JPS59211511A - 高炉操業方法 - Google Patents

高炉操業方法

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JPS59211511A
JPS59211511A JP8633283A JP8633283A JPS59211511A JP S59211511 A JPS59211511 A JP S59211511A JP 8633283 A JP8633283 A JP 8633283A JP 8633283 A JP8633283 A JP 8633283A JP S59211511 A JPS59211511 A JP S59211511A
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tuyere
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健二 田村
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/006Automatically controlling the process

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 さらに詳細に述べるならば高炉羽口燃焼帯の温度分布を
制御する方法に関するものである。
高炉羽目燃焼帯の主たる機能は、コークスを燃焼させる
ことにょシ、鉄鉱石の還元に必要な一酸化炭素ガスを発
生すると同時に、鉄鉱石の溶融に必要に熱を発生するこ
とである。とくに後者て関係する羽口燃焼帯の炉径方向
の温度分布は、羽口燃焼帯直上部における炉径方向の鉄
鉱石の溶融速度や溶融領域の大きさ、ひいては、羽口燃
焼帯へ降下するコークスの降下径路や降下速度す々ゎち
、炉内の装入物の降下状況にも多大の影響を及ぼすと推
察される。したがって、羽口燃焼帯の温度分布と密接な
関係をもっと考えられる。
コークスの燃焼挙動を把握する目的で、古くより、羽口
燃焼帯におけるガス組成分布が測定されてきた(たとえ
ば、文献/ 、 A、 D、 GOTLIB (館充訳
):高炉製銑法の理論(/9乙乙)、p、rgg〔日本
鉄鋼協会〕)。すなわち、ガス組成分布を測定するとと
Kより、燃焼帯の大きさや、最高燃焼温度の位置C以下
燃焼焦点という)をある程度推定することができるため
、高炉操業上の有用な指標として利用できたからである
しかしながら、羽口燃焼帯内の最高燃焼温度はふつう、
:isθθ℃以上になると推定されておシ、とのような
高温に耐える温度計がないため、最近のように高送風温
度操業を行っている高炉羽口燃焼帯の燃焼ガスの温度分
布を測定したとの報告例は見受けられない。
そこで、羽口燃焼帯の温度分布特性すなわち、燃焼帯の
温度分布に及ぼす送風条件、たとえば送風温度や羽口風
速などの影響を把握する目的で、送風条件から羽口燃焼
帯の温度分布などを演えき的、理論的に推定する試みも
なされるようKなった(たとえば、文献2鞭巌編:製錬
化学工学演習(797ダ)、P、g/〔養賢堂〕) しかしながら、羽口燃焼帯の状況は、たとえば燃焼帯の
大きさ一つを例にとっても、燃焼帯上部に存在する鉄鉱
石の融着層の位置や形状、炉壁付着物の脱着の状態およ
び燃焼帯の前面に存在する炉芯の張シ出し具合やコーク
ス粉の発生程度によって大きな影響を受けることは明白
であシ、羽口燃焼帯の温度分布の理論的な推定結果の信
頼性眞は限界があることは言うまでもないことである。
以上のように、稼動中の高炉の羽口燃焼帯における温度
分布は、高炉操業上の重要々指標となるにもかかわらず
、計測が困難なため、はとんど実測した例も々く、また
ガス組成などの実測値から、温度分布を間接的に推定す
る具体的な方法も報告されていなかった。
本発明の目的は、高炉操業上とくて重要な羽口燃焼帯上
部での鉄鉱石の還元・溶融とコークスの降下に多大の影
響を及はす羽口燃焼帯における温度分布を的確に推定す
ることによって、該温度分布を適正な設定目標値と等し
くするように高炉操業条件を調整するための画期的な方
法を提供することにある。ずなわぢ、本発明の要旨は、
高炉羽口よシ炉内ガスを採取して、酸素、−酸化炭素、
ならびに二酸化炭素のうちの任意のρ成分表水素の各ガ
ス組成を計測し、送風量■b、送風温度Tb。
送風湿度Mb、および補助燃料の吹込量Waと吹込温度
taからなる送風条件と前記のガス組成の測定値を用い
て、次式に基づいて燃焼ガス温度Tfを算定し、該燃焼
温度の炉径方向の分布が、あらかじめ設定された適正な
温度分布と一致するように前記の送風条件、羽口風速お
よび装入条件の内の一つもしくは複数の条件を調整する
ことを特徴とする高炉操業方法である。
Tf −(C−1−D十E十F+G+H+乙g3B)/
(A−θ7.SB)・・(1)たたし A=/4とSどβ1+7,2//β2+/7乙乙3β3
C97g3β4十2乙2乙β5+−/s、so3β6+
どグS/β7(2)B −乙sgg(β1+β2+β3
−β8)           ・・・(3)C−10
0θ39β1+、2g’13θβ2−2乙/乙7β3+
3θ37β4+、29ダグβ5+7乙3/β6+、23
33β7十(I乙グー(ΔH8°)298) ・β8 
         ・・ (4)D −(7/乙石+7
/77′2+66Iりβ4)・Tb     ・・・・
・(5)E −(0!、30r1+/、Mr2+OJ/
β4)×/θ−3Tb2・・(6)F  −(β4どθ
Zi−θθどン−2)X/θ5/Tb        
 ・・・・・ (7)G −(乙32ta十θ39×/
θ゛3ta2−θ/、:2×/θ”/ t a)−β7
・・・・(8) H=(’a/θta+θ、S/×/θ−3ta2+2.
/θ×/θ”/l、)−β8・・・・(9) ここで、  γl−β1+θjβ2+β5      
 ・・・・COtγ2−β3+β6         
     ・・・・・(111β1(i−/〜ト):送
風条件およびガス組成に基づく物質収支から定まる反応
物質(CO2、CO+H2、N2 、02 、 N20
および補助燃料のN2とC)のモル流量。
(ΔH8°)298 :補助燃料の熱分解に伴うエンタ
ルピー変化。
以下、本発明の具体的な構成、作用および効果を詳細に
説明する。
高炉羽口燃焼帯における主要な反応と関与物質の状態変
化は次式で表される。
02 (Tb)+C(tc)= CO2(Tf)   
   −= (12)SO2(Tb) 十C(tc)=
CO(Tf)        −(13)N20 (T
lb) + C(tc) −N2 (Tf ) 十Co
 (Tf)   −・・・(141N2 (Tb ) 
= Nz(Tf)           ・・・・・・
(15)02 (Tb) = 02 (Tf)    
      ・・・・・・(16)N20 (Tb) 
= N20 (Tf)          ・・・・・
・(17)N2 (ta) −N2 (Tf )   
       ・−−−(1a+c (ta) =c 
(to)      ’      −−−−−・IJ
9)ここで、0内の記号は、物質の温度(K)を表わし
、Tb:送風温度(6)、tc:コークス(炭素)温度
駁)、Tf:燃焼ガス温度(K)、ta:補助燃料温度
((イ)である0そして、(121〜(19)式の反応
のエンタルピー変化をΔH4(kcal/kmol (
生成物);l−7〜g)とおくと、(4))〜鰭式が得
られる。
ΔH1−(ΔH1°)298 +A″:8CPoo2d
T−l;CPo2dT−f21CPcdT・・・(If ΔH2−(ΔH2°)298 +/X9’8 CP(□
 dT2 J2L CPO2dT−7298cp、 a
’r           −c211ΔH3−(ΔH
3°)298 +4二CP、2dT+4を二CPood
T’29B ”$。dT−狐cPoti’r     
、、、、・・(221繭−ζ’ CP、2dT    
     ・・・・・努)ΔH5= 4 CPo2dT
           ・・−(2aΔH6−41,C
PH□。dT          ・・・・・(25)
ΔH7−fta CPH2dT           
・・−・t$)Δ出−(ΔH8°)298+f ’Cp
cdT          ・・・@a (−2947/θkcal/ kmolco)(2g3
9θkcal / kmo I N2)文献3)日本学
術振興会、日本鉄鋼協会:鉄鋼熱計算用数値(/91.
1.)、/33〔日刊工業新聞社〕(ΔH8°)298
 :補助燃料の熱分解に伴うエンタルピー変化(kca
l /kmo I C)  であシ(2)式で表わせる
(ΔH8°)298 = / 、2θθqa/(c)a
        ・==(28+ここで、 Qa:補助
燃料の分解熱(keal、Ap)(C)a: 補助燃料
中のCの重量パーセント鍾)またs  CPi  =物
質lの定圧真比熱(kcalm)cmol ”*Ir’
)であ勺、一般K (291式で表わされる。
CP1= at 十bi T 十CAT       
     −−(29)文献4) ここで、at 、 bi 、 ciは第1表で与えられ
ている0第1表 物質の定圧真比燃 Cp、=at+b4T+ctT−(kcal−)ano
l 1.に’ )文献Z)  O,Kubaschew
ski and E、L、Evans:Mettall
urgical Thermochemistry。
London (/ 9 !; A )以下、(20)
〜(資)式に含まれる4゜C21dTノ近似式を導出す
る。(29)式を代入すると次式が得られる。
ここで、(at Tt+ S Tr −粁)は、Tfが
/773〜3θ73にの範囲では、第1図に示すように
は!:Trの/次式(直線関係)で近似できる。
たとえば、f2.98CPoo2dTけ、(31)式で
表わせる。
f # /3.g、SgTr   /θ/g7     ・
・・ (31)同様に、CO,β2 、 N2 、02
 、 β20 およびCの場合もTrもしくはtcの7
次式で近似でき、それぞれ次式で表される。
一、2/θ作β2//Tr−!;θ/、2 ・・・・・
・(32)−/937狛駆3/Tr−グ27θ ・・・
・(羽)へ CP、2 dT−乙乙乙Tf+θS/×/
θ−3T1−(乙乙乙71)  +θj/×/θ−3T
ζ)と9/どJTr−3θ37− (乙乙乙’rb十θS/×/θ−3rr: )  ・・
・・ (?A×/θ”/Tb)と262乙’Ir−,2
9ググ−(776%+θjθ×/θ−3T2+θグθ×
/θ/Tb)           ・・・・・(35
)=(717Tb+/、、2g×/θ−3Tt−θθと
×/θ5/Tb)≠ /3.5θ3Tr−7乙3/−(
777Tb十/、、2g×/θ−3Tb2−0θg×/
θン”rb)・・−(あ) 一/97.2具乙Sggt0−グど3乙   ・・ (
あ)この他、02およびβ20の温度Tbまでのエンタ
ルピー変化1d+40+ 、 +41+式で表せる。
f298CPo2dT−7/6Tb+θjθX / 0
 ” Tb2+θグθX / 05//Tb−,23/
 2      旧・(40)f298CPH2odT
−7/7孔十/2g×/θ−3Tb2−θθど×/θ5
/Tb −,2,2,23・・・・・(41)以下、高
炉羽口燃焼帯の温度Tf(6)の算定式を導出する。
ここで、羽口燃焼帯を断熱系とみなすと(42)式がな
りたつ。
、Σ β1・ΔHi = O−(42)1−ま ただし、βi : f121〜(19i式の反応に関与
するco2 、 co。
β2 、 N2 、02 、 β20. β2 、 オ
よびCのモル量(1anol(i)/mi n )であ
シ、後述(67)〜(例式で表せる。
(31)〜(41)式を(20)〜(潤式および(42
1式へ代入し、整理すると、燃焼ガス温度Trおよびコ
ークス温度tcの関係式として(43)式が得られる。
A−Tr  B−tc=C+D+E+F+G+H’  
−−143)ただし、 A −/jU、3gβ1+7.2//β2+/76乙2
β3+2/に3β4+1,2Aβ5+/3.3θ3β6
+g41S/β7    −・・・(2)B−乙Sとg
(β1+β2+β3−β8)          ・・
・・(3)C−/θθθ3ンβ什、2gグ3θβ2−、
.2乙/乙7β3+3θ37β4+29ググβ5+74
3 /β6+、2333β7十(,2れJ−(ΔH8゜
)298 )β8       ・・(4)D−(7/
6石+7/71b十乙乙乙β4 ) ・Tb     
 −(51E−(θj0石十/、、2g 12+θ、5
7β4)×7O−3Tζ ・・・ (6)F−(θグθ
γ1−θθどγゑ)×/θ” /T b      ・
・・(7)G−(乙32ta+θ39×/θ−3ta2
−θ/、2X/θ5/la)・β7・・・・・(8) H−(’1./θta十θj/×/θ−3ta”十、、
2./θ×/θ’/ ta )”β8・・・・・(9) ここで、  1°、−β1+θSβ2+β5     
  ・・・・皿ン′2− β3 + β6      
                       ・・
・・・ (11)ここで、簡単化のため(睦式で示す。
Ramm  の仮、定を採用すると、LcとTrの関係
式として(45)式が得られる。
tc −c273−θ7.5(Tr −,273)  
     −・−(441tc−θ7.3Tt+1.g
、3          、・・ (45)(45)式
を(43)式へ代入して、TrKついて整理すると(1
)式が得られる。
(1)式によって、羽口燃焼帯における燃焼ガス温度T
rを算定することができる。なお% teとTrの関係
式として、(441式を仮定したが、羽口燃焼帯の炉径
方向におけるコークス温度t。の分布を実測することに
よL(43を式に基づいて、より正確に、Trを算定で
きることはいうまでもないことである。
つぎに、高炉羽口よりガスを採取して、羽口燃焼帯の任
意の位置から、02. Co、 CO2のうちの任意の
2成分とN2の各ガス組成を計測し、送風量Vb(Ni
(dry)7m1n)、送風湿度Mb (r/Nyy/
(wet)、および補助燃料吹込量Wa (h/m i
 n )からなる送風条件と前記のガス組成とから、前
記の(2)〜(11)式に含まれるβ1(i=/〜K)
を導出する。
羽口より吹きこまれる02.、N2およびN20(水蒸
気)の容積流量をそれぞれVO21VH21”N20 
(Nm”7m1n)とおくと、次式が得られる。
■o2=θ2 / Vb             −
・−+461vN2−β79 Vb         
     −・(47)鴇。=Mb・■b/(goグー
Mb )        ・・・・・(48)従って(
1)、ガス組成として02 (@、 CO2(@、 N
2 (@を用いる場合を例にすると 以下、燃焼生成ガスの容積流量をVt(Nm”(dry
)/r11in)とおいて、物質収支からvtを導出す
る。
(16)式に関する未反応02量を■02. R(Nm
’/m i n )とおく  と 、 02、、、、、、 (49) VO2,R=(Iπ)eVt (12)式の反応で生成するCO2量をVCO2(Nr
rl/m i n )とおくと、 CO2・・・・・■ ■co2=eh7)・vt 同様K (14) 、 +1(至)式の反応で生成する
N2量の合計をVH2(Nrpl/m i n )とお
くと、N2               ・・・(5
1)vH” = ’100)・vt ところで、(181式の反応で、補助燃料の熱分解によ
って生成するN2量をVH2、a (Nm”/m i 
n )とおくと、VH2、a =(3鍵) ”” ・W
a −(2/ /−2(”)a”a ・・・・・(52
12/θ0 ここで、K:補助燃料中のN2の重量パーセント(4)
したがって、(141式の反応で生成するN2 および
COの量をVH2、w (Ntr?/mt n )  
とおくと、VH2,W=VH27H29,=(−−−−
−)eVt  VH2,a  °曲(531/θθ また、+1η式の反応に関与する未反応のN20量をV
H20,R(Ntr?/m + n )とおくと、VH
20,R”VH20%2.w =”N20+VH2,a
  ()’;i−,)−Vt−Nところで、02 K関
する物質収支よシ、(13)式の反応で消費されるo2
の量Vo2.co (Nm”7m1n)  は次式で与
えられる。
vo□l Co = VO2−Vco2 VO2,R”
−”、+m(49)、 +501式を霞式へ代入すると
、02 +C02 VO2,co =vo2() ・Vt      −=
 (561/θθ したがって、+131式および(141式の反応で生成
するcoの量をVco (Ntνm1n)  とおくと
、次式が成シ立つ0 vco = −2vo2.co +VH2,W    
       ””” 5η(53+ 、ω)式を(5
η式へ代入して整理すると、しかるK、燃焼生成ガス(
dry)は、02 、 CO2、Co。
N2 、 N2よシ構成されているので次式が成シ立っ
VO2,R+VCO2+VCO+VH2+VN2−Vt
8.− (59)そこで、[491〜(51)式および
(支)式を69)式へ代入し、気について整理すると次
式が得られる。
よって、(ω)式から求まるVjを、+49+、 +5
01. [511,+531. U。
□□□式へ代入することKよシ、VO2+ R+ vC
O2、VH2+ ”N2 、 W。
VH20,RオヨヒVcoを算定することができる。
次K +21、ガス組成とし−c 02(91)、 C
O(%)、 H2C%)を用いる場合には、 燃焼生成ガス中のcoの量Vco (NW?An t 
n )は、次式で表される。
Vco = (マvt         ・・曲(61
)したがって、09式の反応で生成するcoの量VC0
,13(Nnl/m1n)は、次式で表される。
vco、13 = vco  ”2+ w      
  ・−(621(至))、+[il+式を(62)式
へ代入すると、したがって、+121式の反応で消費さ
れる02の量、すなわち、co2の生成量をVCo2(
Nm”7m1n)とおくと、次式がなシたつ。
/ VCo2−VO2−フvco9.3−VO2,R・・−
・(64)よって、(49) 、 +63)式を制)式
へ代入すると次式が得られる。
そこで、fl19j、 +51)、 +61)、 +6
5+式を(59)式へ代入し、VtICついて整理する
と次式が得られる。
なお、導出はしないけれども、ガス組成としてC02t
%)、 Co (%)およびN2(支))を用いる場合
の燃焼生成ガスの容積流量Vjも、(田)式で与えられ
、vtが定まれば)前記と同様’s VO2,R,′J
So2+ VH2+vH2,W+ VH20,R。
VCOを求めることができる。そして、羽口燃焼帯で行
われる(12)〜(19)式の反応に関与するco2 
、 co。
N2.N2,02.N20.および補助燃料中のN2と
Cのモル流量β1(i=/〜g)は次式で表される。
β、=Vco2/、2.2り・・・((資)β2−VC
o、13/、2.!グ        − +68)β
3=vH2、W/ =2−2.4’         
・・・−・(69)β4 = VN2 / 2.2グ 
        ・・ff0)B5= VO2,R/ 
−2−2,’l         、(71)β6−v
l(20,R/2.2.’l        −−(7
21β7−(も・Wa/、2θθ       ・・・
・・・(73)β8−(C)IIWa//、2θθ  
     ・・・174i以上、高炉羽口・燃焼帯にお
けるガス組成分布の測定値と送風条件1て基づく、物質
収支から、反応に関与する物質+ (1;CO2,co
、 N21 N2+ 02+ N20+補助燃料中のN
2とC)のモル流量β工の算定式を導出したが、該β1
を前記(1)〜(]1)式へ代入するこ七によシ;前記
のガス組成分布に対応する燃焼ガス温度Tfの分布を算
定することができる、又後述するように送風条件および
装入条件を調整することによって、前記の燃焼ガス温度
分布を適正な分布と一致させることができる。
以上、本発明の構成を詳細に説明したが、以下実施例に
基づいて、本発明の実施態様とその作用と効果を説明す
る。
第2図は、オールコークス高炉操業時の羽口燃焼帯の炉
径方向における02.CO2,N2の各ガス組成分布の
測定結果および、該ガス組成分布と図中に示した送風条
件とから、本発明の方法で算定した燃焼ガス温度分布を
示したものである。第2図に示すオールコークス操業条
件では、最高燃焼温度は約!乙θθ℃と算定されたが、
かかる高温の燃焼ガス温度を実測することはきわめて困
難であることは自明であり、ガス組成分布の測定結果よ
シ、IHJ接的に温度分布を算定できる本発明の有効性
を示す証左である。ところで、高炉操業上の重要な指標
として、理論燃焼温度(フレーム温度とも呼ばれる)が
用いられている。すなわち、羽口より吹きこ捷れた02
およびN20が、全量Cと反応してCOとN2に変成し
たとき、すなわち、02.CO2,N20がすべてθ係
になったときの燃焼ガス温度を理論燃焼温度と呼んでお
り、送風条件のみから推算することができるが、送風温
度//θθ℃、送風湿度3θ?/N??11.送風量7
jθONm’/m i n  (羽口風速、:236m
/s)、の送風条件における理論燃焼温度は第2図から
も容易に類推できるように約23θθ℃と推定されるの
で、前記の最高燃焼温度は、理論燃焼温度より約3θθ
℃高くなっていることがわかる。
そして、この最高燃焼温度の絶対値が鉄鉱石の溶融速度
に大きな影響を及ぼし、さらに、燃焼焦点の位置が鉄鉱
石の溶融領域の大きさや炉下部温度状態と密接々関係を
もつことは自明である。ち々みに、オールコークス操業
では、炉下部とくに羽口直上部の炉壁近傍の温度が、重
油や微粉炭などの補助燃料吹込時に比べて、かなシ低く
なる現象が観察されているが、羽口燃焼帯の温度分布の
ちがいがその一原因と考えられる。すなわち、第2図に
示すように、オールコークス操業時の燃焼焦点の位置は
、羽口先端から約θ1mとかなり炉壁から遠ざかってい
るのに対して、補助燃料吹込時は、後述(第3図)のよ
うに、燃焼焦点が羽口先端からθ41’mと、炉壁へ近
づいているためと推察される。
第3図は、補助燃料として、微粉炭を銑鉄tあたp39
に9羽口より吹きこんでいたときの羽口燃焼帯のガス組
成分布の測定結果と、本発明の方法で算定した燃焼ガス
温度分布を示したものである。
送風温度/3θθ℃、送風湿度/θグ/N靜、微粉炭2
30kg/mi n (粉炭比39kq/l)、送風量
7.2θθNJmin (羽目速度、233 m/s 
)の送風条件での最高燃焼温度は、約、27jθ℃であ
シ、燃焼焦点の位置も羽口先端から69mの位置にあシ
、第2図の操業時に比べて、炉下部の炉壁近傍の温度も
高く、装入物の降下状態および通気性も安定しておシ、
低燃料比操業を行うことができた。すなわち、羽口燃焼
帯の燃焼ガスの温度分布としては、第2図の分布よシ、
第3図の分布の方がよシ適正なことが判明した。そして
、このように1燃焼焦点を炉壁側へ近づけるためには、
前記のように、補助燃料を吹きこむことの他((、図示
はしないけれど送風条件としては、羽口風速を小さくす
ること、装入条件としては、炉壁近傍へ装入するコーク
ス粒子径を小さくすることにより、羽口燃焼帯でのコー
クスの燃焼速度を大きくすることが有効であることを見
出した。また、最高燃焼温度を含めて、羽口燃焼帯の燃
焼ガス温度の絶対値を増減するためには、送風温度を増
減し、送風湿度を減増すればよいことは自明であシ、装
入条件とくに、羽口燃焼帯直上部へ降下してくる鉄鉱石
の層厚およびコークスの層厚に応じて、適宜、前記の送
風条件を調整すればよい。
また、羽口燃焼帯の燃焼焦点の位置は、 CO2が最大
となる位置が決まるが、最高燃焼温度はCO2の最大値
の大小のみでは決定されず、送風条件によっても相当影
響される。たとえば、第2図の場合には、CO2の最大
値が/ダ係と大きいにもかかわらず最高燃焼温度は2乙
θθ℃であるのに対して、第3図の場合は、 CO2の
最大値が73%であっても、最高燃焼温度は、27jθ
℃と高いからである。したかって、この点からも、ガス
組成分布よシは、燃焼ガス温度分布という指標に転換し
た方が、高炉操業上重要な鉄鉱石の溶融に関して有用な
指標を提供することは自明である。
以上、本発明の効果を高炉羽口燃焼帯を例1てとって説
明したが、高炉以外にも、コークスや石炭を主燃料とす
る固定層、あるいは移動層あるいは流動層での燃焼にも
、本発明の方法を応用できることはいうまでもない。以
上の通り本発明の効果は犬である。
【図面の簡単な説明】
一第1図は、高炉羽口燃焼帯での反応に関与する物質の
定圧真比熱の積分値が7596℃以上の高温域で温度と
直線関係にあることを示す図。 第β図は、オールコークス高炉操業時の羽口燃焼帯のガ
ス組成分布の測定結果例と゛、本発明の方法によシ算定
した燃焼ガス温度分布の関係を示す図。 第3図は、微粉炭を吹込んでいる場合の羽目燃焼帯のガ
ス組成分布の測定結果例と本発明の方法によシ算定した
燃焼ガス温度分布の関係を示す図である。 出 願 人 新日本製鐵株式会社 第り図 温度T(’K) 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高炉羽口よシ炉内ガスを採取して酸素、−酸化炭素なら
    びに二酸化炭素のうちの任意の2成分と水素の各ガス組
    成を計測し、このガス組成の測定値と送風量Vb1送風
    温度Tb、送風湿度Mbおよび補助燃料の吹込量Waと
    吹込温度taからなる送風条件を用いて、次式に基づい
    て燃焼ガス温度Tfを算定し、該燃焼温度の炉径方向の
    分布があらかじめ設定された適正な温度分布と一致する
    ように前記の各送風条件、羽口風速および装入条件の内
    の一つ、もしくは複数の条件を調整することを特徴とす
    る高炉操業方法。 Tf −(C十り十E+F十G十H十乙と3B)/(A
    −θ’75B)・・・(1)ただし p、=/igjgβl+9.2//β2+/76A、2
    β3+9.7g3β4+9乙2乙β5+73Jθ3β6
    +にグj/β7     ・・・・・・(2)B =乙
    Sどg(β1+β2+β3−β8)         
      ・・・・・(3)C=/θθθ39β、+3gグ3
    θβ2−、21−/ 67β3+3θ37β4+、29
    ダグβ5+763/β6+23’J3β7+(2g6グ
    ー(ΔH8°)298 )・β8     ・・・・・
    ・(4)D =(7/47’1+7/7r2+A、66
    β4)”To     −・−(51E =、(θj0
    7”1 +i 、2 g ’rz十θS/β4)×/θ
     Tb・・・(6)F = (0,’lO)’r  0
    0 g 7”2 ) X /θ”/To      −
    =・(71G=(乙、3;2ta十θ39×/θ−3t
     X−θ/2×/θ5/l、a)β7 =48)H=(
    Q、/θta+θS/×/θ−3t、’+、2./θ×
    /θ”/la)β5−(91ここで、  n=β1+θ
    Sβ2+β5      ・・・・・(lO)乃=β3
    +β6          ・・・・・(11)β1(
    i=/〜に):送風条件およびガス組成に基づく物質収
    支から定まる反応物質(CO2,C09H2+ N2 
    + 02+ ”20および補助燃料のβ2とC)のモル
    流量。 (ΔH8°)298 :  補助燃料の熱分解に伴うエ
    ンタルピー変化。
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