JPS5921130Y2 - コンベア - Google Patents
コンベアInfo
- Publication number
- JPS5921130Y2 JPS5921130Y2 JP1976016802U JP1680276U JPS5921130Y2 JP S5921130 Y2 JPS5921130 Y2 JP S5921130Y2 JP 1976016802 U JP1976016802 U JP 1976016802U JP 1680276 U JP1680276 U JP 1680276U JP S5921130 Y2 JPS5921130 Y2 JP S5921130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- chain
- main body
- conveyor
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は細帯状の板体の多数枚を相互に蝶着して無端
状としたコンベヤに関するものであって、摩擦損失を最
小限として軽快に作動するようにするとともに、相互の
板体間に運搬物が漏入しないように構成したものである
。
状としたコンベヤに関するものであって、摩擦損失を最
小限として軽快に作動するようにするとともに、相互の
板体間に運搬物が漏入しないように構成したものである
。
従来の板コンベヤは第4図のように多数のエプロン板を
順次接続して屈折可能とした無端帯3′を前後プーリー
1’、2’間に張架したものであって、送り側を平面に
保つために多数の受はローラーを必要とするから摩擦損
失が大きく、また前後受はローラー間は板体が垂下する
ため、その部分では運搬物を傾斜面に沿って引き上げて
移行させる結果となり動力の消費が増加して不利である
。
順次接続して屈折可能とした無端帯3′を前後プーリー
1’、2’間に張架したものであって、送り側を平面に
保つために多数の受はローラーを必要とするから摩擦損
失が大きく、また前後受はローラー間は板体が垂下する
ため、その部分では運搬物を傾斜面に沿って引き上げて
移行させる結果となり動力の消費が増加して不利である
。
さらに前部プーリーに沿って移行する部分では各エプロ
ン板の間の間隙が増大するため、この間隙に粉粒状の運
搬物がこぼれ落ちる欠点がある。
ン板の間の間隙が増大するため、この間隙に粉粒状の運
搬物がこぼれ落ちる欠点がある。
また上記エプロン板を一平面に保つためには基台との間
に受はローラーを密に配設せねばならず、このことは摩
擦が増大し、かつ騒音がいちじるしくなる。
に受はローラーを密に配設せねばならず、このことは摩
擦が増大し、かつ騒音がいちじるしくなる。
またエプロン板間の粉粒物が入り込むのを防ぐため、い
わゆるアコーディオンコンベヤと呼ばれるもののように
各板間を蛇腹状のシートでつないで封止した場合は、粉
粒物の流入は防げるが、この粉粒物が噛みこまれて板体
相互の蝶着部を破壊するおそれがある。
わゆるアコーディオンコンベヤと呼ばれるもののように
各板間を蛇腹状のシートでつないで封止した場合は、粉
粒物の流入は防げるが、この粉粒物が噛みこまれて板体
相互の蝶着部を破壊するおそれがある。
この考案は上記欠点を除去したものであって、コンベヤ
の送り側を平面に保つためには、出願人が先に開発した
装置(特公昭49−30677号)を利用し、また粉粒
物がかみ込むのを防ぐため、各エプロン板の上面にコン
ベヤの進行方向に向ってひさし状に突出する覆い部を設
けて相互に重合させてなるものであって、この考案のコ
ンベヤを図面について説明すると、第3図において前ブ
ー9−1.及び後プーリー2にわたって張架されたチェ
ンコンベヤ主体3の上側移動部分のみがローラーを設け
ることなく、チェンコンベヤ主体3の下側移動部分には
一個のローラー12を設けて、このチェンコンベヤ主体
3は多数のチェイン単体4,4・・・・・・を順次軸5
,5・・・・・・で無端状に接続し、前記各チェイン単
体4,4・・・・・・に各突成したエプロン6・・・・
・・が互に前後端面を当接して形成されている。
の送り側を平面に保つためには、出願人が先に開発した
装置(特公昭49−30677号)を利用し、また粉粒
物がかみ込むのを防ぐため、各エプロン板の上面にコン
ベヤの進行方向に向ってひさし状に突出する覆い部を設
けて相互に重合させてなるものであって、この考案のコ
ンベヤを図面について説明すると、第3図において前ブ
ー9−1.及び後プーリー2にわたって張架されたチェ
ンコンベヤ主体3の上側移動部分のみがローラーを設け
ることなく、チェンコンベヤ主体3の下側移動部分には
一個のローラー12を設けて、このチェンコンベヤ主体
3は多数のチェイン単体4,4・・・・・・を順次軸5
,5・・・・・・で無端状に接続し、前記各チェイン単
体4,4・・・・・・に各突成したエプロン6・・・・
・・が互に前後端面を当接して形成されている。
これらエプロン6の前後端縁はチェイン単体4の各枢着
軸線の真上に位置しており、このため各チェイン単体4
・・・・・・は、そのエプロン6の前後端縁が隣接する
他のチェイン単体4のエプロン6.6の端縁に当接した
のちは、それ以上は開くことはできず、各チェイン単体
4・・・・・・相互の回動角は180°以内に限定され
ている。
軸線の真上に位置しており、このため各チェイン単体4
・・・・・・は、そのエプロン6の前後端縁が隣接する
他のチェイン単体4のエプロン6.6の端縁に当接した
のちは、それ以上は開くことはできず、各チェイン単体
4・・・・・・相互の回動角は180°以内に限定され
ている。
次に、このエプロン6・・・・・・は第1,2図、特に
第2図に明らかなように底板7、左右側板8,8で短と
い状に形成され、この左右板8,8の前後端縁を隣接す
るエプロンの側板に当接するようになっている。
第2図に明らかなように底板7、左右側板8,8で短と
い状に形成され、この左右板8,8の前後端縁を隣接す
るエプロンの側板に当接するようになっている。
この底板7の上面前部には、左右側板8,8間に嵌合す
る巾の同じく短とい状の覆い部9が前方に突出して一体
に重合形成されている。
る巾の同じく短とい状の覆い部9が前方に突出して一体
に重合形成されている。
この覆い部9は底板7からひさし状に突出しており、各
エプロン6・・・・・・が側面よりみて一直線にある状
態において、覆い部9の底面が段部を形成している段付
底面として、この段付底面が隣接する前部チェイン4の
エプロン6の底板7において、該底板7の上面の前面か
ら後面にわたって重合被嵌するようにしである。
エプロン6・・・・・・が側面よりみて一直線にある状
態において、覆い部9の底面が段部を形成している段付
底面として、この段付底面が隣接する前部チェイン4の
エプロン6の底板7において、該底板7の上面の前面か
ら後面にわたって重合被嵌するようにしである。
この覆い部9は底板7と同じく浅とい状であるが、その
両側縁の高さは底板の左右側板8,8の高さよりは低く
形成しておく。
両側縁の高さは底板の左右側板8,8の高さよりは低く
形成しておく。
なお第1図および第2図において10はエプロン6がら
チェイン単体4の側面にわたって固設された張出し板で
あって、第2図に示すように基台に設けた駆動輪11に
よって前方に押送され、コンベヤ主体3が進行するため
のものである。
チェイン単体4の側面にわたって固設された張出し板で
あって、第2図に示すように基台に設けた駆動輪11に
よって前方に押送され、コンベヤ主体3が進行するため
のものである。
この考案は上記の構造を有し、前記したように各チェイ
ン単体4・・・・・・は、各エプロンが相互につかえる
ため180°以上には開かず、第3図のようにその送り
側は前後プーリー1,2間では常に一直線を保持するか
ら受はローラーを必要とせず、したがって摩擦損失が極
めて少なく軽快に移行することができ、駆動機構を有し
ないで緩傾斜を運搬物の重力のみで移行させる自走コン
ベヤに用いて好適であるが、通常のコンベヤに用いても
よく、なおこの場合は前記したように前後プーリーと別
個に設けた駆動輪11を介してチェイン単体4・・・・
・・を押送することにより、重量のかかった前後プーリ
ーと無関係に作動させることができる。
ン単体4・・・・・・は、各エプロンが相互につかえる
ため180°以上には開かず、第3図のようにその送り
側は前後プーリー1,2間では常に一直線を保持するか
ら受はローラーを必要とせず、したがって摩擦損失が極
めて少なく軽快に移行することができ、駆動機構を有し
ないで緩傾斜を運搬物の重力のみで移行させる自走コン
ベヤに用いて好適であるが、通常のコンベヤに用いても
よく、なおこの場合は前記したように前後プーリーと別
個に設けた駆動輪11を介してチェイン単体4・・・・
・・を押送することにより、重量のかかった前後プーリ
ーと無関係に作動させることができる。
また、この考案においては、各エプロン6・・・・・・
は前部が隣接する前方のエプロンに覆い部9を介して重
合されているから、エプロン上の運搬物が各エプロン間
から漏れることなく、かつ覆い部9の下面は、底面が段
付底面として形成され、隣接する前部のエプロン6の底
板7上面においてその前部がら後部にわたって、完全に
重合しているから前記各チェイン単体4,4・・・・・
・が相互に180°以上に開くことが確実に阻止され、
さらにエプロン6が前部プーリー1にさしかかった場合
は、このエプロン6は覆い部9上の運搬物の重量により
進行を助長され、コンベヤ主体3の移行をより軽快とす
ることができる。
は前部が隣接する前方のエプロンに覆い部9を介して重
合されているから、エプロン上の運搬物が各エプロン間
から漏れることなく、かつ覆い部9の下面は、底面が段
付底面として形成され、隣接する前部のエプロン6の底
板7上面においてその前部がら後部にわたって、完全に
重合しているから前記各チェイン単体4,4・・・・・
・が相互に180°以上に開くことが確実に阻止され、
さらにエプロン6が前部プーリー1にさしかかった場合
は、このエプロン6は覆い部9上の運搬物の重量により
進行を助長され、コンベヤ主体3の移行をより軽快とす
ることができる。
この覆い部9は底板7の左右側板8,8より低く作られ
ているから第3図に示すように返り側になった場合でも
リターンローラー12に対して何ら支障がない。
ているから第3図に示すように返り側になった場合でも
リターンローラー12に対して何ら支障がない。
この考案は以上述べたように極めて簡単な構造で高能率
かつ故障のない運転を継続することができる。
かつ故障のない運転を継続することができる。
第1図はこの考案のコンベヤの前部プーリ一部分におけ
る側断面図、第2図はチェイン単体の斜面図、第3図は
この考案の全体説明側面図、第4図は従来のコンベヤの
一例を示す全体説明側面図である。 図中符号;3はコンベヤ主体、4はチェイン単体、6は
エプロン、7は底板、9は覆い部を示す。
る側断面図、第2図はチェイン単体の斜面図、第3図は
この考案の全体説明側面図、第4図は従来のコンベヤの
一例を示す全体説明側面図である。 図中符号;3はコンベヤ主体、4はチェイン単体、6は
エプロン、7は底板、9は覆い部を示す。
Claims (1)
- チェイン単体4,4・・・・・・を無端状に接続して、
チェンコンベヤ主体3を形成し、該チェンコンベヤ主体
3の前後両端に前プーリー1.後プーリー2をそれぞれ
係合させ、かつ、前プーリー1.後プーリー2の間には
、チェンコンベヤ主体3の上側移動部分のみが、中間支
持体を設けることなく、チェンコンベヤ主体3の下側移
動部分には、中間支持体を一個設けて、前記コンベヤ主
体3の各チェイン単体4,4・・・・・・の上面にエプ
ロン6を一体に固設しそのエプロン6の底板に連結した
左右側板8,8がそれぞれ隣接する前後のエプロンの左
右側板に当接して相互の回動角が180°以上開かない
ようにし、さらに各エプロン6には、その前部に底板7
の側板8,8より低い覆い部9を設けて、この覆い部9
の底面には、段部を形成して段付底面として、この段付
底面が隣接する前部チェイン4のエプロン6の底板7に
おいて、該底板7の上面部から後部にわたって重合被嵌
するようにしたことを特徴とするコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976016802U JPS5921130Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976016802U JPS5921130Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52110187U JPS52110187U (ja) | 1977-08-22 |
JPS5921130Y2 true JPS5921130Y2 (ja) | 1984-06-21 |
Family
ID=28476986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976016802U Expired JPS5921130Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6468324B1 (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-13 | 株式会社椿本チエイン | コンベヤチェーン |
-
1976
- 1976-02-17 JP JP1976016802U patent/JPS5921130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52110187U (ja) | 1977-08-22 |
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