JP2003285419A - 被印刷体を塗工する塗工システム - Google Patents
被印刷体を塗工する塗工システムInfo
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Abstract
1の調量装置100と第2の調量装置200と第3の調
量装置300と供給装置400を含んでいる。第1の調
量装置100は波出しローラの調量原理に基いて、第2
の調量装置200と第3の調量装置300はアニロック
調量原理に基いて構成されている。供給装置400は、
1つのモジュール形式で、ポンプと選択弁を含んでい
る、この供給装置400は第1の調量装置100とも第
2の調量装置200とも適合するように構成されてい
る。
Description
に記載の、少なくとも1つのポンプと、少なくとも1つ
の選択弁と、第1の調量装置と、第2の調量装置とを備
える、被印刷体を塗工するための塗工システムに関す
る。
化華の下塗り、金属粉インキ、透明ニスの上塗りなどで
被印刷体を塗工するのに用いられる。
ョブに応じて交換することができる、冒頭に述べた分野
に属する塗工システムが示されている(特許文献1、図
4)。上述した実用新案明細書には、ただ1つの調量装
置を含み、したがって冒頭に述べた分野には属していな
い別の塗工システムも示されている(特許文献1、図
1)。これらの調量装置は、アニロックス調量原理、汲
出しローラ調量原理、またはスキージーローラ調量原理
に基づいて構成されていてよい。
洗浄をするための、Harris&Bruno Eur
ope GmbH社の新しい製品シリーズが記載されて
おり、その記載によれば、この製品シリーズではホース
システムやポンプを交換する必要がなく、チャンバ型ド
クターは所定の位置を保つことができる。
配管システムとを含む塗工システムが記載されている。
調量装置はスクリーンローラを含んでおり、すなわちア
ニロックス調量原理に基づいて構成されている。循環配
管システムは供給配管と戻り配管とポンプとで構成され
ている。供給配管と戻り配管は調量装置と接続可能であ
る。特許文献2では、循環配管システムが切換弁を必要
とせず、したがってコストが低くなるのが利点であるこ
とが判明している。
U1
U1
Drucker”(ドイツの印刷業)、2001年9
月13日付け第34号、26頁
に述べた分野のさらに別の塗工システムを提供すること
である。
特徴を備える塗工システムによって達成される。
装置と第2の調量装置がそれぞれの調量原理に関して互
いに異なって構成されており、ポンプと選択弁は1つの
モジュール形式の供給装置にまとめられており、この供
給装置は第1の調量装置のみならず第2の調量装置とも
適合するように構成されていることを特徴とする。
られる利点は、塗工システムによってさまざまな塗工液
を塗布できることである。たとえば、第1の調量システ
ムによって高粘度の塗工液、第2の調量装置によって低
粘度の塗工液を、それぞれ調量して塗布することができ
る。
の形態の構成単位にすることから得られる利点は、コン
パクトな構造と、それに伴う、この供給装置の少ない所
要スペースである。供給装置は、たとえば調量装置を含
んでいる印刷機またはニス引き機械と並んで、キャビネ
ットまたはシェルフの中に組み込まれていてよい。
の調量装置および第2の調量装置と選択的に接続可能な
ように構成されていることである。供給装置は、印刷ジ
ョブを処理するために、第1の調量装置と接続された状
態でこの調量装置とともに作動可能であり、それに対し
て第2の調量装置は、この印刷ジョブの処理には必要と
されず、処理装置から切り離される。第1の調量装置で
はなく第2の調量装置が必要とされる別の印刷ジョブを
処理するために、第1の調量装置に代えて第2の調量装
置を供給装置につなぐことができ、それによって、供給
装置と第2の調量装置が一緒に作動可能となる。
塗工機械、たとえば印刷機に付属していてよい。たとえ
ば、それぞれの調量装置は、相互に交換して印刷機のニ
ス引きユニットに選択的に差し込むことができる交換式
装置として構成されていていてよい。この場合、その都
度ニス引きユニットに差し込まれている調量装置が、そ
のニス引きユニットに付属する供給装置につながれる。
ニス引きユニットに差し込まれた調量装置が供給装置と
ともに作動している間、他方の調量装置を中間保存した
り、整備したり、同じく供給装置が付属している印刷機
の他のニス引きユニットの内部で作動させることができ
る。
数の塗工機械に、たとえば第1の印刷機および第2の印
刷機に、共通して属していてもよい。たとえば、第1の
調量装置は第1の印刷機のニス引きユニットの構成要素
であり、第2の調量装置は第2の印刷機のニス引きユニ
ットの構成要素であってよい。この場合、本発明の塗工
システムの利点が特別に発揮されるのは、供給装置が第
1の印刷機のニス引きユニットに付属しており、第2の
印刷機のニス引きユニットにも同じ供給装置が付属して
おり、これらの調量装置が相互に交換可能な交換式装置
として構成されており、すなわち第1の調量装置を第2
の印刷機に差し込むこともでき、第2の調量装置を第1
の印刷機に差し込むこともできる場合である。
明の塗工システムの発展例とその利点について説明す
る。
利な発展例では、第1の調量装置が汲出しローラ調量原
理に基づいて構成される。したがって、第1の調量装置
は、塗工液が中間保存されるリザーブ容器と、塗工液を
リザーブ容器から汲み出す、リザーブ容器の中に配置さ
れた水元ローラとを含んでいる。
利な発展例では、第2の調量装置がアニロックス調量原
理に基づいて構成される。したがって、第2の調量装置
はスクリーンローラと、スクリーンローラに当接するド
クターとを含んでいる。スクリーンローラにはアニロッ
クスローラという用語もしばしば使われ、この用語にち
なんで第2の調量装置の調量原理が命名されている。ス
クリーンローラはスクリーン目を有しており、または、
平行線スクリーンを備えるハッチングローラ(Haschuren
walze)であってもよい。ドクターは2枚刃(作業刃、閉
じ刃)のチャンバ型ドクターであってよい。塗工液は、
チャンバ型ドクターの構造に応じて、チャンバ型ドクタ
ーのチャンバの内部で、静的な圧力(静圧)だけのもと
に保たれるか、または静的な圧力と動的な圧力(動圧)
の両方のもとに保たれるかのいずれかであってよい。
調量装置のいずれかをスキージーローラ調量原理に基づ
いて構成してもよい。同様に、汲出しローラ調量原理に
基づいて構成された第1の調量装置、およびアニロック
ス調量原理に基づいて構成された第2の調量装置に加え
て、スキージーローラ調量原理に基づいて同じく供給装
置と適合するよに構成された、塗工システムに属する第
3の調量装置をさらに設けることも可能である。スキー
ジーローラ調量原理については、これに基づいて構成さ
れた調量装置がローラニップを一緒に形成する2つのロ
ーラを含んでおり、このローラニップが上方に向かって
開いた楔形間隙を有しており、この楔形間隙の中に塗工
液が供給配管によって供給され、この楔形間隙で塗工液
のわずかな備蓄が中間保存されるのが好適である。
は、供給装置が複数の連絡配管を介して、すなわち中空
の液体配管(パイプまたはホース)を介して、第1の調
量装置と接続される。
給装置を第2の調量装置につなぐことに関して有利な発
展例では、連絡配管の少なくとも1つが第1の調量装置
の接続部に接続されており、第2の調量装置の接続部に
も接続可能なように構成される。したがって、連絡配管
は第1の調量装置の接続部だけでなく、第2の調量装置
の接続部とも適合するように構成されており、第1の調
量装置の接続部から外した後、第2の調量装置の接続部
とつなぐことができる。それぞれの調量装置の接続部と
適合する連絡配管は、接続部と反対の端部で供給装置に
取り付けられていてよい。ここで説明している発展例で
は、供給装置への連絡配管の取付は恒常的な性質のもの
であってよく、供給配管を第1の調量装置から外して第
2の調量装置につなぐために、連絡配管を供給装置から
外す必要はない。しかしながら塗工システムの保守整備
に関しては、連絡配管が恒常的にではなく取外し可能に
供給装置に取り付けられていると好ましい。供給装置に
連絡配管を取外し可能に取り付けるには、供給装置に配
置されている連絡配管用の接続部を利用することができ
る。調量装置の接続部と適合している連絡配管は、接続
部と反対の端部で供給装置に取り付けられるのではな
く、反対の端部の継手が供給装置に取り付けられている
別の連絡配管と連絡配管とを連結する継手に取り付けら
れていてよい。この継手は、第1の調量装置を含んでい
る塗工機械の機械フレームに定置に配置されていてよ
い。
て、供給装置を第2の調量装置につなぐことに関して有
利な発展例では、少なくとも2つまたは3つ以上の連絡
配管が第1の調量装置に取り付けられており、これに対
応する数の継手を介して、供給装置につながれた、対応
する数のさらに別の連絡配管と連結される。したがっ
て、ここで説明している発展例では、それぞれ一方の端
部で供給配管に取り付けられ、他方の端部ではそれぞれ
1つの継手に取り付けられた連絡配管が設けられる。さ
らに、ここで説明している発展例では、それぞれ一方の
端部で第1の調量装置に取り付けられ、他方の端部では
それぞれ1つの継手に取り付けられた連絡配管が設けら
れる。継手は、容易に取外し可能な急速継手であってよ
く、第1の調量装置を含んでいる塗工機械の機械フレー
ムに、特に機械側壁に、定置かつ密着して並ぶように、
すなわち壁に据え付けられた多重コンセントのように配
置されていてよい。
給装置を第2の調量装置につなぐことに関してさらに有
利な発展例では、供給装置を第1の調量装置とつないで
いる第1の連絡配管が供給装置の接続部に接続されてお
り、第2の調量装置に取り付けられた第2の連絡配管
は、供給装置の当該接続部と適合するように、すなわち
当該接続部に接続可能なように構成される。したがっ
て、供給装置のこの接続部は、第1の調量装置のために
用いられる第1の連絡配管だけでなく、第2の調量装置
のために用いられる第2の連絡配管とも適合するように
構成される。供給装置を第1の調量装置から外して第2
の調量装置とつなぐために、第1の連絡配管の代わりに
第2の連絡配管が、供給装置に配置された接続部と接続
される。これらの連絡配管の、供給装置の接続部と反対
の端部は、調量装置に恒常的に、または容易に取外し可
能に取り付けられていてよい。塗工システムの保守整備
に関しては、第1の連絡配管が、第1の調量装置に配置
された接続部を介して、第1の調量装置に容易に取外し
可能に取り付けられており、第2の連絡配管は、第2の
調量装置に配置された接続部を介して、第2の調量装置
に容易に取外し可能に取り付けられていると好ましい。
部の各々は、それぞれの接続部に接続可能な連絡配管が
ホース状に構成されている場合、連絡配管が上から装着
されてホースクリップで固定されるパイプソケットの形
態をとることができる。パイプソケットとホースクリッ
プからなるホース継手のタイプに代えて、別のタイプの
ホース継手も、前述した各々の接続部を形成するのに適
している。たとえば、連絡配管がアダプタによって調量
装置および供給装置と接続されていてよい。
は、供給装置が、ポンプと選択弁とを支持するフレーム
を含んでいる。すでに挙げたポンプおよびすでに挙げた
選択弁以外にも、別のポンプおよび/または少なくとも
1つの別の選択弁(特に複数の別の選択弁)および/ま
たは電気制御装置がフレームに取り付けられていてよ
い。フレームは、プレートで組み立てられたシェルフの
形態、または角材やパイプで組み立てられたラックの形
態を有していてよい。
(もしくは複数の選択弁)、および場合により電気制御
装置の汚れに対する保護に関して有利な発展例では、フ
レームが閉じたハウジングの形態を有しており、このハ
ウジングの内部にポンプ(もしくは複数のポンプ)、選
択弁(もしくは複数の選択弁)、および、設けられてい
る場合には制御装置が配置される。実質的に箱型のハウ
ジングは、特にすべての面が閉じられている。特定のケ
ースでは、たとえばハウジングの開いている側が機械側
壁や建物の壁などの隣接する壁で覆われる場合には、周
囲がすべて閉じられたハウジングの代わりに、1つの側
に向かって開いているハウジングも許容される。特に、
ハウジングは少なくとも1つのドアを備えるキャビネッ
トの形態を有している。供給装置の前述した部品がハウ
ジング内部への配置によって保護されるべき汚れは、何
よりもまず被印刷体に由来する紙粉や、場合によって
は、被印刷体が被印刷体枚葉紙である場合に塗工機械の
排紙装置で散布される粉である。供給装置の敏感な部品
をハウジングによってカプセル化することで、汚れの発
生源すなわち塗工機械を考慮することなく、供給装置を
任意に塗工機械の近くへ配置することが可能である。そ
の結果、連絡配管の長さを非常に短く抑えることが可能
であり、さらにそれに基づいて、塗工システムの自動化
された自動洗浄のときに利点(洗浄剤の少ない消費量)
が生まれる。
交換に関して有利な発展例では、塗工液を含んでいる塗
工液備蓄容器が、供給装置のハウジングの外に配置され
る。したがって、1つの印刷ジョブから別の印刷ジョブ
に移るときに塗工液の交換が必要な場合には、いまの塗
工液備蓄容器に代えて、多大なコストをかけることな
く、別の塗工液で充填された他の塗工液備蓄容器を供給
装置にセットすることができる。
システムの利用者だけでなく、製造者のことろでも発揮
される。製造者は、調量装置の各々について異なる専用
の供給装置を製造しなくてもよくなり、その代わりに同
一のモジュール形式の供給装置を、異なる各々の調量装
置とともに納品することができる。
て図面を参照して説明する。
2の調量装置200と第3の調量装置300と供給装置
400とを含んでいる。
中間保存するためのリザーブ容器101と、第1の塗工
液をリザーブ容器101から汲み出す水元ローラ102
と、平滑な、すなわちスクリーンの付いていない外周表
面を有する、水元ローラ102に当接する転移ローラ1
03とを含んでいる。ホース状の供給配管104がリザ
ーブ容器101に差し込まれており、ホース状の排出配
管105がパイプソケット状の接続部106を介してリ
ザーブ容器101の排出部に接続されている。第1の調
量装置100の機能と構造は、汲出しローラ調量原理に
基づいている。
ラ201と、液体室203を備えるチャンバ型ドクター
として構成された、スクリーンローラ201に当接する
ドクター202とを含んでいる。液体室203の中で
は、第2の塗工液が静圧だけをうけている。パイプソケ
ット状の接続部209を備えているドクター202に
は、供給配管204を接続部209に装着することによ
って、ホース状の供給配管204が接続されている。ホ
ース状の排出配管205が、受水容器206のパイプソ
ケット状の接続部210を介して、この受水容器206
の排出部に接続されており、この受水容器206はスク
リーンローラ201およびドクター202の下に配置さ
れ、これらからはね飛ばされた第2の塗工液の液滴や、
流出してくる漏れ流を受け止める。受水容器206に
は、受水容器206の中にある第2の塗工液の割合の液
体水位(レベル)を検出して、液体水位が限界値を超え
たことを、アラーム表示を作動させる信号および/また
は第2の塗工液が受水容器206の上側の縁から溢れる
のを防止する措置を作動させる信号によって知らせる水
位センサ207が付属している。水位センサ207に
は、信号を伝える電気信号線205が接続されている。
説明する相違点を除いて、第2の調量装置200と同じ
構造である。第2の調量装置200では符号201から
210を付している構成部品が第3の調量装置300で
も同様に設けられており、符号301から310が付さ
れている。第2の塗工液に代えて、第3の調量装置30
0によって第3の塗工液が調量される。第2の調量装置
200との他の相違点は、第3の調量装置300のドク
ター302の液体室303の中にある第3の塗工液の割
合が静圧だけでなく、さらに過圧および動圧も受けてい
ることにある。過圧および動圧は、電気信号線312が
接続されている、ドクター302に付属するアナログ式
の圧力検出器311によって測定、制御される。そして
最後の相違点は、ドクター302に供給配管304だけ
でなくホース状の排出配管313も接続されていること
である。
00は、機能と構造の点で、いずれもアニロックス調量
原理に基づいている。
転印刷機は、オフセット印刷ユニット(図示せず)に加
えて、処理されるべき印刷ジョブのために第1の調量装
置100が塗工ユニット501に差し込まれるか、それ
とも第2の調量装置200、第3の調量装置300が差
し込まれるかに応じて、第1、第2、または第3の塗工
液をシート状の被印刷体に塗布する塗工胴(同じく図示
せず)を備える、塗工ユニット501をさらに含んでい
る。調量装置100,200および300は相互に交換
可能な寸法になっており、塗工ユニット501は調量装
置100,200および300のためのさまざまな支持
部や保持部を備えている。塗工胴には、スポット塗工用
のフレキソ版か、全面的な塗工用のゴムブランケットか
を選択的に張り渡すことができる。塗工液は、酸化華の
下塗り、金属粉インキ、透明ニスの上塗りなどであって
よい。その都度の印刷ジョブに使用されるべき塗工液の
性質に応じて、準備されている調量装置100,200
および300の中から塗工ユニット501に使用するも
のを選択し、塗工ユニットに据え付ける。
に塗工ユニット501の側壁には、継手503から50
8が多重コンセントのように、グループ509および5
10にまとめられている。継手503から508の定置
の配置は、操作性や取扱性の点で好ましい。グループ5
09,510の各々は、少なくとも3つの継手503か
ら508を含んでいる。塗工ユニット501に差し込ま
れた調量装置100,200または300の近くに位置
しているグループ509の継手503から505は、供
給装置400の近くに位置しているグループ510の継
手506から508と、ホース状の連絡配管511,5
13を介してつながれている。
手端部は、調量装置100から300のどれを使用した
いかに応じて、供給配管104,204または304と
連結可能なように構成されている。
いに異なる内径をもたせたいときは、継手503の階段
状に配置された3つの段差部によって、または供給配管
104,204および304に付属する3つのアダプタ
によって、適合性を保証することができる。先に述べた
段差部の各々は、供給配管104,204および304
の1つの内径とともにプレス嵌めを形成する別の外径を
有することになり、それにより、供給配管104,20
4および304の各々がその内径の弾性的な拡張のもと
で、対応する供給配管104,204または304に対
してそれぞれ設けられた段差部へ正しい嵌め合わせで緩
みなく装着可能になる。継手503と供給配管104,
204および304の間に嵌め込むことができるアダプ
タの各々は、供給配管104,204および304の他
の1つに直径に関して寸法を合わせることになる。有利
な実施形態では、階段状に配置された段差部もアダプタ
も必要なく、供給配管104,204および304は相
互に同じ内径を有している。
手端部は、排出配管105、排出配管205、および排
出配管305と選択的に連結可能なように構成されてい
る。継手504と排出配管105,205の間の適合性
は、階段状に配置された継手504の段差部によって、
または排出配管105,205に付属するアダプタによ
って、または特に排出配管105,205の内径の互い
に同じ大きさの寸法決めによって実現することができ
る。
いる継手端部と反対の、継手505の継手端部は、排出
配管313と連結可能なように構成されている。
絡配管401から403は、連絡配管511から513
とは異なる継手506から508の端部にある、継手5
06から508の継手端部と連結可能なように構成され
ている。
プソケット状の急速継手であり、連絡配管104,10
5,204,205,304,305,313,40
1,402,403,511,512および513と差
込可能および/またはネジ止め可能に構成されている。
511から513がホースの代わりにパイプであってよ
く、連絡配管104,105,204,205,30
4,305,313,401,402および403はこ
のパイプのパイプ端部に差込可能および/またはネジ止
め可能であってよい。連絡配管401から403を連絡
配管104,105または204,205または30
4,305とつなぐことができる前述のパイプは、グル
ープ509,510の代わりになる、3つの継手すなわ
ちパイプからなるただ1つのの継手グループを形成する
ことになる。
された変形例では、連絡配管401から403のための
接続部404から406を備えるとともに、後で挙げる
部品を取り付けるためのフレームとして閉じたハウジン
グ407を有しており、その内部にポンプ408,40
9や、これに付属するモータM、選択弁410から41
2、およびこれらに付属するアクチュエータS、中空配
管413から422、電気制御装置423、アナログ式
の圧力検出器424、モータMとアクチュエータSを制
御装置423と接続するための制御配線425から42
9、圧力検出器424を制御装置423と接続するため
の信号線430などが配置されている。
のポンプ409とは異なり、第1のポンプ408は送出
方向を逆転させることができる可逆ポンプである。選択
弁410から412は、マルチポート・ボールバルブで
ある。中空配管413から422としては、パイプやホ
ースを利用することができる。圧力検出器424は、圧
力検出器311に代えて、またはこれに追加して、参照
測定のために設けられていてよい。制御配管425から
429は、モータMとアクチュエータSが電気方式のも
のである場合には電気線であってよい。しかしアクチュ
エータSが空気圧方式のものであるときは、制御配管4
27から429は空気配管であってよく、制御装置42
3は電気‐空気カップラを含んでいてよい。制御装置4
23は、信号線208,308または312と選択的に
接続可能な信号線431,432を備えている。さら
に、制御装置432は制御配管433を有しており、こ
の制御配管を介して、制御装置432は塗工機械500
の中央制御部と制御工学的に接続されているので、たと
えば塗工機械500の印刷速度に依存した、第1のポン
プ408のモータMの回転数の制御、およびこれに伴う
第1のポンプ408の送出出力の制御が行われる。さら
に、制御装置433は電力供給用の電子線434を介し
て電圧源に接続されている。
外部には、塗工液備蓄容器600と洗浄液備蓄容器70
0が配置されている。塗工液備蓄容器600は第1、第
2、または第3の塗工液を含んでおり、すなわち、第1
の塗工液を入れた交換用容器と、第2の塗工液を入れた
交換用容器と、第3の塗工液を入れた交換用溶液とがあ
り、これら3つの交換用容器のうちで次の印刷ジョブに
その都度必要とされるものが、塗工液備蓄容器600と
して供給装置400に接続される。供給装置400に接
続された備蓄容器600,700には、液体水位よりも
下に連通する吸込配管435,436と、液体水位より
も上に連通する戻り配管437,438が差し込まれて
いる。
調整することによって、一方では塗工液備蓄容器600
およびその都度使用される調量装置100,200また
は300と組み合わせて塗工液循環をつくることがで
き、また他方では、洗浄液備蓄容器700およびその都
度選択された調量装置100,200または300と組
み合わせて洗浄液循環にすることができる。
構造が図示されている。
200および300を作動させるには、ただ1つの供給
装置400(図2に示す供給装置または図3に示す供給
装置のいずれかであってよい)しか必要なく、塗工シス
テムのこのただ1つの供給装置400は、すべての調量
装置100,200および300と適合するように構成
されている。
継いでいる符号から明らかなように、図3に示している
供給装置400の変形例は、後でさらに詳しく説明する
相違点でのみ、図2に示している供給装置400の変形
例と異なっており、それ以外の点では同じ構成となって
いるので、同じ部品に関しては、図2との関連ですでに
行った説明が図3についても同じように当てはまる。両
変形例の主な相違点は、図3に示す変形例のハウジング
407の中に同じく組み込まれている、マルチポート・
ボールバルブとして構成された別の選択弁439の存在
によって生じている。この選択弁439は、ホース状ま
たはパイプ状の中空配管441から444が割り当てら
れた少なくとも4つの弁接続部439.1から439.
4を有しており、制御配管440を介して制御装置42
3により制御可能なアクチュエータSによって、少なく
とも2つ、特に3つの異なる切換位置に切換可能であ
り、それにより、弁接続部439.1から弁接続部43
9.4への第1の流動経路、弁接続部439.3から弁
接続部439.2への第2の流動経路、および場合によ
り弁接続部439.1から弁接続部439.2への第3
の流動経路を、選択的に設定することができる。
よび供給装置400の両変形例についての制御方法を説
明する。
動させることができる。
00を、そのために意図されている塗工ユニット501
の支持部や保持部へすでに差し込んでおり、配管10
4,105もすでに継手503,504と連結されてい
ることを前提としている。第1の動作モードでは、選択
弁410が、この選択弁を通って第1の塗工液が中空配
管417から中空配管415に溢れ出ることができるよ
うに切り換えられる。第1のポンプ408の送出方向
は、このポンプが第1の塗工液を中空配管415から出
して中空配管413の中へ送出するように調整される。
したがって、塗工液備蓄容器600から吸い出された第
1の塗工液は、吸込配管435、中空配管417、選択
弁410、中空配管415、第1のポンプ408、中空
配管413、接続部404、連絡配管401、継手50
6、連絡配管511、継手503、および連絡配管10
4を経て、ここに挙げた順番でリザーブ容器101に流
入する。リザーブ容器101の中にある液体のある程度
の割合は、ローラ102,103によって調量されて塗
工胴に転移される。第1の塗工液の、塗工胴によって塗
布されなかった分は、第2のポンプ409によって、接
続部106、排出配管105、継手504、連絡配管5
12、継手507、連絡配管402、および接続部40
5を経由して吸い出され、中空配管416、選択弁41
1、中空配管445、中空配管418、および戻り配管
437を経て塗工液備蓄容器600に送り返されるの
で、塗工システムの内部で第1の塗工液の継続的な循環
が成立する。このとき選択弁411は、中空配管416
から中空配管445への流動経路だけが解放されるよう
な切換位置をとっている。接続部405から第2のポン
プ409までに第1の塗工液がとる経路は、供給装置4
00の図2に示す変形例と図3に示す変形例とで異なっ
ている。図1に示す変形例では、第1の塗工液は接続部
405から中空配管414を通って第2のポンプ409
へ直接流れ込む。図3に示す変形例では、選択弁439
は、弁接続部439.3から弁接続部439.2への流
動経路が解放されており、選択弁439のそれ以外のす
べての流動経路は遮蔽される切換位置にあり、第1の塗
工液は接続部405から中空配管443、選択弁43
9、および中空配管442を経由して第2のポンプ40
9に流れ込む。
0またはその他の調量装置200,300によって、次
の印刷ジョブのときに、第1の塗工液とは異なる塗工液
を塗布できるようにするために必要な塗工液の交換を準
備するためのものである。第2の動作モードは、第1の
ポンプ408の送出方向が制御装置423によって、た
とえば第1のポンプ408を駆動するモータMの回転方
向を変更することで切り換えられ、それによって第1の
ポンプ408が第1の塗工液を中空配管413から出し
て中空配管415の中へ送出することを必要とする。第
1の塗工液が、供給配管104から、供給装置400お
よび第2の動作モードでは戻り配管として機能するその
吸込配管435を通って塗工液備蓄容器に向うときにと
る経路は、第1の動作モードのときの経路と反対であ
る。第1の動作モードのときとまったく同じく、両ポン
プ408,409は第2の動作モードでも同時に働く。
第1の塗工液が、リザーブ容器101から供給装置40
0を通って第2のポンプ409によって第2の動作モー
ド中に塗工液備蓄容器600に送り返される経路は、第
1の塗工液が第1の動作モードのときにもとるのと同じ
経路である。リザーブ容器101の中に蓄えられた第1
の塗工液の量が実質的に一定に保たれる第1の動作モー
ドとは異なり、第2の動作モードではリザーブ容器10
1は実質的に完全に空になる。
塗工システム内部に残っている汚れ(第1の塗工液の残
留量)を第1の調量装置100および供給装置400か
ら除去するために、第3の動作モードで作動する。その
ために、選択弁410,411,412、および図2に
示す供給装置400の変形例を採用する場合にはさらに
選択弁439が、制御装置423によって、塗工システ
ム全体を通る洗浄液の循環を可能にする切換位置に移さ
れる。厳密に言えば、第3の動作モードにおける中空配
管415から中空配管416への洗浄液の流動経路は、
第1の動作モードにおける第1の塗工液の流動経路にち
ょうど相当している。第1の動作モードとは異なり、第
2の動作モードでは選択弁410が中空配管419から
中空配管415へ通過させるようになり、選択弁411
は中空配管416から中空配管420へ通過させるよう
になるので、洗浄液は第1のポンプ408によって、吸
込配管436を介して洗浄液備蓄容器700から吸い出
され、第2のポンプ409によって戻り配管438を介
して洗浄液備蓄容器700に送り返される。
後、次の印刷ジョブに用いられるべき塗工液を使用する
前に、洗浄液を第1の調量装置100および供給装置4
00から実質的に完全に除去することが必要である。そ
のために塗工システムは、第1のポンプ408の異なる
送出方向によってのみ第3の動作モードと違っている第
4の動作モードで作動する。第3の動作モードでは制御
装置423は、ポンプ408が洗浄液を中空配管415
から出して中空配管413の中へ送出するように、モー
タを備える第1のポンプ408を制御する。これと逆に
第4の動作モードでは、第1のポンプ408ないしその
モータMは、第1のポンプ408が洗浄液を中空配管4
13から出して中空配管415の中へ送出するように、
制御装置423によって制御される。
置100は第2の調量装置200によって置き換えら
れ、配管104,105は継手503,504から外さ
れて、配管204,205がこれらの継手と連結され
る。さらに、塗工液備蓄容器600は、第2の塗工液を
含んでいる備蓄容器によって置き換えられる。塗工液の
中に沈められ、そのために第1の塗工液によって「汚さ
れた」吸込配管435は、代わりの吸込配管によって置
き換えることができる。なぜなら配管435から438
について、接続部404から406と構造が同じ接続部
が供給装置400に設けられているからである。第2の
調量装置200を用いての被印刷体の塗工は、塗工シス
テムの第5の動作モードに相当している。この場合、第
2の塗工液は第1の動作モードにおける第1の塗工液と
まったく同じ流れ経路で、供給装置400を通って往復
するように流れる。第5の動作モードが第1の動作モー
ドと違っているのは、第2の塗工液が継手503から供
給配管204を介してドクター202の中に送られ、受
水容器210から排出配管205を介して継手504へ
と送られることだけである。第5の動作モードの間、ポ
ンプ408,409は第1の動作モードのときとまった
く同じく並行動作で働く。あるいはこれと異なり、受水
容器206の中に溜まった第2の塗工液が最大限許容さ
れる水位に達して溢れそうになっているという信号を、
制御装置423が水位センサ203から受け取った場合
にだけ、制御装置423が第2のポンプ409を作動さ
せることもできる。すなわちこの改良例では、第2のポ
ンプ409は第5の動作モードでは連続して働くのでは
なく、必要に応じてのみ働くことになる。
および供給装置400からの第2の塗工液の除去)、第
7の動作モード(洗浄液による供給装置400および第
2の調量装置200の洗浄)、および第8の動作モード
(第2の調量装置200および供給装置400からの第
2の塗工液の除去)は、この場合には液体が第1の調量
装置100ではなく第2の調量装置200を通って流れ
るという相違点を除いて、第2、第3、および第4の動
作モードに一致しており、したがって再度詳しく説明す
る必要をみない。
作モードでは、第3の調量装置300が用いられる。第
3の調量装置300を塗工ユニット501に据え付ける
ときは、供給配管304を継手504に、排出配管30
5を継手504にそれぞれ接続するだけでなく、追加の
排出配管313も継手505に接続するよう注意しなけ
ればならない。
るときに第3の塗工液が塗工システムを循環し、この循
環は第1のポンプ408によってのみ駆動され、第2の
ポンプ409によっては駆動されない。塗工液備蓄容器
600から供給装置400および第3の調量装置300
を通って接続部406に至るまでの第3の塗工液の流動
経路は、図2に示す供給装置400の変形例の場合に
は、図3に示す変形例の場合とまったく同じである。こ
の両変形例では、塗工液は循環中に次に掲げる順序で、
吸込配管435、中空配管417、選択弁410、中空
配管415、第1のポンプ408、中空配管413、接
続部404、連絡配管401、継手506、連絡配管5
11、継手503、供給配管304、接続部309、ド
クター302、および排出配管313を貫流する。第9
の動作モードを整理するために図2に示す供給配管40
0の実施例を採用する場合、選択弁412は、選択弁4
12で中空配管422から中空配管418への流動経路
が解放され、それによって第3の塗工液を接続部406
から中空配管422、選択弁412、中空配管418、
および戻り配管437を介して、ここに挙げた順序で再
び塗工液備蓄容器600に送り返すことができるように
設定されなければならない。図3に示す供給装置400
の実施例を採用する場合、選択弁439は制御装置42
3によって、弁接続部439.3から弁接続部439.
4への第1の流動経路が解放されると同時に、弁接続部
439.3から弁接続部439.2への第2の流動経路
も解放されるように設定される。選択弁439のその他
すべての流動経路は、その間、遮蔽される。さらに、選
択弁412は、塗工液が中空配管444から選択弁41
2を介して中空配管418の中へオーバーフローできる
ように設定される。したがって、第3の塗工液は第9の
動作モードでは、次に掲げる順序で、接続部406から
中空配管441、選択弁439、中空配管444、選択
弁412、中空配管418、および戻り配管437を介
して、塗工液備蓄容器600に入る経路をとる。第9の
動作モード、および後でさらに説明する第11の動作モ
ードでは、制御装置423は、第5および第7の動作モ
ードに関してすでに先ほど説明したのとまったく同じや
り方で、第2のポンプ409および水位センサ309と
協働し、すなわち、第2のポンプ409は散発的にのみ
作動し、受水容器306の水位の高さが予め設定された
限界値に達して受水容器306が溢れそうになった場合
にのみ、水位センサ309の信号に応じて制御装置42
3によりオンされる。上述した緊急事態のときに行われ
る受水容器306からの第3の塗工液の汲み出しのと
き、第3の塗工液は、図2に示す供給装置400の実施
例では、接続部405から中空配管414、第2のポン
プ409、中空配管416、選択弁411、中空配管4
45、中空配管418、および戻り配管437を介して
塗工液備蓄容器600に還流する。図3に示す供給装置
400の実施例では、第2のポンプ409から塗工液備
蓄容器600に至るまでの、受水容器306から吸い出
された第3の塗工液の経路は図2に示す実施例の場合と
まったく同じであるが、吸い出された第3の塗工液は、
接続部405からはこの実施例とは異なり、中空配管4
43、選択弁439、および中空配管442を介して第
2のポンプ409に流れ込む。
べき印刷ジョブが処理された後、第3の塗工液を、次の
印刷ジョブに使用されるべき新たな塗工液によって置き
換えなくてはならないときには、塗工システムへの新た
な塗工液の充填のために行われる第10、第11、およ
び第12の動作モードに対応する処理ステップの実施が
必要である。
00および供給装置400から第3の塗工液を除去する
役目を果たす。このとき、第1のポンプ408は第9の
動作モードから変更された送出方向で作動するので、第
3の塗工液はドクター302の液体室303から供給配
管304、継手503、連絡配管511、継手506、
連絡配管401、接続部404、中空配管413、第1
のポンプ408、中空配管415、選択弁410、中空
配管417、および最後にこの場合には戻り配管として
機能する吸込配管435を介して、ここに挙げた順序で
塗工液備蓄容器600に送り返される。図2に示す供給
装置400の実施例では、第1のポンプ408によって
ドクター302の液体室内に生成された負圧に基づい
て、第3の塗工液は次に掲げる順序で、戻り配管437
から中空配管418、選択弁412、中空配管422、
接続部406、連絡配管403、継手508、連絡配管
513、継手505、および排出配管313を経て、ま
ずドクター302の液体室303に還流してから、すで
に説明した接続部309から吸込配管435を介しての
吸出し流動経路を経て、同じく塗工液備蓄容器600へ
と還流する。この吸出しのとき、周囲に対して開かれて
いる受水容器306かおよび同じく周囲に対して開かれ
ている戻り配管438から、障害となる余分な空気が選
択弁411,412を介して吸い込まれないようにする
ために、選択弁411はただ1つの流動経路、すなわち
中空配管416を中空配管420とつなぐ流動経路に設
定され、選択弁も同じくただ1つの流動経路、すなわち
中空配管422を中空配管418とつなぐ流動経路に設
定される。したがって、符号411.xおよび412.
xが付されている選択弁411,412の弁接続部は閉
じられる。
説明した、戻り配管437で始まって排出配管313で
終わる流動経路を空にする吸込とは異なり、第1のポン
プ408による補助なしに、第3の塗工液を単に前述し
た流動経路から塗工液備蓄容器600に排出するように
してもよく、この場合、第3の塗工液は排出配管313
から戻り配管437へと流れる。前述した流動経路で排
出を妨げる負圧が発生しないようにするために、第10
の動作モードのこの改良例ではドクター302の換気が
必要である。
に、第3の塗工液が接続部309から吸込配管435を
介して塗工液備蓄容器600に戻るときにとる経路は、
図2に示す実施例の場合とまったく同じである。ただし
図3に示す実施例では、ドクター302に後続する、配
管313および437で終わる配管系を空にすることに
関して、2通りの異なる方法がある。第1の方法では、
いま挙げた配管系から第1のポンプ408によって、第
3の塗工液がまったく同じやり方で、まずドクター30
2に戻されてから、図2に示す実施例の場合のように、
ドクター302から塗工液備蓄容器600に送られる。
このとき、第3の塗工液が選択弁412から中空配管4
44、選択弁439、および中空配管441を介して接
続部406に送られることは言うまでもない。
る第2の方法としては、そのために第2のポンプ409
を利用することが考えられる。このとき両ポンプ408
および409は並行動作で働き、すなわち、第1のポン
プ408によってすでに説明したやり方で、ドクター3
02の前に配置された配管系が空にされ、同時に第2の
ポンプ409によって、ドクター302の後に配置され
た配管系が空にされるように働く。この目的のために制
御装置423は、ドクター302の後に続く配管系から
放出された第3の塗工液の割合が、次に掲げる順序で、
接続部406から中空配管441、選択弁439、中空
配管442、第2のポンプ409、中空配管416、選
択弁411、中空配管445、中空配管418、および
戻り配管437を介して塗工液備蓄容器600まで送ら
れる切換位置に、選択弁439および411を切り換え
る。
が第3の調量装置300と供給装置400の中に残って
いる可能性がある。第11の動作モードは、塗工システ
ムを通る洗浄液の循環によって塗工システムを洗浄し、
その際にこの残留量を取り除く働きをする。
か、図3のように構成されるかに関わりなく、制御装置
423によって設定される弁設定およびポンプ設定が第
9の動作モード(塗工)の場合と違っているのは、第1
1の動作モード(洗浄)では切換弁410が中空配管4
19から中空配管415への貫流に切り換えられ、選択
弁412は中空配管422ないし444から中空配管4
21への貫流に切り換えられるという点だけである。洗
浄液が、選択弁410から第3の調量装置300を経て
選択弁412に至る循環中に進む経路は、第9の動作モ
ードのときの塗工液の経路にそのまま対応している。第
9の動作モードのときとまったく同じく、第11の動作
モードでも、制御装置423と水位センサ309および
第2のポンプ409の連携によって、受水容器306の
オーバーフローが防止される。
いるか、図3のように構成されているかに関わりなく、
第3の調量装置300を含む、選択弁410と411の
間(ドクター302とその前に配置された配管系を空に
するために第1のポンプ408を使い、ドクター302
の後に配置された配管系を空にするために第2のポンプ
409を使う場合)、または選択弁410と412の間
(ドクター302の前に配置された配管系と、ドクター
302の後に配置された配管系を空にするのにいずれも
第1のポンプ408を使う場合)に位置する、第12の
動作モード(洗浄液の吸出しないし放出)における洗浄
液の流動経路は、第10の動作モード(塗工液の放出な
いし吸出し)のときの第3の塗工液の対応する流動経路
と変わらない。両ポンプ408,409を用いる放出方
法を採用する場合、第12の動作モードでは、選択弁4
10が、中空配管415を中空配管419とつなぐ流動
経路に設定され、選択弁411は中空配管416を中空
配管420とつなぐ流動経路に設定され、それによって
洗浄液は次に掲げる順序で、吸込配管436、中空配管
419、選択弁410、および中空配管415を介して
第1のポンプ408によって吸引され、第2のポンプ4
09によって次に掲げる順序で、中空配管416、選択
弁411、中空配管420、中空配管421、および戻
り配管438を介して洗浄液備蓄容器700に送り返さ
れる。第1のポンプ408だけを用いる他の放出方法を
採用する場合、第12の動作モードでは、選択弁410
は中空配管415を中空配管419とつなぐ流動経路に
設定され、選択弁412は中空配管422ないし444
を中空配管421とつなぐ流動経路に設定され、それに
よって洗浄液は第1のポンプ408によって、洗浄液備
蓄容器700から吸込配管436、中空配管419、選
択弁410、および中空配管415を介して吸引される
だけでなく、中空配管421および戻り配管438を介
して洗浄液備蓄容器700へも送り返される。
備える塗工システムの図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくとも1つのポンプ(408)と、
少なくとも1つの選択弁(410;411;412また
は439)と、第1の調量装置(100)と、第2の調
量装置(200)とを備える、被印刷体を塗工する塗工
システムにおいて、 前記第1の調量装置(100)と前記第2の調量装置
(200)がそれぞれの調量原理に関して互いに異なっ
て構成されており、前記ポンプ(408)と前記選択弁
(439)は1つのモジュール形式の供給装置(40
0)にまとめられており、この供給装置(400)は第
1の調量装置(100)のみならず第2の調量装置(2
00)とも適合するように構成されていることを特徴と
する、被印刷体を塗工する塗工システム。 - 【請求項2】 前記第1の調量装置(100)が汲出し
ローラ調量原理に基づいてリザーブ容器(101)と水
元ローラ(102)を含んでいる、請求項1に記載の塗
工システム。 - 【請求項3】 前記第2の調量装置(200)がアニロ
ックス調量原理に基づいてドクター(202)とスクリ
ーンローラ(201)を含んでいる、請求項1または2
に記載の塗工システム。 - 【請求項4】 前記供給装置(400)が連絡配管(1
04,105)を介して第1の調量装置(100)とつ
ながっている、請求項1から3までのいずれか1項に記
載の塗工システム。 - 【請求項5】 前記連絡配管の一方(104)が前記第
1の調量装置(100)の接続部(106)に接続され
ており、前記第2の調量装置(200)の接続部(21
0)と適合するように、すなわちこれと接続可能なよう
に構成されている、請求項4に記載の塗工システム。 - 【請求項6】 前記連絡配管が、継手(503,50
4,506,507)を介して、前記供給装置(40
0)に接続された別の連絡配管(401,402)とつ
ながっている、請求項4または5に記載の塗工システ
ム。 - 【請求項7】 前記継手(503,504,506,5
07)が、第1の調量装置(100)を含む塗工機械
(500)の機械フレーム(502)に定置に配置され
ている、請求項6に記載の塗工システム。 - 【請求項8】 前記供給装置(400)が、前記ポンプ
(408)および前記選択弁(410;411;412
または439)が取り付けられたフレームを有してい
る、請求項1から7までのいずれか1項に記載の塗工シ
ステム。 - 【請求項9】 前記フレームが、前記ポンプ(408)
および前記選択弁(410;411;412または43
9)が内部に配置された閉じたハウジング(407)で
ある、請求項8に記載の塗工システム。 - 【請求項10】 前記供給装置(400)に付属する塗
工液備蓄容器(600)が、前記ハウジング(407)
の外部に配置されている、請求項9に記載の塗工システ
ム。 - 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
に基づいて構成された塗工システムを備える塗工機械
(500)、特に印刷機またはニス引き機械。
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