JPS59205669A - 高速フ−リエ変換の演算装置 - Google Patents
高速フ−リエ変換の演算装置Info
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- JPS59205669A JPS59205669A JP58078823A JP7882383A JPS59205669A JP S59205669 A JPS59205669 A JP S59205669A JP 58078823 A JP58078823 A JP 58078823A JP 7882383 A JP7882383 A JP 7882383A JP S59205669 A JPS59205669 A JP S59205669A
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
- G06F17/14—Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms
- G06F17/141—Discrete Fourier transforms
- G06F17/142—Fast Fourier transforms, e.g. using a Cooley-Tukey type algorithm
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高速フーリエ変換の演算装置に係り、高速フー
リエ変換(FFT)の演算を高速で行なう演算装置に関
する。
リエ変換(FFT)の演算を高速で行なう演算装置に関
する。
従来技術
周知のように、アナログ信号波形の周波数スペクトルは
、このアナログ信号波形をフーリエ変換することによっ
て求められるから、このようなフーリエ変換並びにその
逆変換を電子計算機により行なうことにより、アナログ
信号の周波数分析等ができ、またフーリエ変換出力にフ
ィルタの伝達関数を乗算し、それをフーリエ逆変換する
ことにより信号のろ波もできることが従来より知られて
いた。しかし、電子計算機を用いても上記のフーリエ変
換等に長時間の演算時間を必要とすることが少なくなか
ったが、1965年にクーリー(Cooley )とチ
ューキー(T ukey)によって発表された高速フー
リエ変換(FFT:ファースト・フーリエ・トランスフ
オーム)により大幅な演算時間の短縮化ができることが
示されて以来、このFFTは現在では音声信号等の周波
数分析、認識。
、このアナログ信号波形をフーリエ変換することによっ
て求められるから、このようなフーリエ変換並びにその
逆変換を電子計算機により行なうことにより、アナログ
信号の周波数分析等ができ、またフーリエ変換出力にフ
ィルタの伝達関数を乗算し、それをフーリエ逆変換する
ことにより信号のろ波もできることが従来より知られて
いた。しかし、電子計算機を用いても上記のフーリエ変
換等に長時間の演算時間を必要とすることが少なくなか
ったが、1965年にクーリー(Cooley )とチ
ューキー(T ukey)によって発表された高速フー
リエ変換(FFT:ファースト・フーリエ・トランスフ
オーム)により大幅な演算時間の短縮化ができることが
示されて以来、このFFTは現在では音声信号等の周波
数分析、認識。
合成や、ディジタルフィルタ、画像データ処理。
医療用断層写真、光計測など多数の技術分野に亘って使
用されていることは周知の通りである。
用されていることは周知の通りである。
FFTに関しては多くの文献(例えば、[、O0BRI
GHAM著、宮用、合弁共訳「高速フーリエ変換」、科
学技術出版社、′74.166頁〜182頁)に記載さ
れており、公知であるのでその詳細な説明は省略するが
、その原理は離散的フーリエ変換(DFT:ディスクリ
ート・フーリエ・トランスフオーム)とその逆変換(I
DFT:インバース・ディスクリート・フーリエ・トラ
ンスフオーム)を定義する次式 %式% の計算で、同じ乗算を何回も繰り返すことがないように
、長い数列のDFTを少数個毎に分割して何回にも分け
て行なうことにより、乗算回数を減らして演算時間を短
縮したアルゴリズムである。
GHAM著、宮用、合弁共訳「高速フーリエ変換」、科
学技術出版社、′74.166頁〜182頁)に記載さ
れており、公知であるのでその詳細な説明は省略するが
、その原理は離散的フーリエ変換(DFT:ディスクリ
ート・フーリエ・トランスフオーム)とその逆変換(I
DFT:インバース・ディスクリート・フーリエ・トラ
ンスフオーム)を定義する次式 %式% の計算で、同じ乗算を何回も繰り返すことがないように
、長い数列のDFTを少数個毎に分割して何回にも分け
て行なうことにより、乗算回数を減らして演算時間を短
縮したアルゴリズムである。
なJ3、(1)式及び(2式中、xpは時間関数のサン
プル値系列で、Xkは周波数スペクトルの勺ンプル値系
列で、またp及び1(は夫々OからN−1までの範囲の
正の整数を示す。また(1)〜(3)式中、pkをSと
J5 <と、w p k は Wpk −W8 =cos ((2πs)/N) −jsin ((2πS)/In ’
(4)で示される。このW5は位相回転因子と呼ばれ
る ゛;゛変数である。
プル値系列で、Xkは周波数スペクトルの勺ンプル値系
列で、またp及び1(は夫々OからN−1までの範囲の
正の整数を示す。また(1)〜(3)式中、pkをSと
J5 <と、w p k は Wpk −W8 =cos ((2πs)/N) −jsin ((2πS)/In ’
(4)で示される。このW5は位相回転因子と呼ばれ
る ゛;゛変数である。
(1)式を直接的に計算する場合はWは複素数であるし
、xpも複素数であってもよいので N2回の複素数の
乗算と、N (N−1>回の複素数の加算とを必要とす
るのに対し、FFTによれば入力データ列のデータ数N
の半数であるN/2と、ステージ数(計輝例の列数)で
あるIQ(+ 2 Nとの積で表わされる乗算回数と、
その2倍の複素数の加算を要する。従って、演算時間が
乗算回数に比例すると仮定すると、FFTは上記直接的
な計算方法に比し大幅に演算時間を短縮することができ
る。
、xpも複素数であってもよいので N2回の複素数の
乗算と、N (N−1>回の複素数の加算とを必要とす
るのに対し、FFTによれば入力データ列のデータ数N
の半数であるN/2と、ステージ数(計輝例の列数)で
あるIQ(+ 2 Nとの積で表わされる乗算回数と、
その2倍の複素数の加算を要する。従って、演算時間が
乗算回数に比例すると仮定すると、FFTは上記直接的
な計算方法に比し大幅に演算時間を短縮することができ
る。
発明が解決しようとする問題点
しかるに、上記のFFTにより演算時間が大幅に短縮さ
れたといっても、実際にFFTの演算結果に基づいて1
;1られたデータによる画像をディスプレイ装置に表示
するにあICす、視覚的に実時間であると見做せるほど
演算時間を速くすることは困デ「であるという問題点が
あった。
れたといっても、実際にFFTの演算結果に基づいて1
;1られたデータによる画像をディスプレイ装置に表示
するにあICす、視覚的に実時間であると見做せるほど
演算時間を速くすることは困デ「であるという問題点が
あった。
そこで、本発明は位相回転因子を乗算する必要のない2
つのタイプと乗算する必要のある2つのタイプとに分類
し、かつ、それらの位相回転因子の周期的出現に着目し
て次々の位相回転因子を予測して、効率良くバタフライ
演算することにより、乗算回数を従来のFFT演算装置
よりも減少し得、もって視覚的に実時間であると見做せ
るほどに演算時間を短縮し得る高速フーリエ変換の演算
装置を提供することを目的とする。
つのタイプと乗算する必要のある2つのタイプとに分類
し、かつ、それらの位相回転因子の周期的出現に着目し
て次々の位相回転因子を予測して、効率良くバタフライ
演算することにより、乗算回数を従来のFFT演算装置
よりも減少し得、もって視覚的に実時間であると見做せ
るほどに演算時間を短縮し得る高速フーリエ変換の演算
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、入力データに対し位相回転因子を用いたバタ
フライ演算を順次行なって高速フーリエ変換されたデー
タ列を得る演算装置であって、入力データ列をバタフラ
イ演算されるべき上記位相回転因子の値に応じて振分け
て出力する第1の一切検出力手段と、上記位相回転因子
の値が1.−jであるときに該位相回転因子とバタフラ
イ演算されるべきデータが該第1の切換出力手段より印
加される第1.第2の演算ユニットと、実数部の絶対値
と虚数部の絶対値とが夫々等しい値の位相回転因子とバ
タフライ演算されるべきデータが該第1の切換出力手段
より印加される第3の演算ユニットと、上記領収外の値
の位相回転因子とバタフライ演算されるべきデータが該
第1の切換出力手段より印加される第4の演算ユニット
と、予め記憶されている乗算係数を定められた順序で該
第4の演算ユニットに印加する手段と、該第1乃至第4
の演算ユニットの出力データを一定の順序で、かつ、実
数部と虚数部とに夫々分けて出力する第2の切換出力手
段とより構成したものであり、以下その一実施例につい
て図面と共に説明する。
フライ演算を順次行なって高速フーリエ変換されたデー
タ列を得る演算装置であって、入力データ列をバタフラ
イ演算されるべき上記位相回転因子の値に応じて振分け
て出力する第1の一切検出力手段と、上記位相回転因子
の値が1.−jであるときに該位相回転因子とバタフラ
イ演算されるべきデータが該第1の切換出力手段より印
加される第1.第2の演算ユニットと、実数部の絶対値
と虚数部の絶対値とが夫々等しい値の位相回転因子とバ
タフライ演算されるべきデータが該第1の切換出力手段
より印加される第3の演算ユニットと、上記領収外の値
の位相回転因子とバタフライ演算されるべきデータが該
第1の切換出力手段より印加される第4の演算ユニット
と、予め記憶されている乗算係数を定められた順序で該
第4の演算ユニットに印加する手段と、該第1乃至第4
の演算ユニットの出力データを一定の順序で、かつ、実
数部と虚数部とに夫々分けて出力する第2の切換出力手
段とより構成したものであり、以下その一実施例につい
て図面と共に説明する。
実施例
本発明はFFTの信号流れ図上の変数である位相回転因
子W9を乗算する必要のない2つのタイプ(タイプ■、
タイプ■)と、乗算する必要のある2つの夕゛イブ(タ
イプ■、タイプ■)に分類し、かつ、それらのタイプの
周期的出用に着目して効率良くバタフライ演算するよう
構成したものであり、まずその原理について説明する。
子W9を乗算する必要のない2つのタイプ(タイプ■、
タイプ■)と、乗算する必要のある2つの夕゛イブ(タ
イプ■、タイプ■)に分類し、かつ、それらのタイプの
周期的出用に着目して効率良くバタフライ演算するよう
構成したものであり、まずその原理について説明する。
FFTアルゴリズムに必要な計算は、第1図に示す如き
信号流れ図により簡潔に表現することができる。第1図
は前記(1)式の時間関数のサンプル値系列xpのデー
タ数Nが「8」の場合の信号流れ図で、XO〜×7より
なるデータ列は左端の節点列で示され、2番目、3番目
及び4番目の節点列は計算列と呼ばれるが、ここではス
テージ1.ステージ2及びステージ3ともいうものとす
る。信号流れ図における計算列くステージ)の各節点に
は、前の節点からの伝達路を表わす2本の実線が入る。
信号流れ図により簡潔に表現することができる。第1図
は前記(1)式の時間関数のサンプル値系列xpのデー
タ数Nが「8」の場合の信号流れ図で、XO〜×7より
なるデータ列は左端の節点列で示され、2番目、3番目
及び4番目の節点列は計算列と呼ばれるが、ここではス
テージ1.ステージ2及びステージ3ともいうものとす
る。信号流れ図における計算列くステージ)の各節点に
は、前の節点からの伝達路を表わす2本の実線が入る。
伝達路は一つ前の列の節点から出力される数値に位相回
転因子W を掛けて、その結果を次の列の節点に伝達J
−る。Jなわち、第1図に示す各節点のうち相1↓ζる
4つの節点についてみると、第2図に示ず如く、2つの
節点の1対の入力データA及びBは、次の節点にデータ
C,Dとして伝達されるが、この場合、出力データCは
A + 、B W’の演算結果によるデータであり、出
力データDはA−B’lA’の演算結果によるデータで
あり、これらの塁木演掠をバタフライ演算と呼ぶことは
周知の通りである。バタフライ演算はステージ1→ステ
ージ2→ステージ3の順序で行なわれる。
転因子W を掛けて、その結果を次の列の節点に伝達J
−る。Jなわち、第1図に示す各節点のうち相1↓ζる
4つの節点についてみると、第2図に示ず如く、2つの
節点の1対の入力データA及びBは、次の節点にデータ
C,Dとして伝達されるが、この場合、出力データCは
A + 、B W’の演算結果によるデータであり、出
力データDはA−B’lA’の演算結果によるデータで
あり、これらの塁木演掠をバタフライ演算と呼ぶことは
周知の通りである。バタフライ演算はステージ1→ステ
ージ2→ステージ3の順序で行なわれる。
上記のバタフライ演算の回数は入力データの半数である
N/2とステージ数(計算列数)であるlog 2 N
との積であり、第1図の例ではN=8であるから12回
である。ここで、第1図かられかるように、どのステー
ジにも、前のステージの同じ一対の節点から出た伝達路
が入る二つの節点があり(この二つの節点を双対節点対
という)、ステージ乏における双対節点対間の間隔はN
/21である。一般に、一つの節点における位相回転因
子と、その双対節点における位相回転因子とは夫々絶対
値が同じで、符号が異なるだけであるから、双対節点対
の値を計算するために必要な復素数の乗算は1回で良い
ことが知られている。
N/2とステージ数(計算列数)であるlog 2 N
との積であり、第1図の例ではN=8であるから12回
である。ここで、第1図かられかるように、どのステー
ジにも、前のステージの同じ一対の節点から出た伝達路
が入る二つの節点があり(この二つの節点を双対節点対
という)、ステージ乏における双対節点対間の間隔はN
/21である。一般に、一つの節点における位相回転因
子と、その双対節点における位相回転因子とは夫々絶対
値が同じで、符号が異なるだけであるから、双対節点対
の値を計算するために必要な復素数の乗算は1回で良い
ことが知られている。
また一つの節点において、1つ前の列の節点のデータに
乗算する位相回転因子W”のSの値は、データ×0〜×
7の添字「0」〜「7」を引数と呼ぶものとすると、各
列の節点は引数で表わされ、引数の最大値を表わせる最
小のビット数Yの2進数で各引数を表わし、この2進数
をYからステージ数2だけ斧し引いた値だけ右ヘピット
シフトし、左側のY−4ビツトにrOJを補い、更にそ
の2進数のビット順序を逆転することにより得られる。
乗算する位相回転因子W”のSの値は、データ×0〜×
7の添字「0」〜「7」を引数と呼ぶものとすると、各
列の節点は引数で表わされ、引数の最大値を表わせる最
小のビット数Yの2進数で各引数を表わし、この2進数
をYからステージ数2だけ斧し引いた値だけ右ヘピット
シフトし、左側のY−4ビツトにrOJを補い、更にそ
の2進数のビット順序を逆転することにより得られる。
このように、Sの値を求めるためには、引数を示すYビ
ットの2進数を右へT−4ビツトずらす必要があるが、
演算処理においてこれを実行するためには、引数(これ
をnとする)を21−1 で除したときの整数部(これ
をPで表わすものとする)に対し、ビット順序逆転を行
なわねばならないことが知られている。従って、第1図
の例では、Sの値はrob、r2J、rlJ、r3Jの
いずれかとなる。
ットの2進数を右へT−4ビツトずらす必要があるが、
演算処理においてこれを実行するためには、引数(これ
をnとする)を21−1 で除したときの整数部(これ
をPで表わすものとする)に対し、ビット順序逆転を行
なわねばならないことが知られている。従って、第1図
の例では、Sの値はrob、r2J、rlJ、r3Jの
いずれかとなる。
以上より、上記の引数、ステージ数及び整数部1つの各
値の関係は第1図の場合を例にとると、第3図に示ず如
ぎ図表で表わすことができる。第3図において、X印は
前記した双対節点対を構成する2つの節点のうち、乗算
が不要な他方の節点を示す。またステージ数と引数とに
よって表わされる値は、前記整数部Pの値を示し、例え
ばステージ数が「1」で、引数が「○」〜「3」の各場
合の整数部Pは、之が1.Yが3.nがO〜3であるか
ら、rOJとなる。また、ステージ数が2で、′引数が
14」又は「5」のいずれかである場合、の整数部Pは
、2が2.Yが3.nが4又は5であるから、「2」と
なる。
値の関係は第1図の場合を例にとると、第3図に示ず如
ぎ図表で表わすことができる。第3図において、X印は
前記した双対節点対を構成する2つの節点のうち、乗算
が不要な他方の節点を示す。またステージ数と引数とに
よって表わされる値は、前記整数部Pの値を示し、例え
ばステージ数が「1」で、引数が「○」〜「3」の各場
合の整数部Pは、之が1.Yが3.nがO〜3であるか
ら、rOJとなる。また、ステージ数が2で、′引数が
14」又は「5」のいずれかである場合、の整数部Pは
、2が2.Yが3.nが4又は5であるから、「2」と
なる。
また、上記整数部Pの値と、位相回転因子W′における
角度θ(ただし、θは(4)式中の2πS/N)との関
係は、第4図に示す如くになる。第1図の場合、整数部
Pは第3図からもわかるように、rob、r2J、r4
J、r、6Jのいずれがとなるが、Pが[01のときは
θはO”71−あり、「2」のときはθ7 (=90
°)、r4Jのときはθ4〈−45°)、r6Jときは
θs (=135°)となる。
角度θ(ただし、θは(4)式中の2πS/N)との関
係は、第4図に示す如くになる。第1図の場合、整数部
Pは第3図からもわかるように、rob、r2J、r4
J、r、6Jのいずれがとなるが、Pが[01のときは
θはO”71−あり、「2」のときはθ7 (=90
°)、r4Jのときはθ4〈−45°)、r6Jときは
θs (=135°)となる。
また−例として入ノ〕データ列のデータ数が256(−
2)の場合の引数256.ステージ数8(−1o(+
2256> 、及び整数部Pの各個の関係は、第3図に
示す方法と同様の方法で図示すると、第5図に示す如く
になる。この場合は、整数倍Pの値は上記ro’J、r
2J、r4J、r6Jの他に、「8」以上でr254J
以下の偶数をとる。
2)の場合の引数256.ステージ数8(−1o(+
2256> 、及び整数部Pの各個の関係は、第3図に
示す方法と同様の方法で図示すると、第5図に示す如く
になる。この場合は、整数倍Pの値は上記ro’J、r
2J、r4J、r6Jの他に、「8」以上でr254J
以下の偶数をとる。
また、整数部Pがr8J、r1’OJ、M’2J。
「14」である場合の前記角度θは、第4図に8゜10
.12.及び14で示ず実線とOで示ず実線とがなす角
度で表わされる。
.12.及び14で示ず実線とOで示ず実線とがなす角
度で表わされる。
ところで、前記第2図に示した入力データA。
Bを夫々
で表わすものとすると、4)式及び6)式からC= A
+ B、W’ −(AR十BR−CO3θ+31sinθ)十j(A+
+B+cosθ−3R3inθ)=AR+TR+j
(Ar +TI) (6)D = A −B W
’ =AR−TR十j (A+ −TI ) (7
)となる。(6)式かられかるように、TRを求めるた
めには2回の乗算が必要であり、TIを求めるためには
やはり2回の乗算が必要であり、結局、Cを求める場合
には計4回の乗算が必要となる(D 。
+ B、W’ −(AR十BR−CO3θ+31sinθ)十j(A+
+B+cosθ−3R3inθ)=AR+TR+j
(Ar +TI) (6)D = A −B W
’ =AR−TR十j (A+ −TI ) (7
)となる。(6)式かられかるように、TRを求めるた
めには2回の乗算が必要であり、TIを求めるためには
やはり2回の乗算が必要であり、結局、Cを求める場合
には計4回の乗算が必要となる(D 。
も同様)。なお、TR,TIはCを求めた時にメヤjJ
c’::−;:c! tffi L/−zお4−1よ
り、。0あ。−”[に再度計算することなく使用するこ
とができる。
c’::−;:c! tffi L/−zお4−1よ
り、。0あ。−”[に再度計算することなく使用するこ
とができる。
しかして、第4図かられかるように、整数部Pの値がr
OJのとぎは、θが0°であり、CO,Sθ=l、Si
nθ=Oであるから、(4)式からW は「1」となり
、よって6)及びω式からC=A+B。
OJのとぎは、θが0°であり、CO,Sθ=l、Si
nθ=Oであるから、(4)式からW は「1」となり
、よって6)及びω式からC=A+B。
D=A−Bとなり、C及びDは加減算のみのバタフライ
演算によって生成することができる。しかも、ステージ
1でのバタフライ演算においては、入力データは実数部
のみで虚数部はOであるから、整数部Pの値が「0」の
ときは6)式中A+=B+=Oであるから、CはAR十
BRとなり、かつ、DはAR−BRとなり、実数部のみ
の演算によって出力データも実数部のみとなる。これに
より、整数部PがrOJである場合は、ステージ2以降
においてもバタフライ)與算されるべき入力データと位
相回転因子とは夫々共に実数部のみからなるため、虚数
部の演算は不要となる。また、整数部Pの値が「2」の
とぎは、θが90°であるからW′は−jとなり、この
場合は出力データには実数部と虚数部とが存在するが、
C及びDは加減算のみによって生成することができる。
演算によって生成することができる。しかも、ステージ
1でのバタフライ演算においては、入力データは実数部
のみで虚数部はOであるから、整数部Pの値が「0」の
ときは6)式中A+=B+=Oであるから、CはAR十
BRとなり、かつ、DはAR−BRとなり、実数部のみ
の演算によって出力データも実数部のみとなる。これに
より、整数部PがrOJである場合は、ステージ2以降
においてもバタフライ)與算されるべき入力データと位
相回転因子とは夫々共に実数部のみからなるため、虚数
部の演算は不要となる。また、整数部Pの値が「2」の
とぎは、θが90°であるからW′は−jとなり、この
場合は出力データには実数部と虚数部とが存在するが、
C及びDは加減算のみによって生成することができる。
また、整数部Pの値が「4」又は「6」のときは、第4
図かられかるように、θが45゜135°であるから、
いずれの場合も のとき(θ−45°のとき)には、(4)式及び(6)
式から めに計2回の乗算が必要となる(Dも同様)。これはθ
−135°の場合も同様である。しかし、この場合は従
来の(6)、(i’)式に示す計4回の乗算回数に比し
、半分の乗算回数で済むことがわかる。
図かられかるように、θが45゜135°であるから、
いずれの場合も のとき(θ−45°のとき)には、(4)式及び(6)
式から めに計2回の乗算が必要となる(Dも同様)。これはθ
−135°の場合も同様である。しかし、この場合は従
来の(6)、(i’)式に示す計4回の乗算回数に比し
、半分の乗算回数で済むことがわかる。
更に、整数倍Pの値が「8」以上のときは、(6)式及
びω式に基づいて計4回の乗算を伴うバタフライ演算が
行なわれる。
びω式に基づいて計4回の乗算を伴うバタフライ演算が
行なわれる。
そこで、本発明は、整数部Pが「0」であるタイプ■の
場合と、Pが「2」であるタイプ■の場合はW5を乗算
する必要がなく、Pが「4」又は「6」であるタイプ■
の場合は乗算は必要であるが乗算回数を従来に比し半減
でき、更にPが「8」以上の値であるタイプ■の場合は
従来と同様に4回の乗算が必要であることに鑑み、タイ
プ■と■とをタイプ■と■とは区別し、所定の演算ユニ
ットを構成してそれらの所要の加減算のみを行ない、タ
イプ■、■の場合も夫々所定の演算ユニットを構成して
所要のバタフライ演算を行なうことにより、従来のFF
Tの乗算回数に比し少ない乗算回数でバタフライ演算を
するようにした点に特徴を有する。
場合と、Pが「2」であるタイプ■の場合はW5を乗算
する必要がなく、Pが「4」又は「6」であるタイプ■
の場合は乗算は必要であるが乗算回数を従来に比し半減
でき、更にPが「8」以上の値であるタイプ■の場合は
従来と同様に4回の乗算が必要であることに鑑み、タイ
プ■と■とをタイプ■と■とは区別し、所定の演算ユニ
ットを構成してそれらの所要の加減算のみを行ない、タ
イプ■、■の場合も夫々所定の演算ユニットを構成して
所要のバタフライ演算を行なうことにより、従来のFF
Tの乗算回数に比し少ない乗算回数でバタフライ演算を
するようにした点に特徴を有する。
第6図は上記の原理に基づいて構成した本発明装置の一
実施例のブロック系統図を示す。同図において、図示を
省略したメモリには、N個の入力データの夫々の実数部
が記憶されており、この記憶されている実数部データが
順次に入力端子1゜3を介してマルチプレクサ5に印加
される。いま、N−=8の場合を例にとると、メモリか
ら読み出されたデータxOの実数部が入力端子1に入来
し、データx4の実数部が入力端子3に入来する。マル
チプレクIJ−5は第3図からもわかるようにステージ
1では整数部Pが「O」であるバタフライ演算を行なう
ことが予め判っているので、コントロール部11の出力
によって上記の入力データを夫々演算ユニット6に選択
出力する。演算ユニット6は第7図(A)に示す如き構
成とされており、入力端子1の入力実数部データARと
、入力端子3の入力実数部データBRとを夫々加算する
加算器20と、減口する減専器21とからなり、出カー
刻子22に出力データCの実数部データCRを出力し、
出力91E子23に出力データDの実数部データDRを
出力する構成とされている。この演算ユニット6により
整数部Pが「O」であるときのバタ 、フライ
演算が行なわれる。
実施例のブロック系統図を示す。同図において、図示を
省略したメモリには、N個の入力データの夫々の実数部
が記憶されており、この記憶されている実数部データが
順次に入力端子1゜3を介してマルチプレクサ5に印加
される。いま、N−=8の場合を例にとると、メモリか
ら読み出されたデータxOの実数部が入力端子1に入来
し、データx4の実数部が入力端子3に入来する。マル
チプレクIJ−5は第3図からもわかるようにステージ
1では整数部Pが「O」であるバタフライ演算を行なう
ことが予め判っているので、コントロール部11の出力
によって上記の入力データを夫々演算ユニット6に選択
出力する。演算ユニット6は第7図(A)に示す如き構
成とされており、入力端子1の入力実数部データARと
、入力端子3の入力実数部データBRとを夫々加算する
加算器20と、減口する減専器21とからなり、出カー
刻子22に出力データCの実数部データCRを出力し、
出力91E子23に出力データDの実数部データDRを
出力する構成とされている。この演算ユニット6により
整数部Pが「O」であるときのバタ 、フライ
演算が行なわれる。
演尊ユニツ1〜6より取り出された2つの実数部データ
は、コントロール部11の出力によって制御されるマル
チプレクサ13により、出力端子14.16へ夫々選択
出力される。出力端子14には上記実数部データCRが
取り出されて、このデータCRは図示を省略した前記メ
モリのデータ×0の実数部が記憶されていた第1のアド
レスに書き込まれる。また出力端子16には上記実数部
データDRが取り出され、このデータDRは上記メモリ
のデータ×4の実数部が記憶されていたM5のアドレス
に畠き〜込まれる。
は、コントロール部11の出力によって制御されるマル
チプレクサ13により、出力端子14.16へ夫々選択
出力される。出力端子14には上記実数部データCRが
取り出されて、このデータCRは図示を省略した前記メ
モリのデータ×0の実数部が記憶されていた第1のアド
レスに書き込まれる。また出力端子16には上記実数部
データDRが取り出され、このデータDRは上記メモリ
のデータ×4の実数部が記憶されていたM5のアドレス
に畠き〜込まれる。
次に上記メモリに記憶されていたデータ×1の実数部デ
ータと、データ×5の実数部データとが夫々読み出され
、入力端子1,3.マルチプレクサ5を通して演算ユニ
ット6に供給され、ここで前記したバタフライ演算が行
なわれた後マルチプレクサ13を通して出力端子14.
16へ出ノ〕される。出力端子14より取り出されたf
j、’ −タCRはメモリの上記データ×1の実
数部がそれまで記憶されていた第2のアドレスに書ぎ込
まれ、かつ、出力端子16より取り出された実数部デー
タDRはメモリの上記データ×5の実数部が記憶されて
いた第6のアドレスに書き込まれる。以下上記と同様の
動作がデータ×2とx 6’ 、”x 3と×7との間
で順次に行なわれてステージ1のバタフライ演算が終了
し、メモリの第3.第4.第7及び第8のアドレスにそ
れらの演算の結果である実数部データが書き込まれる。
ータと、データ×5の実数部データとが夫々読み出され
、入力端子1,3.マルチプレクサ5を通して演算ユニ
ット6に供給され、ここで前記したバタフライ演算が行
なわれた後マルチプレクサ13を通して出力端子14.
16へ出ノ〕される。出力端子14より取り出されたf
j、’ −タCRはメモリの上記データ×1の実
数部がそれまで記憶されていた第2のアドレスに書ぎ込
まれ、かつ、出力端子16より取り出された実数部デー
タDRはメモリの上記データ×5の実数部が記憶されて
いた第6のアドレスに書き込まれる。以下上記と同様の
動作がデータ×2とx 6’ 、”x 3と×7との間
で順次に行なわれてステージ1のバタフライ演算が終了
し、メモリの第3.第4.第7及び第8のアドレスにそ
れらの演算の結果である実数部データが書き込まれる。
次に上記のメモリの第1のアドレスと第3のアドレスに
記憶された実数部データが夫々読み出されて、第6図に
示す入力端子1,3を介してマルチプレクサ5に供給さ
れる。ここで、第1図及び第3図からもわかるように、
ステージ2では引数○と2,1と3の両データについて
整数部PがrOJであるバタフライ演算がまず行なわれ
、次に引数4と6.5と7の各データ間で整数部Pが「
2」であるバタフライ演算が行なわれることが予め判っ
ているので、コントロール部11は入力端子1,3に上
記の実数部データが入来したときは、これらの実数部デ
ータをマルチプレクサ5を制御して演諒ユニット6へ選
択出力せしめる。演算ユニット6より取り出された2つ
の実数部データCR,DRはマルチプレクサ13.出力
端子14.16を介して前記メモリの第1のアドレスと
第3のアドレスに夫々書き込まれる。同様にして第2の
アドレスと第4のアドレスから読み出された実数部デー
タは演算ユニット6によりバタフライ演算された後、第
2.第4の各アドレスに書き込まれる。
記憶された実数部データが夫々読み出されて、第6図に
示す入力端子1,3を介してマルチプレクサ5に供給さ
れる。ここで、第1図及び第3図からもわかるように、
ステージ2では引数○と2,1と3の両データについて
整数部PがrOJであるバタフライ演算がまず行なわれ
、次に引数4と6.5と7の各データ間で整数部Pが「
2」であるバタフライ演算が行なわれることが予め判っ
ているので、コントロール部11は入力端子1,3に上
記の実数部データが入来したときは、これらの実数部デ
ータをマルチプレクサ5を制御して演諒ユニット6へ選
択出力せしめる。演算ユニット6より取り出された2つ
の実数部データCR,DRはマルチプレクサ13.出力
端子14.16を介して前記メモリの第1のアドレスと
第3のアドレスに夫々書き込まれる。同様にして第2の
アドレスと第4のアドレスから読み出された実数部デー
タは演算ユニット6によりバタフライ演算された後、第
2.第4の各アドレスに書き込まれる。
次に、前記メモリの第5.第7の各アドレスから読み出
された実数部データは入力端子1,3とマルチプレクリ
−5とを夫々介して演算ユニット7へ選択出力される。
された実数部データは入力端子1,3とマルチプレクリ
−5とを夫々介して演算ユニット7へ選択出力される。
演算ユニット7は第7図(B)に示す如く、加算器24
.26.減算器25゜27からなり、出力端子28.2
9に第1の出力データCの実数部データCRと虚数部デ
ータC+とを夫々出力し、出力端子30.31に第2の
出力データDの実数部データDRと虚数部データDIと
を夫々出力する構成とされている。この演算ユニット7
により、2つの入力データA、Bは前記整数部Pが12
」であるときのバタフライ演算が行なわれる。この演杯
ユニット7から読み出された各データCR,CI’、D
R及びD+はマルチプレクリ13を介して出力端子14
,15゜16及び17に夫々選択出力される。出力端子
14.16から取り出された実数部データCR。
.26.減算器25゜27からなり、出力端子28.2
9に第1の出力データCの実数部データCRと虚数部デ
ータC+とを夫々出力し、出力端子30.31に第2の
出力データDの実数部データDRと虚数部データDIと
を夫々出力する構成とされている。この演算ユニット7
により、2つの入力データA、Bは前記整数部Pが12
」であるときのバタフライ演算が行なわれる。この演杯
ユニット7から読み出された各データCR,CI’、D
R及びD+はマルチプレクリ13を介して出力端子14
,15゜16及び17に夫々選択出力される。出力端子
14.16から取り出された実数部データCR。
DRは前記メモリの第5.第7のアドレスに夫々調ぎ込
まれ、他方、出力端子15.’17から取り川された虚
数部データC+、D+は上記メモリの例えば第13.第
15のアドレスに新たに書き込まれる。
まれ、他方、出力端子15.’17から取り川された虚
数部データC+、D+は上記メモリの例えば第13.第
15のアドレスに新たに書き込まれる。
同様にして、次に上記メモリの第6.第8の各アドレス
から読み出された実数部データが演算ユニッ1〜7によ
りバタフライ演算されて、それらの実数部データCR,
DRが上記の第6.第8のアドレスに書き込まれ、虚数
部データC+、DIが上記のメモリの第14.第16の
アドレスに新たに書き込まれる。これにより、ステージ
2のバタフライ演算が終了する。なお、演算ユニット7
の4つの入力端子のうち虚数部データA+、Btは常に
ゼロであるので第7図(B)図示の構成の一代 (・
りに、第9図(B)に示す構成のものを使用することが
できる。第9図(B)の説明は図から明らかなので省略
する。
から読み出された実数部データが演算ユニッ1〜7によ
りバタフライ演算されて、それらの実数部データCR,
DRが上記の第6.第8のアドレスに書き込まれ、虚数
部データC+、DIが上記のメモリの第14.第16の
アドレスに新たに書き込まれる。これにより、ステージ
2のバタフライ演算が終了する。なお、演算ユニット7
の4つの入力端子のうち虚数部データA+、Btは常に
ゼロであるので第7図(B)図示の構成の一代 (・
りに、第9図(B)に示す構成のものを使用することが
できる。第9図(B)の説明は図から明らかなので省略
する。
次にステージ3のバタフライ演算が、第1図。
第3図からもわかるように、引数Oと1のデータ間で演
算ユニット6による整数部Pが「0」であるバタフライ
演算、引数2と3のデータ間で演算ユニット7による整
数部Pが「2」であるバタフライ演算、引数4と5のデ
ータ間で演杯ユニット8による整数部Pが「4」である
バタフライ演算の順序で順次に行なわれ、R後に引数6
と7のデータ間で演算ユニット9による整数部Pが16
」であるバタフライ演算が行なわれ、iqられた実数部
データCR,DRは出力端子14.16より取り出され
、虚数部データC+、D+は出力端子15.17より取
り出される。
算ユニット6による整数部Pが「0」であるバタフライ
演算、引数2と3のデータ間で演算ユニット7による整
数部Pが「2」であるバタフライ演算、引数4と5のデ
ータ間で演杯ユニット8による整数部Pが「4」である
バタフライ演算の順序で順次に行なわれ、R後に引数6
と7のデータ間で演算ユニット9による整数部Pが16
」であるバタフライ演算が行なわれ、iqられた実数部
データCR,DRは出力端子14.16より取り出され
、虚数部データC+、D+は出力端子15.17より取
り出される。
演算ユニット8は第7図(C)に示す如く、加算器32
,33.34.減篩器36,38.39及び乗算器35
.37よりなり、乗算器35からは第2の入力データB
R,BIの和のデータに01なる係数が乗算されたデー
タが取り出され、ん 乗算器37からは虚数部データB+から実数部デ乗算さ
れたデータが取り出される。演算ユニット8の出力端子
4o、4iには8)式で示される実数部データORと虚
数部データC1とが夫々取り出され、出力端子42.4
3には(9)式で示される実数部データDRと虚数部デ
ータD【とが夫々出力される。
,33.34.減篩器36,38.39及び乗算器35
.37よりなり、乗算器35からは第2の入力データB
R,BIの和のデータに01なる係数が乗算されたデー
タが取り出され、ん 乗算器37からは虚数部データB+から実数部デ乗算さ
れたデータが取り出される。演算ユニット8の出力端子
4o、4iには8)式で示される実数部データORと虚
数部データC1とが夫々取り出され、出力端子42.4
3には(9)式で示される実数部データDRと虚数部デ
ータD【とが夫々出力される。
一方、演算ユニット9は第7図(D)に示す如く、加算
器44.45.48,51.減算器46゜50、乗算器
47及び49から構成されており、取り出され、他方、
乗算器49からば加算器48て得られたデータが取り出
される。この演算ユニッ1−19の出力端子52.53
.54及び55からぎの、(6)及び(7)式によるバ
タフライ演算によって得られた実数部データCR,虚数
部データC+。
器44.45.48,51.減算器46゜50、乗算器
47及び49から構成されており、取り出され、他方、
乗算器49からば加算器48て得られたデータが取り出
される。この演算ユニッ1−19の出力端子52.53
.54及び55からぎの、(6)及び(7)式によるバ
タフライ演算によって得られた実数部データCR,虚数
部データC+。
実数部データDR及び虚数部データD+が夫々出カされ
る。
る。
上記の場合は、Nが8であるのでバタフライ演算は3つ
のステージで終了するため、整数部Pが18」以上であ
るバタフライ演算は行なわれない。
のステージで終了するため、整数部Pが18」以上であ
るバタフライ演算は行なわれない。
しかし、Nが16以上であるときは、ステージ数が4以
上となるから、整数部Pが「8」以上のバタフライ演算
が必要となる。第6図に示づ演算ユニット10は上記の
整数部Pが18」以上であるバタフライ演算をするため
のユニットで、従来と同様にf3)、(7)式で示され
るバタフライ演算を行なう。その場合は、位相回転因子
Wβの値に応じた係数が、コントロール部11の出力に
よって係数メモリ12の所定のアドレスから読み出され
て演算ユニット10に供給される。
上となるから、整数部Pが「8」以上のバタフライ演算
が必要となる。第6図に示づ演算ユニット10は上記の
整数部Pが18」以上であるバタフライ演算をするため
のユニットで、従来と同様にf3)、(7)式で示され
るバタフライ演算を行なう。その場合は、位相回転因子
Wβの値に応じた係数が、コントロール部11の出力に
よって係数メモリ12の所定のアドレスから読み出され
て演算ユニット10に供給される。
このように、本実施例によれば、演算ユニット6は前記
タイプ■の加減算を行ない、演算ユニット7はタイプ■
の加減算を行ない、また演算ユニット8及び9は夫々タ
イプ■の演算を行ない、更に演算ユニット10はタイプ
■の演算を行なうので、従来のFFTに比し、乗算回数
を低減することができる。すなわち、タオプ■及び■は
前記した如く乗算は不要であり、また、タイプ■の乗算
回数は従来のFFTに比し半減する。ここで、各タイプ
の出現回数は第3図、第5図から類推することができる
ように、一般にタイプ■がN−1回。
タイプ■の加減算を行ない、演算ユニット7はタイプ■
の加減算を行ない、また演算ユニット8及び9は夫々タ
イプ■の演算を行ない、更に演算ユニット10はタイプ
■の演算を行なうので、従来のFFTに比し、乗算回数
を低減することができる。すなわち、タオプ■及び■は
前記した如く乗算は不要であり、また、タイプ■の乗算
回数は従来のFFTに比し半減する。ここで、各タイプ
の出現回数は第3図、第5図から類推することができる
ように、一般にタイプ■がN−1回。
タイプ■が(N/2>−1回、タイプ■が(N/4)−
1回である。従って、本発明による乗算回数は (N/2) !、O(+ 2 N −((N −1)
十((N/2>−1)+ ((N/4)−1) )=
(N/2) to(12N −(7N/4) +3とな
る。
1回である。従って、本発明による乗算回数は (N/2) !、O(+ 2 N −((N −1)
十((N/2>−1)+ ((N/4)−1) )=
(N/2) to(12N −(7N/4) +3とな
る。
上式で表わされる本発明による乗算回数は、入力データ
数Nとの関係では第8図にIで示す如くになり、これは
同図に■で示す従来のFFTの乗算回数に比し、(7N
/4)−3回だけ少ないことかわかる。
数Nとの関係では第8図にIで示す如くになり、これは
同図に■で示す従来のFFTの乗算回数に比し、(7N
/4)−3回だけ少ないことかわかる。
なお、第6図と周様岡成の演算を電子計算機の
τ内部で行なうこともできる。また、2式による逆
変換の場合、虚数部は必ずしもゼロでないので、演算ユ
ニット6としては第9図(A)に示す構成の演算ユニッ
トを使用するが、演算アルゴリズムそのものは前記説明
と全く同様なのでその説明は省略する。
τ内部で行なうこともできる。また、2式による逆
変換の場合、虚数部は必ずしもゼロでないので、演算ユ
ニット6としては第9図(A)に示す構成の演算ユニッ
トを使用するが、演算アルゴリズムそのものは前記説明
と全く同様なのでその説明は省略する。
効果
上述の如く、本発明によれば、信号流れ図を複雑とする
ことな〈従来のFFTと同一の信号流れ図に従って、位
相回転因子の値が乗算する必要のない値であるときは夫
々の専用の第1.第2の演算ユニットで乗算を行なうこ
となく加減算だけで演算ができ、また位相回転因子の実
数部の絶対1直と虚数部の絶対値とが夫々等しい場合に
は専用の第3の演算ユニットで最少の乗算回数で所要の
演算ができ、以上より従来のFFTの乗算回数(N/
2 ) log2 Nよりも((N/2) log2
N−(7/4)N+3>)なる式で表わされる小なる乗
算回数で所要のFF、T演算ができ、乗算回数の低減化
は演算時間の短縮化に密接に関連しているから、例えば
サンプル数Nが256である場合lrも、視覚的に実時
間であると見做せる程度の60m5という短い演算時間
とすることができ、よって例えば発音されている音声信
号を発音と同時にリアルタイムで音符表示するが如き用
途などに供することができ、また乗算回数を減らしてい
るのでFFTよりも演算精度を向上することができる等
の特長を有するものである。
ことな〈従来のFFTと同一の信号流れ図に従って、位
相回転因子の値が乗算する必要のない値であるときは夫
々の専用の第1.第2の演算ユニットで乗算を行なうこ
となく加減算だけで演算ができ、また位相回転因子の実
数部の絶対1直と虚数部の絶対値とが夫々等しい場合に
は専用の第3の演算ユニットで最少の乗算回数で所要の
演算ができ、以上より従来のFFTの乗算回数(N/
2 ) log2 Nよりも((N/2) log2
N−(7/4)N+3>)なる式で表わされる小なる乗
算回数で所要のFF、T演算ができ、乗算回数の低減化
は演算時間の短縮化に密接に関連しているから、例えば
サンプル数Nが256である場合lrも、視覚的に実時
間であると見做せる程度の60m5という短い演算時間
とすることができ、よって例えば発音されている音声信
号を発音と同時にリアルタイムで音符表示するが如き用
途などに供することができ、また乗算回数を減らしてい
るのでFFTよりも演算精度を向上することができる等
の特長を有するものである。
第1図はFFTにおける信号流れ図の一例を示す図、第
2図はバタフライ演算を説明する図、第3図及び第5図
は夫々引数、ステージ数及び整数部の6値の関係の各個
を示す図表、第4図は整数部の値と位相回転因子におけ
る角度との関係を示す図、第6図は本発明装置の一実施
例を示すブロック系統図、第7図(A)〜(D)は夫々
第6図の各要部の+f4成を示すブロック系統図、第8
図はサンプル数に対する従来のFFTにおける乗算回数
と本発明装置の乗算回数とを夫々対比して示す図、第9
図(A)、(B)は夫々第7図(△)。 (B)の他の例を示すブロック系統図である。 1〜4・・・データ入力端子、5.13・・・マルチプ
レクサ、6〜10・・・演算ユニット、11・・・コン
トロール部、12・・・係数メモリ、14〜17・・・
データ出力端子、35.37.47.49・・・乗算器
。 第1図 第2図 第3図 第5図
2図はバタフライ演算を説明する図、第3図及び第5図
は夫々引数、ステージ数及び整数部の6値の関係の各個
を示す図表、第4図は整数部の値と位相回転因子におけ
る角度との関係を示す図、第6図は本発明装置の一実施
例を示すブロック系統図、第7図(A)〜(D)は夫々
第6図の各要部の+f4成を示すブロック系統図、第8
図はサンプル数に対する従来のFFTにおける乗算回数
と本発明装置の乗算回数とを夫々対比して示す図、第9
図(A)、(B)は夫々第7図(△)。 (B)の他の例を示すブロック系統図である。 1〜4・・・データ入力端子、5.13・・・マルチプ
レクサ、6〜10・・・演算ユニット、11・・・コン
トロール部、12・・・係数メモリ、14〜17・・・
データ出力端子、35.37.47.49・・・乗算器
。 第1図 第2図 第3図 第5図
Claims (1)
- 入力データに対し位相回転因子を用いたバタフライ演算
を順次行なって高速フーリエ変換されたデータ列を得る
演算装置であって、入力データ列をバタフライ演算され
るべき上記位相回転因子の値に応じて振分けて出力する
第1の切換出力手段と、上記位相回転因子の値が1.−
jであるときに該位相回転因子とバタフライ演算される
べきデータが該第1の切換出力手段より印加される第1
゜第2の演算ユニットと、実数部の絶対値と虚数部の絶
対値とが夫々等しい値の位相回転因子とバタフライ演算
されるべきデータが該第1の切換出力手段より印加され
る第3の演算ユニットと、上記領収外の値の位相回転因
子とバタフライ演算されるべきデータが該第1の切換出
力手段より印加される第4の演算ユニットと、予め記憶
されている乗算係数を定められた順序で該M4の演算ユ
ニットに印加する手段と、該第1乃至第4の演算ユニッ
トの出力データを一定の順序で、かつ、実数部と虚数部
とに夫々分けて出力する第2の切換出力手段とより構成
したことを特徴とする高速フーリエ変換の演算装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58078823A JPH0228187B2 (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | Kosokufuuriehenkannoenzansochi |
GB08411261A GB2140600B (en) | 1983-05-04 | 1984-05-02 | Computing device for fast fourier transform |
DE19843416536 DE3416536A1 (de) | 1983-05-04 | 1984-05-04 | Recheneinrichtung zur schnellen fourier-transformation |
FR8407007A FR2545629B1 (fr) | 1983-05-04 | 1984-05-04 | Dispositif de calcul pour transformation de fourier rapide |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58078823A JPH0228187B2 (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | Kosokufuuriehenkannoenzansochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59205669A true JPS59205669A (ja) | 1984-11-21 |
JPH0228187B2 JPH0228187B2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=13672548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58078823A Expired - Lifetime JPH0228187B2 (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | Kosokufuuriehenkannoenzansochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0228187B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10949493B2 (en) | 2016-07-13 | 2021-03-16 | Tae Hyoung Kim | Multi-functional computing apparatus and fast fourier transform computing apparatus |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP58078823A patent/JPH0228187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10949493B2 (en) | 2016-07-13 | 2021-03-16 | Tae Hyoung Kim | Multi-functional computing apparatus and fast fourier transform computing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228187B2 (ja) | 1990-06-21 |
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