JPS59212333A - 紙葉類の集積・取出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、たとえば紙幣などの紙葉類の集積と取出し
を自動的に行う紙葉類の集積・取出し装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、銀行などの金融機関窓口での資金の効率化は人員
の効率化、即ち合理化とともに重要な課題であり、この
ため、入金資金を出金の支払にあてる紙幣自動循環式の
入出金装置の開発が要望されてきた。

この種の紙幣自動循環式の入出金装置などにおいては、
受入れた入金紙幣を確実に集積するととも忙、出金紙幣
を確実に取出す必要がある。

また、入金された紙幣は入金返却の要求に備えて前回取
引紙幣と明確に区分しておく必要がある。

紙幣自動循環式の入出金装置の先行技術例としては、例
えば特開昭５６−３３７５７号公報ないし特開昭５６−
３３７６１号公報などで示されるものがある。しかしな
がら、これら先行技術例のものは受入れた入金紙幣を出
金紙幣として使用すべく収納する収納部と、入金紙幣の
返却を考慮して入金紙幣を収納部に収納する前に一時保
管する一時保管部とが別個に設けられていて、どれらの
部分の専有スペースがかなシ大きくなシ、入出金業務に
適用し得るコンパクトな入出金装置を提供する上で極め
て大きな障害となっていた。

〔発明の目的〕

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、コンノ４クトな構成で紙葉類の集積
と取出しを確実に行うことができ、しかも新たに集積さ
れた紙葉類をすでに集積されている紙葉類と明確に区分
することができ、またその新たに集積された紙葉類の確
実な返却完了を判断することができる紙葉類の集積・取
出し装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

この発明は、搬入手段によって搬入された紙葉類を収納
する収納部に対向して収納部内の紙葉類を順次取出す回
転取出し手段を設けるとともに、この回転取出し手段に
よる取出し後、最端部の紙葉類と上記回転取出し手段と
の間に上記搬入手段によシ搬入された紙葉類を集積する
ための一時保管部を形成する仕切手段を設け、この一時
保管部の紙葉類の取出時、一時保管部の紙葉類の有無を
検知する紙葉類検知手段の検知結果に応じて、取出し完
了を判断するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図はこの発明に係わる紙幣自動循環式の入出金装置を
示す。この入出金装置１は本体２の接客面側に操作盤部
３が形成されておシ、その垂直盤部３ａには通帳挿入口
４、カード挿入口５、および伝票発行口６が、また、水
平操作盤部３ｂには入金口と出金口を兼用する入出金口
（通貨取扱口）７、複数の操作ボタン８・・を有した操
作部９、および案内表示部っまシＣＲＴ表示部１θが設
けられている。

また、本体２内には上記通帳挿入口４から挿入された通
帳を受入れてその磁気情報の読取シおよび記録を行なう
とともに取引内容の印字を行なう通帳読取シ印字装置（
図示しない）、カード挿入口５から挿入された磁気カー
ドの取扱いと上記伝票発行口６への伝票発行、および控
ジャーナルの作成を行なうカード、伝票処理ユニット装
Ｊｌｉｌｌが設けられている。さらに、本体２内には入
金紙幣の入金返却、取忘れ回収、装填および精査機能を
備えた入出金機構１２、および内部モニタ装置１３が収
納されている。

つぎに、第２図を参照して入出金機構１２の構成を説明
する。図中１４は入出金機構１２のユニット本体でアシ
、このユニット本体１４内の前側（接客面方向）上部に
は前記入出金ロアに対応して紙幣取込み・取出し装置１
５が設けられている。また、上記ユニット本体１４内の
後側（反接客面方向）には下から上に第１、第２、第３
、第４の金庫カセット１６．１７，１８゜１９が配置さ
れていて、出金不適合紙幣収納部としての五千円／排除
紙幣収納部２０、千円紙幣収納部２１、万円紙幣収納部
２２、および回収／装填紙幣収納部（回収庫／装填庫）
２３を構成している。また、第１〜第４の金庫カセット
１６．１７．１８．１９は入出金装置１の本体２の後扉
２ａを開くことによシ本体２の後方妊引出せるようにな
っている。

さらに１ユニット本体１４内の前後方向（図中左右方向
）はぼ中央部には上記紙幣収納部２０．２１，２２．２
３に対向して第１．第２゜第３．第４の集積・取出し装
置２４，２５，２６゜２７が配設されているとともに各
紙幣収納部２０．２１，２２．２３には当該取引と前回
までの取引とを分離区分する仕切手段としてのセパレー
タ機構２Ｂ、２９，３０．３１が設けられていて、各集
積・取出し装置２４．２５．２６゜２２との間に一時保
管部３２．３３，３４．３５を形成し得る構成となって
いる。

また、ユニット本体１４内の前側上下方向はぼ中央部に
は鑑査部３６が配置されているとともにこの下方には表
裏反転部３２、前方には一時集積部３８が設けられてい
る。

また、ユニット本体１４内には紙幣搬送路＆が形成され
ていて通貨たとえば紙幣Ａを各部に搬送し得るようにな
っているとともに分岐部には図示しないロータリンレノ
イｒを駆動源とする振分）ｆ　−ト３９　ａ〜、？　９
　ｈが配設されている。

さらに、紙幣搬送路Ｒの途中には各所に紙幣通過検知器
４０ａ〜４θＵが、また、紙幣Ａ・・・が集積される各
集積箇所には紙幣有無検知器（残留チェックセンサ）４
１８〜４１１が配置された構成となっている。上記紙幣
通過検知器４０ａ〜４０ｕおよび紙幣有無検知器４１ｇ
〜４７ｉは発光素子と受光素子とからなる周知の構成で
ある。

なお、各紙幣収納部２０，２１，２２．２３にはそれぞ
れ満杯検知器４４、満杯予備検知器４５、空検知器４２
および空予備検知器４３が設けられている。上記検知器
４２．４３，４４゜４５はたとえばリードスイッチで構
成されている。

つぎに、第３図ないし第６図を参照して、前記入出金ロ
アおよびこの入出金０７に対向して配置された紙幣取込
み・取出し装置１５を説明する。図中５０は入出金口２
を開閉する扉体であり、この扉体５０の取手５０ｍは水
平操作盤３ｂの上面よシ落ち込んだ位置にあって、ノ・
ノドバックなどの顧客の手荷物により扉体５０の開閉動
作が阻害されないようになっている。

また、扉体５θによって開閉される入出金口１の下方に
は紙幣収納室５１が形成されている。

この紙幣収納室５１は底部をがイド板５２によって、ま
た、両側面部を取込み機構１５ａの第１の搬送ベルト５
３および取出し機構１５ｂの第２の搬送ベルト５４の相
互対向面部によって形成されている。

また、取込み機構１５ａはつぎのような構成となってい
る。すなわち、第１の搬送ベルト５３が掛渡されたデー
１７５５　、５６のうち、下方に位置するプーリ５５と
同軸状態に取込みローラ５７が設けられている。この取
込みローラ５７は上記プーリ５５に掛渡された第１の搬
送ベルト５３の表面よシ出張るようにプーリ５５よりも
若干大径に形成されているとともにこの取込みローラ５
２の下端部は複数枚取込み防止手段としての逆転ブレー
キベルト５８に接した状態にある。

一方、上記第２の搬送ベルト５４と入れ子状態に・ぐツ
クアップ体５９が設けられている。このバックアツプ体
５９はリニアベアリング６０を介してがイドシャフト６
ノに取付けられており、図示しないバックアツプ体作動
機構によってｆイドシャフト６ノを案内として紙幣収納
室５ノ内の紙幣Ａ・・・をばね力によって第１の搬送ベ
ルト５３側に押付けたり、紙幣収納室５１から退避すべ
く第２の搬送ベルト５４よシもさがった位置に移動し得
る構成となっている。

また、上記取出し機構１５ｂはつぎのような構成となっ
ている。すなわち、第２の搬送ベルト５４は上記取込み
ローラ５７に対向して配置され第３の搬送ベルト６２が
掛渡されたプーリ（図示しない）と一体のプーリ６３、
この上方に設けられたプーリ６４に掛渡されている。こ
の第３の搬送ベルト６２と、上記紙幣収納室５１の底部
に配置されたプーリ６５に掛渡された第４の搬送ベルト
６６との相互対向部によって前記紙幣搬送路Ｒの前記一
時集積部３８から上記紙幣収納部５１に紙幣Ａ・・・を
搬出する搬出部Ｒ１を形成するようになっている。

また、上記プーリ６４は下側のプーリ６３の支軸６８を
中心として揺動自在かつスプリング６９によって常時ス
トッパ７θに当接する位置まで付勢されたアーム２ノの
自由端側に取付けられている。

このアーム７ノはアーム作動機構７２によつてスプリン
グ６９の付勢力に抗して支軸６８を支点として回動し得
る構成となっている。すなわち、上記アーム７ノの枢支
端側にはプランツヤ型マグネット７３のプランシャ７３
１Ｌに一端を連結させ中途部をガイドシーリフ４に掛渡
した上記スプリング６９より強い付勢力をもったステＩ
Ｊング２５の他端が連結されておシ、シランシャ７３ａ
を引くことによジアーム７１をスプリング６９の付勢力
に抗して時計方向に回動させ得る構成となっている。

また、上記取込みローラ５７によって取込まれた紙幣Ａ
・・・はがイド板７６によって紙幣搬送路Ｒの取込搬送
部Ｒ２の一部を形成する搬送ベルｈ７７．７８間に送シ
込まれるようになっている。なお、搬送ベルト７７が掛
渡された従動ローラは逆転ブレーキベルト５８が掛渡さ
れたプーリが取着された軸に対して回動自在に取付けら
れている。

なお、紙幣収納室５ノ内の紙幣Ａ・・・の有無を検知す
る２つの紙幣有無検知器４１ｈ、４１ｂの内、上方の紙
幣有無検知器４１ｂは最大サイズの紙幣である万円紙幣
Ａが紙幣収納室５１内に確実に収納された状態において
その紙幣Ａの上端部と光軸との間にある間隔を存する状
態となっておシ、「明」の信号が得られるようになって
いる。また、下方の紙幣有無検知器４１ａは紙幣Ａ・・
・の上端部を出金動作時、入金返却動作時などに入出金
ロアから突出した状態としたとき、紙幣Ａ・・・の下端
部と光軸との間にある間隔を存する状態となっていて、
「明」の信号が得られるようになっている。

つぎに、第３図および第４図を参照して入金時の紙幣投
入タイミゾグでの動作を説明する。

入金投入タイミングで扉体５０は図示しないモータによ
シ右方に引張られ、第３図の２点鎖線で示すように入出
金ロアを開放する。このとき、バックアツプ体５９は第
３図に示す位置にあるため、顧客は入出金ロアから紙幣
収納室５１へ金種、表裏が混合している紙幣束Ａ・・・
を立位状態で一括投入できる。投入後、紙幣投入終了の
合図として取手５θａを介して扉体５ｏを図中左方に移
動させて入出金口２を閉鎖するとこれを図示しない検知
器が検知して取込み動作に入る。

すなわち、まず、図中右方の第１の搬送ベルト５３が矢
印方向に走行する。これに伴って円周の一部に高摩擦係
数のゴムの焼付けられた取込みローラ５２も回転し始め
る。一方、同時にバックアツプ体５９が図示しないバッ
クアツプ体作動機構によって図中右方向へ移動して第４
図で示すように紙幣束Ａ・・・を右方に押圧し、取込み
ローラ５７と第１の搬送ベルト５３に押付ける。このと
き、バックアツプ体５９は図示しないばねを中間に介し
て押付られる構成となっていて紙幣束Ａ・・・の厚みに
左右されず確実に押付けられるとともにパラファツジ作
動機構に無理がかかることがない。

しかして、取込みローラ５７の回転に伴って最端部の紙
幣Ａが取込まれるとともに、このとき紙幣Ａの取込み方
向に逆う方向に回転していル逆転ブレーキベルト５８に
よって２枚目以降の紙幣Ａの取込みが阻止され紙幣収納
室５ノ内の紙幣Ａ・・・はその最端部のものから順次１
枚ずつ取込まれ搬送ペルｈ７７．７８間に送シ込まれる
ことになる。

つぎに、第５図を参照して入出金０７側に戻された返却
紙幣Ａ・・・の紙幣収納室５ノへの受渡動作について説
明する。まず、入出金ロアは扉体５０によって閉鎖され
、バックアツプ体５９は図中左方向に移動して紙幣収納
室５ノから退避し、下方から搬送ベルト６２、および６
６によって形成される搬入部Ｒ１を介して一括して送）
込まれる紙幣Ａ・・・の先端が第２の搬送くルト５４と
第１の搬送ベルト５３との相互対向面間に侵入できるよ
うになっている。

このようにして紙幣Ａ・・・の受渡しが完了した後、入
金時の排除紙幣のように再度読取）が必要なものは扉体
５０を閉鎖したまま前記第４図を参照して説明した取込
み動作を繰返す。

また、入金時の自動返却紙幣、出金時の支払紙幣のよう
に再度読取シをせずに顧客に直接返却、払出しを行なっ
て抜き取ってもらう場合はつぎのように動作する。すな
わち、第６図で示すようにバックアツプ体５９は図中左
方向へ移動した状態のままとするとともに紙幣Ａの搬送
動作を一度停止した状態でプランジャ壓マグネット２３
を吸引させて第２の搬送ベルト５４が掛渡されたプーリ
６４が取付けられたアーム７１を支軸６８を支点として
時計方向に回動させる。そして、紙幣収納室５１内の紙
幣束Ａ・・・を第１の搬送ベルト５３と第２の搬送ベル
ト５４とで挾む。

その後、扉体５０を開放するとともに左方の第２の搬送
ベルト５４は通常の搬送速度の１／１０にスピードダウ
ンした遅い搬送スピードで矢印方向に走行させると同時
に右方の第１の搬送ベルト５３も同様にスピードダウン
して矢印方向に回転させる。そして、紙幣束Ａ・・・を
上方に繰出し、下方の紙幣有無検知器４１ａが「明」に
なるまで再搬送ベルト５３．５４全回転させたのち搬送
を停止させる。

このとき、紙幣束Ａ・・・は半分以上、入出金ロアから
突出した状態で停止しているため、顧客は容易にこの紙
幣束Ａ・・・を抜き取ることができる。

また、スプリング２５の付勢力によシしつかり挾まれて
いるので落下したり、風で吹き飛ばされたシすることが
なｈｏ 一方、顧客が紙幣束Ａ・・・を抜き取ったことを上方の
紙幣有無検知器４１ｂの信号が「明」に変わることによ
シ検知されると扉体５０によって入出金ロアが閉鎖され
るとともにマグネット７３が解除されてアーム２１が元
の位置に戻シ、また、左方に位置していたバックアツプ
体５９が第３図で示す位置に戻シ、次のステップに移る
ことになる。

もし、所定の時間が過ぎても紙幣有無検知器４１ｂの信
号が「明」に変わらない時には、顧客による紙幣Ａ・・
・の取シ忘れと判断し、回収動作に入る。この時の動作
は、まず、紙幣Ａ・・・を挟持したまま第１．第２の搬
送ベルト５３．５４を反矢印方向に通常の搬送速度の１
／１０の低速度で走行させて上方の紙幣有無検知器４１
ｂが［明Ｊに変わるまで取込む。「明」に変わると全て
の紙幣Ａが完全に紙幣収納室５１内に取込まれたことに
なるのでマグネット７３の吸引を解除して、第２の搬送
ベルト５４が掛渡されたプーリ６４が取付けられたアー
ム２）を元の位置に戻すとともに扉体５ｏＫよって入出
金０７を閉鎖する。

この後、第４図を参照して前述した通常の入金取込の一
連の動作にょシ、この紙幣束Ａ・・・を１枚ずつ逐次取
込むことになる。

つぎに、第７図を参照して前記一時集積部３８を説明す
る。図中８０は紙幣一時集積室であシ、この紙幣一時集
積室８ｏは底部をがイド板８１によって、また画側面部
を集積機構３８ａおよび取出し機構３８ｂの搬送ベルト
８２および６２の延長部６２＆の相互対向面部によって
形成されている。また、紙幣一時集積室８ｏの上方に配
置されたプーリ８３および図示しないプーリに掛渡され
た搬送ベルト８４と搬送ベルト８５との相互対向部によ
って紙幣搬送路Ｒの分岐搬送部Ｒ３が形成されていて、
’ｙ”　−ｈ　３９ｈによって振分けられた紙幣Ａを紙
幣一時集積室ｓｏＫ導びくようになっている。

また、分岐搬送部Ｒ３の終端下方には羽根車８６が設け
られていて、搬送ベルト８４．８５で挾持されて逐次１
枚ずつ搬送されてきた紙幣Ａは反時計方向に回転してい
る羽根車８６の羽根８６ｈ、８６ｈ間に先端が入り込む
。ついで、搬送ベルト８４によシ先端ががイト９されつ
つ下方に案内され所定位置に到達するとその先端が羽根
車８６から抜は出る。このとき、紙幣Ａの後端側（上端
側）は羽根車８６の羽根８６ａと搬送ベルト８４との間
に挾まれているため紙幣Ａは子方に搬送され、紙幣Ａの
後端が搬送ベルト８４から外れた位置に到達すると次の
羽根８６ｈによって図中左方向にはじき飛ばされる。

そして、搬送ベルト８２との間に十分な隙間を形成した
状態で紙幣一時焦積室８０内に集積されるとともに後続
の紙幣Ａはこの集積された紙幣Ａと搬送ベルト８２との
間に侵入し、上記と同様に集積される。

一方、上記羽根車８６から紙幣Ａを外すがイドとなる搬
送ベルト８２は羽根車８６の主軸８６ｂの近傍に位置す
るプーリ８７とｆイド板８１の下方に位置するプーリ８
８とに掛渡されてｂる。また、上側のプーリ８２は下側
のプーリ８８の支軸８９を中心として揺動自在かつスプ
リング９０によって常時ストンＡ９１に当接する位＠ま
で付勢されたアームｑ２の自由端側に取着されており、
前述の紙幣取込み・取出し装置１５のアーム作動機構７
２（第３図〜第６図参照）と同様なアーム作動機構（図
示しない）によって支軸８９を中心に全体が反時計方向
に揺動偏位し得る構成となっている。そして、第７図の
２点鎖線で示すように紙幣一時集積室８θ内の紙幣Ａ・
・・を搬送ベルト６２の延長部６２ｈに押付けるように
なっている。

また、搬送ベルト８２は図示しない駆動系を介して搬送
ベルト６２と同速で走行するようになっていて、紙幣一
時集積室８０内の紙幣Ａ・・・を一括して紙幣搬送路Ｒ
の搬出部Ｒ１内に送シ込むようになっている。

なお、紙幣一時集積室８０内の紙幣Ａ・・・の有無は、
紙幣有無検知器４１ｃの「暗」、「明」の信号によシ検
知される。

また、前記表裏反転部３７は紙幣Ａを挾持搬送する搬送
ベルトを９０°ひねった公知の構成であるため、詳細な
説明を省略する。

つぎに、第８図ないし第１９図を参照して前記第１〜第
４の集積・取出し装置２４．２５゜２６．２７、および
前記仕切手段としてのセパレータ機構２Ｂ、２９，３０
．３１を説明する。

これらはいずれも同一の構成となっているため、ここで
は第１の集積・取出し装置２４および第１のセパレータ
機構２８のみを説明し、他の説明を省略する。図中１０
０，１００は集積用羽根車であシ、フレーム１０１，１
θ１に取着された軸受１０２．ｌθ２を介して回転自在
に横架されたシャフト１０３に取付けられている。

また、上記シャツトノ０３は図示しないパルスモータを
駆動源とする動力伝達系１０５を介して所定方向（第８
図の状態で時計方向〕に回転駆動されるようになってい
る。

また、上記集積用羽根車１００，１００の外側かつ外周
部が羽根車１００．ＪＯＯの外周部と一部オーバーラツ
ゾする状態に取出し機構としての一対の回転体１０６ａ
、　１０６　ａ　、１０６ｂが設けられている。これら
回転体１０６８゜１θ６ｍ、１０６ｂは羽根車１００，
１００のシャフト１０３と平行に横架されたシャフト１
０７に固定されておシ、図示しない駆動系を介して正方
向に駆動されるようになっている。

これら回転体１０６ＩＬ、１０６ｍ、ノ０６ｂは第１０
図に示すように、外周の一部がゴムなどの高摩擦係数の
材料によって形成されている。

また、シャフト１θ７には第１１図に示すようにカム１
２４が固定されておシ、回転体１０６ａ。

１０６ａ、１０６ｂが回転すると、その回転によシアイ
ドルローラ１２５を介してフィードローラ１２６を間欠
回転せしめ鼾ようになっていゝ、 る。したがって、上記フィードローフ１２６の回転によ
り最前の紙幣Ａが下側に搬送され取出し口１１２から取
出されるとともに１回転体１０６ｍ、１０６ｈ、１０６
ｂによって搬送されるようになっている。

また、取出しｑ１１２には回転体１０６ｇ。

１０６ｍ、１０６ｂとフィードローフ１２６とによシ取
出される最前部の紙幣Ａに付随して取出されようとする
２枚目以後の紙幣Ａ・・・を分離する２枚数）防止ロー
ラ１１３ａ、１１３ａ＋１１３ｂが設けられている。上
記防止ローラ１１３ｍ、１１３ａ、１１３ｂは第１０図
に示すように表面が高摩擦体で形成され、上記回転体１
０６　ａ　ａ　１　（７６ａ＋　７０６　ｂとそれぞれ
入れ子状態となってお）、紙幣Ａの取出し方向と反対方
向に回転するようになっている。

また、上記取出し機構としての回転体１０６ａ　＊１０
６ａ、１０６ｂおよび羽根車１００　、１００と入れ子
状態に可動体１０８が設けられている。

この可動体１０１３はシャツｈ１０７を軸として・（ル
スモータ１１０を駆動源とする動力伝達系１１）を介し
て正方向あるいは逆方向に駆動することによシ、第１２
図に示すように実線位置と破線位置に揺動偏位し得る構
成となっている。

上記可動体１０８は、羽根車１θ０，１０θによる集積
動作時にはその一部が羽根車１ｏθ。

１００と交叉して紙幣Ａを羽根車１００，１００から外
すがイド部となっておシ、また回転体１０６ａ、１θ６
ａ、ノｏ６ｂによる紙幣Ａの取出し時忙は一定角度回動
することにょシ、紙幣Ａを取出し方向（下方向）と直交
する方向（横方向）から押圧して支えるようになってい
る。

また、羽根車１００，１００の下部には、回転体１０６
ｔｎ、１０６ｈ、１０６ｂと入れ子状態にストッパ用回
動体１２２が設けられている。

この回動体１２２は軸１２３を支軸として反時計方向に
回動することによシ第８図の点線位置と一点鎖線位置に
揺動偏位し得る構成となっている。上記回動体１２２は
集積時取出し０１１２を閉塞することによシ、紙幣Ａが
下方に引き込まれることを防止する構成となっており、
取出し時、取出し口１１２から退避するようになってい
る。

また、羽根車１００の下部には、第１５図に示すように
、後述するフラン１４１３３の爪１３３ｈ、１３３ｄの
溝（スリット）１３３ａ’。

１３３　ｄ’に挿入可能な検知レバー９４が設けられて
いる。この検知レバー９４は紙幣Ａの端部が取出し口１
１２に対向するか否かに応じて軸９５を支軸として回動
することにより、その検知レバー９４の端部９５ａに対
向する位置に設けられた、検知器（たとえばフォトカプ
ラで構成されている）９６がオン−オフするようになっ
ている。この検知器９６のオン−オフにより、入金返却
終了タイミングの検知、取出し途中紙幣の検知（出金終
了時、ちよろ出復帰動作時）および空検知がそれぞれ行
われるようになっている。

また羽根車１００，１００の配置部の上方部位にはユニ
ット本体１４の前後方向はぼ中央部に形成された前記搬
送路Ｒの垂直搬送部Ｒ４から分岐した搬入部Ｒ５の終端
が臨んでおシ、振分子　−ト３９　ｄを介して振分けら
れた紙幣Ａを羽根車１００，１００に導びくようになっ
ている。また、羽根車１００，１００の配置部の下方部
位には終端部を上記垂直搬送部Ｒ４に合流させた搬出部
Ｒ６が形成され、上記取出し機構としての回転体１０６
ａ、１０６ｍ、１０６ｂを介して取出された紙幣Ａを垂
直搬送部Ｒ４に送シ込むようＫなっている。

上記垂直搬送部Ｒ４は複数のガイドローラ１１４・・・
に掛渡すことにより張設された搬送ベルト１１５と、こ
の搬送ベルト１１５にその一部が接するようにがイドロ
ー２１１６・・・に掛渡すことにより張設された複数（
４本）の搬送ベルトｌ１７・・・との相互対向面部処よ
って形成されている。また、上記搬入部Ｒ５は、上記搬
送ベルト１１７と、この搬送ベルト１１７の上面部に一
部が接するようにがイドローラ１１８・・・に掛渡すこ
とによシ張設された搬送ベルト１１９との相互対向面部
によって形成されている。また、最下段に位置する搬出
部Ｒ，は搬送ベルト１１９の下面部にその一部が接する
ように張設された搬送ベルト１２０との相互対向面部に
よって形成されている。

また、羽根車１００によって案内される紙幣Ａは、がイ
ド１４３、摩擦係数の低いベルト１４６、板バネ１４７
および後述する可動体１０８を用いて一時保管部３２．
３３，３４゜３５に集積されるようになっている。

つぎに、第９図、第１３図（ａｌ　（ｂ）　（ｃ）およ
び第１４図を参照して前記仕切手段としてのセパレータ
機構２Ｂ、２９，３０．３１の構成を説明する。これら
七ノやレータ機構２８〜３ノは同一構成となっている。

すなわち、回収紙幣収納部２３、万円紙幣収納部２２、
千円紙幣収納部２ノ、および五千円／排除紙幣収納部２
０にはそれぞれ受台１３０上に集積された紙幣群Ａ・・
・を囲繞する状態に矩形枠状の可動体１３ノが設けられ
ている。この可動体１３ノは図示しないリニヤベアリン
グを介してがイドロッド１２８゜１２９によって紙幣Ａ
・・・の集積方向に沿って往復動自在に支持されている
。この可動体１３１の上下両水平枠部１３１　ａ　、　
１３　ｌ　ｂには第１４図に示すように、複数の爪Ｉ　
Ｊ　２　ａ　＋・・・。

１３２　ｄ　、　１３３　ａ　、　・−、１３３ｄを有
したフラッパ１３２，１３３が支軸１３４，１３５を支
点として回動自在に取付けられている。

また、これらフラッパ１３２．１３３にはＶＲタイプの
パルスモータ１３６の駆動力がリンク機構１３７ｍ、１
３７ｂを介して伝達され、上記型１３２ａ・・・、１３
３ａ・・・が紙幣Ａ・・・の集積領域に対して挿脱し得
る構成となっている。

なお、上記パルスモータ１３６の軸上には溝カム（図示
しない）が設けられておシ、この溝カムの回転によシ水
平枠部１３１ａが回動し、一定の回転でまず下部フラジ
、４１３３が開き、さらに回転することによシ水千枠部
１３１ｂ−が回動じ、一定の回転で上部フラジ／ｆ　ｌ
　、９２が開く構成となっている。上記フラッパ１３２
゜１３３が閉の時には冬瓜１３２ａ・・・、１３３ａ・
・・に力を加えても開かな込機械的なロック機構となっ
ている。

すなわち、フラジＡ’１３２，１３３が閉状態（待機状
態）の場合、第１３図（ａ）に示すようになっておｐ、
１４’ルスモータ１３６の一定の回転で軸１３５を支軸
としてリンク機構１３７ａが回動することによシ、下部
フラジ・や１３３が第１３図Ｔｂ）に示すように開くよ
うになってお）、さらにパルスモータ１３６の一定の回
転で軸１３６を支軸としてリンク機構１３７ｂが回動す
ることによシ、上部フラッパ１３２が第１３図１ｃ）に
示すように開くようになっている。また、フラノ・４１
３２．１３３が動作の途中あるいは開いた状態で・臂ル
スモータ１３６の励磁が切れても、フラジＩ’？１３２
，１３３が常に閉状態とナルように、パルスモータ１３
６としてＶＲタイプを用い、溝カムの形状も構成されて
いる。

上記型１　、？　、？　ａ　、　１３３　ｄにはそれぞ
れ溝１３３　ａ’　、　１３３　ｄ’が設けられておシ
、爪１．９３　ａ　、　Ｊ　３３　ｄに紙幣Ａが対応し
ていない際に前記した検知レバー９４が挿入される構成
となっている。

また、一方のガイＰロッド１２９の一端近傍にはＶＲタ
イプの／母ルスモータ１３８の、嘔動軸に取り付けられ
た駆動プーリ１３９が配設され、他端近傍には従動プー
リ１４０が配設されている。そして、可動体１３１には
これらデーリフ　、９９　、７４０に掛渡されたタイミ
ングベルト１４１の中途部が連結されている。通常状態
ではこの可動体１１を正常停止位置待機状態に盲つため
にイニシャルポジション検知器１４２（リードスイッチ
により構成されている）が水けられており、この位置で
可動体１３ノを停ｎさせている。

なお、可動体１３１が前記ポジションに前進しても各７
ラツノ′ｅ１３２，１３３の爪１３２ａ・・・。

１３３ａ・・・が集積・取出し装置２４，２５．２６お
よび２７に当接するようなことがないようになっている
。

なお、図中１４４は、紙幣一時集積室３２の片側端面か
つ図示しなり手段によシ移動自在に配設され、紙幣Ａの
長手方向の整位を行なう整位〃イド板である。

また、前記紙幣群Ａ・・・は押圧スプリング９９がかか
つている押板９２と移動体９８とからなるバックアツプ
体に押されて前進せしめるようになっている。

また、第８図は紙幣一時保管部への集積状態を示してお
シ、第１６図は入金取込時の状態、第１７図は入金返却
時の状態、第１８図は出金時の状態、第１９図は入金後
あるいは出金後ｐ待機時の状態を示す。

第２０図は電気回路を説明するためのものである。すな
わち、主制御部１５０は全体を制御するものであシ、記
憶部１５２はたとえばＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ
）で構成され制御プログラムなどが記憶されるようにな
っている。

入出金機構制御部１５ノは主制御部１５０からの信号と
鑑査制御部１５５からの信号に応じて前記入出金機構１
２を制御するものである。上記鑑査制御部１５５は前記
鑑査部３６を制御するものである。操作盤部・内部モニ
タ装置制御部１５３は前記操作盤部３および内部モニタ
装＠　１３を制御するものである。カード・伝票処理制
御装置１５４は前記カード・伝票処理ユニット装置１１
を制御するものである。通帳読取シ印字制御部１５６は
前記通帳挿入口４から挿入された通帳の磁気ストライプ
を読取るとともに通帳およびジャーナルに取引内容を記
録する通帳読ηＶり印字装置１５７の制御を行うもので
ある。

上記主制御部１５０は入出金装置１２内の各検知器から
の信号および鑑査部３６からの信号に応じて各収納部２
１，２２．２３への収納枚数を計数したり、金種ごとの
収納枚数、装填枚数、精査枚数などを計数するものであ
る。また、上記主制御部１５０はリモートモニタ入出力
制御部１５９によってこの入出金装置とは離れた位置に
設けられたリモートモニタ装置１７５を制御するもので
ある。さらに上記主制御部１５０は通信制御部１５８に
よって図示しない中央処理装置とデー　タ伝送を行うよ
うになっている。

前記内部モニタ装置１３は第２１図に示すように、動作
進行状態コード表示部１６１、＋）セットボタン１６２
（装填Ｉタン１６０、補充ボタン１６３、金種ごとの取
引枚数を表示するかあるいは万円紙幣、千円紙幣の装填
枚数あるいは精査枚数を表示する枚数表示部１６４、収
納？タン１６６、締止ボタン１６８、照会ボタン１６９
、返却ボタン１６７、万円紙幣収納部２２のニアエンド
を点滅で示し、エンドを点灯で示す表示器１７０、千円
紙幣収納部２）のニアエンドを点滅で表示しエンドを点
灯で示す表示器１７ノ、五千円／排除券収納部２０のニ
アエンドを点滅で表示しエンドを点灯で示す表示器１７
２、回収、装ｊｆｉｉを示す表示器１７４、オヨびテン
キー金種キーからなるキーボード１７３などで構成され
ている。

前記リモートモニタ１７５は第２２図に示すように構成
されている。すなわち、万円紙幣収納部２２のニアエン
ドを点滅で示しエンドを点灯で示す表示器１７８、千円
紙幣収納部２２のニアエンドを点滅で示しエンドを点灯
で示す表示器１７９、五千円／排除券収納部２θのニア
エンドを点滅で示しエンドを点灯で示す表示器１８０、
科目、動作ステップ、動作状Ｉ凛コードを表示したシ、
万円紙幣、千円紙幣の装填枚数あるｌｎｌ′ｉ精査枚数
を表示する表示部１２７、および枚数ボタン１２６など
によって構成されている。

次に、このような構成において、動作を説明する。たと
えば今、まず利用客（顧客）はＣＲ１表示部１０に表示
されている「カードあるいは通帳を挿入して下さい」と
いう操作案内を見てカードをカード挿入口５に挿入する
。すると、そのカードの磁気ストライフ上のデータが図
示しない読取部によシ読取られ、主制御部１５０へ供給
される。これによ）、主制御部１５０はカードの正当性
をチェックする。そして、カードが正当な場合、主制御
部Ｉ５０は、ＣＲ１表示部１０で「暗証番号を投入して
下さい。」という操作案内を表示せしめる。そして、利
用客が暗証番号を操作ボタン８によシ投入すると、主制
御部１５０はカーＰから読取った暗証番号と操作ボタン
８によシ入力した暗証番号との一致または関連性のチェ
ックを行う。一致した場合、または関連性があらかじめ
規定された規則を満足する場合、主制御部１５０はＣＲ
１表示部１０で「取引種目を選択して下さめ」と案内す
るとともに１　「入金、出金、振替振込、残高照会」の
選択ボタンの指示を表示する。

そして、取引種目の選択時、入金に対応する操作ボタン
８が投入されると、主制呻部ノ５０は入金受付状態とな
シ、入出金機構１２に入金指令を出力する。これによシ
、人出金機構１２け入出金０２の扉体５０を開く、つい
で利用客が紙幣束Ａを金種表裏混合で一括かつ立位状態
で紙幣収納室５１に投入したのち、扉体５０を閉めると
図示しない検知器が扉体５０の閉ったことを検知する。

また、検知器４１ｇ、４１ｂの検知によシ主制御部１５
０が紙幣収納室５ノに正しく紙幣が入金されたと判定し
たのち、紙幣Ａは取込ローラ５７を介してその最前端の
ものから一枚ずつ取込まれる。この取込まれた紙幣Ａは
取込搬送路Ｒ１を介して搬送される。このとき、紙幣Ａ
は紙幣通過検知器４０ａによシ取込検知が行われ、その
検知信号によシ主制御部１５０が取込枚数を計数してい
る。また、紙幣Ａが鑑査部３６を通過する際に、「短手
長さ」、Ｆ長手長さ」、し磁気パターンマツチング」、
「透過光の色分解」、「反射光による微細部分の分割マ
ッチングコなどの検知が行われることによシ、「券種判
別」、「真偽判別」、「正損判別」、「表裏判別」が行
われ、その結果が主Ｘｌ制御部１５０に供給される。こ
れによ）、主制御部１５θはその鑑査結果を図示しない
カウンタで計数する。また、主制御部１５０は真偽判別
で「偽」となった紙幣Ａ１重ね取シしたり、著しくスキ
ューしたシ、破損しｆＣシして正しい紙幣として認識で
きなかった場合、入出金機構１２に排除信号を出力する
。これにより、その紙幣Ａの先端が紙幣通過検知器４０
ｂに到達したとき、第１の振分はダート、９９　ａが右
方へ回動される。すると、その紙幣Ａは搬送路Ｒ３を介
して一時集積部３８に一時集積される。

一方、真偽判別で「真」と判別され、かつ表裏判別で「
裏」と判別された立子円紙幣の場合、主制御部１５０は
入出金機構１２にその信号を出力する。これにより、そ
の紙幣Ａは振分はグー　’ｐ　３９　ａ　、　３９　ｂ
で振分けられて、表裏反転部３７に搬送される。この表
裏反転部３７で反転された紙幣Ａは搬送路Ｒ４を介して
搬送され、振分けｒ　−）　Ｊ　９　ｄで振分けられて
搬送路Ｒ５を介して搬送され、第１の集積・取出し装置
２４によシ第１の一時保管部３２に集積される。

このとき、各収納部２θ、２１．２２ではセ・やレータ
機構２８．２９．３０が第２３図（ａ）に示す待機状態
（Ｓｒ１）から一定間隔移動した同図ｉｂｌに示す位置
（Ｓｒ１）（この場合は約２５　＋ａ　）にあシ、かつ
上下両方のフラン／ｆ　１３２　。

１３３の爪１３２　ａ　、　”−、１３３ａ　ｒ　”’
が紙幣Ａを押えた状態となる。つぎに、支軸１０７を中
心に７（ルスモータ１１０にょ）駆動される可動体１０
８が左方に回動した状態っまル第２３図（ｃｌに示す状
態となる（　Ｓ　Ｔ　、？　）。各集積・取出し装（ｔ
ｕ；ｔ４．ｚｓ、２ｇの前側に一時保管部、？　２　、
　、？　Ｊ　、　３４を形成した状態にあ）、羽根車１
００に案内されかつその上部を摩擦係数の低いベルト１
４６で案内された紙幣Ａは可動体１θ８にぶつかること
により少し前方に曲る。

その反発力により板バネ１４７が少し上部にたわみ紙幣
Ａを下方に落しこむカが働く、かつ紙幣Ａは少し曲って
いるため、すでに収納されている紙幣Ａを押すカが働き
、羽根車ｉｏθから外れる。紙幣Ａはその円周上の一部
が高摩擦体で形成された回転体１０６を時計方向に回転
させておくことにより、短手方向の長さの異る紙幣Ａ（
たとえば万円と千円）でもきちんと一枚一枚下方に第２
３図（（至）に示すように、整位集積される（ＳＴＭ）
。なお、このとき、可動体１０８が左方に移動するのと
連動して、ストン・量用回動体１２２が軸１２３を支軸
として反時計方向に回動し、その先端によシ取出し口１
１２をふさぐので集積された紙幣Ａが下方にひきこまれ
ることはない。なお、集積枚数がある程度（ここでは５
０枚）をこえると（Ｓｒ５）、少しずつセパレータ機構
２Ｂ、２９．３θを右方に移動させることによシ紙幣Ａ
・・・間の圧力を緩和し集積性能を向上させる（Ｓｒ６
）。又紙幣Ａの長手方向の整位は図示しない手段にて移
動する整位がイド板１４４によって紙幣Ａが羽根車１０
０から外れ集積される時期に行なわれる。

一方、千円紙幣、万円紙幣の場合も同様に動作して、そ
れぞれ第２．第３の一時保管部３３゜３４に集積される
。また、上記真偽判別で「真」と判別され、かつ表裏判
別で「表」と判別された紙幣も、表裏反転部３７を介さ
ずに、金種ごとに対応する一時保管部、９２，３３．３
４に集積される・上記集積時、通過検知器４ｒ３ｍ。

４０ｎ、４０．の検知信号にょシ、主制御部１５０は立
子円、千円、−万円紙幣のそれぞれの集積枚数を図示し
ないカウンタにょシ計数する。

一方、検知器４１ｍ、４１ｂによって紙幣収納室５１の
紙幣無しが検知されると、取込ローラ５７の回転を止め
、取込処理を終了する。

つぎに、一時集積部３８に排除券が集積されている場合
には、アーム９２が左方向に移動して、排除券が搬送ベ
ルト８２と６２にはさまれ、搬送路Ｒ１を介して一括し
て紙幣収納室５１−！で搬送される。（第７図参照）。

このように紙幣収納室５ノに戻され、集積された排除券
は再度取込み搬送され入金処理が行われる。

このようにして、投入された全紙幣が集積されたのち、
計数照合される。っまシ鑑査部３６で判定された真券の
うち万円紙幣の鑑別枚数、立子円紙幣の鑑別枚数および
千円紙幣の鑑別枚数と各券種に対応する一時保管部３２
〜３４への搬送路Ｒ５上にある通過検知器４　ｉｌｌ　
ｍ　＋　４　Ｏｎおよび４００によるそれぞれの計数枚
数が主制御部１５０で照合され、２重のチェックで計数
保証される（　Ｓｒ７　）。

さて、この様にして集積が完了すると、第９図に示すパ
ルスモータ１３８の励磁を切り、フリーとなったモノ４
レータ機構２Ｂ、２９．３０は紙幣群Ａを介して抑圧ス
プリング９９のかかつている押板９７に押されて前進し
、一時保管部３２，３３．３４の紙幣Ａを押しつける（
Ｓｒ１）。上記計数照合の後、主制御部１５０は券種別
枚数と合計入金額を操作盤部３のＣＲＴ表示部１０に表
示せしめ、顧客に投入金額および券種別枚数の確認をう
ながす。顧客が確認がタンを押下すると（ＳＴ４９）、
オンライン交信の末受入「可ｊとな夛、第９図に示す・
々シスモータ１３６を駆動させてまずＭ２Ｓ図（ｅ）に
示すように、下部フラッパ１３３を開きながらセ・やレ
ータ機構２Ｂ、２９．３０を右方ヘパツクさせる（ＳＴ
１０）。そして、下部フラン・七１３３が開、上部フラ
ン・母１３２が閉の状態のまま今度はパックした量だけ
、左方へ前進させる（ＳＴＩＩ）。（同図（ｆ）） 次に、下部フラン／４′１３３が開のまま、同図ｆｇｌ
に示すように、上部フラッパ１３２を開きながらセ／Ｊ
？レータ機構２　Ｂ　、　２９　、．９０をバックさせ
る（８７Ｍ２）。この時上部フラツハ１３２を構成して
いる冬瓜１３２ｍ　、１３２ｂ　、１３２ｃ。

１３２ｄは紙幣をけり上げることのないよう紙幣Ａの立
位方向に直線に近い軌道をえかきながら開く様／ぐルス
モ〜タノ３６とノやルスモータノ３８で制御されている
。こうすると各段の押収９７によシ各段に収納されてい
る紙幣群Ａは押圧スプリング９９に押されて前進し、一
時保管部３２　、　Ｊ　３　、．９４の紙幣Ａと一緒に
なって゛集積・取出し装置２４，２５．２６に当接して
止まる。

次に、第２３図（ｈ３に示すように可動体１０８を時計
方向に回動して立てると同時にセパレータ機構２８，２
９．３０を同図（ｉ）に示すように収納位置まで移動さ
せる（８重Ｍ、９）。フラン・母１３２，１３３を全閉
させた後（ＳＴＪ４）セパレータ機構ｘｓ、ｚ９，３ｏ
ｔ−同図（ｊ）に示すように、一定間隔右方ヘパツクさ
せ（ここでは２５ｎｔ！Ｒ）、検知器４１ｅ、４１ｆ、
４１ｇＫで紙幣Ａの残留をチェックして（ＳＴ１６）、
残留がなければセ・（レータ機構２Ｂ　、２９゜３θを
第２３図Ｃωに示すように、待機位置まで移動させ（Ｓ
ＴＪ７）、ここで再度残留検知レバー１４３によル再度
紙幣Ａの残留チェックを行い、残留がなければここで入
金取引動作を終了する。もしも残留があれば集積直後か
らの動作をくシかえず。このような入金処理動作での紙
幣Ａ・・・の流れは第２４図に示すように行われるよう
罠なっている。また、上記動作を説明するためのフロー
チャートは第２５図（ａ）　（ｂ）に示すようになって
いる。

つ八゛に、入金紙幣の返却処理について、第２６図に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。すなわち、上
記顧客による投入金額確認時に取消ボタンを押下げた場
合、あるｂはオンライン交信の末受入れ「不可」となっ
た場合、主！Ｉｌｌ制御部１５０は返却状態となシ、入
出金機構１２に返却指令を出力する。これによシ、一時
保管部３４，３３．３２の紙幣Ａが万円紙幣、千円紙幣
、立子円紙幣の順で取込み動作が行われ、一時集積部３
８に集積される。すなわち、まずセパレータ機構２Ｂ　
、２９．３０を水平方向ｒ（駆動する各’ＶＲタイプノ
ヤルスモータ１３６の励磁を切ることによシ上下両方の
フラン・ぞ１３２　、７　、？　、？は押板９７によル
集積紙幣Ａ・・・ごとスプリング９９の力で押され、一
時保管部、？　２　、　、？　３　、　、？　４の紙幣
Ａ　・・・を第２７図（ａｌに示すように、羽根車１０
０方向に押しつける。次に回動体１θ８を同図（ｂｌに
示すように、右方向に回動することによシ一時保管部３
２　、’　３３　。

３４の紙幣Ａをフラッノや２３２，１３３の爪１３２ａ
・・・、１３３ａ・・・の間にはさみこむ。

次に回転体１０６の回動を開始することにょル一時保管
部３２，３３．３４の紙幣Ａは順次全て一時集積部３８
に集積される（ＳＴ２１）。

各段の取込動作の終了タイミングは、第２７図（ｃｌに
示すように、残留検知レバー９４から紙幣Ａが外れ、検
知器９６がオフすることにより行’）（ＳＴ２２）、（
第１５図参照）。次にセ・ぐレータ機構２Ｂ、２９．３
０を同図（ｄｌに示すように、左方に後退させ（ここで
は２５網）（Ｓ’ｒ’３）、検知器４１ｅ、４１ｆ、４
１ｇにて紙幣への残留をチェックしくＳＴ、？４）、残
留がなければセ・！シー２機構２Ｂ、２９．３０を同図
（ｅ）に示すように、待機位置まで移動させ（ＳＴ２５
）、入金返却を終了する。残留があれば再度返却動作を
くシかえす（，５Ｔ２６）。

そして、一時集積部３８に全ての入金紙幣が一時集積さ
れたとき、その紙幣Ａを紙幣収納室５ノまで一括搬送す
る。その後、紙幣収納室５ノの紙幣Ａは前述した紙幣放
出機溝（ボッシアツブ機構）によシ全入金紙幣を入出金
ロアより突出させ、顧客に入金紙幣の抜き数カを促して
いる。このとき、主制御部１５０はＣＲＴ表示部１０で
［入金紙幣を返却致します。］という案内を行う。この
ような入金返却処理動作での紙幣の流れは第２８図に示
すようになっている。

前記自動返却動作における全ての紙幣はいかなる条件で
も一時集積部３８に一時集積し、一括して紙幣収納室５
１まで搬送したのち、第６図に示す紙幣放出機構（ボッ
シアツブ機構）によシ全入金紙幣を顧客に戻す。つまシ
、返却紙幣の鑑査についてはｂつさい行なわない。鑑別
機能としては入金時と全く同じ機能があるが、あえて、
鑑別機能を使用しないのは入金時の計数と返却時の計数
が、不一致になった場合のりカバリ手段が非常に複雑に
なるとともに、返却時の紙幣の取出し動作時に発生した
重ね取シ等で計数照合がとれない場合がある為である。

ただし、本人出金機構の各部の配置ではりトライによる
リカバリ手段が機構上は可能である。

つぎに、出金処理について第２９図（ａｌ　（ｂ）に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。すなわち、取
引種目の選択時、出金に対応する操作ボタン８が投入さ
れると、主制御部１５０は［金額をボタンで押し最後に
円ビタンを押して下さい。」という案内文字をＣＲＴ表
示部１０で表示せしめる。ついで利用客は案内にしたが
って操作ボタン８によシ金額を投入する。この金額の投
入によシ、主制御部１５０は「金額がよろしければ確認
がタンまたは両替ボタンをちがうときは訂正ボタンを押
して下さい。」という案内文字をＣＲＴ表示部１０で表
示せしめる。このボタンの押下げにより、主制御部１５
０は「交信中です。しばらくお待ち下さい。」という案
内文字をＣＲＴ表示部１０で表示せしめる。

このとき、主制御部１５θはオンライン交信を行うとと
もに、入出金装置１２に出金指令を出力する。これによ
シ、入出金装置１２は上記金額に対応する紙幣を紙幣収
納部２１．２２から取出し、一時集積部３８に集積せし
める。すなわち、１ず万円紙幣収納部２２および千円紙
幣収納部２ノのセパレータ機構３０．２９のフラッノ４
′１３２．１３３を第３０図ｆａ）に示す待機状態（Ｓ
　Ｔ　、？　７　）からパルスモータ１３６を動作させ
同図ｆｂ）に示すように開く（ＳＴＪ２）。

まず、万円紙幣収納部２２よシ紙幣Ａをとりだす。図示
しないクラッチをＯＮ　して回転体１０６の回転を開始
することによｌＯ出しがはじまる（ＳＴＪ、？）。この
ようにして取出された紙幣Ａは振分はダート３９ｄ、３
９ｅ、３９ｆ。

３９ｇ、３９ｂで振分けられ搬送路Ｒ４ｒ　Ｒ２ｒＲ３
を介して搬送され一時集積部３８に集積される。このと
き、万円紙幣収納部２２から取出された紙幣Ａは紙幣通
過検知器４０ｒにより取出検知が行なわれ、その検知信
号によシ主制御部１５０が取出枚数を計数している。ま
た千円紙幣収納部２１から取出された紙幣は紙幣通過検
知器４０ｑによシ取出検知が行なわれ、その検知信号に
より主制御部１５０が取出枚数を計数している。

そして、通過検知器４θｒ、４θｑによる取出し枚数が
設定枚数となったとき、主制御部１５０は対応する紙幣
収納部２２．２１からの紙幣Ａの取出しを終了せしめる
（ＳＴＪ４）。

すなわち、最終の巻先端を検知器４０ｒ、４Ｄｑが検知
すると同時に図示しないクラッチを切シ、ブレーキの励
磁をかけ回転体ｌθ６の回転を止める（ＳＴＪ５）。こ
の時、紙幣群Ａの先端部の紙幣は回転体１０６とｆ−１
０−２１１３の間に止まっている。次の動作に移るため
にはその紙幣を受台１３０上にまで持ち上げなければな
らない、つｔｂちよろ出（取出し途中）の復帰動作を行
なわなければならない。まず、第３０図＋ｃ）に示すよ
うに、上部フラッパ１３２を閉じ、下部フラッパ１３３
は開いたままとする（ＳＴＪ６）。次に、セパレータ機
構２８　、２９を第３０図（４）に示すように、回転体
１０６と反対の積層方向すなわち図中右方向に移動（こ
こでは２５厘）させる（ＳＴ３７）。この時紙幣残留検
知レバー１４３でちよろ出残留有無をまず検知する（Ｓ
ＴＪ１１り。紙幣Ａのちよろ出残留がある場合には検知
レバー９４．９４が紙幣Ａによりおされて（第１５図参
照）、検知し・ぐ−９４，９４を検知している検知器９
６が明のままである。ちよろ出残留がない場合は、検知
器９６が暗となっている。ちよろ出残留がない場合は、
フラッパ１３２，１３３を第３０図ｆｅ）に示すように
、全開にすると同時にセノ’？レータ機横２８．２９を
収納位置まで移動することによりちよろ出復帰をする（
　Ｓ　Ｔ　、？　９　）。次に、同図ｆｆｌに示すよう
に、フラッノ４１３２，１３３を全閉としく５Ｔ４０）
、セフ４レータ機構２８゜２９を同図（ｇ）に示すよう
に、右方向へ移動させて（ここでは２５鋼）（ＳＴＪ７
）、検知器４１ｆ、４１ｇにて紙幣の残留をチェックす
る（ＳＴ４２）。残留がなければセ・（ル−タ機構２８
．２９を同図（ｈ）に示すように、待機位置まで移動さ
せて取出しを終了する（ＳＴＪ３）。

ここで残留があれば、フラン／９１３２，１３３を全開
とし、セパレータ機構；！８．２９を収納位置まで移動
しく５Ｔ３９）、フラッノ？１３２゜１３３を全閉とし
く５Ｔ４（７）、セパレータ機構２８．２９を右方へ移
動しく５Ｔ４ｚ）、残留チェックをしく５Ｔ４２）、残
留がなければセパレータ機構２８．２９を待機位置まで
移動させて取出しを終了する（ＳＴＪ、９）。さて、第
３０図（１）に示すように、ちよろ出残留があった場合
には上フラン／ｆ１３２のみ閉の状態で７９ルスモータ
１３８の励磁を切って残留紙幣Ａを上フラッノや１３２
とフラノ／母後部紙幣Ａとで押しつけてクラッチをＯＮ
シ、同図（ｊｌに示すように回転体１θ６を回転させ紙
幣Ａを取り出す（ＳＴＪ４．４５）。紙幣Ａの先端を検
知器４θｑ、４０ｒが検知すると同時にクラッチをＯＦ
Ｆ　Ｌ、ブレーキをＯＮすることによ９１枚のみ取り出
す（ＳＴＪ６，４７）。この取シ出された紙幣Ａは振分
けｌ”　−ト３９　ｄ　、　３９ｅ、３９ｆ　。

３９　ｍ　、　、９９　ｂ　、　３９　ｃで振分けられ
搬送路Ｒ６’　＊　Ｒａを介してリノエクト庫４９に搬
送される。その後、上フラッパ１３２のみ閉の状態で第
３０図（ｋ）に示すように、セ・やレータ機構２８．２
９を右方へ移動しく５ＴＪ７）、、同図（４に示すよう
に、ちよろ出残留をチェックしく５ＴＪＩ？）、なけれ
ばフラノ・’Ｉ’１３２　、１３３を全開と同時に同図
（−に示すようにセ・七レータ機構２８．２９を収納位
置まで移動する（Ｓｉ２０）。

フラッノ４’１３２，１３３を全閉としくＳＴ４θ）、
セ・臂レータ機構２８．２９を右方へ移動（ここでは２
５属）させ（Ｓｉ４１）、残留をチェックしく５Ｔ４２
）、残留がなければセパレータ機構２８．２９を待機位
置まで移動する（Ｓｉ４３）。また、その取出された紙
幣が鑑査部３６を通過する際に「券種判別」などが行わ
れ、その結果が主制御部１５０に供給される。これによ
り、主制御部ノ５０はその鑑査結果を図示しなめカウン
タで計数する。さらに、一時集積部３８に集積させる紙
幣は紙幣通過検知器４０ｆによシ集積検知が行われ、そ
の検知信号によｐ主制御部１５θが集積枚数を計数して
いる。

そして、通過検知器４０ｒ　＋　４’ｑによる取１５０
は対応する紙幣収納部２２．２１からの紙幣の取出しを
終了せしめる。また、主制御部１５０は鑑査結果に応じ
た千円紙幣と万円紙幣の加算枚数と、集積枚数とが一致
するかによシ枚数照合を行う。

このとき、取出された紙幣Ａは鑑査部３６を通過し、「
券種判別」によシ各券に対応した紙幣収納部２２．２１
よシ取出された券種である事が再確認される。この「券
種判別」については通常、再鑑は必要ないが、不足分を
係員がセットする際にセットミスが皆無とは言えないの
で再確認する事が最良である。

「正損判別」については、入金時の運用モードによシ、
正損による振分けが必要かどうか決定される。つまシ、
入金では「真」紙幣で券種判定可能であればどんなに汚
れ、破れ、セロファンテープを貼）補修した券等でも受
入れる。

それらを出金用として万円収納部２２、千円収納部２１
に収納するかあるいは立子円／排除券収納部２θに収納
するようにしても良く、前者では出金時の正損判定が必
要であ）後者では特に必要ではない。

いずれにせよ、顧客に払出される紙幣として損券は避け
なければならない。

正損区分制御を行なう場合、損券は、通常の紙幣の取出
し時発生した重ね取シ、著しいスキューおよび、規定以
上のピッチつま）異常搬送券であ）、鑑査部３６で鑑別
不可となった排除紙幣と同様に立子円／排除券収納部２
０に案内され集積し収納される。なお、排除券が発生し
た場合は第１１”　−ｈ　３９　ａを左方に回動させ表
裏反転部３７を介さず、そのまま立子円／排除巻収納部
２θに集積し収納される。排除券の収納場所については
排除券集積部４９に切替える卓が可能である。

なお、上記した出金処理動作での紙幣の流れは第３１図
に示すようになっている。

このように排除券が発生した場合は、指定枚数分の補充
を行なう為追加取出しを行なう。

しかして、一時集積部３８に集積された払出し紙幣は、
第７図に示す機構により一括して送シ出され、紙幣収納
室５ノに集積される。その後、オンライン交信した末、
取引「許可」となると第６図に示す紙幣放出機構により
紙幣Ａをアーム７ノではさみ込み持ち上げて顧客に払出
し抜き取られるのを待つ。

また、オンライン交信の末取引「不可」となった場合は
、紙幣収納室５１に集積されている払出紙幣は、入金時
の処理と同じように一枚ずつ紙幣を取込み、鑑別しても
との収納部２２゜２ノに券種毎に収納する。このように
、交信に入ると同時に紙幣の取出しを開始する並行動作
を採用する事によシー取引あたりの処理時間を大幅に短
縮でき、効率を高める事ができる。また取引「不可」と
なる場合の頻度も少なくなったとしても取出された紙幣
はもとの収納部に戻す事ができるので問題もない。

つぎに、紙幣を第６図で示す紙幣放出機構で゛　持ち上
げて、顧客に抜きとられるのを待つ出金紙幣放出、入金
自動返却時の放出および入金排除券の放出時の顧客操作
タイムアウト発生時における紙幣取忘れ回収動作につい
て第３２図の紙幣の流れを参照して説明する。

第６図に示す放出機構において、第１の搬送ベルト５３
と第２の搬送ベルト５４にはさまれ押し出された紙幣束
Ａは逆に図示しない駆動源によって矢印と反対の方向に
回転して、紙幣収納室５１内へ戻される。紙幣検知器４
１ｂが「明」、４１ａが「暗」の状態の時、つまり、紙
幣が完全に引き戻され紙幣収納室５１に取込１れたこと
になるのでマグネット７３の吸引を解除して、第２の搬
送ベルト５４が掛渡されたプーリ６４に取付けられたア
ーム７ノが元の位１べに戻されるとともに、自動的に扉
体５０′ｆ：閉じ、入出金ロアを閉鎖する。この後、第
４図に示す前述した通常の入金取込の一連の動作により
、この紙幣束Ａを１枚ずつ運次取込む事になる。この時
振分けＰ−ト、９９ｇは下方に倒されており、１枚ずつ
取込まれた紙幣は搬送路Ｒ２全通して、回収／装填紙幣
収納部２３の一時保管部３５に集積され、処理が完了し
た後収納される。

この回収処理は回収／装填紙幣収納部２３が満杯になる
まで続けられる運用モード、つまシ回収した取引と回収
された紙幣の対応をつけない運用モードと対応をつける
運用モードすなわち１度目の回収紙幣は回収／装填紙幣
収納部２３の中に収納し、２度目の回収紙幣はセパレー
タ機構３１で仕切られている一時保管部３５に、また３
度目の回収紙幣は紙幣収納室５ノ内にとどめる運用が可
能であシ回収処理が３回目まで装置をとめずにできる。

なお、前記説明では回収紙幣は鑑査部３６を通過しな込
で直接、回収／装填紙幣収納部２３に取込む方式とした
が、振分けｒ　−ト３９　ｇを上方圧倒し、鑑査部３６
を通して回収紙幣を鑑別し計数して、−次集積部３８に
集積した後、一括して紙幣収納室５１に戻して今度は振
分はダート３９ｇを下方に倒し、再度取込みを行ない回
収／装填紙幣収納部２３に入れる事も機構上可能である
。

また、回収紙幣は入金と同じように鑑査計数して、券種
毎の紙幣収納部２０，２１．２２に振分けて入れる事も
できる。

つぎに、紙幣装填処理について第３３図（ａ）。

ｆｂ）に示すフローチャートと第３４図に示す紙幣の流
れを参照しつつ説明する。まず、係員は朝一番にその日
１日に必要な万円紙幣、千円紙幣を混合して第４金庫カ
セツト１９の紙幣収納部２３に収納し、入出金機構１２
にセットする。

そして、係民は内部モニタ１３の装填？タン１６０を押
下げる。（ＳＴ５１　）。この装填？タン１６０の押下
げによシ、主制御部１５０は検知器４１ｅ、４１ｆ　ｔ
　４１　ｇ　＋　４１ｃ　＊　４１ｂ＋４０８、・・・
からの検知信号によシ一時保管部、９２，３３，３４、
一時集積部３８、紙幣収納室５ノおよび各搬送路Ｒ上に
紙幣が残留していないかをチェックしく５Ｔ５２）、残
留していわばその旨を内部モニタ１３の動作状態表示部
１６１でエラーコードを表示し、警報を発生せしめる。

（ＳＴ５３）。この警報によシ、係員が紙幣収納部２１
．２２から紙幣を抜き取る。

（ＳＴ５４）。このとき、主制御部１５０はＣＲＴ表示
部１０で「装填中のため、しばらくお待ち下さい。」と
いう案内を行っている。

ついで、主制御部１５０は検知器４１ｂからの検知信号
によシ装填用紙幣収納部２３に紙幣が有るか否かチェッ
クしく５Ｔ５５）、紙幣がなければその旨を内部モニタ
１３の動作状態表示部１６１でエラーコードを表示し警
報を発生せしめる。（ＳＴ５６）。この幣報によシ係員
が万円紙幣、千円紙幣を混合して第４金庫カセツト１９
の紙幣収納部２３に収納する。

（ＳＴ５７）。

そして、装填用紙幣が有シ、すべての箇所で紙幣残留が
ない場合、主制御部１５０は振分けＰ−ト３９ｍを右方
、振分はダート、’（９ｈを右方、振分け？　−ト３９
　ｇを下方へ回動せしめる。

これによシ、紙幣収納部２３の紙幣は、前述した出金時
の取出し動作と同じく、逐次１枚ずつ取出され、搬送路
１七６によって鑑査部３６に搬送される。すると、鑑査
部３６は紙幣を鑑別し、その鑑別結果を主制御部１５０
へ出力する。これにより、主制御部１５０は千円紙幣の
枚数と万円紙幣の枚数を計数する。上記鑑査部３６を通
過した紙幣は、入金処理時と同じように動作して排除券
が一時集積部３８、万円紙幣、千円紙幣がそれぞれの一
時保管部３４　、　、？　３に集積される。（Ｓｉ５８
）。そして、万円一時保管部３４または千円一時保管部
３３のいずれかが１００枚に達した時、紙幣収納部２３
の紙幣取出しを一旦停止し、１００枚となった紙幣を万
円紙幣収納部２２あるいは千円紙幣収納部２ノへ収納せ
しめる。この収納動作が完了すると、引続いて紙幣収納
部２３の紙幣取出しを開始し、址た一時保管部３　、？
　、　３４が１００枚に達した時、一旦取出し動作を中
止し、１００枚の集積紙幣を対応する収納部へ収納せし
める。（Ｓｉ５９）。この動作を取出し紙幣がなくなる
まで、つまり紙幣収納部２３の紙幣無しが空検知器４２
で検知され、かつ検知器４１ｈが「明」となるまで行い
。（Ｓｉ６０）。最後の紙幣が搬送され、かつ一時保管
部３３．３４に集積された後、主制御部１５０は各部搬
送路Ｒに紙幣が残留していない事を検知器４／）＆・・
・により検知し、各部を停止せしめる。このとき、主制
御部１５０は一時集積部３８に集積されている排除券を
一括して紙幣収納室５ノに搬送せしめる。

（第７図参照）。（Ｓｉ２））。ついで、紙幣収納室５
１の紙幣は前述した回収動作と同様に、１枚ずつ取出さ
れ、一時保管部３５に集積された後、紙幣残留なしの検
知によシ、紙幣収納部２３Ｊｆ：、収納される。

このように、一連の装填動作が完了すると、主制御部１
５０はカード・伝票処理ユニット装置１１内の図示しな
り印字部によシノヤーナル上に紙幣装填内容つまシ第３
５図に示すように万円紙幣、千円紙幣の各券種毎の枚数
および合計金額を印字したものを発行せしめるとともに
、内部モニタ１３の枚数表示部ノロ４で万円紙幣、千円
紙幣の各券種毎の枚数を表示せしめる。

（ＳＴ６ｚ）。また、主制御部１５θは、排除券があシ
返却されている場合、回収／装填表示器１７を表示せし
め、係員に報知せしめる。

これにより、係員は紙幣収納部２３に返却された紙幣を
第４金庫カセツト１９を抜き出して取出し、枚数を数え
る。係員はこの枚数と、ジャーナルの印字内容、内部モ
ニタ１３の表示内容とをもとにして自分が最初にセット
した各券種枚数、金額を照合し、確認する。この確認時
、係嫉は内部モニタ１３の収納ボタン１６６を押下げる
。（ＳＴ６Ｊ）。こうして、一時保管部３３　、　、？
　４に集積されている最後の紙幣を各収納部２１．２２
に収納して装填処理を完了する。

係員のセット段階での紙幣過不足または係員の計算ミス
等で照合確認がとれない場合は内部モニタ１３の返却ボ
タン１６７を押下げる。このボタンが押下けられると、
万円紙幣、千円紙幣の各収納部２２．２３及び各一時保
管部３４゜３３にある装填された紙幣全てが、出金時の
取出し動作と同じ処理で一枚ずつ取出され、搬送路Ｒ６
を通して、鑑査部３６に搬送される。振分はダート３９
ａは右方、３９ｈは左方にあらかじめ回動されておシ、
鑑査部３６を通過した紙幣は振分け’ｒ’　−ト３９　
ａの向きに従がい、搬送路Ｒ３を通シ、また振分けｆ　
−トＪ　９　ｈの向きに従かい搬送路Ｒ７に入る。この
あと搬送路Ｒ７から搬送路Ｒ２を介して紙幣が搬送され
、振分けｒ　−）　３９　ｇを下方に回動されておシ、
搬送路Ｒ５に入シ回収／装填紙幣収納部２３の一時保管
部３５に集積され、収納される。この動作も装填時と同
じように１００枚毎の間欠動作を繰返し、万円紙幣、千
円紙幣の各収納部２２．２１及び−蒔保番Ｊ３４　、３
．９が空になシ、且つ搬送路から紙幣が無くなるまで続
けられ完了する。（Ｓｉ６４　）。上記装填時の返却処
理の紙幣の流れは第３６図に示すようになっている。

上記のように装填処理は各鯵種１００枚毎の間欠動作に
よ）集積・収納が繰返されてｂるの　　〔で、処理途中
で紙幣が取出部、搬送部、集積部等でソヤムした場合等
でも、それまでに収納さ　　ンれた紙幣は計数保証され
ており、万円、千円紙　　実幣）収納部２２．２１に入
った紙幣はそのまま　　紙にしておき、一時保管部、９
４　、　Ｊ　３および搬送　　区取出し中の紙幣のみ取
除き、再セット後装填ボ　　たタン１６０を押下する事
で続行できる。このよ　　　きうにトラブル発生時の係
員のりカバリ−処理が　４０図楽にできる。

また、全装填時通常は券種表音が整理され、　　　取か
つ正券である紙幣をセットするのが銀行とし　　示ての
常識であるが、辰裏・正損混合の場合にも　　　縦対応
すべく、鑑査機能としては入金時と同様　　　出「券種
判別」「表裏判別」「正損判別」および　　図「ｔｃ偽
判別」の全機能が活かされている。全装　　装填時は朝
一番のみの係員処理である事と紙幣枚　　機構が多い為
、処理時間が長く、自動取引装置と　　　１して取扱休
止にするのが賢明な制御であシ、顔　　　偉容に対して
もその方が良い。　　　　　　　　　　　１発明の効果
〕 以上詳述したように、この発明によれば、コ・ヤクトな
構成で、紙葉類の集積と取出しを確に行うことができ、
しかも新たに集積された葉類をすでに集積されている紙
葉類と明確に分することができ、またその新たに集積さ
れ紙葉類の確実な返却完了を判断することがでる紙葉類
の集積・取出し装置を提供できる。

面の簡単な説明 図面はこの発明の一実施例が用いられる自動／ 引装置を示す、もので、第１図は一部切欠してす外観斜
視６、第２図は入出金機構の概略的断側面図、第３図か
ら第６図は紙幣取込み取し装置のそれぞれ異なる動作状
態を示す側面、第７図は一時集積部の側面図、第８図は
集・取出し装置の側面図、第９図はセパレータ構および
取出し装置部の概略的平面図、第０図は取出し機構の平
面図、第１１図は回転とアイドルローラとの関係を示す
側面図、第２図は可動体を説明するための側面図、第１
３図はフラノ・（の動作を示す側面図、第１４図はフラ
ノ・ヤの構成を説明するための平面図、第１５図は紙幣
検知機構の構成を示す側面図、第１６図から第１９図は
集積・取出し装置のそれぞれ異る動作状態を示す側面図
、第２０図は全体の構成を概略的に示すゾロツク図、第
２１図は内部モニタの構成を示す平面図、第２２図はリ
モートモニタの構成を示す平面図、第２３図は入金処理
における集積・取出し装置の動作状態を示す側面図、第
２４図は入金処理時の紙幣の流れを示す説明図、第２５
図は入金処理の要部の動作を説明するためのフローチャ
ート、第２６１ａは入金返却処理の要部の動作を説明す
るためのフローチャート、第２７図は入金返却処理にお
ける集積・取出し装置の動作状態を示す側面図、第２８
図は入金返却時の紙幣の流れを示す説明図、第２９図は
出金処理の要部の動作を説明するための７０−チャート
、第３０図は出金処理における集積・取出し装置の動作
状態を示す側面図１、第３１図は出金時の紙幣の流れを
示す説明図、第３２図は回収時の紙幣の流れを示す説明
図、第３３図は装填処理を説明するための７０−チャー
ト、第３４図は装填時の紙幣の流れを示す説明図、第３
５図は装填時のジャーナルの印字例を示す図、第３６図
は装填時を土チ哉遷返伽圭の返却処理における紙幣の流
れを示す説明図である。

Ａ・・・紙幣（紙葉類）、１２・・・入出金機構、１６
〜１９・・・金庫カセット、Ｒ・・・搬送路、２４〜２
７・・・集積・取出し装置、２８〜３ノ・・・セパレー
タ機構、３２〜３５・・・一時保管部、３６・・・鑑査
部、４１ｅ　、４１１．４１ｇ、４１ｂ−紙幣有無検知
器、９４・・・検知レバー、９４ａ・・・端部、９５・
・・軸、９６・・・検知器、９７・・・押板、９８・・
・移動体、９９・・・抑圧スプリング、１００・・・集
積用羽根車、１０３・・・シャフト、１０６ａ。

１０６　ａ　、　１０６　ｂ−回転体、１０　Ｂ　・・
・可動体、１１２　・・・取出し口、１１３ｈ、１１３
ａ、１１３ｂ・・・防止ローラ、１２２・・・ストッパ
用回転体、１２３・・・軸、１２４・・・カム、１２５
・・・アイト９ルローラ、１２６・・・フィードローラ
、１３２゜１３３・・・フラッパ、１３２ａ〜・・・爪
、１３３ａ〜・・爪、１３３ａ’、　１３３ｄ’−溝（
スリット）、１１０．１３６．ノ３８・・・パルスモー
ク、１３７　ａ　、　１３７　ｂ−リンク機構、１４２
−・・イニシャルポジション検知器、１４４・・・整位
がイド板、１５０・・・主制御部。

出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第　１０　　
図 １０８ 第　１１　　図 第　１３　図 （ａ）　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂ）＋ｊ
＋ｂ　　　　　　　　　　　　　＋３’ｔｂ（Ｃ） ３２ −、＋３　　＋５　　図 １００ Ｊ１１１６ｒ／Ｊ ＋ｎｎ ＋ｚ／ 第　１７　　ｔ−り ９０ 第　２５ｒ４ （ａ） 第２６図 ＼　　＼ ■ 賀 ２ｊ’４．２９　　図 （ｂ） り：′Ｘ３０ｒ−！ｌ 第　３０ Ｊ）１　３０　　図 柁　３０　　図 第　３３　１Ａ 第　３３　　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙葉類の搬入手段と、この搬入手段によって搬入
   された紙葉類を収納する収納部と、この収納部に対向し
   て設けられ回転に伴つ′て収納部内の紙葉類を取出し口
   よシ順次取出す回転取出し手段と、前記収納部内の紙葉
   類と前記回転取出し手段との間に前記搬入手段によ如搬
   入された紙葉類を集積するための一時保管部を形成する
   仕切手段と、前記取出し口近傍に設けられ、前記一時保
   管部の紙葉類の有無を検知する紙葉類検知手段と、前記
   一時保管部の紙葉類取出時、前記検知手段による検知結
   果に応じて、取出し完了を判断する判断手段とを具備し
   たことを特徴とする紙葉類の集積・取出し装置。
2. （２）　　前記一時保管部の紙葉類の取出し完了後、仕
   切手段を前記取出し手段と反対の積層方向に所望距離移
   動し、上記仕切手段と取出し手段との間に紙葉類が有る
   か否か検知することにょシ、残留紙葉類の有無を判断す
   る構成としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の紙葉類の集積・取出し装置。