ g  O 樹脂:ポリプロピレンく三菱油化 社製ノーブレンMA−8A ; M1=0.7  、 密度−0,9ン      10
,000微粉末:タルク(日本タルク社製 MS:平均粒子径9μ)    10,000表面活性
剤: 脂肪酸アルカノールアミド(川 研ファインケミカル社製品アミ ゾールL D E )            100
脂nh酸モノクリセロイド(理研 ビタミン社製品すケマールS− 100)                50脂肪酸
アミド(日本油脂社製ア ルフローP−10)            50着色
剤:酸化チタン(アナターゼ型、 石頭産業社製A 100 )      500酸化防
止剤: ジラウリルチオジプロビネート     3゜i、i、
s−トリス(2−メチ ル−4−ヒドロキシ−5−t− ブチルフェニル)ブタン        1゜高速温合
ミキサー(用l1lB製作所製スーパーミキサー5MG
100混合電動機22KW  4P/8P)を用い、混
合槽(タンク容量1001)の加熱はジャケットに14
0°〜150℃の加熱油を循環させて行なった、該ミキ
サーの混合槽中に上記全配合物を投入して高速混合した
約20分経過後混合電動機電流が乱高下して増加し始め
(混合物温度195℃)80e)経過後急上昇し40秒
(計120秒)で80A(混合物温度210℃)に達し
たので、排出口を開いて混合物を放出した。
放出した混合物は強い送風冷却の低速回転混合機によっ
て急速に冷却し粗砕して、微粉末で被覆された樹脂粉粒
体の部分的に触着した多孔集合塊よりなる水蒸気の吸着
率0.11%の樹脂コンパウンドを得た。
この樹脂コンパウンドを用いて水発泡シートを製造する
。該樹脂コンパウンドを最大粒子径5mm以下に粉砕し
て混合機に移し、アルキルベンゼンスルホン酸塩(日本
油脂社製ニッサンニュレックスl−1)1%含有の水道
水5000cc<樹脂コンパウンドを100重量部とし
た2、5重量部)の水性媒体を添加し5分以上混合して
、水性媒体含浸処理した樹脂コンパウンドとした。
701IIIIl押出機にザーキュラダイを取付け、ダ
イリップ部内外にエアーリングを設置してダイリップ先
端・製出シートを冷却し、サーキュラタイ/マンドレル
のブロー比を1.8倍とし、マンドレルは冷却温水を循
環して外周はエアーリングで冷1i11 L、、伸長し
つつ引取って切開し引取機・巻取機によってシー1へを
得る装置で、押出機シリンダー最高温度225℃、ダイ
温度195℃(樹脂温度198’C)、ダイリップ19
C1、マンドレル温水90℃で上記水性媒体含浸処理し
た樹脂コンパウンドを発泡押出成膜した。
この水性媒体による樹脂発泡体は、表面に薄いスキン層
を構成し発泡がなく独立気泡構造で発泡径0.5mm以
下多くは0.1〜0.3mmの均質泡であり、発泡倍率
(体積、倍率)は9.8倍であった。
この発泡シートを真空成形、圧空成形してトレーなどの
食品包装容器に用いて好適であり、また緩衝材、白板紙
分野に用いられる。
実施例2 配合1 gQ 樹脂:低密度ポリエチレン(三菱油化 社製ツバチックL FlolA:Ml−0,45、 密度−0,922>       10,000微粉末
二重質炭酸カルシウム(白 石カルシウム社製 ホヮ イトンSSS : 平均粒子径1.5μ)      3,000重質炭酸
カルシウム(白 石カルシウム社製 ホヮ イトンB:平均粒子径 3.6μ>           7,000表面活性
剤: 脂肪酸アルカノールアミド(川 研ファインケミカル社製品アミ ゾールCD E )            、 12
0ポリエチレンクリコール(三洋 化成社製P E G 6000 )        6
0着乙剤:酸化チタン(アナターゼ型、 石頭産業社製A 100 )      300コバル
トアルミネ−1−ブ ルー(大日精化社製)0.1 酸化防止剤: サイクリックネオペンタンテト ライルビス               1022′
−メチレンビス〈4−メチ ル−6−t−ブチルフェノール)20 ノニルフ工ニルホスフアイト10 実施例1と同じ高速混合ミキサーを用いて、全配合物を
投入して高速混合した。約16分経過後混合電動(実電
流が乱高下してやや増加し始め(混合物温度190℃)
、120秒経過後急上昇し5〜10秒(計125〜13
0秒)で50A(混合物温度200℃)に達したので排
出口を開いて混合物を放出した。
放出した混合物は強い送風冷却の低速回転混合機によっ
て急速に冷却し粗砕して、微粉末で被覆された樹脂粉粒
体の部分的に触媒吸着した多孔集合塊よりなる水蒸気の
吸着率0.24%の樹脂コンパウンドを得た。
実施例3 Lll k17  !+ 樹脂:エチレンー酢酸ビニルコー ポリマー(三菱油化社製 ユカロンエハEVA20F; MI=2;密度−0,93)   10,000微粉末
:重質炭酸カルシウム(白 石カルシウム社製 ボワ イ1〜ンSB:平均粒子径 1.8μ)          12,000パルプ粉
(山陽国策バル ブ社製 KCフロック; W2O0;粒度200M /Sパス)500 表面活性剤: 脂肪酸アルカノールアミド(川 研ファインケミカル社製品アミ シー/1zcDE)            150脂
肪酸モノクリセロイド(理研 ビタミン社製 リケマールS − 100)                50ステア
リン酸カルシウム(東亜 理化社製)100 着色剤+ flif化チタフチタンターゼ型、石頭産業
社製A 100 >      500酊!化防止剤: ペンタエリスト−ルテ]ヘラキス 〈β−ラウリルチオプロピオ ネート)10 ヒンダードフェノール系酸化 防止剤                10実施例1
と同じ高速混合ミキサーを用いて、樹脂以外の配合物を
投入して高速回転し約8分後樹脂を投入した。当初より
2分経過後混合電動機電流が乱高下してやや増加し始め
(混合物温度185℃)、160秒経過後急上昇し20
〜25秒(計180〜185秒)で50A(混合物温度
195℃)に達したので排出口を聞いて混合物を放出し
lこ 。
放出した混合物は強い送風冷却の低速回転混合機によっ
て急速に冷却し粗砕して、微ゎ)末で被覆された樹脂粉
粒体の部分的に触媒吸着した多孔集合株よりなる水蒸気
の吸着率0.58%の樹脂コンパウンドを得た。
この樹脂コンパウンドを用いて水発泡シートを製造する
該樹脂コンパウンドを最大粒径5mm以下に粉砕し、ポ
リビニルアルコール(クラレ社製)2%加熱溶融水道水
6000cc(461脂コンパウンドを100ル量部と
した3重量部)の水性媒体を添加して5分間混合して、
水性媒体含浸処理した樹脂コンパウンドとした。
50mm押出機にTダイを取付け、タイリップ部両面に
エアーナイフを設置してタイリップ先端、製出シー1〜
を冷却し伸長しっつ引巻取る装置で、押出機シリンター
最高温度200 ’C、タイ温度170℃(樹脂温度1
70℃)、ダイリップ165℃、エアーナイフで急速に
冷却して伸張して引取り、上記水性媒体含浸処理した樹
脂コンパウンドを発泡押出し°C波形発泡成膜した。
この水性媒体による樹脂発泡体は、波形状発泡シートと
なり引伸ばされて方向性のある独立気泡構造で発泡径は
大径が0.7mm以下多くは0.5mmの前後の均質泡
であり、発泡倍率(体積倍率)は125倍であった。
この発泡シートは柔軟で弾力性があり緩衝材として好適
である。
実施例 4 BL治!1 g  g (邊j脂:ハイインパクトポリスエチレン(三菱モンザ
ント社製グイヤ7 フレックス111516: MI=2.2、密度=4.05)  10,000微粉
末:タルク(日本タルク社製 MS:平均粒子径(Jμ)     3.000殿粉(
アイト一社製コンス ターナ)500 表面活性剤: モノエチレングリコール       50アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩 (日本油脂社製ニラサンユニ レックスI−1)              10着
色剤二酸化チタン〔アナターゼ 型、石頭産業社製A 100 )   500酸化防止
剤ニ ジ′う′ンリルチオシ゛プロピオネート    102
.6−ノも一ブチルp−クレゾール     1゜実施
例1と同じ高速混合ミキサーを用い、樹脂以外の配合物
を投入して高速回転し6分後樹脂を投入した1、当初よ
り21分経過後混合電動磯電流が乱高下してやや増力1
ル始め(混合物温度205℃)、120秒経過後急上昇
し5〜10秒(計125〜130秒)テ50 A (j
J1合物温度210 ’C)I:達したので、ルr出口
を開いて混合物を放出した。
放出した混合物は強い送風冷却の低速回転混合(戊によ
って急速に冷却し粗砕して、微粉末で被覆された樹脂粉
筆体の部分的に融着した多孔集合札よりなる水蒸気の吸
着率0.76%の樹脂コンパウンドを得た。
実施例 5 配−介一旦 g  Fi 樹脂ニアクリル−ブタジェン− スチレンコーポリマー (lコ本合成ゴl、社製 、J S I文ABS85:比 重=1.05、MI=1.7)   10,000微粉
末二重質炭酸カルシウム (白石カルシウム社製ホ ワイトンSB: 平均粒子径1.8μ)      s 、 oo。
木粉(※l燥微粉、粒度 ] OfJ l’+4/Sパス)500表面活性剤: 脂肪酸アルカ/−ルアミド (用研ファインケミカル社製 アミゾール 1j)E)         150脂肪
酸アミド(日本油脂社製 アルフローF’lO)           50グリ
セリン           100着色剤:セラミッ
クスエロー       100酸化防止剤ニ ジ゛ステアリルチオプロピオネート    102.6
−ジt−ブチルp−クレゾール     10実施例1
と同じ高速混合ミキサーを用い、全配合物を投入して高
速混合した。
約18分経過復温合電動磯電流が乱高下してやや増加し
始め(混合物温度220℃)160秒経過後急上昇し2
0〜25秒(計180〜185秒)で5OA(混合物温
度240℃)に達したので、排出口を開いて混合物を放
出した。
放出した混合物は強い送風冷却の低速回転混合機によっ
て急速に冷却し粗砕して、微粉末で被覆された樹脂粉粒
体の部分的に融着した多孔集合塊よりなる水蒸気の吸着
率0.62%の樹脂フンパウンドを得た。
手続補正書く自発) 昭和59年8月8 特許庁長官  志賀 学殿 1、事イ′[の表示 昭和58年特許願第87534号 2、発明の名称 水発泡用樹脂コンパウンド及びその製造り法3、補正を
する省 事件との関係   特許出願人 住所 埼玉県鴻巣市宮地3丁目5番1号名称 中央化学
株式会社 [発明の詳細な説明Jの欄 (1)本願特許請求の範囲の記載(明細書第1頁第5行
〜第2頁第1行)を別紙のとおり訂正する。
(2〉明細書第4頁第4行に1多孔」とあるを「多孔性
」と訂正する。
(3)同第4頁第6行に「コンバンド]とあるを「コン
パウンド1と訂正する。
(4)同第5頁第7行に「発熱を」とあるを「発熱等を
」と訂正する。
(5)同第6頁第13行に「アクリル」とあるを「アク
リロニトリルJと訂正する。
(6)同第6頁第14行に「クリル」とあるを「クリロ
ニトリル」と訂正する。
(7)同第7頁第11行及び第12行、第18頁第8行
、第8〜9行、第15行及び第16行、並びに第19員
第4行及び第5行にra/IJとあるをrグ/ノ」と訂
正する。
(8)同第13真下から第3行に「電動機雷流」とある
をr電動機の電流Jと訂正する。
(9)同第16頁第6行に1重合塊」とあるを「集合塊
」と訂正する。
(10)同第19頁第15行に「トンJとあるを「ンド
」と訂正する。
(11)同第22頁第5行に「プロピネート」とあるを
「プロピオネート」と訂正する。
(12)同第22頁第11行にrlool Jとあるを
rlo(IJと訂正する。
(13)同第22頁第15行に「電動機雷流」とあるを
r電動機の電流Jと訂正する。
(14)同第23頁第3行に「触着した゛多孔」、とあ
るを「融着した多孔性」と訂正する。
(15)同第23頁第9行←「ニュレック」とあるを「
ニューレック」と訂正する。
(16)同第23頁第10行にr5000ccJとある
をr500ccjと訂正する。
(17)同第23頁第11行に「とした2、5jとある
を「として約2.51と訂正する。
(18)同第24頁第7行に「発泡がなく]とあるを「
破泡がなくJと訂正する。
(19)同第26頁第2〜3行に[サイクリックネオペ
ンタンテトライルビスJとあるを「ジラウリルチオジプ
ロピオネート」と訂正する。
(20)同第26頁第9行及び第28頁第16行に「電
動機電流」とあるを1電動機の電流jと訂正する (21)同第26頁下から第3行及び第29頁第5行に
「多孔」とあるを「多孔性」と訂正する。
(22)同第29頁第12行にr6000caJとある
をr675ccJと訂正する。
(23)同第29頁第13行に[とじた3Jとあるを「
とじて約3」と訂正する。
(24)同第31頁第4行に「ポリスエチレン」とある
を「ポリスチレン」と訂正する。
(25)同第31頁第6行にrHIJとあるを「HTJ
と訂正する。
(26)同第32頁第5行に「電動機電流」とあるを「
電動機の11と訂正する。
(27)同第32頁第12行に「多孔」とあるを「多孔
性Jと訂正する。
(28)同第32頁下から第2行に1アクリル」とある
を「アクリロニトリル」と訂正する。
(29)同第34頁第4行に「電動機電流」とあるを「
電動機の電流」と訂正する。
(30)同第34頁第11行に「多孔」とあるを「多孔
性」と訂正する。
以  上 [特許請求の範囲] 「1.熱可塑性樹脂粉粒体と、該樹脂粉粒体の表面に露
出した状態で部分的に埋め込まれた該樹脂粉粒体の溶融
温度では実質的に溶融しない親水性固体微粉末とからな
る親水性固体微粉末で被覆された熱可塑性樹脂粉粒体の
部分的に融着した多孔性集合塊よりなる水蒸気の吸着率
が0.05%以上の水発泡用樹脂コンパウンド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂粉粒体と、該樹脂粉粉体の表面に露出
    した状態で部分的に埋め込まれた該樹脂粉粒体の溶融温
    度では実質的に溶融しない親水性固体微粉末とからなる
    親水性固体微粉末で被覆された熱可塑性樹脂粉粒体の部
    分的に融着した多孔性集合塊にすなる水蒸気の吸着率が
    0.05%以上の水f@泡出用樹脂コンパウンド 2、熱可塑性樹脂100重量部及び該樹脂の溶融温度で
    は実質的に溶融しない親水性固体微粉末30〜250重
    量部からなる混合物を、高速回転混合機中で、該樹脂の
    溶融濡洩以上の温度に加熱しつつ高速で混合し、該親水
    性固体微粉末で被覆された該熱可塑性樹脂粉粒体の部分
    的に融着した多孔集合塊が生成した時点で、直ちに冷却
    固化することを特徴とりろ水蒸気の吸着率が0.05%
    以上の水発泡用樹脂コンパウンドの製造方法。
JP58087534A 1983-03-23 1983-05-20 水発泡用樹脂コンパウンド及びその製造方法 Granted JPS59213738A (ja)

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EP84102740A EP0122460B1 (en) 1983-03-23 1984-03-13 Production of resin foam by aqueous medium
DE8484102740T DE3472565D1 (en) 1983-03-23 1984-03-13 Production of resin foam by aqueous medium
US06/590,914 US4506037A (en) 1983-03-23 1984-03-15 Production of resin foam by aqueous medium
AU25894/84A AU567924B2 (en) 1983-03-23 1984-03-20 Production of resin foam by aqueous medium
CA000449980A CA1214963A (en) 1983-03-23 1984-03-20 Production of resin foam by aqueous medium
IN186/MAS/84A IN159600B (ja) 1983-03-23 1984-03-21
ES530861A ES530861A0 (es) 1983-03-23 1984-03-22 Un procedimiento para obtener una espuma de resina empleando un medio acuoso
KR1019840001777A KR890001068B1 (ko) 1983-05-20 1984-04-04 수(水)발포용 수지 화합물의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645786B2 (ja) * 1985-11-04 1994-06-15 ノデスト ベイ アクチ−セルスカペツト 瀝青の起泡方法
JP2010521591A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 ストラ エンソ オーワイジェイ ボード、その製造方法、及びそれから作製された容器

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KR890001068B1 (ko) 1989-04-22

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