JPS5920822B2 - 盛土の耐震補強方法 - Google Patents
盛土の耐震補強方法Info
- Publication number
- JPS5920822B2 JPS5920822B2 JP9216181A JP9216181A JPS5920822B2 JP S5920822 B2 JPS5920822 B2 JP S5920822B2 JP 9216181 A JP9216181 A JP 9216181A JP 9216181 A JP9216181 A JP 9216181A JP S5920822 B2 JPS5920822 B2 JP S5920822B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embankment
- embankments
- railways
- seismic reinforcement
- reinforcement method
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D27/00—Foundations as substructures
- E02D27/32—Foundations for special purposes
- E02D27/34—Foundations for sinking or earthquake territories
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鉄道、道路等の盛土工法が施工される区間
において、その盛土の耐震補強方法に関する。
において、その盛土の耐震補強方法に関する。
鉄道、道路等においては、軟弱な地盤上に盛土を施工し
なければならない場合も少なくない。
なければならない場合も少なくない。
この場合、地震時における盛土の法面の安定性が問題と
なり、その法面を何らかの手段で補強する必要がある。
なり、その法面を何らかの手段で補強する必要がある。
例えば従来においては、第1図a s bに示す如く、
盛土1の両側法面の各下端にそれぞれ多数の調性の矢板
1aを互いに連接させながら順次打込み、その上端に鉄
筋コンクリートの梁1bを築造する。
盛土1の両側法面の各下端にそれぞれ多数の調性の矢板
1aを互いに連接させながら順次打込み、その上端に鉄
筋コンクリートの梁1bを築造する。
そして、盛土1の両側の梁1b 、1bを数mピンチで
設けたタイロット1゜によって互いに引き合いさせ、こ
れにより盛土1の安定を確保せんとしていた。
設けたタイロット1゜によって互いに引き合いさせ、こ
れにより盛土1の安定を確保せんとしていた。
しかし、この種の工事は、例えば営業中の鉄道路等に近
接した場所のような環境的立地条件の悪い所で行なわな
ければならないことが多く、そのため最初から必要長さ
の鋼製矢板を一挙に打込むような工事が行なえず、短い
矢板を継ぎ足しながら打込んで施工しなければならない
のが現実である。
接した場所のような環境的立地条件の悪い所で行なわな
ければならないことが多く、そのため最初から必要長さ
の鋼製矢板を一挙に打込むような工事が行なえず、短い
矢板を継ぎ足しながら打込んで施工しなければならない
のが現実である。
また、鋼製矢板1aによって囲まれた盛土1の下部にお
いては、排水状況が悪化するために間隙水圧が上昇しや
すいが、このような間隙水圧の上昇に対して上記矢板は
必ずしも十分な抵抗力をもたらすことができない。
いては、排水状況が悪化するために間隙水圧が上昇しや
すいが、このような間隙水圧の上昇に対して上記矢板は
必ずしも十分な抵抗力をもたらすことができない。
また、鋼製矢板の打込みに際しては振動式の打込機が必
要となるが、この打込機の振動が激しいために、例えば
近接した既存の鉄道等に悪影響を及ぼす。
要となるが、この打込機の振動が激しいために、例えば
近接した既存の鉄道等に悪影響を及ぼす。
この発明は、以上のような問題を鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、鉄道、道路等の盛土区間を
、上述した従来の方法よりも一層安全に、かつより効率
良く耐震補強することができる方法を提供することにあ
る。
、その目的とするところは、鉄道、道路等の盛土区間を
、上述した従来の方法よりも一層安全に、かつより効率
良く耐震補強することができる方法を提供することにあ
る。
以下、この発明の実施例を図面を参照しながら詳述する
。
。
第2図a、bは、この発明による盛土の耐震補強方法の
一実施例を示したもので、ここでは、鉄道、道路等の盛
土工法が施工される区間において、盛土1の両側にそれ
ぞれ形成される法面の下端あるいはその中間にて整孔2
を掘削し、この整孔2に鉄筋かご3を挿入した後コンク
リートを打設することにより地中壁体4を築造し、この
地中壁体4をもってして地震時における盛土1の崩壊を
防止するための抵抗体としである。
一実施例を示したもので、ここでは、鉄道、道路等の盛
土工法が施工される区間において、盛土1の両側にそれ
ぞれ形成される法面の下端あるいはその中間にて整孔2
を掘削し、この整孔2に鉄筋かご3を挿入した後コンク
リートを打設することにより地中壁体4を築造し、この
地中壁体4をもってして地震時における盛土1の崩壊を
防止するための抵抗体としである。
ここで本発明では、地中壁体4は、柱状に分割して築造
され、かつ上記盛土10両側に沿って所定の間隔を置い
て築造されている。
され、かつ上記盛土10両側に沿って所定の間隔を置い
て築造されている。
各柱状ユニット4a、4a・・・は、第2図a、bに示
した実施例では、それぞれ断面形状が略長方形に形成さ
れ、それぞれが盛土10走行方向に対して直交方向を向
くように築造されている。
した実施例では、それぞれ断面形状が略長方形に形成さ
れ、それぞれが盛土10走行方向に対して直交方向を向
くように築造されている。
このとき、そのユニット4aの厚さd、長さt、深さh
および向き等は、掘削機械の選択等によって自由に設定
することができる。
および向き等は、掘削機械の選択等によって自由に設定
することができる。
従って、例えば第3図a、bに示すように、上記地中壁
体4を構成する各ユニット4a、4a・・・をそれぞれ
゛盛土1の走行方向に平行に築造することもできる。
体4を構成する各ユニット4a、4a・・・をそれぞれ
゛盛土1の走行方向に平行に築造することもできる。
第4図a、bは、上記地中壁体4の施工方法を18を追
って順に示したものである。
って順に示したものである。
先ず、同図aに示すように、盛土1の下端に工事用通路
5を設け、地表面から所定の位置に必要な幅、長さ、深
さの整孔2を掘削する次に、同図すに示すように、所定
の量の鉄筋を組んでなる鉄筋かと3を建て込み、その後
コンクリートを打設して地中壁体4のユニット4aを構
成する。
5を設け、地表面から所定の位置に必要な幅、長さ、深
さの整孔2を掘削する次に、同図すに示すように、所定
の量の鉄筋を組んでなる鉄筋かと3を建て込み、その後
コンクリートを打設して地中壁体4のユニット4aを構
成する。
鉄筋かと3の建て込みは、予め組まれたものをクレーン
で整孔2内に挿入することにより、非常に円滑かつ周囲
に振動等による悪影響を与えたりすることなく行なうこ
とができる。
で整孔2内に挿入することにより、非常に円滑かつ周囲
に振動等による悪影響を与えたりすることなく行なうこ
とができる。
同様に、上記整孔2の掘削も、例えば地上からゲリー掘
削機を下ろすな−として、やはり周囲に振動等による悪
影響をそれほど与えずに、環境的立地条件の悪いところ
でも、円滑に行なうことができる。
削機を下ろすな−として、やはり周囲に振動等による悪
影響をそれほど与えずに、環境的立地条件の悪いところ
でも、円滑に行なうことができる。
従って、営業中の鉄道、道路等に近接して工事を行なっ
ても、それらにほとん。
ても、それらにほとん。
と悪影響を与えることなく、少なくとも従来よりも一層
安全にかつ効率良く耐震補強を行なうことができる。
安全にかつ効率良く耐震補強を行なうことができる。
そして、ここで注目すべきことは、上述のように構成さ
れた地中壁体4は、従前の鋼矢板等と違って、それ自体
が所定の厚さ、長さ、深さを有して、地中において力学
的に独立した構造体となっているため、上記盛土1の崩
壊を防止するための抵抗として有効に機能することがで
き、これにより盛土1の地震に対する安定化を確実に達
成せしめられるようになることである。
れた地中壁体4は、従前の鋼矢板等と違って、それ自体
が所定の厚さ、長さ、深さを有して、地中において力学
的に独立した構造体となっているため、上記盛土1の崩
壊を防止するための抵抗として有効に機能することがで
き、これにより盛土1の地震に対する安定化を確実に達
成せしめられるようになることである。
、 以上のように、この発明による盛土の耐震補強方法
では、例えば営業中の鉄道、道路等に近接し。
では、例えば営業中の鉄道、道路等に近接し。
て工事を行なっても、それらに悪影響を及ぼすことが少
なく、しかも従来よりも一層安全かつ効率良く盛土の耐
震補強を行なうことができる。
なく、しかも従来よりも一層安全かつ効率良く盛土の耐
震補強を行なうことができる。
第1図aは従来方法によって補強された盛土の状態を示
す縦断面図、同図すはその上側面図、第2図aはこの発
明によって補強された盛土の状態を示す縦断面図、同図
すはその上側面図、第3図aはこの発明の他の実施例に
おいて補強された盛土の状態を示す縦断面図、同図すは
その上側面図、第4図a、bはそれぞれこの発明による
方法の実施状態を順を追って示す縦断面図である。 1・・・盛土、2・・・整孔、3・・・鉄筋かご、4・
・・地中壁体、4a・・・ユニット。
す縦断面図、同図すはその上側面図、第2図aはこの発
明によって補強された盛土の状態を示す縦断面図、同図
すはその上側面図、第3図aはこの発明の他の実施例に
おいて補強された盛土の状態を示す縦断面図、同図すは
その上側面図、第4図a、bはそれぞれこの発明による
方法の実施状態を順を追って示す縦断面図である。 1・・・盛土、2・・・整孔、3・・・鉄筋かご、4・
・・地中壁体、4a・・・ユニット。
Claims (1)
- 1 鉄道、道路などの盛土工法が施工される区間におい
て、盛土の両側に形成される法面の下端あるいは中間に
て、該盛土の両側に沿って間隔を置いて数本の整孔を掘
削し、この各整孔に鉄筋かごを挿入した後コンクリート
を打設することにより柱状に分割した地中壁体を築造し
、これらの地中壁体をもってして地震時における盛土の
崩壊を防止するための抵抗体としてなることを特徴とす
る盛土の耐震補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216181A JPS5920822B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 盛土の耐震補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216181A JPS5920822B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 盛土の耐震補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57209329A JPS57209329A (en) | 1982-12-22 |
JPS5920822B2 true JPS5920822B2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=14046696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9216181A Expired JPS5920822B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 盛土の耐震補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920822B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6434441A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Water-and moisture-absorbing sheet |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5157710B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2013-03-06 | Jfeスチール株式会社 | 堤防の補強構造 |
JP5348055B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-11-20 | 新日鐵住金株式会社 | 盛土の補強構造 |
JP2014224354A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社大林組 | 盛土の補強構造 |
JP2014224355A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社大林組 | 盛土の補強構造 |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9216181A patent/JPS5920822B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6434441A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Water-and moisture-absorbing sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57209329A (en) | 1982-12-22 |
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