JPS59205106A - 耐熱性導体 - Google Patents
耐熱性導体Info
- Publication number
- JPS59205106A JPS59205106A JP8043283A JP8043283A JPS59205106A JP S59205106 A JPS59205106 A JP S59205106A JP 8043283 A JP8043283 A JP 8043283A JP 8043283 A JP8043283 A JP 8043283A JP S59205106 A JPS59205106 A JP S59205106A
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- JP
- Japan
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- alloy
- heat
- present
- conductivity
- conductor
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- Pending
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高温環境において導電性を低下せしめることな
く酸化劣化のない耐熱性導体に関するものである。
く酸化劣化のない耐熱性導体に関するものである。
Cu又はCu合金は高い導電性や熱伝導性を有するため
電気電子材料として広く利用されているが、酸化劣化特
に100〜150℃以上の高温環境の下においては02
や802 、 CL2 r H2Sなどによって浸食さ
れ易い。従ってこのような高温環境の下において使用さ
れる電線、ケーブル或はモーター、コイルの巻線にはC
u又はCu合金を単独で使用することが出来ない。同様
に電子機器部品、例えば半導体(金集積回路)のリー
ト線ヤボンディングワイヤー、リードフレーム、端子、
コネクター、接点などについてもいえることである。
電気電子材料として広く利用されているが、酸化劣化特
に100〜150℃以上の高温環境の下においては02
や802 、 CL2 r H2Sなどによって浸食さ
れ易い。従ってこのような高温環境の下において使用さ
れる電線、ケーブル或はモーター、コイルの巻線にはC
u又はCu合金を単独で使用することが出来ない。同様
に電子機器部品、例えば半導体(金集積回路)のリー
ト線ヤボンディングワイヤー、リードフレーム、端子、
コネクター、接点などについてもいえることである。
このように部品や機器としての使用環境と共に部品や機
器の製造1m立ての工程においても半田伺けや鑞付け、
溶接、樹脂キュア、エージングなどにおいても多くの熱
作業を行う場合が多い。
器の製造1m立ての工程においても半田伺けや鑞付け、
溶接、樹脂キュア、エージングなどにおいても多くの熱
作業を行う場合が多い。
このためCu又はCu合金にNiを僚覆して酸化を防止
することが実施されているがCu (!: Ni (d
高温において拡散反応をおこしCIJの電導性を著しく
阻害する。この拡散反応は特に2oo℃〜300℃以上
において顕著に表われるため長期の実用期間中に導電障
害をきたす。特に400℃以上においては短時間に進行
する。又Niの被覆層は通常0.5〜5μの如く薄層に
よる場合が多いため、導電劣化と共KNiの耐酸化機能
が損われるものであった。
することが実施されているがCu (!: Ni (d
高温において拡散反応をおこしCIJの電導性を著しく
阻害する。この拡散反応は特に2oo℃〜300℃以上
において顕著に表われるため長期の実用期間中に導電障
害をきたす。特に400℃以上においては短時間に進行
する。又Niの被覆層は通常0.5〜5μの如く薄層に
よる場合が多いため、導電劣化と共KNiの耐酸化機能
が損われるものであった。
他方Niに代えてCu又はCu合金の表面にAgを被覆
した耐熱導体もあるが、前記の如き高温条件においては
、外気02がAg中を透過してCu基体を酸化する。又
セラミラクラCuに被覆することも出来るが可撓性など
に欠けると共に電気的或は冶金的接合性に欠けるため使
用することが出来難いものであった。
した耐熱導体もあるが、前記の如き高温条件においては
、外気02がAg中を透過してCu基体を酸化する。又
セラミラクラCuに被覆することも出来るが可撓性など
に欠けると共に電気的或は冶金的接合性に欠けるため使
用することが出来難いものであった。
本発明はかかる現状に鑑み鋭意研究を行った結果、高温
環境においても安定した性能を保持しうるCu又はCu
合金の電気材料を見出したものであり、特に電子機器が
高密度に実装され局部的に高温化される傾向に応じうる
電気導体を提供するものである。即ち本発明はCu又は
Cu合金の基体の外側にAg又はAg合金の中間層を形
成し、更にその外側にNi 、 Co又はこれらの合金
の内(”Jれか1種の金属外層を設けたことを特徴とす
るものである。
環境においても安定した性能を保持しうるCu又はCu
合金の電気材料を見出したものであり、特に電子機器が
高密度に実装され局部的に高温化される傾向に応じうる
電気導体を提供するものである。即ち本発明はCu又は
Cu合金の基体の外側にAg又はAg合金の中間層を形
成し、更にその外側にNi 、 Co又はこれらの合金
の内(”Jれか1種の金属外層を設けたことを特徴とす
るものである。
本発明にシいて外層全Ni、Go又はこれらの合金を1
吏用する理由は、これらの金属は外気02やその他の)
ズ食性物質、イオウ化合物、塩素化−合物から基体を保
護するためである。又NiよシもCoの方が耐熱性に優
れているため特に高温にて使用する場合にはCo又はC
o合金か有用であシ、その厚さは通常0.1μ以上であ
る。
吏用する理由は、これらの金属は外気02やその他の)
ズ食性物質、イオウ化合物、塩素化−合物から基体を保
護するためである。又NiよシもCoの方が耐熱性に優
れているため特に高温にて使用する場合にはCo又はC
o合金か有用であシ、その厚さは通常0.1μ以上であ
る。
なおNi合金、 Co合金としては例えば、Ni−Co
+ Ni −Co −Fe r Ni = B r
Ni −Go −PrNi −Cr * Nt −Fe
−Cr + Ni −Co 、−Sn 、 C。
+ Ni −Co −Fe r Ni = B r
Ni −Go −PrNi −Cr * Nt −Fe
−Cr + Ni −Co 、−Sn 、 C。
−Sn 、 Ni −Zn等である。
文中間層にAg又はAg合金を使用する理由は、Agが
Ni r Coと反応することがないこと並にAgがC
uに拡散合金化しても導電性を劣化せしめないことであ
る。このため笑用的な拡散バリヤとなるものである。史
にAgはCuの4電性を保持しながら機械的強度を改良
できる利点を有する。
Ni r Coと反応することがないこと並にAgがC
uに拡散合金化しても導電性を劣化せしめないことであ
る。このため笑用的な拡散バリヤとなるものである。史
にAgはCuの4電性を保持しながら機械的強度を改良
できる利点を有する。
なお中間層の厚さは使用条件や基体ツーイズにもよるが
通常0.05〜5μの範囲である。
通常0.05〜5μの範囲である。
なおAg合金としては例えばAg −In 、 Ag
−8n 、 Ag −Cd等である。
−8n 、 Ag −Cd等である。
又基体のCu合金としては例えばCu −Sn。
Cu −Zn r Cu −Fe J Cu −Al2
O5r Cu −Be等である。
O5r Cu −Be等である。
なお基体はセラミックや樹脂などの基材上に形成されて
もよい。
もよい。
本発明において耐熱性導体とは、電線、ケーブルのほか
リード線、リードフレーム、ボンディング線、端子、接
点等をいうものである。
リード線、リードフレーム、ボンディング線、端子、接
点等をいうものである。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例(1)
図面に示す如(0,329の銅線1を常法により電解脱
脂した後酸洗し、第1表に示す条件にてAgストライク
メッキを行い、次いで1μの々メッキを行って中間層2
を形成し、更に2μのNlメッキを行って外層3を設け
て本発明耐熱性導体金えた。
脂した後酸洗し、第1表に示す条件にてAgストライク
メッキを行い、次いで1μの々メッキを行って中間層2
を形成し、更に2μのNlメッキを行って外層3を設け
て本発明耐熱性導体金えた。
第1表
Agストライク AgCN 3 j9/13
KCN 30 g//1 5 A7’dm2X 5秒間 Agメッキ AgCN 30!i周KCN
45 Vl I A/dm2X 110秒間 Niメッキ NiSO42309/)NiCt2
30 g/13 H2BO345I/1 PH2,5 3,5A/am2X 170秒間 比較例(1) 0.32ψの銅線の外側に第1表に示す条件にて2μの
メッキを行って比較例耐熱性導体をえた。
KCN 30 g//1 5 A7’dm2X 5秒間 Agメッキ AgCN 30!i周KCN
45 Vl I A/dm2X 110秒間 Niメッキ NiSO42309/)NiCt2
30 g/13 H2BO345I/1 PH2,5 3,5A/am2X 170秒間 比較例(1) 0.32ψの銅線の外側に第1表に示す条件にて2μの
メッキを行って比較例耐熱性導体をえた。
斯くして得た本発明品と比較例品とについて、夫々大気
中にて350℃X1000hrニーソング処理を行った
後、導電率及び引張強度を測定した。その結果は第2表
に示す通シである。
中にて350℃X1000hrニーソング処理を行った
後、導電率及び引張強度を測定した。その結果は第2表
に示す通シである。
第 2 表
上表よシ明らかの如く高温度において不発明品は導電性
はやや低下するが、引張強度は逆に向上する。然し比較
例品は導電性釜に引張強度共に著しく低下するものであ
った。
はやや低下するが、引張強度は逆に向上する。然し比較
例品は導電性釜に引張強度共に著しく低下するものであ
った。
実施例(2)
実施例(1)におけるNiメッキに代えて2μのCoメ
ッキを行う以外はすべて実施例(1)と同様にして本発
明耐熱性導体金えた。
ッキを行う以外はすべて実施例(1)と同様にして本発
明耐熱性導体金えた。
斯くして得た本発明品(実施例1及び実施例2)と比較
例品とについて夫々400℃x 1ooo hr太気気
中て加熱した後、導電率及び酸化増量率を測定した。そ
の結果は第3表に示す通シである。
例品とについて夫々400℃x 1ooo hr太気気
中て加熱した後、導電率及び酸化増量率を測定した。そ
の結果は第3表に示す通シである。
第 3 表
1 〃 (実施例2)l 96.6 e
、+ o、6s j上表よシ明らかの如く不発明
品は高温にて処理するも酸化が極めて少く且つ優れた導
電率を有するものである。
、+ o、6s j上表よシ明らかの如く不発明
品は高温にて処理するも酸化が極めて少く且つ優れた導
電率を有するものである。
以上詳述した如く不発明によれば高温環境条件によるも
優れた耐熱性与体をうるため、電線。
優れた耐熱性与体をうるため、電線。
ケーブル、半導体部品等に使用して極めて有用である。
図面は不発明耐熱性導体の1例金示す断面図でろる。
l・・・基体、2・・・中間層、3・・・外J侍。
出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−ζ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Cu又はCu合金の基体の外側にAg又はAg合金の中
間層を形成し、更にその外側にNi 、 C。 又はこれらの合金の内側れかlr?Uの金属外層を設け
たことを特徴とする耐熱性導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043283A JPS59205106A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 耐熱性導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043283A JPS59205106A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 耐熱性導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59205106A true JPS59205106A (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=13718101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043283A Pending JPS59205106A (ja) | 1983-05-09 | 1983-05-09 | 耐熱性導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59205106A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188734U (ja) * | 1986-05-20 | 1987-12-01 | ||
US7491449B2 (en) * | 2006-02-24 | 2009-02-17 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Copper-silver alloy wire and method for manufacturing the same |
WO2016020588A1 (fr) * | 2014-08-06 | 2016-02-11 | Nexans | Conducteur électrique pour des applications aéronautiques |
-
1983
- 1983-05-09 JP JP8043283A patent/JPS59205106A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188734U (ja) * | 1986-05-20 | 1987-12-01 | ||
US7491449B2 (en) * | 2006-02-24 | 2009-02-17 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Copper-silver alloy wire and method for manufacturing the same |
WO2016020588A1 (fr) * | 2014-08-06 | 2016-02-11 | Nexans | Conducteur électrique pour des applications aéronautiques |
FR3024798A1 (fr) * | 2014-08-06 | 2016-02-12 | Nexans | Conducteur electrique pour des applications aeronautiques |
US9941028B2 (en) | 2014-08-06 | 2018-04-10 | Nexans | Electrical conductor for aeronautical applications |
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