JPS59210142A - 伸縮性間仕切壁の目地部分防塵構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クリーンルームに使用する伸縮性間仕切壁の
目地部分防塵構造に関する。

近年、電子工学や生物化学の発達に伴い、実験室もしく
は、工場における無塵、無菌状態保持の要求が高まって
来ている。この様なりリーンルームを設計又は組立てる
場合、クリーンルームに導入する空気が清浄である事は
勿論、床面、壁面等には発塵性の無い部材であることが
要求される。

また、これらの部材自体がかかる性能を有していたとし
てもこれらの部材をどういう様に壁面等にとりつけるか
という具体的方法も重要である。

いかにすぐれている部拐でもその取り付は方法を誤ると
、期待する性能が得られないという結論をもたらす。

さらにクリーンルームに使用するこれらの部材は、静電
気による埃粒子の吸着のない部材であることや、塵埃の
滞留の原因となる物理的凹凸部の少ない部材であること
が要求され、具体的取シっけ方法又は治め方もこれらの
点を配慮した方法でなければならない。

そこで本発明は、上記要求を満足するよう伸縮性間仕切
壁の変形可能な目地部分から埃等が出ないようにし、ク
リーンルームの間仕切壁として望ましいものとすること
を目的とする。

次に図面により本発明の伸縮性間仕切壁の目地部分防塵
構造を説明する。間仕切壁の多数の下地　　　　゛材１
，１′の各間にそれぞれ目地２，２′をはさんで横方向
に配列する。下地材１，１′は例えば厚さ６０ｍｍ、幅
６００ｍｍ、長さ４ｍのガラス繊維強化発泡石膏板を用
いる。目地２は、下地材１，１′の５〜１０枚につき一
個所をロックウール等の伸縮性部材で形成し、建物にあ
る種の歪み、変形が加わった場合、間仕切壁に悪影響を
与えないように変形分を吸収するようにした。寸だ伸縮
性目地２は、中央部で各下地材１，１′側に断面十字状
と々るように突出させ、その突出部２ａにも伸縮性部材
を充填して、下地材１，１′の上下方向の変形も吸収で
きるようになっている。さらに目地２の外面部には、弾
性シーリング材３を充填して下地材１，１′の外表面と
面一とする。

左右の下地材１，１′の目地に近い外表面の前後にそれ
ぞれパネル受４，４′をあて、下地材１，１′を貫通す
るポル）　５　、５’により各パネル受４，４′をそれ
ぞれ固定する。パネル受４，４′は、下端がＬ字状に前
に突出し、後記する化粧用表面材６，６′を受けるよう
になっている。なおパネル受４は、第２図の左側のもの
のみが目地２を被い、他方のパネル受４′は目地２から
間隔をあけて固定され、後記するように目地２の変形に
対し、被覆材１４が移動するのを妨げないようになって
いる。

下地材１，１′の前後両面に、それぞれ化粧用表面材６
．６′を接着剤７により取付ける。化粧表面材６，６′
は裏面材８，８′として厚さ約１２ｒｎｍの石膏ボード
を用い、その表面に約Ｑ、８ｍｍの厚さのメラミン焼付
鋼板製の化粧板９，９′を積層したものを使用し、化粧
板９，９′は裏面材８，８′より目地側に突出させ、そ
の端部にＶ字形部１０．】σを設けてパネル受４，４′
に当接させる。なお、パネル受４゜４′と化粧板９，９
′との間の空所に補強材１１　、１１’を入れ、補強利
の目地寄シの外端面が化粧板のＶ字形部１０　、１．Ｄ
’の内側に当接するようになっている。

そして第２図の右側の化粧板９′のＶ字形部１０′にパ
ネル受４′との間にＭ字形金物１２を肖て、ビス１３に
よりパネル受４′および下地材１′に固定する。他方の
化粧板９のＶ字形部１０はパネル受４に対して自由端と
する。

（３） 左右の化粧板のＶ字形部１０　、１０’の間は凹部にな
っているが、この四部を被覆材１４で被い、該被覆材１
４の中央凹部１４　ａをＭ字形金具１５を介してビスＪ
６により、パネル受４および目地２に固定する。

Ｍ字形金具１５の外側には弾性シーリング材１７を充填
し、表面が平滑でクリーンルームの伸縮目地に適した被
覆とする。被覆材１４の両端は、それぞれ内側に重ねて
折曲げられ、化粧板９，９′に接つする。被覆材１４の
両端縁に弾性シーリング材１８ヲ充填し、その部分を通
って内部の埃等が出ないようにする。

本発明の伸縮性間仕切壁の目地部分防塵構造は、上記の
通シであり、伸縮性目地に変形があった場合にも、被覆
材は目地部分を確実に被った″！：、″！、化粧用表面
材との重なシ位置を変更できる。また被覆材は目地を被
った側のみのパネル受を介して下地材に固定され、他側
のパネル受に対しては離れた関係にあるので、被覆材の
移動が妨げられることはない。さらに化粧用表面材の端
部をＶ字形部に形成してパネル受にＭ字形金具で固定し
ている（４　） ので、化粧板の下からその端部を介して埃等が出ること
はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の目地部分防塵構造を有する間仕切壁の
正面図、第２図は同間仕切壁の平断面図である。 １．１′・・・下地材　２・・・目地　４，４′・・・
／Ｚｆｉ、）し受６．６′・・・化粧用表面材　１４・
・・被覆材量　願　人　　株式会社　物中工務店 出願人　コクヨ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 間仕切壁における隣接する下地板の間を伸縮性目地をは
   さんで連結し、該下地板の前後面に目地付近を除いて化
   粧表面板を取付け、目地をはさんだ左右の各化粧表面材
   の外面に重なるように目地部分を被う被覆材を設け、該
   被覆材は片側のみの下地板に対して固定し、伸縮性を有
   する目地の変形に応じて被覆材と一方の下地板との重な
   り位置を変更できるようにしたことを特徴とする伸縮性
   間仕切壁の目地部分防塵構造。