JPS59204073A

JPS59204073A - 複写機用ラジアント型画像定着装置

Info

Publication number: JPS59204073A
Application number: JP7913283A
Authority: JP
Inventors: Shigenori Mori; 森　重典
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1983-05-06
Filing date: 1983-05-06
Publication date: 1984-11-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は定着部で紙詰シが生じたとき、定着用輻射熱を
コピー用紙からそらしてコピー用紙の燃焼を防止する複
写機用ラジアント型画像定着装置に関する。

（従来波＃）複写の定着工程における定着方式には熱ローラ方式、ラ
ジアント方式、オープン方式、圧力定着方式などがある
。このうちラジアント方式は輻射伝熱によシ熱エネルギ
ーをコピー用紙と未定着トナー画像に与えて画像を定着
するものである。第１図は従来のラジアント型画像定着
装置を示す。このラジアント型画像定着装置１にはトラ
ンスポートペル）１７によって転写部（図示せず）から
搬送されてくるコピー用紙５の通過面上に設けられた熱
源２（例えば赤外線ランプ、キセノンフラッシュランプ
）ヲ有し、熱源２の上部にはラジェータ４が設けられ、
ラジェータ４の内面３は鏡面処理はれている（尚、６は
排出ロールを示す）。

以上の構成において、その操作を説明するに、転写部よ
りトランスポートベルト１７を介してコピー用紙５が搬
送されてくると、それを検知して熱源２がオンし、熱源
２の輻射熱を受けてコピー用紙５上の未定着トナーが定
着させられる。この後、排出ロール６を介して排出され
る（この場合、内面３は鏡面処理されているため。

熱効率を大にすることができる）。このラジアント型画
像定着装置はその構造が簡単であり、ウオーミングアツ
プタイムが短いという利点を有する（尚、ラジェータ４
が定着部の過熱を防止する）。

しかしながら、このラジアント型画像定着装置によれば
、熱源２により発せられる輻射熱を直接コピー用紙５に
照射するため、紙詰シなどでコピー用紙５が内部に停止
するとコピー用紙５の特定部分が局部的に加熱されるた
めコピー用紙５が燃焼する恐れがある。これを防止する
ために種々の提案がなされている。第１に、第２図（イ
）、（ロ）に示す如く、紙詰シが生じてコピー用紙５が
燃焼する恐れがある場合燃焼する部分を遮蔽して消火し
ようとするものである。しかしながら、この装置は燃焼
する部分の拡大を防ぐもので、燃焼それ自体を防ぐこと
はできない。

第２に、第３図（イ）、（ロ）に示す如く、紙詰υか生
じた場合熱源２（反射ミラーを含めて）を回転させ輻射
熱の照射方向を変更するものである。

しかしながら、この装置は電源に接続されている熱源２
の姿勢を変更するため機構が複雑にな９、また熱源２の
回転が完了するまで若干の時間を要するため、その時間
中の輻射熱によりコピー用紙５が過熱を受ける恐れがあ
る。

（発明の目的及び構成）本発明は上記に鑑みてなされたものであシ、定着工程に
おいて紙づまシが生じたとき熱の照射によるコピー用紙
の燃焼を適格に防止するため、熱源と独立した輻射熱案
内ミラーの姿勢を変えることにより輻射熱の照射をコピ
ー用紙以外の部分に変えさせるようにした複写機用ラジ
アント型画像定着装置に関する。

以下本発明による複写機用ラジアント型画像定着装置を
詳細に説明する。

（実施例）第４図（イ）、（ロ）は、本発明の一実施例を示し、ラ
ジアント型画イＣソ定着装置ｌは熱源２（例えば赤外約
ランプ、キセノンフラッシュランプ）を有しておシ、該
熱源２は輻射熱をコピー用紙５に直接照射するのを防ぐ
ミラー７で被われている。ミラー７は熱源２の輻射を所
定の方向に定める開口部８ａを有しておシ、ミラー７か
ら受ける輻射熱をコピー用紙５に案内するミラー９がミ
ラー７に対向して設けら扛ている。ミラー９はその一部
を枢軸支持部材ｌＯで開口部８ｂをコピー用紙５に向け
て支持部れてお９、ミラー９の各端はアクチュエータ１
１（例えば、ソレノイド）とげね２１に固定１ｔ”Ｌで
いる。更にコピー用紙排出通路１２の上下にはコピー用
紙の通過を検出する発光ターイオード１３とフォトトラ
ンジスタ１４とから成るセンサ１５が設けられている。

また、熱源２及びアクチュエータｌｌを制御するための
制御部１６（例えばマイコン）が設けられ、センサ信号
等を入力する入力回路１６ａと、入力信号の演算処理に
必要な・プログラムを格納するＲＯＭ　１６　ｂと、プ
ログラムに基いて所定の演算を行うＣＰＵ　１６　ｃと
、演算結果やデータ等を一時的に記憶するＲＡＭ　１６
　ｄと、演算結果に基いて各種の制御対象へ制御信号を
出力する出力回路１６ｅを有し、該出力回路１６ｅに熱
源駆動回路１８及びアクチュエータ駆動回路１９が接続
されている。

以上の構成において、その操作を説明するに（第５図は
操作をフローチャートで示す）、転写部（図示せず）よ
り排出されたコピー用紙５はトランスボートベルト１７
よシラジアント型画像定着装置ｌ内へ搬送される。コピ
ー用紙５が定着部に入るとセンサ（図示せず）が検知し
て検知信号を制御部１６に入力し、制御部１６は熱源駆
動回路１８を介して熱源２を駆動させる。その結果、熱
源２は作動して熱エネルギーを輻射し始め、熱源２の輻
射熱はミラー７の開口部８ａからミラー９の開口部８ｂ
を介してコピー用紙５を照射し、トナーによる未定着像
を加熱して定着する。センサ１５が定着部から排出され
るコピー用紙５の始端を検出すると制御部１６がクロッ
クパルス（ＣＰＵ　ｌ　６　ｃのタイマー操作）に基い
て計時を開始し、センサ１５がコピー用紙５の終端を検
出すると計時をリセットする。定着を終了したコピー用
紙５は排出ロール６によって排出トレイ（図示せず）へ
排出される。一方、コピー用紙５の紙詰シが生じ、ラジ
アント型画像定着装置ｌ内にコピー用紙５が残存すると
タイマーがタイムアツプし、アクチーエータ駆動回路１
９を介してアクチュエータ１１を駆動させ、ばね２１に
抗して第４図０）力・ら第４図（ロ）の状態にミラー９
の姿勢を制御する。

その結果、コピー用紙５に照射される熱源２の輻射熱を
コピー用紙５からそらすことができる。

（発明の効果）以上説明した通シ、本発明による複写機用ラジアント型
画像定着装置によれば、定着部に紙詰シが生じたとき熱
源と独立した輻射熱案内ミラーの姿勢を変えることによ
り輻射熱の照射をコピー用紙以外の部分に変えさせるよ
うにしたため、定着工程において紙詰シが生じたとじて
も熱の照射によるコピー用紙の燃焼を適格に防止するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の複写機用ラジアント型画像定着装置の説
明図。第２図（イ）、（ロ）、゛第３図（イ）、（ロ）
は紙詰シによシ生ずるコピー用紙の燃焼を防止する２つ
の案を示し、０）は定常状態、（ロ）は紙詰りの状態の
説明図。第４図（イ）、（ロ）は本発明の一実施例を示
しくイ）は定常状態、（ロ）は紙詰シ時の状態の説明図
。第５図は本発明の操作を示すフローチャート。符号の説明ｌ・・・複写機用ラジアント型画像定着装置、２・・・
熱源、　　３・・・反射鏡、　　４・・・ラジェータ、
５・・・コピー用紙、　　６・・・排出ロール、　　７
・・・ミラー、　　９・・・ミラー、　　１１−・・ア
クチュエータ、１３・・・発光ダイオード、　　１４・
・・フォトトランジスタ、　　１５・・・センサ、　　
１６・・・制御部、１８・・・熱源駆動回路、　　１９
・・・アクチュエータ駆動回路、　　２１・・・ばね。

Claims

【特許請求の範囲】輻射伝熱によシ熱エネルギーをコピー用紙と該コピー用
紙上の未定着トナー画像に与えて画像を定着させる熱源
を有する複写機用ラジアント型画像定着装置において、前記熱源の輻射熱をコピー用紙からそらす第１のミラー
と、該第１のミラーから受けた輻射熱をコピー用紙に与
える第２のミラーと、紙詰りか発生したとき前記第２の
ミラーの姿勢を変えて輻射熱をコピー用紙からそらす姿
勢制御手段を備えたことを特徴とする複写機用ラジアン
ト型画像定着装置。