JPS59208035A - 蓄電池用鉛合金 - Google Patents
蓄電池用鉛合金Info
- Publication number
- JPS59208035A JPS59208035A JP8445983A JP8445983A JPS59208035A JP S59208035 A JPS59208035 A JP S59208035A JP 8445983 A JP8445983 A JP 8445983A JP 8445983 A JP8445983 A JP 8445983A JP S59208035 A JPS59208035 A JP S59208035A
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- JP
- Japan
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- weight
- alloy
- lead
- antimony
- lead alloy
- Prior art date
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- Pending
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蓄電池用鉛合金の改良に関ブるものC1特にア
ンチモン含有量の少ない鉛合金の結晶粒を微細にし、そ
の結果鋳造割れの発生を防ぎ、耐食性を改善覆ると共に
、鋳造時の溶湯の酸化を減少さI゛ることをも可能にす
るものである。
ンチモン含有量の少ない鉛合金の結晶粒を微細にし、そ
の結果鋳造割れの発生を防ぎ、耐食性を改善覆ると共に
、鋳造時の溶湯の酸化を減少さI゛ることをも可能にす
るものである。
従来、鉛蓄電池の格子やブッシング等の鉛部量には、ア
ンチモン(e) 4.5〜8重量%を含む口)−Sl
l系合金が用いられてきている。この場合、アンチモン
は11本来非常に柔かくて鉛蓄電池用格子あるいは鉛部
量としては不適当な純鉛に、必要な機械的強度を与える
と共に、鋳造性を良好にするために添加されている。し
かし、アンチモンは非常に高価であり、またアンチモン
含有量が多くなるほど鉛蓄電池の自己敢電衛が増える。
ンチモン(e) 4.5〜8重量%を含む口)−Sl
l系合金が用いられてきている。この場合、アンチモン
は11本来非常に柔かくて鉛蓄電池用格子あるいは鉛部
量としては不適当な純鉛に、必要な機械的強度を与える
と共に、鋳造性を良好にするために添加されている。し
かし、アンチモンは非常に高価であり、またアンチモン
含有量が多くなるほど鉛蓄電池の自己敢電衛が増える。
そこで、鉛蓄電池用格子あるいは鉛部量中のアンチモン
含有量をできるだけ少なくすることが試みられている。
含有量をできるだけ少なくすることが試みられている。
しかし、単にアンチモン含有量を減少させるだけでは、
鋳造時に割れが発生し、良好な製品が14られなかった
。そのため日本特許第939143号では、アンチモン
1.0〜3.5重量%、ひ素(As) 0.025〜
0.2’ff1ffi%、m (Sl+) 0.01
〜0.05 重量%、tZL/ン(Se) 0.00
5〜0.1重蟻%1残部鉛(Pb)から成る合金および
更に銀(Aa >を0.025〜0.1重量%含む合金
が提案されている。
鋳造時に割れが発生し、良好な製品が14られなかった
。そのため日本特許第939143号では、アンチモン
1.0〜3.5重量%、ひ素(As) 0.025〜
0.2’ff1ffi%、m (Sl+) 0.01
〜0.05 重量%、tZL/ン(Se) 0.00
5〜0.1重蟻%1残部鉛(Pb)から成る合金および
更に銀(Aa >を0.025〜0.1重量%含む合金
が提案されている。
この合金ではセレンの添加により鋳造時の割れを防止し
、錫の添加により鋳造性を改善し、ひ素の添加により硬
度を上昇させている。しかし、この合金では、約450
〜550℃の通常の鋳造作業温度において溶湯表面にか
なりの量の酸化物が形成されるという欠点がある。この
欠点を軽減するため、特開昭50−108125号では
、アンチモン0.5〜3.5重量%、ひ素0.025〜
0.3車量%、錫0.002 〜0.05重量%、セレ
ン0.005〜0.1重量%、残部鉛からなる合金(セ
レンの全部または一部分をイAつ(3) 0.002
〜0.012重足%で置換したものを含む)に、銅を0
.01〜0.1重量%添加づることが提案されているが
、この場合においても形成される酸化物の邑は大部分の
場合、約50〜70%になっlcのみで、十分に少なく
なったとは言えない。
、錫の添加により鋳造性を改善し、ひ素の添加により硬
度を上昇させている。しかし、この合金では、約450
〜550℃の通常の鋳造作業温度において溶湯表面にか
なりの量の酸化物が形成されるという欠点がある。この
欠点を軽減するため、特開昭50−108125号では
、アンチモン0.5〜3.5重量%、ひ素0.025〜
0.3車量%、錫0.002 〜0.05重量%、セレ
ン0.005〜0.1重量%、残部鉛からなる合金(セ
レンの全部または一部分をイAつ(3) 0.002
〜0.012重足%で置換したものを含む)に、銅を0
.01〜0.1重量%添加づることが提案されているが
、この場合においても形成される酸化物の邑は大部分の
場合、約50〜70%になっlcのみで、十分に少なく
なったとは言えない。
本発明は上記したような欠点を除去し、溶湯表面に形成
される酸化物の量を十分少なくし、且つアンチモン含有
量の少ない鉛合金の結晶粒を微細にし、その結果鋳造割
れの発生を防ぎ、健全で耐食性の良好な鉛蓄電池用鉛合
金を提供するものである。かかる本発明の要旨とづると
ころは、アンチモン4.5重量%以下、ひ素0.5重量
%以下、錫0.002〜0.5重量%、セレン 0.0
05〜0.1重量%、銅0.005〜0.1重量%、イ
Aつ0,001〜0.1重量%、残部鉛から成る合金に
、ビスマス(Bj>を0.002〜0.5重量%添加す
ることにある。
される酸化物の量を十分少なくし、且つアンチモン含有
量の少ない鉛合金の結晶粒を微細にし、その結果鋳造割
れの発生を防ぎ、健全で耐食性の良好な鉛蓄電池用鉛合
金を提供するものである。かかる本発明の要旨とづると
ころは、アンチモン4.5重量%以下、ひ素0.5重量
%以下、錫0.002〜0.5重量%、セレン 0.0
05〜0.1重量%、銅0.005〜0.1重量%、イ
Aつ0,001〜0.1重量%、残部鉛から成る合金に
、ビスマス(Bj>を0.002〜0.5重量%添加す
ることにある。
以下、本発明を実験例でもって詳細に説明する。
直径約30 anの鉄製釜に501の溶湯を入れ、大気
中で500°Cに加熱し、毎分120回転で溶湯を撹拌
し、3時間後に溶湯表面に形成された酸化物の間を測定
した。その結果を表1に示す。なお、表中の各合金の酸
化物の量はN o、 1の合金の溶湯表面に形成されに
酸化物の量100としてその比較で示した。
中で500°Cに加熱し、毎分120回転で溶湯を撹拌
し、3時間後に溶湯表面に形成された酸化物の間を測定
した。その結果を表1に示す。なお、表中の各合金の酸
化物の量はN o、 1の合金の溶湯表面に形成されに
酸化物の量100としてその比較で示した。
表1より明らかなように、本発明による合金(表1.N
0.4〜No、9)では、銅、ビスマスを共に含まない
従来の合金(表1.No、1>に比べると、溶H1t表
面に形成された酸化物のji’jは実に10〜20%に
も減少しており、銅を含みビスマスを含まない従来の合
金(表1.No、2.3>に比べても15〜40%に減
少している。なお、ビスマスの添加量を0.5重量%よ
りも多く覆ると、ビスマスを添加しない場合と同様の酸
化物量となり、ビスマスの添加の効果はなくなる。また
同−条イ′1で鋳造した場合の本発明ににる合金(表1
.NO,4〜9)の結晶粒の大ぎさは、ビスマスを含ま
ない従来の合金(表1.N0.1〜3)とほぼ同じであ
り、その粒径はセレンを含まない鉛−アンチモン3重M
%−ひ素0.15重量%−錫0.04重量%のそれの数
分の−であった。このことからビスマスを添加してもセ
レンの微細化作用は何ら失われることはないことが明ら
かである。
0.4〜No、9)では、銅、ビスマスを共に含まない
従来の合金(表1.No、1>に比べると、溶H1t表
面に形成された酸化物のji’jは実に10〜20%に
も減少しており、銅を含みビスマスを含まない従来の合
金(表1.No、2.3>に比べても15〜40%に減
少している。なお、ビスマスの添加量を0.5重量%よ
りも多く覆ると、ビスマスを添加しない場合と同様の酸
化物量となり、ビスマスの添加の効果はなくなる。また
同−条イ′1で鋳造した場合の本発明ににる合金(表1
.NO,4〜9)の結晶粒の大ぎさは、ビスマスを含ま
ない従来の合金(表1.N0.1〜3)とほぼ同じであ
り、その粒径はセレンを含まない鉛−アンチモン3重M
%−ひ素0.15重量%−錫0.04重量%のそれの数
分の−であった。このことからビスマスを添加してもセ
レンの微細化作用は何ら失われることはないことが明ら
かである。
以上3T達した如く本発明は、溶湯表面に形成される酸
化物の昂を1−分生なくし、且つアンチモン含有量の少
ない鉛合金の結晶粒を微細にし、鋳造割れの発生を防ぎ
、健全で耐食性の良好な蓄電池用鉛合金を提供するもの
であり、その工業的価値は大きい。
化物の昂を1−分生なくし、且つアンチモン含有量の少
ない鉛合金の結晶粒を微細にし、鋳造割れの発生を防ぎ
、健全で耐食性の良好な蓄電池用鉛合金を提供するもの
であり、その工業的価値は大きい。
Claims (1)
- アンチモン4.5重量%以下、ひ素0.5重1%以下、
@0.002〜0.5重量%、セレン0.005〜0.
1重量%、銅0.005〜0.1重量%、イオ「りo、
ooi〜0.1重量%、ビスマス0.002〜0.5重
量%、残部鉛から成ることを特徴とする蓄電池用鉛合金
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445983A JPS59208035A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 蓄電池用鉛合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445983A JPS59208035A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 蓄電池用鉛合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59208035A true JPS59208035A (ja) | 1984-11-26 |
Family
ID=13831206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8445983A Pending JPS59208035A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 蓄電池用鉛合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59208035A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6365041A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Japan Storage Battery Co Ltd | 蓄電池用鉛合金 |
JPS63152871A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉式鉛蓄電池 |
JPS63226876A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63226877A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63231871A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63231870A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63281350A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-17 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
US5508125A (en) * | 1994-03-21 | 1996-04-16 | Globe-Union Inc. | Battery straps made of a lead-based alloy containing antimony, arsenic, tin and selenium |
-
1983
- 1983-05-13 JP JP8445983A patent/JPS59208035A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6365041A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Japan Storage Battery Co Ltd | 蓄電池用鉛合金 |
JPS63152871A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉式鉛蓄電池 |
JPH0770321B2 (ja) * | 1986-12-16 | 1995-07-31 | 松下電器産業株式会社 | 密閉式鉛蓄電池 |
JPS63226876A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63226877A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63231871A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63231870A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JPS63281350A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-17 | Yuasa Battery Co Ltd | 鉛蓄電池 |
US5508125A (en) * | 1994-03-21 | 1996-04-16 | Globe-Union Inc. | Battery straps made of a lead-based alloy containing antimony, arsenic, tin and selenium |
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