JPS5920677A - 印刷機におけるインク供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は印刷機のインク供給装置、特にインク練ロー
ラに向けてインクを噴霧してインクを口〜うに供給する
装置に係るものである。

インクを噴霧する装置としては、圧力風をノズノドから
噴射することによって、インクを吸い上げ噴霧する装置
は既に知られているが、インクの粘稠性が大きい為に充
分に吸い上げられない。そこで本件出願人はインクをス
クリューポンプで汲み上げ、ごれを圧力風で吸き飛ばし
、噴霧する装置を開発し、先に出願し【おり、実験の結
果噴霧状況に顕著な効果を奏している。

ところが、最近の印刷物の在庫管理がコンピュータ管理
になるに従い、在厚数をできるだけ少な（し、在庫数が
不足したものだけ小ロットで印刷物を補充する傾向にあ
り、商品を品釉別に印刷表示した包装紙や、カートン、
段ボールなどで包装するこれら包装負相となる印刷物を
補充する場合においては、殊にこの傾向が顕著であり、
従って一台の印Ｊｌｌｉｌ１機で印刷する場合洗も、−
日のうち数画、印刷インクの色や、柚類を取替る必快釦
迫まられる。

ところが、従来の装置において、噴霧装置中のインクを
排除する装置がなく、インク取換時忙は。

この噴霧装置中のインクを洗滌除去しなければなａ類を
変える場合には、この洗滌除去して捨てるインクの量も
相当になり、インク及び洗滌液が無駄になる。

また単にインクの補充や、噴霧装置を洗滌罐に移動させ
る間においても噴霧装置中のインクが垂れ、不必要なと
ころをインクで汚すおそれもある。

そこで、この発明は、インクを取替るときゃ、インクを
補充するためにインク罐を取替るときには、自動的に噴
霧装置中のインク殊にスクリューポンプ中のインクがイ
ンク罐に戻るようＫするためのものである。

この発明は、イ／り祿ローラの近傍に噴霧装置支持部材
とこの下側忙インク罐支持部材とがそれぞれ前記練ロー
ラと平行で相対的に上下方向に相接近離反できるよ５に
設けてあり、噴霧装置支持部材にはインク汲み上げ用の
スクリューポンプの吸込部が下方に突出している噴霧装
置が数個前記練ロー５に向けて設けてあり、またインク
罐支持部材には該インク噴霧装置と対応する位置にイン
ク罐取付部が設けてあり、前記上下二本の支持部材を相
接近させ、前記数個のインク汲み上げ用のスクリューポ
ンプの吸込部がインク罐支持部材に支持されているイン
ク罐中に没入し、前記二本の支持部材を離反させたとき
には、前記スクリューポンプの吸込部はそれぞれ前記イ
ンク鑵上の位置に退避した状態となる装置において。

前記スクリューポンプ群は可逆回転駆動源に接続してあ
り、前記二本の支持部材が接近位置から装置か設けであ
ることを特徴とする印刷機におげ◆ るインク供給装置である。

今この発明を図示の代表的な実施態様に基づいて説明す
る。

Ｉａにおいて１０は印刷機であって、１１はそのインク
練ローラ、２０はインク噴霧装置３０を数個支持する棒
状の支持部材であり、また６０はインク罐６１を数個支
持する支持部を有する棒状の支持部材であり、何れの支
持部材２０．６０も前記練ローラ１１の近傍で、これと
平行に上下に配設して印刷機ｌＯの機枠１２に装備して
、相対的に二本の支持部材２０と６０は上下に４″目接
近し、離反するように設けてあり、図示の態舒において
は支持部材６Ｇは練ローラ１１の戦力向忙エフシリンダ
装置６２によって、インク罐の直径より若干大きい寸法
移動でき、上下方向には移動しない。

また支持部材２０は２１２図に示すように上下方向に機
枠１２に対して上下動し得るように設けてあり、通常エ
フシリンダー２１装ｆＲＫよって行う。

この噴霧装置の支持部材２０には通常４乃至８個程度の
前記噴霧装置３０が、インク罐６１の直径よりも大きい
ピンチをおいて固定してあり、各噴霧装置３０としては
、次のような搗造になったものを用いている（矛３図参
照）。噴椅装置＆３０の各本体３１はその下端面が丁度
既成の規格インク＊（ＩＡｇ、１．５ｋＬ／又は２　ｋ
ｑ人）の開口部を塞ぐ形状釦なっており、下面中心部よ
り垂直な軸線をもつインク汲み上げ用のスクリューポン
プ３２が突設してあり、このスクリュー軸３３の上端に
はである。

前記本体３１には先端に前記練ローラＩＩＫ向けたノズ
ル３６を持つ圧力空気管３７が装備してあり、圧力空気
管３７から枝分れした２１１枝管３８には圧力調整弁３
９が設けて、その先端のノズル４０はこれより噴出する
風圧によって、前記中空室３５内の羽根車３４を汲み上
げ方向に回転させる方向に開口している即ち、羽根車３
４は一種の風車である。他方、前記矛１枝管３８よりも
上流側で、切換弁４１を介して圧力空気管３７より枝分
れした矛２枝管４２はその先端にノズル４３を有し、前
記中空室３５中の羽根車３４を逆転させる方向に開口さ
せである。４４は圧力空気管３７−ｃ′）更に上流側の
開閉弁である。

丈に前記噴霧装置３０にはスクリューポンプ３２の上端
より、前記圧力空気管３７のノズル３６の近傍真下に達
するインク導管４５と、インク導管４５から溢れた余剰
のインクをインク罐に復帰させるためのインク受皿４６
及び復帰インク通路４７が設けである。４８はインク罐
中のインク液面を検出するセンサである。また圧力空気
管３７の先端寄の部分には切換弁４９を介して洗滌液吹
き戻１７用の牙３枝管５０が設けてあり、上方より前記
受皿４６に向けてノズル５１が開口させである。

前記噴霧装［３０群を支持する支持部材２０又はこれと
一体重に挙動する部材の上下動位置を検出する位置検出
センナ５２．５３が印刷機１０の機枠１２に設げてあり
、前記支持部材２０が下位位置から若干上昇してセンサ
５２に検出されると切換弁４１を羽根車３４を逆転させ
る方向に切換える信号を発し、支持部材２０が更に上昇
して、センサ５３が検出信号を発すると開閉弁４４を閉
じる信号を発し、再び支持部材２０が下降してスクリュ
ーポンプ３２がインク罐６１中に没入し、センサ５２が
オフ信号となると、切換弁４１を再び原状に復帰させる
信号を発するよ５ＫＬ、である。

このとき開閉弁４４を復帰させてもよいが、別個に印刷
機の始動信号によって、開閉弁４４を開くようにしても
よい。

前述の実施態様において、先ず噴霧装置支持部材２０を
矛２囚鎖ｉＫ示す位置つまり上位位置としておき、各噴
霧装置３００丁度直下の前記支持部材６０上にそれぞれ
インクの入っているインク罐６１をセットし、エフシリ
ンダ装置２１によって支持部材２０を下降させると、こ
れに固装しである数個の噴霧装置！Ｌ３０も一斉に下降
し、それぞれ下面から朶出するそれぞれのスクリューポ
ンプ３２の吸込部はインク罐６１のインク中に挿入され
る。この支持部材２０の下降に伴って、センサ５２が支
持部材２０の下位位置を検出し、この検出信号に伴って
制御部０は切換弁４１に対し、羽根車３４が汲上方向に
回転する空気路を形成するよ５に切換える信号を発し、
切換弁４１はその方向に移動させる。

而して、開閉弁４４を開き、印刷機１ｏを運転すると圧
力風は開閉弁４４を通り圧力空気管３７を通ってその先
端のノズル３６より噴出する。他方矛１分校管３８１Ｃ
分れた空気は圧力調節弁３９を通ってノズル４０より噴
出し、羽根車３４を矛４図において時計方向に回転させ
、これと一体のスクリュー軸３３を同一方向に回転させ
インク罐６１中のインクを汲み上げ、インク導管４５に
より前記ノズル３６の近傍においてインクを浴出させる
とノズル３６よりの空気圧によって霧化して練ローラ周
面に供給される圧力調節弁３９を手動又は制御部Ｃによ
って調節し、ノズル４０より噴出する空気を強くすれば
スクリューポンプ３２は急速回転し、大量のインクを汲
み上げ、また前記圧力調節弁３９を絞つモノズル４０よ
り噴出する空気圧を低下させれば、スクリューポンプは
低速となり、インクの１賀霧量は少量となる。

このようにして噴霧を続け、特定のインク＃ｌ１ｆ６１
のインクがな（なったときは、これを液面検出センナ４
８によって検出しその液面下限信号を発したとき、又は
インクの色又は材質の異なるものこの上昇の過程におい
て、この発明の装置においては、スクリューポンプ３２
が逆転する制御装置が設けである。前述の例で説明すれ
ば、センサ５２のオン信号によって支持杆２０が上昇を
開始したことを検出し、この検出信号に基因しだ、切換
弁４１が反転し、ノズル４０よりの空気の噴出は止まり
、逆にノズル４３より空気は噴出し、スクリューポンプ
３２は前とは逆に、Ｍ’４図において反時計方向に回転
し、インク導管４５及びスクリューポンプ３２中のイン
クを逆流させて、その吸込端よりインクをインク罐６１
中に戻す。支持杆２０が上限位置１ｃ達するとセンサ５
３がこれを検出してこのオン信号に基因して開閉弁４４
を閉じ、スクリューポンプを停止さす。

その他スクリューポンプが可逆回転電動機Ｍで駆動する
ａ様においては矛５図に示すようセンサ５２の出力に基
因して、前記電動機Ｍを逆転させ、同時に開閉弁４４を
閉じ、センサ５３の出力により前記電動機Ｍを停止させ
る。矛５図において、矛４図と同一の符号は同一の構成
部分を示し、同前記の二つの実施態様において、スクリ
ューポンプ３２を逆転状態から停止させる手段としては
センサ５３を用いることなく、センサ５２の出力によっ
てタイマ（図示してない〕を作動させ、ｂ１定時間後の
タイマ出力によって停止させる制御装置であってもこの
発明としては何ら変るところがない。

また支持部羽２ｏと６０の崖反開始の４６号としては、
支持部材６ｏが下方に退避するものにおいても、この動
作の開始を検出信号とすることもあり、またエフシリン
ダ装置２１を作動させる信号をもって、兼用させてもこ
の発明としては何ら変りなく、要は二つの支持部拐２ｏ
と６０が離反Ｄ１］始するときに同期する信号であれば
特に限定はない。

このよ５に構成し、作用をなすこの発すｊの装置釦おい
ては、噴霧状態を停止して、噴ｉ４装置３゜を多数装備
している支持部材２ｏをインク罐６１が取伺げである支
持部材６ｏと相対的に上下方向に離反させるときＫは、
必ずスクリューポンプ３２が逆回転するから、スクリュ
ーポンプ３２中及びインク導管４５中のインクはインク
罐６１の中に戻り、これらの内部には、内壁面や、スク
リュー軸の表面に耐着している少量のインクのみとなり
、後にこの噴霧装置３０を洗滌する場合にもインク量が
少ないから洗滌時間及び洗滌液の使用量を著しく減殺さ
せることができ、またインク罐を新しい満杯罐と取り換
えるとき罠も、スクリューポンプ３２からインクが垂れ
落ちるおそれがない。

尚、この発明の装置においては、噴霧装に３０や、印刷
機１０を洗滌するための洗滌液を満たした罐（通常は使
用済のインク罐）又は洗滌液を供給することができる洗
滌容器６３を各インク罐６１のそれぞれの隣で支持部材
６０に取付けておき、支持部材２０の上昇時にエフシリ
ンダ装置６２を利用して各噴霧装置３０の真下に、洗滌
容器６３が位置するよ５に移動させ％再び支持部材２０
を下降すせて、スクリューポンプ３２を洗滌容器６３中
の洗滌液中に入れ、噴霧時と同様の運転をし、スクリュ
ーポンプ３２、インク導管４５及び印刷機１０を洗滌す
る。

次に切換弁４９を切換えて、ノズル５１より下向に圧力
風を吹き出し、インク導管４５から浴出した洗滌液を受
皿４６に吹き付け、またこれに受けられた洗滌液を復帰
路４７を通じて洗滌容器６３に戻す。

このよ５Ｋして、噴霧装［３０及び印刷機１゜のインク
を洗５゜而して、支持部材２ｏを上昇させると、この場
合忙もスクリューポンプ３２は逆転、するから、洗滌排
液は急速に洗滌容器に回収され、噴霧装置部分殆んど残
らない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係るものを示すものであって、矛１図
は噴霧装置付印刷機の原理的側面図、１・２囚は噴霧装
置部分の一部欠截正面図、Ａ・３図は噴霧装置の縦断側
面図、矛４図は第一実施態様の制御装置の信号の流れを
示すフローチャー）、１’５図は矛２実施態様の制御装
置の信号の流れを示すフローチャートである。 図中符号 １０・・・・・・印刷機、　　　　　１１・・・・・・
練ローラ、２０・・・・・・噴霧装置支持部材。 ３０・・・・・・噴霧装置、　　　　３２・・・・・・
スクリューポング、６０・・・・・・インク罐支持部材
、 ６１・・・・・・インク罐、　　　０・・・・・・制御
部。 特許出願人　　山　　縣　　菊　　馬 手続補正書（自発） １　事件の表示 昭和５７年　特　許　願第１２４２５４号２、　発明の
名称　　叩刷伽におけるインク供給装置３、　補正をす
る者 事件との関係　％ｌ’Ｆ出績人 ４、代　理　人〒１０４ 住所　　　尿京郁中朱区へ１洲２−６−１６幸田ビル６
、補正の内容 ■１願番添付の明細書、矛６貞５行目にお〜・て、「吸
き飛ばし、」とあるのを、「吹き飛ｔよシ、」とｈ」正
する。 ■、願簀恋付の図面中、Ａ・４図を、訂正同次を未配し
た別戯凶囲に補正するＯ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　インク練ローラの近傍に噴霧装置支持部材と
   この下側にインク罐支持部材とがそれぞれ前記練ローラ
   と平行で相対的に上下方向に相接近離反できるように設
   げてあり、噴霧装置支持部材にはインク汲み上げ用のス
   クリューポンプの吸込部が下方に閾出している噴霧装置
   が数個前記練ローラに向けて設けてあり、またインク罐
   支持部材には該インク噴霧装置と対応する位置にインク
   罐取付部が設けてあり、前記上下二本の支持部材な相接
   近させ、前記数個のインク汲み上げ用のスクリューポン
   プの張込部がインク罐支持部材に支持されているインク
   罐中に没入し、前記二本の支持部材を離反させたときに
   は、前記スクリューポンプの吸込部はそれぞれ前記イン
   ク偏重の位置に退避した状態となる装置において。 前記スクリューポンプ群は可逆回転駆動源に接続してあ
   り、前記二本の支持部材が接近位置から装置が設けであ
   ることを特徴とする印Ｅ１機におけるインク供給装置。
2. （２）前記可逆回転駆動源としては可逆回転電動機、可
   逆駆動羽根車のうちの一種であることを特徴とする特許
   請求の範８矛１項記載の印刷機におけるインク供給゛装
   置。
3. （３）前記制御装置のスクリューポンプを逆回転開始の
   信号としては二つの支持部材の離反動作とし、停止信号
   としては二つの支持部材の離反完了、タイマの設定時間
   経過のうちの一つの信号としであることを特徴とする特
   許請求の範囲矛１項記載の印刷機におけるインク供給装
   置。