JPS5920646B2 - パ−マネントウェ−ブ加工用前処理剤 - Google Patents

パ−マネントウェ−ブ加工用前処理剤

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JPS5920646B2
JPS5920646B2 JP11035074A JP11035074A JPS5920646B2 JP S5920646 B2 JPS5920646 B2 JP S5920646B2 JP 11035074 A JP11035074 A JP 11035074A JP 11035074 A JP11035074 A JP 11035074A JP S5920646 B2 JPS5920646 B2 JP S5920646B2
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hair
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water
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ワヤロフ テオド−ル
コンラツド ユ−ゲン
ホツホ デイ−テル
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Wella GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、人髪の持続性のあるウェーブ形成及び縮んだ
毛の伸長に適したパーマネントウェーブ加工用前処理剤
に関するものである。
調髪するためには、毛にウェーブをつけることが必要で
ある。
それには二種の方法がある。即ち水性ウェーブ形成法又
はパーマネントウェーブ形成法のどちらかでウェーブが
造られる。
両方法とも、髪は通常予洗される。
水性ウェーブ形成法によれば、洗われた髪を樹脂の水溶
液又は水とアルコール混液にとかした溶液で、濡らし、
ウェーブ巻き取り器の上に巻き乾燥させる。
その時、髪の豊富さに応じて、直径約15〜4Qimの
巻き取り器約30〜35個を用いる。
巻いている時間は約10分間である。この処理をする時
、軽く濡れ、軟かくなった髪は続いて巻かれた形で乾燥
される。
髪の上に残った樹脂の被覆は、髪を新しいウェーブの形
に安定させるという目的を持つ。
この過程の全所用時間は(洗髪と乾燥のための時間も含
めて)約50分である。
この方法によって保たれるウェーブは、髪の長さ、空気
中の湿度及び、例えば、わずかな時間だけれど毎日繰返
されるクシとブラシのような機械的な作用に影響され、
髪が濡れると直ちに消えてしまう。
その際、髪は再び自然のままのなめらかな房々した状態
になる。
この水性ウェーブを重合性のある物質か又はケラチンと
反応して網目構造をつくる物質を用いて安定化させる研
究がなされてきた。
けれどもこの種の研究は実用化されていない。
即ち、化合物は生理学上考えられているだけであり、ウ
ェーブ効果に関して満足な結果は示されていない。
後者は毛の表面だけに作用するので、なかんづく、失敗
である。
毛のパーマネントウェーブ形成法に関しては水性ウェー
ブ形成法の場合よりも毛は著しく強く軟かくなり、変形
も強い筈である。
このパーマネントウェーブ形成法においては、定まった
適当な還元剤を用いることによって、毛髪ケラチンのS
−8結合化学的な切断をひき起こす。
使用するパーマネント巻き取り器は水性ウェーブ形成の
ために用いる巻き取り器よりも細くその直径は約6〜8
朋にすぎない。
これを使うと必要な巻き取り器の数は毛の量に応じて約
45〜65束になる。
巻いている時間は約20分間である。
毛を巻いた形で湿めりを取り、固定するために酸化剤を
使用する。
パーマネントウェーブ形成法は、通常、次のような作業
基準に従って行なわれる。
洗髪を行なった後、普通のアンモニウムチオグリコラー
トを含んだPH域7.5〜9.6のウェーブ液で、あら
かじめ湿らせ、作用させる。
15〜20分の反応時間の後、巻かれた毛を水で洗い、
続いて約2係の過酸化水素溶液から成る固定剤を毛の上
に塗る。
5分間反応させ、それから毛を解き、更に固定剤で十分
濡らす。
5分間反応させた後、髪を水で洗う。
この方法によって、安定した細かい巻き毛状にカールし
た髪が保たれ、それは幾ケ月も、水に対してまたはその
他の普通よく使かわれる毛髪処理剤に対して安定である
しかしながらこの強く縮んだ毛は通常の調髪をするため
にはまた適当でない。
従って、パーマネントウェーブ処理の後、パーマネント
処理した髪に行われる処理として冒頭に述べた水性ウェ
ーブ処理を実施する。
次に行う水性ウェーブ処理によって、強く縮んだ毛は調
髪をするのに適した形にされる。
でき上がった調髪はもちろん空気中の湿度が高くなった
時又は濡れた状態に変わるという短所を表わす。
即ち、毛は小さく縮れ、再びパーマネントウェーブのか
かった時の状態になる。
パーマネントウェーブ法は、比較的複雑な毛髪処理法で
ある。
それは、時に、理髪師と同様主に熟練した専門家によっ
て行なわれるべきものであり平均約115分間を要する
ウェーブ溶液を反応させる間、頭被形のドライヤーを熱
源として用いる。
この熱源の温度は最高50℃まで上昇する。時間は約5
〜10分間に減らすことができる。
この間に、巻かれた髪は、高温時に毛の乾燥を避けるの
に、合成樹脂のシートで被覆をされる。
パーマネントウェーブに適した薬剤として、亜硫酸塩を
含んだ薬剤が用いられた。
しかし今日では、もうこの目的で亜硫酸塩を入れること
はない。
なぜなら、一つにはそれがアルカリ性のPH塩で70〜
150℃という高温下にはじめて反応するという厳しい
作業条件を必然的に伴うこと、又一つには酸性のPH域
で毛のケラチンのS−8結合に不可逆的な切断が起るか
らである。
さらに、髪のパーマネントウェーブ形成の時すでに通常
のパーマネントウェーブ液をつけた巻き取り器を挿入し
ている。
その巻き取り器は普通より大きな直径である。
しかも、パーマネントウェーブ用のものにしては水性ウ
ェーブ専用の巻き取り器の大きさに近いものとなってい
る。
なお、この方法では、普通の最終的な水性ウェーブをや
めることができ、著しい時間と作業の節約をして、満足
な状態のパーマネントウェーブを髪に施すことができる
この種の大きな直径の巻き取り器を用いると、必要な巻
き取り器の数を減らし約30〜35束になるようにすれ
ばよい。
それより、巻き取り作業は、容易に早くなされる。
この巻き取り器はパーマネントウェーブ用の巻き取り器
とは反対に、中空で孔のあいたものであり、それ故に、
次のすすぎの過程の時に毛をあらゆる面から巻き取り器
の内面からも毛に水が届き濡らすことができる。
しかし、この種の方法は実際には実施されていない。
その理由は、毛のウェーブの強さは、巻き取り器の直径
の大きさに比例して減少し、それ故にウェーブの持続性
は弱いからである。
メルカプト化合物と二硫化物をパーマネント剤の中に同
時に用いることによって、通常の酸化固定液を用いない
ことはすでに紹介されていた。
しかし、このような薬剤の作用は還元された毛髪ケラチ
ンとメルカプト化合物と二硫化物との間に化学的な等量
反応が起こり、それ故に決して持続性のあるパーマネン
トウェーブはできない。
更に髪に残留しているメルカプト化合物と二硫化物は、
髪に不快な臭を与える。
従って、持続性のある髪のウェーブをつ(るためには、
酸化固定液を使用しないわけにはいかない、この固定液
は、長年使用されているもので、適当な濃度の酸化剤を
使用し、巻かれた髪の上に一様に分散させる場合には、
生理学−トも、伺らちゅうちょうする必要はないもので
ある。
持続性のある大きなウェーブの調髪を望むのは、なめら
かな毛の人だけでなく、強く縮んだ毛の人の場合もある
後者のような場合に、毛の縮れを伸ばすことを強いるも
のである。
このような縮れを伸ばすには、通常、チオグリコラート
が苛性ソーダーを反応物質として含んだクリーム状の薬
剤で実施される。
なお、クリームをあらかじめ洗った髪の上に塗り、それ
から短時間おいてからくしで機械的に縮れを伸ばす。
望みの縮れを伸ばす効果が得られたら、クリームを水で
毛から洗い落とし、続いて、チオグリコラートを使用し
た場合には酸化剤、特に過酸化水素で、又、苛性ソーダ
を使用した場合には酸を含んだ薬剤で毛を後処理する。
それから冒頭に述べた方法で水性ウェーブ処理を行なう
こうして得られた、持続性のある縮れ毛の伸長は、普通
のパーマネントウェーブの場合とは、はぼ同じくらい持
続する。
これら一般に普及している縮れ毛の伸長方法には機械的
に縮れを伸ばす必要のある場合、著しく毛が伸びるとい
う欠点があり、このことは、結果として、毛の傷みや脱
毛を起こすことになる。
本発明は、これらの欠点を解消し、非常に長持ちのする
髪の造形を短時間に作業性良くなしうる造形パーマネン
トウェーブ加工を可能とする前処理剤を提供するもので
ある。
本発明の前処理剤は、メルカプトカルボン酸塩のアルカ
リ溶液でパーマネントウェーブ加工する際の前処理剤で
あって、亜硫酸アルカリ又は亜硫酸アンモニウム4.0
〜8,0重量係とアニオン活性剤を含むことを特徴とす
る。
本発明の前処理剤は通常pH6〜7.5に保たれるもの
で、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸
アンモニウムの水溶液として提供されるが、そこに使用
されるアニオン活性剤は一般的なアルキルアリル硫酸塩
又はアルキルアリルエーテル硫酸塩などでよい。
本発明の前処理剤による処理は、洗髪方式でよく、この
前処理剤による予洗後、髪を水で洗い、その後通常のパ
ーマネントウェーブ加工をする。
前処理時間は約5分間程度である。
続く、パーマネントウェーブ加工では、メルカプトカル
ボン酸塩特に、アンモニウムチオグリコラート又はアン
モニウムチオラクテートのPH値7.5〜9.6の水溶
液を髪の上に広げ、この髪を直径10〜24mrILの
中空で孔のあいた巻き取り器に巻く。
巻いている時間は約10分間である。溶液中のメルカプ
ト−カルボン酸塩の濃度は10〜15重量係とする。
この種のパーマネントウェーブ加工では、毛髪のケラチ
ンのジスルフィド結合は、既知の通すメルカプトカルボ
ン酸塩の作用で、下記の通り切断される。
(a) ケラチン−8−8−ケラチン→ケラチンー8
H+H8−ケラチン しかし、本発明の前処理剤を用いた場合には、前処理段
階でも亜硫酸塩によるケラチンのジスルフィド結合の切
断が起る。
(b) ケラチン−8−8−ケラチン→ケラチン−8
SO3(−)+H8−ケラチン ここで生じた有機チオ硫酸塩(Bunteshessa
lz)は、パーマネントウェーブ加工時にメルカプトカ
ルボン酸塩の作用によって更に下記の如く切断される。
(c) ケラチン−5so3(−Lケラチン−8H+
H8−ケラチン 従って、本発明の前処理剤を用いた場合には、通常の(
a)反応に(b)及び(C)の反応が加わわることとな
り、ケラチンのジスルフィド結合の強ろ切断が起こり、
これらの反応が毛髪の造形作用を高め、比較的短時間に
非常に耐久性ある造形処理を可能とする。
本発明の前処理剤を用いた場合、メルカプトカルボン酸
塩の溶液の髪の上での作用時間は、通常の方法で約15
分間、ドライヤーを使用すると約10分間でよい。
この時に、変温時に髪の乾燥を避けるために巻かれた毛
は合成樹脂のシートで被覆される。
最後に髪は水で洗われ過剰の水はタオルでふきとって除
く。
その他に有利な別の方法としてタオルでふく代りに5分
間ドライヤーにかかることが知られている。
その次に、髪を先ず、約0.5〜2.0重量係のH20
□を含んだ過酸化水素の薄い酸性水溶液で5分間洗い、
最後に調髪を固定する目的のため重合した樹脂の水又は
水−アルコール溶液を毛に塗るという方法で後処理を行
う。
その後なおまだ巻かれたままの髪を乾かし、巻き取り器
から解いた後、普通にくしけづって調髪する。
調髪を固定するための重合物としては髪の表面にフィル
ムを作るに適した適当な既知の整髪用重合体が使用され
る。
天然重合体及び合成重合体がこれに属する。
即ち、後者として身近には例えばポリビニルピロリドン
、ポリビニルアセテートのようなビニル系重合物やボリ
アクリロントリルのようなポリアクリル化合物があり、
更にアクリル酸又はメタクリル酸の重合物、この両方の
酸とポリジメチル−アミノエチルメタクリレートのよう
なアミノアルコールとからできるエステルの塩基性重合
物及びこの塩基性重合物の塩又はクバルテルニツシエル
ング物(Qua teunisierungsp −n
oduk t e )及びこれら化合物の適当な共重合
物が含まれる。
特に、ここでは50〜70%のビニルピロリドンと30
〜40%ビニルアセテートと2〜6係ジメチル−アミノ
エチルメタクリレートの共重合物が、最も優れた適応物
として知られている。
この方法をさらに遂行する方法として、 場合によっては次のような方法で毛の後処理を行うこと
ができる。
つまり前に述べた2つの処理即ち過酸化水素溶液とポリ
マー溶液とを1つの薬剤の中に2つの成分を一緒に・し
て使用する場合、1つの処理法に結合できる。
この場合、この薬剤を巻かれた髪の上に均一に塗る。
それから、続いて髪を乾燥させ、巻いた毛をほどく。
そして通常のようにくしけづつで整髪する。
この方法により、さらに時間の短縮が可能である。
本発明の前処理剤を用いたパーマネントウェーブ形成法
の結果、前述の水性ウェーブ処理でのみ得られたような
大きなカールの調髪が得られる。
しかも、後者に比べれば優れた安定性を持つ。
この髪のカールは、空気中の湿度の上昇や機械的な影響
に対しても、また後の洗髪又は他の普通の整髪剤による
処理に対しても過度に鋭敏ではない。
さらにその他の長所とに形成された髪のカールが実に自
然なカールに見えること、又、後で洗髪した時とか通常
の他の毛髪処理を行う際、巻き器を使わないでそのカー
ル状態のまま乾かすことができる。
通常のパーマネントウェーブの場合には、縮んだ状態の
ままで乾かすためには水性ウェーブ用巻き取り器が必要
であるから、前記のことは不可能である。
前述の発明に従ったパーマネントウェーブの場合と同じ
方法で、同じ薬剤を用いて、強く縮んだ毛を伸ばすこと
もできる。
そして強く縮んだ状態から大きなカールの調髪に変形す
ることができる。
この目的のために、強く縮んだ毛は先ず亜硫酸を含んだ
pH6〜7.5の洗剤で洗い、次に水で洗う。
その後メルカプトカルボン酸塩を含み、pH値7.5〜
9.6に保たれた造形液で髪を濡らし、次に冒頭に述べ
た発明に従ったパーマネントウェーブ方法の場合と全く
同様に大きな巻き取り器の上に髪を巻く。
その後、造形液は約15分間巻かれた髪の上で反応する
ドライヤーを使うと、この反応時間は10分に短縮され
る。
髪は水で洗い約5分間酸性の過酸化水素水溶液で酸化し
て固定される。
そして水で洗い、重合物の溶液を髪の上に塗る。
最後に髪を乾燥し、巻き取り器から解き普通にくしけづ
って整髪する。
このようなパーマネントウェーブの場合と同様に前に説
明した髪の縮みを伸ばす場合、髪の後処理は場合によっ
ては前述の2つの処理即ち過酸化水素溶液と重合物溶液
による処理を、1つの薬剤の中にこの2つの成分を一緒
に入れて1つの処理法に統合することができる。
この場合に、この薬剤を均一に髪の上に塗り、最後に乾
燥させて巻き取り器から解きくしで整髪する。
本発明の前処理剤を用いたパーマネントウェーブ加工法
では前に述べたように得られる髪形が非常に良質であり
、更に著しく時間を節約し作業性の良い方法である。
これは普通のパーマネントウェーブ法に比べて、消費時
間を約40%まで節約できる。
その他、この発明による方法は危険がなくて簡単だから
専門家でなくてもできる。
発明の対象を詳しく説明した次の例は持続性のウェーブ
形成と同時に持続性のある髪の縮みの伸長とに適用され
る。
実施例 1 第一段階 溶液の組成 25.0.9 ラウリルアルコールジグリコールエー
テル硫酸ナトリウムの水溶液 (28%) 7.1g 亜硫酸アンモニウムの水溶1(35%)0.
2g 香油 7.7g水 pH値6.5の上記溶液をあらかじめ水で濡らした髪に
分散する。
次に毛をよく泡立て、最後に水で洗う。
この処理の所要時間は約5分である。上記溶液の代りに
第一段階で次の溶液を使用することもできる。
25.09 ラウリル硫酸アンモニウムの水溶液(3
5%) 10.0g 亜硫酸アンモニウム水溶液(35%)5.
0g 尿素 5.0g イソプロピルアルコール 0.3g 香油 4.7I水 この溶液のpH値は6,8で、上記のものと同様にして
用いる。
処理に必要な時間は約5分である。第二段階 髪は次の組成からなるpH値9.6の溶液で十分濡らし
大きな中空の孔の空いた巻き取り器(直径10〜24m
1n)の上に巻く。
16.4.9 アンモニウムオラクテート水溶液(5
0%) 4.0g アンモニア水(25%) 0.3g オレイン酸ペンタエリスリットポリグリコー
ルエーテル 0.3g 香油 39.09水 髪を巻いたあと15分間反応させる。
最後に髪を水で洗い、余分な水をタオルでふき取る。
タオルでふき取る代りに、ドライヤーの下で髪をそのま
ま5分間置くこともできる。
上記の溶液の代りに、第2段階で次の溶液を使うことも
できる。
18.0g アンモニウムチオグリコラートの水溶液(
50係) 4.2g 炭酸水素アンモニウム 2.0g 尿素 0.5g 炭酸アンモニウム 0.4g オクチルフェノール+20モルエチレンオキ
シド ヒドロキシエチ 弗化物 0.3g 香油 54.6g水 この溶液のpH値は8.6であり、上記のものと同様に
使用するが、次の点で異なる。
即ち巻いた髪の上で反応が起こっている間、ドライヤー
を用いる。
これにより反応時間は10分間に短縮される。第三段階 次の組成の酸化される溶液を使用する前に温水で11に
薄める。
14.3.9 過酸化水素溶液(35%)0.5g
オルト燐酸(85%) 1、(Bi’、 インオクチルフェノール+10モル
エチレンオキシド ヒドロキシ エチル化物 0.2g 香油 64.0g水 この薄めた溶液で巻かれた髪を5分間洗う。
上記の溶液の代りに、第3段階で次の溶液も用いられる
22gペンカルバミド粉末(H20□ 35係含有)を
使用する前に500TLlの温水に溶かす。
この溶液を上記同様に使用する。
第四段階 最後に、次の毛髪固定剤溶液a −dを巻かれた髪の上
に塗る。
しかし、これは使用前に125m1の水で薄める。
a) 6.0g 60%ビニルピロリドン、36%ビ
ニルアセテート、4%ジメチルアミノエチ ルメタクリレートの共重合物の50% エタノール溶液 0.1g 香油 0.1g セチルピリジニウムクロライド3、Og エ
タノール 0.8g水 b) 8.0g 60%ビニルピロリドン、36%
ビニルアセテート、4%ジメチルアミノエチル メタクリレートの共重合物の50%エ タノール溶液 0.1g 香油 0.29 セチルトリメチルアンモニウムクロライド 1.7g イソプロパツール c) 6.0g 60%ビニルピロリドン、36%ビ
ニルアセテート、4%ジメチルアミノエチル メタクリレートの共重合物の50係エ タノール溶液 0.1g 香油 0.1g セチルピリジニウムクロライド3.0g エ
タノール 0.5g ピロブドウ酸 0.3g水 d) 6.09 60%ビニルピロリドン、36%
ビニルアセテート、4%ジメチルアミノエチル メタクリレートの共重合物の50%エ タノール溶液 0.1g 香油 0.1.9 セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド 3.0g エタノール 0.005gメチルバイオレット o、sg水 最後に髪を乾かし、巻き取り器から解き、普通にくしで
整髪する。
この溶液で処理された白髪は同時に青紫に着色する。
上記の方法の別の実施態様として、第3段階と第4段階
を酸化液と同時に固定液を使用することによって一つの
処理として統合することができる。
この場合、次の組成の溶液を30〜50m1(髪の量に
応じて)均一に巻かれた髪の上に塗り、乾燥させ、そし
て巻き取り器から解き、普通にくしで整髪する。
4.09 60%ビニルピロリドン、36%ビニルアセ
テート、4係ジメチルアミノエチル メタクリレートの共重合物の50%エ タノール溶液 0.2I 香油 0.1g セチルピリジニウムクロライド0.2g オ
クチルフェノール+20モル エチレンオキシドヒドロ
キシエチル化物 5.7g 過酸化水素水(35%) 0.1g サリチル酸 89、’#水 実施例 2 第一段階 まず、下記組成からなる前処理剤A及びBをそれぞれ1
0人の人に適用した。
(前処理剤A) (前処理剤B) 一処理Art AとBは、亜硫酸アンモニウム含有量が
Aは4チであるのに対し、Bは8係である点で異なる。
□水で濡らした髪に、各処理剤を分散させ、次に毛をよ
く泡立て、最後に水で洗う。
処理時間は約5分とした。
第二段階 続いて、この髪に下記組成からなるパーマネントウェー
ブ溶液を適用した。
p H9,5のこの溶液で髪を十分濡らし、大きな中空
の孔の空いた巻き取り器(直径10rnト24mvt
)に巻いた。
その後15分間反応させ、髪を水で洗い、余分な水をタ
オルでふき取った。
その後、実施例1の第三段階及び第四段階a)によって
髪を処理した。
この実施例では比較試験のため、試験した各人の頭髪の
半分は上記方法で処理し、残りの半分は上記方法の前処
理剤(第一段階の処理)を除いて処理した。
処理後の頭髪ウェーブの耐久性を試験した結果を表1及
び表2に示す。
これより、本発明に従った前処理剤を用いた場合には、
それを用いない場合に比して著しく耐久性あるウェーブ
が得られることがわかる。
※1)前処理剤A (NH4)28034%液−〇−
−−前処理あり。
×−m−前処理なし。
※2)試験した10人の内、髪のウェーブの状態が下記
a”−’eに相当する人数を示す。
a−−一非常に良い b−−一良い c−−一普通 d−−一悪い e−−一非常に悪い ※1)前処理B −(NH献ぜ038%液−〇−−−前
処理 。
×−m−前処理なし。
宸見ム烏冒昂葎2.よいfゎ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メルカプトカルボン酸塩のアルカリ溶液でパーマネ
    ントウェーブ加工する際の前処理剤であって、亜硫酸ア
    ルカリ又は亜硫酸アンモニウム4.0〜8.0重量係と
    アニオン活性剤を含むことを特徴とするパーマネントウ
    ェーブ加工用前処理剤。
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