JPS5920977B2 - 薄肉ツ−ピ−ス空缶専用フランジクラックテスタ− - Google Patents

薄肉ツ−ピ−ス空缶専用フランジクラックテスタ−

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JPS5920977B2
JPS5920977B2 JP4717479A JP4717479A JPS5920977B2 JP S5920977 B2 JPS5920977 B2 JP S5920977B2 JP 4717479 A JP4717479 A JP 4717479A JP 4717479 A JP4717479 A JP 4717479A JP S5920977 B2 JPS5920977 B2 JP S5920977B2
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブリキ、アルミ、テインフリースチール等の
金属探しぼりしごき缶(通称DI缶)たるツーピース空
缶のフランジ部全域の密封性を阻害し漏れの原因となる
クラツク等の欠陥疵を全自動的かつ完壁に探査する薄肉
ツーピース空缶専用フランジクラツクテスタ一に関する
.従来この種空缶の漏れ検査にはエアーテスター方式と
光テスター方式とがあり前者のエアーテスター方式はさ
らに第1図と第2図の態様で行なわれる。
第1図のエアーテスターAは、空缶a開口端を基板1に
ラバ一2等を張つた所へ底部a1からブツシヤ一3にて
押し付けておき内部にエアーパイプ4を通して約1kg
/CrA程度の圧気を供給し、バルブ5を閉じてからあ
る時間後の空缶a内気圧低下をダイヤフラム式などの圧
力計6にて調べる。第2図のエアーテスターBは空缶a
開口端を基板1にラバ一2等を張つた所へ密閉カバー7
内のプツシャ一8で底部a1を押圧して押付けておき、
空缶a内にエアーパイプ4を通して約1k9/Cd程度
の圧気を送り込み続け、密閉カバー7の検出口9端に金
属の網10を張り、ピンホールpから漏れて検出口9へ
と排流される空気流を網10で感受した時発生する振動
を増幅してエアーの漏洩を検出する。また後者の光テス
ター方式は、第3図に示す態様で行なわれる。
即ち光テスターCは、基板1に張着したラバ一材2等に
、内部を負圧する等の適宜吸着方法で空缶aを密着保持
し、外部光源11からの漏洩光Lを光電子倍増管などの
光検出器12にて検出する。以上の従来の両方式はいず
れも空缶aのフランジ部A2をラバ一材2等に密着させ
ないとその能力を発揮出来ないからフランジ部A2のク
ラツクも両方式では容易に探査し切れず畢寛フランジ部
A2の欠陥疵検査もおざなりとなつてフランジ部A2の
欠陥疵は両方式では見逃がすことが多く、しかもSDI
缶では、特にフランジクラツクの発生が多いことと相俟
つて両方式ではテスターA,B,C通過後に検査工員を
特に配備し、全数フランジクラツクの目視選別を行う人
海戦術を採ている。
しかしながら人的チエツクでは見落しが多くその土視感
出来ない欠陥疵は排除出来ず、検査にも時間が掛り非能
率的、非効率的作業とならざるを得ず製缶ライン工程の
最大のネツクとなつている。その上検査処理対象のツー
ピース空缶は厚みが0.12mm程の薄肉であるため外
力により容易に変形し易く、従来、搬送中および検査中
にちよつとした無理な外力を付加することにより不良空
缶としてしまつたりしてその取扱上高速検査処理に難が
あつた。
本発明は、フランジクラツク空缶を自動的に除去可能に
し、検査工員による全数選別作業を省略することが出来
、しかも搬送中および検査中においても無理な外力付加
による空缶変形を起生することなく高速検査処理可能と
する薄肉ツーピース空缶専用フランジクラツクテスタ一
に関する。
本発明の実施例を第4図乃至第10図につき説明する。
本発明のフランジクラツクテスタ一Dは、垂直縦型であ
つて、横倒し垂直一列に連続送来する空缶a群を空缶供
給ステーションS1から一缶宛受入れて等間隔に間歇転
送し、設定した永久磁石PMにより界磁された検査ステ
ーションS2の静磁界内の定位置に持来し、その後排出
ステーションS3に間歇転送する垂直縦型空缶給排機構
E1又はE2と、検査ステーションS2内に位置決め停
止された横倒し姿勢で空缶aを自然に浮いた状態で下支
え強制回転せしめる回転機構F1又はF2と、検査ステ
ーションS2内で回転する空缶aのフランジ部A2外周
一側近傍に臨ませた磁気ヘツドMghと、当該磁気ヘツ
ドMghから出力した検出電気信号11を予め設定して
ある標準レベルと比較演算処理して判別する不良空缶弁
別回路Gと、当該不良空缶弁別回路Gから出力する操作
指令信号12を受けて不良空缶A7を良空缶a〃群から
選別するリジエクタ一R1又はR2とを備えてなる。
第4図に示す第一実施例の空缶給排機構E1は、外周に
割出しピツチ間隔Pを置いて空缶aを一缶宛受入保持す
るポケツト12群を等間隔に6箇配置し、割出しターレ
ツト13と、当該割出しターレツト13外周上側に空缶
供給ステーションS1を、かつ空缶供給ステーションS
1の対側外周下側に検査ステーションS2を、かつ検査
ステーションS2より矢印時計方向に1割出しピツチ間
隔P角回動直後の外周横側に排出ステーションS3をそ
れぞれ配架してある。
前記空缶供給ステーションS1は、空缶供給路14を中
に挟み片側のサイドガイド15対側に垂直並行延在した
タイミングスクリユ一16を設け、当該タイミングスク
リユ一16端に固着するベベルギヤ17とインフイード
ドライブ軸18端に固着す゜るベベルギヤ19とを直角
噛合するとともに割出しターレツト13の1割出しピツ
チ間隔P角回動に対し1回転するよう同期駆動するイン
フイードドライブ軸18に駆動入力輪20とタイミング
プレート21を同軸固着し、当該タイミングプレート2
1外周一側に突設した突起22が割込み通過自在なタイ
ミングセンサーたるU字形近接スイツチPxsをタイミ
ングプレート21の外周近傍に臨ませてなる。
前記検査ステーションS2は、第5図に示すよjう割出
しターレツト13のポケツト12に横倒し保持され並行
弧状サイドガイド23,24とエンドガイド25に沿つ
て定位置停止する空缶aの開口部A4中央に永久磁石P
Mを設定するとともに空缶aのフランジ部A2上側直上
に磁気ヘツドMghを臨ませ、空缶aの中央部外周下側
に駆動トルク伝達自在に高速回転するパドルホイールの
回転機構F1を外接自在に配置してなる。
前記排出ステーションS3は、空缶排出路26の始端寄
り底部に片開き開閉扉型のリジエクタ一R1を揺動開閉
操作自在に蝶着した落口27を設けてなる。
第6図に示す第二実施例の空缶給排機構E2は、第一実
施例と同一の割出しターレツト13と、当該割出しター
レツト13外周上側に第一実施例と同一の空缶供給ステ
ーションS1を、かつ当該空缶供給ステーションS1よ
り矢印時計方向に2割出しピツチ間隔2P外周斜横側に
検査ステーションS2を、かつ空缶供給ステーションS
1の対側外周下側に排出ステーションS3をそれぞれ配
架してなり、同一部材は同一符号を付した。
第二実施例の前記検査ステーションS2には第7図に示
すよう検査ステーションS2内に定位置停止した空缶a
の中央部両側外周一側に駆動トルク伝達自在に高速無端
走行する一対の無端ベルト28,29を並行係接自在に
原動輪30と従動輪31に亘り張架した空缶スピナ一型
の回転機構を設けてなる。
第二実施例の前記排出ステーションS3は、第6図に示
すよう空缶排出路32の二股分岐点33に振分け腕型の
リジエクタ一R2を切換揺動操作自在に基端を枢支する
とともに空缶排出路32の始端口32a寄りに検査済み
空缶aの通過を感知するタイミングセンサーたる一対の
投光器34と受光器Phsを空缶排出路32を中に挟み
対向してなる。
第8図に示すよう不良空缶弁別回路Gは、磁気ヘツドM
ghからの検出電気信号11を増幅濾波する波形修整回
路35と、当該波形修整回路35から出力した整形欠陥
信号13を設定レベルと比較演算する比較演算回路36
と当該比較演算回路36から出力した不良判別信号14
の誤信号通過をチエック阻止するとともに正信号のみを
通過して一時記憶するチエック記憶回路37と、当該チ
エツク記憶回路37から出力した不良判別記憶信号15
を所定秒刻遅延してリジエクタ一R1に操作指令信号1
2′を出力発信する遅延回路38と、タイミングセンサ
ーたる近接スイツチPxsからのタイミング電気信号1
6をチエツク記憶回路37と遅延回路38にそれぞれ入
力する同期タイミング回路39とを備えてなる。
前記波形修整回路35は、磁気ヘツドMghにより磁気
変化を磁電変換されて出力した検出電気信号11を45
00〜27000倍に増幅する3段増幅器40と、空缶
aの機械的振動等増幅検出電気信号17の欠陥信号成分
以外は減衰する例えばFC=500HZ136db/0
ctのハイパスフイルタ一と高周波雑音等を吸収する例
えばFc一2.5KHz118db/0ctのローパス
フイルタ一とを組合せたバンドパスフイルタ一41とを
、直列接続してなり、例えば3〜30の整形欠陥信号1
3を出力する。
前記比較演算回路36は、設定器42を付帯したコンパ
レーター43からなり、整形欠陥信号13を予め設定器
42により設定した1〜5Vの標準レベル電圧値範囲で
レベル判別し、整形欠陥信号13が設定標準レベルより
大きいときに不良判別信号14を出力する。
前記チエツク記憶回路37は、ゲート回路44とラツチ
回路45とを直列接続してなり、同期タイミング回路3
9からの増幅タイミング信号18を受けてゲート回路4
4は不良判別正信号19の通過を許容し、ただちにラツ
チ回路45に不良判別正信号19を一時的に記憶待機す
るとともに同期タイミング回路39からの微分タイミン
グ信号110を受けて不良判別記憶信号15を遅延回路
38へ送信出力する。
前記同期タイミング回路39は、空缶aの検査中動作す
るように調整された近接スイッチPxsからのタイミン
グ電気信号16を増幅する増幅器46と増幅タイミング
信号18を微分処理する微分器47とを直列接続してな
り、空缶aが検査ステーションS2に停止し、かつ空缶
aの回転が安定しているときでしかも1回転以上する時
間だけ動作するよう調整された近接スイツチPxsの動
作中だけ増幅タイミング信号18をゲート回路44に送
信してゲート回路44を開成し、その1回転中に不良判
別正信号19が発生すれば次段のラツチ回路45に一時
的に記憶待機せしめる一方、ラツチ回路45に記憶待機
する不良判別記憶信号15は微分タイミング信号110
換言すればタイミング電気信号16の終りのタイミング
で遅延回路38に送信出力するよう励起せしめる。
第8図に示す第一実施例の遅延回路38は、同期タイミ
ング回路39からの微分タイミング信号110を受信す
る度毎にチエック記憶回路37出力の不良判別記憶信号
15を段階的に順次転々移動推移するシフトレジスター
48からなり、検査済み空缶aがリジエクタ一R1の落
口27に差し掛つた時期に操作指令信号12′を発信出
力する。
第9図に示す第二実施例の遅延回路49は、第一実施例
同様のシフトレジスター48の後に2段のシングルシヨ
ツト50,51を直列介挿して30msec〜300m
secの任意の時間調整可能にしてリジエクタ一R1の
落口27の開披動の操作タイミングをとつている。第1
0図に示す第三実施例の遅延回路52は、第一実施例同
様のシフトレジスター48の後にゲートアンドフリツプ
フロツプ回路53を直列介挿して光電スイツチたる受光
器Phsの検査済み空缶通過感知信号111を途中増幅
器54により増幅処理された増幅感知信号112を前段
ゲート部53aで受けた時だけ不良判別転出信号113
の通過を許容し、該当対象となつた検査済み空缶aが丁
度差し掛つた直前にリジエクタ一R2に操作指令信号1
Z/7を発振出力して切換揺動タイミングをとつている
次に本発明法の実施例の詳細を第4図乃至第15図につ
いて以下説明する。
空缶a群がフランジクラツクテスタ一Dに備わる空缶給
排機構El,E2の空缶供給ステーションS1に連続的
に送来し、空缶供給ステーションS1に入つた空缶a群
は、タイミングスクリユ一16により空缶供給路14内
に沿つて垂直一列に整列され、割出しターレツト13の
割出し間歇回転に同期して、インフイードドライブ軸1
8回転を介し、タイミングスクリユ一16を一回転駆動
することにより割出しターレツト13の空缶供給ステー
ションS1に来合せたポケツト12内に1缶ずつ受渡す
と同時に近接スイツチPxsからタイミング電気信号1
6を発する。
空缶供給ステーションS1でポケツト12に横倒し受入
れられた空缶aは第11図の動作波形(M/C)に示す
割出しターレツト13の割出し間歇回転に判つて並行サ
イドガイド23,24とエンドガイド25に案内されつ
つ検査ステーションS2のパドルホイールたる回転機構
F1又は缶スピナ一たる回転機構F2上に駆動トルク直
接伝達自在に自然に載置接触して位置決め停止する。
検査ステーションS2内で第5図又は第7図に示すよう
空缶aが定位置停止した段階でパドルホイール又は缶ス
ピナ一の回転機構F1又はF2を駆動し、空缶aを下支
え高速強制回転すると、第12図乃至第13図の静的電
気磁気探傷法の検出原理図で示すよう、永久磁石PMに
よる静磁界MF中にある空缶aのフランジ部A2周辺の
磁界強度は缶材料内部で磁気飽和している状態にあると
、距離の自乗に反比例した値となり、その中で空缶aを
円周方向に回転させても理論的な空缶a寸法精度であれ
ば磁界強度は変化しないが、寸法精度(円心度、肉厚)
不良、材i的な異物混入、変形、疵等があるとその磁界
強度は変化する。その磁界強度の変化をフランジ部A2
近傍に臨む磁気ヘツドMghにて例えば第14図のグラ
フに示す検出電気信号11に変換される。当該検出電気
信号11は、第8図に示す不良空缶弁別回路Gの波形修
整回路35に入力され増幅器40にて信号増幅されると
ともにバンドパスフイルタ一41を通り(S/N)比を
高められた第15図のグラフに示す整形欠陥信号13を
出力して次段の比較演算回路36で予め設定器42によ
り設定された電圧レベル値と比較演算してレベル値より
も大きい時第11図および第15図の不良判別信号14
をチエツク記憶回路37のゲート回路44に入力し、こ
れと並行して近接スイツチPxsのタイミング電気信号
16を同期タイミング回路39の増幅器46で増幅処理
した増幅タイミング信号18がゲート回路44に入力し
た時だけ不良判別正信号19としてラツチ回路45への
通過を許容し、その他の場合には不良判別誤信号として
遮断チエックする。
不良判別正信号19は、ゲート回路44通過と同時に一
時記憶されるが、同期タイミング回路39の微分器47
で増幅タイミング信号18を微分処理した微分タイミン
グ信号110をラツチ回路45が受けると一時記憶され
た第11図に示す不良判別記憶信号15は遅延回路38
,49,52にそれぞれ送られる。
遅延回路38のシフトレジスター48に送られた不良判
別記憶信号15は、同期タイミング回路39の次回以後
の微分タイミング信号110を受ける度毎に一つずつシ
フトレジスター48内を段階的に順次転々推移して終に
は第11図に示す操作指令信号12′を該当対象となつ
ている検査済み空缶aが丁度通過排出されるリジエクタ
一R1に出力発信して第11図の動作波形RVに示す開
状態とし不良空缶a′を落口27に落下選別せしめる。
遅延回路49のシフトレジスター48に送られた不良判
別記憶信号15は、同期タイミング回路39の次回以後
の微分タイミング信号110を受ける度毎に一つずつシ
フトレジスター48内を段階的に順次転々推移し、一旦
出力した第10図に示す不良判別転出信号113を引続
き2段のシングルシヨツト50,51を通して所定秒刻
T1間を置いて終には操作指令信号17を該当対象とな
つている検査済み空缶aが丁度通過排出されるリジエク
タ一R1に出力発振して第11図の動作波形R1″に示
すようT2秒間開状態とし不良空缶a′を落口27に落
下選別せしめる。遅延回路52シフトレジスター48に
送られた不良判別記憶信号15は、同期タイミング回路
39の次回以後の微分タイミング信号110を受ける度
毎に一つずつシフトレジスター48内を段階的に順次転
々推移し、一旦出力した不良判別転出信号113を引続
きゲートアンドフリツプフロツプ回路53に通すが、そ
の際リジエクタ一R2に取付けた受光器Phsからの該
当対象となつている検査済み空缶aの第11図に示す通
過感知信号111を増幅器54で増幅処理した増幅通過
感知信号112を受けた時のみ不良判別転出信号113
がフリツプフロツプ回路53bへ移行することを許容さ
れ、ゲート回路53aを通過した不良判別転出信号11
3によりフリツプフロツプ回路53bを動作して終には
操作指令信号1′2///を、該当対象となつている空
缶aが丁度通過排出されるリジエクタ一R2に出力発信
して第11図の動作波形R2′に示すよう切換揺動待機
し、不良空缶a′を不良空缶排出分岐路32bに振分け
選別する。
本発明は、空缶給排機構を垂直縦型として空缶群を横倒
し姿勢で処理し、外力に弱いツーピース空缶の搬送、検
査処理に当つてツーピース空缶が保有する自重落下刃を
合理的、効率的に使用し、出来るだけツーピース空缶に
対し無理かつ強引な外力の付加を極力避けた合理的配慮
がとられ、高速検査処理を可能としている。かくして本
発明は、SDI缶で多発するフランジングクラツクを検
出しフランジング空缶を除去可能にし、品質保証の向上
を計ることにより、全数選別作業を省略することができ
る等優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は従来型エアーテスターの漏れ検査方
式説明図、第3図は従来型光テスターの漏れ検査方式説
明図、第4図は本発明のフランジクラツクテスタ一に備
わる第一実施例の空缶給排機構を示す概略図、第5図は
同・第一実施例の検査ステーションの要部拡大断面図、
第6図は同・第二実施例の空缶給排機構を示す概略図、
第7図は同・第二実施例の検査ステーションの要部拡大
断面図、第8図は同・第一実施例の遅延回路を備えた不
良空缶弁別回路のプロツクダイアグラム、第9図は同・
第二実施例を示す遅延回路のプロツクダイアグラム、第
10図は同・第三実施例を示す遅延回路のプロツクダイ
アグラム、第11図は同・各部の信号タイミングチヤー
ト、第12図乃至第13図は本発明が採用する静的電気
磁気探傷の検出原理を示す要部正面図および右側面図、
第14図は磁気ヘッドから出力する検出電気信号の波形
グラフ、第15図はバンドパスフイルタ一とコンパレー
ターから出力する各信号の波形グラフである。 A,B・・・・・・エアーテスター、C・・・・・・光
テスターD・・・・・クランジクラックシスタ一、El
,E2・・・・・・空缶給排機構、Fl,F2・・・・
・・回転機構、G・・・・・・不良空缶弁別回路、Rl
,R2・・・・・・リジエクタ一、S1・・・・・・空
缶供給ステーション、S2・・・・・・検査ステーショ
ン、S3・・・・・・排出ステーション、CH・・・・
・・コイルヘツド、Mgh・・・・・・磁気ヘッド、M
F・・・・・・静磁界、PM・・・・・・永久磁石、P
xs・・・・・・近接スイツチ、Phs・・・・・・受
光器、a・・・・・・空缶、a1・・・・・・底部、A
2・・・・・・フランジ部、A3・・・・・・胴部、a
′・・・・・・不良空缶、l・・・・・・良空缶、i1
・・・・・・検出電気信号、I2′,IT,iZ″・・
・・・一操作指令信号、I3・・・・・・整形欠陥信号
、I4・・・・・・不良判別信号、I5・・−・・・不
良判別記憶信号、I6・・・・・・タイミング電気信号
、I8・・・・・・増幅タイミング信号、110・・・
・・・微分タイミング信号、Ill・・・・・・通過感
知信号、Il2・・・・・・増幅感知信号、16・・・
・・・タイミングスクリユ一、18・・・・・・インフ
イードドラィブ軸、21・・・・・・タイミングプレー
ト、28,29・・・・・・無端ベルト、30・・・・
・・原動輪、31・・・・・・従動輪、32・・・・・
・空缶排出路、32a・・・・・・始端口、33・・・
・・・二股分岐点、34・・・・・・投光器、35・・
・・・・波形修整回路、36・・・・・・比較演算回路
、37・・・・・・チエツク記憶回路、38,49,5
2・・・・・・遅延回路、39・・・・・・同期タイミ
ング回路、48゜・゛゜・゜シフトレジスター、50,
51・・・・・・シングルシヨツト、53・・・・・・
ゲートアンドフリップフロツプ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 横倒し空缶群を垂直一列に整列して一缶ずつ間歇受
    渡しする垂直延架のタイミングスクリューと当該タイミ
    ングスクリュー端にベベルギヤを介して同期駆動自在に
    連結するインフィードドライブ軸に固着したタイミング
    プレートの一側近傍に臨ませた無接触タイミングセンサ
    ーとを有して空缶供給ステイションに連続送来する空缶
    群を一缶宛等間隔間歇搬送し検査ステイションの静磁界
    内の定位置に給排する垂直縦型空缶給排機構と、前記検
    査ステイション内に位置決め停止された空缶を横倒しの
    姿勢で両端に軸方向挾み付け力を付加することなく側壁
    外周を自然に浮いた状態で下支え外接して駆動トルクを
    直接伝達自在とし強制回転せしめる回転機構と、前記検
    査ステイション内で回転する空缶のフランジ部一側近傍
    に臨ませた単一の磁気ヘッドと、当該磁気ヘッドから出
    力した検出電気信号を増幅濾波する波形修整回路を通し
    て予め設定してある標準レベルと比較処理して判別する
    不良空缶弁別回路と、前記タイミングセンサーからのタ
    イミング信号により当該不良空缶弁別回路から出力する
    操作指令信号を受けて自重滑降又は落下して来る検査済
    み空缶の不良空缶のみを落し込み又は振分け滑降選別す
    るリジエクターとを備えて空缶に無理な外力を付加せず
    高速検査処理自在としてなる薄肉ツーピース空缶専用フ
    ランジクラックテスター。 2 回転機構は、検査ステイション内に保持された空缶
    の中央部一側外周に駆動トルク伝達自在に外接して高速
    回転するパドルホイールである特許請求の範囲第1項記
    載の薄肉ツーピース空缶専用フランジクラックテスター
    。 3 回転機構は、検査ステイション内に保持された空缶
    の中央部両側一側外周に駆動トルク伝達自在に並行係接
    する一対の無端ベルトからなる缶胴スピナーである特許
    請求の範囲第1項記載の薄肉ツーピース空缶専用フラン
    ジクラックテスター。 4 リジエクターは、空缶排出路の途中に開設した落口
    に開閉扉を揺動開閉自在に蝶着し、不良空缶弁別回路か
    ら出力する操作指令信号を受けて前記開閉扉を開閉操作
    し良空缶と不良空缶を選別するようにしてなる特許請求
    の範囲第1項、第2項又は第3項記載の薄肉ツーピース
    空缶専用フランジクラックテスター。 5 リジエクターは、空缶排出路の始端口寄りに検査済
    み空缶の通過を感知するタイミングセンサーを取付ける
    とともに、二股分岐点に切換揺動自在に枢着した振分け
    腕を臨ませて、不良空缶弁別回路から出力する操作指令
    信号を受けて前記振分け腕を左右に揺動操作し良空缶と
    不良空缶を選別するようにしてなる特許請求の範囲第1
    項、第2項又は第3項記載の薄肉ツーピース空缶専用フ
    ランジクラックテスター。 6 不良空缶弁別回路は、磁気ヘッドからの検出電気信
    号を増幅濾波する波形修整回路と、当該波形修整回路か
    ら出力した整形欠陥信号を設定標準レベルと比較演算処
    理する比較演算回路と、当該比較演算回路から出力した
    不良判別信号の誤信号通過をチェック阻止するとともに
    正信号のみを通過して一時記憶するチェック記憶回路と
    、当該チェック記憶回路から出力した不良判別記憶信号
    を所定秒刻遅延してリジエクターに操作指令信号を発信
    する遅延回路と、タイミングセンサーからのタイミング
    電気信号を増幅微分変換処理するとともに増幅タイミン
    グ信号を前記チェック記憶回路にかつ微分タイミング信
    号をチェック記憶回路と遅延回路にそれぞれ入力する同
    期タイミング回路とを備えてなる特許請求の範囲第1項
    、第2項、第3項、第4項又は第5項記載の薄肉ツーピ
    ース空缶専用フランジクラックテスター。 7 遅延回路は、シフトレジスターからなる特許請求の
    範囲第6項記載の薄肉ツーピース空缶専用フランジクラ
    ックテスター。 8 遅延回路は、シフトレジスターと二段のシングルシ
    ョットを順次直列接続してなる特許請求の範囲第6項記
    載の薄肉ツーピース空缶専用フランジクラックテスター
    。 9 遅延回路は、シフトレジスターとゲートアンドフリ
    ップフロップを直列接続するとともにリジエクターに取
    付けたタイミングセンサーから出力する通過感知信号を
    増幅する増幅器を前記ゲートアンドフリップフロップと
    並列接続してなる特許請求の範囲第6項記載の薄肉ツー
    ピース空缶専用フランジクラックテスター。
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