JP2008262164A - 定着装置 - Google Patents

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Yoshikuni Sasaki
良州 佐々木
Akira Sawahata
昌 澤畑
Akitomo Kuwabara
章友 桑原
Tsukasa Onose
司 小野瀬
Yuji Omura
裕二 大村
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【課題】印刷開始直後における加熱ローラの急激な温度低下が防止され、印刷開始直後から良好なトナー像定着を可能する。
【解決手段】非接触加熱部材を、加熱ローラと対向する第1の位置と、予熱部材と対向する第2の位置との間で偏向可能に設けるとともに、印刷開始から所定時間の間は非接触加熱部材を第1の位置に位置させて、加熱ローラを熱源と非接触加熱部材とで加熱し、所定時間が経過した後は非接触加熱部材を第2の位置に位置させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録材上に形成されたトナー像を、当該記録材に定着させる定着装置に関するものである。
電子写真プロセスを用いて記録材上に形成されたトナー像は、加熱ローラと加圧ローラとからなる一対の定着ローラのニップ部で加熱加圧され、記録材に定着されるのが一般的であるが、印刷速度の高速化に伴い、定着ローラのニップ部だけでは十分な定着加熱時間を稼ぐことが難しくなってきている。
そこで、定着に不足する熱量を補うべく、定着ローラの前段に、トナー像を保持した記録材の背面側と接触して記録材を予熱する予熱部材を設けたり、あるいは定着ローラの前段に、トナー像を保持した側の記録材表面と対向する非接触加熱部材を設け、高速定着に対応させるようにした定着装置が提案されている。
特開平10−307495号公報
上記のように定着ローラの前段に補助加熱部材を設けることで、単位時間当りに記録材に供給される熱量は増加し、トナー像の定着性は改善されるが、印刷開始直後の定着性において依然として問題があった。
即ち、印刷開始直後においては加熱ローラの熱が記録材に急激に奪われ、一時的に加熱ローラの温度低下、所謂アンダーシュートが発生する。アンダーシュート量は加熱ローラの構造によっても変動するが、一般的に印刷速度が高速になるにしたがってアンダーシュート量は大きくなる傾向がある。
本発明の目的は、定着ローラの前段に設置した補助加熱部材を有効に用いて、印刷開始直後における加熱ローラの急激な温度低下を防ぎ、印刷開始直後から良好なトナー像定着が実現可能な定着装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の第1の手段は、熱源を備えた加熱ローラと、該加熱ローラに圧接した加圧ローラと、前記加熱ローラと加圧ローラの圧接部に対して記録材搬送方向上流側に設けられた予熱部材と、該予熱部材に対向して設けられた非接触加熱部材とを備えた定着装置において、
前記非接触加熱部材を、前記加熱ローラと対向する第1の位置と、前記予熱部材と対向する第2の位置との間で偏向可能に設けるとともに、印刷開始から所定時間の間は前記非接触加熱部材を前記第1の位置に位置させて、前記加熱ローラを前記熱源と前記非接触加熱部材とで加熱し、前記所定時間が経過した後は前記非接触加熱部材を前記第2の位置に位置させることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記非接触加熱体の熱源として近赤外線領域の波長の電磁波を放射するヒータを使用し、前記非接触加熱体による前記記録材上の加熱領域の単位面積あたりの前記ヒータの消費電力が、0.03W/mm以下であることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第2の手段において、前記ヒータの周辺に、前記電磁波を前記記録材の方向に反射させる反射部材を備え、前記反射部材は、前記電磁波を前記記録材上に焦点を結ばない平行波として反射させる形状であることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第2または第3の手段において、前記ヒータに開閉可能なシャッタと、前記シャッタを開閉動作するためのシャッタ開閉動作駆動源とを備え、前記ヒータによる前記記録材の加熱量を前記シャッタ機構の開閉により制御するための制御手段を有することを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第4の手段において、前記シャッタは、前記シャッタ開閉動作駆動源とは独立して常に閉じる方向に力が作用し、前記シャッタの開閉動作異常時には前記シャッタが自動で閉じることを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第2または第3の手段において、前記ヒータは、印刷開始から所定時間経過後に前記ヒータの加熱を停止させる制御を行うことを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は前記第1ないし第3の手段において、前記接触加熱体は、当該接触加熱体の温度を制御する温度センサを備え、前記温度センサは前記非接触加熱体の接触加熱体上の加熱領域外に位置することを特徴とするものである。
本発明の定着装置によれば、印刷開始直後における加熱ローラの急激な温度低下が防止され、印刷開始時の加熱ローラのアンダーシュートによる記録材への熱量供給不足、およびタンデム印刷時に熱により変形した記録材の予熱不足を補うことができるので、印刷開始直後から良好なトナー像定着を実現することができる。
本発明を実施するには、ハロゲンヒータ等の非接触加熱体を予熱板に対向して配置し、記録材の定着面を輻射加熱する形態とするのが最良である。ただし、印刷開始から所定の時間経過後は、予熱板と加熱加圧定着部での熱量にて十分定着可能であるため、非接触加熱体による記録材の加熱は、印刷開始直後から記録材の熱変形した部分が通過する所定の時間内のみに限定することにより、余分な記録材の加熱を抑制するのが望ましい。また、非接触加熱体のヒータ熱量は、記録材の搬送停止時に記録材及びトナーの発煙及び焼損を防止するヒータ熱量とすることが望ましい。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は電子写真記録装置の概略構成図である。図1において、1は電子写真記録装置本体、2は定着装置、3は印刷機構、4は記録材であり本発明では連続紙を使用している。印刷機構3にてトナー像が形成された記録材4は搬送機構5にて定着装置2へ搬送され、定着が終わった記録材4は搬送ローラ6にて後処理装置(図示せず)へ送り込まれる。
図2は定着装置の概略構成図である。定着装置2は、加熱加圧式定着部、接触加熱部、非接触加熱部から構成されている。加熱加圧式定着部は加熱ローラ20と加圧ローラ21が圧接可能な状態で配設されており、加熱ローラ20は熱源22により加熱される。加熱ローラ20は駆動機構(図示せず)により回転駆動され、加熱ローラ20と加圧ローラ21との間に搬送されてくる記録材4を加圧ローラ21との間で圧接加熱して、記録材4上の未定着トナーを記録材4に定着させる。なお、加熱ローラ20は、その表面温度が温度センサ23により検出され、この温度センサ23の検出結果に基づいて、制御部(図示せず)により熱源22の駆動が制御され、所定の温度に制御される。加圧ローラ21は、停止時には加熱ローラ20から離間しているが、印刷時には圧接機構24により加熱ローラ20に圧接され、加熱ローラ20の回転に従動して回転する。
接触加熱部は、金属プレートにヒータが埋め込まれた予熱板25で構成されている。予熱板25は、記録材4への急激な熱供給を避けるため、記録材4の搬送方向に複数枚に分割され、上流側の予熱板25の温度を下流側の予熱板25の温度よりも低く設定し、加熱ローラ20と加圧ローラ21の圧接部に近くなるに従って徐々に温度を上昇させる構成となっている。また、個々の予熱板25の温度は、それぞれ温度センサ26によって測定され、所定の温度になるように制御されている。更に、予熱板25には溝(図示せず)が設けられており、この溝にはサクションチューブ27が連結され、印刷時には記録材4を予熱板25に吸着させ、予熱効果を高めている。
非接触加熱部は、ハロゲンヒータ28と反射板29およびシャッタ30から構成さていれる。反射板29はハロゲンヒータ28から放射される電磁波を記録材方向に効率的に反射して照射するために放物面形状に形成されている。ハロゲンヒータ28としては近赤外線の波長領域を使用するのが望ましい。近赤外線の特徴として、ヒータ立ち上がり時間が長波長の赤外線に比べて短く、また、近赤外線ヒータの放射波長とトナーと用紙の吸収率を見た場合に、用紙とトナーの吸収率の差が大きいため、用紙の加熱を抑えて、トナーだけを加熱することができるため、熱による用紙ダメージを抑えられるという利点がある。
シャッタ30は、シャッタ開閉駆動源(図示せず)を有しており、ハロゲンヒータ28の点灯・消灯とは独立して開閉動作が可能となっている。また、シャッタ30にはシャッタ開閉駆動源とは独立して常に閉じる方向の力が作用しており、シャッタ開閉駆動源の給電が停止した際には、自動でシャッタ30が閉じるようになっている。
ハロゲンヒータ28は記録材4を挟んで予熱板25と対向するように設置される。予熱板25に取り付けられた温度センサ26は、ハロゲンヒータ28の加熱によって予熱板25が熱的影響を受けないよう、非接触加熱部の予熱板25上の加熱領域31の範囲外の位置に配置されている。
次に本発明の定着動作について説明する。図3は定着装置の定着動作を示すタイムチャートである。印刷を開始すると、印刷機構3にて未定着のトナーを形成された記録材4が定着装置2へと搬送され、予熱板25に吸着され、トナー定着面の反対側から接触加熱にて加熱される。ハロゲンヒータ28は、印刷開始前のプレ信号Iに同期して点灯を開始する。この時点では、シャッタ30が閉じており、ハロゲンヒータ28から照射された赤外線はシャッタ30に遮られ、記録材4には到達しない。
次に、印刷開始直前のプレ信号IIと同期して、シャッタ開閉駆動源(図示せず)によりシャッタ30の開く動作が行われる。その後、印刷開始信号により記録材4の搬送が開始される。
シャッタ30を設けてハロゲンヒータ28を予め点灯させることにより、ハロゲンヒータ28の立ち上がり時間の影響を無視することができる。なお、シャッタ30のオープン開始時間は印刷開始前のプレ信号Iのヒータ点灯タイミングと同期しても良い。ハロゲンヒータ28から照射された赤外線は記録材4のトナー定着面を輻射により加熱する。これにより、印刷開始直後に加熱ローラ20にて発生するアンダーシュートによる熱量不足を予め補うことが可能である。所定の時間T経過後は、加熱ローラ20の温度も回復し、加熱加圧定着部と接触加熱部の熱量にてトナー定着に必要な熱量を得ることができるので、ハロゲンヒータ28は消灯し、シャッタ30は閉じられる。
タンデム印刷の場合について、図4を用いて説明する。図4はタンデム印刷時を示す模式図である。タンデム印刷では、隣合わせに配置した電子写真記録装置P1およびP2間に記録材反転装置7を設け、電子写真記録装置P1で記録材4の片方の面にトナー像を定着させ、送り出されてきた記録材4の面を記録材反転装置7で反転した後、記録材4を電子写真記録装置P2に送り込んで記録材4の他方の面にトナー像を定着させ、記録材4の両面にトナー像を得る。
前段側の電子写真記録装置P1の定着部内に停止していて熱変形した記録材4は、後段側の電子写真記録装置P2の予熱板25への密着性が劣り、接触加熱部のみでは所定の温度まで予熱できないので、非接触加熱部のハロゲンヒータ28を点灯し、記録材4のトナー定着面を輻射熱により加熱する。記録材4の、前段側の電子写真記録装置P1の定着部内に停止していて熱変形した部分が、後段側の電子写真記録装置P2の定着部を通過した後は、記録材4の予熱板25への密着性も回復し、接触加熱部と加熱加圧定着部の熱量にてトナー定着に必要な熱量を得ることができるので、ハロゲンヒータ28は消灯し、シャッタ30は閉じられる。このとき、シャッタ30のオープンしている時間は図4中の距離Mが通過する時間で規定され、距離Mはコントローラ(図示せず)から、P1とP2間の用紙長情報を入手することにより、シャッタ30の開閉タイミングを決定する。ここでは、距離Mは電子写真記録装置P1の予熱板25から電子写真記録装置P2の予熱板25間の記録材搬送距離である。
図5は本発明の他の定着装置の概略構成図である。図5において図2と同一符号を付したものは同一の機能を有する要素である。反射板29は、図5において実線で示すように加熱ローラ20と対向する第1の位置と、破線で示すように予熱板25と対向する第2の位置との間で偏向可能に設けられている。反射板29の偏向動作は駆動機構31によって行われ、ハロゲンヒータ28から発せられる赤外線の照射方向を変更することが可能になっている。
上記構成の定着装置において、トナー像定着は以下の動作によって行われる。
印刷開始時には、反射板29は、加熱ローラ20の表面を加熱する方向に向けられている。印刷を開始すると、ハロゲンヒータ28が点灯し、加熱ローラ20の表面を非接触加熱する。これにより、印刷開始直後に加熱ローラ20にて発生するアンダーシュートによる熱量不足を予め補うことが可能である。ここで、加熱ローラ20の表面は、黒色または黒色に近い赤外線を吸収し易い色とし、効率よく加熱ローラ20を加熱できるようにすることが望ましい。所定の時間経過後は、加熱ローラ20の温度が回復するので、反射板29は駆動機構31により、記録材4のトナー定着面を加熱する方向に変更する。タンデム印刷の場合は、記録材4の前段側の電子写真記録装置の定着部内に停止していて熱変形した部分が通過するまでの間、ハロゲンヒータ28を点灯し、記録材4のトナー定着面を輻射熱により加熱する。
上記のように、印刷開始から所定時間の間は反射板29を加熱ローラ20と対向する第1の位置に位置させて、加熱ローラ20を熱源22とハロゲンヒータ28とで加熱し、前記所定時間が経過した後は、加熱ローラ20の表面温度が回復するので、反射板29は駆動機構31により、予熱板25と対向する第2の位置に偏向される。
加熱ローラ20と加圧ローラ21との圧接部に搬入された用紙4は、前記圧接部で加熱加圧され、用紙4上にトナー像が定着される。
なお、加熱ローラ20は、その表面温度が温度センサ23により検出され、温度センサ23の出力に基づいて、制御部(図示せず)により熱源22がオン・オフ制御されて、所定の温度に制御される。
ハロゲンヒータ28は所定の時間T経過後、あるいはタンデム印刷の場合、電子写真記録装置P2の定着部を記録材4が距離M通過後に消灯するが、実際の印刷においては、緊急停止など何らかの要因により所定の時間が経過する前に印刷が停止する可能性がある。この場合、ハロゲンヒータ28は記録材4の搬送停止と同時に消灯し、シャッタ30も記録材4の搬送停止と同時に閉じられる。これにより、停止した記録材4への赤外線照射を極力避けることが可能で、過剰加熱による発煙・焼損およびトナー像の画質変化を防止できる。
しかし、シャッタ30は機構部品であるため、予期せぬ要因により動作不能に陥る可能性は否定できない。この場合、記録材4の搬送停止と同時にハロゲンヒータ28を消灯したとしても、シャッタ30が閉じず、停止した記録材4はハロゲンヒータ28の立ち下がりの熱的影響を受けることになる。ヒータの熱量によっては、立ち下がりの熱的影響だけでも記録材4上のトナー像の画質変化、最悪の場合は記録材4の発煙になり得る。
このような場合を想定し、ハロゲンヒータ28のヒータ熱量をある一定の値以下に抑える必要がある。数種類のヒータ熱量のハロゲンヒータを用意して、ヒータの立ち下がりによる停止した記録材の発煙およびトナー像の画質変化を評価したところ、記録材の発煙がなく、トナー像の画質変化が許容レベルとなるヒータ熱量の条件は、図6において非接触加熱部の記録材の搬送方向の発光幅L1=60mm、記録材の搬送方向に直交する方向の発光長L2=500mmの場合にて、ハロゲンヒータの消費電力Wは900Wであった。つまり、非接触加熱部の加熱領域32の単位面積あたりの消費電力が、900/(60×500)=0.03W/mm以下が条件である。この値は、印刷停止時の安全性に対する制限であるため、記録材4の搬送速度によらず一定となる。記録材4の搬送速度が速くなると、加熱領域32を通過する時間が短くなるため、ヒータ熱量を増やす必要があるが、この場合、非接触加熱部の加熱領域32の単位面積あたりの消費電力0.03W/mm以下を維持しつつ、ヒータ本数を増やすことで対応する。また、反射板29の形状は、ハロゲンヒータ28から放射される近赤外線を、記録材4に対して焦点を結ばない平行光として反射する放物面形状にすることにより、記録材4の搬送停止時に記録材4上の特定の部分にだけ熱が集中することを避けることができる。
以上のように、ヒータ熱量および反射板の形状を規定することにより、万一シャッタが動作しない場合においても、記録材の発煙、焼損およびトナー像の画質変化を防ぐことができ、安全性に対して十分なプロテクトを達成することが可能となる。
定着不良を低減することができるので、定着不良によるロストページの再印刷を行わなくて良いため、印刷ジョブの効率向上が可能である。
本発明における電子写真記録装置の概略構成図である。 本発明における定着装置の概略構成図である。 本発明における定着装置の定着動作を示すタイムチャートである。 タンデム印刷時を示す模式図である。 本発明における他の定着装置の概略構成図である。 本発明における定着装置の概略構成図である。
符号の説明
1は電子写真記録装置本体、2は定着装置、3は印刷機構、4は記録材、5は搬送機構、6は搬送ローラ、7は記録材反転装置、20は加熱ローラ、21は加圧ローラ、22は熱源、23は温度センサ、24は圧接機構、25は予熱板、26は温度センサ、27はサクションチューブ、28はハロゲンヒータ、29は反射板、30はシャッタ、31は駆動機構、32は非接触加熱部の加熱領域である。

Claims (7)

  1. 熱源を備えた加熱ローラと、該加熱ローラに圧接した加圧ローラと、前記加熱ローラと加圧ローラの圧接部に対して記録材搬送方向上流側に設けられた予熱部材と、該予熱部材に対向して設けられた非接触加熱部材とを備えた定着装置において、
    前記非接触加熱部材を、前記加熱ローラと対向する第1の位置と、前記予熱部材と対向する第2の位置との間で偏向可能に設けるとともに、印刷開始から所定時間の間は前記非接触加熱部材を前記第1の位置に位置させて、前記加熱ローラを前記熱源と前記非接触加熱部材とで加熱し、前記所定時間が経過した後は前記非接触加熱部材を前記第2の位置に位置させることを特徴とする定着装置。
  2. 前記非接触加熱体の熱源として近赤外線領域の波長の電磁波を放射するヒータを使用し、前記非接触加熱体による前記記録材上の加熱領域の単位面積あたりの前記ヒータの消費電力が、0.03W/mm以下であることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記ヒータの周辺に、前記電磁波を前記記録材の方向に反射させる反射部材を備え、前記反射部材は、前記電磁波を前記記録材上に焦点を結ばない平行波として反射させる形状であることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記ヒータに開閉可能なシャッタと、前記シャッタを開閉動作するためのシャッタ開閉動作駆動源とを備え、前記ヒータによる前記記録材の加熱量を前記シャッタ機構の開閉により制御するための制御手段を有することを特徴とする請求項2または3記載の定着装置。
  5. 前記シャッタは、前記シャッタ開閉動作駆動源とは独立して常に閉じる方向に力が作用し、前記シャッタの開閉動作異常時には前記シャッタが自動で閉じることを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 前記ヒータは、印刷開始から所定時間経過後に前記ヒータの加熱を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項2または3記載の定着装置。
  7. 前記接触加熱体は、当該接触加熱体の温度を制御する温度センサを備え、前記温度センサは前記非接触加熱体の接触加熱体上の加熱領域外に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102033476A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 精工爱普生株式会社 定影装置以及图像形成装置

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