JPS59203155A - 建築物の壁構造 - Google Patents
建築物の壁構造Info
- Publication number
- JPS59203155A JPS59203155A JP7858683A JP7858683A JPS59203155A JP S59203155 A JPS59203155 A JP S59203155A JP 7858683 A JP7858683 A JP 7858683A JP 7858683 A JP7858683 A JP 7858683A JP S59203155 A JPS59203155 A JP S59203155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulation
- wall structure
- heat insulating
- clapboard
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
を形成した際K、外壁に断熱性、施工性、防水性、耐食
、耐結露防止のためのエアサイクル構造を具備した外壁
に関する。
、耐結露防止のためのエアサイクル構造を具備した外壁
に関する。
一般に建築物の外壁、特に乾式1法における住下見板張
りにおいては、下地とパネル裏面間に3角形の空間が形
成され、またコーナ部は一本の出隅で縦方向を連結し、
パネルとの接合部は鋸歯状に切り欠いた形状となってい
た。そして、との種壁においては、前記した3角形の空
間に断熱材を充填して閉塞した構造の壁、例えば特開昭
55 14286]号が知られている。しかし、パネ
ル自体が薄い金属板であったり、下地が防水性にすぐれ
ている際には、逆に前記3角形空間をエアサイクル用循
環路として機能させ、結露防止、防錆、湿度コントロー
ルを図り、構成相の耐久性を向上させることが望まれて
いた。また、前記3角形空間にマツチした断熱材の成形
、および施工は製作誤差、装着ズレ等のため、納まりよ
く仕上げることが困難であった。勿論、1枚づつ施工す
るため、作業能率が低く、しかもコストが増大する不利
があった。さらに、断熱材は相互に重合されていないた
め、壁全体の断熱性に欠ける不利があった。
りにおいては、下地とパネル裏面間に3角形の空間が形
成され、またコーナ部は一本の出隅で縦方向を連結し、
パネルとの接合部は鋸歯状に切り欠いた形状となってい
た。そして、との種壁においては、前記した3角形の空
間に断熱材を充填して閉塞した構造の壁、例えば特開昭
55 14286]号が知られている。しかし、パネ
ル自体が薄い金属板であったり、下地が防水性にすぐれ
ている際には、逆に前記3角形空間をエアサイクル用循
環路として機能させ、結露防止、防錆、湿度コントロー
ルを図り、構成相の耐久性を向上させることが望まれて
いた。また、前記3角形空間にマツチした断熱材の成形
、および施工は製作誤差、装着ズレ等のため、納まりよ
く仕上げることが困難であった。勿論、1枚づつ施工す
るため、作業能率が低く、しかもコストが増大する不利
があった。さらに、断熱材は相互に重合されていないた
め、壁全体の断熱性に欠ける不利があった。
本発明はこのような欠点を除去するため、断熱材とパイ
、ルを一体化すると共に、断熱材の一部を突出させて断
熱材同士を相互に重合させ、しかも前記した3角形空間
を維持しつつ、壁コーナ部からエアサイクルする構成と
して壁の耐候性、防湿、防水性、および結露防止と高能
率で施工できる建築物の壁構造を提案するものである。
、ルを一体化すると共に、断熱材の一部を突出させて断
熱材同士を相互に重合させ、しかも前記した3角形空間
を維持しつつ、壁コーナ部からエアサイクルする構成と
して壁の耐候性、防湿、防水性、および結露防止と高能
率で施工できる建築物の壁構造を提案するものである。
以下に図面を用いて本発明に係る建築物の壁構造の一実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
第1図は上記壁構造を示す斜視図であり、1は断熱材付
下見板(以下、単に下見板という)で第2図(a)、(
blまたは(c)のように形成されている。すなわち、
下見板1は断熱材2とパネル3を一体に形成すると共に
、断熱材2の一端、特にパネル3の上端となる位置から
△lだけ突出した、所謂重合用の突出部4乞具備するよ
って構成したものである。さらに説明すると、断熱材2
は合成樹脂発泡体、例えばポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアヌレートフオーム、フェノールフオーム単体、
モジくは片面、あるいは両面てアスベスト紙、クラフト
紙、金属箔(Fe、A1.Pb )、アスファルトフェ
ルト等の面材兼補強材を一体に貼着した構造からなり、
厚さ先は5〜20朋、大きさは幅(W)×長さくL)の
久巨形状である。なお、断熱材2とパネル3の一体化は
接着剤を用いる方法、もしくは現場発泡方式のいずれか
の方法により行なう。また、パネル3は上端となる部分
に(a)、tbt図ではコ字状の係合部5、fc1図で
はフック状の係合部5aを設け、下端には(a)、fb
1図でフック状の係止部6、(c)図でコ字状の係止部
6aを有するものである。さらに、パネル3の左右端に
は雄、雌型連結部7.8を具備させたものである。
下見板(以下、単に下見板という)で第2図(a)、(
blまたは(c)のように形成されている。すなわち、
下見板1は断熱材2とパネル3を一体に形成すると共に
、断熱材2の一端、特にパネル3の上端となる位置から
△lだけ突出した、所謂重合用の突出部4乞具備するよ
って構成したものである。さらに説明すると、断熱材2
は合成樹脂発泡体、例えばポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアヌレートフオーム、フェノールフオーム単体、
モジくは片面、あるいは両面てアスベスト紙、クラフト
紙、金属箔(Fe、A1.Pb )、アスファルトフェ
ルト等の面材兼補強材を一体に貼着した構造からなり、
厚さ先は5〜20朋、大きさは幅(W)×長さくL)の
久巨形状である。なお、断熱材2とパネル3の一体化は
接着剤を用いる方法、もしくは現場発泡方式のいずれか
の方法により行なう。また、パネル3は上端となる部分
に(a)、tbt図ではコ字状の係合部5、fc1図で
はフック状の係合部5aを設け、下端には(a)、fb
1図でフック状の係止部6、(c)図でコ字状の係止部
6aを有するものである。さらに、パネル3の左右端に
は雄、雌型連結部7.8を具備させたものである。
9は隅部材で第3図に示す形状であり、台形なθ−90
°に折り曲げて2つの化粧面1o、11を形成し、一端
にL字状断面の係合部12.13を外側に折り曲げ相対
する他端にフック状の係止部14.15を内側に折り曲
げてなり、また化粧面の左右端には内側に折り曲げた屈
曲部16.17を有するものである。さらに、18.1
9は切り欠き部で切り欠き部18は折り曲げ加工を容易
にするためのものであり、切り欠き部19は隅部のエア
サイクル用通気口、および雨水の外部への流出口として
機能すると共に、加工性をより容易に行なうためである
。2oは3角形空間で下地21と下見板1の裏面間に形
成されるものであり、これは壁のエアサイクル、調湿機
能、結露防止、および耐久性を向上させるためのもので
ある。下地21は防水層22と断熱層23とシート状物
24とを一体に形成した複合板であり、下見板1の防水
性、断熱性ある下地として機能させるものである。なお
、防水層22はシージングインシュレーンヨンボード、
アスファルトフェルト等であり、断熱層23は腐食しな
い独立気泡組織の合成樹脂発泡体からなり、シート状物
24はクラフト紙、アスベスト紙、金属箔等の1種以上
からなるものである。25は主柱、26は間柱、27は
吊子であり、28は土台である。
°に折り曲げて2つの化粧面1o、11を形成し、一端
にL字状断面の係合部12.13を外側に折り曲げ相対
する他端にフック状の係止部14.15を内側に折り曲
げてなり、また化粧面の左右端には内側に折り曲げた屈
曲部16.17を有するものである。さらに、18.1
9は切り欠き部で切り欠き部18は折り曲げ加工を容易
にするためのものであり、切り欠き部19は隅部のエア
サイクル用通気口、および雨水の外部への流出口として
機能すると共に、加工性をより容易に行なうためである
。2oは3角形空間で下地21と下見板1の裏面間に形
成されるものであり、これは壁のエアサイクル、調湿機
能、結露防止、および耐久性を向上させるためのもので
ある。下地21は防水層22と断熱層23とシート状物
24とを一体に形成した複合板であり、下見板1の防水
性、断熱性ある下地として機能させるものである。なお
、防水層22はシージングインシュレーンヨンボード、
アスファルトフェルト等であり、断熱層23は腐食しな
い独立気泡組織の合成樹脂発泡体からなり、シート状物
24はクラフト紙、アスベスト紙、金属箔等の1種以上
からなるものである。25は主柱、26は間柱、27は
吊子であり、28は土台である。
次に施工例につき説明すると、いま主柱25 ′間
柱26上に下地21が固設されていると仮定する。そこ
で、土台28端から桁に向って、第2図(b)に示す下
見板】を順次係合して第4図に示す断面(第1図1−1
線による切断面)に形成する。また、下見板1の左右端
の連結部は第1図■−■線で切断した、所謂第5図に示
す断面となる。さらに、コーナ部は第1図1−1線で切
断した、所謂第6図に示す断面となるものである。
柱26上に下地21が固設されていると仮定する。そこ
で、土台28端から桁に向って、第2図(b)に示す下
見板】を順次係合して第4図に示す断面(第1図1−1
線による切断面)に形成する。また、下見板1の左右端
の連結部は第1図■−■線で切断した、所謂第5図に示
す断面となる。さらに、コーナ部は第1図1−1線で切
断した、所謂第6図に示す断面となるものである。
以上説明したのは本発明に係る建築物の壁構造の一実施
例にすきず、パネル3、隅部材9をエンボス加工部材で
形成したり、第7図に示すように下見板1、隅部材9の
装着順序を逆に装着することも可能である。
例にすきず、パネル3、隅部材9をエンボス加工部材で
形成したり、第7図に示すように下見板1、隅部材9の
装着順序を逆に装着することも可能である。
上述したように、本発明に係る建築物の壁構造のように
構成すれば、下見板張りにおいて断熱材自体が相互に重
合しているため断熱性にすぐれた特徴がある。また、下
見板と下地間に形成される3角形空間と隅部材の切り欠
きを連通化することによりエアサイクルを行ない結露防
止、−少よび調湿機能を発揮させて、下地の腐食、錆を
阻止する特徴がある。
構成すれば、下見板張りにおいて断熱材自体が相互に重
合しているため断熱性にすぐれた特徴がある。また、下
見板と下地間に形成される3角形空間と隅部材の切り欠
きを連通化することによりエアサイクルを行ない結露防
止、−少よび調湿機能を発揮させて、下地の腐食、錆を
阻止する特徴がある。
さらに、隅部材の切り欠きはパネルと隅部材間から漏洩
した雨水をこれら部材の係合部に貯留することなく外部
へ流下するため防錆できる特徴がある。また、装着、施
工はきわめて簡単であり、しかも隅部も段差が十分に現
われるため美しい外観と納まりよい仕上げとなる特徴が
ある。
した雨水をこれら部材の係合部に貯留することなく外部
へ流下するため防錆できる特徴がある。また、装着、施
工はきわめて簡単であり、しかも隅部も段差が十分に現
われるため美しい外観と納まりよい仕上げとなる特徴が
ある。
第1図は本発明に係る建築物の壁構造の一部を示す斜視
図、第2図(a1〜(Qlは断熱材付下見板の一例を示
す斜視図、第3図は隅部材を示す斜視図、第4図は第1
図1−1線における切断面図、第5図は第1図■−■線
における端面図、第6図は第1図ト」線における切断面
図、第7図はその他の装着例を示す説明図である。 111.断熱材付下見板、 291.断熱材、 390.パネル、 900.隅部材。 雰 / 図 易 2 図 (a) 第 2 図 (C) 第 3 図 第 4 図 不 5 閉
図、第2図(a1〜(Qlは断熱材付下見板の一例を示
す斜視図、第3図は隅部材を示す斜視図、第4図は第1
図1−1線における切断面図、第5図は第1図■−■線
における端面図、第6図は第1図ト」線における切断面
図、第7図はその他の装着例を示す説明図である。 111.断熱材付下見板、 291.断熱材、 390.パネル、 900.隅部材。 雰 / 図 易 2 図 (a) 第 2 図 (C) 第 3 図 第 4 図 不 5 閉
Claims (2)
- (1)断熱利がパイ・ルの上端から突出した断熱材付下
見板を該下見板と下地との間に3角形の空間を形成する
と共に、下段の断熱材の突出部に上段の断熱材付下見板
の断熱材が直接に重合するように上下方向を連結し、ま
た断熱材付下見板の左右方向は雄部の係合構造に連結す
ると共に、コーナ部を直角なV字状隅部材で連結したこ
とを特徴とする建築物の壁構造。 - (2)内部相の下端にエアサイクル、および雨水等を外
部へ流下する切り欠き部が形成されている特許請求の範
囲第1項記載の建築物の壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7858683A JPS59203155A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 建築物の壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7858683A JPS59203155A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 建築物の壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203155A true JPS59203155A (ja) | 1984-11-17 |
JPH0331857B2 JPH0331857B2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=13666010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7858683A Granted JPS59203155A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 建築物の壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019002129A (ja) * | 2017-06-09 | 2019-01-10 | ケイミュー株式会社 | 出隅構造及びこれに用いられる出隅部材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345728U (ja) * | 1976-09-24 | 1978-04-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345728B2 (ja) * | 1972-11-17 | 1978-12-08 |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP7858683A patent/JPS59203155A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345728U (ja) * | 1976-09-24 | 1978-04-19 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019002129A (ja) * | 2017-06-09 | 2019-01-10 | ケイミュー株式会社 | 出隅構造及びこれに用いられる出隅部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331857B2 (ja) | 1991-05-08 |
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