JPS59206325A - 軽質炭化水素からのアルコ−ルの製造方法 - Google Patents

軽質炭化水素からのアルコ−ルの製造方法

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JPS59206325A
JPS59206325A JP59087657A JP8765784A JPS59206325A JP S59206325 A JPS59206325 A JP S59206325A JP 59087657 A JP59087657 A JP 59087657A JP 8765784 A JP8765784 A JP 8765784A JP S59206325 A JPS59206325 A JP S59206325A
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recycled
gas
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JP59087657A
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ジヤン・ピエ−ル・アルリ
フイリツプ・クルテイ
ダニエル・デユラン
アラン・フオレステイエ−ル
フイリツプ・トラヴエ−ル
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/15Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively
    • C07C29/151Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • C07C29/1516Multisteps
    • C07C29/1518Multisteps one step being the formation of initial mixture of carbon oxides and hydrogen for synthesis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メタノールと、直鎖状かつ飽和のメタノール
の高級同族アルコールの少なくとも1つとの混合物の製
伍方法に関するものである。
この明細書において「メタノールの高級同族アルコール
」とは1分子につき例えば2〜10個の炭素原子を有す
るアルコールをいい、代表例としては特にエタノール、
プロパツール、ブタノール類およびペンタノール類が挙
けられる。
これらのアルコール類のいずれか、および一般に混合し
て用いられるこれらのアルコール類のあるものは、本質
的に炭化水素から成るガソリン(すなわちノーマル型ま
たはスーパー型の自動車用ガソリン)に直接添加して例
えば手ごろな値段で優れた品質の自動車ガソリンを得る
ことができるような特性を有する。
従来の技術 1つまたはそれ以上の工程で、合成ガスか〜らこのよう
なアルコール混合物を得る方法は、従来技術例えば19
82年9月23日のフランス特許出願第8216345
号、英国特許第2120119号、フランス特許第25
23957号、1982年7月5日のフランス特許出願
第8211892号およびフランス特許第236923
4号(すなわち米国特許第4122110号)、同第2
444654号(すなわち米国特許第4291126号
)、同第2453125号および同第244142−0
号に広く記載されている。
発明が解決しようとする問題点 本発明による方法は2工程を含む。第1工程はスチーム
・リホーミング(水蒸気改質またはリホーミングまたは
水蒸気による改質等)すなわち水とメタンまたは弐CH
’(式中n−n   2n−1−2 1〜4)を有する炭化水素を含む軽質ガス(LPG)と
の反応である。
この反応は一酸化炭素、二酸化炭素および水素、従って
合成ガスを生じ、このガスから第2工程において1つま
たは複数のアルコールを生じる。
このような方法は、熱力学的考察にとっては先験的に非
常に合理性のあるものとは思えない。
事実メタンの水による改質反応(1):CH4−)−H
2O→CO+3H2・・・(1)は平衡(2)を伴う。
Co−1−H2O:  CO2+H2@・・(2)この
平衡は、この型の反応(1)において使用されろ過剰の
水のために、主として入方向に移動する。この過剰分は
反応器および触媒の(過熱による)コークス化(cok
ing)を避けるために必要なものである。これは多く
の場合4.5〜6のH2/Coモル比を生じる。従って
平衡(2)の入方向への移動は非常に高い水素含量を示
す。これは次に第2工程において、所望のアルコールを
犠牲にして、メタンの非常に大量な形成をもたらす。
この入方向への移動は、一般に用いられる温度において
、過剰の水の不存在下においてさえ、平衡の値K p 
(A方向)が入方向の移動のために有利であり、またそ
の結果CO2の過剰かつ有害な生成をもたらすだけに、
一層明白である。
様々の温度に対するKpの種々の値を以下に示1゜Kp
(A方向 =pCO2*pH2 pcO* pH20 しかしながら、正確に言えば、本発明は第1反応器への
CO2の注入に基づいている。この注入のためにはCO
2源として、少なくとも一部圧縮CO2の貯蔵または(
例えばアンモニア台碇イいることができる。しかし本発
明によればCO2の少なくとも一部は有利にはメタノー
ルおよび/またはそれらの同族アルコールの合成反応器
から取出されたCO2に由来する。従ってアルコール合
成反応器に由来するCO2を使用すると、一般に合成反
応器から取出されたガス中のCO2の存在が引起こす多
くの問題を解決することかできる。事実合成反応器中の
これらのガスを再循環することが推奨される。しかしこ
れらのガス中のCO2の存在は下記の理由で不都合を示
す。
−酸化炭素と水素からアルコール合成を実施するために
、反応(■): +j CO+2n H2−+  Cn H2n+ 10
 H+(n−1)H2O1111@(I) に従って、理論的にC01分子につき水素2分子が必要
である。
従ってこの型の反応については、一般に2目近、例えば
1.6〜2.4、より朕しくは1.8〜22のH2/C
oモル比を用いて操作を行なうことか望ましい。これは
本発明の方法により可能になるであろう。
従来技術の方法においては、一般に合成ガスは、石炭、
コークス、重質残油あるいはヒチューメン等のガス化に
より得られる。その組成はアルコール取得のための化学
量論的組成に一致しない。この合成ガスには水素か不足
している。
従ってその組成を、水蒸気によるCO転換、ついで形成
したCO2の全部または一部の除去により調整しなけれ
ばならない。しかしさらにこの場合、合成ガス中にあま
りに多(CO2を残しておくのは望ましくない。なぜな
らばCO2からのアルコール合成はCOからの合成の場
合より水素を多く必要とするからである(反応(II)
):ncO2+3nH2−+  CnH2n+10H十
(2n−1)H2O*e・(n) アルコール合成の間、未変換ガス(Co+H2)、メタ
ノール、水、炭化水素(メタンおよびより重質な炭化水
素は従って1分子につき少なくとも2個の炭素原子を有
する)およびメタノールの同族アルコールを含む反応流
出物を回収する。
この流出物全体を冷却して、メタノールおよび同族アル
コールの大部分および水の大部分を凝縮するようにする
。凝縮されない部分は、本質的に一酸化炭素、水素、メ
タン、その他の炭化水素および炭酸ガスを含む。従来技
術において。
このガス部分は、少なくとも一部反応器の入口へ供給ガ
スとして再循環され、H2/Coモル比を(合成反応器
の入口で)少なくとも約1.8、好ましくは約2の値ま
て上ける。− しかし上に記載した方法は、大きな不都合を示す。すな
わち反応器から取出されたガス中に、比較的多量の炭酸
ガスか存在することである。
上記において、CO2からのアルコール調音は、COか
らの、製命よりも多くの水素を必要とすることを述べた
。従ってCO2の再循環は結局は有害である。その他に
反応帯域におけるCO2の再循環は、このアルコール合
成中に同様に存在する平衡反応(2) Co十Hzo  : CO2+H2・・・(2)および
反応帯域におけるCO2自身の生成を妨げる。
その結果、従来技術においては、非凝縮性がスのしばし
ば煩しい脱炭酸ガスを行なう方かよいということになる
。このため当然炭素の無視しえない損失か生じる。
従来技術のいくつかの方法においては、本質的にメタノ
ール製造の際にこのような脱炭酸ガスを行なうことはす
でになされていない。従って米国特許第3763205
号において、メタノールの合成帯域の流出物中に存する
再循環ガス(そのうちのC02)を、水蒸気改質反応器
、それも専らこの反応器の方へのみ送る。そしてフラン
ス特許第2027392号においては、水蒸気改質反応
器およびアルコール合成反応器への炭酸ガス含有ガスの
2つの再循環が可能である。しかしながらこれら2つの
特許において、このようにして再循環されたガスは、水
素を多量に含有する。従って一方では水蒸気改質帯域の
出口におけるH2/Co比はあまりに高く、もはや第2
帯域内でアルコール合成反応の化学量論を認めることは
できず、他方、使用される水素の大きすきる量は、その
他に所望のアルコールを犠牲にして、アルコール合成反
応器中てのメタンの過剰な形成となって現れる。
本発明による方法は、メタノールの高級同族アルコール
の製造のための、ガスの再循環技術を改善する。
発明が解決しようとする問題点 本発明は少なくとも1つのメタノールの高級同族アルコ
ールの調音方法であって、本方法は、2つの異なる帯域
(14)舛で、 a)天然ガス(本質的に新品なメタン)、水蒸気、供給
炭酸ガスおよび再循環ガスが供給される650〜950
℃の帯域−で実施される水蒸気改質の第1工程であって
、この工程中に水金体と少な(ともメタンとを反応させ
て、(メタン処理のための下記)反応(1):CHd十
H20−+  CO+3H2” (11に従って一酸化
炭素と水素の混合物を生じるようにしミこの反応(1)
は平衡(2):CO+ H20:  CO2+H2・・
・(2)を伴ない、従って反応(1)と平衡(2)が全
体として一酸化炭素、二酸化炭素および水素の混合物す
なわち合成ガスを生じる工程と、 b)帯域00)で実施される少なくとも1つの同族アル
コール合成のための第2工程であって、この工程の間に
、第1工程で生じて導管(9)内を進行する合成ガスか
ら、少なくとも前記アルコールを生じる工程とを実施す
ることから成る方法において、 第2工程が実施される帯域の流出物を処理して、一方で
本質的に1つまたはそれ以上の生成されたアルコールお
よび水を含む液相と、他方で本質的に水および1つまた
はそれ以上のアルコールを含まないが、炭酸ガス、未変
換のガスの大部分および少なくとも1つの軽質炭化水素
(その中のメタン)を含む気相とを回収するようにする
こと、 前記気相の2〜15容量係を650〜950℃の温度で
、導管(3)を経て、第一工程が実施される帯域(14
1の入口へ再循環すること、および再循環CH4/新品
CH4の(モル)比が0.2〜2であって平衡(2)を
(B)方向へ移動させて、第1工程が実施される帯域に
おいて、約2〜3のH2/Coモル比を得るようにし、
このH2/Coモル比の使用によって、第2工程か行な
われる帯域の入口において、H2/COの最良のモル比
16〜2.4をもって操作ができること、 前記気相の85〜98容量チを、導管(111(25+
により、第2工程が行なわれる帯域(20)へ再循環す
ること、および第1工程と第2工程が行なわれる2つの
帯域(14] (201の間で、導管[51によって炭
酸ガスの回収操作を行ない、このガスの少なくとも一部
を、前記第1工程が行なわれる帯域へ導管(4)を経て
再循環すること を特徴とする方法である。
オ、□。□よ、い実施ア様貸イぎ。ようアイ作か行なわ
れる。
その他に、この気相の最大で10容ffi%を除去する
帯域04)へ再循環されるこの気相の容積が、この気相
の全容積に対して2.5〜10%であり、再循環CH4
/新品CI(4モル比が0.3〜1であり、かつ帯域(
20)へ再循環されたこの気相の容積が90〜97.5
%である。
第1工程が730〜890℃で行なわれ、第1工程の帯
域−へ再循環されたこの気相の容積が730〜890℃
に予備加熱されている。
第2工程が250〜350℃、6〜20メガパスカルの
全圧で実施される。
第1工程が実施される帯域(141で得られたH2/C
oモル比が約2.0〜3であり、第2工程が行なわれる
帯域20)の入口のH2/Coモル比が約1.6〜2.
4である。
帯域0りから取出された炭酸ガスの30〜60モルチを
帯域−へ再循環し、このように再循環された炭酸ガスの
量が、この帯域−へ導入された供給炭酸ガスの30〜6
0(モルパを示し、第1工程が実施される帯域a41に
おいて得られたこのモル比H2/Coが約2.2〜2.
8であり、第2工程が行なわれる帯域(20)の入口で
のモル比H2/COが約1.8〜2.2である。
作     用 本発明の思想は、アルコールの合成帯域を出ても凝縮さ
れないガスの脱炭酸ガスを全く行なわず、これらのガス
の臨界部分を水蒸気改質反応器中へ再循環することであ
る。これらのガスの他の部分は大部分アルコール合成反
応器へ再循環される。従ってここで脱炭酸ガスされなか
った炭酸ガスは、このガスに同伴しかつ平衡(2)をB
方向へ移動させるその他のガス(Co、H2)および残
留メタンと共に、故意に用いられる。
本発明の目的の1つは、本方法において使用される新品
炭素化合物(CO2およびCH4)を、大部分(少なく
とも90%)あるいは(図面の管路(131からのこれ
らの再循環ガスのパージが全く無い場合)100%、ア
ルコールに転換することである。さらに、本発明による
と、水蒸気改質反応器から出たガスに由来する炭酸ガス
は、水蒸気改質反応器の入口へ再循環される。一般に水
蒸気改質帯域から取出されたガスは、合成反応器に入る
前に冷却されないことに注目すべきである。
本発明において、アルコール合成反応器の流出物のガス
が100〜200 ’C程度あるいはそれ以上の温度に
あるので、本発明は、ガスを約650〜950℃程度(
好ましくは730〜890℃)の温度に加熱し、正確に
は650〜950℃、好ましくは730〜890 ’C
で作動することになっている水蒸気改質反応器の方へ、
ガスの少なくとも一部を再循環することより成る。従っ
て有利には平衡(2)をB方向へ移動させてKpの値を
働かせる。
従って本発明の思想は、(a)高温で実施されかつ従っ
て選定された温度においてCO2の効果的な供給を要す
るスチーム・リホーミング(水蒸気改質)と、(b)こ
の反応には有害であるCO2と、軽質炭化水素(有利に
はスチーム・リホーミング反応器および合成反応器へ同
時に再循環される炭化水素)とを供給するアルコール合
成反応を組合せることである。再循環されたガスは本質
的に水とアルコールを含まない。従って本方法の本質的
な利点は下記のものである。
a)アルコール合成反応器から出た非凝縮性ガスの脱炭
酸ガスを行なうことがもはや不要であること。
b)スチーム・リホーミング反応の平衡(2)がB方向
へ移動すること。なぜならば再循環され、スチーム・リ
ホーミング帯域へ注入されたCO2が、スチーム・リホ
ーミング反応において生成した水素と反応するからであ
る。このB方向への移動は、(4,5〜6の値の、一般
に高すぎる)H2/COモル比を2〜3程度(好ましく
は2.2〜2.8)の値に減じるものなので、第1工程
のこの反応(スチーム・リホーミング)中にCO2をほ
とんど生じないが、理想的なモル比2〜3(好ましくは
2.2〜2.8)にあるCOと水素との混合物を生じ、
これは第2工程中にアルコール合成ガスとして使用され
るようになる。メタノールの同族アルコール合成反応器
の良好な運転に必要な上で議論されたH2/Co比の値
は米国特許第3763205号およびフランス特許第2
027392号において指摘されたこれらのH2/Co
比の高い値とは実質的に異なることに注目すべきである
c)2つの反応(スチーム・リホーミングとアルコール
合成)の全体的な収支において、存在するCO2はもは
や除去されず、第1工程に再ひ送られて炭素化合物の損
失を引起こさないこと。2つの反応の組合わせにおいて
、使用される炭素化合物のすべてがアルコールに転換さ
れる。結局、軽質炭化水素すなわち合成反応器中でアル
コールと同時に形成される反応副生成物は、このように
して有利にCO2と同時に水蒸気改質反応器に再循環さ
れる。
またこれらの軽質炭化水素は図面の帯域(14において
水蒸気改質されなかったメタンをも含む。
図面は本発明による方法を例証するものである。仕込物
(天然ガス、例えばメタンまたは少なくとも1つの別の
軽質炭化水素またはこのようなガスの混合物)を、導管
tl+ +5+を経て、水蒸気改質帯域圓へ送る。水蒸
気の導入管と凝縮物の回収管は同一ではない。少なくと
も一部天然ガス鉱床に由来する供給炭酸ガスが導管に)
C6)によって導入される。再循環炭酸ガスおよび反応
副生物の炭化水素が導管(3)を経て導入される。
場合によっては、水蒸気改質帯域(14)を出て回収さ
れた炭酸ガスもまた、導管(4)を経て到着する。
水蒸気改質帯域圓は、好ましくは7’30〜890℃の
温度、1〜4メガパスカルの圧力の下で、触媒1容につ
き毎時2000〜1ooOo容(標準温度および圧力で
)のガス流量で作動する。
水蒸気改質帯域(141からの流出物は、導管(6)か
ら取出されて、導管(7) (8)を経て圧縮機(19
)へ送られる。場合によっては、流出物の一部は導管1
51(16)を経て炭酸ガス回収帯域(I81を通って
進み、この帯域(18)においてあらゆる適当な手段に
よって水蒸気改質帯域141からの流出物の炭酸ガスの
一部が回収される。この回収分は少なくとも一部水蒸気
改質帯域(141の方へ導管(41(26+を経て再送
される。このようにして、水蒸気改質帯域04)から取
出された炭酸ガスの有利には30〜60モル%をこの帯
域(IΦへ再送してもよい。炭酸ガスの再循環されたこ
の量は、これ自体、水蒸気改質帯域04)に注入された
新鮮炭酸ガスの約30〜60モルチを示す。水蒸気改質
帯域04)からの流出物は、アルコール合成帯域(20
+において使用されるに必要な圧力(一般に5〜20メ
ガパスカルの圧力)て圧縮され、導管(lη(9)を経
て、200〜400℃好ましくは250〜350℃で作
動するアルコール合成帯域(20)に入る。
アルコール合成帯域20)からの流出物は、導管(10
)によって取出されて、分離帯域(21)において、一
方では導管(12)により取出される液相(水とアルコ
ールを含む)と、他方では本質的に未変換のガス、軽質
炭化水素およびCO2を含む気相とに分離される。本質
的に水とアルコールを含まないこの気相は、導管(22
)により取出される。この気相の少なくとも一部は、場
合によっては水蒸気改質帯域−を支配する温度にされ、
導管(3)・を経てこの帯域04)へ再循環される。一
般にこのようにして、導管(支)の気相の全体積の2〜
15容量係好ましくは2,5〜10容量矛を再循環し、
好ましくは0,2〜2(好ましくは0.3〜1)の[再
循環CH4/新品CH4Jまたは「再循環炭化水累/新
品炭化水素」モル比を得るようにする。これは反応(I
I)の平衡をB方向へ安定化させるためである。
同様に導管(22)の気相の少なくとも一部を、導管(
III 、圧縮機依および導管圀)を経てアルコール合
成帯域(20)へ再循環させても良い。有利には全体の
気相の85〜98容N%、好ましくは90〜975容量
係を再循環させるものとする。最後に気相の一部もまた
導管(13)から除去(パージ)してもよい。このよう
にして除去された気相のこの部分は、最大で、導管[2
2+の気相全体の10容量係を示す。
アルコール合成は、5〜25メガパスカル(MPa)好
ましくは6〜20MPaの圧力で実施される。反応温度
は200〜400℃、好ましくは250〜350℃であ
る。(触媒1容につき毎時の気相混合物の標準状態にお
ける容量表示の)毎時容積速度は、通常1500〜60
001 0h  、 好tL<は2000〜2000011−1
である。
この反応について本明細書の「従来の技術」の項に挙げ
た特許に記載されている数多くの型の触媒は、本発明の
実施に完全に適している。
特に、フランス特許第2523957号および1983
年4月6日のフランス特許出願第8305727号に記
載されている、銅、コバ/L、 )およびその他の種々
の金属をベースにした触媒が適当である。これらの良好
な触媒は、本発明の対象となる臨界再循環の操作を行な
うと、より良い結果を得ることができる。本方法におい
て得られる高級同族アルコールは特にエタノール、フロ
パノール、フタノール、ペンタ/−ル、ヘキサノール、
ヘプタツール等である。
実施例 湿度880℃、操作圧2メガパスカル、水/メタン比2
.72(容量)、毎時の容積時速50oo11 (標準
湿度および圧力)でメタンのスチーム・リホーミング操
作を行なう(帯域(挿)。
水蒸気改質反応器には、ニッケル・アルミナ・カルシウ
ム・カリウム触媒50トン(重量にしておよそ:N1o
20飴、苛性カリKOH5%、アルミナ60%および石
灰Ca(OH)215%)が入っている。
バージは無い(導管(13)が無い)。880℃に加熱
した後、導管(22)の気相の一部を第1工程に再循環
し、もう1つの部分を第2工程に再循環する。CO2の
再循環は導管(4)によって行なわれる。
アルコール合成帯域(20)は、直列に配置された2つ
の反応器を含む。これら反応器の各々には、中間冷却を
伴なう複数の触媒床を含む。フランス特許第25239
E;7号の教示に従って調製された触媒は、(原子Σ式
Cu o、s C’ Oo、3.A lt。、Z no
、5 L a o、l N a o、2に対応する。反
応器1基につ 4触媒6トンである。操作圧は13メガパスカルであり
、温度は300℃である。
帯域04)の入口で(すなわち導管(5)内で)のH2
/Coモル比:1.81 帯域(20)の入口で(すなわち導管(9)内で)のH
2/Coモル比:1.97 導管t22)の気相全体に対して、導管(3)へ再循環
された気相の割合:3.25係 導管(22+のCO2全体に対して、導管(3)へ再循
環されたCO2の割合:3.25% 導管(5)(水蒸気改質の入口)のCO2全体に対して
、導管(3)へ再循環されたCO2の割合:14.42
%。
合成帯域の方へ再循環された気相の割合=96.74(
容量)% 次表は本方法のキロモル表示の収支を示す。
帯域圓で一部消費された水蒸気は示されていない。
以下余白 発明の効果 本発明は上記の如き構成をとるが故にっぎの効果を奏す
る。
a)アルコール合成反応器から出た非凝縮性ガスの脱炭
酸ガスを行なうことがもはや不要であること。
b)スチーム・リホーミング反応の平衡(2)がB方向
へ移動すること。なぜならば再循環され、スチーム・リ
ホーミング帯域へ注入されたCO2が、スチーム・リホ
ーミング反応において生成した水素と反応するからであ
る。このB方向への移動は、(4,5〜6の値の、一般
に高すぎる)H2/Coモル比を2〜3程度(好ましく
は2.2〜2.8)の値に減じるものなので、第1工程
のこの反応(スチーム・リホーミング)中にCO2をほ
とんど生じないが、理想的なモル比2〜3(好ましくは
2.2〜2.8)にあるCOと水素との混合物を生じ、
これは第2工程中にアルコール合成ガスとして使用され
るようになる。メタノールの同族アルコール合成反応器
の良好な運転に必要な上で議論されたH2/Co比の値
は米国特許第3763205号およびフランス特許第2
027392号において指摘されたこれらのH2/Co
比の高い値とは実質的に異なることに注目すべきである
C)2つの反応(スチーム・リホーミングとアルコール
合成)の全体的な収支において、存在するCO2はもは
や除去されず、第1工程に再び送られて炭素化合物の損
失を引起こさないこと。2つの反応の組合わせにおいて
、使用される炭素化合物のすべてがアルコールに転換さ
れる。結局、軽質炭化水素すなわち合成反応器中でアル
コールと同時に形成される反応副生成物は、このように
して有利にCO2と同時に水蒸気改質反応器に再循環さ
れる。
またこれらの軽質炭化水素は図面の帯域−において水蒸
気改質されなかったメタンをも含む。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すフローチャートである。 +11 +21 (31+4] (51+6+ +7+
 +81 +91 (10) +11111’lr (
13+ +151 (161(17+ (22+ (2
31(251H+・・・導管、圓・0水蒸気改質帯域、
(18)・・・炭酸ガス回収帯域、a9)・拳・圧縮機
、@)・・・アルコール合成帯域、圀)・・・分離帯域
、は・e@圧縮機。 以  上 特許出願人   アンステイテユ会フランセ・デュ・ペ
トロールン(69390)ルート・ド・リヨ ン・ル・プルヴエール・ノ〈ティ マンB(無番地) ユエイユ・マルメゾン(92500) リュ・ボーマルシエ15−3番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも1つのメタノールの高級同族アルコー
    ルの製最方法であって、本方法は、2つの異なる帯域(
    14) (20)で、950℃の帯域(14)で実施さ
    れる水蒸気改質の第1工程であって、この工程中に水金
    体と少なくともメタンとを反応させて、(メタン処理の
    ための下記)反応(1): CH4+H20→ CO2+H2・・・(1)に従って
    一酸化炭素と水素の混合物を生じるようにし、この反応
    (1)は 平衡(2): CO2H20CO2+H2・・・(2)を伴ない、従っ
    て反応fi+と平衡(2)が全体として一酸化炭素、二
    酸化炭素および水素の混合物すなわち合成ガスを生じる
    工程と、b)帯域20+で実施される少なくとも1つの
    同族アルコール合成のための第2工程であって、この工
    程の間に、第1工程で生じて導管(9)内を進行する合
    成ガスから、少なくとも前記アルコールを生じる工程と を実施することから成る方法において、第2工程が実施
    される帯域の流出物を処理して、一方で本質的に1つま
    たはそれ以上の生成されたアルコールおよび水を含む液
    相と、他方で本質的に水および1つまたはそれ以上のア
    ルコールを含まないが、炭酸ガス、未変換のガスの大部
    分および少なくとも1つの軽質炭化水素(その中のメタ
    ン)を含む気相とを回収するようにすること、 前記気相の2〜15容量チを650〜950℃の温度で
    、導管(3)を経て、第1工程が実施される帯域(14
    1の入口へ再循環すること、および再循環CH4/新品
    CH4の(モル)比が0.2〜2であって平衡(2)を
    (B)方向へ移動させて、第1工程が実施される帯域に
    おいて、約2〜3のH2/Coモル比を得るようにし、
    このH2/Coモル比の使用によって、第2工程が行な
    われる帯域の入口において、H2/Coの最良のモル比
    1.6〜2.4をもって操作できること、前記気相の8
    5〜98容量係を、導管+111 +251により、第
    2工程が行なわれる帯域(20)へ再循環すること、お
    よび第1工程と第2工程が行なわれる2つの帯域(14
    1(20+の間で、導管(I5)によって炭酸ガスの回
    収操作を行ない、このガスの少なくとも一部を、前記第
    1工程が行なわれる帯域へ導管(4)を経て再循環する
    ことを特徴とする方法。 (2)  その他に、この気相の最大で10容量係を特
    徴する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)  帯域0Φへ再循環されるこの気相の容積が、
    この気相の全容積に対して2.5〜10%であり、再循
    環CH4/新品CH4モル比が0.3〜1であり、かつ
    帯域20+へ再循環されたこの気相の容積が90〜97
    .5%である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4) 第1工程が730〜890℃で行なわれ、第1工
    程の帯域u4)へ再循環されたこの気相の容積が730
    〜890℃に予備加熱されている、特許請求の範囲第3
    項記載の方法。 (5)  第2工程が250〜350℃、6〜20メガ
    パスカルの全圧で実施される、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 (6)第1工程が実施される帯域04で得られたH2/
    COモル比が約2.0〜3てあり、第2工程が行なわれ
    る帯域側の入口のH2/Coモル比が約1.6〜2.4
    である、特許請求の範囲第3項記載の方法。 (7)帯域−から取出された炭酸ガスの30〜60モル
    係を帯域(141へ再循環し、このように再循環された
    炭酸ガスの量が、この帯域(14)へ導入された供給炭
    酸ガスの30〜60(モル)%を示し、第1工程が実施
    される帯域(141において得られたこのモル比H2/
    Coが約2.2〜2.8であり、第2工程が行なわれる
    帯域(20)の入口でのモル比H2/Coが約1.8〜
    2.2である、特許請求の範囲第6項記載の方法。
JP59087657A 1983-04-29 1984-04-27 軽質炭化水素からのアルコ−ルの製造方法 Pending JPS59206325A (ja)

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CA1216864A (fr) 1987-01-20
GB2139224A (en) 1984-11-07
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