JPS5921210B2 - 水晶振動子の支持装置 - Google Patents
水晶振動子の支持装置Info
- Publication number
- JPS5921210B2 JPS5921210B2 JP7293477A JP7293477A JPS5921210B2 JP S5921210 B2 JPS5921210 B2 JP S5921210B2 JP 7293477 A JP7293477 A JP 7293477A JP 7293477 A JP7293477 A JP 7293477A JP S5921210 B2 JPS5921210 B2 JP S5921210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuning fork
- support device
- elastic
- impact
- rigid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/05—Holders; Supports
- H03H9/09—Elastic or damping supports
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ケースに封入された音叉形水晶振動子におけ
る耐衝撃性の優れた支持装置に関するものである。
る耐衝撃性の優れた支持装置に関するものである。
音叉形振動子は、低周波振動子として小形であるため、
携帯用電子機器、例えは時計の時間標準、選択呼出装置
のフィルタ等に利用されている。
携帯用電子機器、例えは時計の時間標準、選択呼出装置
のフィルタ等に利用されている。
この場合、衝撃等の外乱によって水晶振動子が破損した
り、周波数特性が変化しないように保護する必要がある
。
り、周波数特性が変化しないように保護する必要がある
。
従来、音叉形水晶振動子は、振動子の節点もしくは基底
部において支持しているが、これらの支持はいずれも偏
重的な支持であるため、外部からの衝撃に対して音叉先
端部の変位が非常に大きく、近接するケース内壁に接触
し、先端部を破損しやすい。
部において支持しているが、これらの支持はいずれも偏
重的な支持であるため、外部からの衝撃に対して音叉先
端部の変位が非常に大きく、近接するケース内壁に接触
し、先端部を破損しやすい。
また、衝撃による音叉先端部の変位を防止するため、音
叉の基底部において剛体支持を行なうと、共振尖鋭度、
温度特性等、標準振動子として重要な緒特性に悪影響を
及ぼし、しかも接合強度の比較的低い支持体と音叉との
接合部が破損しやすい等の欠点があった。
叉の基底部において剛体支持を行なうと、共振尖鋭度、
温度特性等、標準振動子として重要な緒特性に悪影響を
及ぼし、しかも接合強度の比較的低い支持体と音叉との
接合部が破損しやすい等の欠点があった。
本発明は、前記の欠点を除去するためになされたもので
あり、いずれの方向からの衝撃をもバネによって吸収し
、振動子の先端部がケースの内壁に接触して破損するこ
とのない耐衝撃性の優れた水晶振動子の支持装置を掃供
することを目的とする。
あり、いずれの方向からの衝撃をもバネによって吸収し
、振動子の先端部がケースの内壁に接触して破損するこ
とのない耐衝撃性の優れた水晶振動子の支持装置を掃供
することを目的とする。
次に、本発明の実施例を図面によって説明する。
第１図ＡおよびＢは、本発明の原理図であり、１は音叉
形水晶振動子、２は下ケース、３は上ケースである。
形水晶振動子、２は下ケース、３は上ケースである。
水晶振動子１の基底部には、第１図Ｂにおいて紙面垂直
方向のみに変形可能な第１弾性体４、例えば板バネが固
着されている。
方向のみに変形可能な第１弾性体４、例えば板バネが固
着されている。
第１弾性体４には、第１剛体５が固着され、第１剛体５
は下ケース２に固着された第２剛体６ａおよび６ｂにそ
れぞれ第２弾性体７ａおよび１ｂによって連結されてい
る。
は下ケース２に固着された第２剛体６ａおよび６ｂにそ
れぞれ第２弾性体７ａおよび１ｂによって連結されてい
る。
従って、第１図Ｂにおいて紙面垂直方向の衝撃に対して
この振動系は、まず第２剛体６ａおよび６ｂを支点とし
、弾性体７ａおよび７ｂの弾性変形により紙面上もしく
は下方向に変位する。
この振動系は、まず第２剛体６ａおよび６ｂを支点とし
、弾性体７ａおよび７ｂの弾性変形により紙面上もしく
は下方向に変位する。
一方、第１剛体５を支点として第１弾件体４の弾性変形
により、音叉１は第１剛体５と同方向に変位する。
により、音叉１は第１剛体５と同方向に変位する。
従って、第１弾性体４および第１弾件体４ａおよび７ｂ
のバネの強さを適正に組合わせた、いわゆる二重バネ構
造により、音叉先端部の変位を防止することができると
共に、前記バネ構造１こより、振動子の屈曲振動方向お
よびその直角方向からの外部衝撃を吸収することができ
る。
のバネの強さを適正に組合わせた、いわゆる二重バネ構
造により、音叉先端部の変位を防止することができると
共に、前記バネ構造１こより、振動子の屈曲振動方向お
よびその直角方向からの外部衝撃を吸収することができ
る。
なお、図中、８および９は、絶縁性を有するガラス等の
封着剤１０によって下ケース２に固定された端子ピンで
あり、それぞれリード線１１および１２によって水晶振
動子１の表面電極１ａおよび裏面電極１ｂに接続されて
いる。
封着剤１０によって下ケース２に固定された端子ピンで
あり、それぞれリード線１１および１２によって水晶振
動子１の表面電極１ａおよび裏面電極１ｂに接続されて
いる。
第２図は本発明の一実施例であり、各弾性部および剛体
部は、１枚の薄板からプレス抜された後折り曲げ加工に
よって形成されている。
部は、１枚の薄板からプレス抜された後折り曲げ加工に
よって形成されている。
すなわち、第１弾性体４、第１剛体５、第２弾性体１ａ
および７ｂ、第２剛体６ａおよび６ｂが一体に形成され
ている。
および７ｂ、第２剛体６ａおよび６ｂが一体に形成され
ている。
第２図Ｂにおいて、紙面垂直方向の衝撃は、第１弾性体
４、第２弾性体７ａおよび７ｂによって吸収し、それ以
上の衝撃に対しては、音叉１の叉の中央部が第２剛体６
ａおよび６ｂに接触することによって吸収される。
４、第２弾性体７ａおよび７ｂによって吸収し、それ以
上の衝撃に対しては、音叉１の叉の中央部が第２剛体６
ａおよび６ｂに接触することによって吸収される。
また、紙面上下方向の衝撃は、第２弾性体γａおよびγ
ｂによって吸収され、それ以上の衝撃に対しては、音叉
１の叉の中央部が、第２剛体６ａおよび６ｂの内側に接
触することによって吸収される。
ｂによって吸収され、それ以上の衝撃に対しては、音叉
１の叉の中央部が、第２剛体６ａおよび６ｂの内側に接
触することによって吸収される。
従っていかなる衝撃に対しても、音叉１の先端部がケー
スの内壁に衝突することがなく保護される。
スの内壁に衝突することがなく保護される。
第３図は本発明の他の実施例であり、前記の実施例との
相違点は、第２弾性体７ａおよび７ｂと第２剛体６ａお
よび６ｂの接続部の形状が異なる。
相違点は、第２弾性体７ａおよび７ｂと第２剛体６ａお
よび６ｂの接続部の形状が異なる。
すなわち、音叉１が過大な衝撃を受けた場合、その衝撃
を音叉１の先端部を含む面で吸収し、前記先端部を保護
する点が異なる。
を音叉１の先端部を含む面で吸収し、前記先端部を保護
する点が異なる。
なお、第１および第２弾性体のバネの強さは、水晶振動
子の寸法・形状等によって適度のものを選択すればよい
。
子の寸法・形状等によって適度のものを選択すればよい
。
以上述べたように、本発明によれば、音叉をその屈曲振
動方向およびその直角方向に可撓な板材で作られた支持
部材によって支持しているので、あらゆる方向からの衝
撃に対し振動子を保護できる。
動方向およびその直角方向に可撓な板材で作られた支持
部材によって支持しているので、あらゆる方向からの衝
撃に対し振動子を保護できる。
また、過大な衝撃に対しては、第２剛体が吸収するので
、音叉の先端部がケースの内壁に衝突することがなく、
音叉とケースとの間隙を極限まで狭くできるので、超小
型化に有利となり、また音叉基部の一面のみ支持する構
成としたから、その作業性が簡易になる効果を有する。
、音叉の先端部がケースの内壁に衝突することがなく、
音叉とケースとの間隙を極限まで狭くできるので、超小
型化に有利となり、また音叉基部の一面のみ支持する構
成としたから、その作業性が簡易になる効果を有する。
第１図は、本発明の詳細な説明するための図、第２図は
本発明の一実施例、第３図は他の実施例であり、いずれ
の図においても、Ａは側面図、Ｂは平面図である。 １・・・・・・水晶振動子、１ａ・・・・・・表面電極
、１ｂ・・・・・・裏面電極、２・・・・・・下ケース
、３・・・・・・上ケース、４・・・・・・第１弾性体
、５・・・・・・第１剛体、６ａ、６ｂ・・・・・・第
２剛体、７ａ 、 ７ｂ・・・・・・第２弾性体、８゜
９・・・・・・端子ピン、１０・・・・・・封着剤、１
１，１２・・・・・・リード線。
本発明の一実施例、第３図は他の実施例であり、いずれ
の図においても、Ａは側面図、Ｂは平面図である。 １・・・・・・水晶振動子、１ａ・・・・・・表面電極
、１ｂ・・・・・・裏面電極、２・・・・・・下ケース
、３・・・・・・上ケース、４・・・・・・第１弾性体
、５・・・・・・第１剛体、６ａ、６ｂ・・・・・・第
２剛体、７ａ 、 ７ｂ・・・・・・第２弾性体、８゜
９・・・・・・端子ピン、１０・・・・・・封着剤、１
１，１２・・・・・・リード線。
Claims (1)
- １ 音叉型水晶振動子において、前記振動子体は、振動
子の屈曲振動方向およびその直角方向に可撓な板材で作
られ、振動子の長さ方向に平行して配置された支持部材
によって支持され、前記支持部は振動子の音叉基部の一
平面にのみあることを特徴とする水晶振動子の支持装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293477A JPS5921210B2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 水晶振動子の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293477A JPS5921210B2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 水晶振動子の支持装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1866173A Division JPS5342236B2 (ja) | 1973-02-15 | 1973-02-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52151589A JPS52151589A (en) | 1977-12-16 |
| JPS5921210B2 true JPS5921210B2 (ja) | 1984-05-18 |
Family
ID=13503680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7293477A Expired JPS5921210B2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 水晶振動子の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921210B2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP7293477A patent/JPS5921210B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52151589A (en) | 1977-12-16 |
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