JPS59210017A - 抗腫瘍剤 - Google Patents
抗腫瘍剤Info
- Publication number
- JPS59210017A JPS59210017A JP8371783A JP8371783A JPS59210017A JP S59210017 A JPS59210017 A JP S59210017A JP 8371783 A JP8371783 A JP 8371783A JP 8371783 A JP8371783 A JP 8371783A JP S59210017 A JPS59210017 A JP S59210017A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antitumor
- effect
- compound
- antitumor agent
- mice
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- Pending
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- Epoxy Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は抗腫瘍性剤に関するものであり、更に詳しくは
複数個のエポキシ基を有する特定の化合物を含有する悪
性j産婆治療薬剤に関する。
複数個のエポキシ基を有する特定の化合物を含有する悪
性j産婆治療薬剤に関する。
一連のアルキル化剤物質は細胞有糸核分裂抑止作用、或
いは細胞毒作用を示すことが明らかにされている。これ
らのうち、最も良く知られているものは、いわゆる窒素
マスタードガスに由来する化合物である。丑だ分子内に
少なくともコ個のエポキシ基を含有する化合物を抗癌剤
として用いることも知られており、たとえばり、り′−
ビスー(2,3−エポキシプロビル)−ジビベリジニル
−(/、/’)及び/、2− /!;、/A −ジェポ
キシ−11,7−10,/3−テトラオキソへキサデカ
ンが挙げられる。
いは細胞毒作用を示すことが明らかにされている。これ
らのうち、最も良く知られているものは、いわゆる窒素
マスタードガスに由来する化合物である。丑だ分子内に
少なくともコ個のエポキシ基を含有する化合物を抗癌剤
として用いることも知られており、たとえばり、り′−
ビスー(2,3−エポキシプロビル)−ジビベリジニル
−(/、/’)及び/、2− /!;、/A −ジェポ
キシ−11,7−10,/3−テトラオキソへキサデカ
ンが挙げられる。
本発明者等は分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有
する化合物につキ柚々その抗腫瘍性について検討した結
果、複数個のエポキシ基を有する特定の化合物を含有す
る薬剤が優れた抗腫瘍性を示すことを発見し、本発明を
完成したものである。
する化合物につキ柚々その抗腫瘍性について検討した結
果、複数個のエポキシ基を有する特定の化合物を含有す
る薬剤が優れた抗腫瘍性を示すことを発見し、本発明を
完成したものである。
すなわち、本発明の要旨は、一般式
(式中Xは、炭素原子又は璧素原子を表わす。)で示さ
れる化合物を含有することを特徴とする抗腫瘍剤に存す
る。
れる化合物を含有することを特徴とする抗腫瘍剤に存す
る。
前示一般式で示される化合物は、/、、3,3; −ト
リグリシドキシベンゼン及びs、り、6− ト’) り
’Jシドキソー/、、3.!; −)リアジンである。
リグリシドキシベンゼン及びs、り、6− ト’) り
’Jシドキソー/、、3.!; −)リアジンである。
なお、本発明で使用する/、 3. !i〜ミルトリグ
リシドキシベンゼンび;b、ta、b−)リグリシドキ
シ−/+3+h ’トリアジンの製造法は、実施例に
おいて説明したとおり、特公昭39−1.g’13号公
報及びPlaete u、Kautsch、uk 11
. ’13/(793り〕にそれぞれ記載されている。
リシドキシベンゼンび;b、ta、b−)リグリシドキ
シ−/+3+h ’トリアジンの製造法は、実施例に
おいて説明したとおり、特公昭39−1.g’13号公
報及びPlaete u、Kautsch、uk 11
. ’13/(793り〕にそれぞれ記載されている。
本発明で用いられる化合物の抗腫瘍作用メカニズムは詳
細−に解明されていないが、すでにグリシジル基を有す
るトリグリシジルインシアヌレートが細胞布先核分裂抑
止作用をもつことが知られており(西ドイツ特許第ツq
073ダを号公開明細曹)、グリシジル基が抗謄瘍作用
に大きな影響を与えていると考えられる。
細−に解明されていないが、すでにグリシジル基を有す
るトリグリシジルインシアヌレートが細胞布先核分裂抑
止作用をもつことが知られており(西ドイツ特許第ツq
073ダを号公開明細曹)、グリシジル基が抗謄瘍作用
に大きな影響を与えていると考えられる。
また、本発明に用いられる化合物には幾つかの立体異性
体が存在するが、これらは混合物として、又は単離され
た単一異性体の形でも用いることか出来る。
体が存在するが、これらは混合物として、又は単離され
た単一異性体の形でも用いることか出来る。
以下実施例によシネ発明を置明するO
(1:] ]/、3.A;−トリグリシドキンベンゼ
の製造:攪拌機、温度計及び滴−トロートを付した70
0m1の反応器にエピクロルヒドリン/g、、39及び
/、3.3− )ジヒドロキンベンゼン31.2グ3g
を懸濁させ、ついで水酸化す) l)ラム0.7.3:
111を水/−及びエタノール/3rnEの混合赦に溶
解した溶液を加え、反応が充了するまで室温で攪拌した
。
の製造:攪拌機、温度計及び滴−トロートを付した70
0m1の反応器にエピクロルヒドリン/g、、39及び
/、3.3− )ジヒドロキンベンゼン31.2グ3g
を懸濁させ、ついで水酸化す) l)ラム0.7.3:
111を水/−及びエタノール/3rnEの混合赦に溶
解した溶液を加え、反応が充了するまで室温で攪拌した
。
反応の光子は、クロロホルム:メタノール−乙:/の混
合溶媒を展開溶媒としたシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィーにより、/、3,5−トリヒドロキシベンゼンの消
失を確認した時点とした。
合溶媒を展開溶媒としたシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィーにより、/、3,5−トリヒドロキシベンゼンの消
失を確認した時点とした。
反応完了後、溶媒及び過剰のエピクロルヒドリンを減圧
下に留去した後、得られた暗褐色粘稠油状物にエピクロ
ルヒドリン30rnl!、と固体水酸化ナトIJウム3
乙Iを加え、室温で2時間攪拌した。反応終了後析出し
た無機物をP別してベンゼンで洗滌し、F液を水で2回
洗滌し、無水硫酸マグネンウムにより乾燥後、減圧下に
溶媒を留去し、得られる暗褐色油状物をクロロホルムを
展間冷媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製することにより、/、3.、!−−トリグリシ
ドキシベンゼンの無色粒状結晶コ、2グgを得た。得ら
れた/ 、J 、3−トリグリシドキシベンゼンのエポ
キシ当量は、10/(理1ilIi1直9g)であった
。
下に留去した後、得られた暗褐色粘稠油状物にエピクロ
ルヒドリン30rnl!、と固体水酸化ナトIJウム3
乙Iを加え、室温で2時間攪拌した。反応終了後析出し
た無機物をP別してベンゼンで洗滌し、F液を水で2回
洗滌し、無水硫酸マグネンウムにより乾燥後、減圧下に
溶媒を留去し、得られる暗褐色油状物をクロロホルムを
展間冷媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分離精製することにより、/、3.、!−−トリグリシ
ドキシベンゼンの無色粒状結晶コ、2グgを得た。得ら
れた/ 、J 、3−トリグリシドキシベンゼンのエポ
キシ当量は、10/(理1ilIi1直9g)であった
。
(■〕 抗腫瘍作用測定実験:
癌細胞移植マウスの治療効果(延命率)をもって制放1
効朱の指標とした。
効朱の指標とした。
供給化合9t) : /、J、! −l・リグリシド
ギシベンゼン(以下化合物Aと記す) 供試動物: BDF、マウス (S週令、体重/9十λy1各群メスを匹)実験肺場:
白血病糸腹水癌り一/コ10細胞106/マウスを腹腔
内に移植。
ギシベンゼン(以下化合物Aと記す) 供試動物: BDF、マウス (S週令、体重/9十λy1各群メスを匹)実験肺場:
白血病糸腹水癌り一/コ10細胞106/マウスを腹腔
内に移植。
実験方法:〔投与群〕
9
20%のジメチルスルホキシドを
含む生理食塩水グー及びポリオキ
シエチレン(,20)ソルビタンモノ
ーオレエイト(Tween■gO)/、、!; rnl
!。
!。
から成る溶媒に、化合物A30m9
を懸濁させ、該懸濁液を細胞移植
、27時間後より787回、投与量
谷io 、 ao 、及びSO・”i / x、、でS
日間腹腔内投与し、平均生存日数を 測定した。
日間腹腔内投与し、平均生存日数を 測定した。
化合物(A)を懸濁させない溶媒を溶
液として投与すること以外は、投
4群と同じ方法て平均生存日数を
測定した。
〔比 較〕
投与群及び対照群の各々の平均生
存日数から延命率を算出し効果を
示した。
結 果:延命率を第1表に示した。
実施例ユ
〔■〕 ユ、グ、6−ドリグリシドギシー/、3.S
−)リアジンの製造: 攪拌機及び温度計を付した100m1の反応器に、乙O
%油性水素化ナトリウムコ、g g gff:D−ヘキ
サンSOμでデカンテーションにより3回洗滌後ベンゼ
ン20−に懸濁して加え、攪拌しつつ一7θ℃に冷却し
た。これにλ、3−エポキシー/−グロパノール(グリ
シドール) ’x、+ lI&の3gmlベンゼン溶液
及び塩、化シアヌル3.6g 11のqO−ベンゼン溶
液を液温が10℃以下に保たれるように調節し乍ら30
分間で同時滴下した。滴下終了後攪拌を続は乍ら徐々に
室温に戻し、更に3時間攪拌を続けた。その後、水、ベ
ンゼンを加えて抽出し、ベンゼン層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下にベンゼンを留去して得られる黄色
液体を、ベンゼン:酢酸エチル−2:/の混合溶媒を展
開溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製することによシ、無色結晶としてλ、<z、乙−
トリグリシドキシ−/、3.!r −)リアジンを2.
/ llA得た。得られた。2.tI、A −トリグリ
シドキシ−/、3.!−トリアジンのエポキシ当量は1
02(理論値9q)でめった。
−)リアジンの製造: 攪拌機及び温度計を付した100m1の反応器に、乙O
%油性水素化ナトリウムコ、g g gff:D−ヘキ
サンSOμでデカンテーションにより3回洗滌後ベンゼ
ン20−に懸濁して加え、攪拌しつつ一7θ℃に冷却し
た。これにλ、3−エポキシー/−グロパノール(グリ
シドール) ’x、+ lI&の3gmlベンゼン溶液
及び塩、化シアヌル3.6g 11のqO−ベンゼン溶
液を液温が10℃以下に保たれるように調節し乍ら30
分間で同時滴下した。滴下終了後攪拌を続は乍ら徐々に
室温に戻し、更に3時間攪拌を続けた。その後、水、ベ
ンゼンを加えて抽出し、ベンゼン層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下にベンゼンを留去して得られる黄色
液体を、ベンゼン:酢酸エチル−2:/の混合溶媒を展
開溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分
離精製することによシ、無色結晶としてλ、<z、乙−
トリグリシドキシ−/、3.!r −)リアジンを2.
/ llA得た。得られた。2.tI、A −トリグリ
シドキシ−/、3.!−トリアジンのエポキシ当量は1
02(理論値9q)でめった。
Cm) 抗腫瘍作用測定実験:
癌細胞移植マウスの治療効果(延命率)をもって制癌効
果の指標とし/こ。
果の指標とし/こ。
供給化合物: 2,11./、 −トリグリシドキン
−/、J、k −トリアジン(以下化合物Bと記す) 供試動物: BDF、マウス (3週令、体重/9±、2g、/群メス6匹)実験腫瘍
:実施例/と同じ 実験方法二/θチのジメチルスルホキシドを含む生理食
塩水グ、jtml及びポリオキシエチレン(20)ンル
ビタンモ ノーオレエイト(TweenogO) /、5mJから
成る溶媒に化合物Bを懸濁さ せ、実施例/に準じだ方法で、投 与量各3,10及び30■/に9を投与し投与群及び対
照群の各々の平均 生存日数を測定し、延命率を算出 し効果を示し/こ。
−/、J、k −トリアジン(以下化合物Bと記す) 供試動物: BDF、マウス (3週令、体重/9±、2g、/群メス6匹)実験腫瘍
:実施例/と同じ 実験方法二/θチのジメチルスルホキシドを含む生理食
塩水グ、jtml及びポリオキシエチレン(20)ンル
ビタンモ ノーオレエイト(TweenogO) /、5mJから
成る溶媒に化合物Bを懸濁さ せ、実施例/に準じだ方法で、投 与量各3,10及び30■/に9を投与し投与群及び対
照群の各々の平均 生存日数を測定し、延命率を算出 し効果を示し/こ。
結 果:延命率を第7表に示したO
第1衣 投与量及び蝙命率
Claims (1)
- (1)一般式 %式% (式中Xは炭素原子又は蟹素原子を表わす。)で示され
る化合物を含ゼすることを特徴とする抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8371783A JPS59210017A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8371783A JPS59210017A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 抗腫瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59210017A true JPS59210017A (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=13810256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8371783A Pending JPS59210017A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59210017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010136725A1 (fr) | 2009-05-27 | 2010-12-02 | Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) | Nouveau procédé d'élaboration de résines thermodurcissables epoxy |
-
1983
- 1983-05-13 JP JP8371783A patent/JPS59210017A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010136725A1 (fr) | 2009-05-27 | 2010-12-02 | Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) | Nouveau procédé d'élaboration de résines thermodurcissables epoxy |
US20120165429A1 (en) * | 2009-05-27 | 2012-06-28 | Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) | Novel methods for producing thermosetting epoxy resins |
US9416218B2 (en) * | 2009-05-27 | 2016-08-16 | Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) | Methods for producing thermosetting epoxy resins |
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