JPS5920710Y2 - 携帯時計側 - Google Patents
携帯時計側Info
- Publication number
- JPS5920710Y2 JPS5920710Y2 JP17442079U JP17442079U JPS5920710Y2 JP S5920710 Y2 JPS5920710 Y2 JP S5920710Y2 JP 17442079 U JP17442079 U JP 17442079U JP 17442079 U JP17442079 U JP 17442079U JP S5920710 Y2 JPS5920710 Y2 JP S5920710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separate member
- back cover
- wall
- present
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は携帯時計側の胴に関するものであり、特に貴金
属を使った防水構造を有する携帯時計側において効果が
ある。
属を使った防水構造を有する携帯時計側において効果が
ある。
本考案の詳細な説明を加える前に従来の構造につき第1
図をもって説明を加える。
図をもって説明を加える。
第1図において1は胴、2はカバーガラス、3は裏蓋で
あり、4は防水性確保の為のパツキンであり、5は胴1
に設けた裏蓋係合の為の凹部であり、6は裏蓋に設けた
胴1への係合突起である。
あり、4は防水性確保の為のパツキンであり、5は胴1
に設けた裏蓋係合の為の凹部であり、6は裏蓋に設けた
胴1への係合突起である。
この構造は構造的には極めて単純化された長所を有する
。
。
従ってステンレス鋼等の卑金属を胴の材料として使用す
る側においては材料コストとはとんど考慮しなくてもよ
い。
る側においては材料コストとはとんど考慮しなくてもよ
い。
逆に貴金属例えば18に金合金を胴の材料として使用す
る場合は極めて高価なものとなる。
る場合は極めて高価なものとなる。
一方商品を買う立場から見れば価格的に高い金合金を胴
の内側につけられ結局高価な買い物となる欠点を有する
。
の内側につけられ結局高価な買い物となる欠点を有する
。
本考案はかかる欠点を除去しテ゛ザイン上は全〈従来と
同等としながらもコストを極度に安くしたものである。
同等としながらもコストを極度に安くしたものである。
以下本考案を図をもって説明を加える。
第2図は本考案の前提となる比較例を示す組立断面図で
ある。
ある。
図中11は胴、13は裏蓋であり、17が胴11とは別
成形された別部材である。
成形された別部材である。
この別部材17は第4図に示す如く全周連続的な形状を
なし、その外形状は胴の内壁形状と同一である。
なし、その外形状は胴の内壁形状と同一である。
この別部材17において、その内方上部に裏ぶた13の
突起16が喰い付いて取り付くとともに、その下面にパ
ツキン14が配設されて、パツキンボックスを形成する
。
突起16が喰い付いて取り付くとともに、その下面にパ
ツキン14が配設されて、パツキンボックスを形成する
。
この別部材17は胴とは別に単体成形された後第2図の
如く胴11の内壁の一部に挿入固着させる。
如く胴11の内壁の一部に挿入固着させる。
この状態を胴単体で見た図が第3図である。
この構造により次の点が大幅に有利となった。
第1に金、銀、白金、パラジウム等の貴金属又はその合
金を使用した胴において、使用板厚が極めて少なくてす
む様になった。
金を使用した胴において、使用板厚が極めて少なくてす
む様になった。
例えば18に金合金や14に金合金を使用した胴におい
て従来構造において1mm厚の材料を使った場合、15
g前後あったものがQ、5mm厚を使って8g前後に
大幅減少した。
て従来構造において1mm厚の材料を使った場合、15
g前後あったものがQ、5mm厚を使って8g前後に
大幅減少した。
この様に使用板厚を従来構造に比べ極度にうずくでき、
Q、3mm厚の貴金属無垢側が可能となり大幅に地金状
を節減できた。
Q、3mm厚の貴金属無垢側が可能となり大幅に地金状
を節減できた。
第2に第2図において別部材17を胴11の内壁中間部
に挿入する事により防水の為のパツキン14を設置する
為のボックスが十分大きくとれる様になった。
に挿入する事により防水の為のパツキン14を設置する
為のボックスが十分大きくとれる様になった。
従来構造によれば胴肉厚を厚くすれば貴金属付目が増大
し、コスト高となり又胴肉厚をうすくすればパツキンボ
ックスが小さくなり防水性が不十分であった。
し、コスト高となり又胴肉厚をうすくすればパツキンボ
ックスが小さくなり防水性が不十分であった。
しかし、この場合胴11の内壁に対し別部材17の高さ
方向の位置が定まらず高さがバランくこと、及び大きな
喰い付き力に対し移動する危険性があった。
方向の位置が定まらず高さがバランくこと、及び大きな
喰い付き力に対し移動する危険性があった。
本考案は、このような問題点に対しても解決をもたらす
もので、第2図、第3図に対し胴の内壁の下方途中個所
に別部材挿入部を全周又は一部、胴の内壁径より大きく
形成し、この別部材挿入部に別部材を挿入固着すること
により、前記別部材の高さ位置の精度と強度を高めるも
のである。
もので、第2図、第3図に対し胴の内壁の下方途中個所
に別部材挿入部を全周又は一部、胴の内壁径より大きく
形成し、この別部材挿入部に別部材を挿入固着すること
により、前記別部材の高さ位置の精度と強度を高めるも
のである。
以下、本考案の内容について第5図をもって説明を加え
る。
る。
図中41は胴であり、47は胴とは別部材よりなる部材
である。
である。
又49は胴41の内壁部に別部材47を安定的にかつ高
さ寸度を正確に確保する為の段部であり、この段部が別
部材挿入部である。
さ寸度を正確に確保する為の段部であり、この段部が別
部材挿入部である。
この段部49は胴41の内壁の一部又は全周部に設ける
。
。
この様にする事により別部材47は胴41に安定的に挿
入される為挿入後の胴との係合が容易にできる他高さの
精度が確保できる為、裏蓋の保合具合の向上とパツキン
ボックス断面積の安定確保ができる為防水性向上がはか
られた。
入される為挿入後の胴との係合が容易にできる他高さの
精度が確保できる為、裏蓋の保合具合の向上とパツキン
ボックス断面積の安定確保ができる為防水性向上がはか
られた。
その他は第2図、第3図と同様である。
なお、胴41と別部材47との保合手段はロー付は又は
接着剤により固着させる(シメシロを有する挿入固定を
併合させてもよい)。
接着剤により固着させる(シメシロを有する挿入固定を
併合させてもよい)。
まずロー付けでは固着か゛半永久的に強固にできる為裏
蓋係合時の力によるI・ラブルが全くなくなった。
蓋係合時の力によるI・ラブルが全くなくなった。
又ロー付部48は全周に渡りローをまわせる為この部分
よりの入水は完全に防げ、パツキン44を上下方向のみ
に弾圧するだけで防水性が確保できる。
よりの入水は完全に防げ、パツキン44を上下方向のみ
に弾圧するだけで防水性が確保できる。
この為パツキンの側圧が胴41に加わらない。
従って胴41は変形しない為、ガラス固定部への圧力波
及がなくガラス固定部からの防水不良はなくなる。
及がなくガラス固定部からの防水不良はなくなる。
又別部材47を胴41に半永久固着する事により、胴4
1は更に剛性を増す。
1は更に剛性を増す。
しかしこの場合側を貴金属製として銘打つ場合別部材4
7は胴41と同一部材でなくてはならない。
7は胴41と同一部材でなくてはならない。
この為貴金属行目が多少多くなる。
この為胴41と別部材47とを接着固定する事により別
部材47と胴41とは着脱が可能となる。
部材47と胴41とは着脱が可能となる。
この為別部材47は胴41と同一材質でなくてよくなり
、その分だけ貴金属は目方が少なくなリコストを下げら
れる。
、その分だけ貴金属は目方が少なくなリコストを下げら
れる。
又着脱のくり返しが可能な為加工途中での不良品の再生
が可能となり歩留向上がはかれる。
が可能となり歩留向上がはかれる。
あるいは別部材47の当接する胴41の内壁に別部材4
7保持用凹溝(別部材挿入部)を設け、別部材47の内
方弾性又は(及び)胴41の外方弾性により別部材47
を胴41に対し、着脱可能に固定してもよい。
7保持用凹溝(別部材挿入部)を設け、別部材47の内
方弾性又は(及び)胴41の外方弾性により別部材47
を胴41に対し、着脱可能に固定してもよい。
以上本考案実施により、貴金属側の貴金属行目を従来よ
り大幅に減少させる事か実現し、貴金属製携帯時計が安
価になり消費者側から求め易いものとなった。
り大幅に減少させる事か実現し、貴金属製携帯時計が安
価になり消費者側から求め易いものとなった。
第1図は従来構造を示す組立断面図である。
第2図は本考案の一実施例を示す組立断面図である。
又第3図は本考案の前提となる比較例を示す胴の斜視断
面図である。 第4図は本考案の実施例の斜視図を示す。 第5図は本考案の実施例における胴の一実施例の断面図
である。 図中主な部品の名称1,11.41・・・・・・胴、3
,13・・・・・・裏蓋、4.14・・・・・・パツキ
ン、17.47・・・・・・別部材。
面図である。 第4図は本考案の実施例の斜視図を示す。 第5図は本考案の実施例における胴の一実施例の断面図
である。 図中主な部品の名称1,11.41・・・・・・胴、3
,13・・・・・・裏蓋、4.14・・・・・・パツキ
ン、17.47・・・・・・別部材。
Claims (1)
- 薄板金属を絞り成形してなる携帯時計側において、絞り
成形された胴の内壁の下方途中個所に別部材挿入部を全
周又は一部、胴の内壁径より大きく形威し、前記別部材
挿入部に全周にわたり連続した別部材を挿入固着し、そ
の内方上端に裏ブタを喰い付けて固定するとともに、そ
の下面にパツキンを配設した事を特徴とする携帯時計側
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17442079U JPS5920710Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 携帯時計側 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17442079U JPS5920710Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 携帯時計側 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5692879U JPS5692879U (ja) | 1981-07-23 |
JPS5920710Y2 true JPS5920710Y2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=29685150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17442079U Expired JPS5920710Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 携帯時計側 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920710Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP17442079U patent/JPS5920710Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5692879U (ja) | 1981-07-23 |
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