JPS59205447A - 超細粒フエライト鋼およびその製造方法 - Google Patents

超細粒フエライト鋼およびその製造方法

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JPS59205447A
JPS59205447A JP7797783A JP7797783A JPS59205447A JP S59205447 A JPS59205447 A JP S59205447A JP 7797783 A JP7797783 A JP 7797783A JP 7797783 A JP7797783 A JP 7797783A JP S59205447 A JPS59205447 A JP S59205447A
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less
cooling
ferrite
ultra
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JP7797783A
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Hiroshi Yada
浩 矢田
Giichi Matsumura
義一 松村
Hiroe Nakajima
中島 浩衛
Nobuhiko Matsuzu
松津 伸彦
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超細粒フェライト鋼、特に熱間圧延ままで、し
かもNb等の特殊々合金元素を含まない亜共析鋼を主体
とした超細粒フェライト鋼およびその製造法に関するも
のである。
従来よシ細粒フェライト組織ヲ有するフェライト鋼材を
製造する試みは種々行われてきた。即ち、フエライ) 
t+Xの細粒化は降伏応力の上昇(引張強さも)と靭性
(破壊遷移温度)の向上を同時にもたらす唯一の方法で
あり、その細粒化のため、特殊な熱処理を行う方法、N
b+Ti2Moなどの特殊な合金元素を添加する方法、
またはその両者を併合する方法等が行われてきた。
たとえば、超細粒高張力鋼を製造する方法に関し、特開
昭52−39519号公報記載の発明がある。この公報
記載の発明は結晶粒度が13番以上のフェライト組織を
有し、優れた強度、冷間加工性と靭性をもつ非調質の高
張力鋼を提供せんとするものであるが、鋼材の含有成分
として、Tiを0.1〜0.5%また、Ti/Cとして
0.5〜3.5の範囲に含有させてTf及びTi炭化物
を結晶粒微細化効果に寄与させており、また、その圧延
方法を見ても850℃以下での圧下率を55%以上とし
圧延中のフェライトの成長を抑制している。また重要な
圧延時間について何の記載もない。
また、特別な合金元素を添加せずに鋼材の延性全上昇し
て高張力鋼板を特徴とする特開昭53−95121号公
報記載の方法があるが、この方法は仕上圧延をAr 3
り上で終了して2相混合組織とし、次いでAr2〜Ar
1の温度から400℃以下まで急冷して巻取り、第2相
の硬度をできるだ°け冒クシて体積率を抑えることによ
り機械的強度を上昇しようとするものである。一般にこ
のような条件で圧延直後の状態で微細フェライトは発生
しないので、本発明とは全く関係はない。従って、この
発明は冷却中の変態によって二相組織を得ようとするも
ので、圧延によって組織の微細化を図ろうとするもので
はない。事実前記公報には圧下率や圧延の行われる時間
につい・て何の記載もない。
従来のフェライト鋼の細粒化技術で工業的に達成されて
いるのは結晶粒は小さくて4μを超え6μ程度である。
これは通常制御圧延法と呼ばれる方法で行われており、
上述のNb等の合金元素を含む鋼を圧延前に例えば12
00℃以上という高温で加熱を行ってNbを固溶させ、
しかるのちに仕上圧延は800℃以下という低温域で強
圧下圧延を行うものである。したがって、鋼板の温度低
下を待ってから圧延を行うため生産効率が著しく低下し
、また圧延時の変形抵抗が著しく高くなるため、圧延機
に対する負荷が大であるなど工業的に欠点がある。この
他に低温域で加熱して圧延を行う方法、あるいは圧延後
強制冷却を行う方法など種々提案されているが、いずれ
も上記粒径範囲内に留っておシ、3〜4μ以下の粒径の
超細粒フェライト鋼を工業的に得るに至っていない。
一方、超微細粒組織を実験的に得る方法が最近検討され
ている。例えばNi含有フェライト鋼などで、変態点前
後で数回繰り返し焼鈍を行う方法などである。しかしこ
のような熱処理は、経済性から見て工業的に実施するこ
とは困難であることに明らかである。
したがって、熱間圧延状態で、実用的な亜共析鋼で工業
的に粒径4μ以下の超細粒フェライト鋼は提供されてい
なかった。
本発明の目的は、特殊な合金元素の添加によらず、かつ
工業的に実施されうる手段で製造されうる超細粒フェラ
イト鋼およびその製造方法を提供するにちる。
本発明の要旨とするところは下記のとおシである。
(1)CO,02〜0.3 To 、 Mn0.1〜2
 %および事情によシ更にSl y Cr 、 Ni 
、 Go 、 Cuの1種または2種以上を各々2%以
下及び/又はAA 、 Tt pZr。
Ca、Vの1種または2種以上i、Atについては0.
1チ以下、 T1およびZrについては各々0.03%
未満、 CaおよびVについては各々0.1%以下金含
有し、残p Feおよび不可避的不純物からなり、熱間
加工された状態においてフェライト組織が70%以上含
まれ、このフェライト組織が平均粒径4μ以下の等軸フ
ェライト結晶からなシ、このフェライト結晶粒以外の第
2相組織がパーライト、マルテンサイト、残留オーステ
ナイト、カーノぐイド。
ベイナイトの少くとも1種からなることを特徴とする超
細粒フェライト鋼。
(2)CO,02〜0.3%、Mn0.1〜2%および
事情によシ更にSl + Cr + Ni * Co 
r Cuの1種または2種以上を各々2チ以下及び/又
はAty Ti r Zr+Ca 、 Vの1種または
2種以上を、Atについては0.1チ以下、T1および
Zrについては各々0.03チ未満、 CaおよびVに
ついては各々0.1チ以下を含有し、残p Feおよび
不可避的不純物からなる鋼をAc3変態点以上の温度か
ら冷却する過程において熱間加工を行い、その終段にお
いて(Ar、+ 50℃)〜(Ars+100℃)の温
度域で1秒以内に1回または2回以上の合計圧下率が5
0チ以上であるような加工を加え、さらに必要に応じて
加工終了後の冷却過程の600℃以上の高温域を含む温
度域において20℃/秒以上の冷却速度の強制冷却を行
なうことを特徴とする超細粒フェライト鋼の製造方法。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明のフェライト鋼は、C:0−02〜0.3%以下
、 Mn 0.1〜2.0%を含有し、残部が不可避的
不純物及びFeからなる熱間圧延鋼材であって、フェラ
イト組織がT0チ以上のフェライト鋼において、該フェ
ライト組織が平均粒径4μ以下の等軸フェライト結晶粒
からカシかつ該フェライト結晶粒以外の第2相組織が/
J?−ライト、マルテンサイト、残留オーステナイト、
カーバイド、ベイナイトの少くとも1種からなることを
特徴とする。
本発明鋼は前記のような超細粒フェライト鋼であるが、
本発明で細粒フェライトと呼ぶ組織は粒の形の圧延方向
への著るしい伸長は伴わず、はぼ等方向であって、転位
の回復によシ生ずる亜結晶粒界は粒界と見なしていない
。(亜結晶粒界との区別は、光学顕微鏡観察でナイタル
等通常の腐食液によるエツチングで明瞭に通常の結晶粒
界と同程度に認めら詐るものと定義する。) かかる本発明鋼の組成範囲を決定した主なる理由は次の
とおシである。
すなわち、炭素量は0.02〜0.3チに規定したが、
一般に炭素量が大となると、フェライト量が必然的に減
少し、・ぐ−ライト量が増加する。本発明鋼ではFe−
C平衡状態図からの予想以上にフェライトが生成するが
、炭素が0.3チ超になると、・9−ライト等の他の組
織の量が増加し、フェライト量70チ以上を得ることが
困難になる。またCが0.02%より少ないと熱間圧延
後の粒成長が顕著になシ、仕上圧延後に急冷しても超細
粒とすることができない。
Mnは一般に、鋼の熱間加工性を改良するなどの目的で
鋼に多少添加され、焼入性を増すなどによシ鋼強度を上
昇せしめる。そして本発明による熱間圧延加工後のフェ
ライトの粒成長を抑制するので最低0.1%は必要であ
る。しかしあまりに多量添加されbと変態点を低下させ
、これに伴い加工によるフェライト変態の最適温度が低
下するので、未変態オーステナイト相が熱間圧延後に残
存する傾向を示す。このような理由からMn量を0.1
〜2チとした。
本発明鋼においては特定の合金元素の効果は細粒フェラ
イト鋼生成に必須のものではない。しかし種々の他の目
的で合金元素を添加することは、加工によるフェライト
変態の生成を決定的に妨げない限シ許されるものであシ
、またMnの作用について述べたごとく変態点の調節機
能を有するので、それぞれ最適量の範囲を定めることが
できる。
Cr 、 Ni 、 Co 、 Cuは前記したMnと
ほぼ同様に変態点に影響を与えるので、同様な理由によ
って之等の元素の1種または2種以上を各々2%以下含
有させうる。
Stは通常鋼の脱酸に用いられることが多く鋼中に多少
残留しまた固溶硬化によp鋼の強化に寄与する。本発明
鋼の場合、Slの多少の添加はフェライトを生じさせや
すく加工時のフェライト変態を促進する。しかしあま)
多量に添加すると変態温度が上昇するため加工による変
態の最適温度が高くなシその結果フェライトが加工後粗
大となシやすく好ましくない。このような理由から2チ
以下を含有させてもよい。
At、 TL 、 Zrは鋼の脱酸元素として、また、
炭窒化物形成による強化などの目的で添加されるが、こ
の炭窒化物は原則としてフェライト組織中で形成される
ので、少量添加の際には加工によるオーステナイトから
のフェライトの形成に大きい障害とならないが、多量に
添加すると鋼中に粗大析出物の形で残留するなど特性劣
化の原因となるのでklについては0.1%以下、Ti
およびzrについては各々0,03%未満が選択的に添
加されうる。
Caや稀土類元素は鋼中の介在物の圧延後の形状を変化
させ、鋼の加工性を向上させる等の目的で少量添加する
ことが行われる。これらはとくに本発明の趣旨を損うも
のでは彦く本発明鋼の特性向上が可能であるが多量に添
加するとかえって介在物を増加させ特性を損うのでそれ
ぞれ0,1チ以下が添加されうる。
■は炭窒化物形成による強化元素として用いられ同様に
主としてフェライト中で炭窒化物も形成するが、多量に
添加するとフェライト変態を遅らす傾向があり、本発明
にとって望ましくない。しかし0.1チ以下ならば添加
してもよい。
なお1Nb r Mo’、 Ta 、 W等は通常この
ような鋼に添加されることが多いが、本発明の場合は加
工によるフェライト変態をむしろ阻止して望ましくない
場合があや、実質的に添加しない方が望ましい。
次に本発明鋼を製造する方法について説明する。
本発明に係る方法は、CO,02〜0.3 % 、 M
n0.1〜2チを有し、残部かFeおよび不可避的不純
物からなる鋼をAc3変態点以上の温度から冷却する過
程において熱間加工を行い、その終段において、A r
 s点附近、すなわち(Ar、+ 50℃)〜(Ar3
+ 100℃)の温度域で1秒以内に1回または2回以
上の合計圧下率が50チ以上であるような加工を加える
ことを特徴とする。
更に詳述すると、上記鋼を通常のAr3変態点(鋼がオ
ーステナイト域である温度から徐冷途中でフェライト変
態を開始する温度を指し、以下単にArsと云う)とA
r、変態点(同様に徐冷途中でパーライト変態を開始す
る温度を指し、以下単にAr1と云う)を基準として(
Ar1 + 50 ℃) 〜(Ars + 100℃)
の間で1秒以内の短時間に合計50チ以上の圧下を行う
イト相に加わる歪によシフエライト変態を誘起あるいは
促進させると言う原理に基く。従って細粒化に有効な圧
延は通常のオーステナイト相が冷却途中で変態を開始す
る温度(krs )以上の温度よシ開始され、Ar3点
よシあまシ低くはない温度内となる。通常の変態におい
ては変態が開始進行するだめの駆動力は過冷却であシ、
この様な変態ではジェライト粒の数は主として変態前の
オーステナイト相の粒径によって決まシ、特に細粒化対
策がとられてはいない場合のフェライト粒径は8〜10
μ程度あるいはそれ以上が普通である。加工歪もまた変
態の開始、進行の駆動力となシ、シたがって残留するオ
ーステナイトのAr 3点が上昇する。ところが、圧延
の様な加工がオーステナイトに対して与えられた瞬間に
あるいは非常に短い時間の後にフェライト変態が起る事
と、このときの条件下において、変態したフェライト粒
が非常に微細で等方的である事は従来知られていなかっ
た事実であシ、本発明は加工歪を変態の駆動力として徹
底的に利用するものである。A r 3点直上で加工を
受けたオーステナイトの粒界に微細なフェライト相が加
工後直ちにまたは短い時間後に析出し、さらに加工歪が
加えられるとフェライト相と未変態オーステナイト相の
界面に新しいフェライト相が析出するという過程を繰シ
返し、加工歪が十分大きければ圧延終了時に全面が新し
いフェライト相で覆われると考えられる。
このような熱間圧延の後は空冷ままでも良いが、よ夕細
粒を得るには冷却速度20℃/ 1180以上の範囲で
冷却し、600℃以下の温度に至らしめるのが望ましい
その後は、要求される特性に応じて種々の熱履歴を取る
ことができる。例えば、強度向上のためには室温附近ま
で急冷すればよいし、まだ、加工性の改善のためには、
400℃前後まで急冷後、その温度から徐冷して固溶炭
素を析出させればよい。
加工後の粒成長を抑制するだめには大なる冷却速度で冷
却する事が望ましい。圧下率が十分に大きいときや加工
仕上温度が適正な温度域内で低温鋼のときは鋼材断面が
小さければ放冷しても細粒が得られるので特に限定する
必要はないが、圧下率が下限に近いときや、製品鋼材断
面が大なる場合、また仕上温度の高い場合は加速冷却が
必要である。
大圧下加工の熱間加工組織に対する効果を模式的に第1
図に示す。この図で圧下率50チ以下のオーステナイト
領域についてはオーステナイトは再結晶せず、温度によ
って、全面静的再結晶、部分静的再結晶、あるいは完全
未再結晶となることは比較的よく知られていたし、また
大圧下でも比較的高温域ではオーステナイトが動的再結
晶を起すことは最近知られてきた。しかじAr3前後で
、大圧下を加えると加工時に動的変態が起ることが今回
はじめて明らかになった。まだこれと一部重複する温度
及び累積圧下率範囲でフェライトが圧延時に動的再結晶
することが発見された。このような新らしく発見された
現象に対応して、第2図に示したようにフェライト粒が
著しく等方的に細粒化されることを知見した。
適切な温度域において累積圧下率が50チを超えると動
的変態が生じて、3〜4μ以下の平均フェライト粒径が
得られるようになるが、圧下率をさらに増すと細粒化は
さらに著しくな9.75%程度ではおそらくフェライト
の動的再結晶も加わシ、2μまだはそれ以下という超微
細粒となシ、これ以上では細粒化効果はやや飽和する。
これから圧下率は少なくとも50%以上で望ましくは7
5チ以上が最適であることがわかる。
なお、との圧下は1パスで加えるのが最もよいが、第2
図に示したように短時間で多パスで加えた累積歪でもほ
ぼこれに近い効果がある。この短時間は通常の圧延にお
いては1秒程度以内であればよいことも知見した。この
ような短時間の累積圧下は第1図の上部に示すように線
材圧延の仕上段階、ホラトス) IJツブ圧延の後半で
実際に実現が可能であ)、たとえば仕上速度450 m
pm以上で最終パスが20%以上その前のパスが37%
以上であれば上の条件をみたしうる。
なお多パス圧延の場合は1パスの場合と最適温度域が異
なる。たとえばホットストリップミルの例の場合、0.
130 ’−0,3St −1,1MnでA r 5変
態点が約770℃の鋼において、最適温度域はA r 
5〜kr3+ 80℃の間である。
上記の熱間加工は全体の加工の最終段に行われることが
望ましいが、場合により圧延材の形状調整のだめの少量
の熱間または冷間の変形を与えても大きくその特性を損
うものではない。
第3図は本発明で得られだ細粒鋼(黒丸)のデータを従
来鋼のデータとともに示したものである。
従来の4μ以下のデータ(白丸)はいわゆるPatch
の関係式によシよく整理できるが、本発明による鋼はこ
の延長線からさらに向上する傾向を示している。また、
第5図は本発明鋼の延性を強度に対して示したもので本
発明鋼は従来鋼と同一強度レベルでよシ高い延性が得ら
れるととがわかる。そのほかにも2〜3μ以下の超細粒
鋼では6oo℃以上で著しく延性が向上する超塑性現象
を示すなどの特徴のある特性を示す。
このように本発明鋼では従来鋼をはるかに上回る特性を
示すので本発明の効果はきわめて莫大で、非常に低コス
トで合金元素等を添加せずに高品質の高張力鋼等を容易
に製造できる。
本発明鋼の仕上熱間圧延に至る工程にはとくに制限はな
い。すなわち通常に溶製された溶鋼は連続鋳造によって
スラブにされても良いし、造塊−分典工程によってスラ
ブにされても良い。スラブは高温のまま圧延工程に持ち
来たされても良いし、一旦冷却したものを再加熱しても
良い。スラブの加熱、加工条件としてはスラブが本発明
の加工工程直前にそのオーステナイト粒径が小さい程良
くなるものが一般的に望ましいと言えるが、本発明の加
工工程以前の条件は通常のもので良いので制限は設けな
い。
本発明鋼は種々の熱間加工法で提供できる。たとえば厚
板圧延、ホットストvッグ圧延、線材圧延などであシ、
熱間押出あるいは熱間鍛造などの圧延以外の加工法でも
可能であろう。
冷却速度の好ましい下限は第4図に示すように20℃/
11ec となる。冷却速度の上限を限定する理由は無
いが、冷却速度が大きくて、少しでも未変態オーステナ
イトが残存する場合はその部分が硬い第二相となシ、さ
らに強度を向上する効果がある。このように目的によっ
ては加速冷却で材質、とくに強度を向上することができ
る。加速冷却を行なう温度域については、フェライトの
粒成長、あるいは圧延時に変態しなかった部分が冷却中
にフェライトまたはパーライトに変態する500℃又は
600℃以上の温度域を含むべきであるのは当然である
加工後の粒成長を抑制するだめには犬なる冷却速度で冷
却する事が望ましい場合が多い。圧下率が十分に大きい
ときや加工仕上温度が適正な温度域内で低温側のときは
鋼材断面が小さければ放冷しても細粒が得られるが、減
面率が下限に近いときや、製品鋼材断面が犬なる場合、
また仕上温度の高い場合は例えば20℃/BeQ以上の
加速冷却が有効である場合が多い。このとき第2相はベ
イナイトおよび/またはマルテンサイトを主体とする組
織となシ強度が向上する。
なお、本発明鋼は熱間圧延直後にこのような細粒フェラ
イトであることに特徴があシ、徐冷を行って結晶粒を成
長させることも特定の目的(集合組織改善など)の場合
にはありうる。
本発明の1つの好ましい実施態様によると、PO,01
5係以下、So、010チ以下、NO,0025チ以下
と限定する。これらの不純物元素はフェライトの再結晶
温度を上げるので、低ければ低いほど細粒化のために好
ましいが、本発明のように量産可能な熱延鋼材において
、技術的に可能な上記成分範囲内の高純化を行う。そし
て、高純鋼を通常のA r y、変態点と600℃〜(
Ar3+100℃)の温度域において、短時間内に大圧
下を加える。
本発明に従った高純鋼を用いると、Ar3 + 100
℃から600℃の間で、大圧下を加えることによシ加工
時に変態が起)、この時生成した細粒のフェライトが圧
延中に更に再結晶して一層細粒化することが知見された
。即ち、比較例として示した通常純度鋼(P:0.01
5〜0.030チ、 s : o、oos〜0.015
チ、N : 0.0025〜0.0050係)の場合で
は、適切な温度域において圧下率が50%を超えると動
的変態およびフェライトの再結晶が生じて3〜4μ以下
の平均フェライト粒径が得られるが、(第1図フェライ
ト動的再結晶域I)、本発明に従った高純鋼の場合には
圧下率35チ程度でも同様な細粒が得られる。(第1図
フェライト動的再結晶域■へ拡大)これから、本発明に
従って鋼を高純度化することは極めて効果の大きいこと
がわかる。
第6図は本発明者の実験による累積圧下率(イ)とフェ
ライト平均粒径の関係を示したものであるが、本発明に
従った鋼の場合、同一圧下率において上記比較鋼に比し
、フェライト粒径が小さくなることを示している。この
場合の加工温度は本発明の場合は650〜700℃、比
較鋼の場合は750〜800℃である。
なお、との圧下は厚板圧延のように1ノぐスで加えるの
が最もよいが、第6図に示しだように短時間で多パスで
加えた累積歪でもほぼこれに近い効果があるという知見
を得た。この短時間は通常の圧延においては1秒程度以
内であればよいことも知見した。従って上記の圧下率は
累積された合計の圧下率で置き換えることができる。
本発明鋼は少くとも50 kg/γ2以上の抗張力を有
し、まだ、40kg/叫2以上の降伏応力を有するとと
もに、実用鋼として十分な延性と加工性を有するのみな
らず、特定の温度域(600〜800℃)において、超
塑性現象を呈し、著しい延性向上と良好な摩擦接合性を
有する。
しかも、かかる特性を有する鋼材を合金元素の少ない亜
共析鋼を素材として、熱間圧延ままで得ることができる
ので、その工業的効果は甚大である。
以下、本発明鋼の実施例について説明する。
実施例1 第1表で示す成分を含有する転炉溶製鋼で厚さ200朋
の連鋳スラブを製造し、このスラブを1100℃に加熱
し、ホットストリップミルで熱間圧延した。粗圧延は5
ノ卆スで厚さ200朋より38市まで圧延し、仕上圧延
57ぐス(第1パスは空通し)で3.0玉まで圧延した
。圧延速度は500mpmであった。仕上圧延で最終2
ノぐスを1秒以内63%の圧下音訓えた例eA(本発明
)とし、同最終パスを2秒以内35%の圧下音訓えた例
をB(比較例)とした。
本発明の望ましい仕上温度は、この鋼の変態点からAの
場合は730〜870℃である。水冷開始は圧延終了後
約1秒後であった。夫々の仕上A?ススケジーールを第
2表に示す。
11 表    (化学成分%) 第2表 以上の鋼種、ノクススケジュールによって製造した本発
明鋼の組織、機械的性質を第3表に示す。
第3表で、試験A1〜4が本発明鋼であってその内、試
験A I −2,4が仕上圧延後の600℃以下までの
冷却速度が20℃/渡以上で製造した例である。これら
はいずれも55 kg/朋2以上の引張強さで、L、C
方向ともにすぐれた延性を有している。
比較例の試験A5は圧延温度が高く(通常条件)、ベイ
ナイトやマルテンサイトの焼入組織の茸が多くてフェラ
イト量が40饅と低く、強度が高いが延性が低くなって
おシ、試験A6は仕上圧延温度が低く、フェライト圧延
になっているので、比較的粗いフエライトーノ々−ライ
トが引き伸ばされた加工組織でサブグレンを含むが平均
フェライト粒径は大きく、従って、C方向の延性がやや
不足し、強度も低くなっている。また試験煮7は圧下量
が不足しているため冷却中に変態して、フェライト粒は
十分細くなく、パーライトやベイナイトの第2相が35
%程度も占め、強度はやや上昇するがC方向の延性は十
分ではない。とくに疲労特性を比較すると本発明鋼と比
較鋼の特性の差は明瞭であり、第7図に示すように本発
明鋼は疲労強度が引張強さのV2ヲ大きく超える値を示
すのに対し、比較IS を含めた従来鋼はこれをかなり
下回っているO ここで、本発明鋼(試験應4)と比較鋼(試験A 5 
、6 )との顕微鏡組織を第8図〜第11図に示して更
に詳細に説明する。
第8図は、試験A4の光学顕微鏡組織であって、殆んど
が超微細等軸粒フェライト粒からなっていることがわか
る。この組織を更に拡大して示したのが第9図の電子顕
微鏡組織であり、白黒のコントラストのある微細等軸結
晶粒(フェライト)からなることを明らかにしている。
この組織は、その粒径が4μ以下のフェライト粒が70
−以上含まれており、更にその粒界が大傾角すなわち隣
接し合う結晶粒の結晶方位が大きく異なっている状態の
粒界になっている。粒径が小さくなると、強度及び靭性
が向上するが、第3図に示すように、平均粒径が4μ以
下になると通常のPetchの関係式によって予測され
た値に比し、急激に降伏応力及び靭性が良くなるのであ
る。また、超塑性等の超細粒鋼の特性が現われるのも4
μ以下である。
このような現象は本発明鋼の如き、熱間圧延材の超微細
フェライト鋼において始めて得られた結果である。即ち
、鋼組織の平均粒径が4μ以下であると共に、その粒界
が大傾角粒界の場合にのみ現われるのであシ、例えばフ
ェライト組織の鋼を熱間で加工したときに生ずる亜結晶
粒組織のような場合は、亜結晶粒間の方位が僅かしか異
ならない小傾角粒界であるため機械的性質に対する細粒
化の効果は必ずしも十分に現われないのである。
ただし、本発明鋼は圧延後の組織であるので、このよう
な大傾角粒界で囲まれた粒内に更に、下部構造として転
位密度の上昇と亜結晶粒の形成があることは当然である
また、機械的特性は、一般に微小部分の特性の平均とし
て現われるので超細粒組織が大部分を占めていないと、
その特性を十分示さないが、本発明鋼は70%以上、製
造条件によっては100%近い細粒7エライトが容易に
得られ、かかる条件にも合致しているのである。
なお、本発明鋼の上記超細粒組織は、炭素量に拘らず、
フェライト粒が圧倒的に多く、バーライト等の第2相カ
よ少いことが特徴となっている。
このような本発明鋼に対し、比較例の試験蔦5の鋼は第
10図で示す光学顕微鏡組織のように、フェライト量は
約40%しかなく、残シはベイナイトとマルテンサイト
組織であって、延性の不良の原因になっている。また、
試験A6の中は第11図の光学顕微鏡組織で明らかな如
く、フェライト量は95%程度あるが、加工された伸長
組織となっておシ、延性不良、強度不足の原因となって
いる。
実施例2 第4表に示す転炉溶製鋼■、■を200闘のスシグに連
続鋳造し、1000℃に加熱後ホラトストリラグミルで
圧延して5 mm厚の鋼板とした。鋼■は特殊な溶製技
術を用いた。
粗圧延では200關スラブf: 50 mmまで77ぐ
スで圧延し、仕上温度は900〜1000℃であった。
仕上圧延のパススケジュール全第5表に示す。
Aは本発明によるもので、1秒以内に行われる5゜6番
目のスタンドで合計58%または44%の圧下を行った
場合である。Cは比較の通常の圧延の例で、最終2圧下
の圧下は合計27%である。
以上の圧延条件の組合せと圧延された鋼板の機械的性質
全第6表に示す。賦香2,6を除いては圧延後の冷却は
、ランアウトテーブル上で強力なスゲレイ冷却を行った
機械的性質から本発明の効果は明らかで60に9/mm
2以上の強度金持ち、20%以上のすぐれた延性を有し
ている。
第12図にその組織写真の例(賦香2)を示すが、1〜
3μの細粒の等軸フェライト粒で殆んど占められておシ
、前述の本発明鋼の典型的な特徴を示している。
一方比較材の賦香4は圧下率が小さいため細粒フェライ
トが生成せず焼が入って延性が不良である。鋼■の賦香
5は圧下率が本発明の要件を満しているが不純物元累が
多いためフェライトが動的再結晶しないので十分な細粒
化が起らず延性が不良である。また賦香6はフェライト
の動的再結晶が起らず伸長したフェライトとなシ強度は
高くなるが延性はきわめて低くなる。
第5表  仕上ノぐススケジー−ル 上記の説明でrIi製品としてホットストリップを製造
する場合について記述したが、本発明の鋼材は厚板圧延
、線材圧延、熱間押出等の場合でも得られることは明ら
かである。
以上、詳述した如く、本発明鋼は少くとも55kg/1
rtn2以上の抗張力を有し、また、40に97wn”
  以上の降伏応力を有するとともに、実用畑として十
分な延性と加工性を有するのみならず、特定の温度域(
600〜8oo℃)において、超塑性現象を呈し、著し
い延性向上と良好な摩擦接合性を有する。
しかも、かかる特性を有する鋼材を1合金元素の少い亜
共折鋼を素材として、熱間圧延ままで得ることができる
ので、その工業的効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は0.150−1Mn鋼の熱間加工時の歪量・福
1度と加工直後の組織の関係を模式的に示した図、(熱
間加工後直ちに急冷した組織で調査したもの)第2図は
0.15 C−IMn tFfの熱間加工時(加工温度
750〜800℃)の歪量とフェライト粒径の関係を示
す図、第3図は0.1〜o、15チc−o、5〜1.5
Mn鋼のフェライト結晶粒度と降伏応力、靭性の関係を
示す図、第4図は加工終了後の冷速とフェライト粒径の
関係を示す図、第5図は本発明鋼と従来鋼の強度−延性
バランスの比較を示す図、第6図は0.O70−1Mn
鋼の熱間加工時の歪量とフェライト平均粒径の関係を示
す図、第7図は実施例1に従って処理された鋼(図中の
番号は賦香)の引張強さと疲労強度との関係を示す図(
試験条件:平面曲げ試験、繰返し1500rpm)、第
8図〜第11図は金属組織の顕微鏡写真で、第8図は本
発明鋼の光学顕微鏡写真、第9図は本発明鋼の電子顕微
鏡写真、第10図、第11図は比較鋼の光学顕微鏡写真
、第12図は本発明のフェライト鋼(仕上温8度高い)
の光学顕微鏡組織を示す写真図である。 算 1 図 □ レバース圧延 〜−連爺翫Pyジ(後段 3 ノザス)−m−□ 胡し
財(ブロックミル) 短時間(1&)の累積圧下率ぬり 短時間(19夕)のyA績盃 第2図 算3図 第4 図 加工外ゴ後のん速C’C/5) (820−6θo’c) 穿 5 図 TS  (Kdmmす 第8図 第9図 50゜ 第U図 50し

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  CO,02〜0.3 % 、 Mn0.1〜
    2 %を含有し、残部がreおよび不可避的不純物から
    なり、熱間加工された状態において、フェライト組織が
    70チ以上含まれ、該フェライト組織が平均粒径4μ以
    下の等軸フェライト結晶粒からなり、該フェライト結晶
    粒以外の第2相組織が、パーライト、マルテンサイト、
    残留オーステナイト、カーバイド、ベイナイトの少くと
    も1mからなることを特徴とする超細粒フェライト鋼。
  2. (2)  CO,02〜0.3 % 、 Mn0.1〜
    2%を含有し、更にSi 、Cr+Ni 、Co、Cu
    の1種又は2種以上を各々2チ以下及び/又はA7+T
    i sZr、cayVの1種又は2種以上f A1.0
    .1 %以下、TiおよびZr各々0.03%未満、C
    aおよび■各々0.1%以下を含有し、残部がFeおよ
    び不可避的不純物からなり、熱間加工された状態におい
    て、フェライト組繊が70多以上含まれ、該フェライト
    組織が平均粒径4μ以下の等軸フェライト結晶粒からな
    り、該フェライト結晶粒以外の第2相組織が、パーライ
    ト、マルテンサイト、残留オーステナイト、カーバイド
    、ベイナイトの少くとも1種からなることを特徴とする
    超細粒フェライト鋼。
  3. (3)  Nb s Tis + Mo #Wを実質的
    に含まない特許請求の範囲第1項又は第2項記載の超細
    粒フェライト鋼。
  4. (4)前記等軸フェライト結晶粒がAr s点近傍のオ
    ーステナイト相の動的変態あるいは動的変態及び動的再
    結晶によシ熱間加工中に生成したものである特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の超細粒7エライト鋼。
  5. (5)前記フェライト組織が80%以上である特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の超細粒フェライト鋼。
  6. (6)  C0,02〜0.3%、Mn 0.1〜2%
    を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼
    をAes変態点り上の温度から冷却する過程において熱
    間加工を行い、その終段において(ArI +50℃)
    〜(Ar3+100℃)の温度域で1秒以内に1回また
    は2回以上の合計圧下率が50係以上であるような加工
    を加えることを特徴とする超細粒フェライト鋼の製造方
    法。
  7. (7)  C0,02〜0.3%、 Mn 0.1〜2
     %を含有し、更にSi、Cr、Nl、Co+Cuの1
    種又は2種以上を各々2チ以下及び/又はAA、Ti 
    、Zr 、Ca、Vの1種又は2種以上をAt0.1%
    以下、TiおよびZr各々0.03%未満、Caおよび
    V各々0.1係以下を含有し、残部がFeおよび不可避
    的不純物からなる鋼をA c 3変態点以上の温度から
    冷却する過程において熱間加工を行い、その終段におい
    て(Ar1+ 50℃)〜(Ar3+100℃)の温度
    域で1秒以内に1回または2回以上の合計圧下率が50
    %以上であるような加工を加えることを特徴とする超細
    粒7エライト鋼の製造方法。
  8. (8)  CO,02〜0.3 % 、Mn0.1〜2
    %を宮有し残部がFeおよび不可避的不純物からなるf
    i全Ac3変態点以上の温度から冷却する過程において
    熱間加工を行い、その終段において(Ar1+ 50℃
    )〜(Ars + 1.00℃)の温度域で1秒以内に
    1回または2回以上の合計圧下率が50チ以上であるよ
    うな加工を加え、加工終了後の冷却過程の600℃以上
    の高温域を含む温度域において20℃/秒v上の冷却速
    度の強制冷却を行うことを特徴とする超細粒フェライト
    鋼の製造方法。 <9)  CO,02〜0.3 係、 Mn0.1〜2
    %を含有し、更にSi+Cr、Nt+Co+Cuの1種
    又は2種以上を各々2チ以″下及び/又はAZ z T
     i r Z r g Ca p Vの1種又は2種以
    上をAt O,1%以下、TiおよびZr各々0.03
    q6未満、Caおよび■各々0.1%曳下を含有し、残
    部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、Ac3変
    態点以上の温度から冷却する過程において熱間加工を行
    い、その終段において(Ar1 + 50℃)〜(Ar
    y、 +100℃)の温度域で1秒以内に1回または2
    回以上の合計圧下率が50チ以上であるような加工を加
    え、加工終了後の冷却過程の600℃以上の高温域を含
    む温度域において20℃/秒以上の冷却速度の強制冷却
    を行、うことを特徴とする超細粒フェライト鋼の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637330A (ja) * 1986-06-28 1988-01-13 Nippon Steel Corp 細粒フエライトを有する熱延鋼材の製造方法
WO1995001459A1 (en) * 1993-06-29 1995-01-12 The Broken Hill Proprietary Company Limited Strain-induced transformation to ultrafine microstructure in steel
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US7927433B2 (en) 2005-08-03 2011-04-19 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Cold-rolled steel sheet
US8257517B2 (en) 2005-08-03 2012-09-04 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Method of producing cold-rolled steel sheet

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